JPH0746121A - クロック信号を同期する回路および方法 - Google Patents

クロック信号を同期する回路および方法

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JPH0746121A
JPH0746121A JP6083890A JP8389094A JPH0746121A JP H0746121 A JPH0746121 A JP H0746121A JP 6083890 A JP6083890 A JP 6083890A JP 8389094 A JP8389094 A JP 8389094A JP H0746121 A JPH0746121 A JP H0746121A
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logic
output
gate
lsclk
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JP6083890A
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English (en)
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Ahmad H Atriss
アーマド・エイチ・アトリス
Benjamin C Peterson
ベンジャミン・シー・ピーターソン
Lanny L Parker
ラニー・エル・パーカー
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Codex Corp
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/04Generating or distributing clock signals or signals derived directly therefrom
    • G06F1/12Synchronisation of different clock signals provided by a plurality of clock generators

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 2つ以上の周波数の異なるクロック信号を使
用するデジタルシステムにおいて高速クロックおよび低
速クロックを適切に整列する。 【構成】 デジタルクロック回路は高速クロックと該高
速クロックの遷移部分を中心とするウィンドウパルスを
集積回路(IC)の1つの分割部分で発生し、かつ高速
クロックおよびウィンドウパルスを前記ICの他の分割
部分に導き、そこで低速クロック発生器はウィンドウパ
ルスから低速クロック信号を得る。制御回路が高速クロ
ック信号と低速クロック信号との間のアライメントをチ
ェックしかつアライメントを維持するための必要性に応
じて低速クロック信号を発生する上での遅延を制御す
る。第1のシフトレジスタは低速クロック信号の立下り
エッジを制御しかつ第2のシフトレジスタは低速クロッ
ク信号の立上りエッジを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的にはデジタルクロ
ック回路に関し、かつ、より特定的には、低速クロック
信号のエッジを高速クロック信号のエッジに同期させる
ためのデジタルクロック回路に関する。
【0002】
【従来の技術】多くのデジタルシステムはシステムにわ
たりデータを転送するために異なる周波数で動作する2
つまたはそれ以上のクロック信号を使用する。高速クロ
ックおよび低速クロックを発生するための一般的な手順
は外部クロック発生源をフェーズロックループ(PL
L)に供給しかつ該PLLの電圧制御発振器(VCO)
の出力において高速クロック信号を発生させることであ
る。低速クロックはPLLのVCOの出力と位相検出器
との間のフィードバック経路におけるN分周回路の出力
において得ることができる。高速および低速クロック信
号はバッファリングされかつシステムにわたり導かれて
意図する機能を達成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】高速クロック信号およ
び低速クロック信号を使用する論理回路は前記PLL発
生源からかなりの距離だけ離れて存在することがあり得
る。したがって、高速クロック信号と低速クロック信号
の遷移は主として異なる経路における伝搬遅延および容
量性負荷の相違によりシステムの種々の点において不一
致となることがある。多くの用途においては、使用する
ポイントにおいて高速クロック信号と低速クロック信号
の正確な整列が行なわれることは重要である。そうでな
ければ、データは不適切なポイントでクロッキングされ
無効なデータ転送を生じる結果となる。したがって、回
路設計者は一般にシステムの重要なポイントにおいて高
速クロック信号と低速クロック信号の適切な整列を保証
するためにかなりの時間と努力とを伝搬経路の詳細な分
析に費やしていた。不幸なことに、異なる周波数のクロ
ック信号のクロックエッジを整列する上での困難性のた
め、しばしば設計者はデータ転送のためにより多くのセ
ットアップおよびホールド時間を使用する必要があり、
これはシステムの動作速度および帯域幅を制限すること
になる。
【0004】したがって、使用するポイントにおいて高
速クロック信号と低速クロック信号のクロックエッジの
間で適切な整列が行なわれるようにする改善されたクロ
ック発生回路の必要性が存在する。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】簡単に言え
ば、本発明は第1および第2のクロック信号を発生する
ための回路を備え、該回路は前記第1のクロック信号を
発生しかつさらに各々実質的に前記第1のクロック信号
の遷移部分を中心とするウィンドウパルスを発生するた
めの第1の手段を含む。第2の手段が前記ウィンドウパ
ルスの第1の1つを受信したことに応じて前記第2のク
ロック信号の第1の状態を発生しかつ前記ウィンドウパ
ルスの第2の1つを受信したことに応じて前記第2のク
ロック信号の第2の状態を発生し、それによって前記第
2のクロック信号の遷移が実質的に前記第1のクロック
信号の遷移と整列するようにされる。
【0006】他の態様では、本発明は第1および第2の
クロック信号を発生する方法であって、該方法は前記第
1のクロック信号を発生する段階とさらに各々実質的に
前記第1のクロック信号の遷移部分を中心とするウィン
ドウパルスを発生する段階を具備する。前記方法はまた
前記ウィンドウパルスの第1の1つを受信したことに応
じて前記第2のクロック信号の第1の状態を発生しかつ
前記ウィンドウパルスの第2の1つを受信したことに応
じて前記第2のクロック信号の第2の状態を発生し、そ
れによって前記第2のクロック信号の遷移が実質的に前
記第1のクロック信号の遷移と整列するようにする段階
を具備する。
【0007】
【実施例】図1に示される集積回路10は論理的に4つ
の象限部分または分割部分(quadrants)に分
割される。分割部分12においては、高速クロック発生
器14は、例えば、フェーズロックループ(図示せず)
を使用しかつVCO出力から高速クロックを取ることに
よって高速クロックHCLKを出力する。反対位相クロ
ック発生器16は前記HCLKクロック信号に応じて互
いに反対位相の高速クロック信号HSCLKおよび*H
SCLKを生成する。ここで、記号*は信号の反転を表
わすために使用している。これらHSCLKおよび*H
SCLKクロック信号は分割部分18,19および20
に導かれ、これらの分割部分は高速クロック発生器14
からかなりの距離に位置することがあり得る。分割部分
18においては、低速クロック発生器22は前記HSC
LKクロック信号に基づきLSCLKおよび*LSCL
K低速クロック信号を発生する。部分18におけるHS
CLKおよび*HSCLKクロック信号とLSCLKお
よび*LSCLKクロック信号は高速クロック信号およ
び低速クロック信号を必要とするその部分内の論理回路
に供給されサービスを行なう。LSCLKおよび*LS
CLKクロック信号はHSCLKとアライメントを維持
するが、それは前者(LSCLKおよび*LSCLK)
は局部的な象限部分において後者(HSCLK)から得
られるからである。同様に、4分割部分19および20
における、それぞれ、低速クロック発生器24および2
6もまたその局部的な4分割部分において使用するため
にHSCLKクロック信号に基づきLSCLKおよび*
LSCLK低速クロック信号を発生する。
【0008】本発明の重要な特徴は局部的な(loca
l)4分割部分内で前記HSCLKクロック信号からL
SCLKおよび*LSCLKクロック信号を生成するこ
とである。前記LSCLKおよび*LSCLKクロック
信号は前記HSCLKクロック信号とアライメントを維
持することが重要である。したがって、4分割部分12
の物理的領域はLSCLKおよび*LSCLKがHSC
LKクロック信号と不整列となるほど遠く伝搬しないよ
うに選択されなければならない。いったんある4分割部
分が大きくなりHSCLKおよびLSCLKクロックの
アライメントが再び問題になれば、そのICをさらに細
分して22のような他の低速クロック発生器を導入する
必要がある。1つの分割部分ごとにHSCLKクロック
信号を受ける1つの低速クロック発生器がある。特定の
ICにおける分割部分の数は相対的な大きさおよびルー
ティングの程度による。
【0009】反対位相クロック発生器16が図2に示さ
れており、そこでは前記HCLKクロック信号がインバ
ータ30,32,34および36を介してANDゲート
38の第1の入力に印加されている。インバータ30の
出力はインバータ40および42を介してANDゲート
44の第1の入力に結合されている。ANDゲート38
の出力はHSCLKクロック信号を提供し、該HSCL
Kクロック信号はインバータ46を介してANDゲート
44の第2の入力に供給されている。同様に、ANDゲ
ート44の出力は*HSCLKクロック信号を提供し、
該*HSCLKクロック信号はインバータ48を介して
ANDゲート38の第2の入力に印加さている。ノード
50におけるインバータ34の出力はインバータ52を
介してインバータ42の入力に結合され、一方ロード5
4におけるインバータ40の出力はインバータ56を介
してインバータ36の入力に結合されている。
【0010】前記HCLKクロック信号が論理“0”に
切り替わったとき、インバータ30の出力は論理“1”
になる。インバータ40はノード50が論理“1”に切
り替わる前にノード54を論理“0”に切り替えるよう
試みるが、それはノード54はHCLKクロック信号か
らインバータ2個分の遅延のみであるのに対し、ノード
50はインバータ3個分の遅延を有するからである。し
かしながら、ノード54の論理“0”への遷移はインバ
ータ52によって低速化され、それはノード50はHC
LKクロック信号が論理“0”に変化した後も依然とし
てインバータ2個分の遅延の間論理“0”であるためで
ある。インバータ52はインバータ34の出力が状態を
変化させるまでノード54を論理“1”に保持するよう
作用する。HCLKクロック信号が論理“1”に切り替
わる場合も同じ筋書きに従う。したがって、インバータ
36および42の遷移は180°位相が異なってオーバ
ラップしかつほぼマークレベルの50%で交差し、それ
によってHCLKクロック信号とノード50および54
との間の等しくない数のインバータによって引き起こさ
れる遅延の差を克服する。
【0011】インバータ36の出力が論理“0”である
場合は、ANDゲート38の出力におけるHSCLKク
ロック信号は論理“0”に移行する。ANDゲート44
は論理“1”の*HSCLKクロック信号を提供するた
めにインバータ42および46の出力から論理“1”を
受信する。インバータ42の出力が論理“0”に移行し
たとき、*HSCLKクロック信号は論理“0”に移行
する。ANDゲート38は論理“1”のHSCLKクロ
ック信号を提供するためにインバータ36および48の
出力から論理“1”を受信する。したがって、HSCL
Kおよび*HSCLKクロック信号は反対位相で、マー
クレベルのほぼ50%で切り替わりかつHCLKクロッ
ク信号の周波数で動作する。HCLKおよびHSCLK
は同相で動作する。
【0012】タイムスロットウィンドウ発生器58もま
た4分割部分12に配置されHCLKクロック信号の4
クロックサイクル毎の立上りエッジを中心とした10n
sの*WINDOW(*ウィンドウ)パルス(HCLK
の半サイクル:one−half cycle of
HCLK)を発生する。タイムスロットウィンドウ発生
器58の実施例は「クロック信号を整列する回路および
方法(CIRCUITAND METHOD OF A
LIGNING CLOCK SIGNALS)」と題
する、米国特許第5,144,170号にN分周回路1
4として開示されており、この特許は本明細書に参照の
ため導入される。前記5,144,170号特許におけ
るN分周回路14は論理“1”のWINDOWパルスを
発生するが、動作原理は余分のインバータと共に論理
“0”の*WINDOWパルスを生成するのと同じであ
る。*WINDOWパルスはそれぞれ4分割部分18,
19および20における低速クロック発生器22,24
および26に分配される。
【0013】図3に移ると、低速クロック発生器22が
さらに詳細に示されている。低速クロック発生器22お
よび26は同じ構成を有する。LSCLKおよび*LS
CLKクロック信号を発生するプロセスは前記HSCL
Kクロック信号の4つごとの立上りエッジを中心とする
*WINDOWパルスを受けることによって開始され
る。*WINDOWパルスはHSCLKが論理“1”に
変化する前に論理“0”に移行するから、*WINDO
Wパルスの立下りエッジとHSCLKクロック信号の立
上りエッジとの間の時間はHSCLKクロック信号に整
列したLSCLKおよび*LSCLKクロック信号を発
生する機会を提供する。
【0014】始めに、論理“1”のRESETパルスを
NORゲート60に印加するものとする。NORゲート
60の出力(SELECT)は論理“0”に移行しかつ
インバータ62の出力に論理“1”を生成する。論理
“0”の*WINDOWパルスはインバータ68からの
論理“1”によって転送ゲート64をイネーブルする。
インバータ70の出力は論理“0”に移行する。*WI
NDOWが論理“1”に戻ったとき、論理“1”の*W
INDOW信号とインバータ68からの論理“0”によ
って転送ゲート64はディスエーブルされ、一方転送ゲ
ート72はイネーブルされる。低速クロック発生器22
の転送ゲートはそれらのドレインおよびソースが一緒に
接続されたバック−バック(back−to−bac
k)nチャネルおよびpチャネルトランジスタ(図示せ
ず)から構成することができる。転送ゲートの反転入力
はpチャネルトランジスタのゲートであり、一方非反転
入力はnチャネルトランジスタのゲートである。インバ
ータ70からの論理“0”は転送ゲート72を通ってN
ORゲート60の第2の入力に至る。RESET信号が
論理“0”に戻った後、SELECTはNORゲート6
0の両方の入力に論理“0”が与えられて論理“1”に
移行する。低速クロック発生器22はLSCLKおよび
*LSCLKクロック信号の発生を開始する用意ができ
ている。
【0015】次の*WINDOWパルスは転送ゲート6
4をイネーブルしてインバータ62からの論理“0”を
通過させかつインバータ70の出力に論理“1”を生成
する。インバータ70からの出力信号はまたインバータ
74,76,78,80,82,84,86および88
を通って伝搬し可変長の遅延経路を生成する。インバー
タ74〜88は各々例えば0.5nsの遅延を有する。
例えば、インバータ70からの出力信号はインバータ7
6の出力まで1.0ns遅延し、インバータ80の出力
まで2.0ns遅延し、インバータ84の出力まで3.
0ns遅延し、そしてインバータ88の出力まで4.0
nsだけ遅延する。シフトレジスタ90および92はイ
ンバータ104,106,108,110および112
によって転送ゲート94,96,98,100および1
02を制御しLSCLK信号をHSCLKクロック信号
と整列するのに必要な適切に遅延された信号をタップ出
力する。例えば、転送ゲート94をイネーブルすること
によりインバータ70からノード116におけるNOR
ゲート114の第1の入力への出力信号に対し(転送ゲ
ート94の遅延を無視すると)ゼロ遅延を生じる結果と
なる。前記範囲の他端においては、転送ゲート102を
イネーブルすることによりインバータ70からノード1
16への出力信号に対し、前と同様に転送ゲート102
を通る遅延を無視すると、4.0nsの遅延を生じる結
果となる。
【0016】シフトレジスタ90および92は5ビット
幅でありかつ“00100”(1つの論理“1”および
残りは論理“0”)の初期パターンを受信する。シフト
レジスタ90および92の単一の論理“1”は左入力L
INまたは右入力RINからの対応する論理“0”の充
填(fill)によって右シフトされあるいは左シフト
される。NORゲート60の出力状態は相互に排他的な
方法でシフトレジスタの制御を選択し、これについては
後にさらに説明する。
【0017】論理“1”のSELECT信号はシフトレ
ジスタ90に格納されたビットパターンをイネーブルし
てLSCLKのロー状態の間に転送ゲート94〜102
を制御する。論理“0”のSELECT信号はシフトレ
ジスタ92に格納されたビットパターンをイネーブルし
てLSCLKのハイ状態の間転送ゲート94〜102を
制御する。上に述べたように、SELECT信号は現在
論理“1”の出力状態を有している。したがって、シフ
トレジスタ90のQ0〜Q4出力における“0010
0”のビットパターンは転送ゲート98をイネーブルし
かつ転送ゲート94,96,100および102をディ
スエーブルする。インバータ70からの論理“1”はイ
ンバータ80の出力へと2.0nsだけ遅延され、かつ
次に転送ゲート98を通ってNORゲート114の出力
に論理“0”を生成する。ANDゲート118の1つの
入力が論理“0”であれば、その出力におけるLSCL
Kクロック信号もまた論理“0”である。ANDゲート
120はインバータ122および124の出力から論理
“1”を受信し論理“1”の*LSCLKクロック信号
を提供する。LSCLKおよび*LSCLKクロック信
号はバッファ126および127によってバッファリン
グされる。したがって、LSCLKのロー状態および*
LSCLKのハイ状態が第1の*WINDOWパルスに
よってHSCLKの立上りエッジにおける遷移と共に理
想的に出力される。
【0018】*WINDOWが論理“1”に戻った後、
転送ゲート72は論理“1”をインバータ70からNO
Rゲート60の第2の入力にわたす。前記SELECT
信号は論理“0”に移行し、かつインバータ62の出力
は論理“1”に移行する。次の*WINDOWパルスは
4つのHCLKサイクル後に発生しかつ転送ゲート64
を再びイネーブルする。インバータ70の出力は論理の
“0”に移行する。NORゲート60からの論理“0”
のSELECTは“00100”出力状態を有するシフ
トレジスタ92を選択し、それによって転送ゲート98
がインバータ70からの2.0ns遅延した論理“0”
をノード116にわたすようイネーブルする。NORゲ
ート114の出力は論理“1”に移行し、かつインバー
タ122の出力は論理“0”に移行する。ANDゲート
120の1つの入力が論理“0”であれば、その出力に
おける*LSCLKクロック信号もまた論理“0”であ
る。ANDゲート118はインバータ128およびNO
Rゲート114から論理“1”を受信し論理“1”のL
SCLKクロック信号を提供する。LSCLKのハイ状
態および*LSCLKのロー状態がこのようにして第2
の*WINDOWパルスによってHSCLKの立上りエ
ッジに遷移を有し理想的に発生され、それによって1つ
のサイクルを完了する。もしHSCLKおよびLSCL
Kの遷移が整列していなければ、低速クロック発生器2
2は以下に述べるように必要な訂正を行う。LSCLK
および*LSCLKクロック信号はオーバラップせずか
つ反対位相である。
【0019】LSCLKおよび*LSCLKクロック信
号は局部的な4分割部分においてHSCLKクロック信
号に整列されなければならない。本発明の重要な特徴は
バッファリングされたLSCLKおよび*LSCLKク
ロック信号を監視しかつ*WINDOWパルスの間にH
SCLKクロック信号に対し比較を行なうことが可能な
ことである。制御回路130はこの比較を行ないかつそ
の結果をシフトレジスタ90および92の値を調整する
ために使用し、これらの値は次に転送ゲート94〜10
2およびインバータ74〜88を介してLSCLKおよ
び*LSCLKクロック信号の遅延を制御する。シフト
レジスタ90はLSCLKの立下りエッジを制御し、一
方シフトレジスタ92はLSCLKの立上りエッジを制
御する。もしLSCLKおよび*LSCLKクロック信
号がHSCLKクロック信号より遅れていれば、対応す
るシフトレジスタにおける論理“1”の位置がより少な
い遅延になるよう左にシフトされる。逆に、もしLSC
LKおよび*LSCLKクロック信号がHSCLKクロ
ック信号に先行していれば、論理“1”の位置がより多
くの遅延のために右にシフトされる。
【0020】制御回路130が図4および図5に示され
ておりLSCLKクロック信号の立下りエッジおよび立
上りエッジを監視するために別個の部分を備えている。
始めに、NANDゲート132がHSCLKクロック信
号およびLSCLKクロック信号を受信するLSCLK
の立下りエッジを監視する場合を考える。LSCLKの
立下りエッジがHSCLKの立上りエッジに対しアライ
メントがチェックされる場合に*WINDOWの間SE
LECTが論理“1”であることを思い起こすべきであ
る。SELECT信号はインバータ134および136
を通って依然として論理“1”でありNANDゲート1
32および150によるHSCLKおよびLSCLKの
間の何らかの不整列を検出可能にする。論理“0”のS
ELECT信号はNANDゲート132および150に
よる検出をディスエーブルする。NANDゲート132
の出力信号はNANDラッチ138〜140に印加され
る。HSCLKクロック信号およびLSCLKクロック
信号もまたインバータ144および146によって反転
されかつNANDゲート150の入力に印加される。*
WINDOWパルスはインバータ148によって反転さ
れかつNANDゲート132および150に印加され
る。NANDゲート150の出力信号はNANDラッチ
152〜154に印加される。
【0021】もしLSCLKの立下りエッジがHSCL
Kの立上りエッジより遅れる(時間的に後に発生する)
ことになれば、NANDゲート132の全ての入力はL
SCLKの立下りエッジの前は論理“1”である。論理
“0”パルスはNANDゲート132の出力に現われ
る。もし論理“0”のパルスが充分な持続時間、例えば
1.0ns、を有していれば、NANDラッチ138〜
140はその出力に論理“1”をラッチし、それによっ
てHSCLKおよびLSCLKクロック信号の不整列を
表示しかつ最終的にシフトレジスタ90の論理“1”を
左側に1ポジションだけシフトしてLSCLKの遅延を
低減することにより訂正動作を開始する。容量156お
よび158は、それぞれ、NANDゲート132および
150の出力に結合され応答を遅くしかつNANDラッ
チをトリガする前にHSCLKおよびLSCLKが少な
くとも1.0nsだけ離れることを保証する。
【0022】NANDラッチ138〜140の出力に論
理“1”を確立しその立下りエッジにおいて遅延したL
SCLKクロック信号を示せば、シフトレジスタ90に
おいて論理“1”を1ポジションだけ左に移動させるこ
とによりLSCLKクロック信号の遅延を低減すること
が必要である。したがって、NANDラッチ138〜1
40からの論理“1”は図5のインバータ160によっ
て反転されかつNORゲート162の第1の入力に印加
される。NORゲート162の第2の出力はシフトレジ
スタ90からLOUT信号を受信する。LOUTは最も
左のビット位置の論理状態である。もしLOUTが論理
“0”であれば、シフトレジスタ90は左にシフトす
る。もしLOUTが論理“1”であれば、シフトレジス
タ90は限界に達しておりかつ左にシフトすることがで
きない。シフトレジスタ90の現在の状態は“0010
0”であり、したがって、LOUTは論理“0”であり
左シフトが可能である。NORゲート162の入力にお
いて論理“0”であれば、その出力は論理“1”に移行
する。*LSCLKおよび*WINDOWが論理“1”
である場合は、ANDゲート164はNORゲート16
2からおよび図4のANDゲート166から論理“1”
をそれぞれ受信する。C2制御信号は論理“1”に移行
しシフトレジスタ90において左シフト動作を開始す
る。シフトレジスタ90のQ0〜Q4出力の状態は“0
1000”に移行し、それによって転送ゲート96をイ
ネーブルしかつLSCLKクロック信号の遅延を1.0
nsだけ低減してHSCLKおよびLSCLKクロック
信号をより近い整列状態にする。もしLSCLKの立下
りエッジおよびHSCLKの立上りエッジが依然として
1.0nsより多く不整列となっていれば、NANDラ
ッチ138〜140は引続く*WINDOWパルスの間
他の論理“1”をラッチし、その結果シフトレジスタ9
0に対する他の左シフトを生じさせる。このプロセスが
LSCLKの立下りエッジおよびHSCLKの立上りエ
ッジが1.0ns内で成立するまで、あるいはシフトレ
ジスタ90がその動作限界に到達するまで続けられる。
シフトレジスタ90および92の幅は意図する用途に対
して適切な調整範囲を提供するよう選択されるべきであ
る。
【0023】これに対し、LSCLKの立下りエッジが
HSCLKの立上りエッジに先行する(時間的に早く発
生する)場合は、NANDゲート150の全ての入力は
LSCLKの立下りエッジの後に論理“1”となるが、
それはHSCLKおよびLSCLKはインバータ144
および146によって反転されるからである。論理
“0”のパルスがNANDゲート150の出力に現われ
る。もし前記論理“0”のパルスが持続時間が少なくと
も1.0nsあれば、NANDラッチ152〜154は
その出力に論理“1”をラッチし、それによってHSC
LKおよびLSCLKクロック信号の不整列を示しかつ
最終的にシフトレジスタ90の論理“1”を1ポジショ
ンだけ右にシフトしてLSCLKの遅延を増大させるこ
とにより訂正動作を開始する。
【0024】NANDラッチ152〜154の出力にお
ける論理“1”はその立下りエッジにおいて先行するL
SCLKクロック信号を示している。シフトレジスタ9
0の論理“1”を1ポジションだけ右にシフトすること
によりLSCLKクロック信号の遅延を増大させること
が必要である。したがって、NANDラッチ152〜1
54からの論理“1”は図5のインバータ170によっ
て反転されかつNORゲート172の第1の入力に印加
される。NORゲート172の第2の入力はシフトレジ
スタ90からROUT信号を受信する。ROUTは最も
右側のビット位置の論理状態である。もしROUTが論
理“0”であれば、シフトレジスタ90は右にシフトす
ることができる。もしROUTが論理“1”であれば、
シフトレジスタ90は限界に到達しておりかつ右にシフ
トできない。もしシフトレジスタ90の現在の状態が
“00100”であれば、ROUTは論理“0”であり
かつ右シフトは有効である。NORゲート172の入力
に論理“0”を受けると、その出力は論理“1”に移行
する。*LSCLKおよび*WINDOWが論理“1”
である場合は、ANDゲート174はNORゲート17
2からおよび図4のANDゲート166からそれぞれ論
理“1”を受信する。前記C1制御信号は論理“1”に
移行しシフトレジスタ90において右シフト動作を開始
する。シフトレジスタ90のQ0〜Q4の出力状態は
“00010”に移行し、それによって転送ゲート10
0をイネーブルしかつLSCLKクロック信号の遅延を
1.0nsだけ増大してHSCLKおよびLSCLKク
ロック信号をより近く整列するようにさせる。もしLS
CLKの立下りエッジおよびHSCLK立上りエッジが
依然として1.0nsより多く不整列になっていれば、
NANDラッチ152〜154は引続く*WINDOW
パルスの間他の論理“1”をラッチし、その結果シフト
レジスタ90に対する他の右シフトを生じさせる。この
プロセスはLSCLKの立下りエッジおよびHSCLK
立上りエッジが1.0ns内で整列するまで続けられ
る。
【0025】NANDラッチ138〜140および15
2〜154はLSCLKの立上りエッジがHSCLKの
立上りエッジに対しアライメントがチェックされる場合
に次の*WINDOWパルスの後にクリアされる。論理
“1”のLSCLKおよび論理“1”の*WINDOW
がANDゲート176に印加されると、NORゲート1
78の出力に論理“0”が発生する。NANDラッチ1
38〜140および152〜154の出力は論理“0”
に戻る。
【0026】制御回路130はまた前記RESET信号
がアクティブ論理“1”でありかつ*LSCLKおよび
*WINDOWが論理“1”であってANDゲート16
6の出力を論理“1”にさせる場合にC0制御信号をシ
フトレジスタ90に供給する。ANDゲート180から
の該C0制御信号はシフトレジスタ90をその初期状態
“00100”にリセットする。NORゲート182は
NORゲート162および172が論理“0”であり
(左シフトまたは右シフト動作がなく、かつリセットが
ない)場合および*LSCLK*WINDOWが論理
“1”であってANDゲート166の出力を論理“1”
にさせている場合にC3制御信号をアクティベイトす
る。ANDゲート184からのC3制御信号はシフトレ
ジスタ90の現在の状態をリフレッシュする。NORゲ
ート60からのSELECT信号は直接C4制御信号と
して供給されシフトレジスタ90のQ0〜Q4出力を交
互にイネーブルしかつトライステート化する。
【0027】制御回路130の他の部分はLSCLKク
ロック信号の立上りエッジを監視してHSCLKクロッ
ク信号との総合的なアライメントを維持する。NAND
ゲート192はHSCLKクロック信号およびインバー
タ194によって反転されたLSCLKクロック信号を
受信する。LSCLKの立上りエッジがHSCLKの立
上りエッジに対しアライメントがチェックされた場合、
*WINDOWパルスの間前記SELECT信号は論理
“0”である。SELECT信号はインバータ134に
続き論理“1”となりNANDゲート192および20
4によるHSCLKおよびLSCLKの間の何らかの不
整列の検出を可能にする。論理“1”のSELECT信
号はNANDゲート192および204による検出をデ
ィスエーブルする。NANDゲート192の出力はNA
NDラッチ198〜200に印加される。LSCLKク
ロック信号およびHSCLKクロック信号は、インバー
タ202によって反転され、NANDゲート204の入
力に印加される。*WINDOWパルスはインバータ2
06によって反転されかつNANDゲート192および
204に印加される。NANDゲート204の出力信号
はNANDラッチ208〜210に印加される。
【0028】もしLSCLKの立上りエッジがHSCL
Kの立上りエッジより遅れれば、NANDゲート192
の全ての入力は論理“1”となるが、それはLSCLK
がインバータ194によって反転されるからである。論
理“0”のパルスがNANDゲート192の出力に現わ
れる。もし該論理“0”のパルスが少なくとも1.0n
sの持続時間を有していれば、NANDラッチ198〜
200はその出力において論理“1”をラッチし、それ
によってHSCLKおよびLSCLKクロック信号の不
整列を表示し、かつ最終的にシフトレジスタ92の論理
“1”を1ポジションだけ左にシフトしてLSCLKの
遅延を低減することにより訂正動作を開始する。容量2
12および214は、それぞれ、NANDゲート192
および204の出力に結合することができ、応答を遅く
しかつNANDラッチをトリガする前にHSCLKおよ
びLSCLKが少なくとも1.0nsだけ離れることを
保証する。
【0029】NANDラッチ198〜200の出力にお
いて論理“1”が出力されその立上りエッジにおけるL
SCLKクロック信号の遅延を示していれば、シフトレ
ジスタ92の論理“1”を1ポジションだけ左にシフト
することによりLSCLKクロック信号の遅延を低減す
る必要がある。したがって、NANDラッチ198〜2
00からの論理“1”は図5のインバータ218によっ
て反転されかつNORゲート220の第1の入力に印加
される。NORゲート220の第2の入力はシフトレジ
スタ92からLOUT信号を受信する。LOUTは最も
左のビット位置の論理状態である。もしLOUTが論理
“0”であれば、シフトレジスタ92は左にシフトする
ことができる。もしLOUTが論理“1”であれば、シ
フトレジスタ92は限界に達しておりかつ左シフトでき
ない。もしシフトレジスタ92の現在の状態が“001
00”であれば、LOUTは論理“0”でありかつ左シ
フトが可能である。NORゲート220の入力に論理
“0”があれば、その出力は論理“1”に移行する。L
SCLKおよび*WINDOWが論理“1”である場合
は、ANDゲート222はNORゲート220からおよ
び図4のANDゲート224からそれぞれ論理“1”を
受信する。C7制御信号は論理“1”に移行してシフト
レジスタ92における左シフト動作を開始する。シフト
レジスタ92のQ0〜Q4出力状態は“01000”に
移行し、それによって転送ゲート96をイネーブルしか
つLSCLKクロック信号の遅延を1.0nsだけ低減
しHSCLKおよびLSCLKクロック信号をより近い
整列状態にする。もしHSCLKの立上りエッジおよび
LSCLKの立上りエッジが依然として1.0nsより
多く不整列になっていれば、NANDラッチ198〜2
00は引続く*WINDOWパルスの間他の論理“1”
をラッチしその結果シフトレジスタ92に対する他の左
シフトを生じさせる。このプロセスはHSCLKの立上
りエッジおよびLSCLKの立上りエッジが1.0ns
内で整列するまで続けられる。
【0030】逆に、もしLSCLKの立上りエッジがH
SCLKの立上りエッジより先行していれば、NAND
ゲート204の全ての入力はLSCLKの立上りエッジ
の後に論理“1”となり、それはHSCLKはインバー
タ202によって反転されるからである。論理“0”の
パルスがNANDゲート204の出力に現われる。もし
該論理“0”のパルスが少なくとも1.0nsの持続時
間を有していれば、NANDラッチ208〜210はそ
の出力に論理“1”をラッチし、それによってHSCL
KおよびLSCLKクロック信号の不整列を示しかつ結
局シフトレジスタ92の中の論理“1”を1ポジション
だけ右にシフトしてLSCLKの遅延を増大することに
より訂正動作を開始する。
【0031】NANDラッチ208〜210の出力にお
ける論理“1”はその立上りエッジにおける先行するL
SCLKクロック信号を示している。シフトレジスタ9
2における論理“1”を1ポジションだけ右にシフトす
ることによりLSCLKクロック信号の遅延を増大させ
る必要がある。したがって、NANDラッチ208〜2
10からの論理“1”が図5のインバータ228によっ
て反転されかつNORゲート230の第1の入力に印加
される。NORゲート230の第2の入力はシフトレジ
スタ92からROUT信号を受信する。ROUTは最も
右のビット位置の論理状態である。もしROUTが論理
“0”であれば、シフトレジスタ92は右にシフトする
ことができる。もしROUTが論理“1”であれば、シ
フトレジスタ92は限界に達しておりかつ右シフトでき
ない。もしシフトレジスタ92の現在の状態が“001
00”であれば、ROUTは論理“0”でありかつ右シ
フトは有効である。NORゲート230の入力に論理
“0”があれば、その出力は論理“1”になる。LSC
LKおよび*WINDOWが論理“1”である場合に
は、ANDゲート232はNORゲート230からおよ
び図4のANDゲート224からそれぞれ論理“1”を
受信する。C6制御信号は論理“1”に移行しシフトレ
ジスタ92において右シフト動作を開始する。シフトレ
ジスタ92のQ0〜Q4出力の状態は“00010”に
移行しそれによって転送ゲート100をイネーブルしか
つLSCLKクロック信号の遅延を1.0nsだけ増大
しHSCLKおよびLSCLKクロック信号をより近い
整列状態にする。もしHSCLKの立上りエッジおよび
LSCLKの立上りエッジが依然として1.0nsより
多く不整列になっていれば、NANDラッチ208〜2
10は引続く*WINDOWパルスの間他の論理“1”
をラッチしその結果シフトレジスタ92に対する他の右
シフトが生じる。このプロセスがHSCLKの立上りエ
ッジとLSCLKの立上りエッジとが1.0ns内で整
列するまで続けられる。
【0032】NANDラッチ198〜200および20
8〜210はLSCLKの立下りエッジがHSCLKの
立上りエッジに対しアライメントチェックされた場合に
次の*WINDOWパルスの後にクリアされる。AND
ゲート236に印加される論理“1”の*LSCLKお
よび論理“1”の*WINDOWによってNORゲート
238の出力に論理“0”が生成される。NANDラッ
チ198〜200および208〜210の出力は論理ゼ
ロに戻る。
【0033】制御回路130はまた前記RESET信号
がアクティブな論理“1”でありかつ*LSCLKおよ
び*WINDOWが論理“1”であってANDゲート1
66の出力を論理“1”とする場合にシフトレジスタ9
2にC5制御信号を提供する。ANDゲート240から
のC5制御信号はシフトレジスタ92を“00100”
の初期状態にリセットする。NORゲート242はNO
Rゲート220および230が論理“0”である場合
(左シフトまたは右シフト動作がなく、かつリセット機
能がない場合)および*LSCLKおよび*WINDO
Wが論理“1”であってANDゲート166の出力を論
理“1”にする場合にC8制御信号をアクティベイトす
る。ANDゲート244からの前記C8制御信号はシフ
トレジスタ92における現在の状態をリフレッシュす
る。インバータ134によって反転されたSELECT
信号は直接C9制御信号として供給されシフトレジスタ
のQ0〜Q4出力を交互にイネーブルしかつトライステ
ート化する。
【0034】他の特徴は調整範囲をより大きくするため
に例えば11またはそれ以上にシフトレジスタ90およ
び92を広くし94〜102のような対応する転送ゲー
トおよび74〜88のようなインバータを設けることで
ある。低速クロック発生器22の調整の分解能は74〜
76のような2つのインバータの遅延によって決定され
る。したがって、インバータ74〜88は調整の分解能
を増大するために遅延が少なくなるようにされる。
【0035】本発明の特定の実施例が説明されかつ示さ
れたが、当業者にはさらに他の修正および改善を成すこ
とができるであろう。本発明は示された特定の形態に限
定されるものではなくかつ添付の特許請求の範囲によっ
てこの発明の精神および範囲から離れることのない全て
の修正を含むことを意図するものであることが理解され
る。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、異なる
周波数の2つ以上のクロック信号を使用するデジタルシ
ステムなどにおいて、高速クロック信号と低速クロック
信号とを使用ポイントにおいて適切に整列することがで
きる。したがって、データ転送のためにより多くのセッ
トアップ時間およびホールド時間を使用する必要がなく
なり、システムの動作速度および帯域幅に対する制限が
緩和される。
【図面の簡単な説明】
【図1】4つの部分に分割された集積回路を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1の回路における反対位相クロック発生器を
示す電気回路図である。
【図3】図1の回路における低速クロック発生器を示す
ブロック回路図である。
【図4】図3の回路における制御回路の詳細を示す電気
回路図である。
【図5】図3の回路における制御回路の詳細を示す電気
回路図である。
【符号の説明】
10 集積回路 12,18,19,20 4分割部分 14 高速クロック発生器 16 反対位相クロック発生器 22,24,26 低速クロック発生器 58 タイムスロットウィンドウ 90,92 シフトレジスタ 130 制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラニー・エル・パーカー アメリカ合衆国アリゾナ州85202、メサ、 ウエスト・ロス・ラゴス 1264

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2のクロック信号を発生す
    るための回路であって、 前記第1のクロック信号を発生しかつさらに各々実質的
    に前記第1のクロック信号の遷移部分を中心とするウィ
    ンドウパルスを発生するための第1の手段(14,5
    8)、そして前記ウィンドウパルスの第1の1つを受信
    したことに応じて前記第2のクロック信号の第1の状態
    を発生しかつ前記ウィンドウパルスの第2の1つを受信
    したことに応じて前記第2のクロック信号の第2の状態
    を発生し、それによって前記第2のクロック信号の遷移
    部分が実質的に前記第1のクロック信号の遷移部分と整
    列するようにさせる第2の手段(16,22,24,2
    6)、 を具備することを特徴とする第1および第2のクロック
    信号を発生するための回路。
  2. 【請求項2】 前記第2の手段は、 第1および第2の出力を有する第1のシフトレジスタ
    (90)、 制御入力および第1および第2の導電端子を有する第1
    の転送ゲート(94)であって、前記制御入力は前記第
    1のシフトレジスタの前記第1の出力に結合されてお
    り、前記第1の導電端子は前記第2のクロック信号を受
    け、前記第2の導電端子は前記第2のクロック信号を通
    過させるための第1のノード(116)に結合されてい
    るもの、 前記第2のクロック信号を受ける入力および出力を有す
    る第1のインバータ(74)、 前記第1のインバータの前記出力に結合された入力およ
    び出力を有する第2のインバータ(76)、そして制御
    入力と第1および第2の導電端子とを有する第2の転送
    ゲート(96)であって、前記制御入力は前記第1のシ
    フトレジスタの前記第2の出力に結合されており、前記
    第1の導電端子は前記第2のインバータの前記出力に結
    合されており、前記第2の導電端子は前記第1のノード
    に接続されているもの、 を含むことを特徴とする請求項1に記載の回路。
  3. 【請求項3】 前記第2の手段はさらに、 第1および第2の制御入力と第1および第2の導電端子
    とを有する第3の転送ゲート(64)であって、前記第
    1の制御入力は前記ウィンドウパルスを受信するもの、 前記ウィンドウパルスを受信する入力と前記第3の転送
    ゲートの前記第2の制御入力に結合された出力とを有す
    る第3のインバータ(68)、 前記第3の転送ゲートの前記第2の導電端子に接続され
    た入力を有しかつ前記第2のクロック信号を提供するた
    めの出力を有する第4のインバータ(70)、 第1および第2の制御入力と第1および第2の導電端子
    とを有する第4の転送ゲート(72)であって、前記第
    1の制御入力は前記第3のインバータの前記出力に結合
    されており、前記第2の制御入力は前記ウィンドウパル
    スを受信し、前記第1の導電端子は前記第4のインバー
    タの前記出力に結合されているもの、 第1および第2の入力と出力とを有する第1のNORゲ
    ート(60)であって、前記第1の入力は前記第4の転
    送ゲートの前記第2の導電端子に結合されており、前記
    第2の入力はリセット信号を受信するもの、そして前記
    第1のNORゲートの前記出力に結合された入力を有し
    かつ前記第3の転送ゲートの前記第1の導電端子に結合
    された出力を有する第5のインバータ(62)、 を含むことを特徴とする請求項2に記載の回路。
  4. 【請求項4】 第1および第2のクロック信号を発生す
    る方法であって、 前記第1のクロック信号を発生しかつさらに各々実質的
    に前記第1のクロック信号の遷移部分を中心とするウィ
    ンドウパルスを発生する段階、そして前記ウィンドウパ
    ルスの第1の1つを受信したことに応じて前記第2のク
    ロック信号の第1の状態を発生しかつ前記ウィンドウパ
    ルスの第2の1つを受信したことに応じて前記第2のク
    ロック信号の第2の状態を発生し、それによって前記第
    2のクロック信号の遷移部分が実質的に前記第1のクロ
    ック信号の遷移部分と整列するようにさせる段階、を具
    備することを特徴とする第1および第2のクロック信号
    を発生する方法。
JP6083890A 1993-04-05 1994-03-29 クロック信号を同期する回路および方法 Pending JPH0746121A (ja)

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