JPH074646A - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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Publication number
JPH074646A
JPH074646A JP16608093A JP16608093A JPH074646A JP H074646 A JPH074646 A JP H074646A JP 16608093 A JP16608093 A JP 16608093A JP 16608093 A JP16608093 A JP 16608093A JP H074646 A JPH074646 A JP H074646A
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JP
Japan
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combustion
temperature
blower
post
flame
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Pending
Application number
JP16608093A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Sasaki
康男 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
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Publication date
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Publication of JPH074646A publication Critical patent/JPH074646A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポストパージ運転での騒音が長引くのを防止
すると共に電気代の節約ができ、且つポストパージ運転
後に逆風等が発生した場合においても燃焼部周囲の熱に
弱い部材が熱による悪影響を受けない燃焼装置の提供を
目的とする。 【構成】 熱交換缶体10と、バーナ20と、送風機30とを
有し、バーナ20には、燃焼筒21と、燃料噴出ノズル22a
と、炎検出器22c とを有し、燃料噴出ノズル22aからの
燃料と送風機30からの空気とを燃焼筒21内に供給して燃
焼させ、その燃焼炎を熱交換缶体10内に吹き出すように
した燃焼装置であって、炎検出器22c の近傍に温度セン
サ22d を設け、燃焼の消火後における送風機30によるポ
ストパージを、温度センサ22d が予め定めた一定温度以
下の温度を検出するまで継続すると共にその後において
も温度センサ22d が検出する温度が前記一定温度を越え
た場合には、その間、前記一旦停止したポストパージを
再運転するよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給湯器等の主要部とし
て用いられる燃焼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、石油給湯器等に用いられる石油燃
焼装置等の燃焼装置においては、燃焼の消火後、装置燃
焼部やその周囲の冷却や排気空気の一新を図るために、
送風機による空気の送風を行うポストパージ運転がなさ
れていた。そして前記ポストパージ運転によって燃焼部
等が適当に冷却されるので、通常は、回りの部材も燃焼
の消火後の残留熱による悪影響を受けることはない。
が、その一方、ポストパージ運転終了後に逆風等が発生
した場合においては、燃焼部の残留熱が燃焼部の周囲へ
及んで行き、これが熱に弱い部材、例えば炎検出センサ
等を加熱して、悪影響を及ぼす問題があった。このた
め、従来の燃焼装置においては、送風機による送風停止
後に発生する逆風等によって燃焼部周囲の部材、特に炎
検出センサ等の熱に弱い部材が温度上昇するのを防止す
るため、前記ポストパージの時間を、例えば3分とし
て、一律に長くし、燃焼部の断熱材やその回りの部材を
十分冷却するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
燃焼装置においては、ポストパージの時間が長いため、
それだけ運転時間も長くなる欠点、電気代が上昇する欠
点、またポストパージが長いので送風機による騒音も長
く続くという欠点があった。
【0004】そこで本発明は上記従来の燃焼装置の欠点
を解消し、ポストパージ運転での騒音が長引くのを防止
すると共に電気代の節約ができ、且つポストパージ運転
後に逆風等が発生した場合においても燃焼部周囲の熱に
弱い部材が熱による悪影響を受けない燃焼装置の提供を
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の燃焼装置は、熱交換缶体と、該熱交換缶体
内に燃焼炎を吹き出すためのバーナと、送風機とを有
し、前記バーナには、少なくとも、前記熱交換缶体に臨
む燃焼筒と、その手前の隣接室から前記燃焼筒内に向け
て燃料を噴出する燃料噴出ノズルと、前記隣接室内にあ
って前記燃焼筒内の炎の有無を検出する炎検出器とを有
し、前記燃料噴出ノズルからの燃料と前記送風機からの
空気とを前記燃焼筒内に供給して燃焼させ、その燃焼炎
を熱交換缶体内に吹き出すようにした燃焼装置であっ
て、前記炎検出器の近傍に温度センサを設け、燃焼の消
火後における前記送風機によるポストパージを、前記炎
検出器の近傍にある温度センサが予め定めた一定温度以
下の温度を検出するまで継続すると共にその後において
も温度センサが検出する温度が前記一定温度を越えた場
合には、その間、前記一旦停止したポストパージを再運
転するよう構成したことを特徴としている。
【0006】
【作用】上記本発明の特徴によれば、燃焼の消火後、送
風機によるポストパージ運転が開始されると、温度セン
サによって炎検出器近傍の温度が検出され、その温度が
予め定めた一定温度以下に下がった時点で、送風機によ
る送風が停止される。そして前記温度センサによる温度
監視が続けられ、ポストパージ運転が一旦終了された後
においても、逆風等の発生によって、前記温度センサの
検出する温度が前記一定温度を越えた場合には、ポスト
パージ運転が再開され、その間、ポストパージが再運転
される。前記一定温度は、それ以下の温度では炎検出器
に及ぼす悪影響が、ほとんど問題と成らない、或いは少
ない、という温度を予め実験等によって得て、決定して
おくことができる。本発明の特徴によれば、必要以上の
ポストパージ運転が無駄になされることがなくなり、騒
音発生の減少、省電力化が図られ、同時に燃焼残留熱に
よる炎検出器への悪影響を確実に防止することができ
る。
【0007】
【実施例】以下に本発明を図面に基づいて説明する。図
1は本発明の実施例を示す石油給湯器の全体構成図、図
2はその要部の詳細断面構成図、図3はポストパージ運
転時の各部材の運転のタイムチャートである。
【0008】10は熱交換缶体、20はバーナ、30は送風機
である。熱交換缶体10内へはバーナ20から燃焼炎が吹き
込まれ、それによって熱交換缶体10が加熱される。熱交
換缶体10内に発生した排気ガスは上部の図示しない排気
口から外部に排出される。この排気ガスの排出口から外
部の風等が逆風として熱交換缶体10内へ入り込んだりす
る。給湯は、入水管41を送られてきた水が熱交換缶体10
を巻回し、或いは貫通する熱交換コイル42を通る間に加
熱され、出湯管43に出湯され、更にバイパス44からの水
と混水調節器45によって適当に混水されて給湯管46に流
れることで行われる。前記入水管41には入水温度センサ
41a 、水量センサ41b が設けられ、前記出湯管43には出
湯温度センサ43a が設けられ、前記給湯管46には給湯温
度センサ46aが設けられている。
【0009】前記バーナ20は、前記熱交換缶体10内に向
けて臨む燃焼筒21と、その手前に設けられる隣接室22
と、該隣接室22及び前記燃焼筒21の側周を囲む空気筒23
とを有する。そして前記燃焼筒21には、その側面に空気
導入穴21a と基端面側に導入空気流調節羽根21b を有し
ている。また前記隣接室22には、石油燃料噴出ノズル22
a と、点火用電極棒22b と、CdSからなる炎検出器22
c と、該炎検出器22c の近傍に設けられる雰囲気温度セ
ンサ22d を有している。前記石油燃料噴出ノズル22a か
ら噴出される石油燃料は噴霧状態となって、前記導入空
気流調節羽根21b の中心穴を通過して燃焼筒21内に導入
される。また前記送風機30から送風された空気は、空気
筒23からその一部は隣接室22内に入って、前記導入空気
流調節羽根21b の中心穴及びその周囲から燃焼筒21内に
導入され、残りは空気筒23から空気導入穴21a を通って
燃焼筒21に導入される。そして燃焼室21内で導入燃料と
導入空気が燃焼され、燃焼炎として熱交換缶体10内へ吹
き出される。
【0010】これらの各部材は、コントローラ50によっ
て制御される。即ちコントローラ50は、図示しないリモ
コン等からの運転に関する指令を受け、また装置の各セ
ンサからの情報を入力し、これに基づいて装置各部に対
して所定の動作指令を出す。図3も参照して、コントロ
ーラ50による給湯運転の制御機構を説明すると、今、給
湯運転のための元スイッチがオンしている状態におい
て、給湯管46の図示しない給湯カランが開放されると、
コントローラ50は、水量センサ41b が一定流量以上の水
量を検出することをまって、送風機30に対して駆動オン
指令を出し、一定時間のプリパージを行った後、点火用
電極棒22b のスパークオン指令を出し、石油燃料噴出ノ
ズル22a による燃料噴出の開始指令を出し(図示しない
燃料供給ポンプをオンする)、これによって燃焼をオン
する。
【0011】一方、燃焼運転中において、前記給湯管46
の図示しない給湯カランが閉止されると、コントローラ
50は、水量センサ41b が一定流量未満の水量を検出する
ことで、先ず石油燃料噴出ノズル22a による燃料噴出の
停止指令を出し(図示しない燃料供給ポンプに対してオ
フ指令を出し)、これによって燃焼だけをオフし、送風
機30からの送風は引き続きオン状態にして、ポストパー
ジ運転に入る。そしてコントローラ50は雰囲気温度セン
サ22d からの温度情報を監視し、該温度が一定温度T1
以下に下がった時点で送風機30に対して駆動オフ指令を
出して、ポストパージ運転を終了する。コントローラ50
はその後も雰囲気温度センサ22d からの温度情報を監視
し、温度が前記一定温度T1 を再び越えた場合、例え
ば、前記温度T1 に一定のヒステリシスを考慮した温度
2 になった場合には、送風風機30に対して再び駆動オ
ン指令を出して、その間、ポストパージ運転を再度行
う。
【0012】前記一定温度T1 は、それ以下の温度では
炎検出器に及ぼす悪影響が、ほとんど問題と成らない、
或いは少ない、という温度を予め実験等によって得て、
決定しておくことができる。以上の様なポストパージ運
転の制御機構により、燃焼消火後のポストパージ運転
は、炎検出器22c の温度的保護に必要な温度まで下がっ
た時点で確実に停止することができるので、必要最小限
の時間に抑えることができる。また一旦ポストパージ運
転を停止した後に、熱交換缶体10側からの逆風によって
燃焼筒21内の残留熱が移動して炎検出器22c を加熱する
ことがあっても、その場合には再度ポストパージ運転が
開始されるので、炎検出器22c に対する熱の悪影響が及
ぼされるのが確実に防止される。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上の構成よりなり、請求項1
に記載の燃焼装置によれば、炎検出器の近傍に温度セン
サを設け、燃焼の消火後における前記送風機によるポス
トパージを、前記炎検出器の近傍にある温度センサが予
め定めた一定温度以下の温度を検出するまで継続すると
共にその後においても温度センサが検出する温度が前記
一定温度を越えた場合には、その間、前記一旦停止した
ポストパージを再運転するよう構成したので、燃焼消火
後のポストパージ運転を、炎検出器の温度が保護に必要
な温度まで下がった時点で確実に停止することができ、
よって、ポストパージ運転を必要最小限の時間に抑える
ことができる。またそれによってポストパージ運転での
騒音が長引くのを防止することができると共に電気代の
節約もできる。また一旦ポストパージ運転を停止した後
に、熱交換缶体側からの逆風等によって炎検出器を加熱
するようなことがあっても、その場合には再度ポストパ
ージ運転を開始することができるので、逆風等による燃
焼残留熱による炎検出器への悪影響を確実に防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す石油給湯器の全体構成図
である。
【図2】要部の詳細断面構成図である。
【図3】ポストパージ運転時の各部材の運転のタイムチ
ャートである。
【符号の説明】
10 熱交換缶体 20 バーナ 21 燃焼筒 22 隣接室 22a 石油燃料噴出ノズル 22c 炎検出器 22d 雰囲気温度センサ 30 送風機 50 コントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換缶体と、該熱交換缶体内に燃焼炎
    を吹き出すためのバーナと、送風機とを有し、前記バー
    ナには、少なくとも、前記熱交換缶体に臨む燃焼筒と、
    その手前の隣接室から前記燃焼筒内に向けて燃料を噴出
    する燃料噴出ノズルと、前記隣接室内にあって前記燃焼
    筒内の炎の有無を検出する炎検出器とを有し、前記燃料
    噴出ノズルからの燃料と前記送風機からの空気とを前記
    燃焼筒内に供給して燃焼させ、その燃焼炎を熱交換缶体
    内に吹き出すようにした燃焼装置であって、前記炎検出
    器の近傍に温度センサを設け、燃焼の消火後における前
    記送風機によるポストパージを、前記炎検出器の近傍に
    ある温度センサが予め定めた一定温度以下の温度を検出
    するまで継続すると共にその後においても温度センサが
    検出する温度が前記一定温度を越えた場合には、その
    間、前記一旦停止したポストパージを再運転するよう構
    成したことを特徴とする燃焼装置。
JP16608093A 1993-06-11 1993-06-11 燃焼装置 Pending JPH074646A (ja)

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JP16608093A JPH074646A (ja) 1993-06-11 1993-06-11 燃焼装置

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JP16608093A JPH074646A (ja) 1993-06-11 1993-06-11 燃焼装置

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JPH074646A true JPH074646A (ja) 1995-01-10

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ID=15824613

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JP16608093A Pending JPH074646A (ja) 1993-06-11 1993-06-11 燃焼装置

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JP (1) JPH074646A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100384645B1 (ko) * 2000-08-08 2003-05-22 박동만 액체연료 연소장치용 버너
KR100652889B1 (ko) * 2004-12-29 2006-12-01 업산건철(주) 보일러용 버너

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100384645B1 (ko) * 2000-08-08 2003-05-22 박동만 액체연료 연소장치용 버너
KR100652889B1 (ko) * 2004-12-29 2006-12-01 업산건철(주) 보일러용 버너

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