JPH0746881B2 - 列車監視装置 - Google Patents

列車監視装置

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JPH0746881B2
JPH0746881B2 JP23863487A JP23863487A JPH0746881B2 JP H0746881 B2 JPH0746881 B2 JP H0746881B2 JP 23863487 A JP23863487 A JP 23863487A JP 23863487 A JP23863487 A JP 23863487A JP H0746881 B2 JPH0746881 B2 JP H0746881B2
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英寿 本間
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、異なる形式の2つの固定列車編成が連結さ
れても各車両の位置を判別可能な列車監視装置に関する
ものである。
[従来の技術] 第2図は、例えば「鉄道におけるサイバネティクス利用
国内シンポジウム論文集第19回」の第496頁に示された
列車監視装置の構成を示すブロック図である。図におい
て、(101)〜(106)は1号車〜6号車の各車両に対応
して配備された監視局であり、これらは隣接する各車両
間を直列に引き通す直列伝送線Lによって結ばれ6両の
固定編成列車を形成している。(110)は1号車の監視
局(101)に接続された表示器、(111)は6号車の監視
局(106)に接続された表示器である。
従来の列車監視装置は上記のように構成され、6台の監
視局(101)〜(106)のうち先頭車両に配備された1台
の監視局(101)又は(108)のいずれかが、伝送制御上
の制御局として動作するようになっている。
いま、第2図左端の1号車が制御動作するように決定さ
れたとすると、監視局(101)は制御局となり、監視局
(102)〜(106)は従属局となる。従って、監視局(10
1)は、直列伝送線Lを介して監視局(102)〜(106)
に対し順次呼びかけを行い、2号車〜6号車までの各車
両の情報を収集して編集し、これを表示器(110)に表
示させる。この情報は表示器(111)にも適宜表示され
る。
このとき、各監視局(101)〜(106)には予め自局の局
番号(例えば号車番号に一致した1〜6)がスイッチ
(図示せず)により設定されているので、監視局(10
2)〜(106)は、監視局(101)から自局の番号が指定
されて応答要求があったときのみ、監視局(101)に応
答(自局の属する車両に関する情報)を返す。又、この
場合、各車両は固定編成即ち号車番号の順序に配列され
るものと決められているので、各監視局(101)〜(10
6)を搭載した車両の列車編成上の位置(先頭から何両
目であるか)を判別することができる。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の列車監視装置は以上のように、号車に対応した設
定により各監視局(101)〜(106)の局番号を決めてい
るので、営業路線上で列車編成の結合が行なわれたとき
には、同一の局番号を持つ監視局が複数できてしまい、
制御局と従属局との監視局間の情報の授受が困難になる
と共に、各監視局を搭載する車両の列車編成上の位置が
判別できないという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、2つの固定列車編成を連結しても各監視局の
局番号を区別して各車両の列車編成上の位置を判別で
き、又、列車監視装置を搭載していない形式の異なる他
の固定列車編成を連結しても、列車監視装置を搭載した
固定列車編成内の各監視局間の情報を支障なく授受でき
る列車監視装置を得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る列車監視装置は、固定列車編成の端部の
車両に属する監視局に、固定列車編成が他の固定列車編
成と接続されたか否かを検出する連結検知回路を設け、
固定列車編成の端部の車両に属する監視局は、固定列車
編成内で最小又は最大の号車番号が設定されて、隣接す
る車両の監視局に対して順次増加又は減少する号車番号
を付与し、連結検知回路が連結を検知せず且つ号車番号
が固定列車編成内の先頭車両であるときには制御局とし
ての機能を起動し、連結検知回路が連結を検知した場合
は、従属局として動作すると共に、固定列車編成内の各
監視局に対して固定列車編成の編成番号に対応した号車
番号を付与するものである。
[作用] この発明においては、号車番号が固定列車編成内で最小
又は最大で且つ連結を検知しない監視局は制御局として
起動し、連結を検知した場合には従属局として動作す
る。又、一方の固定列車編成内の車両の号車番号を、他
の固定列車編成内の車両の号車番号と区別可能にする。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図はこの発明の実施例を示すブロック図であり、Lは前
述と同様のものである。又、(11)〜(14)、(21)及
び(22)は前述の監視局(101)〜(106)と同様の構成
であり、各車両の号車番号を設定する号車番号設定手段
としてのスイッチ(図示せず)を備え、監視局(11)及
び(21)は1号車、(12)及び(22)は2号車、(13)
は3号車、(14)は4号車となるように設定されてい
る。
(1)は1号車〜4号車の4両からなる第1固定列車編
成、(2)は1号車及び2号車の2両からなる第2固定
列車編成であり、これら固定列車編成(1)及び(2)
は連結されて1つの列車を構成している。
(11a)〜(14a)並びに(21a)及び(22a)は編成番号
設定手段としての設定スイッチであり、各車両が属する
固定列車編成の編成番号を、対応する各監視局(11)〜
(14)、(21)及び(22)に設定し、監視局(11)〜
(14)には第1固定編成(1)を示す編成番号「01」を
与え、監視局(21)及び(22)には第2固定編成(2)
を示す編成番号「02」を与えている。尚、編成番号とし
ては通常2桁又は3桁の数字が使われる。
又、図示しないが、固定列車編成(1)及び(2)の両
端の各車両には、前述と同様の表示器が設けられてい
る。
(31)〜(33)は各固定列車編成(1)及び(2)の端
部の車両に設けられた連結検知線であり、各車両に属す
る監視局(11)、(14)、(21)及び(22)に接続され
ている。
(41)〜(44)は各監視局(11)、(14)、(21)及び
(22)に設けられた継電器であり、それぞれ対応する連
結検知線(31)〜(33)に接続されている。これら継電
器(41)〜(44)の他端は、DC100Vの直流電源VD又はグ
ランドGに接続されており、先頭車両即ち号車番号が各
固定列車編成内で最小の監視局(11)及び(21)におい
ては直流電源VDで接続され、最後尾車両即ち号車番号が
各固定列車編成内で最大の監視局(14)及び(22)にお
いてはグランドGに接続されている。
そして、継電器(41)〜(44)は、連結検知線(31)〜
(33)並びに直流電源VD又はグランドGと共に、それぞ
れ固定列車編成の連結を検出する連結検知回路を構成し
ている。
次に、第1図に示したこの発明の一実施例の動作につい
て説明する。ここで、列車は図面左方向に進行するもの
とし、号車番号が最小即ち「1」の監視局(11)、(2
1)内の継電器(41)、(43)が連結を検知しない場合
に、各監視局(11)及び(21)が制御局としての機能を
起動するように動作条件を設定しておく。
図示したように、第1固定列車編成(1)に第2固定列
車編成(2)が連結された場合、第1固定列車編成
(1)の1号車に設けられた監視局(11)においては、
継電器(41)が励磁されず連結検知情報が得られないた
め、制御局としての機能が起動される。一方、第2固定
列車編成(2)の1号車に設けられた監視局(21)にお
いては、直流電源VDからの電流が連結検知線(32)を介
して監視局(14)内のグランドGに流れ、継電器(43)
が励磁される。これにより、連結検知情報が監視局(2
1)に与えられ、監視局(21)は制御局として起動され
ず従属局としての動作にとどまる。従って、監視局(1
1)のみが制御局として動作することになる。
制御局としての監視局(11)は、直列伝送線Lを介し
て、自局の属する第1固定列車編成(1)の編成番号
「01」を、従属局としての監視局(12)〜(14)、(2
1)及び(22)に向けて送信する。
各監視局(12)〜(14)、(21)及び(22)はこの情報
を受信し、自局の編成番号「01」又は「02」と比較す
る。そして、もし制御局側の編成番号「01」と一致すれ
ば自局は監視局(11)を同じ第1固定列車編成(1)に
あると判別し、一致しなければ自局は監視局(11)とは
異なる第2固定列車編成(2)にあると判別する。これ
により、例えば、監視局(12)及び(22)のように同一
の号車番号「2」であっても、監視局(12)又は(22)
であるかを互いに区別することができる。
具体的には、第1固定列車編成(1)内の監視局(11)
〜(14)は、制御局としての監視局(11)と編成番号が
一致した場合、自局の号車番号をそのまま局番号とし、
一方、第2固定列車編成(2)内の監視局(21)及び
(22)は、自局の号車番号に「10」を加えた数を局番号
とするという約束を設定する。
従って、各監視局(11)〜(14)、(21)、(22)の登
録番号が、左端より、「1」、「2」、「3」、
「4」、「11」、「12」となり、制御局として機能する
監視局(11)における伝送制御上の各監視局(11)〜
(14)、(21)及び(22)の登録局番号が重なることは
なく、又、局番号の配列も車両の物理的な配置に合った
大小の順序となる。
こうして、監視局(11)は、各監視局(11)〜(14)、
(21)及び(22)が搭載されている車両の列車編成上の
位置(先頭から何両目にあるか)を各登録局番号の大小
から判別し、監視局(11)及び監視局(22)に接続され
た各表示器に各車両の状態を正確に表示し、運転士又は
車掌のいずれかの乗務員に情報を提供する。
以上は、共に列車監視装置を搭載している第1固定列車
編成(1)及び第2固定列車編成(2)を連結する場合
について説明したが、互いに形式の違う列車の場合、例
えば、第1固定列車編成(1)が列車監視装置を搭載し
ていないことも考えられる。この場合、第2固定列車編
成(2)の1号車に設けられた監視局(21)において
は、連結検知線(32)が開放状態となるため、継電器
(43)は励磁されない。従って、監視局(21)が制御局
としての機能を起動することになる。このときの伝送動
作は前述と同様であり、第2固定列車編成(2)上での
情報は監視局(21)及び(22)に接続された表示器に正
確に表示される。
尚、上記実施例では、号車番号が最小となる車両の監視
局(11)又は(21)が制御局となる場合を示したが、号
車番号が最大となる車両の監視局(14)又は(22)を制
御局として起動させるように設定してもよい。
又、号車番号のみによらず、TC1(モータなし、運転台
付き車両1)、M1(モータ付き車両1)、M2(モータ付
き車両2)等の車種の設定スイッチに基づいて、各固定
列車編成(1)及び(2)における上り又は下り方向の
端部にあることを知るようにしてもよい。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、固定列車編成の端部の
車両に属する監視局に、固定列車編成が他の固定列車編
成と接続されたか否かを検出する連結検知回路を設け、
固定列車編成の端部の車両に属する監視局は、固定列車
編成内で最小又は最大の号車番号が設定されて、隣接す
る車両の監視局に対して順次増加又は減少する号車番号
を付与し、連結検知回路が連結を検知せず且つ号車番号
が固定列車編成内の先頭車両であるときには制御局とし
ての機能を起動し、連結検知回路が連結を検知した場合
は、従属局として動作すると共に、固定列車編成内の各
監視局に対して固定列車編成の編成番号に対応した号車
番号を付与するようにしたので、2つの固定列車編成の
連結及び切り離しを営業路線上で随時に行なっても列車
全体の監視情報を正確に把握でき、又、列車監視装置を
搭載していない形式の異なる他の固定列車編成を連結し
ても、列車監視装置を搭載した固定列車編成内の各監視
局間の情報を支障なく授受できる列車監視装置が得られ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
は従来の列車監視装置を示すブロック図である。 (1)……第1固定列車編成 (2)……第2固定列車編成 (11)〜(14)、(21)、(22)……監視局 (11a)〜(14a)、(21a)、(22a)……設定スイッチ (31)〜(33)……連結検知線 (41)〜(44)……継電器、L……直列伝送線 VD……直流電源、G……グランド 尚、図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定列車編成の各車両に搭載された監視局
    と、 前記各車両を直列に引き通すと共に前記監視局の全てに
    接続された直列伝送線と、 前記固定列車編成に対する前記各車両の位置を前記各監
    視局に与える号車番号設定手段と、 前記固定列車編成を区別するための情報を前記各監視局
    に与える編成番号設定手段と を備えた列車監視装置において、 前記固定列車編成の端部の車両に属する監視局は、 前記固定列車編成内で最小又は最大の号車番号が設定さ
    れて、隣接する車両の監視局に対して順次増加又は減少
    する号車番号を付与し、 前記固定列車編成が他の固定列車編成と接続されたか否
    かを検出する連結検知回路を有し、 この連結検知回路が連結を検知せず且つ号車番号が前記
    固定列車編成内の先頭車両であるときには制御局として
    の機能を起動し、 前記連結検知回路が連結を検知した場合は、従属局とし
    て動作すると共に、前記固定列車編成内の各監視局に対
    して前記固定列車編成の編成番号に対応した号車番号を
    付与することを特徴とする列車監視装置。
  2. 【請求項2】連結検知回路は、1つの固定列車編成の端
    部の車両に属する監視局と他方の固定列車編成の端部の
    車両に属する監視局との間に流れる電流を検出して前記
    監視局に連結検知情報を与えることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の列車監視装置。
  3. 【請求項3】連結検知回路は、固定列車編成の端部の車
    両に設けられた連結検知線と、この連結検知線に接続さ
    れ且つ他端が直流電源又はグランドに接続された継電器
    とからなり、前記継電器が励磁されることにより連結検
    知情報を与えることを特徴とする特許請求の範囲第2項
    記載の列車監視装置。
JP23863487A 1987-09-25 1987-09-25 列車監視装置 Expired - Lifetime JPH0746881B2 (ja)

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JPS6485505A JPS6485505A (en) 1989-03-30
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