JP3776869B2 - 成形機の成形情報表示方法および成形情報管理システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、成形機の成形情報表示方法および成形情報管理システムに関し、特に、成形機の状態に関する成形情報を一目で確認可能な成形機の成形情報表示方法および成形情報管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から射出成形機において、成形の安定度を確認するためにショット毎のモニタデータをトレンドグラフとして表示させている。トレンドグラフは、射出成形機の表示部の他に、複数の射出成形機を監視・管理する上位コンピュータの表示部においても表示される。上位コンピュータの表示部では、監視している射出成形機についてのモニタデータの変動をトレンドグラフによって一目で確認することができる。モニタデータの表示には、ドットがプロットされて表示されるトレンドグラフがある。ここでモニタデータとは、成形サイクル毎に収集される成形特性を代表する成形機の動作モニタデータであり、加熱筒温度、射出充填時間、射出最前進位置、射出完了スクリュー位置、射出完了最前進圧力、成形品自体の特性(重量、寸法、画像など)等のことである。モニタ項目毎の測定データは、モニタデータとしてトレンドグラフで表示される(例えば、特許文献1を参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平3−199025号公報(第2図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記トレンドグラフ表示では、全体の傾向を見るには非常に良い表示ではあるが、時間的要素がないため、時間的な変動を見ることができない。このため、上記のショットによるトレンドグラフ表示において、近接したデータであっても、実際は長時間停止した後のデータである場合がある。したがって、射出成形機の稼働状態を加味した表示とはなっていない。また、時間的に、どの程度の安定しているのかを詳しく知ることができない。
【0005】
本発明の目的は、上記の問題に鑑み、取得されたデータに対して時間的要素を付与し、時間による表示を可能にした成形機の成形情報表示方法および成形情報管理システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】
本発明に係る成形機の成形情報表示方法および成形情報管理システムは、上記目的を達成するために、次のように構成される。
【0007】
本発明に係る第1の成形機の成形情報表示方法(請求項1に対応)は、成形機またはこの成形機の運転を補助する周辺機器の状態を検出する各種検出器と、検出器から状態に係る情報を取り入れる制御装置とを備え、制御装置の表示部が情報をショット毎にグラフまたは数値で表示する成形機システムにおいて、情報に対して時間情報を付与し、ショット毎の表示から時間情報に基づいて、時間による表示に切替え、表示することを特徴とする。
【0008】
第1の成形情報表示方法によれば、制御装置の表示部において表示される、ショット毎の表示を、成形機の状態に係る情報に付与された時間情報に基づいて、時間による表示に切替え、表示するので、成形機の稼働状態を加味した表示をすることが可能となる。
【0009】
本発明に係る第2の成形機の成形情報表示方法(請求項2に対応)は、上記の成形情報表示方法において、好ましくは、制御装置は、成形機と一体となった内部制御装置であることを特徴とする。
【0010】
第2の成形情報表示方法によれば、成形機が設置されている現場において、内部制御装置の表示部において表示されるショット毎の表示を、成形機の状態に係る情報に付与された時間情報に基づいて、時間による表示に切替え、表示することが可能となる。
【0011】
本発明に係る第3の(請求項3に対応)は、上記の成形情報表示方法において、好ましくは、制御装置は、少なくとも1台の成形機を外部から監視・管理する上位制御装置であることを特徴とする。
【0012】
第3の成形情報表示方法によれば、成形機を監視・管理する上位制御装置の表示部において表示されるショット毎の表示を、成形機の状態に係る情報に付与された時間情報に基づいて、時間による表示に切替え、表示することが可能となる。
【0013】
本発明に係る第4の(請求項4に対応)は、上記の成形情報表示方法において、好ましくは、ショット毎の表示におけるスケールは、フルスパンを複数の所定段階のショット数のうちのいずれか1つに設定し、または時間による表示におけるスケールは、フルスパンを複数の所定段階の時間のうちのいずれか1つに設定することで特徴付けられる。
【0014】
本発明に係る第1の成形情報管理システム(請求項5に対応)は、成形機またはこの成形機の運転を補助する周辺機器の状態を検出する各種検出器と、成形機の稼働情報を記憶する稼働情報記憶部と、検出器から状態に係る情報を取り入れる制御装置とを備え、制御装置の表示部が情報をショット毎にグラフまたは数値で表示する成形機システムにおいて、情報に対して時間情報を付与する時間情報付与部と、ショット毎の表示から時間情報に基づいて、時間による表示に切替え、表示する充填表示・時間表示切替部を備えることを特徴とする。
【0015】
第1の成形情報管理システムによれば、制御装置の表示部および上位制御装置の表示部において表示される、ショット毎の表示を、時間情報付与部によって成形機の状態に係る情報に付与された時間情報に基づいて、充填表示・時間表示切替部が時間による表示に切替え、表示するので、成形機の稼働状態を加味した表示をすることが可能となる。
【0016】
本発明に係る第2の成形情報管理システム(請求項6に対応)は、上記のシステム構成において、好ましくは、制御装置は、成形機と一体となった内部制御装置であることを特徴とする。
【0017】
第2の成形情報管理システムによれば、成形機が設置されている現場において、内部制御装置の表示部において表示されるショット毎の表示を、成形機の状態に係る情報に付与された時間情報に基づいて、時間による表示に切替え、表示することが可能となる。
【0018】
本発明に係る第3の成形情報管理システム(請求項7に対応)は、上記のシステム構成において、好ましくは、制御装置は、少なくとも1台の成形機を外部から監視・管理する上位制御装置であることを特徴とする。
【0019】
第3の成形情報管理システムによれば、成形機を監視・管理する上位制御装置の表示部において表示されるショット毎の表示を、成形機の状態に係る情報に付与された時間情報に基づいて、時間による表示に切替え、表示することが可能となる。
【0020】
本発明に係る第4の成形情報管理システム(請求項8に対応)は、上記のシステム構成において、好ましくは、ショット毎の表示におけるスケールでは、フルスパンを複数の所定段階のショット数のうちのいずれか1つに設定し、または時間による表示におけるスケールでは、フルスパンを複数の所定段階の時間のうちのいずれか1つに設定するスケール設定手段を備えることで特徴付けられる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の好適な実施形態を添付図面に従って説明する。
【0022】
なお、実施形態で説明される構成、形状、大きさおよび配置関係については本発明が理解・実施できる程度に概略的に示したものにすぎない。従って本発明は、以下に説明される実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に示される技術的思想の範囲を逸脱しない限り様々な形態に変更することができる。
【0023】
図1は、本発明が適用される成形機として射出成形機の例を示し、当該射出成形機に対して配備された周辺機器および制御システムを示す。101は射出成形機である。射出成形機101は、支持台102の上にベッド103を備え、ベッド103の上に射出装置104と型締め装置105が設けられている。射出成形機101の型締め装置105の近傍には成形品を撮像するディジタルカメラ(あるいはDVビデオカメラやビデオカメラ)121が設けられる。射出成形機101には射出成形の稼働を補助する周辺機器が配備される。周辺機器としては、金型温調機106、ドライヤ107、金型交換機108、材料混合機109などが配備されている。また、射出成形機101には、射出成形機の動作状態を検出する各種検出器が設けられている。射出成形機101には、例えば、加熱シリンダ113の温度を測る温度センサ131、スクリューの位置を検出するスクリュー位置検出部132、射出圧力を測る圧力センサ133等の検出器が設けられている。これらの検出器から、射出成形機101の動作状態に係る情報を得る。動作状態に係る情報からモニタデータとして、加熱筒温度、充填時間、射出最前進位置、可塑化時間、V−P切換圧力、充填ピーク圧、射出最前進圧力、サイクル時間等の情報を得る。さらに射出成形機101に対しては、監視・管理用の上位コンピュータ110が設けられている。なお、上位コンピュータ110は、射出成形機101以外の図示しない複数台の射出成形機も監視・管理をする。
【0024】
支持台102には、内部にマイクロコンピュータで構成されたプロセスコントローラ111が設けられる。支持台102の側部の外面には、タッチパネルで構成される操作・表示装置112が設けられている。操作・表示装置112に設けられた操作キーを操作することで成形作業に必要な指令を与えることができる。なお、ここで操作・表示装置112がタッチパネルであるとしたが、複数のキーボタンを備える表示部であってもよい。
【0025】
射出装置104は、プラスチック材料を可塑化する加熱シリンダ113と、加熱シリンダ113に供給されるプラスチック材料を貯蔵するホッパー114と、射出シリンダ115とから構成される。加熱シリンダ113の内部には、スクリュー113cが設けられている。ホッパー114から加熱シリンダ113の内部に供給されたプラスチック材料は、外周に巻かれたヒータ113bで加熱され、可塑化されながら計量が行われ、スクリュー113cの回転動作で先端側に送られ、スクリュー113cの前進で先端ノズル113aから射出される。射出シリンダ115では、駆動動力源として油圧駆動装置が用いられる。
【0026】
型締め装置105は、金型を備え、当該金型に加熱シリンダ113の先端ノズル113aから射出されたプラスチックが充填され、冷却して固化した後に、金型を開いて成形品を取出す装置である。型締め装置105では、水平に例えば4本のタイバー91が設けられている。タイバー91には、その先端に固定盤92が固定され、さらにタイバー91に沿って自在に動く可動盤93が取りつけられている。可動盤93は、型締めシリンダ117のピストンロッド94によって動かされる。固定盤92には固定型116aが設けられる。可動盤93には可動型116bが設けられる。固定型116aと可動型116bで金型116が形成される。型締め装置105は型締めシリンダ117を備える。型締めシリンダ117とピストンロッド94の作用で固定盤92に向かって可動盤93が移動し、固定型116aと可動型116bが合わせられると、金型116が形成される。固定型116aと可動型116bの対向する面に成形品を形作るための凹部が形成されている。加熱シリンダ113の先端ノズル113aから固定盤92を通して金型116の内部空間に対して可塑化されたプラスチック材料が充填される。加熱シリンダ113がプラスチック材料の射出を行うとき、金型116が開かないようにするために、型締めシリンダ117から強い型締め力が与えられる。
【0027】
上記の射出装置104と型締め装置105の各々の動作は、射出成形機101による連続して成形品を作る稼働状態において、一定の動作の順序関係を保ちながら繰返される。これらの動作の順序は、プロセスコントローラ111によるシーケンス制御によって与えられる。射出成形の工程は、主に、型締工程、射出工程(充填工程と保圧工程)、計量・冷却工程、型開き工程、突き出し工程から成る。各工程では型の開閉で3秒、射出工程(充填+保圧)で3秒、計量時間で6〜8秒(計量中に型では冷却を行う)、突き出し工程で1〜2秒がかかり、全行程で13〜16秒のサイクル時間で行われる。
【0028】
射出成形機101での射出装置104と型締め装置105の動作に基づく射出成形作業では、本体である射出成形機101の動作に関連して周辺機器である金型温調機106、ドライヤ107、金型交換機108、材料混合機109などが動作し、射出成形の生産作業を補助している。金型温調機106は金型116の温度を調整する機械であり、ドライヤ107は成形材料を乾燥する機械であり、金型交換機108は成形品に応じて金型116を交換する機械であり、材料混合機109は複数の材料を用いるときにこれを混合してホッパー114に供給する機械である。周辺機器としてはその他に取出しロボット、材料供給装置、搬送用コンベア、ランナ粉砕機、冷却装置等があるが、図1ではその図示が省略されている。以上の周辺機器の各々の動作は、破線122に示すごとく、射出成形機101のプロセスコントローラ111によって制御される場合もある。また周辺機器の各々の動作状態は、対応する検出器で検出され、動作状態に関する情報はプロセスコントローラ111に送給される。
【0029】
また、射出成形機101に設けられた温度センサ131、スクリュー位置検出部132、圧力センサ133等の検出器から、射出成形機101の動作状態に係る情報が、図示しない信号線を介してプロセスコントローラ111に送給される。
【0030】
上記射出成形機101に対して監視・管理用の上位コンピュータ110が設けられている。上位コンピュータ110は、通信ケーブル118によって射出成形機101のプロセスコントローラ111と接続されている。上位コンピュータ110は、射出成形機101の設置場所の近くに設けることもできるし、通信手段を経由して離れた場所に設けることもできる。離れた場所に置かれた上位コンピュータ110とプロセスコントローラ111を接続する場合には、各々は通信制御部および通信部を有し、通信回線として機能する通信ケーブル118を経由してデータ等のやり取りを行う。また、上位コンピュータ110は表示部110aを備えており、プロセスコントローラ111から受けたデータに応じて表示部110aに表示が行われる。
【0031】
上位コンピュータ110は、プロセスコントローラ111を介して射出成形機101の動作状態に係るモニタデータを取得する。また、上位コンピュータ110はプロセスコントローラ111を介して射出成形機101および金型温調機106などの周辺機器の稼働状態を取得し、監視・管理する機能を有している。図1では、1台の射出成形機101のみが示されているが、実際には、同様な構成を有する複数台の射出成形機が設けらている。従って、上位コンピュータ110は、複数台の射出成形機の稼働を管理するように構成されている。
【0032】
次に図2に基づいてプロセスコントローラ111に関する構成を中心にして監視・管理・制御システムの全体構成を説明する。
【0033】
プロセスコントローラ111によって制御される対象は、射出成形機101の射出装置104および型締め装置105と、周辺機器201に含まれる金型温調機106、ドライヤ107、金型交換機108、材料混合機109などである。射出成形機101における射出装置104や型締め装置105では、これらの装置の駆動装置として含まれる油圧駆動装置の各種の弁機構あるいは各種の電動駆動装置も制御対象に含まれる。射出装置104、型締め装置105、金型温調機106、ドライヤ107、金型交換機108、材料混合機109の各々に対してプロセスコントローラ111の出力部から動作を指示する指令信号が出力される。射出装置104、型締め装置105、金型温調機106、ドライヤ107、金型交換機108、材料混合機109の各々には、各装置の動作状態を検出する検出器104a,105a,106a,107a,108a,109aが設けられている。図示例では、各装置の検出器は1つしか示されていないが、実際には、各種の状態量を検出することから各検出器はセンサ群によって構成されている。検出器104a〜109aから出力される検出信号は、プロセスコントローラ111の入力部204に入力される。
【0034】
また、プロセスコントローラ111は、射出成形機101の動作状態を各種検出器131,132,133から受信する。温度センサ131からは加熱シリンダ113の温度を受信する。加熱シリンダ113の温度にはノズル、加熱筒前部、加熱筒中部、加熱筒後部の温度があり、ここでは、ノズルの温度を検出している。温度センサ131はノズルの部分に位置しており、熱電対によって温度を感知する。スクリュー位置検出部132は、スクリュー113cの移動部材からスクリュー113cの位置を検出する。圧力センサ133は油圧回路を流れる油圧力を検出する。
【0035】
プロセスコントローラ111は、CPU203および入力部204と出力部202と記憶部206によって構成される。CPU203は、演算部205と制御部207とタイマ208を含む。演算部205は、記憶部206から制御プログラムや成形条件等の各種情報に関するデータを取り出して、射出成形機101の動作および周辺機器201の動作を制御し、射出成形による成形品の連続生産を実行し、射出成形機101による射出成形の稼働・運転を継続する。また記憶部206には、少なくとも、各種の動作のための制御プログラム206A、成形条件のデータ206B、成形品情報のデータ206C、射出成形機101の状態に関するデータ206D、稼働情報に関するデータ206E、操作・表示装置112の表示を制御する表示プログラム206Fが記憶されている。なお、表示プログラム206Fによって行われた処理結果が出力部202を介して、上位コンピュータ110に送信されるようにしてもよい。この場合、上位コンピュータ110は受信した処理結果に応じて表示部110aに、射出成形機101の操作・表示装置112と同じ画面を表示させる。
【0036】
制御プログラム206Aの中には、射出成形機101の動作制御、周辺機器201に含まれる各種機器の動作制御、生産計画に関する情報等が含まれる。成形機の状態に係るデータ206Dには、例えば、射出成形機101のI/O状態、ポンプ指令値、モータ指令値、モータ負荷トルクモニタ、検出器の電圧などのメンテナンス情報、エラー発生状況、生産数の状態が含まれる。成形品情報には、例えばショットごとのモニタデータや成形品画像データが含まれる。成形品画像データは、射出成形機101の型締め装置105の近傍に設けられたディジタルカメラ121による成形品の撮像で得られる。稼働情報のデータ206Eには、射出成形機101の稼働状態に関するデータと、周辺機器201の稼働状態に関するデータとが含まれる。
【0037】
なおプロセスコントローラ111が、遠隔地にある上位コンピュータ110と通信を行うようなシステムで構成される場合には、記憶部206の中に、上位コンピュータ110との間で通信を行うための通信用制御プログラムが設けられ、通信制御部が形成される。
【0038】
上記のプログラムやデータは、自在に書き込み・読み出しをすることができ、状況に応じて自在に変更することができる。また、この書き込み・読み出しおよび内容の変更は、遠隔の地にある外部からも自在に行うことができる。従って射出成形機101が設置された生産現場において制御プログラムやデータを変更することもできるし、あるいは遠隔の地からのリモート制御を行うこともできる。制御部207は、出力部202、入力部204、演算部205、記憶部206の各々の動作を制御し、プロセスコントローラ111の全体動作を管理する。
【0039】
上記のプロセスコントローラ111によれば、主に、射出成形機101において所定の手順で成形品を繰返して生産するためのシーケンス制御、射出成形機101等の各部の動作状態に関するプロセス制御、成形品の良否に関する間接的な良否判断制御等が実行される。
【0040】
上記の構成を有するプロセスコントローラ111に対して、前述のごとく、操作・表示装置112と上位コンピュータ110とが接続されている。操作・表示装置112は、図1で説明した通り、射出成形機101の支持台102に付設されている。上位コンピュータ110は、射出成形機101のプロセスコントローラ111に対して生産計画や稼働・運転の手順を指定する制御プログラムや成形条件の設定・変更を指定するためのデータの提供や、プロセスコントローラ111から受信したモニタデータを確認するための管理用の装置である。検出器104a〜109aおよび温度センサ131、スクリュー位置検出部132、圧力センサ133によってプロセスコントローラ111に与えられ、かつプロセスコントローラ111の記憶部206に記憶された射出成形機101の動作状態および周辺機器201の各々の動作状態に関する情報は、上位コンピュータ110に与えられる。
【0041】
射出成形情報は、成形機情報、生産情報、成形条件管理情報、品質管理情報、製品情報、周辺機器情報から成る。成形機情報としては、成形機の状態やメンテナンスデータ等である。生産情報としては、現在生産中の製品、予定生産数、実際の生産数、エラー発生数、稼働時間、終了予定時刻等である。成形条件管理情報としては、現在成形中の成形条件の参照などである。品質管理情報は、モニタデータショット毎の成形品画像等がある。周辺機器情報としては、接続された周辺機器の状態や設定情報である。
【0042】
図3は表示プログラム206Fで行われる処理の概念ブロック構成図である。表示プログラム206Fは、モニタデータ取得部301、最大値・最小値取得部302、平均値算出部303、標準偏差算出部304、グラフ表示部305、数値表示部306、タイムコード付与部307、ショット表示・時間表示切替部308、スケール設定部309とから構成される。これらは、表示を行うためにCPUで処理されるプログラムであり、記憶部206に格納されたものである。ここで、表示プログラム206Fの中に格納されているように記載されているが、表示プログラム206F外に格納されていてもよい。
【0043】
モニタデータ取得部301は、温度センサ131、スクリュー位置検出部132、圧力センサ133からのデータを取得する。温度センサ131から取得した温度データは、加熱筒温度データとなる。スクリュー位置検出部132から取得した位置データは、射出最前進位置データとなる。圧力センサ133から取得した圧力データは、スクリュー位置検出部132から取得した位置データを用いて、充填ピーク圧データと射出最前進圧力データとなる。充填時間データ、可塑化時間データ、サイクル時間データは位置データを用いて、タイマ208によって計られる。V−P切換圧力データは、位置データ、圧力データおよびタイマから検出される。
【0044】
ここで、加熱筒温度とは、加熱筒のノズルの部分の温度である。充填時間とは、射出速度が止まる(キャビティが満たされる)までの時間であり、射出工程の開始信号と同時に、タイマ208でカウントし、見かけ上の速度がなくなるまでの時間を計ることによって取得する。なお、射出工程は充填工程と保圧工程とから成り、それぞれの工程の時間の和(充填時間+保圧時間)が射出時間となっている。射出最前進位置とは、射出工程中のスクリュー113cが到達した最前進の位置であり、スクリュー113cの移動部材等から検出される。可塑化時間とは、計量工程の時間であり、計量工程の開始のタイミングから、計量完了位置までの時間をタイマ208で計ることによって取得する。なお、計量完了位置はスクリュー位置検出部132から検出する。V−P切換圧力とは、充填工程(射出速度V)と保圧工程(保圧力P)との切り換え地点での圧力である。充填ピーク圧とは、充填工程における最大射出圧力である。射出最前進圧力とは、射出最前進位置に達したときの圧力である。サイクル時間とは、型締工程開始から、次の型締工程開始までの時間である。なお、射出成形は型締工程、ノズル前進工程、射出工程、計量・冷却工程、ノズル後進工程、型開き工程、突き出し工程、中間時間工程から成る。
【0045】
最大値・最小値取得部302は、上記した加熱筒温度、充填時間、射出最前進位置、可塑化時間、V−P切換圧力、充填ピーク圧、射出最前進圧力、サイクル時間の最大値と最小値を取得する。平均値算出部303および標準偏差算出部304は、加熱筒温度、充填時間、射出最前進位置、可塑化時間、V−P切換圧力、充填ピーク圧、射出最前進圧力、サイクル時間のそれぞれのモニタデータの平均値および標準偏差を算出する。
【0046】
グラフ表示部305は、モニタデータに応じてプロットを行い、操作・表示装置112にグラフを表示する。数値表示部306は、取得したモニタデータに応じて数値でそれぞれのモニタデータを表示する。タイムコード付与部307は、モニタデータ取得部301で取得されたデータおよび算出されたデータにタイムコードを付与する。これによりデータには時間情報が付与され、後述するように、時間表示の際にタイムコードが参照され、時間表示される。ショット表示・時間表示切替部308は、ショット表示から時間表示への切替え、または時間表示からショット表示への切替えを行う。スケール設定部309は、ショットスケールの設定、例えば「100ショット、500ショット、1000ショット、2000ショット、5000ショット、10000ショット」のいずれか一つの設定での表示または、時間スケールの設定、例えば「0.5H,1H,2H,6H,12H,24H」のいずれか一つの設定での表示を行う。
【0047】
次に動作フロー図と表示画面を示す図に従って、表示プログラム206Fで行われる処理を説明する。図4は表示プログラム206Fにおいて行われる処理の一部を説明する動作フロー図である。モニタデータ取得部301によって各種モニタデータが取得される(ステップS101)。取得された各種モニタデータに対してタイムコードを付与する(ステップS102)。取得されたモニタデータに基づいて、最大値・最小値取得部302、平均値算出部303、標準偏差算出部304が動作し、各種数値が更新される(ステップS103)。グラフ表示部305によって各種モニタデータがプロットされ、グラフ表示される(ステップS104)。上記ステップは各種モニタデータが取得される毎に行われる。なお、グラフ表示でない場合には、数値表示部306によって数値表示の数値が更新されていく。
【0048】
図5は、表示プログラム206Fのショット表示・時間表示切替部308において行われる処理を説明する動作フロー図である。ショット表示・時間表示切替部308で、時間表示への切替えが行われた否かが判断される(ステップS201)。時間表示への切替えが行われると、ショット表示・時間表示切替部308によってタイムコードの読込みが行われる(ステップS202)。モニタデータに付与されたタイムコードに従って、モニタデータを時間スケールに応じてプロットし、表示させる(ステップS203)。
【0049】
図6は、表示プログラム206Fのスケール設定部309において行われる処理を説明する動作フロー図である。スケール設定部309で、スケールの設定が行われた否かが判断される(ステップS301)。設定されたスケールに対応してモニタデータを表示する(ステップS302)。なお、時間スケールを設定した場合には、設定された時間スケールに応じてモニタデータをプロットし、表示させ、ショットスケールを設定した場合には、設定されたショットスケールに応じてモニタデータをプロットし、表示させる。
【0050】
次に、射出成形機101の操作・表示装置および/または上位コンピュータ110の表示部110aに表示される画面を示す図を参照して、上記動作を説明する。図7はショットスケールでモニタデータをトレンドグラフ表示したときの画面を示す図である。表示された画面には、モニタデータ取得部301で取得された加熱筒温度10、充填時間20、射出最前進位置30、可塑化時間40、V−P切換圧力50、充填ピーク圧60、射出最前進圧力70、サイクル時間80が表示されている。上記データの最大値、最小値、平均値、標準偏差、レンジ(R)、6CV(%)がそれぞれ、符号11〜16、符号21〜26、符号31〜36、符号41〜46、符号51〜56、符号61〜66、符号71〜76、符号81〜86に表示される。これらは上述した最大値・最小値取得部302、平均値算出部303、標準偏差算出部304によって取得、算出された数値である。グラフ表示部305によって、上記データのそれぞれのプロットがなされ、モニタデータ表示部17,27,37,47,57,67,77,87にグラフ表示される。
【0051】
符号90はトレンドグラフ表示をする際に押すボタンまたはアイコンであり、符号91はトレンド数値表示をする際に押すボタンまたはアイコンである。以下、トレンドグラフ表示アイコン90、トレンド数値表示アイコン91という。符号92は縦軸の種類を選択する際に押すボタンまたはアイコンであり、符号93は設定された縦軸でのスケールを設定する際に押すボタンまたはアイコンである。
【0052】
図7では図の左の縦軸に、ショットスケール94が表示されている。縦軸92で「ショット」が選択されており、スケール93が「500」に設定されているので、モニタデータ表示部17,27,37,47,57,67,77,87にはフルスパンで500ショット分のデータが表示される。図7では取得されたデータが300ショットまでなので、300ショットまでのデータがプロットされ表示されている。
【0053】
図8は、時間スケールでモニタデータをトレンドグラフ表示したときの画面を示す図である。図8では図の左の縦軸に、時間スケール95が表示されている。縦軸92で「時間」が選択されており、スケール93が「3H」に設定されているので、モニタデータ表示部17,27,37,47,57,67,77,87にはフルスパンで3時間分のデータが表示される。図8は、図7のショットスケールで表示されたモニタデータと同一のモニタデータを時間スケールで表示したものである。図7のショットスケールで表示されたモニタデータのトレンドグラフは、ショットスケールであるため、時間的要素に関わらず、連続してプロットされ、表示されている。一方、図8の時間スケールで表示されたモニタデータのトレンドグラフは、時間的要素を含んでいるため、射出成形機の動作が停止しているときには、データがないので、プロットされない。図8の符号96の部分は、「2002/07/25 05:00:00」から「2002/07/25 05:30:00」の間に射出成形機の動作が停止していたことを示している。
【0054】
図9は、図7のショットスケールで表示されたモニタデータのトレンドグラフにおいて、スケールの設定を変更したときの画面を示す図である。図9では図の左の縦軸に、ショットスケール94が表示されている。縦軸92で「ショット」が選択されており、スケール93が「100」に設定されているので、モニタデータ表示部17,27,37,47,57,67,77,87にはフルスパンで100ショット分のデータが表示される。フルスパンで100ショット分の表示となっているため、図7のモニタデータ表示部17,27,37,47,57,67,77,87のプロット間隔に比べて、より詳細にモニタデータの変化を見ることができる。なお、図9においてショットスケールを変更した場合を見たが、時間スケールにおいても同様にスケールの設定の変更を行うことができる。この場合、時間スケールの設定の変更に応じて、モニタデータの時間的変化を詳細に、または広く見ることができる。
【0055】
なお、上記実施形態において、表示プログラム206Fは射出成形機101のプロセスコントローラ111にあるものとして、動作処理を説明したが、各種検出器131,132,133からプロセスコントローラ111を介して上位コンピュータ110へデータを送信しているので、上位コンピュータ110において上述した動作処理を行い、表示処理を行うようにしてもよい。
【0056】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように本発明によれば、次の効果を奏する。
【0057】
本発明に係る成形機の成形情報表示方法および成形情報管理システムによれば、検出された射出成形機の状態に係る情報に対して時間情報を付与する時間情報付与部と、ショット毎の表示から時間情報に基づいて、時間による表示に切替え、表示するショット表示・時間表示切替部を備えるので、時間的な変化を示す表示を行うことが可能となり、射出成形機の稼働状態を加味した表示を行うことができる。また、射出成形機の稼働状態を、時間的にどの程度の安定しているのかを詳しく知ることができる。さらに、制御装置は成形機と一体となった内部制御装置または少なくとも1台の成形機を外部から監視・管理する上位制御装置であるので、それぞれの制御装置において射出成形機の稼働状態を、詳しく知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される射出成形機と周辺機器と制御システムを示すシステム構成図である。
【図2】プロセスコントローラを中心として制御系の詳細な構成を示すブロック図である。
【図3】表示プログラムで行われる処理の概念ブロック構成図である。
【図4】表示プログラムにおいて行われる処理の一部を説明する動作フロー図である。
【図5】表示プログラムのショット表示・時間表示切替部において行われる処理を説明する動作フロー図である。
【図6】表示プログラムのスケール設定部において行われる処理を説明する動作フロー図である。
【図7】ショットスケールでモニタデータをトレンドグラフ表示したときの画面を示す図である。
【図8】時間スケールでモニタデータをトレンドグラフ表示したときの画面を示す図である。
【図9】ショットスケールで表示されたモニタデータのトレンドグラフにおいて、スケールの設定を変更したときの画面を示す図である。
【符号の説明】
101 射出成形機
104 射出装置
104a〜109a 検出器
110 上位コンピュータ
110a 表示部
111 プロセスコントローラ
112 操作・表示装置
113 加熱シリンダ
113a 先端ノズル
113b ヒータ
113c スクリュー
115 射出シリンダ
131 温度センサ
132 スクリュー位置検出部
133 圧力センサ
301 モニタデータ取得部
302 最大・最小値取得部
303 平均値算出部
304 標準偏差算出部
305 グラフ表示部
306 数値表示部
307 タイムコード付与部
308 ショット表示・時間表示切替部
309 スケール設定部
Claims (8)
- 成形機またはこの成形機の運転を補助する周辺機器の状態を検出する各種検出器と、前記検出器から状態に係る情報を取り入れる制御装置とを備え、前記制御装置の表示部が前記情報をショット毎にグラフまたは数値で表示する成形機システムにおいて、
前記情報に対して時間情報を付与し、
前記ショット毎の表示から前記時間情報に基づいて、時間による表示に切替え、表示することを特徴とする成形機の成形情報表示方法。 - 前記制御装置は、前記成形機と一体となった内部制御装置であることを特徴とする請求項1記載の成形機の成形情報表示方法。
- 前記制御装置は、少なくとも1台の前記成形機を外部から監視・管理する上位制御装置であることを特徴とする請求項1記載の成形機の成形情報表示方法。
- 前記ショット毎の表示におけるスケールは、フルスパンを複数の所定段階のショット数のうちのいずれか1つに設定し、または前記時間による表示におけるスケールは、フルスパンを複数の所定段階の時間のうちのいずれか1つに設定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の成形機の成形情報表示方法。
- 成形機またはこの成形機の運転を補助する周辺機器の状態を検出する各種検出器と、前記成形機の稼働情報を記憶する稼働情報記憶部と、前記検出器から状態に係る情報を取り入れる制御装置とを備え、前記制御装置の表示部が前記情報をショット毎にグラフまたは数値で表示する成形機システムにおいて、
前記情報に対して時間情報を付与する時間情報付与手段と、
前記ショット毎の表示から前記時間情報に基づいて、時間による表示に切替え、表示する充填表示・時間表示切替手段を備えることを特徴とする成形情報管理システム。 - 前記制御装置は、前記成形機と一体となった内部制御装置であることを特徴とする請求項5記載の成形情報管理システム。
- 前記制御装置は、少なくとも1台の前記成形機を外部から監視・管理する上位制御装置であることを特徴とする請求項5記載の成形情報管理システム。
- 前記ショット毎の表示におけるスケールでは、フルスパンを複数の所定段階のショット数のうちのいずれか1つに設定し、または前記時間による表示におけるスケールでは、フルスパンを複数の所定段階の時間のうちのいずれか1つに設定するスケール設定手段を備えることを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の成形情報管理システム。
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