JPH0746675A - 成形機の遠隔制御方式 - Google Patents

成形機の遠隔制御方式

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JPH0746675A
JPH0746675A JP5188180A JP18818093A JPH0746675A JP H0746675 A JPH0746675 A JP H0746675A JP 5188180 A JP5188180 A JP 5188180A JP 18818093 A JP18818093 A JP 18818093A JP H0746675 A JPH0746675 A JP H0746675A
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unit
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Keisuke Hara
敬介 原
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Toyo Machinery and Metal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業者がいちいち成形機の操作部の前まで出
向くことなく、運転条件の変更や、モニタデータの監視
や、成形機のストップ/スタート等の操作が可能な、作
業性と使い勝手の良好な成形機の遠隔制御方式を提供す
ること。 【構成】 複数台の成形機と個別に通信可能とされた遠
隔制御装置を備えた成形機の遠隔制御方式において、遠
隔制御装置1は、成形機10からの信号を受信する受信
部6と、出力画像モードに応じた画像信号を生成する画
像信号生成部8と、該画像信号生成部の出力を表示する
表示部4と、該表示部の表示画面と対話式に入力操作を
行うためのキー入力操作部3と、該キー入力操作部で入
力された指示内容を成形機に送信する送信部5とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機等の成形機
の遠隔制御方式に係り、特に、複数台の成形機の管理を
1人の作業者が行う際などに適用して好適な複数成形機
の遠隔制御方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工場内の成形現場においては多数の射出
成形機が並設されて運転され、最近の射出成形機はマイ
コン(マイクロコンピュータ)制御で自動連続成形運転
が可能であることから、1人の作業者が、例えば3〜5
台程度の射出成形機の管理を受け持つことが多い。
【0003】図12は、工場内の射出成形機のレイアウ
トの1例を示す図である。同図において、51…は、並
行して配設された複数台のマシン(射出成形機)で、各
マシン51には、公知の射出メカニズム系52や型開閉
メカニズム系53が搭載されており、また、図示せぬ電
源系や制御回路系が内蔵されている。各マシン51に
は、必要に応じ、油圧系や冷却水系のための温調器5
4、射出メカニズム系52のホッパー55へ樹脂材料の
供給を行うためのホッパーローダ56、製品(成形品)
をマシン51から取り出して搬送するための自動製品取
り出し機57(もしくはマシン51から落下した製品を
搬送するための補助コンベア57)、製品から分離され
た不要の成形部位(スプルー/ランナー部等)を再使用
するために粉砕する粉砕機58、マシン51から取り出
された製品をメインコンベア60まで搬送するサブコン
ベア59等が付設されている。なお、このサブコンベア
59には、マシン(射出成形機)から1ショットごとに
製品が載置されるが、すぐメインコンベア60まで搬送
しないで、間欠運転方式によって取り出された製品が一
定間隔で並ぶようにしたものが多い。
【0004】61は、マシン51の操作盤で、運転モー
ドキー群や手動操作キー群等々が配設されており、この
操作盤61を用いて、自動運転のスタート/ストップ等
の指示や、手動運転モードでの各種運転動作の制御など
が行われる。62は、マシン51のカラーCRT等の表
示装置で、各種画面が出力される。63は、マシン51
のキー入力装置で、表示装置62に隣接して設けられて
おり、このキー入力装置63を用いて表示装置62上
に、各種運転条件設定画面を呼び出して運転条件の設定
/変更を行ったり、また、各種モニタ画面を呼び出して
所望モニタ項目の監視や確認を行ったりするようになっ
ている。
【0005】上記した如く周辺機器を付設して配置され
た射出成形機(マシン)は、その複数台(例えば3〜5
台程度の射出成形機)が、通常、1人の作業者64の管
理に委ねられることが多い。そして、作業者64は、自
動運転に先立ち運転条件の設定を行う際には、マシン5
1の前記表示装置62およびキー入力装置63の前に立
って運転条件の設定操作を行い、次に、各部がスタンバ
イOK状態であることを確認した後、前記操作盤61の
前に立って自動運転(自動連続成形運転)のスタートを
指示する。このようにして、各射出成形機(各マシン)
が自動運転モードに入って連続成形運転を開始すると、
作業者64は、前記メインコンベア60の前に立って、
メインコンベア60上を流れる各マシンで成形された製
品群のバリ,ヒケ,光沢変化などの外観検査を行い、も
しくは、前記メインコンベア60の前を行き来して、各
サブコンベア59上に並んだ製品群のバリ,ヒケ,光沢
変化などの外観検査を行い、製品の外観から各マシンに
おける成形が良好に行われているかを監視・判定するの
が通例であった。
【0006】そして、上記した製品の外観検査によって
或るマシンの製品が不良と判別された際等には、作業者
64は、メインコンベア60の前から当該マシン51ま
で移動し、前記表示装置62およびキー入力装置63を
用いて、運転条件の一部の変更操作を行っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、複数
台の射出成形機(マシン)を1人の作業者が管理してい
る場合に、或るマシンの運転条件の一部を変更したいと
いう要求などが生じると、作業者は、コンベアをくぐっ
て(場合によっては、またいで)、さらに周辺機器を避
けながら狭い空間を移動して、その都度当該マシンまで
出向かなければならなかった。このため、移動が煩わし
く、また、時によっては危険性を伴う虞もあり、さらに
は、緊急停止させたいときにも迅速に対応できず、総じ
て作業性が悪いという問題があった。
【0008】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、複数台の射出成形機(マシ
ン)を1人の作業者が管理する成形現場等において、作
業者がいちいち射出成形機の操作部の前まで出向くこと
なく、運転条件の変更や、射出成形機のストップ/スタ
ート等の操作が可能な、作業性と使い勝手の良好な成形
機の遠隔制御方式を提供することにある。また、本発明
の他の目的とするところは、作業者がいちいち射出成形
機の表示部の前まで出向くことなく、現在の実測運転値
等をモニタリング可能とすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、例えば、複数台の射出成形機と個別に通
信可能とされた遠隔制御装置を備えた射出成形機の遠隔
制御方式において、遠隔制御装置は、射出成形機からの
信号を受信する受信部と、出力画像モードに応じた画像
信号を生成する画像信号生成部と、該画像信号生成部の
出力を表示する表示部と、該表示部の表示画面と対話式
に入力操作を行うためのキー入力操作部と、該キー入力
操作部で入力された指示内容を射出成形機に送信する送
信部と、を備え、遠隔制御装置と指定された射出成形機
との間で通信を行い、射出成形機から送信されたきた当
該射出成形機の運転条件設定データを用いて、遠隔制御
装置の画像信号生成部により運転条件設定画面用の画像
信号を生成させて、これによって表示部上に運転条件設
定画面を表示させ、この表示部上に表示された運転条件
設定画面と対話式にキー入力操作部によって運転条件の
変更を指示して、遠隔制御装置の送信部から射出成形機
へ送信することで、当該射出成形機の運転条件設定デー
タが変更されるように、される。
【0010】また、遠隔制御装置と指定された射出成形
機との間で通信を行い、射出成形機から送信されたきた
当該射出成形機の運転モニタデータを用いて、上記画像
信号生成部によりモニタ画面用の画像信号を生成させ
て、これによって上記表示部上にモニタ画面を表示さ
せ、遠隔制御装置の表示部で射出成形機のモニタ項目の
監視が行えるように、される。
【0011】さらにまた、遠隔制御装置から指定された
射出成形機のストップ/スタート等の動作制御が可能な
ようにされる。
【0012】
【作用】遠隔制御装置によって特定の射出成形機(マシ
ン)と通信を行う場合には、遠隔制御装置のキー入力操
作部を適宜キー操作して、まず例えば、遠隔制御装置の
表示部上に、通信を行う1つのマシンを指定するための
マシン指定画面を表示させる。そして、このマシン指定
画面と対話式にマシン種別を示す識別コードを選択する
ことによって、遠隔制御装置とこの選択された識別コー
ドのマシンとが個別に通信可能な通信モードとなる。次
に、遠隔制御装置のキー入力操作部を適宜キー操作し
て、遠隔制御装置の表示部上に、遠隔操作するメニュー
を選択するためのメニュー選択画面を表示させ、このメ
ニュー選択画面と対話式に、例えば、マシン作動モード
であるのか、運転条件設定モードであるのか、モニタモ
ードであるのかを選択する。
【0013】上記メニュー選択画面においてマシン作動
モードが選択されると、遠隔制御装置の表示部上には、
マシン作動指令を行うためのマシン作動制御用画面が表
示される。そして、このマシン作動制御用画面と対話式
に、例えば、ストップやスタート等の指示を行うこと
で、前記のように指定されたマシンに対して動作制御信
号が送信され、指定されたマシン側では、遠隔制御装置
からの動作制御信号にしたがってストップやスタート等
の動作制御を行う。
【0014】また、前記メニュー選択画面において運転
条件設定モードが選択されると、遠隔制御装置の表示部
上には、運転条件値を変更したい項目の選択を促す運転
条件設定項目選択画面が表示される。そして、この運転
条件設定項目選択画面と対話式に、変更したい項目とし
て例えば温度項目を指定すると、遠隔制御装置から前記
指定されたマシンに対して、当該マシンにおいて現在設
定されている温度項目に関するデータの転送を要求する
データ転送要求信号が送信され、これを受け取った指定
されたマシン側では、要求されたデータを読み出してこ
れを遠隔制御装置へ送信する。マシン側から送信された
温度設定データを受け取った遠隔制御装置では、受け取
ったデータを用いて表示部上に温度設定用画面を生成・
表示させ、この温度設定用画面と対話式に温度設定値の
変更(再設定)を行うことで、遠隔制御装置から前記指
定されたマシン側へ、設定データ変更指令信号が送信さ
れ、これを受け取ったマシン側では、遠隔制御装置から
の送信データにしたがって温度設定値の変更を行う。
【0015】また、前記メニュー選択画面においてモニ
タモードが選択されると、遠隔制御装置の表示部上に
は、遠隔制御装置の表示部で視認したいモニタ項目の選
択を促すモニタ項目選択画面が表示される。そして、こ
のモニタ項目選択画面と対話式に、所望するモニタ項目
を指定すると、遠隔制御装置から前記指定されたマシン
に対して、当該マシンにおいてモニタリングして格納し
ている運転モニタデータ中の指定されたモニタ項目に関
するデータの転送を要求するデータ転送要求信号が送信
され、これを受け取った指定されたマシン側では、要求
されたデータを読み出してこれを遠隔制御装置へ送信す
る。マシン側から送信されたモニタデータを受け取った
遠隔制御装置では、受け取ったデータを用いて、表示部
上に指定されたモニタ項目用のモニタ画面を生成・表示
させ、これによって作業者に指定されたマシンの所望す
るモニタ項目データを視認させる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の1実施例を図1〜図11によ
って説明する。図1は、本実施例に係る遠隔制御装置の
構成と射出成形機の主として制御系の構成とを示す説明
図であり、同図において、符号1で総括的に示すのは遠
隔制御装置であり、同じく符号10で総括的に示すのは
射出成形機(マシン)である。本実施例の遠隔制御装置
1は、胸ポケット等に収納可能な程度のサイズとされ、
作業者が手の上で操作可能なものとなっている。また、
図1では図示の都合上、遠隔制御装置1に対して1台の
射出成形機10しか対応付けて示していないが、実際に
は、1台の遠隔制御装置1によって複数台の射出成形機
10が遠隔制御可能となっている。
【0017】上記遠隔制御装置1側において、2は遠隔
制御装置1全体の制御を司るマイコン、3は各種操作キ
ーを備えたキー入力操作部、4はLCDよりなる表示
部、5は遠隔制御装置1から射出成形機10へ信号を送
信する送信部、6は射出成形機10からの信号を受信す
る受信部である。
【0018】上記マイコン2は、送受信データの制御処
理や、表示部4へ出力させる画像信号の生成処理等々の
処理を、予め作成された各種処理プログラムに基づき実
行する。ここではマイコン2は、送受信制御処理部7
と、画像信号生成部8と、画像作成用データ格納部9等
の機能部をもつものとして、以下の説明を行う。
【0019】上記キー入力操作部3は、テンキー,スク
ロールキー,確定キー,画面呼出し/切替えキー等を有
し、このキー入力操作部3を適宜キー操作することによ
って、作業者の入力した指令がマイコン2で認知され
る。いま、キー入力操作部3によって所定の画像の呼出
しが指令されると、マイコン2の画像信号生成部8は、
予め作成された画像生成処理プログラムに基づき、画像
作成用データ格納部9から必要データを読み出し、また
必要に応じ、送受信制御処理部7において変換処理した
後述する如き射出成形機10からのデータを用いて、指
定された画像用の1画面分の画像信号(映像信号)を生
成して、これを図示せぬVRAM(ビデオRAM)に一
時格納させて、VRAMから表示部4へ出力することに
より、表示部4に指定された画像(画面)を表示させ
る。ここで、上記VRAMに格納可能な1画面分の画像
信号(映像信号)の領域は、表示部4における表示画面
領域よりも広くなっており、キー入力操作部3のスクロ
ールキーを操作することにより、必要に応じ所望領域の
画像信号を表示部4へスクロールして表示可能なように
構成されている。
【0020】また、キー入力操作部3によって、遠隔制
御装置1が通信しようとする相手先の射出成形機10が
指定されると、マイコン2の送受信制御処理部7は、指
定された射出成形機10の識別コードを指定通信先記憶
領域に書替え可能に格納し、遠隔制御装置1は、指定さ
れた識別コードの射出成形機(マシン)10と個別に通
信可能な通信モードをとるようになっている。すなわ
ち、射出成形機(マシン)10の識別コードが指定され
た後は、以後の通信に際し、遠隔制御装置1は、識別コ
ードを先頭に付与して射出成形機10側へ通信を行い、
他の射出成形機10では送信が無視されるようにする。
また、遠隔制御装置1からのデータ転送要求等に応じ
て、射出成形機10から遠隔制御装置1側へ送信される
データの先頭にも識別コードが付与され、これによっ
て、遠隔制御装置1では、指定された射出成形機10か
らのデータ送信であることを確認するようになってい
る。
【0021】上記のように射出成形機(マシン)10の
識別コードが指定された後、キー入力操作部3によって
射出成形機10へのデータ送信が指示されると、マイコ
ン2の送受信制御処理部7は、識別コードを含む送信用
データを適宜変換処理してパルスコードとし、これを遠
隔制御装置1の送信部5で、例えば電光変換して赤外線
(IR)信号として射出成形機10へ送信する。また、
射出成形機10から同じく赤外線(IR)信号として送
信されたきた識別コードを含むデータ信号は、遠隔制御
装置1の受信部6で受信されて光電変換され、マイコン
2の送受信制御処理部7において適宜変換処理されて、
一時格納され、後述する如くマイコン2内の画像生成処
理等に用いられる。
【0022】ここで本実施例においては、遠隔制御装置
1と各射出成形機(マシン)10との間の通信に、赤外
線(IR)信号を用いているが、これ以外に、電波や音
波による無線通信が可能である。また、遠隔制御装置1
と各射出成形機(マシン)10とを信号線によって接続
することも可能であり、信号線によって各射出成形機
(マシン)10が直列に接続されている場合には、上述
と同様に識別コードによる指定が行われ、信号線によっ
て各射出成形機(マシン)10が択一的に遠隔制御装置
1とコネクタ接続される場合には、識別コードによる指
定は不要である。
【0023】次に、前記射出成形機(マシン)10側の
構成について説明する。図1の射出成形機10側におい
て、11はマシン全体の動作制御処理,データ演算格納
処理,表示処理,通信制御処理などを司るマイコン、1
2はマシンの各部に備えられた多数のセンサで構成され
るセンサ群、13はマシンの各部に配設された多数の駆
動源を駆動制御するための多数のドライバ回路で構成さ
れたドライバ群、14はマシンの前面部に配設されたキ
ー入力装置、15はキー入力装置14に隣接して配設さ
れた例えばカラーCRTディスプレイよりなる表示装
置、16は前記遠隔制御装置1の送信部5からの信号を
受信する受信部、17は射出成形機(マシン)10から
前記遠隔制御装置1の受信部6へ信号を送信する送信部
である。
【0024】上記したマイコン20は、混練・可塑化・
計量動作(チャージ動作),射出動作(1次射出と保圧
動作),型開閉動作,エジェクト動作等の成形行程全体
の制御や、実測データの演算・格納処理,モニタデータ
を用いた監視・判定処理,あるいは異常判定処理等の演
算・判定処理、さらに表示装置15の出力画像の表示制
御処理、外部(ここでは前記遠隔制御装置1)との通信
制御等々の各種処理を実行する。このマイコン20は、
予め作成された各種プログラムにより各種処理を実行
し、ここでは、成形条件設定記憶部18、成形プロセス
制御部19、実測値記憶部20、モニタデータ処理部2
1、異常判定部22、送受信制御処理部23、表示制御
部24等を備えたものとして、以下の説明を行なう。
【0025】上記成形条件設定記憶部18には、キー入
力装置14等によって入力された各種運転条件値が、書
き替え可能な形で記憶されている。この運転条件値とし
ては、例えば、混練・可塑化・計量(チャージ)行程時
のスクリュー位置とスクリュー回転数,スクリュー後退
速度,及び背圧との関係、サックバック制御条件、射出
開始から保圧切替までの射出速度条件並びに1次射出圧
力条件、保圧切替条件、保圧切替時点から保圧終了時点
までの保圧圧力条件、型閉じ(型締め)ストロークと速
度制御条件並びに型締力、型開きストロークと速度制御
条件、エジェクト制御条件、各部の温度等々が挙げられ
る。
【0026】前記成形プロセス制御部19は、予め作成
された成形プロセス制御プログラムと、成形条件設定記
憶部18に格納された設定条件値とに基づき、マシンの
各部に配設された前記センサ群21(位置センサ,圧力
センサ,回転数検出センサ,温度センサ等々)からの計
測情報をリアルタイムで取り込む実測値記憶部20から
のデータ及び自身に内蔵されたクロックからの計時情報
を参照しつつ、前記ドライバ群13(モータドライバ,
油圧制御バルブドライバ,冷却水制御バルブドライバ,
ヒータドライバ等々)を介して対応する駆動源を適宜駆
動制御し、一連の成形行程を実行させる。
【0027】前記実測値記憶部20には、連続自動運転
時における予め設定されたモニタ項目の総べての実測デ
ータ(モニタデータ)が、連続する所定回数のショット
にわたって必要に応じ適宜変換処理を施して取り込ま
れ、格納される。取り込まれるモニタ項目としては、
時間監視項目,位置監視項目,回転数監視項目,
速度監視項目,圧力監視項目,温度監視項目,電
力監視項目等が挙げられ、前記した成形運転条件設定項
目の重要項目がほぼ含まれるようになっている。
【0028】前記モニタデータ処理部21は、前記実測
値記憶部20から転送されてきた最新ショットの実測デ
ータを必要に適宜変換処理し、これに基づき累積してい
るデータとともに適宜タイミングで統計演算処理などを
行って、予め設定された必要データを順次所定エリアに
格納する。また、モニタデータ処理部21は、上記した
多数のモニタ項目毎に対して予め設定された上限値及び
下限値を格納した許容範囲テーブルをもっており、実測
値記憶部20から転送されてきた最新ショットの実測デ
ータが、許容範囲内にあるか否かを上記許容範囲テーブ
ルの内容を参照して判定し、この判定結果も順次所定エ
リアに格納する。
【0029】前記異常判定部22は、予め作成された異
常判定プログラムと異常判定データ格納テーブルとに基
づき、前記実測値記憶部20から転送されてきた最新シ
ョットの実測データ等を用いてマシンの各部に異常が発
生していないかどうかを監視しており、所定レベル以上
の異常が発生したと判定した場合には、この旨を前記成
形プロセス制御部19に知らせてマシンを緊急停止させ
る。また、本実施例では異常判定部22は、レベルの如
何を問わず異常が発生したと判定した場合、この旨を前
記送受信制御処理部23に知らせて、送受信制御処理部
23によって前記送信部17から前記遠隔制御装置1
へ、当該マシンの識別番号とともに、異常発生とその種
別を緊急送信させるようになっている。
【0030】前記送受信制御部23は、前記受信部16
で受信し光電変換したIR信号を適宜に変換処理して、
前記遠隔制御装置1からの指令を判別・認知し、これに
応じてマイコン11内の各部に制御信号を送出する。ま
た、送受信制御部23は、遠隔制御装置1からデータ転
送要求を受けた場合には、マイコン11内の各部から必
要データを抽出してこれを適宜に変換処理してパルスコ
ードに変換し、この先頭にパルスコードに変換したマシ
ン固有の識別番号データを付与して、これらパルスコー
ドデータを、送信部17でIR信号に電光変換させて遠
隔制御装置1へ送信させる。
【0031】なお、前記表示制御部24は、キー入力装
置14によるオペレータが所望する表示モード画面の呼
び出し指令によって、予め作成された表示画像作成・制
御プログラムに基づき、指定された表示モード画像デー
タを作成し、これを前記表示装置15の表示画面上に表
示させる。
【0032】次に、前記した構成に基づく動作を説明す
る。遠隔制御装置1によって特定の射出成形機(マシ
ン)10と通信を行う場合には、遠隔制御装置1の前記
キー入力操作部3を適宜キー操作して、まず前記表示部
4上にマシン指定画面の呼出しを行う。これによって、
前記画像信号生成部8が前記画像作成用データ格納部9
から必要データを参照して、マシン指定画面用の画像信
号を生成し、表示部4上に例えば図2に示すような、通
信を行うマシンを指定するためのマシン指定画面を表示
させる。図2に示した例では、マシン種別を示す5つの
識別コードがマシン機種名とともに表示されている。そ
して、このマシン指定画面と対話式にマシン種別を示す
識別コードを、キー入力操作部3によって択一選択する
ことにより、遠隔制御装置1とこの選択された識別コー
ドのマシン10とが個別に通信可能な通信モードとな
る。ここでは例えば、図2のマシン指定画面において、
識別コード「3」のマシン10が指定されたものとす
る。
【0033】次に、キー入力操作部3を適宜キー操作し
て、表示部上4に遠隔操作するメニューを選択するため
のメニュー選択画面の呼出しを行う。これによって、前
記画像信号生成部8が前記画像作成用データ格納部9か
ら必要データを参照して、メニュー選択画面用の画像信
号を生成し、表示部4上に例えば図3に示すような、メ
ニュー選択画面を表示させる。図3に示したメニュー選
択画面の例では、「1.マシン作動」モード,「2.運
転条件設定」モード,「3.モニタ」モードの3つのモ
ードからの択一選択が促されるようになっており、この
メニュー選択画面と対話式に、キー入力操作部3によっ
て何れかのメニューモードを選択する。なお、図3のメ
ニュー選択画面の下側には、上記のようにして指定され
た「マシン識別コード3」が表示されている(これは、
以下の各画面においても同様である)。
【0034】上記メニュー選択画面において、「1.マ
シン作動」モードが選択されると、前記画像信号生成部
8は前記画像作成用データ格納部9から必要データを参
照して、マシン作動の指示を行うためのマシン作動制御
用画面のための画像信号を生成し、表示部4上に例えば
図4に示すような、マシン作動制御用画面を表示させ
る。図4に示したマシン作動制御用画面の例では、例え
ば、「1.ストップ」,「2.スタート」……等の動作
制御が指示できるようになっている。そして、このマシ
ン作動制御用画面と対話式に、キー入力操作部3によっ
て、例えばストップやスタート等の指示を行うことで、
前記送受信制御部7がこれに応じた動作制御信号を生成
して、これが前記したようにマシン識別コードを付与さ
れて、送信部5からマシン(射出成形機)10の受信部
16へと送信される。指定されたマシン10(ここでは
識別コード3のマシン)では、受信部16で受信した動
作制御信号を前記送受信制御部23において変換処理し
て判別し、送受信制御部23が前記マイコン11内の必
要各部へ、遠隔制御装置1からの動作制御信号にしたが
って制御信号を送出することによって、マシン10をス
トップさせたりスタートさせたりする等の動作制御を行
う。なお、マシン作動制御用画面で指令可能な動作は任
意のものが設定可能である。
【0035】したがって、作業者がいちいちマシン(射
出成形機)10の前まで出向かなくても、マシンの動作
制御が可能となる。また、複数のマシンの任意のものを
遠隔操作で動作制御できる。
【0036】また、前記図3のメニュー選択画面におい
て、「2.運転条件設定」モードが選択されると、前記
画像信号生成部8は前記画像作成用データ格納部9から
必要データを参照して、運転条件値を変更したい項目の
選択を促す運転条件設定項目選択画面のための画像信号
を生成し、表示部4上に例えば図5に示すような、運転
条件設定項目選択画面を表示させる。図5に示した運転
条件設定項目選択画面の例では、運転条件項目として、
「1.温度」,「2.射出」,「3.チャージ(混練・
可塑化・計量)」,「4.型開・型締」,「5.EJ
(エジェクト)」,「6.タイマ」が設けられており、
この中から何れか1つを択一選択するようになってい
る。なお、運転条件設定項目選択画面で選択可能な項目
は任意のものが設定可能である。
【0037】上記運転条件設定項目選択画面と対話式
に、キー入力操作部3によって、変更したい項目として
例えば上記の「1.温度」の項目を指定すると、この旨
を認知した送受信制御処理部7が、前記識別コード3の
マシン10に対して、当該マシンにおいて現在設定され
ている温度項目に関するデータの転送を要求するデータ
転送要求信号を生成し、これにマシン識別コードを付与
して送信部5から送信させる。遠隔制御装置1からの温
度項目に関するデータのデータ転送要求信号を受け取っ
た識別コード3のマシン10では、前記送受信制御処理
部23が前記成形条件設定記憶部18から、要求された
データを読み出して、これを適宜変換処理するとともに
マシン識別コードを付与して、遠隔制御装置1へ送信す
る。これによって、マシン10側から送信された温度設
定データを受け取った遠隔制御装置1では、前記画像信
号生成部8が、前記画像作成用データ格納部9から必要
データを参照するとともに、送受信制御処理部7で適宜
変換処理したマシン10側からの温度設定データを用い
て、温度設定用画面のための画像信号を生成し、表示部
4上に例えば図6に示すような、温度設定用画面を表示
させる。
【0038】図6に示した温度設定用画面の例では、加
熱シリンダ周りのシンボル図形と、各部位の名称と、設
定温度値とが表示されている。ここでは、遠隔制御装置
1の表示部4の大きさから来る制約で、表示部4に画像
信号生成部8で生成した温度設定用画面の全部が1度に
表示できない例を示しており、キー入力操作部3のスク
ロールキーを適宜に操作することによって、図7に示す
ように残余の温度設定用画面を表示させることができる
ようになっている。
【0039】そして、この温度設定用画面と対話式に、
キー入力操作部3によって、所望する部位の温度設定値
の変更(再設定)を行うことで、この旨を認知した送受
信制御処理部7が、前記識別コード3のマシン10に対
して、当該マシンにおいて現在設定されている温度設定
値の変更を指示する設定データ変更指令信号を生成し、
これにマシン識別コードを付与して送信部5から送信さ
せる。設定データ変更指令信号を受け取った識別コード
3のマシン10側では、送受信制御処理部23から変更
データが前記成形条件設定記憶部18へ送出されて、遠
隔制御装置1からの送信データにしたがって温度設定値
の変更が行われ、次回のショットから変更された温度設
定値に従ったコントロールが行われる。
【0040】なお、温度以外の他の項目の運転条件値の
変更(再設定)も、上記とほぼ同様の処理で行われる。
したがって、作業者がいちいちマシン(射出成形機)1
0の前まで出向かなくても、マシンの運転条件値の変更
(再設定)が可能となる。また、複数のマシンの任意の
ものの運転条件値を遠隔操作で変更できる。
【0041】また、前記図3のメニュー選択画面におい
て、「3.モニタ」モードが選択されると、前記画像信
号生成部8は前記画像作成用データ格納部9から必要デ
ータを参照して、遠隔制御装置1で視認したいモニタ項
目の選択を促すモニタ項目選択画面のための画像信号を
生成し、表示部5上に例えば図8に示すような、モニタ
項目選択画面を表示させる。図8に示したモニタ項目選
択画面の例では、モニタ項目として、「1.全システ
ム」,「2.温度表」,「3.モニタ画面(1)」,
「4.モニタ画面(2)」,「5.モニタ画面
(3)」,「6.グラフィック」が設けられており、こ
の中から何れか1つを択一選択するようになっている。
なお、モニタ項目選択画面で選択可能な項目は任意のも
のが設定可能である。
【0042】上記モニタ項目選択画面と対話式に、キー
入力操作部3によって、遠隔制御装置1上で確認したい
モニタ項目として例えば上記の「3.モニタ画面
(1)」を指定すると、この旨を認知した送受信制御処
理部7が、前記識別コード3のマシン10に対して、当
該マシンにおいてモニタリングして格納している運転モ
ニタデータ中の指定されたモニタ項目に関するデータの
転送を要求するデータ転送要求信号を生成し、これにマ
シン識別コードを付与して送信部5から送信させる。遠
隔制御装置1からのモニタデータ転送要求を受け取った
識別コード3のマシン10では、前記送受信制御処理部
23が前記モニタデータ処理部21から(場合によって
は前記実測値記憶部20からも)、要求されたデータを
読み出して、これを適宜変換処理するとともにマシン識
別コードを付与して、遠隔制御装置1へ送信する。これ
によって、マシン10側から所望するモニタデータを受
け取った遠隔制御装置1では、前記画像信号生成部8
が、前記画像作成用データ格納部9から必要データを参
照するとともに、送受信制御処理部7で適宜変換処理し
たマシン10側からのモニタデータを用いて、モニタ画
面(1)のための画像信号を生成し、表示部4上に例え
ば図9に示すような、モニタ画面(1)を表示させる。
【0043】図9に示したモニタ画面(1)の例では、
位置監視項目,射出速度監視項目,時間監視項目,射出
圧力監視項目が表の形態で示されるようになっている。
なお、このモニタ画面(1)においても、表示部4に画
像信号生成部8で生成したモニタ画面(1)の全部が1
度に表示できない例を示しており、キー入力操作部3の
スクロールキーを適宜に操作することによって、図10
に示すモニタ画面(1)の所望部位を表示させることが
できるようになっている。
【0044】なお、モニタ画面(1)以外のモニタ項目
の表示部4への呼出しも、上記とほぼ同様の処理で行わ
れる。したがって、作業者がいちいちマシン(射出成形
機)10の前まで出向かなくても、マシンの運転モニタ
データの確認が可能となる。また、複数のマシンの任意
のもののモニタデータを遠隔制御装置1の表示部4へ表
示させることができる。
【0045】図11は、現在識別コードを指定している
マシン10および他のマシン10における不特定の或る
マシンで異常が発生した場合に、遠隔制御装置1の表示
部4で表示されるアラーム画面の1例を示している。或
るマシン10において、前記異常判定部22が異常を検
出した場合には、この旨を前記送受信制御処理部23に
知らせて、送受信制御処理部23によって前記送信部1
7から遠隔制御装置1へ、当該マシンの識別番号ととも
に、異常発生とその種別を示すデータが緊急送信され
る。これを受け取った遠隔制御装置1の送受信制御処理
部7は、異常発生による割り込み(優先)表示を画像信
号生成部8に指示し、画像信号生成部8は、画像作成用
データ格納部9から必要データを参照するとともに、送
受信制御処理部7で適宜変換処理したマシン10側から
のアラームデータとマシン識別コードとを用いて、アラ
ーム画面のための画像信号を生成し、表示部4上に例え
ば図11に示すようなアラーム画面を表示させて、異常
が発生したマシンとその異常内容とを作業者に直ちに認
知させるようになっている。
【0046】以上、本発明を図示した実施例によって説
明したが、当業者には本発明の精神を逸脱しない範囲で
種々の変形が可能であることはいうまでもなく、例え
ば、遠隔制御装置の表示部で表示される画面は、任意の
種別で且つ任意の表示形態のものが用意できる。また、
前記の実施例では、当初にマシン識別コードを指定する
ようにしているが、遠隔制御装置からマシンに送信を行
う直前にマシン識別コードを指定するようにしてもよ
い。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、作業者が
いちいち射出成形機の操作部の前まで出向くことなく、
運転条件の変更や、モニタデータの確認や、射出成形機
のストップ/スタート等の操作が可能な、作業性と使い
勝手の良好な複数射出成形機のための遠隔制御方式が提
供でき、1人の作業者が複数台の射出成形機の管理を受
け持つ成形現場などにあって、その有用性を大いに発揮
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係る遠隔制御装置の構成と
射出成形機の主として制御系の構成を示す説明図であ
る。
【図2】図1の遠隔制御装置の表示部で表示されるマシ
ン指定画面の1例を示す説明図である。
【図3】図1の遠隔制御装置の表示部で表示されるメニ
ュー選択画面の1例を示す説明図である。
【図4】図1の遠隔制御装置の表示部で表示されるマシ
ン作動制御用画面の1例を示す説明図である。
【図5】図1の遠隔制御装置の表示部で表示される運転
条件設定項目選択画面の1例を示す説明図である。
【図6】図1の遠隔制御装置の表示部で表示される温度
設定用画面の1例を示す説明図である。
【図7】図6の表示画面をスクロールした状態を示す説
明図である。
【図8】図1の遠隔制御装置の表示部で表示されるモニ
タ項目選択画面の1例を示す説明図である。
【図9】図1の遠隔制御装置の表示部で表示されるモニ
タ画面の1例を示す説明図である。
【図10】図9の表示状態でスクロール操作により視認
可能なモニタ画面の全体を示す説明図である。
【図11】図1の遠隔制御装置の表示部で表示されるア
ラーム画面の1例を示す説明図である。
【図12】成形現場のレイアウトの1例を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 遠隔制御装置 2 マイコン(マイクロコンピュータ) 3 キー入力操作部 4 表示部 5 送信部 6 受信部 7 送受信制御処理部 8 画像信号生成部 9 画像作成用データ格納部 10 射出成形機(マシン) 11 マイコン(マイクロコンピュータ) 12 センサ群 13 ドライバ群 14 キー入力装置 15 表示装置 16 受信部 17 送信部 18 成形条件設定記憶部 19 成形プロセス制御部 20 実測値記憶部 21 モニタデータ処理部 22 異常判定部 23 送受信制御処理部 24 表示処理部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つ以上の成形機と個別に通信可能とさ
    れた遠隔制御装置を備えた成形機の遠隔制御方式であっ
    て、 上記遠隔制御装置は、上記成形機からの信号を受信する
    受信部と、出力画像モードに応じた画像信号を生成する
    画像信号生成部と、該画像信号生成部の出力を表示する
    表示部と、該表示部の表示画面と対話式に入力操作を行
    うためのキー入力操作部と、該キー入力操作部で入力さ
    れた指示内容を上記成形機に送信する送信部と、を備
    え、 上記遠隔制御装置と指定された上記成形機との間で通信
    を行い、成形機から送信されたきた当該成形機の運転条
    件設定データを用いて、上記画像信号生成部により運転
    条件設定画面用の画像信号を生成させて、これによって
    上記表示部上に運転条件設定画面を表示させ、この表示
    部上に表示された運転条件設定画面と対話式に上記キー
    入力操作部によって運転条件の変更を指示して、上記送
    信部から成形機へ送信することで、当該成形機の運転条
    件設定データが変更されるようにしたことを特徴とする
    成形機の遠隔制御方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、 上記遠隔制御装置と指定された上記成形機との間で通信
    を行い、成形機から送信されたきた当該成形機の運転モ
    ニタデータを用いて、上記画像信号生成部によりモニタ
    画面用の画像信号を生成させて、これによって上記表示
    部上にモニタ画面を表示させ、上記遠隔制御装置の表示
    部で上記成形機のモニタ項目の監視が行えるようにした
    ことを特徴とする成形機の遠隔制御方式。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載において、 上記遠隔制御装置から指定された上記成形機の動作を制
    御可能としたことを特徴とする成形機の遠隔制御方式。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れかに記載におい
    て、 上記遠隔制御装置は複数の成形機と個別に通信可能とさ
    れ、上記遠隔制御装置のキー入力操作部によって各成形
    機の識別コードを指定することで、上記遠隔制御装置に
    より上記指定した成形機との通信を可能としたことを特
    徴とする成形機の遠隔制御方式。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載において、 上記成形機から上記遠隔制御装置へアラーム信号データ
    が送信されたきた場合、上記画像信号生成部においてア
    ラームメッセージ画面用の画像信号を生成させて、これ
    によって上記表示部上にアラームメッセージ画面を優先
    表示させるようにしたことを特徴とする成形機の遠隔制
    御方式。
  6. 【請求項6】 請求項5記載において、 上記遠隔制御装置は複数の成形機と通信可能とされ、上
    記アラーム信号データとともに上記成形機から送信され
    てきた成形機ごとの識別コードによって、上記遠隔制御
    装置はアラームを発生した成形機を特定し、上記アラー
    ムメッセージ画面においてアラームを発生した成形機を
    知らせるようにしたことを特徴とする成形機の遠隔制御
    方式。
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