JP2506475Y2 - パイプシヤツタ―における化粧パイプ保持構造 - Google Patents
パイプシヤツタ―における化粧パイプ保持構造Info
- Publication number
- JP2506475Y2 JP2506475Y2 JP1988071446U JP7144688U JP2506475Y2 JP 2506475 Y2 JP2506475 Y2 JP 2506475Y2 JP 1988071446 U JP1988071446 U JP 1988071446U JP 7144688 U JP7144688 U JP 7144688U JP 2506475 Y2 JP2506475 Y2 JP 2506475Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- decorative
- core
- shutter
- core pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は複数本の芯パイプを互に平行に配置するパイ
プシヤツターに係り、特に芯パイプの外側へ取付ける化
粧パイプの保持構造に関する。
プシヤツターに係り、特に芯パイプの外側へ取付ける化
粧パイプの保持構造に関する。
建物用シヤツターのスラツトに代えて複数本の芯パイ
プをリンクで互いに平行に保持するパイプシヤツター
（グリルシヤツターとも呼ばれる）が用いられている。
プをリンクで互いに平行に保持するパイプシヤツター
（グリルシヤツターとも呼ばれる）が用いられている。
このパイプシヤツターでは芯パイプの外側へ化粧パイ
プを取付け、この化粧パイプの両端部をリンクに対応さ
せてリンクの位置決めを行うと共に見映えを向上してい
る。
プを取付け、この化粧パイプの両端部をリンクに対応さ
せてリンクの位置決めを行うと共に見映えを向上してい
る。
ところがこの化粧パイプはその内径を芯パイプの外径
と正確に一致させることはできないので、化粧パイプの
内周と芯パイプとの間に隙間が生じる。従ってシヤツタ
ーの開閉時に化粧パイプと芯パイプとの接触音が生ずる
原因となる。
と正確に一致させることはできないので、化粧パイプの
内周と芯パイプとの間に隙間が生じる。従ってシヤツタ
ーの開閉時に化粧パイプと芯パイプとの接触音が生ずる
原因となる。
本考案は上記事実を考慮し、化粧パイプが芯パイプと
相対移動することなく、振動時の騒音を防止できる化粧
パイプ保持構造を得ることが目的である。
相対移動することなく、振動時の騒音を防止できる化粧
パイプ保持構造を得ることが目的である。
本考案は、平行に配置された芯パイプを板リンクで互
いに連結して構成されるパイプシヤツターに用いられ、
前記芯パイプの外周面を被う筒状の化粧パイプの内径が
前記芯パイプの外径よりも大とされ、前記化粧パイプの
軸方向の長さが前記板リンクの配設間隔と同一とされ、
前記化粧パイプの両端が縮径され前記芯パイプが挿通さ
れて芯パイプの外周に線接触する係合孔が形成されたこ
とを特徴としている。
いに連結して構成されるパイプシヤツターに用いられ、
前記芯パイプの外周面を被う筒状の化粧パイプの内径が
前記芯パイプの外径よりも大とされ、前記化粧パイプの
軸方向の長さが前記板リンクの配設間隔と同一とされ、
前記化粧パイプの両端が縮径され前記芯パイプが挿通さ
れて芯パイプの外周に線接触する係合孔が形成されたこ
とを特徴としている。
本考案では、化粧パイプの両端を縮径して形成した係
合孔へ芯パイプを挿通して係合させる。このとき、化粧
パイプと芯パイプとの間には隙間が生じているが、係合
孔が芯パイプの外周に線接触し、化粧パイプの両端が芯
パイプに保持されるので、芯パイプが化粧パイプと接触
して騒音を発生させることはない。また、化粧パイプの
軸方向の長さが板リンクの配置間隔と同一とされている
ので、軸方向へ移動して板リンクと衝突することもな
い。さらに、芯パイプと化粧パイプだけで化粧パイプの
保持構造が形成されているので、部品点数の削減を図る
ことができる。
合孔へ芯パイプを挿通して係合させる。このとき、化粧
パイプと芯パイプとの間には隙間が生じているが、係合
孔が芯パイプの外周に線接触し、化粧パイプの両端が芯
パイプに保持されるので、芯パイプが化粧パイプと接触
して騒音を発生させることはない。また、化粧パイプの
軸方向の長さが板リンクの配置間隔と同一とされている
ので、軸方向へ移動して板リンクと衝突することもな
い。さらに、芯パイプと化粧パイプだけで化粧パイプの
保持構造が形成されているので、部品点数の削減を図る
ことができる。
第１図にはパイプシヤツターの中間部が示されてお
り、互いに平行に配置される複数本の芯パイプ12はその
中間部に取付けられる複数本の板リンク14、16によって
軸心が互いに平行に保持されている。すなわちこれらの
板リンク14、16は長手方向が芯パイプ12と直角に配置さ
れ、両端部付近に芯パイプ12が貫通している。従って芯
パイプ12は隣接する芯パイプ12とは相対移動できない
が、他の芯パイプ12とは平行状態を維持しながら相対移
動でき、図示しない巻取軸へ巻取可能となっている。な
お、板リンク14は板リンク16の端部を挟んで２枚毎用い
られているが、板リンク16と同様に１枚毎用いてもよ
い。
り、互いに平行に配置される複数本の芯パイプ12はその
中間部に取付けられる複数本の板リンク14、16によって
軸心が互いに平行に保持されている。すなわちこれらの
板リンク14、16は長手方向が芯パイプ12と直角に配置さ
れ、両端部付近に芯パイプ12が貫通している。従って芯
パイプ12は隣接する芯パイプ12とは相対移動できない
が、他の芯パイプ12とは平行状態を維持しながら相対移
動でき、図示しない巻取軸へ巻取可能となっている。な
お、板リンク14は板リンク16の端部を挟んで２枚毎用い
られているが、板リンク16と同様に１枚毎用いてもよ
い。
芯パイプ12の外周にはそれぞれ化粧パイプ36が配置さ
れている。これらの化粧パイプ36は芯パイプ12の外径と
大きな隙間を有した内径寸法を有しており、第２図にも
示すように、軸方向の両端に縮径部36Aが形成され、こ
の縮径部36Aの内周が係合孔37となっている。この係合
孔37へ芯パイプ12が挿通され緊密に線接触するようにな
っている。また、化粧パイプ36の長さは、板リンク14、
16の間隔Ｗ（第１図参照）と等しくなっている。このた
め、化粧パイプ36の軸方向へのズレが生じることがな
く、ガタつきによる騒音も生じない。なお、この他にも
各種の縮径構造が考えられる。
れている。これらの化粧パイプ36は芯パイプ12の外径と
大きな隙間を有した内径寸法を有しており、第２図にも
示すように、軸方向の両端に縮径部36Aが形成され、こ
の縮径部36Aの内周が係合孔37となっている。この係合
孔37へ芯パイプ12が挿通され緊密に線接触するようにな
っている。また、化粧パイプ36の長さは、板リンク14、
16の間隔Ｗ（第１図参照）と等しくなっている。このた
め、化粧パイプ36の軸方向へのズレが生じることがな
く、ガタつきによる騒音も生じない。なお、この他にも
各種の縮径構造が考えられる。
芯パイプ12の両端部には座金24を介して短尺のキヤツ
プ28が取付けられている。このキヤツプ28は芯パイプ12
と共に割りピン32が貫通されて軸方向の移動が阻止され
ている。
プ28が取付けられている。このキヤツプ28は芯パイプ12
と共に割りピン32が貫通されて軸方向の移動が阻止され
ている。
このように構成される本実施例のパイプシヤツターで
は、最上段の板リンク14又は板リンク16が図示しない巻
取軸へ連結支持されて吊り下げられる。巻取軸の回転に
よってパイプシヤツターが昇降されるが、化粧パイプ36
は、係合孔37によって隙間なく芯パイプ12へ支持されて
いるので、ガタつきによる騒音が生ずることはない。
は、最上段の板リンク14又は板リンク16が図示しない巻
取軸へ連結支持されて吊り下げられる。巻取軸の回転に
よってパイプシヤツターが昇降されるが、化粧パイプ36
は、係合孔37によって隙間なく芯パイプ12へ支持されて
いるので、ガタつきによる騒音が生ずることはない。
本考案は上記の構成としたので、化粧パイプを遊びな
く芯パイプに取付けることができ、振動時の騒音をなく
すことができる。また、部品点数の削減を図ることがで
きる。
く芯パイプに取付けることができ、振動時の騒音をなく
すことができる。また、部品点数の削減を図ることがで
きる。
第１図は本考案の一実施例を示す一部断面正面図、第２
図は第１図に用いる化粧パイプの断面図である。 12……芯パイプ、14……板リンク、16……板リンク、36
……化粧パイプ、37……係合孔。
図は第１図に用いる化粧パイプの断面図である。 12……芯パイプ、14……板リンク、16……板リンク、36
……化粧パイプ、37……係合孔。
Claims (1)
- 【請求項１】平行に配置された芯パイプを板リンクで互
いに連結して構成されるパイプシヤツターに用いられ、 前記芯パイプの外周面を被う筒状の化粧パイプの内径が
前記芯パイプの外径よりも大とされ、 前記化粧パイプの軸方向の長さが前記板リンクの配設間
隔と同一とされ、 前記化粧パイプの両端が縮径され前記芯パイプが挿通さ
れて芯パイプの外周に線接触する係合孔が形成されたこ
とを特徴とするパイプシヤツターにおける化粧パイプ保
持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988071446U JP2506475Y2 (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 | パイプシヤツタ―における化粧パイプ保持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988071446U JP2506475Y2 (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 | パイプシヤツタ―における化粧パイプ保持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01173295U JPH01173295U (ja) | 1989-12-08 |
| JP2506475Y2 true JP2506475Y2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=31296655
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988071446U Expired - Lifetime JP2506475Y2 (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 | パイプシヤツタ―における化粧パイプ保持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2506475Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5246850B2 (ja) * | 2008-03-04 | 2013-07-24 | 三和シヤッター工業株式会社 | シャッターカーテンにおけるスラットとパイプの連結構造 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5616384U (ja) * | 1979-07-19 | 1981-02-13 | ||
| JPS604196U (ja) * | 1983-06-23 | 1985-01-12 | 四国化成工業株式会社 | 金属製パイプシヤツタ− |
-
1988
- 1988-05-30 JP JP1988071446U patent/JP2506475Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01173295U (ja) | 1989-12-08 |
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