JPH06225134A - カラー画像処理装置における複写禁止原稿検出装置 - Google Patents

カラー画像処理装置における複写禁止原稿検出装置

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JPH06225134A
JPH06225134A JP1102393A JP1102393A JPH06225134A JP H06225134 A JPH06225134 A JP H06225134A JP 1102393 A JP1102393 A JP 1102393A JP 1102393 A JP1102393 A JP 1102393A JP H06225134 A JPH06225134 A JP H06225134A
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JP1102393A
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English (en)
Inventor
Yuzuru Suzuki
譲 鈴木
Junichi Matsunoshita
純一 松野下
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複写禁止原稿に含まれている特定色で特定形
状の図形に対してパターン認識を行うことにより、複写
禁止原稿が含まれているか否かを、少ないメモリ容量で
しかも短時間で判別できるようにすること。 【構成】 原稿画像を画素単位で画像入力装置で読み取
り、該画像入力装置で読み取られた画像を画像処理して
出力するカラー画像処理装置において、原稿画像内の特
定色を検出するための色検出回路21と、この色検出回
路21からの色データを逐次格納するバッファメモリ2
4と、このバッファメモリ24から色データを複数ライ
ン分並列に読み出して特定画素を中心とする円領域内に
ある画素の色データの特性を検出する円領域内オン画素
総数検出回路26や円領域内オン/オフ反転総数検出回
路27と、これらの検出回路26,27における検出結
果に基づいて原稿画像内に複写禁止原稿が含まれるか否
かを判別する判定回路28を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙幣や有価証券等の複
写禁止原稿の複写を防止するようにしたカラー複写機等
のカラー画像処理装置における複写禁止原稿検出装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】カラー複写機の分野では、その性能の向
上に伴って、紙幣や有価証券等の類の悪用複写を防止す
る機能を持たせることが必要である。
【0003】このような複写防止のための技術の一つと
して、画像読取り・検出装置によって複写が禁止されて
いる原稿を検知する系を備え、これによって原稿を正常
に複写させないようにしたものが知られている。この技
術は、原稿の読取りデータとメモリ内の基本データを比
較して、複写して良い原稿かどうかを判別し、複写の禁
止,出力用紙の未定着,用紙の出力状態を正常時とは変
える等の処理を行うものである。
【0004】原稿に複写禁止原稿たとえば紙幣が含まれ
ているか否かは、読み取り画像をパターン認識し、読み
取り画像の中に紙幣全体のパターンが含まれているか否
かを検出することにより判別する方式が一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、紙幣全
体のパターン認識を行う場合には、パターン認識の対象
となる領域が広いため、認識に時間がかかるとともに、
パターン認識のためのハードウェアが複雑になるという
問題がある。
【0006】また、複写機の場合には、通常の自動販売
機のように紙幣の方向が揃えられているとは限らない。
このため、どのような方向に紙幣が置かれた場合にも、
紙幣であることを判別する必要があり、一層処理時間が
長くなるとともに、ハードウェアが複雑化するという問
題があった。
【0007】また、紙幣の絵柄は金額によっても異なる
ので、各金額の紙幣に対応した基準パターンを用意し
て、順次パターンマッチング等によりパターン認識を行
う必要があるため、この点からも処理時間が長くなると
ともに、ハードウェアが複雑化するという問題があっ
た。
【0008】そこで本発明は、複写禁止原稿に含まれて
いる特定色で特定形状の図形に対してパターン認識を行
うことにより、複写禁止原稿が含まれているか否かを、
少ないメモリ容量でしかも短時間で判別できるようにす
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、原稿画像を画
素単位で画像入力装置で読み取り、該画像入力装置で読
み取られた画像を画像処理して出力するカラー画像処理
装置において、原稿画像内の特定色を検出するための特
定色検出手段と、該特定色検出手段からの色データを逐
次格納するバッファメモリと、該バッファメモリから色
データを複数ライン分並列に読み出して特定画素を中心
とする所定形状の領域を検知する領域検知手段と、該領
域検知手段にて検知した領域内にある画素の色データの
特性を検出する特性検出手段と、該特性検出手段におけ
る検出結果に基づいて原稿画像内に複写禁止原稿が含ま
れるか否かを判別する判別手段を有することを特徴とす
る。
【0010】
【作用】本発明においては、原稿の画像が順次走査さ
れ、予め決められた特定色の画像が抽出されるととも
に、この特定色の画像の色データがバッファメモリに逐
次格納される。バッファメモリからの色データは複数ラ
イン分並列に読み出され、特定画素、たとえば、朱印の
中心画素を中心とする円領域内にある画素の色データの
特性が検出される。円領域内にある画素の色データの特
性が、たとえば、日本銀行印を示す色データと一致する
ときには、入力画像の中に紙幣すなわち複写禁止原稿が
含まれていると判断する。
【0011】
【実施例】図1は、本発明が適用されるカラー複写機の
構成の概要を示す図である。
【0012】図において、複写機本体10には、画像入
力装置11及び画像出力装置12が配置され、これらの
装置11,12によってプラテン10a上の原稿を読み
取って用紙トレー10bからの用紙に複写可能であり、
操作はユーザインタフェース10cのディスプレイ10
dとコントロールパネル10eを利用して行う。
【0013】画像入力装置11は、原稿走査ユニット1
1a及びこれを駆動するためのワイヤ11bと駆動プー
リ11cを備えたものである。そして、原稿走査ユニッ
ト11a内のカラーフィルタで光の3原色である青
(B),緑(G),赤(R)に色分解してCCDライン
センサを用いて読み取ったカラー原稿の画像情報を、多
階調のデジタル画像信号BGRに変換して画像処理装置
1 (図3参照)を介して画像出力装置12に出力する。
なお、原稿走査ユニット11aのCCDラインセンサ
は、400dpi(dot per inch)の解像
度で原稿の画像を読み取るものとする。
【0014】画像出力装置12は、レーザービームスキ
ャナ13と、駆動プーリ14aによって駆動される感材
ベルト14を備えている。感材ベルト14は、帯電器1
4cにより均一に帯電される。レーザービームスキャナ
13は、レーザ出力部13aによって画像信号を光信号
に変換し、ポリゴンミラー13b,F−θレンズ13c
及び反射ミラー13dを介して感材ベルト14を露光さ
せ、原稿画像に対応した潜像を形成させ、この潜像をイ
エロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)及び黒
(K)の各色に対応する現像器14dで現像し、感材ベ
ルト14上に色トナー像を形成する。なお、現像器14
dは、4色の内の指定された何れか1色のみを選択的に
現像可能となっている。
【0015】一方、用紙トレー10bからの用紙は、転
写ベルト15に巻きつけられて転写ベルト15とともに
回転し、この用紙に感材ベルト14上のトナー像が転写
される。転写後の用紙は、下流の定着器16によって定
着され機外に排出される。転写後に感材ベルト14上に
残ったトナーは、クリーナ14bにより除去される。
【0016】図1に示すカラー複写機において、4色フ
ルカラーコピーを行う場合の基本的な工程を説明する。
図2は、画像入力装置11における読み取り走査と、画
像出力装置12における露光のタイミングを模式的に示
したものである。4色フルカラーコピーを行う場合に
は、プラテン10aの上の原稿に対して、原稿走査ユニ
ット11aによって合計4回の原稿読み取りが行われ、
4回の走査のそれぞれでR,G,Bの画像情報が並列的
に読み込まれる。このR,G,Bの画像情報は、図3に
示す画像処理装置1に供給され、周知の色補正処理,下
色除去処理を受けて、イエロー,マゼンタ,シアン及び
黒の色材情報y,m,c,kに変換される。
【0017】1回目の読み取り走査では、原稿走査ユニ
ット11aからのR,G,Bの画像情報に基づいて画像
処理装置1においてイエローの色材情報が生成され、こ
のイエローの色材情報に基づいてレーザ出力部13aが
駆動され、1回目の露光が行われ、感材ベルト14上に
はイエローに対応した潜像が形成される。この潜像は、
感材ベルト14の回転に伴って矢印方向に移動し、現像
器14d位置に到る。1回目の露光時には、現像器14
dの中のイエロー部のみ動作可能となっており、感材ベ
ルト14上にはイエローのトナー像が形成される。次
に、このイエローのトナー像は、転写ベルト15に巻き
つけられて回転する用紙上に転写される。
【0018】2回目の読み取り走査では、シアンの色材
情報が生成され、このシアンの色材情報に基づいて2回
目の露光が行われ、感材ベルト14上にはシアンに対応
した潜像が形成される。この潜像は、感材ベルト14の
回転に伴って矢印方向に移動し、現像器14d位置に到
る。2回目の露光時には、現像器14dの中のシアン部
のみ動作可能となっており、感材ベルト14上にはシア
ンのトナー像が形成される。次に、このシアンのトナー
像は、転写ベルト15に巻きつけられて回転する用紙上
に転写される。このとき、用紙上には既にイエローのト
ナー像が形成されており、このイエローのトナー像と位
置を合わせた状態でシアンのトナー像が転写される。
【0019】以下同様に3回目、4回目の読み取り走査
に同期してマゼンタ、黒のトナー像が用紙上に順次重ね
て転写され、用紙上には4色からなるフルカラー画像が
形成される。このフルカラー画像が形成された用紙は、
感材ベルト14から剥離され定着器16で定着処理をう
ける。
【0020】このように、カラー複写機においては、原
稿の読み取り時にレーザービームスキャナ13によって
4回の走査が行われる。また、場合によっては、この4
回の走査に先立って、原稿のサイズ等を検出するための
プリスキャンが行われる場合もある。
【0021】上述のように、原稿に対して4回の走査を
行うのは、大容量のメモリを使用することなくフルカラ
ー画像を形成するためである。1回の原稿走査でフルカ
ラー画像を形成するためには、画像入力装置11におけ
る1回の走査で得られた画像データを、各色別の3枚の
ページメモリに格納しておき、画像出力装置12におい
て各色の画像を順次形成するたびに、各色に対応するペ
ージメモリから各色の画像データを読み出す必要があ
る。しかしながら、原稿を読み取って得た画像データの
量は非常に膨大であり、カラーの場合には更にデータ量
が増えるので、画像データを格納するためのメモリとし
て極めて大容量のものが必要となり、コスト高を招くと
いう問題がある。これに対して、4回の原稿走査を行う
場合には、各走査に同期して画像入力装置11から得ら
れる画像データを利用して画像形成を行うことができる
ので、高価なページメモリを必要としないという利点が
ある。
【0022】そして、本発明ではこのようなカラー複写
機において、紙幣に印刷されている日本銀行印が朱色で
そのパターンが紙幣の種類に拘わらず共通であることに
着目して複写禁止原稿に含まれている日本銀行印等の特
定の図形をパターン認識することにより、原稿が複写禁
止原稿であるか否かを判別する。
【0023】図3は、図1に示すカラー複写機の動作を
制御するための回路系を示すブロック図である。
【0024】図において、図1で示した画像入力装置1
1によって光の3原色に色分解した画像情報をデジタル
画像信号RGBに変換した信号が入力される画像処理装
置1が設けられる。この画像処理装置1は、RGBの画
像信号をトナーの原色Y(イエロー),M(マゼン
タ),C(シアン)及びK(黒)に対応する色材信号
y,m,c,kに変換し、これを図1に示される画像出
力装置12へ出力する。
【0025】R,G,BからY,M,Cへの変換は、以
下に示すような周知のマトリクス演算により行われる。
但し、a11〜a33は係数である。
【0026】
【数1】 また、このY,M,Cから下記式に基づいて墨入れ信号
kが求められるとともに、下色除去が行われ最終的な色
材信号y,m,cが得られる。但し、α,βは係数であ
る。
【0027】k=α・min(Y,M,C)
【数2】 画像処理装置1の出力y,m,c,kは、この下色除去
後のイエロー,マゼンタ,シアン及び黒を示している。
【0028】本実施例においては、周知のこの画像読み
取りの信号の画像処理装置1への入力系に加えて、入力
画像の中に紙幣等の複写禁止原稿が含まれているか否か
を識別するための原稿識別回路2を設けている。
【0029】この原稿識別回路2は、以下詳述するよう
に、少なくとも上記フルカラーの画像形成が完了する以
前に、画像入力装置11によって読み取った画像信号
R,G,Bに基づいて、入力画像の中に複写禁止原稿が
含まれているか否かを判別し、複写禁止原稿が含まれて
いる場合には、出力防止回路3を制御して、画像処理装
置1からの色材信号y,m,c,kの少なくとも一つが
画像出力装置12へ供給されないようにする。また、原
稿識別回路2の出力は、複写機全体の動作を制御するC
PU (中央処理装置) 4にも供給される。このCPU4
には、ユーザインターフェース部10cが接続されてお
り、制御パネル10eからの指示に基づいてインターフ
ェース5,6を介して画像入力装置11,画像出力装置
12の動作を制御する。また、制御パネル10eから入
力された指示や、複写機の動作状態等はディスプレイ1
0dに表示される。
【0030】本実施例においては、原稿識別回路2によ
り入力画像の中に複写禁止原稿が含まれていることが検
出された場合には、検出結果を出力防止回路3に送り、
画像処理装置1の出力が画像出力装置12に送られるの
を禁止する。たとえば、少なくとも1色以上の画像につ
いて全く形成しないか、或いは、これを塗り潰すことに
より、紙幣の複写が防止される。また、原稿識別回路2
での検出結果はCPU4にも送られ、必要に応じてCP
U4により複写禁止の警告メッセージをディスプレイ1
0dに表示させる。この際、複写機の動作を直ちに中断
させてフルカラー画像の形成を防止するようにしてもよ
い。また更に、複写禁止原稿の複写が検出された時に
は、その回数及び発生日時等をCPU4に内蔵のメモリ
に記憶させておき、後から不正複写の確認ができるよう
にしてもよい。
【0031】以下、上記原稿識別回路2の種々の実施例
について説明する。
【0032】図4は、原稿識別回路の第1の実施例を示
すブロック図である。
【0033】原稿の画像は、図2に示す第1回目の読み
取り走査に同期して、画像入力装置11により主走査方
向及び副走査方向に400dpiの解像度で読み取ら
れ、この読み取りにより得られたRGBの画像信号は、
色検出回路21に供給され画像中の特定色の画像、たと
えば、紙幣に印刷された円形の朱印を有する画像が抽出
される。図5(a)は抽出画像を模式的に示している。
また、同図(b),(c)は(n−m)番目,n番目の
走査線位置における画像信号を示している。色検出回路
21の出力、すなわち、朱色画像は、主走査方向細線化
回路22に供給され、同図(d),(e)に示すよう
に、後続する処理においてピッチの検出が行い易いよう
に、画像の主走査方向の幅が細められる。細線化された
画像は主走査方向特定ピッチ検出回路23に供給され
る。主走査方向特定ピッチ検出回路23では、入力画像
の主走査方向のピッチが、複写禁止原稿であることを示
す特定画像のピッチPに一致しているか否かを検出す
る。そして特定ピッチPであることが検出されたときに
は、主走査方向特定ピッチ検出回路23はたとえばレベ
ル「1」を出力する。たとえば、日本銀行券の場合、紙
幣の表に印刷されている日本銀行印は、千円紙幣、5千
円紙幣、1万円紙幣のいずれにおいても、印径が14.
5mmの朱印であるので、特定ピッチPとして14.5
mmを設定する。たとえば、(n−m)番目の走査線位
置においては、同図(d)に示されるように、ピッチP
の信号は存在しないので、主走査方向特定ピッチ検出回
路23の出力は「0」となるが、同図(e)に示す日本
銀行印の中心を通るn番目の走査線位置においては、ピ
ッチPの信号が存在するので主走査方向特定ピッチ検出
回路23の出力は「1」となる。また、主走査方向特定
ピッチ検出回路23は、特定ピッチが検出された場合に
は、ピッチの中間を中心位置Qとして検出する。なお、
日本銀行印の外枠は円であるので、紙幣がどのような角
度で読み取られた場合でも確実に中心位置が検出でき
る。
【0034】また、前記色検出回路21の出力は、必要
に応じて密度変換回路 (図示せず)により密度が変換さ
れた後、バッファメモリ24に供給され、複数ライン分
の画像が格納される。なお、密度変換回路を設ける場合
は、色検出回路21の後ではなく前に設けてもよい。副
走査方向特定ピッチ検出回路25は、バッファメモリ2
4内の画像が、副走査方向に前記特定ピッチPの成分を
有しているか否か検出する。なお、副走査方向ではなく
任意の方向で特定ピッチ及び中心位置検出を行うように
してもよい。副走査方向特定ピッチ検出回路25により
副走査方向にも特定ピッチ成分を有していることが検出
された場合には、たとえばレベル「1」を出力するとと
もに、先に求められた主走査方向の中心位置を中心とす
る特定直径の円領域を設定し、円領域内オン画素総数検
出回路26で特定直径の円領域内でオン画素の数を検出
するとともに、オン/オフ反転総数検出回路27によ
り、主副両方向のオンからオフ、或いは、オフからオン
に変化する回数を検出する。そして、このオン画素総数
及びオン/オフ反転総数が、日本銀行印のパターンに基
づいて予め決められている範囲内に入っているか否かを
判別し、範囲内に入っている場合には、円領域内オン画
素総数検出回路26及びオン/オフ反転総数検出回路2
7の出力が「1」となる。なお、円領域内オン画素総数
検出回路26とオン/オフ反転総数検出回路27の一方
のみを設け、一方のみの検出出力を使用するようにして
もよい。
【0035】表1は、円領域の直径及び紙幣に対する走
査角度を変えた場合の、金額が異なる複数の紙幣におけ
る円領域内オン画素総数と、オン/オフ反転総数の測定
例を示している。但し、読み取り解像度は100dpi
であり、200ドットは約12.5mmの直径に相当す
る。
【0036】
【表1】 表1から判るように、円領域内オン画素総数及びオン/
オフ反転総数は、円領域の大きさに拘わらず、各紙幣に
関して略同じ値を示している。また、走査角度が変わっ
た場合でも、この値は略同じである。したがって、円領
域内オン画素総数或いはオン/オフ反転総数を検出する
ことにより、金額の異なる紙幣を検出できる。
【0037】判定回路28は、回路23,25,26,
27の出力を判別し、全ての出力が「1」であった場合
には、入力画像の中に日本銀行印の画像が含まれている
ことを示す判定結果を出力する。すなわち、回路23,
25で日本銀行印と同じ大きさの丸枠が検出され、回路
26,27で丸枠内の画像が日本銀行を示す文字である
ことが検出された時には、入力画像の中に日本銀行印が
含まれていると判断する。
【0038】次に、本発明の第2の実施例について図6
を参照して説明する。この第2の実施例の基本的な構成
は、図4に示す第1の実施例のブロック図と略同様であ
るが、色検出回路21とバッファメモリ24の間に密度
変換回路29を設けて主走査方向の解像度を低下させて
いる点、及び、副走査方向特定ピッチ検出回路25が設
けられていない点が異なっている。
【0039】第2の実施例においては、パターン認識の
ための原稿読み取りが、原稿画像の読み取りの前に行わ
れるプリスキャン(予備走査)時に行われる。このプリ
スキャンの際の主走査方向の読み取り解像度は400d
piで、副走査方向の読み取り解像度が100dpiで
ある。これは原稿サイズ等を検出するためのプリスキャ
ンの際には、プリスキャンに要する時間を短縮するため
に、通常の原稿読み取り走査の速度の4倍の速度で副走
査が行われるからである。
【0040】第2の実施例においては、原稿の画像は、
プリスキャンに同期して、画像入力装置11により主走
査方向に400dpi及び副走査方向に100dpiの
解像度で読み取られ、この読み取りにより得られたRG
Bの画像信号は、色検出回路21に供給され画像中の特
定色すなわち朱色の画像が抽出される。色検出回路21
の出力は、主走査方向細線化回路22を介して主走査方
向ピッチ検出回路23に供給され、特定ピッチの検出及
び中心位置の検出が行われる。そして、この中心位置を
中心とした特定直径の円が設定される。
【0041】また、色検出回路21の出力は、密度変換
回路29に供給され主走査方向の解像度が400dpi
から100dpiに変換される。したがって、バッファ
メモリ24には、主走査・副走査両方向の解像度が10
0dpiの特定色画像が格納される。第2の実施例にお
いては、第1実施例に比べて主走査・副走査両方向の解
像度が1/4になっているので、パターン認識の対象と
なる画像のデータ量が、第1の実施例の場合に比べて大
幅に削減される。したがって、バッファメモリ25とし
て少容量のものを使用することができる。たとえば、バ
ッファメモリ25を、64ライン分の容量を有する8本
のFIFO(first-in-first-out)バッファから構成す
ることができる。100dpiの解像度で64ライン分
あれば、副走査方向の幅は、約16mm(≒25.4m
m/100画素×64ライン)となり、直径が14.5
mmの日本銀行印全体の画像を格納することができる。
【0042】バッファメモリ24内の画像は、第1の実
施例と同様に円領域内オン画素総数検出回路26及びオ
ン/オフ反転総数検出回路27により調べられ、入力画
像の中に日本銀行印が含まれているか否かが判別され
る。
【0043】すなわち、第2の実施例においては、主走
査方向の特定ピッチの存在と特定円領域内の画像の内容
から日本銀行印が判別される。
【0044】次に、本発明の第3の実施例について図7
を参照して説明する。この第3の実施例の基本的な構成
は、図6に示す第2の実施例のブロック図と略同様であ
るが、主走査方向と副走査方向のそれぞれに分けて色検
出回路21,30を設け、副走査方向用の色検出回路3
0の前段に密度変換回路29を設けている点が異なって
いる。
【0045】この第3の実施例においても、第2の実施
例と同様に主走査・副走査両方向の解像度が1/4にな
っているので、バッファメモリ24として少容量のもの
を使用することができる。
【0046】次に、本発明の第4の実施例について図8
を参照して説明する。この第4の実施例の基本的な構成
は、図7に示す第3の実施例のブロック図と略同様であ
るが、主走査方向と副走査方向のそれぞれに分けて色検
出回路21,30を設け、副走査方向用の色検出回路3
0では、朱色と黄色の2色を検出している点、検出され
た黄色画像を格納するためのバッファメモリ31を設け
た点、及び、バッファメモリ31内の黄色画像に対して
円領域内のオン画素総数を検出する円領域内オン画素総
数検出回路32を設けた点が異なっている。
【0047】第4の実施例においては、日本銀行印の背
景部は主に黄色系背景となっていることに着目し、朱色
の日本銀行印が検出され且つその背景が黄色であるとき
は、入力画像の中に日本銀行印が含まれていると判断す
る。
【0048】すなわち、色検出回路30からの黄色の画
像出力をバッファメモリ31に格納し、このバッファメ
モリ31内の黄色の画像に対して円領域内オン画素総数
検出回路32により特定円領域内のオン画素総数が、予
め決められた範囲内に入っているか否かを判別し、範囲
内に入っている場合には「1」を出力する。
【0049】判定回路28は、回路23,26,27,
32の出力を判別し、全ての出力が「1」であった場合
には、入力画像の中に日本銀行印の画像が含まれている
ことを示す判定結果を出力する。すなわち、回路23で
主走査方向に日本銀行印の丸枠と同じピッチが検出さ
れ、回路26,27で丸枠内の画像が日本銀行を示す文
字であることが検出され、更に回路32でその背景が黄
色であることが検出されたときは、入力画像の中に日本
銀行印が含まれていると判断する。
【0050】次に、本発明の第5の実施例について図9
を参照して説明する。この第5の実施例の基本的な構成
は、図8に示す第4の実施例のブロック図と略同様であ
るが、オン画素総数の検出及びオン/オフ反転総数の検
出を円領域ではなく半円領域で行っている点が異なって
いる。すなわち、図8に示す第4の実施例の円領域内オ
ン画素総数検出回路26,32及び円領域内オン/オフ
反転総数検出回路27に代えて、半円領域内オン画素総
数検出回路33,35及び半円領域内オン/オフ反転総
数検出回路34を設けている。そしてプリスキャンを2
回行い、1回目のプリスキャンで半円が検出されたら、
2回目のスキャンでは残りの半円を検出することによ
り、バッファメモリ24,31に必要な容量を減らして
いる。
【0051】この第5の実施例においては、バッファメ
モリ24,31はそれぞれ32ライン分の容量を有して
おり、各バッファメモリは4本のFIFOメモリから構
成されている。
【0052】1回目のプリスキャンでは、バッファメモ
リ24,31に順次32ライン分の画像データを主走査
・副走査両方向に関して100dpiの解像度で格納す
る。検出回路33,34と検出回路35は、バッファメ
モリ24,31に格納されている32ライン分の画像デ
ータを走査して半円を検出する。すなわち、画像データ
を走査して、特定色の画像が主走査方向に特定ピッチで
存在するときには、その画像を検出したときの走査線は
円の中心を通過していると見做せるので、この円の中心
を通過している走査線の上側の画像は半円であることが
検出できる。半円が検出されたら、図10(a)に示す
ように、検出された半円の内部の特性検出データ、すな
わち、第4実施例で説明したような、円領域内オン画素
総数や円領域内オン/オフ反転総数と中心座標を、64
画素×32ラインのラッチに記憶させる。なお、このラ
ッチは図示されていないが、バッファメモリ24,31
と、半円領域内オン画素総数検出回路33,35及び半
円領域内オン/オフ反転総数検出回路34との間に設け
られている。
【0053】日本銀行印の半径は7.25mmであり、
副走査方向に100dpiの解像度では、副走査方向の
画素数は28画素(≒7.25mm/(25.4mm/
100)画素)であるので、バッファメモリ24,31
及び内部バッファの容量は32ライン分あれば十分であ
る。また、主走査方向に関しては100dpiの解像度
では、日本銀行印の直径14.5mmは57画素(≒1
4.5mm/(25.4mm/100)画素)に相当す
るので、主走査方向には64画素分の容量があれば十分
である。
【0054】1回目のプリスキャンで上半分の半円が検
出された場合には、2回目のプリスキャンが行われる。
2回目のプリスキャンでは、内部ラッチに記憶された中
心座標の位置に達したら、上述と同様な処理により今度
は下半分の半円の検出を開始する。半円が検出された
ら、内部ラッチに記憶されていた内部特性検出データと
今回検出された内部特性検出データ(図10(b)参
照)とを統合して紙幣印すなわち日本銀行印の特性に一
致するかどうか調べる。すなわち、2回のプリスキャン
で二つのデータを得、この二つのデータを合わせた状態
で1回の判断が行われる。なお、1回目のプリスキャン
で上半分の半円が検出されない場合には、2回目のプリ
スキャンは行われない。
【0055】上述したように、第5の実施例において
は、紙幣印を上半分、下半分の二つに分けて検出するこ
とにより、バッファメモリの容量を第4の実施例に比べ
て半分にすることができるという利点がある。
【0056】次に、本発明の第6の実施例について図1
1を参照して説明する。この第6の実施例の基本的な構
成は、図7に示す第3の実施例のブロック図と略同様で
あるが、円領域内の画像の判別を、円領域内のオン画素
総数やオン/オフ反転総数を検出することにより行うの
ではなく、円周方向のオン画素総数やオン/オフ反転総
数を検出することにより行っている点が異なっている。
すなわち、図7に示す第3の実施例の円領域内オン画素
総数検出回路26及び円領域内オン/オフ反転総数検出
回路27に代えて、円周方向オン画素総数検出回路36
及び円周方向オン/オフ反転総数検出回路37を設けて
いる。
【0057】第6の実施例においては、先に求められた
主走査方向の中心位置を中心とする円領域内の特定半径
を設定し、円周方向オン画素総数検出回路36で特定半
径r1の円周上でのオン画素の数を検出するとともに、
円周方向オン/オフ反転総数検出回路37で円周方向に
オンからオフ、或いは、オフからオンに変化する回数を
検出する。そして、このオン画素総数及びオン/オフ反
転総数が、日本銀行印のパターンに基づいて予め決めら
れている範囲内に入っているか否かを判別し、範囲内に
入っている場合には、円周方向オン画素総数検出回路3
6及び円周方向オン/オフ反転総数検出回路37の出力
が「1」となる。なお、特定半径は一つに限らず二つ以
上設定してもよい。図11において、符号38及び39
は第2の半径r2に対応する円周方向オン画素総数検出
回路及び円周方向オン/オフ反転総数検出回路を示して
いる。
【0058】なお、上述の各実施例においては、紙幣に
印刷されている日本銀行印の径が紙幣の額に拘わらず一
定であることに着目して、原稿が紙幣であるか否かを判
別するようにしたが、日本銀行印が持っている別の性質
に着目して原稿の判別を行うこともできる。すなわち、
日本銀行印の色すなわち朱色は紙幣の他の部分には使用
されていないか、使用されていても僅かである。また、
日本銀行印の背景部の色は主として黄色系である。そこ
で黄色系の背景部分に朱色で印刷が行われている場合に
は、その印刷は日本銀行印であると見做すことができ
る。
【0059】以下に示す第7の実施例は、この観点に立
って入力画像の中に紙幣の画像が含まれているか否かを
判別するものである。
【0060】図12は、第7の実施例のブロック図を示
している。原稿の画像は、プリスキャンに同期して、画
像入力装置11により主走査方向に400dpi及び副
走査方向に100dpiの解像度で読み取られ、この読
み取りにより得られたRGBの画像信号は、密度変換回
路29により主走査方向の解像度が100dpiとされ
た後、色検出回路30に供給され画像中の朱色及び黄色
の画像が抽出される。色検出回路30の朱色出力は32
ライン分の容量を有するバッファメモリ24に供給さ
れ、黄色出力は同じく32ライン分の容量を有するバッ
ファメモリ31に供給される。
【0061】そして、円領域内オン画素総数検出回路2
6で特定直径の円領域内で朱色画像のオン画素の数を検
出するとともに、オン/オフ反転総数検出回路27によ
り、オンからオフ、或いは、オフからオンに変化する回
数を検出する。また、円領域内オン画素総数検出回路3
2で特定直径の円領域内で黄色画像のオン画素の数を検
出する。そして、回路26,27で検出された朱色画像
に関するオン画素総数及びオン/オフ反転総数が、日本
銀行印のパターンに基づいて予め決められている範囲内
に入っているか否かを判別し、範囲内に入っている場合
には、回路26,27の出力が「1」となる。また、回
路32で検出された黄色画像に関するオン画素総数が、
日本銀行印部分の背景パターンに基づいて予め決められ
ている範囲内に入っているか否かを判別し、範囲内に入
っている場合には、回路32の出力が「1」となる。
【0062】判定回路28は、回路26,27,32の
出力を判別し、全ての出力が「1」であった場合には、
入力画像の中に日本銀行印の画像が含まれていることを
示す判定結果を出力する。すなわち、回路26,27で
日本銀行印の朱色が検出され、回路32で日本銀行印の
背景の黄色が検出された時には、入力画像の中に日本銀
行券が含まれていると判断する。
【0063】図12に示す第7の実施例においては、直
接円領域を指定するのではなく、円を想定した領域内の
3種のカウント値、すなわち、回路26,27,32の
出力が所定の範囲にあるときに、印鑑であると判断する
ものであり、この場合でも、かなり高い精度で印鑑を判
別することができ、しかもハードウェア構成は簡単とな
る。
【0064】なお、上述の例では、複写禁止原稿として
紙幣を例に挙げて説明したが、株券,債権等の有価証券
等についても同様に偽造を防止することができる。
【0065】また、上述した実施例においては、カラー
複写機を例に挙げて説明したが、これに限定されるもの
ではなく、本発明は、ファクシミリ、画像編集装置等の
原稿画像を画素単位で画像入力装置で読み取り、該画像
入力装置で読み取られた画像を画像処理して出力するカ
ラー画像処理装置一般に適用することができる。
【0066】
【発明の効果】本発明では、入力画像内の特定色の画像
データを抽出し、この画像データが有する特性を特定円
領域内で二次元的に調べることにより、簡単な構成でし
かも短時間で紙幣等の複写禁止原稿の存在を検出するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用されるカラー複写機の構成の概
要を示す図である。
【図2】 原稿読み取りの4回の走査と露光の状況を示
すタイムチャートである。
【図3】 図1に示されるカラー複写機の電気回路系を
示すブロック図である。
【図4】 本発明の複写禁止原稿検出装置の第1の実施
例を示すブロック図である。
【図5】 入力画像中の銀行印を検出する工程を示す説
明図である。
【図6】 本発明の複写禁止原稿検出装置の第2の実施
例を示すブロック図である。
【図7】 本発明の複写禁止原稿検出装置の第3の実施
例を示すブロック図である。
【図8】 本発明の複写禁止原稿検出装置の第4の実施
例を示すブロック図である。
【図9】 本発明の複写禁止原稿検出装置の第5の実施
例を示すブロック図である。
【図10】 第5の実施例における動作を示す説明図で
ある。
【図11】 本発明の複写禁止原稿検出装置の第6の実
施例を示すブロック図である。
【図12】 本発明の複写禁止原稿検出装置の第7の実
施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1:画像処理装置、2:原稿識別回路、3:出力防止回
路、4:CPU、5,6:インターフェース、10:複
写機本体、10a:プラテン、10b:用紙トレー、1
0c:ユーザインタフェース、10d:ディスプレイ、
10e:コントロールパネル、11:画像入力装置、1
1a:原稿走査ユニット、11b:ワイヤ、11c:駆
動プーリ、12:画像出力装置、13:レーザービーム
スキャナ、13a:レーザ出力部、13b:ポリゴンミ
ラー、13c:F−θレンズ、13d:反射ミラー、1
4:感材ベルト、14a:駆動プーリ、14b:クリー
ナ、14c:帯電器、14d:現像器、15:転写ベル
ト、16:定着器、21,30:色検出回路、22:主
走査方向細線化回路、23:主走査方向特定ピッチ検出
回路、24,31:バッファメモリ、25:副走査方向
特定ピッチ検出回路、26,32:円領域内オン画素総
数検出回路、27:円領域内オン/オフ反転総数検出回
路、28:判定回路、29:密度変換回路、33,3
5:半円領域内オン画素総数検出回路、34:半円領域
内オン/オフ反転総数検出回路、36,38:円周方向
オン画素総数検出回路、37,39:円周方向オン/オ
フ反転総数検出回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を画素単位で画像入力装置で読
    み取り、該画像入力装置で読み取られた画像を画像処理
    して出力するカラー画像処理装置において、原稿画像内
    の特定色を検出するための特定色検出手段と、該特定色
    検出手段からの色データを逐次格納するバッファメモリ
    と、該バッファメモリから色データを複数ライン分並列
    に読み出して特定画素を中心とする所定形状の領域を検
    知する領域検知手段と、該領域検知手段にて検知した領
    域内にある画素の色データの特性を検出する特性検出手
    段と、該特性検出手段における検出結果に基づいて原稿
    画像内に複写禁止原稿が含まれるか否かを判別する判別
    手段を有することを特徴とするカラー画像処理装置にお
    ける複写禁止原稿検出装置。
  2. 【請求項2】 前記判別手段は、複数の特性検出手段と
    これらの複数の特性検出手段での検出結果を総合して判
    断する手段とを備えていることを特徴とする請求項1記
    載のカラー画像処理装置における複写禁止原稿検出装
    置。
  3. 【請求項3】 前記複数の特性検出手段の中の一つは、
    前記領域内にある画素の色データのオン画素総数を検出
    するものであることを特徴とする請求項2記載のカラー
    画像処理装置における複写禁止原稿検出装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の特性検出手段の中の一つは、
    前記領域内にある画素の色データのオン/オフ反転総数
    を検出するものであることを特徴とする請求項2記載の
    カラー画像処理装置における複写禁止原稿検出装置。
  5. 【請求項5】 前記特定色検出手段は、朱色を検出する
    ものであることを特徴とする請求項1記載のカラー画像
    処理装置における複写禁止原稿検出装置。
  6. 【請求項6】 前記特定色検出手段は、朱色及び黄色を
    検出するものであり、前記特性検出手段は、朱色及び黄
    色に対してそれぞれ独立して設けられていることを特徴
    とする請求項1記載のカラー画像処理装置における複写
    禁止原稿検出装置。
  7. 【請求項7】 前記領域検知手段は、前記特定色検出手
    段からの色データに走査方向に関して特定ピッチの画像
    が含まれているか否かを検出するピッチ検出回路を更に
    備えており、該ピッチ検出回路は検出されたピッチに基
    づいて前記特定画素の位置を特定するものであることを
    特徴とする請求項1記載のカラー画像処理装置における
    複写禁止原稿検出装置。
JP1102393A 1993-01-26 1993-01-26 カラー画像処理装置における複写禁止原稿検出装置 Pending JPH06225134A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7065259B2 (en) 2000-04-27 2006-06-20 Fuji Xerox Co., Ltd. Image processor, image processing method and storage medium
US7076096B2 (en) 2000-04-27 2006-07-11 Fuji Xerox Co., Ltd. Recognizing a print inhibit image pattern using image data converted for fast recognition
US8395812B2 (en) 2008-09-01 2013-03-12 Ricoh Company, Ltd. Apparatus and method of concealing information of image data

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7076096B2 (en) 2000-04-27 2006-07-11 Fuji Xerox Co., Ltd. Recognizing a print inhibit image pattern using image data converted for fast recognition
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