JPH0747717A - カラープリンタ装置 - Google Patents

カラープリンタ装置

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JPH0747717A
JPH0747717A JP5195697A JP19569793A JPH0747717A JP H0747717 A JPH0747717 A JP H0747717A JP 5195697 A JP5195697 A JP 5195697A JP 19569793 A JP19569793 A JP 19569793A JP H0747717 A JPH0747717 A JP H0747717A
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color image
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Shoichi Koyama
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カラープリンタ装置での偽造防止を実現す
る。 【構成】 カラー画像データを9ライン分ラインメモリ
25〜33に入力する。このカラー画像データを二値化
して11画素×9ライン分のデータをシフトレジスタ3
4〜42に入力する。この11画素×9ライン分のデー
タを17の小領域に分けてその各々の領域の特徴をパラ
メータ化する。これを、特定画像の特徴を表すパラメー
タと論理回路を用いて比較して、11画素×9ライン分
のデータが特定画像の特徴の一部を表しているかどうか
を判断する。このような処理をカラー画像データの入力
時に逐次的に行って、その後、最終的にカラー画像デー
タに特定画像が含まれているがどうかを判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラープリンタ装置に関
し、特に、外部機器から送出されてくるカラー画像デー
タによる、例えば、紙幣や有価証券などの偽造行為を検
出し、偽造防止ができるカラープリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種コンピュータの性能の向上や
普及に伴い、プリンタ等の画像出力装置も大幅な進歩を
遂げている。しかしながら、現在のような情報化社会に
おいては、従来の白黒の出力画像だけではなく、モノカ
ラーや2色画像、あるいは多色画像であるフルカラー画
像などの出力画像の必要性も徐々に増加している。
【0003】カラー出力画像の技術としては、銀塩方
式、感熱方式、電子写真方式、静電記録方式、インクジ
ェット方式、バブルジェット方式など、これら以外にも
多数の技術がある。カラーの出力画像は写真や印刷物
(本、広告等)などで良く使われれいる。従来印刷物の
様なカラー画像は設備やコストの面で個人で自由に扱う
ことができなかった。しかし、前述したようにコンピュ
ータの普及に伴い、カラー画像はより身近に取り扱える
ようになった。さらに画像出力のためのプリンタ等の画
像記録装置も大幅に進歩し、非常に品質の良い出力画像
を得られるようになった。そのため現在では、誰でも簡
単にカラー画像が取り扱えるようになりつつある。
【0004】このような技術の進歩により、手軽に普通
の用紙にカラー画像が出力できるようになっているた
め、このような技術の産物であるカラー複写機やカラー
プリンタ装置が複製が法的に許されていないもの、例え
ば、紙幣、有価証券、切手、収入印紙等の偽造に使用さ
れることも充分に考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら現在のと
ころ、カラー複写機には偽造防止機能が組み込まれたも
のが市場にでてきているがカラープリンタ装置には以下
に述べる理由によってカラー複写機と同じ偽造防止機能
を組み込むことは困難であった。 (1)画像原稿を光学的に走査して読み込むスキャナや
読み込んだ画像データを格納するフレームメモリを備え
ている訳ではないので、一度読み込んだ画像データ全体
を所定の参照画像と比較して、偽造行為を検出するに
は、偽造行為検出のために特別のフレームメモリを備え
る必要がある。しかし、それは装置のコストアップにつ
ながるので、技術的に可能でも、価格競争力の点からこ
うした方法をとる訳にはいかない。 (2)フレームメモリに格納した後に所定の参照画像と
比較することは、プリンティング速度を低下させてしま
う。これは、対価格性能比の低下になる。従って、カラ
ープリンタ装置の場合は以上のような問題点を解決した
偽造防止機能を組み込むことが望まれていた。
【0006】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、プリンティング速度を低下させずに、かつ、大きな
メモリを必要とせずに、偽造行為を防止できるカラープ
リンタ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のカラープリンタ装置は以下のような構成から
なる。即ち、外部装置からカラー画像信号を受信してカ
ラー画像を形成し出力するカラープリンタ装置であっ
て、前記カラー画像信号を入力して所定量バッファする
入力バッファ手段と、前記バッファ手段によってバッフ
ァされたカラー画像信号を複数に分割して、前記分割さ
れたカラー画像信号ごとに画像の特徴をパラメータ化す
るパラメータ化手段と、前記パラメータ化手段によって
パラメータ化された画像の特徴と、パラメータ化された
所定画像の特徴を比較する比較手段と、前記比較手段に
よる比較結果に基づいて、前記入力されたカラー画像信
号が前記所定画像の特徴を含んでいるどうかを判別する
判別手段と、前記判別手段による判別結果に基づいて、
前記入力されたカラー画像信号によって形成されるカラ
ー画像をそのまま出力しないように抑止する抑止手段と
を有し、前記パラメータ化手段による画像の特徴のパラ
メータ化と、前記比較手段による比較と、前記判別手段
による判別は、前記入力バッファ手段へのカラー画像信
号の入力時に逐次的に行うことを特徴とするカラープリ
ンタ装置を備える。
【0008】また他の発明によれば、外部装置からカラ
ー画像信号を受信してカラー画像を形成し出力するカラ
ープリンタ装置であって、前記カラー画像信号に基づい
てカラー画像形成を行う画像形成手段と、前記画像形成
手段によって形成されたカラー画像を記録媒体上に転写
する転写手段と、前記転写手段によってカラー画像が転
写された記録媒体上に光を照射し、前記光の反射光を受
光して、前記カラー画像の特徴を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記カラー画像の特徴
と、パラメータ化された所定画像の特徴を比較する比較
手段と、前記比較手段による比較結果に基づいて、前記
入力されたカラー画像信号が前記所定画像の特徴を含ん
でいるどうかを判別する判別手段と、前記判別手段によ
る判別結果に基づいて、前記記録媒体に転写されたカラ
ー画像がそのまま出力されないように抑止する抑止手段
とを有することを特徴とするカラープリンタ装置を備え
る。
【0009】
【作用】以上の構成により本発明はカラー画像データが
入力されるときに、逐次、入力カラー画像信号を複数に
分割して分割された信号ごとに画像の特徴をパラメータ
化して、これによって得られたパラメータとパラメータ
化された所定画像の特徴を比較し、その比較結果に基づ
いて入力されたカラー画像信号が所定画像の特徴を含ん
でいるどうかを判別し、最終的に、その判別結果に基づ
いて、入力されたカラー画像信号によって形成されるカ
ラー画像をそのまま出力しないように抑止する。
【0010】また他の発明によれば、記録媒体上に転写
されたカラー画像からその特徴を取得し、その特徴とパ
ラメータ化された所定画像の特徴を比較し、その比較結
果に基づいて、入力されたカラー画像信号が所定画像の
特徴を含んでいるかどうかを判別し、その判別結果によ
って記録媒体に転写されたカラー画像がそのまま出力さ
れないように抑止する。
【0011】
【実施例】以下添付図面を参照して本発明の好適な実施
例を詳細に説明する。
【0012】図1は本発明の代表的な実施例である電子
写真方式のカラーレーザビームプリンタの構造を示す側
断面図である。図1に示す装置において、給紙部101
から給紙された用紙102はその先端をグリッパ103
fにより狭持されて、転写ドラム103の外周に保持さ
れる。像担持体(以下、感光ドラムという)100に、
光学ユニット107より各色に形成された潜像は、各色
現像器Dy,Dc,Db,Dnにより現像化されて、転
写ドラム外周の用紙に複数回転写されて、他色画像が形
成される。その後、用紙102は転写ドラム103より
分離されて、定着ユニット104で定着され、排紙部1
05より排紙トレー部106に排出される。
【0013】ここで各色の現像器Dy,Dc,Db,D
nは、その両端に回転支軸を有し、各々がその軸を中心
に回転可能に現像器選択機構部108に保持される。こ
れによって、各現像器Dy,Dc,Db,Dnは、図1
に示すように、現像器選択のために現像器選択機構部1
08が回転軸110を中心にして回転しても、その姿勢
を一定に維持できる。選択された現像器が現像位置に移
動後、現像器選択機構部108は現像器と一体で支点1
09bを中心にして、選択機構保持フレーム109をソ
レノイド109aにより感光ドラム100方向へ引っ張
られ、感光ドラム100方向へ移動する。
【0014】次に、上記構成のカラーレーザビームプリ
ンタのカラー画像形成動作について具体的に説明する。
【0015】まず、帯電器111によって感光ドラム1
が所定の極性に均一に帯電され、レーザビーム光Lによ
る露光によって感光ドラム100上に、例えば、M(マ
ゼンタ)色の潜像がM(マゼンタ)色の現像器Dmによ
り現像され、感光体ドラム100上にM(マゼンタ)色
の第1のトナー像が形成される。一方、所定のタイミン
グで転写紙Pが給紙され、トナーと反対極性(例えばプ
ラス極性)の転写バイアス電圧(+1.8kV)が転写
ドラム103に印加され、感光体ドラム100上の第1
トナー像が転写紙Pに転写されると共に、転写紙Pが転
写ドラム103の表面に静電吸着される。その後、感光
ドラム100はクリーナー112によって残留するM
(マゼンタ)色トナーが除去され、次の色の潜像形成及
び現像行程に備える。
【0016】次に、感光体ドラム100上にレーザビー
ム光LによりC(シアン)色の第2の潜像が形成され、
次いでC(シアン)色の現像器Dcにより感光体ドラム
1上の第2の潜像が現像されてC(シアン)色の第2の
トナー像が形成される。そして、C(シアン)色の第2
のトナー像は、先に転写紙Pに転写されたM(マゼン
タ)色の第1のトナー像の位置に合わせて転写紙Pに転
写される。この2色目のトナー像の転写においては、転
写紙Pが転写部に達する直前に、転写ドラム103に+
2.1kVバイアス電圧が印加される。
【0017】同様にして、Y(イエロ)色、K(ブラッ
ク)色の第3、第4の潜像が感光体ドラム100上に順
次形成され、それぞれが現像器Dy,Dbによって順次
現像され、転写紙Pに先に転写されたトナー像と位置合
わせされてY(イエロ)色、Bk(ブラック)色の第
3、第4の各トナー像が順次転写される。このようにし
て転写紙P上に4色のトナー像が重なった状態で形成さ
れることになる。これら3色目、4色目のトナー像の転
写においては、転写紙が転写部に達する直前に転写ドラ
ム103にそれぞれ+2.5kV,+3.0kVのバイ
アス電圧画印加される。
【0018】このように各色のトナー像の転写を行うご
とに転写バイアス電圧を高くしていくのは、転写効率の
低下を防止するためのものである。この転写効率の低下
の主な原因は、転写紙が転写後に感光ドラム100から
離れる時に、気中放電により転写紙の表面が転写バイア
ス電圧と逆極性に帯電し(転写紙を担持している転写ド
ラム表面も若干帯電する)、この帯電電荷が転写ごとに
蓄積されて転写バイアス電圧が一定であると転写ごとに
転写電界が低下していくことにある。
【0019】上記4色目の転写の際に、転写紙先端が転
写開始位置に達したときに(直前直後を含む)、実効交
流電圧5.5kV(周波数は500Hz)に、第4のト
ナー像の転写時に印加された転写バイアスと同極性でか
つ同電位の直流バイアス電圧+3.0kVを重畳させて
帯電器111に印加する。このように4色目の転写の際
に、転写紙先端が転写開始位置に達したときに帯電器1
11を動作させるのは転写ムラを防止するためのもので
ある。特にフルカラー画像の転写においては僅かな転写
ムラが発生しても色の違いとして目立ちやすいので、上
述したように帯電器111に所要のバイアス電圧を印加
して放電動作を行わせることが必要となる。
【0020】この後、4色のトナー像が重畳転写された
転写紙Pの先端部が分離位置に近づくと、分離爪113
が接近してその先端が転写ドラム103の表面に接触
し、転写紙Pを転写ドラム103から分離させる。分離
爪113の先端は転写ドラム表面との接触状態を保ち、
その後転写ドラム103から離れて元の位置に戻る。帯
電器111は、上記のように転写紙の先端が最終色(第
4色目)の転写開始位置に達したときから転写紙後端が
転写ドラム111を離れるまで作動して転写紙上の蓄積
電荷(トナーと反対極性)を除電し、分離爪113によ
る転写紙の分離を容易にすると共に、分離時の気中放電
を減少させる。なお、転写紙の後端が転写終了位置(感
光ドラム100と転写ドラム103とが形成するニップ
部の出口)に達したときに、転写ドラム103に印加す
る転写バイアス電圧をオフ(接地電位)にする。これと
同時に、帯電器111に印加していたバイアス電圧をオ
フにする。次に、分離された転写紙Pは定着器104に
搬送され、ここで転写紙上のトナー像が定着されて排紙
トレイ106上に排出される。
【0021】この装置は入力データとしては、コンピュ
ータで生成するカラー画像データ(例えば、RGB成分
で表現されるデータ)や、他の画像データ生成装置(ス
チル画像レコーダなど)で生成し何かの記憶媒体に格納
した画像データなどが考えられる。
【0022】本実施例のカラーレーザビームプリンタ
は、以上のような画像形成過程を経て300ドット/イ
ンチ(dpi)の解像度で画像出力を行う。
【0023】この場合、文字や図形は、図2に示すよう
に、各色について300ドット/インチの格子上に配置
される位置に出力される任意の幅を持つ色の部分(●
印)と残りの白い部分(○印)により構成される(ここ
では、特定画像として認識すべき文字の部分を●印で表
わしている)。図2はアルファベット文字の『a』の画
像データパターンを示している。
【0024】本実施例では、図3に示すように出力しよ
うとする画素A(以下、この画素を注目画素と呼ぶ)に
対して、注目画素を囲む領域S(ここでは主走査方向1
1画素×副走査方向9画素とする)の画像データの特徴
を調べる。
【0025】以下、その特徴抽出についてさらに具体的
に説明する。
【0026】図2に示した解像度300dpiのアルフ
ァベット文字『a』の画像データ群のうち、注目画素A
とその注目画素を囲む領域Sの画像データを一時メモリ
(不図示)に格納する。これによって、図4に示すよう
なドット情報が記憶される。その後、領域S内の画像デ
ータ群の特徴を、予め用意してある領域Sと同一サイズ
(11画素×9画素)の複数の画像データ群と比較す
る。
【0027】図5は300dpiの解像度を有する本実
施例のレーザビームプリンタに適応したプリンタエンジ
ン部の入力部に設けられた特定画像の認識を行う回路の
構成を示すブロック図である。
【0028】図5において、25〜33はラインメモリ
であり、入力される画像形成信号VDOをクロック信号
VCLKに同期して順次シフトさせながら記憶し、各ラ
インメモリはラインメモリ25→ラインメモリ26→ラ
インメモリ27→…→ラインメモリ33の順に連結され
ていて副走査方向に対して9ライン分の主走査長のドッ
ト情報を記憶する。34〜42はシフトレジスタで、各
シフトレジスタ34〜42は各ラインメモリ25〜33
に対応して、各ラインメモリからの出力を入力する。各
シフトレジスタは、図5に示すように、各レジスタ部1
a〜1k,2a〜2k,3a〜3k,…,9a〜9kの
主走査方向11画素×副走査方向9ラインのマトリクス
メモリを構成する。そのマトリクスメモリのうち、中央
部のレジスタ部5fにセットされる画素を注目画素とし
て定義する。
【0029】さて、一般にカラー画像を取り扱うとき、
各色成分の各画素のデータ値は、少なくとも2値以上の
階調数を持っている。2値画像については、特定画像の
検出の為の特徴抽出のために、そのままの画像データを
用いることができる。しかしながら、多値画像である場
合には、ある程度の閾値によってその多値画像を二値化
して特定画像の検出のための特徴抽出を行わなければな
らない。
【0030】図6は、1画素の1つの色成分が8ビッ
ト、即ち、0〜255の256階調で表現される多値の
カラー画像のある色成分の濃度分布を示す図である。図
6に示すように、0〜255の濃度値に対して、画像の
各画素のデータ(濃度値)は、一般にはある広がりをも
って分布する。しかし、ある特徴的な画像について同様
な濃度分布を考えると、その分布はその画像の特徴を表
す特徴的なものとなることが予想される。例えば、図6
のa,bで示すような濃度値の閉区間にピークが現れる
ような濃度分布が考えられる。このように、ある閉区間
の濃度に注目して画像の特徴を表現することができる。
【0031】それで本実施例では、入力したカラー画像
データの各色成分各画素に関し、図6中のa−b(もち
ろんa,bの値そのものは任意に設定可能である)の間
のデータ値を“1”とし、それ以外の部分のデータ値を
“0”とするように、入力画像データについて2値化を
行う。
【0032】従って本実施例のカラーレーザビームプリ
ンタでは、ラインメモリ25〜33からシフトレジスタ
34〜42にカラー画像データを出力するとき、偽造行
為検出のための基準となる特定画像の色味を考慮して各
色成分ごとに適当な閾値、或は、範囲を定めて、そのカ
ラー画像データを二値化してシフトレジスタ34〜42
に出力する。このために、ラインメモリ25〜33各々
には、そのための二値化回路(不図示)が備えられる。
だたし、実際のカラープリント出力のためには、カラー
画像データは二値化されずに、そのまま出力される。
【0033】43は特定画像の認識のためにマトリクス
メモリ内に記憶されたデータの特徴を検出して特定画像
であるかどうかの判定を行う処理回路である。処理回路
43は、シフトレジスタ34〜42の各レジスタ部1a
〜9kにセットされた99ビットを入力し、パラレル信
号MDTを出力する。パラレル信号MDTは、パラレル
シリアル変換回路44に入力される。パラレルシリアル
変換回路44は入力されたパラレル信号MDTをシリア
ル信号VDOMに変換した後、不図示のレーザドライバ
によりレーザを駆動する。
【0034】45はクロック発生回路であり、主走査方
向の同期を取るための水平同期信号BDを入力し、その
信号に同期したクロック信号としてクロック信号VCK
を発生する。シリアル信号VDOMは、クロックVCK
に同期して順次送出される。また、クロック信号VCK
は、マトリクスメモリからドットデータを処理回路43
に取り込む時の同期クロックとして用いる。
【0035】さて、プリンタコントローラから図5に示
す回路に対して300dpiの画像信号VDOが画像ク
ロック信号VCLKに同期して送信されてくると画像デ
ータは逐次ラインメモリ25〜33に記憶されると同時
に、シフトレジスタ34〜42にラインメモリ25〜3
3に記憶された画像データのうち主走査11画素×副走
査9画素のマトリクス情報を取り出す。その後、処理回
路43でそのマトリクス情報の特徴を検出し、検出され
た特徴に応じて予め用意してある特徴画像のマトリクス
情報と比較する。
【0036】従って、本実施例のカラーレーザビームプ
リンタには9ライン分の画像データを格納するラインメ
モリを設け、外部の画像データ入力時にそのラインメモ
リから11画素×9画素で構成されるマトリクスの画像
データを取り出し、順に、予め用意してある特徴画像の
マトリクス情報と一致しているかどうかを調べる。この
予め用意する特徴画像は紙幣や有価証券の全体を表現す
る画像ではなく、紙幣の中の比較的小さくてかつ特徴的
な部分、例えば、紙幣の金額を表す部分、認証印を表す
部分、発行者を表す部分、また、これらの部分画像のさ
らに特徴的な部分(例えば、ある特徴的な字体をもつ文
字のエッジ部分)などの画像を考える。本実施例におい
ては、その特徴画像は、従来のカラー複写機のようにメ
モリに格納するのではなく、論理回路によって、その特
徴画像を表現するように、装置を構成する。
【0037】次に、図7〜図8を参照して主走査方向1
1画素×副走査方向9画素のマトリクス領域からその全
領域に渡って画像パターンの特徴を抽出し、特定画像の
認識を行うべき画像パターンであるか否かを調べるため
の方法について説明する。
【0038】図7(a)は主走査方向11画素×副走査
方向9画素の参照領域を示す図である。図7(a)にお
いて、各画素を特定するために主走査方向にはa,b,
c,d,e,f,g,h,i,j,k,副走査方向には
1,2,3,4,5,6,7,8,9の符号を付して、
その2つの符号の組み合わせマトリクスで99個の各画
素を表わす。例えば、中心画素は5fで表わす。本実施例
では、その中心画素を特定画像の認識を行う領域の中心
として選んでいる。
【0039】図7(b)は、図7(a)の参照領域をX
1〜X8,Y1〜Y8,5fの17個の小領域に分割し、
その小領域各々がどの画素から構成されるかを示したも
のである。
【0040】ここで、小領域X1は3d,3e,3f,4d,4
e,4fの画素から、小領域X2は3f,3g,3h,4f,4g,4
hの画素から、小領域X3は6d,6e,6f,7d,7e,7fの
画素から、小領域X4は6f,6g,6h,7f,7g,7hの画素
から、小領域X5は3d,3e,4d,4e,5d,5eの画素か
ら、小領域X6は5d,5e,6d,6e,7d,7eの画素から、
小領域X7は3g,3h,4g,4h,5g,5hの画素から、
小領域X8は5g,5h,6g,6h,7g,7hの画素から構成さ
れる。
【0041】また、小領域Y1は1a,1b,1c,2a,2b,
2c,3a,3b,3cの画素から、小領域Y2は1d,1e,1f,
1g,1h,2d,2e,2f,2g,2hの画素から、小領域Y3は
1i,1j,1k,2i,2j,2k,3i,3j,3kの画素から、小領
域Y4は4i,4j,4k,5i,5j,5k,6i,6j,6kの画素か
ら、小領域Y5は7i,7j,7k,8i,8j,8k,9i,9j,9k
の画素から、小領域Y6は8d,8e,8f,8g,8h,9d,9
e,9f,9g,9hの画素から、小領域Y7は7a,7b,7c,8
a,8b,8c,9a,9b,9cの画素から、そして、小領域Y
8は4a,4b,4c,5a,5b,5c,6a,6b,6cの画素からそ
れぞれ構成される。このように参照領域は、6画素から
成る8個の小領域(X1〜X8)と、9画素から成る6
個の小領域(Y1,Y3,Y4,Y5,Y7,Y8)
と、10画素から成る2個の小領域(Y2,Y6)と中
心画素5fに分割される。まとめて見ると、小領域には図
8に示すような4つの種類71〜74があることがわか
る。
【0042】本実施例では各小領域の特徴はパラメータ
化(以下、これを特徴パラメータ(F)という)して定
量的に表わすことにする。このF値は各小領域に関して
得られるので、特定の小領域に関する特徴パラメータは
F(Xn)或はF(Yn)と記す。また、中心画素5fに
関する特徴はF(5f)と記す。
【0043】さて予め用意する特徴画像と11画素×9
画素で構成されるマトリクスの画像データ(以下、単に
入力画像という)との比較は、まず、全体的なイメージ
について概観的に調べられ、次に、入力したマトリクス
の画像が各小領域のどれと類似しているかが詳細に調べ
られる。
【0044】各小領域の特徴を示すパラメータF値(以
下、単に入力画像の特徴という)は、図9〜図10に示
す回路によって検出される。これらの回路には、図9〜
図10に示される画素に関連して二値化された画像デー
タが入力される。図9〜図10において、A1〜A16
は排他的論理(XOR)回路であり、XOR回路A1〜
A16は各小領域内の全画素信号に対して排他論理(入
力信号が全て同じ場合は出力を“0”とし、また入力信
号が互いに異なる場合は出力を“1”にする)をとる。
このようにして各小領域の特徴としてF(Xn)或はF
(Yn)が得られる。例えば、小領域X1内の全ての画
素が“0”或は“1”である時、小領域X1の特徴はF
(X1)=0であるが、一方、小領域X1内のいづれか
の画素が“1”である時、小領域X1の特徴はF(X
1)=1となる。
【0045】図11は特徴画像の認識のための回路構成
を示すブロック図である。図11において、F(X1)
〜F(X8),F(Y1)〜F(Y8)は図9〜図10
に示した回路で得られたデータとする。また、50はデ
ータマッチング部、51はデータメモリ、52は特定画
像認識部である。
【0046】まず、AND回路101には入力画像の特
徴がそのまま入力される。AND回路102にはその入
力画像の特徴と類似しているがわずかに特徴が異なる
(F(X2)のインバースが入力されている)パターン
が入力される。以下、AND回路103まで入力画像の
特徴と類似しているがわずかに特徴が異なるパターンが
入力される。このようにして、AND回路101〜10
3には入力画像の特徴とそれに類似する多くのパターン
が入力されることになる。そして、入力画像の特徴とま
ったく同じか、或は、類似する特徴があれば、AND回
路101〜103の出力は“1”となる。さらに、AN
D回路101〜103の出力はOR回路Q 100 に入力さ
れているので、AND回路101〜103の出力のいづ
れか1つが“1”となれば、OR回路Q100 の出力SS
1は“1”となる。さて、AND回路101〜103へ
の入力は入力画像の特徴と類似しているがわずかに特徴
が入力されるように論理回路を構成しているので、OR
回路Q100 の出力SS1が“1”であることは、全体的
な特徴として入力画像の特徴と類似な特徴が論理回路に
よって生成されたパターンに存在することを意味してい
る。
【0047】言い換えると、OR回路Q100 の出力SS
1が“1”であることは、入力画像の全体的な特徴に偽
造行為防止の対象となる画像の特徴があることを意味し
ている。
【0048】さて、AND回路111には小領域X1を
構成する2値化された画像データがそのまま入力され
る。AND回路111〜112には小領域X1を構成す
る2値化された画像データと類似する画像データのパタ
ーンが入力される。そして、小領域X1の二値化データ
とまったく同じか、或は、類似する特徴があれば、AN
D回路111〜113の出力は“1”となる。さらに、
AND回路111〜113の出力はOR回路Q1 に入力
されているので、AND回路111〜113の出力のい
づれか1つが“1”となれば、OR回路Q1 の出力S1
は“1”となる。このようにして入力画像の内の一部、
即ち、小領域X1に関して、類似な特徴が論理回路によ
って生成されたパターン(偽造行為防止の対象となる画
像の特徴)に存在するかどうかが調べられる。ここで、
OR回路Q1 の出力S1が“1”であることは、入力画
像の小領域X1の特徴に偽造行為防止の対象となる画像
の特徴があることを意味している。
【0049】以下、同様にして、小領域X2〜X8、Y
1〜Y8について偽造行為防止の対象となる画像の特徴
があるかどうかが調べられる。この結果、それぞれの小
領域で偽造行為防止の対象となる画像の特徴が検出され
た場合、OR回路Q1 〜Q16の出力S1〜S16は
“1”となる。
【0050】OR回路Q1 〜Q16の出力S1〜S16
は、AND回路Q1 '〜Q16 ' の一方の入力として入力さ
れる。また、もう一方の入力にはOR回路Q100 の出力
SS1が入力される。従って、入力画像の全体的な特徴
に偽造行為防止の対象となる画像の特徴があり、かつ、
それぞれの小領域で偽造行為防止の対象となる画像の特
徴が検出された場合、AND回路Q1 '〜Q16 ' の出力X
1′〜X8′、Y1′〜Y8′(これを比較結果とい
う)は“1”となる。
【0051】そして、その比較結果と入力画像の特徴と
OR回路Q100 の出力SS1とは、データマッチング部
50に入力される。
【0052】図12はデータマッチング部50の回路構
成とデータメモリ51の内部構成を示す図である。入力
画像の特徴(F(X1)〜F(X8)、F(Y1)〜F
(Y8))は各々、XOR回路Q17〜Q32の1つの
入力に入力され、比較結果(X1′〜X8′、Y1′〜
Y8′)はXOR回路Q17〜Q32のもう1つの入力
に入力される。そして、XOR回路Q17〜Q32の出
力は、トライステートバッファBF1〜BF16に入力
される。OR回路Q100 の出力SS1はインバータ20
0で逆転されて、トライステートバッファBF1〜BF
16のコントロール入力になる。従って、OR回路Q
100 の出力SS1が“1”のとき、即ち、入力画像の全
体的な特徴に偽造行為防止の対象となる画像の特徴があ
るとき、トライステートバッファBF1〜BF16の出
力(X1″〜X8″、Y1″〜Y8″)各々は、16ビ
ットのデータメモリ51のアドレスA0〜A15に出力
される。
【0053】ここまでの処理結果をまとめると、各小領
域に関して、ある色味をもち、かつ、特徴が類似してい
るならデータメモリ51に出力される認識結果の値は
“0”となるが、それ以外の場合には“1”となる。ま
た、トライステートバッファBF1〜BF16のコント
ロール入力が“1”の場合には、データメモリ51に出
力される値は“1”となるように制御される。
【0054】図13は特定画像認識部52の構成を示す
ブロック図である。特定画像認識部52の処理について
は、図14に示すフローチャートを参照して説明する。
【0055】まずステップS51ではデータメモリ51
に認識結果のデータ(P)を入力する。ステップS52
ではその認識結果のデータ(P)をデータメモリ51の
アドレスA0〜A15から読み出してカウンタ53へ入
力し、認識データの値が“0”であるものの個数をカウ
ントする。ステップS53では、カウントされた数
(N)をセレクタ54に入力し、予め設定していた特定
画像の確率を示す設定数(SN)と比較する。ここで、
N≧SNならば、セレクタ54の出力信号SS2が
“1”となり、その信号SS2がカウンタ55に入力さ
れる。そして、処理はステップS54に進み、カウンタ
55では出力信号SS2が“1”(イネーブル)となれ
ば、N≧SNを満足している入力画像の小領域の数をカ
ウントする。これに対して、N<SNならば、処理はス
テップS51に戻り、次の入力画像に関する認識結果を
データメモリ51に入力する。
【0056】ステップS55では新たな入力画像がある
かどうかを調べ、新たな入力画像があれば処理はステッ
プS51に戻り、新たな入力画像がないなら処理はステ
ップS56に進む。ステップS56では、カウントされ
た小領域総数の分布を調べて入力された画像に偽造行為
の対象となる特定画像が含まれているかどうかを判断す
る。即ち、カウントされた小領域が入力された画像全体
の領域の中で、どの領域にどれほどの数分布しているか
の2次元分布を調べ、さらにステップS57において、
特定画像存在の有無を判断する。ここで、特定画像であ
る確率が高いとき(その2次元分布が特定画像の分布に
似ているとき)には、処理はステップS58に進み、特
定画像情報部(不図示)のフラグをONにする。これに
対して、特定画像である確率が低いと判断された場合に
は処理はそのまま終了する。
【0057】以上の処理を各色成分ごとに行い、各色の
特定画像情報部のフラグの立った総数により、最終的に
特定画像の存在の有無を判断する。
【0058】この特定画像の判断は少なくとも、最終色
(一連のプリント行程の最後の色)のプリント出力行程
までに行い、これまでにプリント出力した画像の全面に
わたってに最終色(例えば、Bk(黒色トナー))の均
一なハーフトーン(灰色調)の画像をオーバラップして
出力するなどの処置を行い、認識された特定画像を出力
画像としないようにする。
【0059】しかしながら最終色のプリント行程終了後
に特定画像であると判断された場合には、逐次処理でプ
リント行程が実行されているために、全てのプリント出
力が終了しているので、もう1回最終色のプリント動作
を行いハーフトーン画像の出力処理を行って、前述と同
様に特定画像がそのまま出力されないようにする。
【0060】従って本実施例に従えば、入力するカラー
画像データを9ライン分のラインメモリに格納し、画像
データの入力時に11画素×9ラインの単位で入力画像
データが偽造行為防止の対象となる画像の特徴をもって
いるかどうかを調べて行き、が全色成分に関するプリン
ト工程が最終的に終了する前に、入力画像に偽造行為防
止の対象となる画像が含まれているかどうかを判断する
ことができる。また、実施例では、特定画像を記憶媒体
に格納しておいて画像データ全体が入力された後に比較
するという手順をとらず、9ライン単位に画像データが
入力されると、その入力画像データが偽造行為防止の対
象となる画像の特徴をもっているかどうかを論理回路に
よって高速にに判断するので、画像データ全体を格納す
るためのフレームメモリも不要で、かつ、プリンティン
グ性能に悪い影響を与えることもないという利点があ
る。
【0061】本実施例は偽造行為防止の対象となる画像
の認識のために、その画像の位置特定については特に言
及しなかったが、例えば、装置にビットマップメモリを
備えるならば、図15で示すようなビットマップ中で特
定画像の1つのパターンと入力画像が一致した時に、ビ
ットマップに対応した主走査方向の信号と、副走査方向
の信号のカウント数を座標として、これを座標データと
してメモリに格納し、各色のデータ入力が終了した後、
上述した認識結果に座標のデータを加えることで特定画
像の位置の認識を行うことができる。
【0062】なお本実施例の偽造行為防止の対象となる
画像の特徴検出は論理回路によって行ったが、プリンテ
ィング性能に悪い影響を与えない限り、その検出をプロ
グラムを用いて実行することも可能である。
【0063】また本実施例では画像データ9ライン分の
ラインメモリを備える構成としたが本発明はこれに限定
されるものではない。例えば、外部機器から送られてく
る各色の画像データごとにメモリに格納してもよい。
【0064】さらに本実施例では、主走査方向11画素
×副走査方向9画素を単位として偽造行為防止の対象と
なる画像の特徴抽出を行ったが本発明はこれに限定され
るものではなく、その単位以外の大きさでも無論よい。
【0065】
【他の実施例】前述の実施例ではカラーレーザビームプ
リンタのデータ入力部に画像データ9ライン分のライン
メモリを備え、そのラインメモリにデータが入力される
ごとに逐次、偽造行為防止の対象となる画像の特徴抽出
を行ったが、本実施例では図1に示す装置を共通の装置
として用い、その装置の転写ドラム103上にカラー画
像取り込み部を設け、そのカラー画像取り込み部から取
り込んだデータに基づいて、偽造行為防止の対象となる
画像の検出を行う場合について説明する。
【0066】図16は図1に示した装置にカラー画像取
り込み部150を設けた様子を示す図である。図16に
おいて、151は特定画像認識部である。カラー画像取
り込み部150は、感光ドラム100と現像器選択機構
部108によって転写ドラム103上の画像の転写が行
われた用紙102に赤外線を照射し、その反射光を転写
画像の色味情報として取り込む。
【0067】図17はカラー画像取り込み部150の構
成を示すブロック図である。図17(a)はカラー画像
取り込み部150を図16のa−a′に添って切断した
ときの断面図である。図17(a)において、赤外線発
光部200から出力された赤外線は用紙102に転写さ
れた画像で反射され、その反射光がレンズ201で集光
され受光部202へ入射する。図17(b)は線A−
A′と線B−B′を通る平面でカラー画像取り込み部1
50を切断したときの断面図である。図17(b)に示
されているように、赤外線発光部(LED)200とレ
ンズ201は転写ドラム103の回転軸に平行になるよ
うに(レーザ光の走査方向、即ち、主走査方向に平行
に)複数(m)個配置され、それと同じ数の受光部20
2が設けられている。図17(b)において、1個1個
の赤外線発光部(LED)は200−1、200−2、
…、200−mと参照番号を付している。受光部202
では入射赤外線の光量を測定し、転写画像の画像情報を
出力する。この情報は1個の赤外線発光部(LED)2
00ごとに得られ、1つのデータ当たり12ビットの画
像情報(D)として扱われ、特定画像認識部151に入
力される。従って、1ライン当たりm個の画像情報
(D)が得られる。この画像情報は、LEDの色感度特
性を考慮すると、赤い色味を表す情報である。
【0068】図18は、転写ドラム上にあって画像転写
が行われた用紙102とカラー画像取り込み部150の
画像取り込み位置の関係を示す図である。図18におい
て、H1,H2,H3,…, Hm (m:赤外線発光部(LE
D)の数)は、カラー画像取り込み部150の画像取り
込み位置を表し、カラー画像取り込み部150はその直
下の画像データを1ライン分読み込む。V1,V2,V3,
…, Vn は、副走査方向の画像データの読み込み位置を
示し、副走査方向V1 の位置の画像データの読み込みに
続いて、転写ドラム103の回転(図中の矢印方向)に
合わせて次には副走査方向V2 の位置の画像データが読
み込まれる。以下、V3,…, Vn と画像データの読み込
みが続く。このような読み込みを転写画像全体にわたっ
て行うことにより、特定画像認識のための情報が入力さ
れる。
【0069】図19は特定画像認識部151の回路構成
を示す図である。特定画像認識部151に入力される1
個の赤外線発光部(LED)200当たり12ビットの
画像情報(D)の内、最上位ビットをD11とし、最下位
ビットをD0 とすると、上位8ビット(D11〜D4 )を
特定画像の認識に用いる。下位4ビット(D3 〜D0
は、カラー画像取り込み部150での読み取り誤差が考
えられるため、その補正のため逐次上位ビットに付加す
るために用いる。
【0070】次に本実施例に従う特定画像の認識処理に
ついて、図19に示した特定画像認識部151の回路と
図20に示すフローチャートを参照して説明する。な
お、この処理は3つのトナー(シアン(C)、マゼンタ
(M)、イエロ(Y))を用いたプリント出力が終了し
た後に実行するものとする。
【0071】まず、ステップS101では、1ライン分
の画像情報(m個)をカラー画像取り込み部150から
入力する。入力されたm個の画像情報(D11〜D4
は、ステップS102で、偽造行為防止の対象となる画
像の特徴が検出されるかどうかを調べる。ステップS1
02の処理は、実際には入力されたm個の画像情報(D
11〜D4 )に基づき、その画像情報の色味と類似してい
て、かつ、偽造行為防止の対象となる画像の色味の特徴
をもつと考えられる多くのパターンを作り、そのパター
ンを論理回路で比較することによって実行する。
【0072】赤外線発光部(LED)200−1から得
られた画像情報(D11〜D4 )に関して、その情報の一
部のビットの値を逆転させて、その画像情報の色味と類
似する16のパターンを作り、これをAND回路に入力
して、そのパターンの値がすべて一致しているかどうか
を調べる。例えば、図19のAND回路B1 には、ビッ
トD7 〜D5 の値を逆転させたパターンが、AND回路
2 には、ビットD8,6,5 の値を逆転させたパター
ンが、そして、AND回路B16には、ビットD 8,7,
5 の値を逆転させたパターンが入力される。ここで、入
力されるパターンに偽造行為防止の対象となる画像の部
分的な色味に似たパターンがあれば、AND回路B1,
2,…, B16の少なくとも1つの出力は“1”となって、
これがOR回路P1 に入力される。その結果、OR回路
1 の出力は“1”となる。この場合、処理はステップ
S103に進む。
【0073】ステップS103において、16ビットカ
ウンタ152は、OR回路P1 の出力を入力端子CIN
から入力してその出力値が“1”である数をカウント
し、その結果を出力ビットQP(MSB) 〜QA(LSB) から
出力する。そして、そのカウント数が所定の値を越えた
なら、AND回路Q1の出力が“1”となる。AND回
路Q1の出力はフリップフロップ回路154に入力さ
れ、供給されるクロック(CLK)タイミングでf1
号として出力される。
【0074】このような処理により、赤外線発光部(L
ED)200−1から得られた画像情報(D11〜D4
に関して、その画像情報が表現する色味が偽造行為防止
の対象となる画像と一致しているなら、フリップフロッ
プ回路154の出力信号f1は“1”となる。
【0075】図19の回路図では、赤外線発光部(LE
D)200−mから得られる画像情報(D11〜D4 )に
関する論理回路であるAND回路Bm,Bm+1,…,
m+16、OR回路Pm 、16ビットカウンタ153、A
ND回路Qm 、フリップフロップ回路155とその出力
信号fm のみしか示していないが、同様の処理を赤外線
発光部(LED)200−2、…、200−mから得ら
れた画像情報に関しても実行する。
【0076】その結果、1ライン分の画像情報に関し
て、フリップフロップ回路の出力信号f1 〜fm が全て
“1”となれば、処理はステップS104において、A
ND回路R1によって、その出力FOUT1を“1”と
する。FOUT1=“1”の状態は、カラー画像取り込
み部150から得られた1ライン分の画像情報が偽造行
為防止の対象となる画像の特徴をもっていることを示し
ている。
【0077】処理ステップS104の後、或は、ステッ
プS102の比較において、入力された1ライン分の画
像情報が偽造行為防止の対象となる画像の特徴をもって
いないと判断された場合には、処理はステップS105
に進み、これ以上入力する画像情報があるかどうかを調
べる。ここで、入力する画像情報がある場合には処理は
ステップS101に戻って、次の画像情報をカラー画像
取り込み部150から入力して処理を繰り返す。これに
対して、もうこれ以上入力する画像情報がないと判断さ
れたなら処理を終了する。
【0078】このようにして、転写ドラム103の用紙
102に転写された画像(YMCトナーによって転写さ
れ定着直前の画像)に偽造行為防止の対象となる画像の
特徴があるかどうかが検出される。
【0079】最後に、AND回路R1の出力FOUT1
が“1”であることが検出された場合、最後のBk
(黒)トナーによるプリント出力動作の際に、Bk
(黒)トナーによって画像一面にわたって均一濃度でプ
リント動作を実行する。
【0080】従って本実施例に従えば、定着直前の実際
の画像から偽造行為防止の対象となる画像の特徴を検出
し、偽造行為を防止することができる。また本実施例の
場合プリンティング過程の最後で偽造行為防止の対象と
なる画像の特徴を検出を行うので、偽造行為の検出が装
置内部で行う種々の色変換や入力画像の色表現に左右さ
れないという利点がある。
【0081】なお、本実施例では3つの色のトナー
(C、M、Y)によるプリント動作終了後に偽造行為防
止の対象となる特定画像の検出を行う場合について説明
したが本発明はこれに限定されるものではない。例え
ば、図21のフローチャートに示すように各色のトナー
によるプリント動作のたびごとに、特定画像の検出を行
っても良い。
【0082】図21に示す処理を実行する場合には、カ
ラー画像取り込み部150には、各トナー色(C、M、
Y)に最適な波長帯の光を発光するLEDを発光部とし
て用い、このLEDが各トナー(C、M、Y)によるプ
リント動作に対応して切り替わるような構成を備える。
この点について、図21のフローチャートを参照して説
明する。なお、このフロチャートにおいて、図20です
でに説明したと同じ処理ステップについては同じ処理ス
テップ参照番号を付してあり、ここでの説明は省略す
る。
【0083】まず、ステップS201では実行するプリ
ント動作で用いるトナーが何かを調べる。そして、ステ
ップS202では、そのトナー色に応じて、カラー画像
取り込み部150で用いるLEDを切り替える。以下、
ステップS101〜S105の処理を行い、ステップS
203では、3つのトナー(C、M、Y)によるプリン
ト動作が終了したかどうかを調べる。ここで、プリント
動作が終了していない場合には、処理はステップS20
1に戻るが、プリント動作終了と判断された場合には処
理は終了する。
【0084】このような処理を行うと各トナー色に関し
て、偽造行為防止の対象となる画像の特徴があるかどう
かが検出される。この特徴は本実施例にならって各色に
関して、FOUTM、FOUTC、FOUTYと表す。
最後に、FOUTM、FOUTC、FOUTYの値を総
合的に調べ、全ての値が“1”であれば、偽造行為防止
の対象となる特定画像がプリントされていると判断し、
最後のBk(黒)トナーによるプリント出力動作の際
に、Bk(黒)トナーによって画像一面にわたって均一
濃度でプリント動作を実行し、特定画像の出力を防止す
る。
【0085】なお以上の2つの実施例では、300dp
iの解像度をもつカラーレーザビームプリンタについて
説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではな
い。例えば、200dpi、600dpi、1200d
piなど他の解像度をもつカラープリンタに本発明を適
用できることは言うまでもない。
【0086】また以上の2つの本実施例では、カラーレ
ーザービームプリンタを用いたが、本発明はこれに限定
されるものではなく、例えば、バブルジェットプリン
タ、ドットプリンタ等の他のカラープリンタに適用する
ことができる。
【0087】さらにまた本実施例では、主走査方向11
画素×副走査方向9画素を単位として偽造行為防止の対
象となる画像の特徴抽出を行ったが本発明はこれに限定
されるものではなく、その単位以外の大きさでも無論よ
い。
【0088】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても良いし、1つの機器から成る装置
に適用しても良い。また、本発明は、システム或は装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることはいうまでもない。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像データが入力されるときに、逐次、入力カラー画像信
号が表す画像の特徴のパラメータ化を行い、これによっ
て得られたパラメータとパラメータ化された所定画像の
特徴を比較し、その比較結果に基づいて入力されたカラ
ー画像信号が所定画像の特徴を含んでいるどうかを判別
して偽造防止の対象となる特定画像の認識を行うので、
入力画像全体を何か記憶媒体に格納して画像認識を行う
必要がない。従って、大容量の記憶媒体を用いることな
く、また、プリンティング性能を低下させることなく、
例えば、紙幣や有価証券、切手等を表す特定画像を認識
して偽造行為を防止することができる。
【0090】また他の発明によれば、記録媒体上に転写
されたカラー画像からその特徴を取得し、その特徴とパ
ラメータ化された所定画像の特徴を比較し、その比較結
果に基づいて、入力されたカラー画像信号が所定画像の
特徴を含んでいるかどうかを判別して偽造防止の対象と
なる特定の画像があるかどうかを調べるので、装置内部
で実行される種々の色変換や入力画像の色表現にかかわ
る特性に左右されずに、特定画像の認識を行って偽造行
為を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施例であるカラーレーザビ
ームプリンタの構成を示す側断面図である。
【図2】ドットデータで表わされたパターンの一部を示
す図である。
【図3】図2のドットパターンから参照領域として用い
る画像データ領域を示す図である。
【図4】11画素×9画素で構成する参照領域を示す図
である。
【図5】特定画像の認識を行う回路の全体構成を示すブ
ロック図である。
【図6】0〜255の256階調で表現される多値のカ
ラー画像のある色成分の濃度分布を示す図である。
【図7】主走査方向11画素×副走査方向9画素の参照
領域と、その参照領域を17個の小領域に分割した様子
を示す図である。
【図8】図7で示した小領域の種類を示す図である。
【図9】各小領域の特徴を示すパラメータF値の検出回
路を示す図である。
【図10】各小領域の特徴を示すパラメータF値の検出
回路を示す図である。
【図11】特徴画像の認識のための回路構成を示すブロ
ック図である。
【図12】データマッチング部50の回路構成とデータ
メモリ51の内部構成を示す図である。
【図13】特定画像認識部52の構成を示すブロック図
である。
【図14】特定画像認識部52の処理を示すフローチャ
ートである。
【図15】特徴画像の位置特定を行うビットマップを示
す図である。
【図16】図1に示した装置にカラー画像取り込み部1
50を設けた様子を示す図である。
【図17】カラー画像取り込み部150の構成を示すブ
ロック図である。
【図18】転写ドラム上にあって画像転写が行われた用
紙102とカラー画像取り込み部150の画像取り込み
位置の関係を示す図である。
【図19】特定画像認識部151の回路構成を示す図で
ある。
【図20】他の実施例に従う特定画像の認識処理を示す
フローチャートである。
【図21】各色トナーによるプリント動作ごとに特定画
像の認識を行う処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
25〜33 ラインメモリ 34〜42 シフトレジスタ 50 データマッチング回路 51 データメモリ 52 特定画像認識部 100 感光ドラム 101 給紙部 103 転写ドラム 104 定着器 105 排紙部 111 帯電器 112 クリーナ 150 カラー画像取り込み部 151 特定画像認識部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 1/00 G06F 15/64 E 8837−5L 15/70 460 Z

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置からカラー画像信号を受信して
    カラー画像を形成し出力するカラープリンタ装置であっ
    て、 前記カラー画像信号を入力して所定量バッファする入力
    バッファ手段と、 前記バッファ手段によってバッファされたカラー画像信
    号を複数に分割して、前記分割されたカラー画像信号ご
    とに画像の特徴をパラメータ化するパラメータ化手段
    と、 前記パラメータ化手段によってパラメータ化された画像
    の特徴と、パラメータ化された所定画像の特徴を比較す
    る比較手段と、 前記比較手段による比較結果に基づいて、前記入力され
    たカラー画像信号が前記所定画像の特徴を含んでいるど
    うかを判別する判別手段と、 前記判別手段による判別結果に基づいて、前記入力され
    たカラー画像信号によって形成されるカラー画像をその
    まま出力しないように抑止する抑止手段とを有し、 前記パラメータ化手段による画像の特徴のパラメータ化
    と、前記比較手段による比較と、前記判別手段による判
    別は、前記入力バッファ手段へのカラー画像信号の入力
    時に逐次的に行うことを特徴とするカラープリンタ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記所定画像の特徴とは、紙幣、有価証
    券、または、小切手の特徴を含むことを特徴とする請求
    項1記載のカラープリンタ装置。
  3. 【請求項3】 前記パラメータ化手段は、前記カラー画
    像信号が表す画像の特徴のパラメータ化のために、前記
    カラー画像信号を二値化する二値化手段を有することを
    特徴とする請求項1記載のカラープリンタ装置。
  4. 【請求項4】 前記パラメータ化された所定画像の特徴
    は論理回路によって表現されることを特徴とする請求項
    1記載のカラープリンタ装置。
  5. 【請求項5】 前記抑止手段は、前記記録媒体に転写さ
    れたカラー画像の上に、さらに、所定の色で、かつ、均
    一の濃度値をもつ画像を重ねあわせて出力する出力手段
    を有することを特徴とする請求項1に記載のカラープリ
    ンタ装置。
  6. 【請求項6】 外部装置からカラー画像信号を受信して
    カラー画像を形成し出力するカラープリンタ装置であっ
    て、 前記カラー画像信号に基づいてカラー画像形成を行う画
    像形成手段と、 前記画像形成手段によって形成されたカラー画像を記録
    媒体上に転写する転写手段と、 前記転写手段によってカラー画像が転写された記録媒体
    上に光を照射し、前記光の反射光を受光して、前記カラ
    ー画像の特徴を取得する取得手段と、 前記取得手段によって取得された前記カラー画像の特徴
    と、パラメータ化された所定画像の特徴を比較する比較
    手段と、 前記比較手段による比較結果に基づいて、前記入力され
    たカラー画像信号が前記所定画像の特徴を含んでいるど
    うかを判別する判別手段と、 前記判別手段による判別結果に基づいて、前記記録媒体
    に転写されたカラー画像がそのまま出力されないように
    抑止する抑止手段とを有することを特徴とするカラープ
    リンタ装置。
  7. 【請求項7】 前記取得手段による前記カラー画像の特
    徴の取得と、前記比較手段による比較と、前記判別手段
    による判別は、前記カラー画像を表現する複数の色成分
    各々に関する画像形成が行われたあとに、それぞれ実行
    されることを特徴とする請求項6に記載のカラープリン
    タ装置。
  8. 【請求項8】 前記抑止手段は、前記記録媒体に転写さ
    れたカラー画像の上に、さらに、所定の色で、かつ、均
    一の濃度値をもつ画像を重ねあわせて出力する出力手段
    を有することを特徴とする請求項6に記載のカラープリ
    ンタ装置。
  9. 【請求項9】 前記所定画像の特徴とは、紙幣、有価証
    券、または、小切手の特徴を含むことを特徴とする請求
    項6記載のカラープリンタ装置。
  10. 【請求項10】 前記取得手段による前記カラー画像の
    特徴の取得と、前記比較手段による比較と、前記判別手
    段による判別は、前記カラー画像を表現する複数の色成
    分全て、或は、黒色成分以外の全ての色成分に関する画
    像形成が行われた後に、実行されることを特徴とする請
    求項6に記載のカラープリンタ装置。
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