JPH0746443B2 - デイスク形情報キヤリヤとその製造方法 - Google Patents

デイスク形情報キヤリヤとその製造方法

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JPH0746443B2
JPH0746443B2 JP61072405A JP7240586A JPH0746443B2 JP H0746443 B2 JPH0746443 B2 JP H0746443B2 JP 61072405 A JP61072405 A JP 61072405A JP 7240586 A JP7240586 A JP 7240586A JP H0746443 B2 JPH0746443 B2 JP H0746443B2
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ポリグラム・インターナシヨナル・ホールデイング・ビー・ベー
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    • G11B7/24—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
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    • G11B7/24027—Layers; Shape, structure or physical properties thereof
    • G—PHYSICS
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    • G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、同心内側帯域と同心外側帯域とによりふち
どりされる感情の情報帯域を備え、情報キャリヤが読取
り側と反射被膜のあるこの反対側（裏面）とを有する透
明基板を具えた、光学的に反射で読取られるディスク形
情報キャリヤ、例えばレーザービデオディスク（VIP）
またはディジタルオーディオディスク（CD）に関するも
のである。
光学的に反射で読取られるディスク形情報キャリヤは、
例えばディジタルオーディオ情報を含むコンパクトディ
スクとして市販されている。ビデオ信号を含むディスク
（VLPS）とデーダを含むディスク（CD−ROMS）も公知で
ある。加うるに書込み可能な情報キャリヤは情報が輻射
ビームの手段で反射被膜に書き込まれるものとしてまた
公知である。かかるディスクは光学的な記憶ディスクと
して使用される。
かかるディスク形情報キャリヤでは基板は反射被膜のあ
る透明なプラスチックからしばしばなっている。このプ
ラスチックは例えばポリカーボネートまたはポルメチル
メタアクリレートからなっていてもよい。ディスクはイ
ンゼクションモールディングまたはインゼクション・コ
ンプレッションモールディング処理でつくられる。この
処理では実際の情報、または書込み可能なディスクの場
合トラック情報などは、すくなくとも１つの側に微細構
造の形態でディスク表面にインプリントされる。さら
に、ラッカーを備えた平坦な基板を用いることもまた可
能で、そのラッカーは紫外線で硬化し、液状にある時は
ダイスに密着し、硬化しながらダイス内で微細構造を出
現していく。微細・情報構造が反射で読出されるため
に、ディスクは裏面を反射層で被覆される。
情報キャリヤの量産の場合、微細・情報構造を表示する
ダイスはいわゆるマスターから一般に電気めっきで導出
される。プラスチックのダイスが使用されてもよい。単
純化のため以下めっきについてのみ述べていく。マスタ
ーについては、最初フォトレジスト層の被覆されるガラ
スディスクが屡々基板として使用される。このフォトレ
ジスト層はその層に焦点を結ぶレーザービームの手段で
露光され次に現像され、露光された部分は一般にフォト
レジスト層からはがされる。仕上げマスターは電気的に
伝導性を持たせられ次に第１めっき（父盤めっき）が電
解浴中でマスターから得られる。この父盤めっきは直ち
にスタンパーとして使用することができる。しかし一般
に次のめっき（母盤めっき）がまず第１に父盤めっきか
ら得られ、さらに次のめっき（娘盤めっき）が母盤めっ
きから得られ、これら娘盤めっきのみがスタンパーとし
て使用される。
１品製造または小規模製造の場合には、情報キャリヤ自
信に書きつけることによる以外ダイスの手段により情報
キャリヤの情報構造を記録することは不可能である。
かかるディスク形情報キャリヤの製造には、ディスクに
転写されるべき微細・情報構造の精度のみならず基板材
料の均質性および被膜表面の欠陥のない状態に非常に高
い要求が求められる。
実情の示すところでは、かかる欠陥は概して排除するこ
とは不可能で、それで生産のかなり本質的部分が拒絶さ
れてしまう。これに関連して製造中不均質さが例えば細
かい気泡の形態で材料の外側部領域に容易に発生するか
ら情報キャリヤの外側帯域は特にきわどい。これは例え
ば情報キャリヤがインゼクションまたはインセクション
・コンプレッションモールディングによって生産される
時、注入される材料が加圧される間放射方向に一様に冷
えないという事実に基づき発生する。かかるディスクを
取扱うとき、製造工程中ディスク表面の外側帯域にまた
屡々発生する表面ひっかき傷を避けることはまた時によ
り不可能である。この情況での欠点の１つは金属反射被
膜が存在する時、この被膜の鏡効果でのかかる欠陥が監
視者には特に顕著に目立つということである。
この発明の第１の目的は、特に比較的大きな外側帯域の
場合、この帯域でのどんな欠陥も顕著に目立たないよう
な方法でかかるディスク形情報キャリヤを設計すること
である。比較的小さな情報帯域を有するディスク形情報
キャリヤの場合は、情報キャリヤを視覚的に特に魅力あ
る例えばプロモーション（promotion）目的用に作るこ
とが屡々望ましい。裏面を完全にメタライズしたもので
は、しかしながら、以前に述べた製造の欠陥は特に明ら
かに目立ってしまい、それは基板中の含有物とか欠陥が
反射被膜によってもう一度再び反射され特に明らかに目
に見えるようになるからである。本発明の他の目的は前
述の欠陥に起因する生産中に発生する不良品の数を削減
するにある。
これら目的を達成するため本発明は、読取り側からみ
て、情報キャリヤが外側帯域に落ちる光はすべてすくな
くとも一部分は拡散して反射しそして／またはすくなく
とも一部分吸収し、それで情報キャリヤの外観に不利益
に影響する例えば読取り側からみて裏面に見える含有
物、不均質物、インプリントなどの光学的影響が、すく
なくとも一部分はマスクされまたは隠蔽される。
本発明のディスク形情報キャリヤでは発生する欠陥は隠
蔽されそれでほとんど目に見えないか見えなくなる。そ
れで欠陥の発生それ自身を削減する必要がなくなる。不
合格品発生率は全体が記録されるディスクや外側帯域が
隠蔽されないディスクに比しより低くなり、それはすく
なくとも外側帯域に欠陥を有する複数の情報キャリヤが
不合格品に含まれることがないからである。このことは
たとえ本発明により要求される手段が製造経費のかかる
ものであっても、情報キャリヤの製造において経済的効
率が増大することを示している。かくて特に比較的小さ
い情報帯域を有する情報キャリヤでは、特に魅力ある光
学的外観におそらくユニットコストの増加なしに到達で
きる可能性がある。
例えば約10〜15分の動作時間を有するコンパクトディス
クを市販する企画がなされ、これはプロモーション目的
用に使用され特に満足のいく外観を呈する。本発明は特
に魅力ある価格でこのようなコンパクトディスクを提供
することができる。
情報キャリヤの内側帯域の隠蔽はまた推奨される。内側
帯域への艶消仕上げの適用はドイツ国特許公報第263911
8号によりすでにそれ自体公知である。ここでスタンパ
ーはあら仕上げされこれは仕上げされた情報キャリヤの
内側帯域に艶消仕上げのような効果を与える。あら仕上
げの目的はこの例では基板化合物の不純物がプレス中外
側帯域に入りこむのを妨げる。不純物のマスクについて
はなにもしない。スタンパーのあら仕上げ領域は存在す
る固体粒子がプレス中外側領域へ侵入するのを妨げ、あ
ら仕上げ形態は内側帯域での固体粒子を不動のものとす
る目的を達するように選択される。
１つの有用な形態としてドイツ国特許公報第2639118号
に基づくスタンパーは現在の発明の手段と組合わすこと
ができる。これは（ａ）情報と外側帯域での不純物の発
明を削減し、（ｂ）外側帯域に現われる製造中の欠陥を
隠蔽する効果を有する。
本発明のさらに別の形態では、情報キャリヤの外側帯域
について、読取りならびに／または裏面に、全体的にま
たは部分的に艶消がなされたり、プリントされたりまた
はすくなくとも１つの固着ラベルが支給されたりする用
意がなされる。
従来技術の１つの方法は情報キャリヤの外側帯域をメタ
ライズしない。情報帯域の選択メタライゼーションと現
発明の手段は、広範囲の可能な形態を提供する。
例えば、外側帯域がメタライズされない時、インプリン
トが読取り側から基板を通しても見える裏面にやりう
る。多分ラッカーによる艶消仕上げが裏面に適用されて
もよい。艶消仕上げはその時また読取り側からみること
が可能で、順次に使用され、それは読取り側の外側帯域
にプリント用のバックグラウンドとして適用される。
全体がメタライズされる情報キャリヤの場合には、裏面
も読取り側も艶消仕上げが与えられ、外側帯域に一部分
プリントされたりすくなくとも１つの固着ラベルが用意
される。これら手段の組合わせもまた可能である。
現発明の手段はまた裏面に適用される保護被膜とすくな
くとも１つの色を具えたものとが組合わされ、その色は
ヨーロッパ特許出願第70031号（PHD 81−476EP）で公知
である。
情報ディスクのレーザー走査中問題が発生しないよう、
本発明のさらに別の改善が情報帯域と同心内側帯域およ
び外側帯域との間に遷移帯域を用意してなされる。この
帯域の目的はレーザービームが走査中内側と外側帯域に
はいりこむのを妨げる。
本発明のさらに別の改善はディスク形情報キャリヤに艶
消仕上げを適用する方法で、それによって情報キャリヤ
の艶消される帯域は、スタンパーの生産を意図するもと
のディスク（マスター）またはそれから導出されるスタ
ンパーの適切な帯域を、必要ならインゼクションまたは
インゼクション・コンプレッションモールドのブランク
モールド半分の表面を艶消して生産される。
もとのディスクまたはそれから導出されるスタンパーへ
の艶消仕上げの適用は特に経済的で、それらはこの艶消
は１度だけ実行されるのみで、情報キャリヤの各仕上げ
毎に新たに適用されることがないからである。もしいく
つかのスタンパーがマスターから次々に導出されると、
艶消仕上げはこれらスタンパー１つに適用される。
特許請求の範囲第７項から第11項は、第６項に関わる艶
消仕上げに到達する種々可能な方法の特種な形態を含ん
でいる。
以下添付概要図を参照しいくつかの実施態様をしめしな
がら本発明を詳細に説明する。
第１図と第２図は、ディスク形情報キャリヤの読取り側
からみた図で、それは市販されている例えばコンパクト
ディスクの形態のような光学的に反射で読取られる。デ
ィスク形情報キャリヤの中の読取り側は外側帯域Ａ、中
央帯域Ｂと内側帯域Ｃに分割され、それらは狭い環状の
帯域A/BとB/Cで互いに分離されている。記憶情報は中央
帯域Ｂに微細−情報構造の形態で配列され、それは渦巻
状のトラックからなっていてもよい。この微細−情報構
造は裏面からディスク表面の方にプレスされ、ディスク
のこの側は保護ラッカー被膜で覆われた金属反射被膜で
覆われている。
環状の領域を呈する中央の帯域Ｂは比較的狭くそれ故記
憶される情報は15から20分の動作時間をほぼ満足する。
この種ディスク形情報キャリヤは、特種の制限された情
報内容、例えばヒットパレードレコードがもっと魅力あ
る価格で提供される時は有益である。価格付けの観点か
ら、不合格品発生率は製造中今の場合可能な限り低く保
たれるよう、外側帯域Ａと内側帯域Ｃは存在するだろう
欠陥と表面不均質を有利に隠蔽する艶消仕上げを有す
る。
上述の隠蔽を達成するため、第１図示の情報キャリヤの
内側帯域Ｃと外側帯域Ａは艶消仕上げされる。艶消仕上
げは情報キャリヤそれ自身に前述の手段の１つで、また
はマスターまたはそれから導出されるスタンパーに適用
することができる。
隠蔽手段の可能な組合せのいくつかを示す目的で、また
読取り側からみた第２図示の情報キャリヤは、４つの扇
形部分に分割され；これら扇形部分の各々は多くの可能
な組合せを示している。当然、ここで表示目的のみであ
るかかる扇形部分への再分割は、通常約束されない。
第１扇形部分での内側帯域B1はコンパクトディスクの通
常の場合のごとくすべてメタライズされている。外側帯
域A1はまたメタライズされるが、図示の読取り側には艶
消仕上げが付加的にほどこされる。この艶消表面には文
字がプリントされる。かくて外側帯域A1に存在するどん
な目に見える顕著な製造欠陥も確実に隠蔽される。
これはまた他の扇形部分にも適用され、例を示すと； A2,B2:内側および外側帯域にプリントされたパターン、
画像、装飾図案など。背景は例えば他のカラーインプリ
ントまたは艶消仕上げであってもよい。
A3,B3:内側および外側帯域はカラープリントされまたは
他の側からのカラーインプリントを示す。
A4:外側帯域が裏面でメタライズされ読取り側で一部分
艶消構造の形態である。
この艶消構造で文字または記号についてはそのまわりと
同じく余白がのこる。それ故これら部分は反射のもどり
がある。
B4:内側帯域は艶消仕上げである。
情報キャリヤの内側ならびに／または外側帯域のカラー
インプリントは、一般に使用されるコンパクトディスク
の裏面にインプリントを生じるような例えばオフセット
プリント法で生産される。
艶消仕上げ部分帯域のあるディスク形情報キャリヤ製造
の可能な方法をより容易に理解するため、簡単な説明を
まず第１にインゼクションモールディングに必要なスタ
ンパーの製造について第３図を使用しておこなう。
第３図はスピンドル３を有する駆動２により回転される
ターンテーブル１上のマスターを示す。マスター４はそ
の頂部表面がフォトレジスト被膜５で覆われているガラ
スディスク5aの形態てある。フォトレジスト被膜５のあ
るガラスディスク5aの上部にはレーザー源６が配置さ
れ、そのビーム７はフォトレジスト被膜５の上に焦点を
結びそして記録されている情報で強度変調される。
ターンテーブル１の回転運動中、変調されたレーザービ
ーム７はフォトレジスト被膜に螺旋状の露光トラックを
描き、次に現像され、露光部分はフォトレジスト被膜か
ら溶解して取り去られる。これはマスター４の製造を完
成する。第３図の小さな部分ASを使って、第４図から第
７図とともに次の手順をより詳細に説明する。
第４図は部分ASの現像されたフォトレジスト５を示し、
それは露光された場所８でガラスディスク5aの表面を露
出している。マスター４が現像されたフォトレジスト被
膜の側で電気的に伝導性にされ、第５図部分ASに示され
るごとく、父めっき９がマスター４にほどこされる。父
めっき９が第６図に示されるごとくガラスディスク5aか
ら分離されて後、現像されたフォトレジスト被膜５の残
留物はこの段階で父めっき９のくぼみが8aから取り去ら
れねばならぬ。最終的に部分ASの仕上げ父めっき９は第
７図のようになる。
父めっき９はすでにスタンパーとして使用され得る。し
かしながらいくつかのスタンパーを生産するため、この
父めっき９からさらに母めっきを取りそして実際のスタ
ンパー用のめっきをほどこすことが一般的に行われる。
仕上げ情報キャリヤの読取り側の外側帯域Ａ、必要なら
内側帯域Ｃの艶消仕上げに到達するため、マスターの部
分帯域、めっきまたは仕上げされモールドされた情報キ
ャリヤそれ自身に適切な艶消仕上げを企てることは可能
である。
好適には望ましい艶消仕上げのためマスター４の生産中
情報記憶用に提供されるフォトレジスト被膜５を使用す
る。必要なことは第３図示のごとくレーザー６を使用し
て、実際の情報を含む中央帯域の処理に用いられるのと
同じようにフォトレジスト被膜５の内側と外側帯域を処
理することである。このためレーザー６は適切な艶消仕
上げ情報を持った強度で変調される。種々の露光走査完
了後、フォトレジスト被膜５は１度の操作で現像され父
めっき９が第４図から第７図を使用してすでに説明して
きたように仕上げされたマスターから得られる。
同様な方法てブランクマスターからブランクスタンパー
を生産することも可能で、それで望ましい艶消仕上げが
基板の読取り側にモールドされる。
艶消仕上げ情報によってもたらされるフォトレジスト被
膜のマトリックス構造は、非常に異なった形態を持つこ
とができる。好適なマトリックス構造は約１μの深さで
数μ程度の孔径と孔間隔を有する孔の一様なマトリック
スである。
第８図は変調された光ビームによるフォトレジスト被膜
５の露光中、艶消仕上げされる帯域は、精細な光マトリ
ックスの形態に光構成LAの手段で同時または直後に露光
されるマスター４に関連した他の可能性を示している。
露光中マスターの中央帯域はマスクによって被覆され
る。光構成LAの精細なマトリックス露光は、ターンテー
ブル１用駆動２の制御の函数としての制御ユニットSTに
よって制御される。第３図により第８図に示された部分
ASは第９図に示される部分によって示される。第４図に
従って、第９図はこの精細なマトリックスのフレームワ
ークで、ドットマトリックスの形態でガラスディスク5a
の表面を露光する、現像されたフォトレジスト被膜５の
形態で精細な光マトリックスを示す。かく得られた第１
図の外側帯域Ａと内側帯域Ｃの艶消仕上げは、これらが
マスター４から導出され次にモールドされてディスク情
報キャリヤの上にまた提供される時めっきに転写され
る。
第１図示の形の仕上げされた情報キャリヤの読取り側な
らびに／または裏面の外側帯域Ａと内側帯域Ｃにおける
艶消仕上げは、マスター４または父または母めっきから
導出されためっき90をターンテーブル１上に乗せること
により、そして望ましいマトリックス情報に必要な一様
な強度変調を有するめっき表面上に焦点を結ぶ高エネル
ギーレーザービーム７の手段で、円形または螺旋状のト
ラックの形態に、外側帯域Ａと内側帯域Ｃに融合したス
ポットのマトリックスを産出することによりまた達成さ
れる。第11図はこの方法で艶消仕上げされためっき90の
ほどこされる部分ASに対応する部分の様子を示してい
る。めっき90の表面のみ融合されており、融合した孔１
は両側で多少もり上っている。
別の可能性が第12図に示され、そこでは第１図による中
央帯域Ｂの仕上げされたマスター４のガラスディスク5a
はカバーマスク11が適合され、内側帯域Ｃと外側帯域Ａ
はガラスディスク5aが回転中ノズル12と13によって艶消
しラッカーがスプレーされる。
マスター４について第12図示の実施態様は、すでにモー
ルドされた情報キャリヤ同様マスターから導出されるめ
っきに同じく適用され得る。
１つの側からのみ読取られる従って情報はスタンパーに
より情報キャリヤの表面に１つの側からのみインプリン
トされねばならぬ情報キャリヤの製造では、モールドの
第２の半分様特殊スタンパーなしでなすことが通常可能
である。第13図はこのようなモールドを示す。つり上げ
板14にとり付けられたモールドの頂部半分15は、締付け
リング17の手段でその側面のテーパーのついた縁部で上
部モールドの半分に締付けられるダイス16を有してい
る。同様に下部モールド半分18は一般に静止した板19に
固定される。
それはスタンパーを持たず所謂ブランクモールドの半分
を表わし、その実際の接触面20は機械的に例えばグライ
ンダーによってあらされ、それで望ましい艶消効果が情
報ディスクの裏面またはラベル側に表われる。凹凸付け
するためには第13図示のごとく、プレスモールド18の下
部半分の接触面20を自由に動くことのできるグラインダ
ーディスク21を使用するのが可能である。
艶消ラッカーが前述部分帯域の艶消仕上げに適用される
時、オフセットプリント法を利用することができる。第
14図と第15図は第２図による外側帯域Ａと内側帯域Ｃへ
の適用の際のこのプリント法を示す、プリントされるべ
きディスク、ここではまた一例としてのみのマスター４
のガラスディスク5aは、持ち上げ−並進運動を逐行し得
るプリントクッション23の手段で中央帯域にプリントさ
れる。プリントクッション23は先ず第１にガラスディス
ク5aの外側に置かれたラッカー貯蔵部から艶消ラッカー
を取り出し、次にガラスディスク5aを横切り移動し、次
にラッカーを軸方向におろす運動で内側帯域Ｃに届け
る。艶消ラッカーを外側帯域Ａにおく同じ表示が第15図
に示される。この場合はプリントクッション24は外側帯
域に整合する環状形でそのため外側帯域Ａは１操作でプ
リントされる。
本発明は、その鏡面が反射での情報読出しのために要求
されない、仕上げされた情報キャリヤが比較的大きな部
分帯域を有する、ディスク形で各位置が光学的に読取り
可能な情報キャリヤの量産に有利に使用される。その適
用は比較的短い動作時間の廉価なCDの製造に特に有益で
ある。情報キャリヤは裏面のみならず読取り側からみて
魅力ある外観を呈する。なにか望ましいカラー単一また
は考えられる組合せの艶消プリント部分、反射部分およ
びプリント部分を使用した操作的装飾の多くの可能性が
存在する。基板が透明であるから、艶消仕上げまたは別
の装飾部分が基板の表面にあってもよいし、全体的にま
たは部分的に再び考えられる組合せで基板を介して観視
されてもよい。装飾の代りにまたは組合せにおいて、読
取り可能な情報がレコードの読取り側から読取り可能な
よう準備される。
内側ならびに外側帯域で反射層は、その光学反射特性で
選択されなくて、その装飾特性でのみ選択されて使用さ
れ、情報帯域に使用されるシルバーカラーとは異なった
カラーを有していてよい。
【図面の簡単な説明】
第１図は、読取り側からみた情報キャリヤを示し、 第２図は、例えば本発明の異なった種類ならびに組合せ
を示す第１図示の形の情報キャリヤを示し、 第３図から第７図は、マスターの生産とそれから導出さ
れるめっきの概要図を示し、 第８図と第９図は、マスターの製造中艶消仕上げ部分帯
域生産の概要図を示し、 第10図と第11図は、マスターまたは父または母めっきか
ら導出されるめっきの場合における艶消仕上げ部分帯域
の生産の別の方法における概要図を示し、 第12図は、マスターまたはそれから導出されるめっきの
場合における艶消仕上げ部分帯域生産の他の可能な方法
における概要図を示し、 第13図は、ディスク形情報キャリヤの生産に使用される
インゼクションモールドのブランクモールド用艶消仕上
けの生産の概要図を示し、 第14図と第15図は、仕上げマスターまたはそれから導出
されるめっきまたはすでにモールドで生産されたディス
ク形情報キャリヤの場合における艶消仕上げ部分領域の
生産の概要図を示す。 Ｍ……マスター A,B,C……それぞれ外側、中央、内側帯域 A/B,B/C……分離する狭い環状の帯域 A1〜A4……外側帯域の分割された４つの扇形部分 B1〜B4……内側帯域の分割された４つの扇形部分 １……ターンテーブル、２……駆動 ３……スピンドル、４……マスター ５……フォトレジスト被膜 5A……ガラスディスク、６……レーザー源 ７……レーザービーム AS……フォトレジストの部分 ８……露光された場所、8a……くぼみ ９……父めっき、LA……光構成 ST……制御ユニット、10……融合した孔 11……カバーマスク、12,13……ノズル 90……めっきの表面、14……つり上げ板 15……頂部半分、16……ダイス 17……締付けリング、18……下部モールド半分 19……静止した板、20……接触面 21……グラインドディスク 22……ターンテーブル 23,24……プリントクッション

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】同心内側帯域と同心外側帯域とによりふち
    どりされる環状の情報帯域を備え、情報キャリヤが読取
    り側と反射被膜のある反対側（裏面）とを有する透明基
    板を具えた、レーザビデオディスク（VLP）またはディ
    ジタルオーディオディスク（CD）のような光学的に反射
    読取り可能なディスク形情報キャリヤにおいて、 読取り側からみて、外側帯域に衝突する光は、すくなく
    とも一部分は拡散して反射されまたは情報キャリヤによ
    って吸収され、それで情報キャリヤの外観を害する読取
    り側からみて裏面に見られる含有物、不均質物、プリン
    トのような光学的影響が、すくなくとも一部分はカバー
    され、または隠蔽されることを特徴とするディスク形情
    報キャリヤ。
  2. 【請求項２】特許請求の範囲第１項に記載の情報キャリ
    ヤにおいて、読取り側および／または裏面の外側帯域が
    完全にまたは部分的に艶消仕上げであることを特徴とす
    るディスク形情報キャリヤ。
  3. 【請求項３】特許請求の範囲第１項または第２項に記載
    の情報キャリヤにおいて、読取り側および／または裏面
    の外側帯域が完全にまたは部分的にプリントされること
    を特徴とするディスク形情報キャリヤ。
  4. 【請求項４】特許請求の範囲第１項から第３項いずれか
    に記載の情報キャリヤにおいて、読取り側および／また
    は裏面の外側帯域がすくなくとも付着ラベルを完全にま
    たは部分的に装備していることを特徴とするディスク形
    情報キャルヤ。
  5. 【請求項５】特許請求の範囲第１項から第４項いずれか
    に記載の情報キャリヤにおいて、遷移帯域が、情報帯域
    と同心内側帯域間および外側帯域間に備えられることを
    特徴とするディスク形情報キャリヤ。
  6. 【請求項６】同心内側帯域と同心外側帯域とによりふち
    どりされる環状の情報帯域を備え、情報キャリヤが読取
    り側と反射被膜のある反対側（裏面）とを有する透明基
    板を具えた、レーザビデオディスク（VLP）またはディ
    ジタルオーディオディスク（CD）のような光学的に反射
    読取り可能なディスク形情報をキャリヤであって、か
    つ、読取り側からみて、外側帯域に衝突する光が、すく
    なくとも一部分は拡散して反射されまたは情報キャリヤ
    によって吸収され、それで情報キャリヤの外観を害する
    読取り側からみて裏面に見られる含有物、不均質物、プ
    リントのような光学的影響が、すくなくとも一部分がカ
    バーされ、または隠蔽されるディスク形情報キャリヤの
    艶消仕上げ方法において、 前記情報キャリヤの艶消仕上げ帯域が、スタンパー生産
    向きのもとのディスクすなわちマスター４またはそれか
    ら導出されるスタンパーの対応する帯域を、必要ならイ
    ンゼクションまたはトランスファーモールド（15,18）
    のブランクモールドの半分の表面を艶消仕上げすること
    により生産されることを特徴とするディスク形情報キャ
    リヤの艶消仕上げ製造方法。
  7. 【請求項７】特許請求の範囲第６項に記載の方法におい
    て、マスター（４）またはそれから導出されるスタンパ
    ー（９）の対応する帯域の艶消仕上げが、エッチング、
    コーティングまたは機械的あら仕上げによってなされる
    ことを特徴とするディスク形情報キャリヤの艶消仕上げ
    製造方法。
  8. 【請求項８】特許請求の範囲第７項に記載の方法におい
    て、ガラスマスター（４）の対応する帯域の艶消仕上げ
    が、マスクを使用し弗酸／硝酸の混合液のエッチングで
    なされることを特徴とするディスク形情報キャリヤの艶
    消仕上げ製造方法。
  9. 【請求項９】特許請求の範囲第７項に記載の方法におい
    て、コーティングが艶消ラッカーの適用によってなされ
    ることを特徴とするディスク形情報キャリヤの艶消仕上
    げ製造方法。
  10. 【請求項１０】特許請求の範囲第９項に記載の方法にお
    いて、マスターまたは部分表面へ適用される艶消ラッカ
    ーが電気的に伝導性のあることを特徴とするディスク形
    情報キャリヤの艶消仕上げ製造方法。
  11. 【請求項１１】特許請求の範囲第９項または第10項に記
    載の方法において、艶消ラッカーが好適にはタンポ・プ
    リント法を用いてインプリントされることを特徴とする
    ディスク形情報キャリヤの艶消仕上げ製造方法。
  12. 【請求項１２】特許請求の範囲第７項に記載の方法にお
    いて、機械的あら仕上げがレーザー手段（６）でマトリ
    ックスパターンの関連する表面帯域を融合してなされる
    ことを特徴とするディスク形情報キャリヤの艶消仕上げ
    製造方法。
  13. 【請求項１３】特許請求の範囲第６項に記載の方法にお
    いて、信号変調されたレーザー（６）に露光されるフォ
    トレジスト被膜（５）を使用したマスター（４）の対応
    する帯域の艶消仕上げが、フォトレジスト被膜の対応す
    る帯域の特別の精細なマトリックス露光でなされ、含ま
    れない帯域は同時にマスクで被覆され、次に露光された
    フォトレジスト被膜の現像がアルカリ中でなされること
    を特徴とするディスク形情報キャリヤの艶消仕上げ製造
    方法。
  14. 【請求項１４】特許請求の範囲第６項に記載の方法にお
    いて、フォトレジスト被膜によるマスターの対応する帯
    域の艶消仕上げが、以下の手順：ディジタル情報が信号
    変調されたレーザー手段のフォトレジスト被膜の露光に
    よって書込まれている間、フォトレジスト被膜の円形の
    外側帯域が、この場合その強度が適切な艶消仕上げ情報
    で変調されている同じレーザーにより同時に露光され、
    種々の露光操作が完了後フォトレジスト被膜がアルカリ
    中で現像されることを特徴とするディスク形情報キャリ
    ヤの艶消仕上げ製造方法。
  15. 【請求項１５】特許請求の範囲第14項に記載の方法にお
    いて、アルカリ現像後のフォトレジスト被膜（５）の艶
    消仕上げ情報が、深さ約１μの孔径と孔間距離が数μの
    一様な孔のマトリックスを有することを特徴とするディ
    スク形情報キャリヤの艶消仕上げ製造方法。
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