JPH0746983Y2 - 光点弧型複合半導体装置 - Google Patents

光点弧型複合半導体装置

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JPH0746983Y2
JPH0746983Y2 JP1986153353U JP15335386U JPH0746983Y2 JP H0746983 Y2 JPH0746983 Y2 JP H0746983Y2 JP 1986153353 U JP1986153353 U JP 1986153353U JP 15335386 U JP15335386 U JP 15335386U JP H0746983 Y2 JPH0746983 Y2 JP H0746983Y2
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JP
Japan
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transistor
phototransistor
collector
emitter
circuit
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JP1986153353U
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JPS6359428U (ja
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寿夫 重兼
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 【考案の属する技術分野】
本考案は制御用のホトトランジスタを介して主回路内の
主トランジスタを作動させるように構成された光点弧型
複合半導体装置であって、特に低耐圧のホトトランジス
タを用い高耐圧の主トランジスタを作動し得るような装
置に関する。 なお以下各図において同一の符号は同一または相当部分
を示す。
【従来技術とその問題点】 通常の光点弧型の複合半導体装置としては、第2図の回
路に示すようなものが知られている。この回路では、主
回路電流ICを開閉する主トランジスタQ1と、制御用のホ
トトランジスタQ2とをダーリントン接続し、ホトトラン
ジスタQ2内のホトダイオードPDに与える入力信号電流IS
をオン,オフしてトランジスタQ2およびQ1を共にオン,
オフさせるものである。 しかしながら、この回路には次の欠点がある。即ちトラ
ンジスタQ1,Q2の各コレクタCには主回路から同一電圧
が印加されるため、本回路の適用可能電圧はトランジス
タQ1,Q2のどちらか低い方の耐圧で決定される。しかし
一般的にホトトランジスタQ2の耐圧は数10V以下とされ
ているため、本回路はそれ以上の高電圧回路に適用でき
ないと言う欠点がある。
【考案の目的】
本考案は前記の欠点を除去し、制御用の低耐圧のホトト
ランジスタを利用しながら、その耐圧の制限を受けず、
より高電圧の主回路を開閉できる光点弧型の複合半導体
装置を提供することを目的とする。
【考案の要点】
本考案の要点は、第1のトランジスタ(主トランジスタ
Q1など)のベースにホトトランジスタ(Q2など)のエミ
ッタを接続し、 前記第1のトランジスタのコレクタに第2のトランジス
タ(補助トランジスタQ3など)のコレクタを接続し、 該第2のトランジスタのエミッタに前記ホトトランジス
タのコレクタを接続し、 前記第2のトランジスタのコレクタとベースとの間に抵
抗(Rなど)を接続し、 前記第2のトランジスタのベースと前記第1のトランジ
スタのエミッタとの間にツェナダイオード(ZDなど)を
設け、該ツェナダイオードの極性が前記第1のトランジ
スタのコレクタ・エミッタ間の順電圧を阻止する方向と
なるように接続し、前記ホトトランジスタ(ホトダイオ
ードPDなどをを介し)光信号を与えて作動させることに
よって前記第1,第2のトランジスタを作動し、 前記ホトトランジスタの耐圧は前記第1及び第2のトラ
ンジスタの耐圧より低く、かつツェナダイオードのツェ
ナ電圧より高い耐圧とすることにより、低耐圧のホトト
ランジスタを用いて高電圧回路の主および補助トランジ
スタを開閉できるようにした点にある。
【考案の実施例】
第1図は本考案の一実施例としての構成を示す回路図で
第2図に対応するものである。同図においては高電圧回
路としての主回路の電流ICを開閉する高耐圧の主トラン
ジスタQ1と低耐圧のホトトランジスタQ2とをダーリント
ン接続する際、主トランジスタQ1のコレクタCとホトト
ランジスタQ2のコレクタCとの接続を開き、この間へ、
該ホトトランジスタQ2のコレクタC・エミッタE回路と
直列になるように、高耐圧の補助トランジスタQ3のコレ
クタC・エミッタE回路を挿入接続し、かつ補助トラン
ジスタQ3のコレクタCとベースB間に抵抗Rを、またこ
の補助トランジスタQ3のベースBと主トランジスタQ1の
エミッタEとの間にツェナダイオードZDを接続してい
る。 ここでツェナダイオードZDの極性は、第1図の例では各
トランジスタQ1〜Q3がNPN型であるため、ツェナダイオ
ードZDのカソードKが補助トランジスタQ3のベースB側
に置かれているが、各トランジスタQ1〜Q3がPNP型とな
った場合には、ツェナダイオードZDのカソードKは主ト
ランジスタQ1のエミッタE側に置かれる。つまりツェナ
ダイオードZDは主トランジスタQ1のコレクタC・エミッ
タE間に加わる主回路の順方向の電圧を阻止する方向の
極性に接続される。 なおこの回路は主トランジスタQ1と補助トランジスタQ3
とのダーリントン回路の一部(主トランジスタQ1のベー
ス回路)にホトトランジスタQ2のコレクタ・エミッタ回
路が挿入されたものと考えることもできる。 このような構成において、ホトトランジスタQ2内のホト
ダイオードPDへの入力信号電流ISをオンすると、ホトト
ランジスタQ2がオンし、従って(主回路正電位側)→抵
抗R→(補助トランジスタQ3のベースB・エミッタE回
路)→(ホトトランジスタQ2のコレクタC・エミッタE
回路)→(主トランジスタQ1のベースB・エミッタE回
路)→(主回路負電位側)の経路で、補助トランジスタ
Q3のベース電流が流れて、補助トランジスタQ3がオン
し、これによりさらに(主回路正電位側)→(ホトトラ
ンジスタQ3のコレクタC・エミッタE回路)→(ホトト
ランジスタQ2のコレクタC・エミッタE回路)→(主ト
ランジスタQ1のベースB・エミッタE回路)→(主回路
負電位側)の経路で増巾された電流、つまり主トランジ
スタQ1へのベース電流が流れて主トランジスタQ1もオン
する。 また入力信号電流ISをオフすることによってホトトラン
ジスタQ2をオフした場合は、トランジスタQ3,Q1の各ベ
ース電流は断たれ、このトランジスタQ3,Q1も共にオフ
する。 この回路においてはホトトランジスタQ2のオフ時には、
主回路側の高電圧は主トランジスタQ1および補助トラン
ジスタQ3のコレクタC・ベースB間に加わり、このとき
ホトトランジスタQ2のコレクタC・エミッタE間に加わ
る電圧は補助トランジスタQ3のベースBと主トランジス
タQ1のエミッタEとの間の電圧、つまりツェナダイオー
ドZDのツェナ電圧を越えることはない。また、トランジ
スタQ1,Q2及びQ3がオンした状態ではホトトランジスタQ
2のコレクタ電位が下がる。 従ってホトトランジスタQ2としては高耐圧のものは不必
要となる。 なお主トランジスタQ1および補助トランジスタQ3として
は当然高耐圧のものとする必要があるが、このような素
子の入手には別に問題は無い。 また第1図の回路では、主トランジスタQ1のオフ時にも
抵抗R、ツェナダイオードZDを介して主回路側から電流
が流れ続けるが、抵抗Rの値とツェナダイオードZDのツ
ェナ電圧との選定により、この電流の値を主回路に影響
のないものとすることができる。
【考案の効果】
本考案によれば、主トランジスタQ1のベースBにホトト
ランジスタQ2のエミッタEを接続し、 前記主トランジスタQ1のコレクタCに補助トランジスタ
Q3のコレクタCを接続し、 該補助トランジスタQ3のエミッタEに前記ホトトランジ
スタQ2のコレクタCを接続し、 前記補助トランジスタQ3のコレクタCとベースBとの間
に抵抗Rを接続し、 前記補助トランジスタQ3のベースBと前記主トランジス
タQ1のエミッタEとの間にツェナダイオードZDを設け、
該ツェナダイオードの極性が前記主トランジスタQ1のコ
レクタC・エミッタE間の順電圧を阻止する方向となる
ように接続し、 前記ホトトランジスタQ2に入力信号電流ISによる光信号
を与えて作動させることによって前記主および補助のト
ランジスタを作動し、 前記ホトトランジスタの耐圧は前記主および補助のトラ
ンジスタの耐圧より低く、かつツェナダイオードのツェ
ナ電圧より高い耐圧とするようにしたので、次のような
効果を得ることができる。 低耐圧のホトトランジスタQ2を用いても、主トランジ
スタQ1と補助トランジスタQ3として高耐圧のトランジス
タを用いることによって、この複合半導体装置をホトト
ランジスタQ2の耐圧以上の高電圧回路に適用できる。 ホトトランジスタQ2は低耐圧で良いため、少ない光エ
ネルギでホトトランジスタQ2をターンオンすることが可
能であるため省エネ効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例としての構成を示す回路図、
第2図は第1図に対応する従来の回路図である。 Q1:主トランジスタ、Q2:ホトトランジスタ、Q3:補助ト
ランジスタ、R:抵抗、ZD:ツェナダイオード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/082 27/14 29/73 H01L 29/72

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のトランジスタのベースにホトトラン
    ジスタのエミッタを接続し、 前記第1のトランジスタのコレクタに第2のトランジス
    タのコレクタを接続し、 該第2のトランジスタのエミッタに前記ホトトランジス
    タのコレクタを接続し、 前記第2のトランジスタのコレクタとベースとの間に抵
    抗を接続し、 前記第2のトランジスタのベースと前記第1のトランジ
    スタのエミッタとの間にツェナダイオードを設け、該ツ
    ェナダイオードの極性が前記第1のトランジスタのコレ
    クタ・エミッタ間の順電圧を阻止する方向となるように
    接続し、 前記ホトトランジスタに光信号を与えて作動させること
    によって前記第1,第2のトランジスタを作動し、 前記ホトトランジスタの耐圧は前記第1及び第2のトラ
    ンジスタの耐圧より低く、かつツェナダイオードのツェ
    ナ電圧より高い耐圧であることを特徴とする光点弧型複
    合半導体装置。
JP1986153353U 1986-10-06 1986-10-06 光点弧型複合半導体装置 Expired - Lifetime JPH0746983Y2 (ja)

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JPS6359428U JPS6359428U (ja) 1988-04-20
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FR2436897A1 (fr) * 1978-09-25 1980-04-18 Mecanique Ind Int Perfectionnements aux pompes centrifuges
JPS5913372A (ja) * 1982-07-15 1984-01-24 Hitachi Ltd 半導体装置

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