JPH0747011B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH0747011B2
JPH0747011B2 JP60294879A JP29487985A JPH0747011B2 JP H0747011 B2 JPH0747011 B2 JP H0747011B2 JP 60294879 A JP60294879 A JP 60294879A JP 29487985 A JP29487985 A JP 29487985A JP H0747011 B2 JPH0747011 B2 JP H0747011B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電気掃除機本体に内蔵された吸塵用電動送風
機の入力の制御および吸込口体の床ブラシ回転用電動機
の制御を容易にできる電気掃除機に関する。
〔従来の技術〕
従来、吸込口体に床ブラシ回転用電動機を内蔵した電気
掃除機においては、吸込口体の床ブラシ回転用電動機の
制御は、手許操作部または吸込口体自体で行なってい
る。そして、ホースの握り部に設けた手許操作部では、
電気掃除機本体に設けた電動送風機のみのオン、オフ制
御か、電気掃除機本体の電動送風機および床ブラシ回転
用電動機のオン、あるいは、すべてオフ制御の操作のみ
が可能である。
そして、従来の電気掃除機では、床ブラシ回転用電動機
を有する吸込口体を接続した電気掃除機の場合は、電気
掃除機本体のホース先端の手許操作部に設けた手許スイ
ッチにホースに組込まれたたとえばピアノ線を介して電
気掃除機本体内の電動送風機に接続し、手許スイッチの
操作で電動送風機をオン、オフさせている。一方、吸込
口体の床ブラシ回転用電動機の制御はホースおよび延長
管などに添設したコードを手許操作部に設けた別のスイ
ッチまたは、吸込口体のスイッチに接続し、このスイッ
チの操作で床ブラシ回転用電動機の制御で行なうように
している。
さらに、床ブラシ回転用電動機を有する吸込口体を接続
する電気掃除機においては、第16図に示すような制御回
路が用いられている。
この第16図に示す回路は、商用交流電源1に対して電動
送風機2とトランスリレー3の開閉接点4とを直列に接
続し、このトランスリレー3はホースの手許操作部の手
許スイッチ5の切換開閉によって制御される。また、商
用交流電源1に対して、トランスリレー3の開閉接点4
と、ホースの手許スイッチ5と、床ブラシ回転用電動機
6とが直列に接続されている。
そして、掃除をする際に床ブラシ回転用電動機6を使用
しないときには、手許スイッチ5の接片5a,5bにて端子
b,c間と端子f,g間とをそれぞれ閉成する。この端子f,g
が閉成することによりトランスリレー3が作動し、この
トランスリレー3の開閉接点4が閉じ、電動送風機2が
オンとなる。また、吸込口体の床ブラシ回転用電動機6
を作動させる場合は、手許スイッチ5の接片5a,5bにて
端子b,c,d間および端子f,g,h間を閉成すると、電動送風
機2と吸込口体の床ブラシ回転用電動機6がオンする。
また、電動送風機2および床ブラシ回転用電動機6をオ
フする際には、手許スイッチ5の端子c,d間と端子g,h間
を閉成すると、トランスリレー3が解磁され、このトラ
ンスリレー3の開閉接点4が開成し、電動送風機2およ
び床ブラシ回転用電動機6がともにオフされる。なお、
手許スイッチ5の動作ポジションは、端子a,b間、端子
e,g間の閉成位置では、電動送風機2および床ブラシ回
転用電動機6がともにオフ、端子b,c間、端子e,f間の閉
成位置では電動送風機2がオン、床ブラシ回転用電動機
6がオフ、端子b,c,d間、端子f,g,h間の閉成位置では、
電動送風機2、床ブラシ回転用電動機6がともにオンと
なる。
さらに、従来のホースの握り部に設けた手許操作部にて
電気掃除機本体内に設けた電動送風機の入力を制御でき
るようにした電気掃除機の場合は、第17図に示すような
制御回路が採られている。
この制御回路は商用交流電源10に対して電動送風機2と
トライアックなどからなる双方向性電力制御素子11とが
直列に接続され、この双方向性電力制御素子11のゲート
には充電回路12とトリガ素子回路13とからなるゲートト
リガ回路14が接続されている。そして、このゲートトリ
ガ回路14の充電回路12は、コンデンサ15と充電周期可変
用の可変抵抗部16とからなり、この可変抵抗部16は可変
抵抗17と補正用半固定抵抗18および固定抵抗19,20とに
て構成されている。
そして、掃除をする際には、掃除箇所、たとえばじゅう
たん、畳、ソファーまたはカーテンなどに応じて可変抵
抗17の抵抗値を調節する際に摺動子を移動させると、可
変抵抗17の抵抗値が変化し、電動送風機2の入力が調整
制御される。すなわち、可変抵抗17の摺動子のスイッチ
操作で交流電圧が制御回路に印加されると、定電圧化さ
れた電圧が可変抵抗17および補正用半固定抵抗18などの
抵抗値に応じて充電電流が制御されてコンデンサ15に流
れ、コンデンサ15の両端電圧がトリガ素子回路13に設定
された基準電圧になると、ゲートトリガ回路14はオン動
作し、コンデンサ15の電荷が放電され、トリガ電流が流
れ、双方向性電力制御素子11の第1のアノードに電流が
流れて双方向性電力制御素子11はオン動作される。
また、この双方向性電力制御素子11がオン動作すると、
この双方向性電力制御素子11に電流が流れ、電動送風機
2に電流が流れる。そして、商用交流電源10の極性が反
転すると、双方向性電力制御素子11の第2のアノードに
電流が流れ、双方向性電力制御素子11はターンオンし、
端子電圧が低下するまで電流は流れ続けるので、電動送
風機2は可変抵抗17、補正用半固定抵抗18などの抵抗値
により制御された入力に応じて駆動される。
しかしながら、このように電気掃除機本体の電動送風機
2の入力制御および、床ブラシ回転用電動機6のオン、
オフは別個のスイッチのため操作が煩雑である。
また、電動送風機および床ブラシ回転用電動機のスイッ
チを1つにした電気掃除機として、たとえば実開昭53−
133480号公報に記載の構成が知られている。
この実開昭53−133480号公報に記載の電気掃除機は、電
気掃除機本体の電動送風機をオン、オフする接点と、吸
込口体の床ブラシ回転用電動機をオン、オフする接点と
を一体にして連動させたスイッチを設け、このスイッチ
を操作することにより、電動送風機および床ブラシ回転
用電動機とを同時にオン、オフさせるものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この実開昭53−133480号公報に記載の構
成の場合、電動送風機は単にオン、オフするものであ
り、また、電動送風機のオン、オフに連動して床ブラシ
回転用電動機がオン、オフしてしまい、床ブラシ回転用
電動機に所望の動作をさせることができない問題を有し
ている。
本発明は、電気掃除機本体内の電動送風機のオン、オフ
制御および入力制御と、吸込口体に設けた床ブラシ回転
用電動機のオン、オフ制御を1往復内の摺動子の摺動操
作により、簡単に操作することができる電気掃除機を提
供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の電気掃除機は、電動送風機、この電動送風機の
負圧側に形成された集塵部および前記電動送風機の入力
を制御する制御回路を有する掃除機本体と、前記集塵部
に連通され前記掃除機本体に接続された連通管と、この
連通管に設けられた手許操作部と、前記連通管に取り付
けられ床ブラシ回転用電動機を有する吸込口体とを具備
し、前記手許操作部は、前記制御回路を制御して前記電
動送風機の入力を可変させる操作子と、前記床ブラシ回
転用電動機をオン、オフするスイッチと、前記操作子で
前記電動送風機の入力を所定値以上に設定した時、前記
スイッチを閉成させる作動部とを備えたものである。
〔作用〕
本発明の電気掃除機は、手許操作部の操作子を操作し、
制御回路により電動送風機に所定の入力を与え、電動送
風機の入力が操作子により所定値以上に設定した時、床
ブラシ回転用電動機のスイッチが作動体によって閉成さ
せ、床ブラシ回転用電動機を動作させることにより、電
動送風機の入力が増加することに連動して床ブラシ回転
用電動機を動作させ、操作子の1往復内の操作のみで、
電動送風機の入力制御および床ブラシ回転用電動機のオ
ン、オフ制御する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例の構成を第1図ないし第15図を
参照して説明する。
第2図において、20は電気掃除機本体で、この電気掃除
機本体20は電動送風機21とこの電動送風機21の入力を制
御する制御回路が内蔵され、この電気掃除機本体20の前
部には集塵フィルタを挿脱自在に装着した集塵部を形成
する集塵部23が着脱自在に取り付けられている。また、
この集塵部23の前部には吸込み用のホース24を着脱自在
に差込み接続する吸込み口25が開口されている。
そして、ホース24の基端には吸込み口25に差込み接続さ
れる基端接続管部26が設けられ、この基端接続管部26に
は吸込み口25に隣接して設けたコネクタ27に電気的に接
続される接続プラグ28が設けられている。また、ホース
24の先端には延長管29などを挿脱自在に差込み接続する
曲り管31が一体的に設けられている。さらに、この曲り
管31を介して延長管29が接続され、この延長管29には、
吸込口体32の床ブラシ回転用電動機37に駆動用電力を供
給するコード36の保持部34,35が設けられている。な
お、ホース24、曲り管31および延長管29などにて、連通
管を形成している。
さらに、延長管29の先端部には吸込口体32を取り付ける
吸込口体接続部33を有し、吸込口体32に上下方向に回動
自在に取り付けられる接続管38が接続され、延長管29
と、吸込口体32の接続管38とはロックピン39によって固
定されている。また、このロックピン39は第8図に示す
ように、接続管38に基端を固着されたスプリング板42の
先端に突設され、このロックピン39は延長管29の吸込口
体接続部33に形成した係止孔37aに係脱自在に係合する
ようにスプリング板42にて外方に附勢されている。
また、コード36は接続プラグ40によって、第9図に示す
ように、吸込口体32のコネクタ41に接続され、床ブラシ
回転用電動機37は、コード36などを介して、商用交流電
源69と電気的に接続されている。
次に、この吸込口体32の構成を第7図ないし第9図を参
照して説明する。
この吸込口体32は、後側壁中央部に上下回動自在に取付
けられた接続管38と、前側下部に形成した吸込口32aに
臨ませて回転自在に軸着された回転ブラシ43と、この回
転ブラシ43を回転駆動する床ブラシ回転用電動機37とを
備え、この床ブラシ回転用電動機37の回転軸44に固着さ
れたギア状のプーリ45と回転ブラシ43の回転軸に設けた
ギア状のプーリ47とに駆動用ベルト46が懸回され、回転
ブラシ43は床ブラシ回転用電動機37に連動回転される。
次に、ホース24の手許操作部30について、第3図および
第4図を参照して説明する。
ホース24の手許操作部30には、第4図に示すように、カ
バー53が着脱自在に取付けられ、このカバー53は手許操
作部30の長手方向と直交する断面形状は角形状に形成さ
れ、このカバー53にて内側に制御部収納室49が形成され
る。
そして、このカバー53の隣接する2面の上面部と側面部
とに連続した開口部55に臨ませて略L字状の表示板54が
設けられている。なお、この表示板54は略直交する稜線
部を挟んで隣接する両面にそれぞれ表示部が形成されて
いる。この一方の表示部には第6図に示すように制御操
作子50の移動位置に応じた電動送風機21の制御状態を示
すじゅうたん、畳、ソファーおよびカーテンの文字表示
が形成され、他方の表示部にはたとえば強、標準、中、
ソフトおよび切の文字による表示が形成されている。
また、制御操作子50は合成樹脂など透明材にて成型さ
れ、表示板54上を手許操作部30の長手方向に摺動自在に
設けられ、この制御操作子50の幅方向の両端にはそれぞ
れカバー53の開口部55の縁部に沿って形成した案内溝に
摺動自在に係合する係合部56が形成されている。そし
て、この制御操作子50の一端の係合部56は、カバー53を
手許操作部30に取付けた状態で、制御部収納室49に形成
した手許操作部30の長手方向の案内部57に摺動自在に係
合された摺動子51の作動部52に係合される。さらに、こ
の摺動子51には制御部収納部49に配設した可変抵抗58の
摺動接片59が設けられており、制御操作子50の移動で可
変抵抗58の抵抗値が変化される。
そして、制御操作子50によって摺動子51を可変抵抗58の
抵抗値が所定の抵抗値以下になる位置に移動させると作
動部52に設けた作動体60が平常時は常時オフとされる床
ブラシ回転用電動機37を制御するスイッチ61を押圧し、
床ブラシ回転用電動機37を作動させる。このホース24の
手許操作部30は、第5図に示すように、被掃除面設定の
可変抵抗58、調整用の半固定抵抗89および抵抗90を備
え、可変抵抗58の一定の設定値以下となるとスイッチ61
は連動開閉する。
次に、制御回路を第1図を参照して説明する。
商用交流電源69に対して電動送風機21とトライアックな
どの双方向性電力制御素子71とが直列に接続され、この
双方向性電力制御素子71と並列にサージアブソーバの保
護用抵抗72とコンデンサ73とが直列に接続されてスナバ
回路を構成している。また、双方向性電力制御素子71の
ゲートにはゲートトリガ回路74のトリガ素子回路75が接
続されている。そして、このトリガ素子回路75のダイオ
ード76,77の接続点が、双方向性電力制御素子71のゲー
トに接続され、このダイオード76,77は、商用交流電源6
9に抵抗78を介して接続された全波整流回路79に接続さ
れている。なお、この全波整流回路79はダイオード80,8
1,82,83にて構成され、この全波整流回路79に抵抗80と
ツェナダイオード84とからなる定電圧回路85が接続され
ている。
また、全波整流回路79には感電防止用安全抵抗86を介し
てゲートトリガ回路74の充電回路87の充電周期可変用抵
抗部88に接続されている。そして、この充電周期可変用
抵抗部88は可変抵抗58、補正抵抗の半固定抵抗89および
固定抵抗90,91にて構成されている。なお、この可変抵
抗58は感電防止用抵抗92に接続されるとともに、固定抵
抗90および半固定抵抗89が並列に接続されている。
さらに、この可変抵抗58には感電防止用安全抵抗92を介
して充電回路87のコンデンサ93が接続され、このコンデ
ンサ93は全波整流回路79に接続されている。そして、こ
の可変抵抗58などの充電周期可変用抵抗部88とコンデン
サ93とにて時定数回路が形成されている。またトリガ素
子回路75のプログラマブル・ユニジャンクション・トラ
ンジスタ(PUT)95のアノードに、コンデンサ93とバイ
パス抵抗94とが接続され、このバイパス抵抗94はコンデ
ンサ93に並列に接続されている。さらに、このPUT95の
ゲートには定電圧回路85の抵抗80とツェナダイオード84
との接続点に抵抗96,97の直列回路の接続点に、抵抗98
とダイオード99が並列に接続されている。
また、PUT95のカソードにはサイリスタ100のゲートが接
続され、このサイリスタ100は全波整流回路79に抵抗101
を介して接続され、この抵抗101とサイリスタ100とに並
列にダイオード76,77が接続されている。さらに、この
サイリスタ100のゲート側に抵抗102が接続されている。
また、ダイオード76,77との接続点は抵抗103を介して双
方向性電力制御素子71のアノードが接続されている。
そして、床ブラシ回転用電動機37が、商用交流電源69、
可変抵抗58と連動するスイッチ61を介して直列に接続さ
れている。
また、105は雑音防止回路で、この雑音防止回路105はコ
ンデンサ106,107,108からなる。
次に、この実施例の作用を説明する。
ホース24の手許操作部30を把持して掃除する際に、掃除
箇所、たとえばじゅうたん、畳、ソファー、カーテンな
どに応じて制御操作子50を手許操作部30の長手方向に移
動させると、作動部52を介して摺動子51が移動し、可変
抵抗58の摺動子51が移動して摺動接片59が移動し、可変
抵抗58の抵抗値が変化され、電動送風機21の入力が調整
制御される。
また、制御操作子50を手許操作部30の長手方向に可変抵
抗58の一定の抵抗値以下の設定位置に移動させると、可
変抵抗58の作動部52に設けた作動体60が、床ブラシ回転
用電動機37のスイッチ61を押圧し、オンさせる。
さらに、制御操作子50の調整位置は表示板54の表示部の
表示で可変抵抗58の抵抗値に対応した電動送風機21の速
度制御状態を確認、判断できる。
また、床ブラシ回転用電動機37がオンされると回転軸44
に固着されたプーリ45から、駆動用ベルト46を介して回
転ブラシ43の回転軸48に固着されたプーリ47より伝達さ
れ回転ブラシ43が回転する。
次に、制御回路の作用を説明する。
ホース24の手許操作部30の制御操作子50の操作で摺動接
片59が絶縁パターン部から抵抗パターン部に接触する
と、スイッチがオンされることになり、商用交流電源69
の交流電圧が全波整流回路79で全波整流され、ツェナダ
イオード84で定電圧化された電流が感電防止用安全抵抗
86、可変抵抗58、半固定抵抗89などの充電周期可変用抵
抗部88で充電量を制御されてコンデンサ93に充電され
る。
そして、このコンデンサ93の両端電圧が抵抗97,98によ
り設定された基準電圧になると、PUT95はオン動作し、
コンデンサ93の電荷がPUT95のアノードからカソードに
放電され、このPUT95のカソードからサイリスタ100のゲ
ートにトリガ電流が流れ、サイリスタ100はオン動作さ
れる。このサイリスタ100がオン動作すると、全波整流
回路79から抵抗101、サイリスタ100および全波整流回路
79に電流が流れる。
また、商用交流電源69、電動送風機21、双方向性電力制
御素子71の第1のアノードからゲート、ダイオード77、
抵抗101、サイリスタ100、全波整流回路79に電流が流れ
て、双方向性電力制御素子71がオンし、商用交流電源6
9、電動送風機21、双方向性電力制御素子71の第1のア
ノード、第2のアノードおよび商用交流電源69に電流が
流れる。
そして、商用交流電源69の極性が反転すると、全波整流
回路79、抵抗101、サイリスタ100のアノード、ダイオー
ド76、双方向性電力制御素子71の第2のアノードに電流
が流れ、双方向性電力制御素子71は電流の状態が振動し
ていても確実にターンオンし、商用交流電源69、双方向
性電力制御素子71の第2のアノード、第1のアノード、
電動送風機21および商用交流電源69に電流が流れる。な
お、サイリスタ100は自己保持されており、その端子電
圧が低下するまで電流は流れ続けるので、誘導性負荷の
電動送風機21であっても双方向性電力制御素子71は確実
にトリガされる。また、PUT95のゲートに接続した抵抗9
8とダイオード99はPUT95のゲート特性をオン前後で可変
して、RG=R96//R97(但R96は抵抗96の抵抗値、R97は抵
抗97の抵抗値)で定義される値をオン後は小さく、オン
前は高くしてインピーダンスを低くし、充電周期可変用
抵抗部88の設定領域を拡大する。
さらに、ホース24の手許操作部30の制御操作子50の操作
で可変抵抗58の抵抗値が変化すると、コンデンサ93への
充電周期が変化し、PUT95のオンのタイミングが変り、
電動送風機21の入力が変化される。
また、充電回路87のコンデンサ93と並列に挿入したバイ
パス抵抗94によりバイパス放電されるので、感電防止用
安全抵抗92が高インピーダンスでコンデンサ93の残留電
荷が放電されなかったり、可変抵抗58の摺動接片59が絶
縁パターン部に接触して充電回路87がスイッチオフして
いる時、静電気などでコンデンサ93の端子に異常に高い
リーク電圧が印加され、抵抗98,97で設定したトリガ電
圧以上の電圧が加わっても誤作動を防止できる。そし
て、このバイパス抵抗94はコンデンサ93の容量に影響さ
れないバイパス効果のある高抵抗を選択する。
さらに、可変抵抗58の抵抗値が一定の設定値以下となる
と、床ブラシ回転用電動機37のスイッチ61がオンし、床
ブラシ回転用電動機37が商用交流電源69に直列に接続さ
れ作動する。
また、スイッチ61は常時オフスイッチであるので、可変
抵抗58が一定値以上になると連動してスイッチ61はオフ
となり床ブラシ回転用電動機37は停止する。
次に、他の実施例を第10図および第11図を参照して説明
する。
これら第10図および第11図に示す実施例は、床ブラシ回
転用電動機37のスイッチ61の位置を摺動子51の移動方向
に移動設定可能としたものである。
なお、前記実施例では床ブラシ回転用電動機37のスイッ
チ61は固定していたが、第10図に示す実施例では、スイ
ッチ61をホルダ110に固着し、ねじなどの調整用つま
み、114を有する調整子111によりホルダ110の位置が設
定される。また、ホルダ110は、スプリング112で摺動子
51の移動方向に附勢されている。そして、ホルダ110は
調整子111により、手許操作部30の長手方向に調整で
き、スイッチ61の作動する可変抵抗58の抵抗値を任意に
設定する構成となっている。また、スプリングは、ホル
ダ110が調整子111の中間にある場合も、作動部60の押圧
でスイッチ61がオンできるような力で附勢されている。
そして、調整用つまみ114の回動操作により、ホルダ110
の位置を調整し、最大出力時のみ床ブラシ回転用電動機
37を作動させたり、じゅうたんレンジのやや低めの位置
から床ブラシ回転用電動機37を作動させるなど任意に設
定することができる。
また、他の実施例を第12図ないし第15図を参照して説明
する。
この第12図ないし第15図の実施例は、第3図および第4
図に示す実施例に前記と同様に、床ブラシ回転用電動機
37の作動時の可変抵抗58の抵抗値を任意に設定できるよ
うに、摺動子51の作動部52に付け、作動体60の位置を調
整するものである。
そして、第14図および第15図に示すように、作動部52に
はウォームまたはラックなどのギア部122を有する作動
体60を摺動子51の移動方向に移動可能に設け、このギア
部122に噛合するピニオンなどのギア123を有する調整子
124を作動部52内に設け、調整子124の回転運動をギア部
122とギア123との噛合で作動体60を直線運動に変換し、
作動体60を移動させる。なお、調整子124は、手許操作
部30に有する調整孔125に、調整回動可能なように調整
子124の頭部126を臨ませ、ドライバーなどにより調整子
124を回動調整し、任意の位置に作動体60を設定する。
さらに、調整孔125に図示しないシールの貼付または、
蓋の設定により作動体60が不必要に動くことを回避でき
る。
なお、本実施例の構造によれば床ブラシ回転用電動機37
を制御するスイッチ61の位置またはスイッチを作動させ
る可変抵抗58と一体的に移動する作動部52の位置を可変
とすることにより、被掃除面設定条件のたとえばじゅう
たんの下限から床ブラシ回転用電動機37を動作させるこ
とができ、床ブラシ回転用電動機37の有効利用を図るこ
とができる。
さらに、摺動子51の作動部52に設けた作動体60の位置を
調整する場合は、調整範囲が広くなることにより、広い
範囲で床ブラシ回転用電動機37の始動点が設定でき、調
整孔125を設け蓋などを付けることにより床ブラシ回転
用電動機37の始動点を不用意に変更されることはなくな
るのである。
〔発明の効果〕
本発明の電気掃除機によれば、手許操作部の摺動スイッ
チの1往復内の操作で、電動送風機のオン、オフ制御お
よび入力制御と床ブラシ回転用電動機のオン、オフ制御
とを行なえ、電動送風機の入力を所定値以上にすること
に連動して床ブラシ回転用電動機をオンするので操作性
を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の電気掃除機を示す回路図、
第2図は同上電気掃除機を示す斜視図、第3図は同上ホ
ースの手許操作部を示す一部を切欠いた平面図、第4図
は同上縦断正面図、第5図は同上手許操作部を示す回路
図、第6図は同上手許操作部を示す正面図、第7図は同
上吸込口体を示す横断平面図、第8図は同上VIII−VIII
線部を示す断面図、第9図は同上IX−IX線部を示す断面
図、第10図は他の実施例のホースの手許操作部を示す一
部を切欠いた平面図、第11図は同上縦断正面図、第12図
はさらに他の実施例のホースの手許操作部を示す一部を
切欠いた平面図、第13図は同上縦断正面図、第14図は同
上調整部を示す拡大正面図、第15図は同上拡大平面図、
第16図および第17図は従来例の回路図である。 20……電気掃除機本体、21……電動送風機、23……集塵
部、30……手許操作部、32……吸込口体、37……床ブラ
シ回転用電動機、50……制御操作子、52……作動部、61
……スイッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動送風機、この電動送風機の負圧側に形
    成された集塵部および前記電動送風機の入力を制御する
    制御回路を有する掃除機本体と、 前記集塵部に連通され前記掃除機本体に接続された連通
    管と、 この連通管に設けられた手許操作部と、 前記連通管に取り付けられ床ブラシ回転用電動機を有す
    る吸込口体とを具備し、 前記手許操作部は、 前記制御回路を制御して前記電動送風機の入力を可変さ
    せる操作子と、 前記床ブラシ回転用電動機をオン、オフするスイッチ
    と、 前記操作子で前記電動送風機の入力を所定値以上に設定
    した時、前記スイッチを閉成させる作動部と を備えたことを特徴とする電気掃除機。
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