JPH0746716Y2 - パイプシヤツター - Google Patents
パイプシヤツターInfo
- Publication number
- JPH0746716Y2 JPH0746716Y2 JP1988128142U JP12814288U JPH0746716Y2 JP H0746716 Y2 JPH0746716 Y2 JP H0746716Y2 JP 1988128142 U JP1988128142 U JP 1988128142U JP 12814288 U JP12814288 U JP 12814288U JP H0746716 Y2 JPH0746716 Y2 JP H0746716Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- decorative
- link
- core
- shutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は芯パイプがリンクによって互に並行に連結され
るパイプシヤツターに関する。
るパイプシヤツターに関する。
[背景技術] 第5図に示される如く一般的にパイプシヤツター(グリ
ルシヤツター)は、芯パイプ12が板リング14で互に並行
に連結されている。芯パイプ12の外周には化粧パイプ16
が挿入され、板リング14の軸方向のずれを防止してい
る。
ルシヤツター)は、芯パイプ12が板リング14で互に並行
に連結されている。芯パイプ12の外周には化粧パイプ16
が挿入され、板リング14の軸方向のずれを防止してい
る。
このような一般的なパイプシヤツターでは、芯パイプ12
及び化粧パイプ16の断面が円形であるため芯パイプ12の
回りに回転可能となる。従って化粧パイプ16を円形断面
以内の異形形状とすると、芯パイプ12の回りに回転し各
化粧パイプ16の回転停止位置が不揃いになり全体として
統一したデザインとはならない。
及び化粧パイプ16の断面が円形であるため芯パイプ12の
回りに回転可能となる。従って化粧パイプ16を円形断面
以内の異形形状とすると、芯パイプ12の回りに回転し各
化粧パイプ16の回転停止位置が不揃いになり全体として
統一したデザインとはならない。
本考案は上記事実を考慮し、化粧パイプを円形断面以外
の異形形状とした場合にもその取付位置を一定にするこ
とができるパイプシヤツターを得ることが目的である。
の異形形状とした場合にもその取付位置を一定にするこ
とができるパイプシヤツターを得ることが目的である。
[考案の概要及び作用] 本考案は、複数本の芯パイプをリンクで互に平行に連結
するパイプシヤツターであって、前記芯パイプの外周へ
挿入される化粧パイプの少なくとも端部を異形断面と
し、前記リンクに一体的に形成された嵌合部とこの端部
を嵌合して、化粧パイプの軸回りの回転を阻止したこと
を特徴とする。
するパイプシヤツターであって、前記芯パイプの外周へ
挿入される化粧パイプの少なくとも端部を異形断面と
し、前記リンクに一体的に形成された嵌合部とこの端部
を嵌合して、化粧パイプの軸回りの回転を阻止したこと
を特徴とする。
このように本考案では、芯パイプの外側に取付ける化粧
パイプはその異形断面部をリンクへ嵌合して組付けるの
で、化粧パイプがリンクに対して回転を阻止されてお
り、複数本の化粧パイプをあらかじめ設定した取付状態
で組付けることができ、化粧パイプが芯パイプの軸回り
に不用意に回転することはない。
パイプはその異形断面部をリンクへ嵌合して組付けるの
で、化粧パイプがリンクに対して回転を阻止されてお
り、複数本の化粧パイプをあらかじめ設定した取付状態
で組付けることができ、化粧パイプが芯パイプの軸回り
に不用意に回転することはない。
[考案の実施例] 第2図には本考案が適用されたパイプシヤツターが示さ
れており、複数本の芯パイプ22が軸心を水平として複数
個のリンク24によって連結されている。
れており、複数本の芯パイプ22が軸心を水平として複数
個のリンク24によって連結されている。
第1図に示される如くリンク24は比較的厚肉のブロツク
形状であり、長手方向一端は両側部から切り欠きが形成
されることによって薄肉突出部24Aとされている。この
薄肉突出部24Aには円孔26が形成されて芯パイプ22の挿
入用となっている。
形状であり、長手方向一端は両側部から切り欠きが形成
されることによって薄肉突出部24Aとされている。この
薄肉突出部24Aには円孔26が形成されて芯パイプ22の挿
入用となっている。
リンク24の他の一端には幅方向中央部に切欠24Bが形成
された2股部24Cとなっている。この切欠24Bの幅寸法は
薄肉突出部24Aの幅寸法と同等以上とされており、隣接
するリンク24の薄肉突出部24Aが切欠24Bへ挿入可能とな
っている。この2股部24Cには薄肉突出部24Aの円孔26と
平行な軸心の円孔28が形成されている。
された2股部24Cとなっている。この切欠24Bの幅寸法は
薄肉突出部24Aの幅寸法と同等以上とされており、隣接
するリンク24の薄肉突出部24Aが切欠24Bへ挿入可能とな
っている。この2股部24Cには薄肉突出部24Aの円孔26と
平行な軸心の円孔28が形成されている。
2股部24Cの先端部は略半円状に形成されており、一方
薄肉突出部24Aを形成するための切欠部もこの2股部24C
の先端部に対応した円弧部24Dとなっている。
薄肉突出部24Aを形成するための切欠部もこの2股部24C
の先端部に対応した円弧部24Dとなっている。
円孔28の周囲は幅方向に突出し且つリンク24に一体的に
形成された嵌合部である突起32とされており、この突起
32はこの実施例においては矩形状とされ、断面矩形状の
化粧パイプ34の軸方向端部が挿入できる大きさとなって
いる。
形成された嵌合部である突起32とされており、この突起
32はこの実施例においては矩形状とされ、断面矩形状の
化粧パイプ34の軸方向端部が挿入できる大きさとなって
いる。
従って第2図に示される如く複数個のリンク24は上下に
直列に配置されて隣接する薄肉突出部24Aが2股部24Cへ
挿入されて芯パイプ22が貫通すると複数本のリンク24が
直列に連結されると共に芯パイプ22が互に平行で且つ水
平に配置されることになる。
直列に配置されて隣接する薄肉突出部24Aが2股部24Cへ
挿入されて芯パイプ22が貫通すると複数本のリンク24が
直列に連結されると共に芯パイプ22が互に平行で且つ水
平に配置されることになる。
この場合、芯パイプ22の外周へ挿入される化粧パイプ34
はその端部が突起32へ嵌合されるので、化粧パイプ34は
リンク24と相対移動することなく、また芯パイプ22の回
りに不用意に回転することはない。このため複数個の化
粧パイプ34は一定の回転停止位置でリンク24へ取付ける
ことができ、断面が円形以外の化粧パイプであっても統
一した外観を呈することができる。
はその端部が突起32へ嵌合されるので、化粧パイプ34は
リンク24と相対移動することなく、また芯パイプ22の回
りに不用意に回転することはない。このため複数個の化
粧パイプ34は一定の回転停止位置でリンク24へ取付ける
ことができ、断面が円形以外の化粧パイプであっても統
一した外観を呈することができる。
なお複数個のリンク24の上端は図示しない巻取軸へ連結
されて巻取軸の回転によってパイプシヤツターが上下動
されるようになっており、また下端部は芯パイプ22の外
周へ挿入される連結パイプ36へ釣元金具38を介してスラ
ツトシヤツター42が吊り下げられている。また芯パイプ
22の軸方向端部に挿入されるキヤツプ44、45はガイドレ
ール46に案内されて上下動するようになっている。
されて巻取軸の回転によってパイプシヤツターが上下動
されるようになっており、また下端部は芯パイプ22の外
周へ挿入される連結パイプ36へ釣元金具38を介してスラ
ツトシヤツター42が吊り下げられている。また芯パイプ
22の軸方向端部に挿入されるキヤツプ44、45はガイドレ
ール46に案内されて上下動するようになっている。
このような構成される本実施例のパイプシヤツターで
は、第1、2図に示される如く2股部24Cが上方に、薄
肉突出部24Aが下方に配置された状態で芯パイプ22を互
に連結し、第2図に示される如く建物入口の閉止状態で
は複数のリンク24が上下に直線的に配置されることにな
る。
は、第1、2図に示される如く2股部24Cが上方に、薄
肉突出部24Aが下方に配置された状態で芯パイプ22を互
に連結し、第2図に示される如く建物入口の閉止状態で
は複数のリンク24が上下に直線的に配置されることにな
る。
従って、これらのリンク24へ突起32を介して嵌合されて
いる化粧パイプ34はリンク24に対して常に一定の取付位
置となるので、不揃いはなく統一された外観を呈する。
いる化粧パイプ34はリンク24に対して常に一定の取付位
置となるので、不揃いはなく統一された外観を呈する。
また、パイプシヤッターの図示しない巻取軸への巻取時
には各リンク24は2股部24Cを貫通している芯パイプ22
に対して回転することになるが、この2股部24Cは芯パ
イプ22に対して軸方向に隔てた2箇所で支持されるので
安定した支持が可能で、支持荷重が集中することはな
い。
には各リンク24は2股部24Cを貫通している芯パイプ22
に対して回転することになるが、この2股部24Cは芯パ
イプ22に対して軸方向に隔てた2箇所で支持されるので
安定した支持が可能で、支持荷重が集中することはな
い。
次に第3図には本考案の第2実施例が示されており、前
記実施例の突起32に代ってリンク24にはリンク24に一体
的に形成された嵌合部である凹部52が形成されている。
この凹部52は化粧パイプ34の外周を嵌合状態で受け入れ
るために矩形状とされており、これによってこの実施例
では化粧パイプ34とリンク24との連結隙間を生じないよ
うにしている。
記実施例の突起32に代ってリンク24にはリンク24に一体
的に形成された嵌合部である凹部52が形成されている。
この凹部52は化粧パイプ34の外周を嵌合状態で受け入れ
るために矩形状とされており、これによってこの実施例
では化粧パイプ34とリンク24との連結隙間を生じないよ
うにしている。
本考案は上記の化粧パイプに限らず、第4図(A)に示
される如く断面形状が略長円状の化粧パイプ34A、第4
図(B)に示される如く三円弧が連結した断面形状の化
粧パイプ34B、第4図(C)に示される如く四円弧が連
結した断面形状の化粧パイプ34C、第4図(D)に示さ
れる如く六角形断面の化粧パイプ34Dやその他各種の異
形断面形状が適用可能である。これらの場合もそれぞれ
リンクにこれらの端部を受け入れるための突起又は凹部
を形成すればよい。また本考案は化粧パイプが長手方向
に亘って同一断面である必要はなく、少なくとも軸方向
端部が異形断面であればよい。
される如く断面形状が略長円状の化粧パイプ34A、第4
図(B)に示される如く三円弧が連結した断面形状の化
粧パイプ34B、第4図(C)に示される如く四円弧が連
結した断面形状の化粧パイプ34C、第4図(D)に示さ
れる如く六角形断面の化粧パイプ34Dやその他各種の異
形断面形状が適用可能である。これらの場合もそれぞれ
リンクにこれらの端部を受け入れるための突起又は凹部
を形成すればよい。また本考案は化粧パイプが長手方向
に亘って同一断面である必要はなく、少なくとも軸方向
端部が異形断面であればよい。
[考案の効果] 本考案は上記の構成としたので、円形以外の異形断面を
有する化粧パイプを用いる場合にも、この化粧パイプを
一定の姿勢で組付けることができる優れた効果を有す
る。
有する化粧パイプを用いる場合にも、この化粧パイプを
一定の姿勢で組付けることができる優れた効果を有す
る。
第1図は本考案の第1実施例に係るリンクを示す斜視
図、第2図は第1実施例の組立状態を示す斜視図、第3
図は第2実施例のリンクを示す斜視図、第4図は化粧パ
イプの変形例を示す斜視図、第5図は従来のパイプシヤ
ツターを示す斜視図である。 22……芯パイプ、24……リンク、32……突起、34……化
粧パイプ、34A、34B、34C、34D……化粧パイプ。
図、第2図は第1実施例の組立状態を示す斜視図、第3
図は第2実施例のリンクを示す斜視図、第4図は化粧パ
イプの変形例を示す斜視図、第5図は従来のパイプシヤ
ツターを示す斜視図である。 22……芯パイプ、24……リンク、32……突起、34……化
粧パイプ、34A、34B、34C、34D……化粧パイプ。
Claims (1)
- 【請求項1】複数の芯パイプをリンクで互いに並行に連
結するパイプシャッターであって、前記芯パイプの外周
へ挿入される化粧パイプの少なくとも端部を異形断面と
し、前記リンクに一体的に形成された嵌合部とこの端部
を嵌合して、化粧パイプの軸回りの回転を阻止したこと
を特徴とするパイプシャッター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988128142U JPH0746716Y2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | パイプシヤツター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988128142U JPH0746716Y2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | パイプシヤツター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0249495U JPH0249495U (ja) | 1990-04-05 |
JPH0746716Y2 true JPH0746716Y2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=31381200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988128142U Expired - Lifetime JPH0746716Y2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | パイプシヤツター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0746716Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS459808Y1 (ja) * | 1965-12-21 | 1970-05-07 | ||
JPS5410045U (ja) * | 1977-06-23 | 1979-01-23 |
-
1988
- 1988-09-30 JP JP1988128142U patent/JPH0746716Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0249495U (ja) | 1990-04-05 |
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