JPH03222927A - 電気掃除機の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、床ノズルにアジテータおよびその駆動用の電
動機を内設した電気掃除機の制御装置に関するものであ
る。

従来の技術 従来、この種電気掃除機にあって、被掃除面が板張りの
床やたたみの場合は、床ノズル内のアジテータを停止し
て掃除機本体内の電動送風機のみを駆動し、また被掃除
面がじゅうたんの場合は、上記電動送風機のみならずア
ジテータ駆動用の電動機も同時に作動させていた。そし
てこれらの切換えは押ボタンスイッチによって行ってい
た。

発明が解決しようとする課題 しかし、上記構成においては、押ボタンスイッチのボタ
ン操作力が一様であったため、不用意にアジテータ駆動
用の電動機が駆動されることがあった。上記アジテータ
は床ノズルの底面に露出しているところから、時として
作業者の手などが巻き込まれる虞があり、危険であった
。

本発明は、このような従来の課題を解消したもので、安
全性の高い電気掃除機を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 上記目的を達成するための本発明の手段は、電動送風機
および塵埃捕集部などを内設した掃除機本体と、アジテ
ータおよびその駆動用の電動機を内設した床ノズルと、
上記電動送風機、アジテータ駆動用の電動機を発停制御
する押ボタンスイッチとを具備し、この押ボタンスイッ
チは電動送風機のみの発停制御を行う床／たたみ用ボタ
ンと、電動送風機とアジテータ駆動用の電動機を同時に
発停制御するじゅうたん用ボタンとを有し、かつ床／′
たたみ用ボやンの操作力をＦ１、じゅうたん用ボタンの
操作力をＦ２としたとき Ｆｌ＜Ｆ２ となるように設定したものである。

作　　用 」皿上本発明において、じゅうたん用ボタンの操作力Ｆ
２が大きいため、作業者が意識しなければアジテータ駆
動用の電動機を作動できない。したかって、アジテータ
の不用意な回転を可及的に防止することができる。

実施例 以下本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。

第１図〜第５図において、電動送風機１および塵埃捕集
部なとを内設した掃除機本体２は、その上方にハンドル
３を有し、また下方吸気部に床ノズル４が接続されてい
る。そして上記床ノズル４にはアジテータ５およびその
駆動用電動機６が内蔵しである。これら電動送風機１と
アジテータ駆動用電動機６は、第３図にも示すように、
並列関係にあって、それぞれにスイッチ７．８が直列接
続されている。すなわちスイッチ７をオンにすると電動
送風機１のみか駆動される。この状態はアジテータ５が
回転していないところから板張りの床とかたたみの掃除
に適している。またじゅうたん而なとを掃除する場合は
、両スイッチ７．８を共にオンとし、電動送風機１とと
もにアジテータ駆動用電動機６も作動する。なお９は運
転スイッチである。

上記スイッチ７．８の各可動接片７ａ、、８ａは第１図
、第２図にも示すように、Ｕ字状の導電板で形成されて
いる。

スイッチ７．８は押ボタンスイッチ１０に組込まれてい
るもので、運転用ボタン１１、床／′たたみ用ボタン１
２およびしゅうたん用ボタン］３の３つのボタンを有す
る。各ボタンから垂設された作動軸はスイッチ枠体１４
に上下動自在に取付けられており、鎖錠板１５によって
それらの押込状態か保持されるようになっている。１６
．１７．１８は各ボタンの復帰用スプリング、１９は鎖
錠板１５の復帰用スプリングである。

今、床、″たたみ用ボタン１２を押すと、可動接ｈ　７
　ａか対応する固定接点７ｂと接続してスイッチ７がオ
ンし、これによって、電動送風機］の回転が開始される
。またじゅうたん用ボタン１３を押すと双方の可動接片
７ａ、８ａか対応固定接点７　ｂ、８ｂに同時に接続さ
れてスイッチ７．８かオンし、電動送風ｔ！！１ととも
にアジテータ駆動用電動機６も作動する。

上記のように、各可動接片７ａ、８ａはＵ字状の導電板
で形成されているところから、可動接片７ａ、８ａの動
作荷重が同しであると、床／たたみ用ボタン１２の押圧
力Ｆ１に対してじゅうたん用ボタン１３の押圧力Ｆ２は
２Ｆ１となり、倍の操作力が要求される。したがって、
じゅうたん用ボタン１３の抑圧はある程度規制されたも
のとなり、アジテータ５の不用意な回転が起こりにくく
なる。上記押ボタンスイソチ１０の各ボタン１１１２．
１３は操作性を考慮して掃除機本体２の上面に配置され
ている。

じゅうたん用ボタン１３の押圧力を大きくする手段は他
にも種々考えられる。例えば、第６図のように、高さ異
なる座２０．２１を設けてスプリング１７．１８の反発
力を変え、これによって、Ｆｌ＜Ｆ２に設定することも
できる。

発明の効果 以上のように本発明は、押ボタンスイッチにおいて、電
動送風機のみの発停制御を行う床／たたみ用ボタンと、
電動送風機とアジテータ駆動用の電動機を同時に発停制
御するじゅうたん用ボタンとを有し、上記床／たたみ用
ボタンの操作力をＦ１、じゅうたん用ボタンの操作力を
Ｆ２としたとき、Ｆ１、　＜　Ｆ　２となるように設定
したので、不用意にアジテータが作動するようなことが
なくなりとなく、その結果、安全性の高い電気掃除機を
提供することができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す電気掃除機のスイッチ部
の断面図、第２図は要部の平面図、第３図は概略回路図
、第４図は掃除機全体の斜視図、第５図はその操作部の
正面図、第６図は他の実施例を示すスイッチ部の正面図
である。 １・・・電動送風機、２・・・掃除機本体、４・・・床
ノズル、５・・アジテータ、６・・・電動機、１０・・
・押ボタンスイソチ、１２・・・床／たたみ用ボタン、
１３・・・じゅうたん用ボタン。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 電動送風機および塵埃捕集部などを内設した掃除機本体
   と、アジテータおよびその駆動用の電動機を内設した床
   ノズルと、上記電動送風機、アジテータ駆動用の電動機
   を発停制御する押ボタンスイッチとを具備し、この押ボ
   タンスイッチは電動送風機のみの発停制御を行う床／た
   たみ用ボタンと、電動送風機とアジテータ駆動用の電動
   機を同時に発停制御するじゅうたん用ボタンとを有し、
   かつ床／たたみ用ボタンの操作力をＦ１、じゅうたん用
   ボタンの操作力をＦ２としたとき Ｆ１＜Ｆ２ となるように設定した電気掃除機の制御装置。