JPH05207273A - 画像縮小方法 - Google Patents

画像縮小方法

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JPH05207273A
JPH05207273A JP4027929A JP2792992A JPH05207273A JP H05207273 A JPH05207273 A JP H05207273A JP 4027929 A JP4027929 A JP 4027929A JP 2792992 A JP2792992 A JP 2792992A JP H05207273 A JPH05207273 A JP H05207273A
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JP
Japan
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reduced
Prior art date
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Pending
Application number
JP4027929A
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English (en)
Inventor
Atsushi Kubota
敦 久保田
Nobuhiko Nakahara
信彦 中原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP4027929A priority Critical patent/JPH05207273A/ja
Publication of JPH05207273A publication Critical patent/JPH05207273A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】縮小画像の画質劣化を防止する。 【構成】画像メモリ11から2値画像データを読出し、
その2値画像データを主走査方向及び副走査方向に任意
の縮小率に合わせて連続する2画素を間引いて縮小処理
する縮小制御回路12を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばファクシミリ装
置のような2値画像を扱う装置に適用される画像縮小方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】2値画像の縮小法としてはSPC(Sel
ective Processing Conversion )法、論理和法、9
分割法、投影法等が知られている。これらの方法は文
字、線画等の2値画像に対しては、ある程度の効果があ
ることは知られている。
【0003】ところで近年、ファクシミリ装置等におい
ても写真等の中間調画像を電送する機会が多くなってお
り、このような中間調画像は組織的ディザ法により疑似
中間調処理されているため、上述した縮小法で縮小処理
すると、階調性が失われ縮小率によっては組織的ディザ
法の周期との相関からモアレが発生し、画質が劣化する
問題があった。特にSPC法、論理和法等の比較的簡単
な方法を用いた場合に顕著であった。これは疑似中間調
画像が白黒のドットを交互に出力することでグレーレベ
ルを表わす方式を取っており、白又は黒のドットを間引
いた後の縮小画像では黒又は白が連続することになり、
これがモアレとなって画質劣化を招くことになるためで
ある。
【0004】このような問題を解決する縮小方法として
従来、特開昭62−152085号公報のものが知られ
ている。これは図11に示すように原画の2値画像1の
一部を拡大した4×4ディザ画素集合2に対してランダ
ム数を使用して縮小している。すなわち4×4ディザ画
素集合2に対して図中ハッチング部分を間引きして縮小
画像3を得るようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な画像縮小方法では、モアレが画像全体に出現すること
は防止できるが、微小なブロック単位で見た場合に白又
は黒のドットの連続する部分があり、これによりモアレ
が生じ画質劣化を充分に防止できない問題があった。す
なわち白、黒のドットの連続性で画像を表現している疑
似中間調画像では白ドット、黒ドットのいずれか1つを
間引くと間引かれた部分は白又は黒が連続する可能性が
強くなり結果としてモアレが発生し画質が劣化すること
になる。
【0006】また例えば図12の(a) に示す濃度が12
/32(27/72)の原画像を図11に示す方法で縮
小すると図12の(b) に示すようになり、縮小画像の濃
度が8/18(32/72)となって濃くなる。また図
13の(a) に示す濃度が20/32(45/72)の原
画像を縮小すると図13の(b) に示すようになり、縮小
画像の濃度が12/18(48/72)となってやはり
濃くなる。このように従来の画像縮小方法では画像濃度
の面から見て原画像と縮小画像との濃度差が大きく画質
劣化を充分に防止できない問題があった。そこで本発明
は、縮小画像の画質劣化を充分に防止できる画像縮小方
法を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段と作用】請求項1対応の発
明は、2値画像を任意の縮小率に合わせて間引きし縮小
画像を得る画像縮小方法において、2値画像の主走査方
向及び副走査方向に任意の縮小率に合わせて連続する2
画素を間引いて縮小画像を得ることにある。このように
することによって常に白と黒が組となって間引かれるの
で縮小された後の画像においても白又は黒が連続するこ
とはない。
【0008】また請求項2対応の発明は、2値画像を任
意の縮小率に合わせて間引きし縮小画像を得る画像縮小
方法において、原画像を主走査方向及び副走査方向に間
引く際の間引き対象画素とその周囲の画素情報から間引
き対象画素とその周囲の画素情報との組合わせを検出
し、その組合わせから原画像の画像濃度に縮小後の画像
濃度が近似するように画素の白、黒を決定して縮小画像
を得ることにある。これにより原画像と縮小画像の濃度
差を極力小さくできる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0010】図1において11は画像メモリで、この画
像メモリ11には2値画像データが格納されている。1
2は縮小制御回路で、この縮小制御回路12は前記画像
メモリ11から2値画像データを読出し、間引き処理に
より縮小処理を行い、縮小した2値画像データをその画
像メモリ11の別の領域に格納するようになっている。
前記縮小制御回路12はその間引き処理を主走査方向及
び副走査方向に任意の縮小率に合わせて連続する2画素
を間引いて行うようになっている。
【0011】このような構成の実施例においては、画像
メモリ11には図2の(a) に示す原画像13が格納さ
れ、その原画像13の一部13aを拡大すると図2の
(b) に示すように4×4のディザマトリックス14の組
合わせになっている。なお、図2の(b) における各画素
の数値1〜16はそれぞれの閾値を示している。
【0012】そして各画素毎に対応する閾値と入力画像
の濃度レベルが比較され、元の画像がすべて白であれば
白、また黒であれば黒の出力レベルとなるが、中間の濃
度の場合は、ある数だけ黒、残りが白というように白、
黒の2値の組み合わせで表現し、見掛上中間の濃度を表
わすようになっている。
【0013】そして縮小制御回路12は原画像13のデ
ィザマトリックス14に対して図中ハッチングで示すよ
うに主走査方向及び副走査方向に連続する2画素を間引
いて主走査方向及び副走査方向にそれぞれ75%縮小す
る。その結果図2の(c) に示すような縮小画像15を
得、その縮小画像を画像メモリ11の別の領域に格納す
る。
【0014】このような間引き処理により縮小を行うこ
とにより、図3の(a) に示す画像を縮小すると図3の
(b) に示すようになり、白ドットと黒ドット(図中ハッ
チング部分)は元の画像と同様白と黒が交互になってお
り、連続する部分は発生しない。すなわち微小単位のブ
ロックに対してもモアレの発生を確実に防止でき、画質
劣化を充分に防止できる。また原画像の濃度32/64
に対して縮小画像の濃度も18/36で同じ濃度にな
る。従って濃度面においても画質劣化を充分に防止でき
る。次に本発明の他の実施例を図面を参照して説明す
る。
【0015】図4に示すように画像メモリ11から2値
画像データを縮小制御回路12′に読出し、間引き処理
により縮小処理を行う。このとき前記縮小制御回路1
2′は原画像を主走査方向及び副走査方向に間引く際の
間引き対象画素とその周囲の画素情報から間引き対象画
素とその周囲の画素情報との組合わせを検出し、その組
合わせから原画像の画像濃度に縮小後の画像濃度が近似
するように画素の白、黒を決定して縮小画像を得る。そ
して前記縮小制御回路12′は縮小した2値画像データ
を画像メモリ11の別の領域に格納するようになってい
る。
【0016】このような構成の実施例においては、図5
の(a) に示す4×4の原画像を主走査方向及び副走査方
向にそれぞれ75%に縮小する場合には、原画像から図
中斜線で示す画素を間引いて図5の(b) に示す3×3の
画像に縮小する。このとき縮小制御回路12′は原画像
のA〜Pの画素に対してA→a、B→b、C,D→c、
E→d、F→e、G,H→f、I,M→g、J,N→
h、K,L,O,P→iのように決定する。すなわち
A,B,E,Fをそのままa,b,d,eとし、CとD
の組合わせでcを決定し、GとHの組合わせでfを決定
し、IとMの組合わせでgを決定し、JとNの組合わせ
でhを決定し、K、L、O、Pの組合わせでiを決定す
る。
【0017】ここでCとD、GとHは図6の(a) 〜(d)
に示すように白と白、白と黒、黒と白、黒と黒の4通り
の組合わせがある。従って白と白のときにはc及びfは
白となり、黒と黒のときにはc及びfは黒となる。また
白と黒、黒と白のときには縮小画像における白と黒の出
現確率が1/2となるようにc及びfを決定する。
【0018】またIとM、JとNは図7の(a) 〜(d) に
示すように白と白、白と黒、黒と白、黒と黒の4通りの
組合わせがある。従って白と白のときにはg及びhは白
となり、黒と黒のときにはg及びhは黒となる。また白
と黒、黒と白のときには縮小画像における白と黒の出現
確率が1/2となるようにg及びhを決定する。
【0019】さらにK、L、O、Pは図8の(a) 〜(p)
に示すように16通りの組合わせがある。そして4画素
とも白の場合はiは白、4画素とも黒の場合はiは黒と
なる。また図8の(b) 〜(e) の場合は1画素が黒で3画
素が白なので黒の出現確率を1/4、白の出現確率を3
/4にする。また図8の(f) 〜(k) の場合は白、黒とも
2画素ずつなので白、黒の出現確率をそれぞれ1/2に
する。さらに図8の(l) 〜(o) の場合は3画素が黒で1
画素が白なので黒の出現確率を3/4、白の出現確率を
1/4にする。
【0020】以上の方法により図9の(a) の原画像を主
走査方向及び副走査方向にそれぞれ75%に縮小すると
図9の(b) の示す縮小画像が得られる。この縮小におい
ては図中左側の4×4の原画像においてC、Dに対応す
る画素が黒、白で出現確率を1/2にする必要があるた
めここでは黒にし、図中右側の4×4の原画像において
C、Dに対応する画素が黒、白となっているのでここで
は白としている。このような処理をI、Mに対応する画
素及びK、L、O、Pに対応する画素についても行って
いる。
【0021】このようにすれば図9の(a) の原画像の濃
度が12/32(27/72)であるのに対して図9の
(b) の縮小画像の濃度が7/18(28/72)となり
原画像の濃度に極めて近い濃度となる。
【0022】また図10の(a) の原画像を主走査方向及
び副走査方向にそれぞれ75%に縮小すると図10の
(b) の示す縮小画像が得られる。これにより図10の
(a) の原画像の濃度が20/32(45/72)である
のに対して図10の(b) の縮小画像の濃度が11/18
(44/72)となり原画像の濃度に極めて近い濃度と
なる。このように縮小画像の濃度を原画像の濃度に極め
て近似させることができるため、階調性を失うことが無
く画質劣化を充分に防止できる。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、縮
小画像の画質劣化を充分に防止できる画像縮小方法を提
供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】 同実施例における間引き処理を説明するため
の図。
【図3】 同実施例における画像縮小例を示す図。
【図4】 本発明の他の実施例を示すブロック図。
【図5】 同実施例における間引き処理を説明するため
の図。
【図6】 同実施例における横2画素組合わせを示す
図。
【図7】 同実施例における縦2画素組合わせを示す
図。
【図8】 同実施例における4画素組合わせを示す図。
【図9】 同実施例における画像縮小例を示す図。
【図10】同実施例における画像縮小例を示す図。
【図11】従来例を説明するための図。
【図12】従来における画像縮小例を示す図。
【図13】従来における画像縮小例を示す図。
【符号の説明】
11…画像メモリ、12,12′…縮小制御回路、14
…原画像のディザマトリックス、15…縮小画像。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2値画像を任意の縮小率に合わせて間引
    きし縮小画像を得る画像縮小方法において、2値画像の
    主走査方向及び副走査方向に任意の縮小率に合わせて連
    続する2画素を間引いて縮小画像を得ることを特徴とす
    る画像縮小方法。
  2. 【請求項2】 2値画像を任意の縮小率に合わせて間引
    きし縮小画像を得る画像縮小方法において、原画像を主
    走査方向及び副走査方向に間引く際の間引き対象画素と
    その周囲の画素情報から間引き対象画素とその周囲の画
    素情報との組合わせを検出し、その組合わせから原画像
    の画像濃度に縮小後の画像濃度が近似するように画素の
    白、黒を決定して縮小画像を得ることを特徴とする画像
    縮小方法。
JP4027929A 1991-11-27 1992-02-14 画像縮小方法 Pending JPH05207273A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4027929A JPH05207273A (ja) 1991-11-27 1992-02-14 画像縮小方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3-312408 1991-11-27
JP31240891 1991-11-27
JP4027929A JPH05207273A (ja) 1991-11-27 1992-02-14 画像縮小方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05207273A true JPH05207273A (ja) 1993-08-13

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ID=26365934

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JP4027929A Pending JPH05207273A (ja) 1991-11-27 1992-02-14 画像縮小方法

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JP (1) JPH05207273A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114821080A (zh) * 2022-06-30 2022-07-29 青岛农村商业银行股份有限公司 农产品收购管理平台及其业务数据的高效通信方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114821080A (zh) * 2022-06-30 2022-07-29 青岛农村商业银行股份有限公司 农产品收购管理平台及其业务数据的高效通信方法
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