JPH0746563B2 - コンバ−ジエンス用マグネツトの着磁装置 - Google Patents
コンバ−ジエンス用マグネツトの着磁装置Info
- Publication number
- JPH0746563B2 JPH0746563B2 JP60274174A JP27417485A JPH0746563B2 JP H0746563 B2 JPH0746563 B2 JP H0746563B2 JP 60274174 A JP60274174 A JP 60274174A JP 27417485 A JP27417485 A JP 27417485A JP H0746563 B2 JPH0746563 B2 JP H0746563B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- coils
- coil
- magnetizing
- magnetic fields
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- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はコンバージェンス用マグネットの着磁装置に
関する。
関する。
この発明は、カラー受像管の偏向ヨークに設けられたコ
ンバージェンス用のマグネットを着磁する装置におい
て、その着磁用コイルを特殊な構造とすることにより、
コストダウンや特性の向上などを実現したものである。
ンバージェンス用のマグネットを着磁する装置におい
て、その着磁用コイルを特殊な構造とすることにより、
コストダウンや特性の向上などを実現したものである。
カラー受像管の偏向ヨークとして、特開昭54-24535号公
報により、例えば第4図に示すようなものが考えられて
いる。
報により、例えば第4図に示すようなものが考えられて
いる。
すなわち、同図において、(1)は合成樹脂により形成
されたセパレータを示し、これは、全体としてホーン状
に形成されるとともに、その後端は円筒状のネック部
(1A)とされている。そして、このネック部(1A)には
スリット(1B)が形成されているとともに、ネック部
(1A)の開始部分付近には端子板(1C)および対向部
(1D)が一体に形成されている。
されたセパレータを示し、これは、全体としてホーン状
に形成されるとともに、その後端は円筒状のネック部
(1A)とされている。そして、このネック部(1A)には
スリット(1B)が形成されているとともに、ネック部
(1A)の開始部分付近には端子板(1C)および対向部
(1D)が一体に形成されている。
また、セパレータ(1)の内側には、水平偏向コイル
(図示せず)がくら型に巻装され、外側には、二つ割り
により形成されたホーン状の磁気コア(2)が設けられ
るとともに、このコア(2)に垂直偏向コイル(3)が
トロイダル巻きされている。なお、各コイルの端部は、
端子板(1C)のラグ端子(4)に接続されている。
(図示せず)がくら型に巻装され、外側には、二つ割り
により形成されたホーン状の磁気コア(2)が設けられ
るとともに、このコア(2)に垂直偏向コイル(3)が
トロイダル巻きされている。なお、各コイルの端部は、
端子板(1C)のラグ端子(4)に接続されている。
さらに、(5)は、コンバージェンス用のマグネットを
示し、これは、フェライト磁性粉とプラスチック材とが
混合されて成形されたものであり、全体として円筒状に
形成されている。そして、このマグネット(5)は、ネ
ック部(1A)の周囲にはめ込まれているとともに、ネッ
ク部(1A)に形成された係止爪(1E)および対向部(1
D)により脱落およびガタつきが防止されている。
示し、これは、フェライト磁性粉とプラスチック材とが
混合されて成形されたものであり、全体として円筒状に
形成されている。そして、このマグネット(5)は、ネ
ック部(1A)の周囲にはめ込まれているとともに、ネッ
ク部(1A)に形成された係止爪(1E)および対向部(1
D)により脱落およびガタつきが防止されている。
さらに、セパレータ(1)の先端付近には、磁性材によ
り形成されたピンクッション歪みの補正用のクロスアー
ム(6)が設けられている。
り形成されたピンクッション歪みの補正用のクロスアー
ム(6)が設けられている。
そして、この偏向ヨークは、ネック部(1A)の周囲に設
けられた締め付けバンド(7)および締め付けネジ
(8)によりカラー受像管(図示せず)のネック部に固
定されている。
けられた締め付けバンド(7)および締め付けネジ
(8)によりカラー受像管(図示せず)のネック部に固
定されている。
そして、この場合、マグネット(5)の着磁は次のよう
にして行われる。
にして行われる。
すなわち、この偏向ヨークがカラー受像管に正しく装着
されたのち、マグネット(5)の周囲に所定の位置関係
をもった複数の着磁コイルが近接して配置される。そし
て、カラー受像管には、所定のパターンのビデオ信号が
供給されるとともに、その再生画面が光電素子ないし撮
像素子により読み取られてコンバージェンスのエラーを
示す信号が形成され、このエラー信号が着磁コイルにフ
ィードバックされてコンバージェンスが正しい状態とさ
れる。そして、コンバージェンスが正しくとれたら、そ
の状態に対応する着磁電流が着磁コイルに供給され、マ
グネット(5)は着磁される。したがって、以後、マグ
ネット(5)の磁界によりコンバージェンスが正しい状
態とされる。
されたのち、マグネット(5)の周囲に所定の位置関係
をもった複数の着磁コイルが近接して配置される。そし
て、カラー受像管には、所定のパターンのビデオ信号が
供給されるとともに、その再生画面が光電素子ないし撮
像素子により読み取られてコンバージェンスのエラーを
示す信号が形成され、このエラー信号が着磁コイルにフ
ィードバックされてコンバージェンスが正しい状態とさ
れる。そして、コンバージェンスが正しくとれたら、そ
の状態に対応する着磁電流が着磁コイルに供給され、マ
グネット(5)は着磁される。したがって、以後、マグ
ネット(5)の磁界によりコンバージェンスが正しい状
態とされる。
ところで、カラー受像管がインライン型の場合、コンバ
ージェンス補正には、第5図に示すような磁界Ha〜Hdが
必要とされる。すなわち、同図において、(10)はカラ
ー受像管のネック部を断面で示し、R,G,Bは赤、緑、青
の電子ビームである。そして、同図Aに示すように、4
極の磁界Haを供給するとともに、その極性N,Sおよび大
きさを変化させたときには、ビームR,Bが垂直方向に、
かつ、互いに逆方向に変位する。また、同図B〜Dに示
すように、4極あるいは6極の磁界Hb〜Hdを供給すると
きには、ビームR,Bが図示のように変位する。したがっ
て、上述のマグネット(5)には、これら磁界Ha〜Hdの
合成磁界が得られるように着磁する必要がある。
ージェンス補正には、第5図に示すような磁界Ha〜Hdが
必要とされる。すなわち、同図において、(10)はカラ
ー受像管のネック部を断面で示し、R,G,Bは赤、緑、青
の電子ビームである。そして、同図Aに示すように、4
極の磁界Haを供給するとともに、その極性N,Sおよび大
きさを変化させたときには、ビームR,Bが垂直方向に、
かつ、互いに逆方向に変位する。また、同図B〜Dに示
すように、4極あるいは6極の磁界Hb〜Hdを供給すると
きには、ビームR,Bが図示のように変位する。したがっ
て、上述のマグネット(5)には、これら磁界Ha〜Hdの
合成磁界が得られるように着磁する必要がある。
そして、磁界Ha,Hbを得るには、第6図Aに示すよう
に、8個のコイルLa〜Lhを、マグネット(5)の周囲
に、水平軸を起点として45°の角間隔で配置し、これら
コイルLa〜Lhに所定の極性および大きさの着磁電流を供
給すればよく、また、磁界Hc,Hdを得るには、同図Bに
示すように、12個のコイルL1〜L12を、マグネット
(5)の周囲に、水平軸を起点として30°の角間隔で配
置し、これらコイルL1〜L12に所定の極性および大きさ
の着磁電流を供給すればよい。
に、8個のコイルLa〜Lhを、マグネット(5)の周囲
に、水平軸を起点として45°の角間隔で配置し、これら
コイルLa〜Lhに所定の極性および大きさの着磁電流を供
給すればよく、また、磁界Hc,Hdを得るには、同図Bに
示すように、12個のコイルL1〜L12を、マグネット
(5)の周囲に、水平軸を起点として30°の角間隔で配
置し、これらコイルL1〜L12に所定の極性および大きさ
の着磁電流を供給すればよい。
したがって、従来の着磁装置は、次のように構成されて
いる。すなわち、第7図はその着磁装置の側面図、第8
図はそのA−A線における断面図を示し、(20)は支持
枠体で、これは、合成樹脂などの非磁性材により円筒状
に、かつ、マグネット(5)の周囲にこれと同軸状に密
接して配置できる大きさに形成される。そして、この枠
体(20)には、管軸と直交する第1の面内において、コ
イルLa〜Lhが上述のように設けられたとともに、管軸と
直交する第2の面内において、コイルL1〜L12が上述の
ように設けられる。
いる。すなわち、第7図はその着磁装置の側面図、第8
図はそのA−A線における断面図を示し、(20)は支持
枠体で、これは、合成樹脂などの非磁性材により円筒状
に、かつ、マグネット(5)の周囲にこれと同軸状に密
接して配置できる大きさに形成される。そして、この枠
体(20)には、管軸と直交する第1の面内において、コ
イルLa〜Lhが上述のように設けられたとともに、管軸と
直交する第2の面内において、コイルL1〜L12が上述の
ように設けられる。
そして、着磁時には、このコイルLa〜Lh、L1〜L12を有
する枠体(20)がマグネット(5)の周囲に配置され、
コイルLa〜Lh、L1〜L12に着磁電流が供給されてマグネ
ット(5)の着磁が行われる。
する枠体(20)がマグネット(5)の周囲に配置され、
コイルLa〜Lh、L1〜L12に着磁電流が供給されてマグネ
ット(5)の着磁が行われる。
ところが、このような着磁装置においては、コイルLa〜
LhとコイルL1〜L12とは、管軸方向に距離Dだけ離れて
いるので、コイルLa〜Lhによって着磁された磁界Ha,Hb
と、コイルL1〜L12によって着磁された磁界Hc,Hdとで
は、管軸方向について磁界の中心が、距離Dだけずれて
しまう。このため、電子ビームR〜Bがコンバージェン
ス補正されるとき、磁界Ha,HbがビームR〜Bに作用す
る点と、磁界Hc,HdがビームR〜Bに作用する点とが、
管軸方向に距離Dだけずれることになり、コンバージェ
ンス補正を十分に行うことが困難であった。
LhとコイルL1〜L12とは、管軸方向に距離Dだけ離れて
いるので、コイルLa〜Lhによって着磁された磁界Ha,Hb
と、コイルL1〜L12によって着磁された磁界Hc,Hdとで
は、管軸方向について磁界の中心が、距離Dだけずれて
しまう。このため、電子ビームR〜Bがコンバージェン
ス補正されるとき、磁界Ha,HbがビームR〜Bに作用す
る点と、磁界Hc,HdがビームR〜Bに作用する点とが、
管軸方向に距離Dだけずれることになり、コンバージェ
ンス補正を十分に行うことが困難であった。
また、例えば、磁界Ha,HbがビームR〜Bの最適点で作
用するように、マグネット(5)を着磁ると、磁界Hc,H
dはその最適点から距離Dだけずれることになり、例え
ば補正感度が低下してしまう。したがって、このときに
は、磁界Hc,Hdを強くしなければならず、このために
は、着磁電流を大きくしなければならないので、着磁装
置および着磁回路が大型化してしまう。
用するように、マグネット(5)を着磁ると、磁界Hc,H
dはその最適点から距離Dだけずれることになり、例え
ば補正感度が低下してしまう。したがって、このときに
は、磁界Hc,Hdを強くしなければならず、このために
は、着磁電流を大きくしなければならないので、着磁装
置および着磁回路が大型化してしまう。
また、マグネット(5)も距離Dに対応して管軸方向に
大きくしなければならず、コストアップとなる。
大きくしなければならず、コストアップとなる。
勿論、コイルLa〜LhとコイルL1〜L12とを、同一面内に
設けることができれば、上述のような問題点を生じるこ
とはない。しかし、コイルLaとL1,LcとL4,LeとL7,LgとL
10とは角位置がそれぞれ同じであり、同一面内に設ける
ことはできない。また、ネック部(10)の直径が29mmで
あるのに対し、コイルLa〜Lh,L1〜L12の直径は5mm程度
なので、例えば30°および60°の角位置にあるコイルL2
とコイルL3との間に、45°の角位置となるようにコイル
Lbを配置することは、両コイルL2,L3とコイルL6とがぶ
つかるため、やはり同一面内では不可能である。
設けることができれば、上述のような問題点を生じるこ
とはない。しかし、コイルLaとL1,LcとL4,LeとL7,LgとL
10とは角位置がそれぞれ同じであり、同一面内に設ける
ことはできない。また、ネック部(10)の直径が29mmで
あるのに対し、コイルLa〜Lh,L1〜L12の直径は5mm程度
なので、例えば30°および60°の角位置にあるコイルL2
とコイルL3との間に、45°の角位置となるようにコイル
Lbを配置することは、両コイルL2,L3とコイルL6とがぶ
つかるため、やはり同一面内では不可能である。
この発明は、以上の問題点を一掃しようとするものであ
る。
る。
このため、この発明においては、90°の倍数の角位置に
ある4極用のコイルと6極用のコイルとは、2重構造と
する。また、残るコイルも互いに接近させる。
ある4極用のコイルと6極用のコイルとは、2重構造と
する。また、残るコイルも互いに接近させる。
磁界Ha〜Hdが電子ビームR〜Bに作用する点がほぼ一致
し、したがって、十分なコンバージェンス補正が行われ
るとともに、着磁装置および着磁回路が簡単化される。
さらに、マグネット(5)を小さくでき、コストダウン
が計れる。
し、したがって、十分なコンバージェンス補正が行われ
るとともに、着磁装置および着磁回路が簡単化される。
さらに、マグネット(5)を小さくでき、コストダウン
が計れる。
第1図は側面図、第2図および第3図はそのB−B線お
よびC−C線における断面図を示す。そして、支持体
(20)には、管軸に直交する第1の面内において、水平
軸を起点として30°の角間隔で放射状に透孔(21)がそ
れぞれ形成される。そして、この透孔(21)内にコイル
L1〜L12が設けられることにより、コイルL1〜L12は、管
軸と直交する面内において、水平軸を起点として30°の
角間隔で、放射状に位置決めされて設けられる。また、
この場合、水平軸を起点として90°の倍数の角位置にあ
るコイルL1,L4,L7,L10には、コイルLa,Lc,Le,Lgがそれ
ぞれ一体に巻回されて設けられる。
よびC−C線における断面図を示す。そして、支持体
(20)には、管軸に直交する第1の面内において、水平
軸を起点として30°の角間隔で放射状に透孔(21)がそ
れぞれ形成される。そして、この透孔(21)内にコイル
L1〜L12が設けられることにより、コイルL1〜L12は、管
軸と直交する面内において、水平軸を起点として30°の
角間隔で、放射状に位置決めされて設けられる。また、
この場合、水平軸を起点として90°の倍数の角位置にあ
るコイルL1,L4,L7,L10には、コイルLa,Lc,Le,Lgがそれ
ぞれ一体に巻回されて設けられる。
さらに、枠体(20)には、管軸に直交し、かつ、コイル
L1〜L12に近接した第2の面内において、水平軸を起点
として45°,135°,225°,315°の角位置に放射状に透孔
(22)がそれぞれ形成される。そして、この透孔(22)
内にコイルLb,Ld,Lf,Lhが設けられることにより、コイ
ルLb,Ld,Lf,Lhは、コイルL1〜L12と近接し、水平軸を起
点として45°の角位置から90°の角間隔で、放射状に位
置決めされて設けられる。
L1〜L12に近接した第2の面内において、水平軸を起点
として45°,135°,225°,315°の角位置に放射状に透孔
(22)がそれぞれ形成される。そして、この透孔(22)
内にコイルLb,Ld,Lf,Lhが設けられることにより、コイ
ルLb,Ld,Lf,Lhは、コイルL1〜L12と近接し、水平軸を起
点として45°の角位置から90°の角間隔で、放射状に位
置決めされて設けられる。
このような構成によれば、従来と同様の方法によりマグ
ネット(5)を着磁することができる。しかし、その場
合、この発明によれば、コイルL1〜L12と、90°の倍数
の角位置にあるコイルLa,Lc,Le,Lgとは、管軸と直交す
る同一の面内にあり、かつ、残るコイルLb,Ld,Lf,Lhも
第1図にも示すように距離Dが小さくなっているので、
コイルLa〜Lhにより着磁された磁界Ha,Hbと、コイルL1
〜L12により着磁された磁界Hc,Hdとは、電子ビームR〜
Bに作用するとき、その作用する点がほぼ同一となり、
したがって、十分なコンバージェンス補正を行うことが
できる。
ネット(5)を着磁することができる。しかし、その場
合、この発明によれば、コイルL1〜L12と、90°の倍数
の角位置にあるコイルLa,Lc,Le,Lgとは、管軸と直交す
る同一の面内にあり、かつ、残るコイルLb,Ld,Lf,Lhも
第1図にも示すように距離Dが小さくなっているので、
コイルLa〜Lhにより着磁された磁界Ha,Hbと、コイルL1
〜L12により着磁された磁界Hc,Hdとは、電子ビームR〜
Bに作用するとき、その作用する点がほぼ同一となり、
したがって、十分なコンバージェンス補正を行うことが
できる。
また、磁界Ha〜HdがビームR〜Bに作用する点がほぼ等
しくなるので、すべての磁界Ha〜HdがビームR〜Bの最
適点で作用することができ、したがって、一部の磁界だ
けを特別に強くする必要がなく、着磁装置が着磁回路を
簡単化できる。
しくなるので、すべての磁界Ha〜HdがビームR〜Bの最
適点で作用することができ、したがって、一部の磁界だ
けを特別に強くする必要がなく、着磁装置が着磁回路を
簡単化できる。
さらに、距離Dが小さくなるので、マグネット(5)の
管軸方向の長さを小さくでき、コストダウンができる。
管軸方向の長さを小さくでき、コストダウンができる。
なお、上述において、マグネット(5)を、セパレータ
(1)のネック部(1A)とネック部(1O)との間に設け
れば、マグネット(5)とビームR〜Bとの距離が短く
なるので、磁界Ha〜Hdをそれぞれ弱くでき、したがっ
て、着磁装置および着磁回路をさらに簡単化できる。ま
た、カラー受像管がトリニトロン管(「トリニトロン」
は登録商標)のように静電コンバージェンス手段を有す
るときには、コイルLb,Ld,Lf,Lhを省略できる。
(1)のネック部(1A)とネック部(1O)との間に設け
れば、マグネット(5)とビームR〜Bとの距離が短く
なるので、磁界Ha〜Hdをそれぞれ弱くでき、したがっ
て、着磁装置および着磁回路をさらに簡単化できる。ま
た、カラー受像管がトリニトロン管(「トリニトロン」
は登録商標)のように静電コンバージェンス手段を有す
るときには、コイルLb,Ld,Lf,Lhを省略できる。
この発明によれば、コイルL1〜L12と、90°の倍数の角
位置にあるコイルLa,Lc,Le,Lgとは、管軸と直交する同
一の面内にあり、かつ、残るコイルLb,Ld,Lf,Lhも第1
図にも示すように距離Dが小さくなっているので、コイ
ルLa〜Lhにより着磁された磁界Ha,Hbと、コイルL1〜L12
により着磁された磁界Hc,Hdとは、電子ビームR〜Bに
作用するとき、その作用する点がほぼ同一となり、した
がって、十分なコンバージェンス補正を行うことができ
る。
位置にあるコイルLa,Lc,Le,Lgとは、管軸と直交する同
一の面内にあり、かつ、残るコイルLb,Ld,Lf,Lhも第1
図にも示すように距離Dが小さくなっているので、コイ
ルLa〜Lhにより着磁された磁界Ha,Hbと、コイルL1〜L12
により着磁された磁界Hc,Hdとは、電子ビームR〜Bに
作用するとき、その作用する点がほぼ同一となり、した
がって、十分なコンバージェンス補正を行うことができ
る。
また、磁界Ha〜HdがビームR〜Bに作用する点がほぼ等
しくなるので、すべての磁界Ha〜HdがビームR〜Bの最
適点で作用することができ、したがって、一部の磁界だ
けを特別に強くする必要がなく、着磁装置が着磁回路を
簡単化できる。
しくなるので、すべての磁界Ha〜HdがビームR〜Bの最
適点で作用することができ、したがって、一部の磁界だ
けを特別に強くする必要がなく、着磁装置が着磁回路を
簡単化できる。
さらに、距離Dが小さくなるので、マグネット(5)の
管軸方向の長さを小さくでき、コストダウンができる。
管軸方向の長さを小さくでき、コストダウンができる。
第1図はこの発明の一例の側面図、第2図および第3図
はその一例の断面図、第4図〜第8図はその説明のため
の図である。 (1)はセパレータ、(2)は磁気コア、(3)は垂直
偏向コイル、(5)はマグネット、La〜Lh,L1〜L12は着
磁コイルである。
はその一例の断面図、第4図〜第8図はその説明のため
の図である。 (1)はセパレータ、(2)は磁気コア、(3)は垂直
偏向コイル、(5)はマグネット、La〜Lh,L1〜L12は着
磁コイルである。
Claims (1)
- 【請求項1】全体が円筒状とされ、 カラー受像管のネック部に設けられてコンバージェン補
正を行うマグネットの着磁装置において、 上記マグネットを着磁するとき、上記マグネットの周囲
に設けられる非磁性材よりなる円筒状の支持枠体と、 この支持枠体に対して水平軸を起点として30°ごとの角
位置に放射状に設けられた第1組のコイルと、 この第1組のコイルのうち、少なくとも90°の倍数の角
位置に設けられたコイルに対して二重に設けられた第2
組のコイルとを有し、 上記第1組および第2組のコイルに所定の極性および大
きさの着磁電流が供給されて上記マグネットが上記コン
バージェンス補正を行うように着磁されるコンバージェ
ンス用マグネットの着磁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60274174A JPH0746563B2 (ja) | 1985-12-05 | 1985-12-05 | コンバ−ジエンス用マグネツトの着磁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60274174A JPH0746563B2 (ja) | 1985-12-05 | 1985-12-05 | コンバ−ジエンス用マグネツトの着磁装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62133639A JPS62133639A (ja) | 1987-06-16 |
JPH0746563B2 true JPH0746563B2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=17538062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60274174A Expired - Fee Related JPH0746563B2 (ja) | 1985-12-05 | 1985-12-05 | コンバ−ジエンス用マグネツトの着磁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0746563B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100313377B1 (ko) * | 1999-03-19 | 2001-11-05 | 구자홍 | 컬러 음극선관용 컨버젼스요크 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4390815A (en) * | 1981-03-17 | 1983-06-28 | Rca Corporation | Apparatus for influencing electron beam movement |
JPS5832451A (ja) * | 1981-08-20 | 1983-02-25 | Seiko Epson Corp | アクテイブマトリクス基板の製造方法 |
-
1985
- 1985-12-05 JP JP60274174A patent/JPH0746563B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62133639A (ja) | 1987-06-16 |
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