JPH0746396A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH0746396A
JPH0746396A JP5184819A JP18481993A JPH0746396A JP H0746396 A JPH0746396 A JP H0746396A JP 5184819 A JP5184819 A JP 5184819A JP 18481993 A JP18481993 A JP 18481993A JP H0746396 A JPH0746396 A JP H0746396A
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JP
Japan
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line
pixels
pixel
reading
scanning
Prior art date
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Pending
Application number
JP5184819A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Hata
泰宏 畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 読取線密度に対して記録系の解像度が高かっ
たり通信相手の受信能力が高かった場合に、疑似中間調
表現の線密度を読取線密度より高くすることで、記録画
質や受信画質をさらに奇麗な疑似中間調画質で実現す
る。 【構成】 送信する原稿の画素を多値レベルで読取走査
を行い、その多値画素をディザ方式や誤差拡散方式のよ
うな疑似中間調画像処理により二値画像に変換する機能
を有するファクシミリ装置において、読取部1より読み
取った多値レベルの画素を補間して主走査の画素数また
は副走査のライン数を任意の数に増加させる画素補間部
2と、補間された画素列を入力して読取部1で読み取っ
た線密度より細かな線密度の疑似中間調画像を生成する
疑似中間調処理部3とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置の画
像処理方式に関し、特に写真画像の二値表現における疑
似中間調処理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からファクシミリ装置における写真
原稿の読み取りは、読み取った多値の画素をディザ方式
や誤差拡散方式などの疑似中間調処理方式で二値画像に
変換して用いられてきたが、従来は原稿の主走査を8d
ot/mmの線密度で読み取った場合には疑似中間調処
理後の主走査線密度も8dot/mmで二値画像に変換
され、副走査も3.85Line/mmまたは7.7L
ine/mmまたは15.4Line/mmで読み取ら
れると疑似中間調処理後もやはり読み取った時と同じ線
密度で二値画像に変換していた。
【0003】このために、記録部の解像度や通信相手の
受信能力にかかわらず、疑似中間調の線密度は読み取り
走査の線密度と同じになっており、より綺麗な疑似中間
調の記録や送信がされていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】疑似中間調表現は、局
所的複数の数で構成される二値(白と黒)の画素で、そ
の複数の画素空間の色調を視覚的な平均濃度により表現
していることから、視覚的な解像度は記録線密度以下に
なる。
【0005】このことは逆に、疑似中間調表現を行う場
合には読取線密度を変えなくても記録の線密度を上げる
ことで、平均濃度を表現する画素数倍までの範囲であれ
ば、濃度表現単位となる空間密度が高くなることによる
視覚的解像度が改善されることによって、より綺麗な疑
似中間調表現が期待できる。
【0006】本発明は従来の上記実情に鑑みてなされた
ものであり、従って本発明の目的は、上記の効果を期待
し、読取線密度に対して記録系の解像度が高かったり通
信相手の受信の受信能力が高かった場合に、疑似中間調
表現の線密度を読取線密度より高くすることで、より綺
麗な画質を実現することを可能とした新規なファクシミ
リ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決する為
に、本発明に係るファクシミリ装置は以下に示すように
構成されている。
【0008】原稿の読取部から出力される画素列を位置
的周辺画素を参照画素として、参照画素の多値レベルか
ら任意の演算を行い画素の補間を行う。
【0009】画素を補間することにより、主走査、副走
査の画素を複数倍に増やすことで数倍の線密度で読まれ
た画素データとして疑似中間調処理部に入力する。
【0010】例えば、原稿の読取部の線密度が主走査8
dot/mm,副走査7.7Line/mmの場合で、
記録部または通信相手機の能力の線密度が主走査16d
ot/mm,副走査15.4Line/mmとする場合
には、読取部のセンサより読まれた画素を1画素ごとに
1画素の補間を行い主走査を2倍の画素数とする。次に
1ライン単位に前後画素の間に1画素の補間を行うこと
で1ラインの補間ラインを生成し副走査を2倍のライン
数とする。
【0011】そして、その補間により生成した主走査2
倍、副走査2倍の画素列を疑似中間調処理部へ主走査1
6dot/mm,副走査15.4Line/mmとして
入力し、疑似中間調処理部は主走査16dot/mm,
副走査15.4Line/mmの疑似中間調を生成する
ことで、記録部または通信の相手機の能力を最大限に活
かした、より綺麗な画質を実現することができる。
【0012】本発明の原理は、疑似中間調は、色調を白
と黒の画素による視覚的な空間の平均濃度により表現し
ていることを利用し、読取線密度を変えなくても記録の
線密度を上げることで、濃度表現単位となる空間密度が
高くなり視覚的解像度が改善されることが期待できるこ
とに基づいている。
【0013】
【実施例】以下、本発明をその好ましい一実施例につい
て図面を参照して具体的に説明する。
【0014】図1は本発明に係るファクシミリ装置の一
実施例を示すブロック図、図2は図1の中で示される画
素補間部2に入力される画素と画素補間部2から出力さ
れる補間後の画素を示した例である。
【0015】図1を参照するに、ファクシミリ装置によ
り送信またはコピーを行う場合には、図1の読取部1に
より読取原稿の第1ラインから順次読み取られていき、
画素補間部2に順次入力されていく。画素補間部2は内
部に1ライン以上のラインメモリを持ち、主走査の補間
画素は左右の近傍画素を参照画素とし、その多値レベル
から任意の演算を行い生成される。
【0016】副走査の補間ラインは、同様に前後のライ
ンを参照ラインとして補間ラインの画素を順次前後の近
傍画素を参照画素とし、その多値レベルから任意の演算
を行い生成される。
【0017】図2により画素補間部2の動作を説明する
と、第1ラインの補間画素列11は読取原稿第1ライン
の画素列7を参照ラインとして第1ラインの各画素間を
左右の近傍画素の多値レベルから任意の演算を行い補間
画素(a′,〜z′,)を生成する。
【0018】第1,第2ライン間の補間ライン12は、
前後の読取原稿第1ラインの画素列7および読取原稿第
2ラインの画素列8を参照ラインとして補間ラインの各
画素を前後参照ラインの近傍画素の多値レベルから任意
の演算を行い、各補間画素(a1 ,2 〜z′1 ,2 )を
生成する。
【0019】以降同様の補間処理を行い、主走査画素数
を2倍、副走査ライン数を2倍とした補間が行われる。
【0020】この主走査2倍、副走査2倍の画素を、図
1の疑似中間調処理部3に対して副走査、主走査共に2
倍の線密度の画素列として入力し、疑似中間調処理後の
出力として主走査、副走査共に2倍の線密度で表現され
た疑似中間調の2値画素を出力し、その画情報を送信時
にはファクシミリ符号化部4に送り符号化後モデム部5
で変調されて回線へデータが送出される。
【0021】コピー時には、疑似中間調処理部3からの
出力は、記録部6に送られ記録紙に記録される。
【0022】図3は図1に示した画素補間部の具体例を
示すブロック構成図である。図3は主走査画素数を2
倍、副走査ライン数を2倍にする画素補間部の例を示し
ている。
【0023】図3を参照するに、読取部1より読まれた
画素は順次ラインメモリ18に入力され、画素間の補間
画素は、前後の2画素を入力画素とした補間画素演算部
19により生成され、セレクタ20を通して補間された
ラインはラインメモリ21、ラインメモリ22に順次蓄
積される。次にライン間の補間ラインを前後ラインの各
画素を順次入力画素として、補間ライン演算部23によ
り生成され、ラインメモリ24に蓄積される。最後にセ
レクタ25により補間画素ラインと補間ラインを順次切
り替えて出力させる。
【0024】図3は主走査画素数及び副走査ライン数を
2倍とした例であるが、それらを3倍、4倍とする場合
にも素子数を増加することにより同様に実現することが
可能である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録部の線密度が読取部より高いプリンタを持つファク
シミリ装置や、送信を行う場合に通信相手の記録線密度
の受信能力が読取部の線密度より高い場合に、読取線密
度より高い線密度で疑似中間調の画像を生成すること
で、記録部の線密度や相手機の能力の線密度に合わせ
た、より綺麗な疑似中間調の画質を実現できる効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック構成図であ
る。
【図2】図1の中で示される画素補間部2に入力される
画素と画素補間部2から出力される補間後の画素を示し
た例である。
【図3】図1に示した画素補間部の具体例を示すブロッ
ク構成図である。
【符号の説明】
1…読取部 2…画素補間部 3…疑似中間調処理部 4…ファクシミリ符号化部 5…モデム部 6…記録部 7…読取原稿第1ラインの画素列 8…読取原稿第2ラインの画素列 9…読取原稿第n−1ラインの画素列 10…読取原稿第nラインの画素列 11…第1ラインの補間画素列 12…第1,第2ライン間の補間ライン 13…第2ラインの補間画素列 14…第2,第3ライン間の補間ライン 15…第n−1ラインの補間画素列 16…第n−1,第nライン間の補間ライン 17…第nラインの補間画素列 18…FIFO構造のラインメモリ 19…補間画素演算部 20…1画素単位に入力を切り替えるセレクタ 21…FIFO構造のラインメモリ 22…FIFO構造のラインメモリ 23…補間ライン演算部 24…FIFO構造のラインメモリ 25…1ライン単位に入力を切り替えるセレクタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信する原稿の画素を多値レベルで読取
    走査を行い、該多値画素をディザ方式や誤差拡散方式の
    ような疑似中間調画像処理により二値画像に変換する機
    能を有するファクシミリ装置において、 原稿の主走査を8dot/mm,副走査を3.85Li
    ne/mmまたは7.7Line/mmまたは15.4
    Line/mmの線密度で読み取ることができる読取部
    と、該読取部より読み取られた多値レベルの画素を補間
    して主走査の画素数または副走査のライン数を任意の数
    に増加させる画素補間部と、補間された画素列を入力し
    て前記読取部で読み取られた線密度より細かな線密度の
    疑似中間調画像を生成する疑似中間調処理部とを有する
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記画素補間部は、前記読取部より読み
    取られた画素を順次入力する第1のラインメモリと、該
    第1のラインメモリから前後の2画素を入力して補間画
    素を生成する第1の演算部と、該第1の演算部からの補
    間画素と前記第1のラインメモリからの画素とを順次切
    り替えて順次蓄積する第2、第3のラインメモリと、該
    第1、第2のラインメモリの各画素を順次入力して補間
    ラインを生成する第2の演算部と、前記補間ラインを蓄
    積する第4のラインメモリとを有し、前記第3のライン
    メモリから出力される補間画素ラインと前記第4のライ
    ンメモリから出力される補間ラインとを順次切替えて出
    力することを更に特徴とする請求項1に記載のファクシ
    ミリ装置。
JP5184819A 1993-07-27 1993-07-27 ファクシミリ装置 Pending JPH0746396A (ja)

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JP5184819A JPH0746396A (ja) 1993-07-27 1993-07-27 ファクシミリ装置

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JPH0746396A true JPH0746396A (ja) 1995-02-14

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03139964A (ja) * 1989-10-25 1991-06-14 Nec Corp ファクシミリ装置の画像信号回路
JPH04160977A (ja) * 1990-10-25 1992-06-04 Canon Inc 画像通信装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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