JPH0879508A - 2値画像の解像度縮小変換装置 - Google Patents

2値画像の解像度縮小変換装置

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JPH0879508A
JPH0879508A JP6208334A JP20833494A JPH0879508A JP H0879508 A JPH0879508 A JP H0879508A JP 6208334 A JP6208334 A JP 6208334A JP 20833494 A JP20833494 A JP 20833494A JP H0879508 A JPH0879508 A JP H0879508A
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JP
Japan
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black
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Application number
JP6208334A
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English (en)
Inventor
Tamiaki Chin
黎明 陳
Masayuki Tanaka
公幸 田中
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文字・疑似中間調2値画像に対して諧調特性
を劣化させることがない優れた縮小変換装置を提供す
る。 【構成】 セレクタ部(50)は4画素内黒画素加算部
(10)の計数値S1が2以上の場合には、縮小変換後
の画素の値を黒とするため、縮小変換による文字の線情
報は失わない。またS1の値が1でかつ既縮小画素近傍
黒画素加算部(40)の計数値S2が0の場合には、縮
小変換後の画素の値を黒とし、S1及びS2の値がそれ
以外の場合はすべて白とするため、縮小中の画素の近傍
情報が利用され、疑似中間調の2値画像に対する縮小変
換でも、細かい孤立点を再現でき、テクスチャーを発生
せず原画像の諧調性を保存した良質な縮小変換画像が得
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は疑似中間調を含む2値
化画像の解像度を縮小する解像度縮小変換装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の疑似中間調処理方法は、多値画像
の階調を2値画像の画素密度の大小によって疑似的に表
現する人間の視覚特性である積分効果をうまく利用した
方法であり、FAX間やプリンタで行う情報転送におい
て、このような2値画像を扱うことが多い。一方、機種
の異なるFAX間の転送や文章画像のプリンタ出力で
は、高解像度から低解像度への1/2縮小変換(400
dpiから200dpiへの変換、600dpiから3
00dpiへの変換など)がしばしば行われる。その縮
小変換法の一つの方法として、多数決法が知られてい
る。この多数決法では、4画素内の黒画素数が2個以上
あれば、縮小画素を黒画素とし、それ以外の場合は、白
画素として縮小変換される。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、従来の
多数決法では、4画素内の黒画素が1以下の場合、縮小
画素が白画素となり、疑似中間調2値画像に対する縮小
変換では、中間調表現で非常に重要な細かい孤立点が抜
けてしまい、2値画像の階調特性が劣化するという問題
があった。この発明は、以上述べたように、従来の多数
決法の前記の問題点を除去し、文字・疑似中間調2値画
像に対して諧調特性を劣化させることがない優れた縮小
変換装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は前記課題を解
決するために、疑似中間調を含む原2値画像の解像度を
1/2に縮小変換する2値画像の解像度縮小変換装置に
おいて、縮小画像上の着目画素に対応する前記原2値画
像における4画素内の黒画素数S1を計数する4画素内
黒画素加算部と、前記縮小画像における処理中の1行分
の画像情報を格納するメモリAと、前記縮小画像におけ
る1行前の処理済みの画像情報を格納するメモリBと、
前記着目画素近傍の複数画素に含まれる黒画素数S2を
前記メモリAおよびメモリBのデータを参照して計数す
る既縮小画素近傍黒画素加算部と、前記黒画素数S1及
びS2の値に基づいて当該着目画素の画素値を出力する
セレクタ部とを有することを特徴とする。
【0005】
【作用】この発明によれば、原2値画像における4画素
内の黒画素数を計数する4画素内黒画素加算部の計数値
S1が2以上の場合には、着目画素である縮小変換後の
画素の値を黒とするため、縮小変換による文字の線情報
は失わない。またS1の値が1でかつ既縮小画素近傍黒
画素加算部の計数値S2が0の場合には、縮小変換後の
画素の値を黒とし、S1及びS2の値がそれ以外の場合
はすべて白とするため、縮小中の画素の近傍情報が利用
され、疑似中間調の2値画像に対する縮小変換でも、細
かい孤立点を再現でき、テクスチャーを発生せず原画像
の諧調性を保存した良質な縮小変換画像が得られる。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロッ
ク図であり、4画素内黒画素加算部(10)、メモリA
(20)、メモリB(30)、既縮小画素近傍黒画素加
算部(40)およびセレクタ部(50)で構成される。
【0007】4画素内黒画素加算部(10)は、入力さ
れる原2値画像における4画素内の黒画素数S1(i,
j)を計数する手段である。 ここで、座標(i,j)は縮小画像上の着目画素の座標
であり、D(2*i+m,2*j+n)は前記着目画素
に対応する原2値画像上の画素値である。
【0008】メモリA(20)は、縮小画像における前
記着目画素が存在する画素ライン一行分の画素値を格納
する手段であり、その画素値をMA(i)とする。一
方、メモリB(30)は、縮小画像における1ライン前
の既に縮小処理の終了した1行分の画素値を格納する手
段であり、その画素値をMB(i)とする。これらのメ
モリの初期値としてはすべて画素値0が格納される。
【0009】既縮小画素近傍黒画素加算部(40)は、
縮小画像上の前記着目画素の近傍のメモリAおよびメモ
リBに格納されている複数(本実施例では3個分)画素
に含まれる黒画素数S2(i,j)を計数する手段であ
る。 S2(i,j)=MA(i−1)+MA(i−2)+MB(i−2) (2)
【0010】セレクタ部(50)は、前記4画素内黒画
素加算部(10)の出力S1(i,j)と既縮小画素近
傍黒画素加算部(40)の出力S2(i,j)より、縮
小画像上の着目画素の画素値T(i,j)を出力する手
段である。ここで、T(i,j)は以下の条件で決定さ
れる。 (i)S1(i,j)≧2、つまり、4画素内黒画素数
が2個以上の場合: T(i,j) = 「黒」 (3) (ii)S1(i,j)=1、かつS2(i,j)=0
(既縮小画素の近傍に黒画素が存在しない)場合: T(i,j) = 「黒」 (4) (iii)上述以外の場合: T(i,j) = 「白」 (5)
【0011】従来と本発明の技術による600dpiか
ら300dpiヘの1/2縮小変換の出力結果をそれぞ
れ図2と図3に示す。この場合の入力画像は図4に示さ
れる解像度600dpiの多値画像を誤差拡散法で2値
化したものを使用している。図2は従来の多数決法で1
/2縮小変換を行った出力結果である。この場合原2値
画像の疑似中間調領域で細かい孤立点が抜けてしまい、
表現できる疑似階調数が少なくなっているがわかる。図
3は本発明による出力結果である。図中の解像度チャー
ト部分と文字領域を見るとわかるように、縮小変換後の
2値画像において線情報がほぼ保たれており、また中間
調領域(女性の顔部分)においても従来の多数決法に見
られる細かい孤立点の抜けがほとんで無く、良好な縮小
変換画像が得られている。
【0012】なお、本発明は上記実施例に限定されな
い。前記実施例のブロック図(図1)の既縮小画素近傍
黒画素加算部(40)では、メモリAのデータMA
(i)およびメモリBのデータMB(i)の2ライン分
の既処理データを使って、(2)式により黒画素数を計
数していたが、メモリAの保存データMA(i)だけで
もよい。例えば、S2(i,j)を S2(i,j) = MA(i−1) + MA(i−2) (6) として、前記(3)、(4)および(5)の条件式をそ
のまま適用して、縮小変換をすることもできる。図5は
式(6)を用いた場合の出力結果である。画質的には、
前記実施例と同程度の縮小変換画像が得られている。
【0013】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、疑似中間調を含む原2値画像の解像度を1/2に
縮小変換する2値画像の解像度縮小変換装置において、
縮小画像上の着目画素に対応する前記原2値画像におけ
る4画素内の黒画素数S1を計数する4画素内黒画素加
算部と、前記縮小画像における処理中の1行分の画像情
報を格納するメモリAと、前記縮小画像における1行前
の処理済みの画像情報を格納するメモリBと、前記着目
画素近傍の複数画素に含まれる黒画素数S2を前記メモ
リAおよびメモリBのデータを参照して計数する既縮小
画素近傍黒画素加算部と、前記黒画素数S1及びS2の
値に基づいて当該着目画素の画素値を出力するセレクタ
部とを有する構成としたことにより、1/2解像度変換
処理において、黒画素数S1が2個以上の場合には、縮
小画素の値を黒としているため、文字情報をほとんど失
わない。また縮小画像における着目画素近傍の複数の画
素情報を利用しているため、疑似中間調画像に対して
も、疑似中間調の細かい孤立点が保たれ、テクスチャー
を発生せず原画像の諧調性が保存された良質な縮小解像
度変換画像を生成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】従来の多数決法による出力結果(ディスプレイ
に表示される中間諧調画像)である。
【図3】本発明の一実施例による出力結果(ディスプレ
イに表示される中間諧調画像)である。
【図4】入力画像(ディスプレイに表示される中間諧調
画像)である。
【図5】本発明の他の実施例(式(6)を用いた場合)
による出力結果(ディスプレイに表示される中間諧調画
像)である。
【符号の説明】
10 4画素内黒画素加算部 20 メモリA 30 メモリB 40 既縮小画素近傍黒画素加算部 50 セレクタ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 疑似中間調を含む原2値画像の解像度を
    1/2に縮小変換する2値画像の解像度縮小変換装置に
    おいて、 縮小画像上の着目画素に対応する前記原2値画像におけ
    る4画素内の黒画素数S1を計数する4画素内黒画素加
    算部と、 前記縮小画像における処理中の1行分の画像情報を格納
    するメモリAと、 前記縮小画像における1行前の処理済みの画像情報を格
    納するメモリBと、 前記着目画素近傍の複数画素に含まれる黒画素数S2を
    前記メモリAおよびメモリBのデータを参照して計数す
    る既縮小画素近傍黒画素加算部と、 前記黒画素数S1及びS2の値に基づいて当該着目画素
    の画素値を出力するセレクタ部とを有することを特徴と
    する2値画像の解像度縮小変換装置。
JP6208334A 1994-09-01 1994-09-01 2値画像の解像度縮小変換装置 Pending JPH0879508A (ja)

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