JPH0747621A - 内袋付き段ボール箱の組立方法 - Google Patents
内袋付き段ボール箱の組立方法Info
- Publication number
- JPH0747621A JPH0747621A JP5213341A JP21334193A JPH0747621A JP H0747621 A JPH0747621 A JP H0747621A JP 5213341 A JP5213341 A JP 5213341A JP 21334193 A JP21334193 A JP 21334193A JP H0747621 A JPH0747621 A JP H0747621A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner bag
- box
- cardboard box
- corrugated cardboard
- air
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 (A)のように、折り畳まれた段ボール箱1
内の内袋2の開口部2aからエアホース11をその内部
に挿入する。続いて、(B)のように、開口部2aの両
外面に一対の挟圧具12を逃し溝14にエアホース11
を嵌めつつ押し付けて開口部2aを閉じ、エアを注入す
る。それにより内袋2が膨らんで段ボール箱1が開か
れ、一定量開かれたところで挟圧具12を外しつつ段ボ
ール箱1の折り畳み部3を両側から押圧すると、段ボー
ル箱1が引き続いて箱起こしされる。 【効果】 箱起こしに先立って箱を少し開く作業を内袋
内にエアを注入して行うようにしたから、大掛かりな装
置を要することなく短時間で能率良く作業でき、また、
内袋に傷を付けるおそれも無い。
内の内袋2の開口部2aからエアホース11をその内部
に挿入する。続いて、(B)のように、開口部2aの両
外面に一対の挟圧具12を逃し溝14にエアホース11
を嵌めつつ押し付けて開口部2aを閉じ、エアを注入す
る。それにより内袋2が膨らんで段ボール箱1が開か
れ、一定量開かれたところで挟圧具12を外しつつ段ボ
ール箱1の折り畳み部3を両側から押圧すると、段ボー
ル箱1が引き続いて箱起こしされる。 【効果】 箱起こしに先立って箱を少し開く作業を内袋
内にエアを注入して行うようにしたから、大掛かりな装
置を要することなく短時間で能率良く作業でき、また、
内袋に傷を付けるおそれも無い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内袋付きの段ボール箱
を偏平に折り畳まれた状態から箱起こしして組み立てる
方法に関する。
を偏平に折り畳まれた状態から箱起こしして組み立てる
方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】内袋付
きの段ボール箱は重量内容物の収納等の特殊用途に用い
られ、厚みが6〜7mmの段ボール箱内にラミネート紙か
らなる内袋を貼り付けて収めた構造となっている。
きの段ボール箱は重量内容物の収納等の特殊用途に用い
られ、厚みが6〜7mmの段ボール箱内にラミネート紙か
らなる内袋を貼り付けて収めた構造となっている。
【0003】このような内袋付きの段ボール箱は、通
常、図4(A)に示すように、段ボール箱1の箱の側面
となる部分の内面に内袋2が貼着されて、箱の対応する
二側面の中央で偏平に折り畳まれた状態で搬入されるか
ら、使用時には箱を起こして組み立てる必要がある。
常、図4(A)に示すように、段ボール箱1の箱の側面
となる部分の内面に内袋2が貼着されて、箱の対応する
二側面の中央で偏平に折り畳まれた状態で搬入されるか
ら、使用時には箱を起こして組み立てる必要がある。
【0004】それには、同図の矢線のように、折り畳み
部3を両側から押圧して起こすのであるが、偏平な状態
からそのまま押圧すると余分なところで折れ曲がって箱
起こしがうまく行かない場合が多いため、同図(B)に
示すように、箱1を少し開いてから折り畳み部3を押圧
して箱起こしするようにしている。
部3を両側から押圧して起こすのであるが、偏平な状態
からそのまま押圧すると余分なところで折れ曲がって箱
起こしがうまく行かない場合が多いため、同図(B)に
示すように、箱1を少し開いてから折り畳み部3を押圧
して箱起こしするようにしている。
【0005】従来、上記の箱を少し開く方法としては、
箱1の両外面に吸盤を当てて真空力で吸い込んで開くこ
とが行われていたが、大掛かりな装置が必要となる欠点
があった。また、別の方法として、内袋2の中に板を突
っ込んで回転させることも行われていたが、内袋2に傷
が付きやすい欠点があった。
箱1の両外面に吸盤を当てて真空力で吸い込んで開くこ
とが行われていたが、大掛かりな装置が必要となる欠点
があった。また、別の方法として、内袋2の中に板を突
っ込んで回転させることも行われていたが、内袋2に傷
が付きやすい欠点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段として、本発明の内袋付き段ボール箱の組立方
法は、内袋の開口部にエアホースを挿入してその開口部
を挟圧具により閉じ、エアホースから内袋内にエアを注
入して一定量膨らませたのち、挟圧具を外しつつ段ボー
ル箱の折り畳み部を両側から押圧して箱起こしする構成
とした。
めの手段として、本発明の内袋付き段ボール箱の組立方
法は、内袋の開口部にエアホースを挿入してその開口部
を挟圧具により閉じ、エアホースから内袋内にエアを注
入して一定量膨らませたのち、挟圧具を外しつつ段ボー
ル箱の折り畳み部を両側から押圧して箱起こしする構成
とした。
【0007】
【作用】折り畳まれた段ボール箱内の内袋の開口部から
エアホースをその内部に挿入し、開口部を挟圧具で閉じ
たのちエアを注入すると、内袋が膨らんでそれに伴って
段ボール箱が開かれ、一定量開かれたところで挟圧具を
外しつつ段ボール箱の折り畳み部を両側から押圧する
と、段ボール箱が引き続いて箱起こしされる。
エアホースをその内部に挿入し、開口部を挟圧具で閉じ
たのちエアを注入すると、内袋が膨らんでそれに伴って
段ボール箱が開かれ、一定量開かれたところで挟圧具を
外しつつ段ボール箱の折り畳み部を両側から押圧する
と、段ボール箱が引き続いて箱起こしされる。
【0008】
【発明の効果】すなわち、本発明では、箱起こしに先立
って箱を少し開く作業を内袋内にエアを注入して行うよ
うにしたから、大掛かりな装置を要することなく短時間
で能率良く作業でき、また、内袋に傷を付けるおそれが
無い効果がある。また、エア漏れの有無を監視すること
によって、内袋の破れや底部のシールミスを検出するこ
ともできる。
って箱を少し開く作業を内袋内にエアを注入して行うよ
うにしたから、大掛かりな装置を要することなく短時間
で能率良く作業でき、また、内袋に傷を付けるおそれが
無い効果がある。また、エア漏れの有無を監視すること
によって、内袋の破れや底部のシールミスを検出するこ
ともできる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3に基づ
いて説明する。既述したように、箱の側面となる部分の
内面に内袋2が貼着されて、箱の対応する二側面の中央
で偏平に折り畳まれた状態の段ボール箱1が組み立て場
所に搬送されたら、図1(A)に示すように、エア供給
源から引き出されたエアホース11の先端を、内袋2の
開口部2aからその内部に挿入する。
いて説明する。既述したように、箱の側面となる部分の
内面に内袋2が貼着されて、箱の対応する二側面の中央
で偏平に折り畳まれた状態の段ボール箱1が組み立て場
所に搬送されたら、図1(A)に示すように、エア供給
源から引き出されたエアホース11の先端を、内袋2の
開口部2aからその内部に挿入する。
【0010】次に、対応面にスポンジ13が張設される
とともに逃し溝14の凹成された一対の挟圧具12を、
ホース11を逃し溝14に嵌めつつ内袋2の開口部2a
の両外面に押し付けてその開口部2aを閉じる。
とともに逃し溝14の凹成された一対の挟圧具12を、
ホース11を逃し溝14に嵌めつつ内袋2の開口部2a
の両外面に押し付けてその開口部2aを閉じる。
【0011】続いて、エアホース11から内袋2内にエ
アを注入すると、開口部2aが閉じられていることによ
り内袋2が膨み、その圧力を受けて、段ボール箱1が、
同図(B)に示すように、折り畳み部3が広がり、ま
た、箱の角部となる折り曲げ部4が曲げられつつ開かれ
る。
アを注入すると、開口部2aが閉じられていることによ
り内袋2が膨み、その圧力を受けて、段ボール箱1が、
同図(B)に示すように、折り畳み部3が広がり、ま
た、箱の角部となる折り曲げ部4が曲げられつつ開かれ
る。
【0012】段ボール箱1が一定量開かれたところで挟
圧具12を外しつつ段ボール箱1の折り畳み部3を両側
から押圧すると、すでに少し開いていることから余分な
所で折れ曲がることなく、段ボール箱1が図2に示すよ
うに起こされる。その際、一方の組の底フラップ5も併
せて折り曲げる。
圧具12を外しつつ段ボール箱1の折り畳み部3を両側
から押圧すると、すでに少し開いていることから余分な
所で折れ曲がることなく、段ボール箱1が図2に示すよ
うに起こされる。その際、一方の組の底フラップ5も併
せて折り曲げる。
【0013】最後に、図3に示すように、残りの組の底
フラップ6を折り曲げてテープ7を貼ると、内容物を収
納可能に内袋2ともども上面を空けた段ボール箱1が組
み立てられる。
フラップ6を折り曲げてテープ7を貼ると、内容物を収
納可能に内袋2ともども上面を空けた段ボール箱1が組
み立てられる。
【0014】このように、箱起こしに先立って箱を少し
開く作業を内袋2内にエアを注入して行うようにしたか
ら、従来の真空力を利用したもののように大掛かりな装
置を必要とせず、また、短時間で開くことができる。ま
た、内袋2内に板を突っ込んで回転させるものと違って
内袋2に傷を付けるおそれも無い。
開く作業を内袋2内にエアを注入して行うようにしたか
ら、従来の真空力を利用したもののように大掛かりな装
置を必要とせず、また、短時間で開くことができる。ま
た、内袋2内に板を突っ込んで回転させるものと違って
内袋2に傷を付けるおそれも無い。
【0015】さらに、エア注入時における内袋2からの
エア漏れの有無を監視することによって、内袋2の破れ
や底部のシールミスを検出することも可能である。
エア漏れの有無を監視することによって、内袋2の破れ
や底部のシールミスを検出することも可能である。
【図1】本発明の一実施例の箱起こしの工程を説明する
斜視図である。
斜視図である。
【図2】段ボール箱が箱起こしされた状態の斜視図であ
る。
る。
【図3】段ボール箱が内容物の収納可能に組み立てられ
た状態の斜視図である。
た状態の斜視図である。
【図4】従来の箱起こしを説明するための斜視図であ
る。
る。
1:段ボール箱 2:内袋 2a:開口部 3:折り畳
み部 11:エアホース 12:挟圧具 13:スポン
ジ 14:逃し溝
み部 11:エアホース 12:挟圧具 13:スポン
ジ 14:逃し溝
Claims (1)
- 【請求項1】 箱の側面となる部分の内面に内袋が貼着
されて偏平に折り畳まれた段ボール箱を箱起こしして組
み立てる方法であって、 内袋の開口部にエアホースを挿入してその開口部を挟圧
具により閉じ、エアホースから内袋内にエアを注入して
一定量膨らませたのち、挟圧具を外しつつ段ボール箱の
折り畳み部を両側から押圧して箱起こしすることを特徴
とする内袋付き段ボール箱の組立方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5213341A JPH0747621A (ja) | 1993-08-04 | 1993-08-04 | 内袋付き段ボール箱の組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5213341A JPH0747621A (ja) | 1993-08-04 | 1993-08-04 | 内袋付き段ボール箱の組立方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0747621A true JPH0747621A (ja) | 1995-02-21 |
Family
ID=16637556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5213341A Pending JPH0747621A (ja) | 1993-08-04 | 1993-08-04 | 内袋付き段ボール箱の組立方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0747621A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5258688A (en) * | 1975-11-10 | 1977-05-14 | Sanyo Kokusaku Pulp Co | Method of open mouth typed feeding of packaging paper box with inside bag |
JPS5311685A (en) * | 1976-07-16 | 1978-02-02 | Honshu Paper Co Ltd | Bagginncarton producing method and apparatus |
JPS53128405A (en) * | 1977-04-15 | 1978-11-09 | Nippon Oil Co Ltd | Alcohol soluble printing ink composition |
JPS57137140A (en) * | 1981-02-18 | 1982-08-24 | Dainippon Printing Co Ltd | Method and device for incorporating bag-in box |
JPS6278003A (ja) * | 1985-09-20 | 1987-04-10 | 田中 壮吉 | 溶融物の自動袋詰め装置 |
-
1993
- 1993-08-04 JP JP5213341A patent/JPH0747621A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5258688A (en) * | 1975-11-10 | 1977-05-14 | Sanyo Kokusaku Pulp Co | Method of open mouth typed feeding of packaging paper box with inside bag |
JPS5311685A (en) * | 1976-07-16 | 1978-02-02 | Honshu Paper Co Ltd | Bagginncarton producing method and apparatus |
JPS53128405A (en) * | 1977-04-15 | 1978-11-09 | Nippon Oil Co Ltd | Alcohol soluble printing ink composition |
JPS57137140A (en) * | 1981-02-18 | 1982-08-24 | Dainippon Printing Co Ltd | Method and device for incorporating bag-in box |
JPS6278003A (ja) * | 1985-09-20 | 1987-04-10 | 田中 壮吉 | 溶融物の自動袋詰め装置 |
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