JPH0745807Y2 - 硬貨処理装置 - Google Patents

硬貨処理装置

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JPH0745807Y2
JPH0745807Y2 JP1989043896U JP4389689U JPH0745807Y2 JP H0745807 Y2 JPH0745807 Y2 JP H0745807Y2 JP 1989043896 U JP1989043896 U JP 1989043896U JP 4389689 U JP4389689 U JP 4389689U JP H0745807 Y2 JPH0745807 Y2 JP H0745807Y2
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coins
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JP1989043896U
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直人 佐藤
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動販売機等に組込まれて投入硬貨の選別及
び収納を行う硬貨処理装置の改良に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の硬貨処理装置としては、特開昭52-43497
号が知られており、上方に投入硬貨の選別装置、下方に
垂直に立設された硬貨の収納筒を具備している。
この装置では、3個のゲートを用いて偽貨及び各種硬貨
の振分けを行っており、更に各収納筒の硬貨が満杯にな
るとこれを収納筒の入口に設けたオーバーフローセンサ
が検出し、振分けゲートが切替わって満杯となった収納
筒に対応する金種の硬貨が投入された場合、該硬貨を金
庫通路へ送るようになっている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら前述した装置において、収納筒に収納され
た硬貨が水平に積み重ならずに、斜め或いは直立した状
態になり、次にこの収納筒に送られてきた硬貨も同様な
状態で収納されることがある。この状態がオーバーフロ
ーセンサ付近で発生すると、オーバーフローセンサによ
る検知が不可能となり、収納筒がオーバーフローしてい
るにもかかわらず、該収納筒への硬貨の収納を続け、選
別装置の硬貨通路に硬貨が蓄積してしまう。これによ
り、硬貨処理装置の機能が停止し、自動販売機による商
品の販売機会が失われるという問題点を有している。
本考案の目的は上記の問題点に鑑み、収納筒のオーバー
フローによって選別装置の硬貨通路に多量の硬貨を蓄積
させることのない硬貨処理装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記の目的を達成するために、硬貨の金種に対
応した複数の収納筒と、該収納筒に硬貨が満杯に収納さ
れたことを検出するオーバーフローセンサと、硬貨投入
口より投入された硬貨を検出して前記収納筒に振分ける
と共に、前記オーバーフローセンサの検出結果に基づい
て、硬貨が満杯に収納された収納筒に対応する金種の硬
貨を金庫に振分ける選別手段とを備えた硬貨処理装置に
おいて、前記収納筒のそれぞれの入口付近の硬貨通路に
硬貨が詰まったことを検出する詰まり検出手段を設ける
と共に、前記選別手段は前記詰まり検出手段が硬貨を検
出している間に投入された該硬貨詰まりに対応する金種
の硬貨を金庫に振分けるようにした硬貨処理装置を提案
する。
(作用) 本考案によれば、特定の収納筒内に硬貨が満杯に収納さ
れると、通常はオーバーフローセンサによって該収納筒
に硬貨が満杯に収納されたことが検出され、選別手段に
よって該収納筒に対応する金種の硬貨は金庫に振分ける
られる。また、特定の収納筒内に硬貨が満杯に収納され
たにもかかわらずオーバーフローセンサがこれを検出で
きなかった場合には、詰まり検出手段により該収納筒入
口付近の硬貨通路における硬貨の詰まりが検出される。
さらに詰まり検出手段の検出結果に基づいて、選別手段
により硬貨詰まりを起こしている硬貨通路に対応する金
種の硬貨が投入された際には、該硬貨は金庫に振分けら
れる。これにより、硬貨が満杯に収納された収納筒の入
口から硬貨投入口も至る間の硬貨通路における硬貨の蓄
積が防止される。
(実施例) 第1図は本考案の一実施例における硬貨処理装置の簡略
正面図、第2図は第1図のI−I線矢視方向の詳細断面
図、第3図は第2図のII−II線矢視方向の詳細断面図で
ある。図において、1は硬貨の選別装置で、該選別装置
1の下方に硬貨の収納筒A,B,C,D、偽貨シュートE及び
補助収納筒F,Gが配設されている。
選別装置1は上方にホッパ形状の硬貨投入口2を有し、
内部に投入硬貨通路用のシュート3、検銭コイル4、4
個の振分けゲート5,6,7,8が設置され、更に各振分けゲ
ート5,6,7,8から各収納筒A,B,C,D、偽貨シュートE及び
金庫通路15に向かって硬貨通路3A,3B,3C,3D,3E,3b,3dが
分岐している。
検銭コイル4は、シュート3上を通る硬貨の材質、形状
等を磁気的に検出してそれらの真偽及び金種を判別す
る。各振分けゲート5,6,7は、ソレノイド9,10,11で通路
の切替えを行い、硬貨を金種に応じて各硬貨通路3A,3B,
3C,3D,3Eへと振分ける。
収納筒A,B,C,D,は各金種の硬貨の外径に対応した内径の
細長いチューブ形状で、各硬貨通路3A,3B,3C,3Dのそれ
ぞれの出口に対応して配置され、各々10円玉、50円玉、
100円玉、500円玉を収納する。補助収納筒F,Gは、収納
筒A,B,Cの両側に並んで配置され、釣銭用の硬貨、主に1
0円球を手動で補給できるようになっている。偽貨シュ
ートEは、その上端が偽貨通路3Eの出口に対応して配設
され、下端は硬貨返却口(図示せず)に通じている。
収納筒A,B,C,D及び補助収納筒F,Gの下方には、公知の釣
銭返却機構13が配置され、収納筒A,B,C,D及び補助収納
筒F,G内に重積された硬貨を下から順に釣銭として返却
口に送り出せるようになっている。また、収納筒A,B,C,
Dのそれぞれの上部には、オーバーフローセンサ14A,14
B,14C,14Dが取付けられ、各収納筒内に硬貨が満杯に重
積されると、これを検出して検出信号を選別装置1に送
る。選別装置1はオーバーフローセンサ14A,14B,14C,14
Dのいずれかから検出信号を受けた際に、各振分けゲー
ト5,6,7,8を動作させて、満杯になった収納筒に対応す
る金種硬貨の通路を金庫通路15側に切替るようになって
いる。
オーバーフロー用通路3dは、硬貨通路3Dから分岐して金
庫通路15に接続され、分岐箇所に振分けゲート8及び駆
動用ソレノイド12が配設されている。即ち、硬貨通路3D
は、500円玉用とオーバーフロー硬貨用の通路を兼ねて
おり、振分けゲート8によって両者を分岐させている。
また、硬貨通路3A,3B,3C,3Dのそれぞれの出口には、例
えば特許出願公表昭58-501344号公報に開示される硬貨
検知装置を用いた詰まり検出センサ16A,16B,16C,16Dが
取付けられ、各硬貨通路の出口に硬貨が詰まると、これ
を検出して検出信号を選別装置1に送る。選別装置1は
詰まり検出センサ16A,16B,16C,16Dのいずれかから検出
信号を受けている間は、各振分けゲート5,6,7,8を動作
させて、硬貨詰まりを起こしている硬貨通路に対応する
金種硬貨の通路を金庫通路15に切替えるようになってい
る。
また50円玉用の硬貨通路3Bの途中には、スリット付きの
振分けプレート(図示せず)が配置され、誤まって10円
玉や100円玉が硬貨通路3Bに混入した際に硬貨通路bを
通じて金庫通路15に送られるようになっている。
前述した構成からなる硬貨処理装置は、次のように動作
する。
硬貨投入口2から投入された硬貨は、シュート3を通過
している間に検銭コイル4によってその真偽と金種が判
別され、検銭コイル4からの信号に応じて各振分けゲー
ト5,6,7,8が第4図に示すようなモードで動作する。第
4図において、「○」はソレノイドのオン状態、「×」
はソレノイドのオフ状態を示し、ソレノイドがオン状態
のときにゲートが解放されるようになっている。また、
オン動作したソレノイドは短時間でオフ状態に戻るよう
になっている。即ち、偽貨が投入された場合は、全ゲー
トが閉鎖されるので、偽貨通路3E及び偽貨シュートEを
経て硬貨返却口へと落下する、500円玉が投入された場
合は、振分けゲート5,8が開放され、硬貨は硬貨通路3D
を通って収納筒Dに落下する。100円玉が投入された場
合は、振分けゲート5,7が開放され、硬貨は硬貨通路3C
を通って収納筒Cに落下する。50円玉が投入された場合
は、振分けゲート5,6が開放されて、硬貨は硬貨通路3B
を通って収納筒Bに落下する。10円玉が投入された場合
は、振分けゲート5,6,7が開放されて、硬貨は硬貨通路3
Aを通って収納筒Aに落下する。
また、収納筒A,B,C,Dのいずれかに硬貨が満杯に重積さ
れ、この収納筒に対応するオーバーフローセンサがこれ
を検出した場合には、この収納筒に対応する金種の硬貨
が投入されると、この硬貨は金庫(図示せず)に振分け
られる。即ち、この場合には、振分けゲート5のみが開
放されて、投入された硬貨は硬貨通路3D,3d及び金庫通
路15を通って金庫へと送られる。
さらにまた、第2図に示すように、例えば100円玉の収
納筒Cのオーバーフローセンサ14C付近において、収納
筒Cに落下した100円玉が水平に積み重ならずに、斜め
に積み重なった場合、オーバーフローセンサ14Cは収納
筒Cが満杯になったことを検出することができない。し
かし、続けて100円玉が投入され、硬貨通路3Cの出口に1
00円玉が詰まった際に、これを詰まり検出センサ16Cが
検出する。詰まり検出センサ16Cが硬貨通路3Cの出口に1
00円玉が詰まっていることを検出している間は、次に投
入された100円玉は金庫に振分けられる。即ち、振分け
ゲート5のみが開放されて投入された100円玉は硬貨通
路3D,3d及び金庫通路を通って金庫へと送られる。他の
詰まり検出センサ16A,16B,16Dが硬貨の詰まりを検出し
た場合も全く同様である。これにより、オーバーフロー
センサ14A,14B,14C,14Dによって収納筒A,B,C,Dに硬貨が
満杯になったことを検出できなかった場合も、硬貨通路
に多量の硬貨を蓄積させることがなく、硬貨処理装置の
機能が停止することがない。
また、本考案の硬貨処理装置を商品の自動販売機に組込
めば、オーバーフローセンサ14A,14B,14C,14Dの誤動作
のために、折角の商品販売の機会を失うことがなくな
る。
尚、本実施例では詰まり検出センサ16A,16B,16C,16Dに
前述した磁気センサを使用したが、これに限定されるこ
とはない。例えばフォトトランジスタとLED等を用いた
光センサを使用しても同様の効果を得ることができる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、収納筒に収納され
た硬貨がオーバーフローセンサ付近で水平に積み重なら
ずに、斜め或いは直立した状態になり、オーバーフロー
センサがオーバーフローを検出できない場合には、詰ま
り検出手段によって該収納筒入口付近の硬貨通路におけ
る硬貨の詰まりが検出される。さらに、この検出結果に
基づいて、満杯になった収納筒に対応する金種の硬貨が
投入された際には、該硬貨が選別手段によって金庫に振
分けられるため、硬貨処理装置内の硬貨通路に多量の硬
貨が蓄積することによって発生する硬貨処理装置の機能
停止を防止することができる。さらに、本考案の硬貨処
理装置を商品の自動販売機に組込めば、硬貨の詰まりに
よる機能停止が防止されるため、商品販売の機会喪失を
防止することができるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における硬貨処理装置の簡略
正面図、第2図は第1図のI−I線矢視方向の詳細断面
図、第3図は第2図のII−II線矢視方向の詳細断面図、
第4図は一実施例における振分けゲートの動作モードを
示す図である。 1…選別装置、2…硬貨投入口、3…シュート、3A,3B,
3C,3D,3b,3d…硬貨通路、4…検銭コイル、5,6,7,8…振
分けゲート、9,10,11,12…ソレノイド、13…釣銭返却機
構、14A,14B,14C,14D…オーバーフローセンサ、15…金
庫通路、16A,16B,16C,16D…詰まり検出センサ、A,B,C,D
…収納筒、F,G…補助収納筒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】硬貨の金種に対応した複数の収納筒と、該
    収納筒に硬貨が満杯に収納されたことを検出するオーバ
    ーフローセンサと、硬貨投入口より投入された硬貨を検
    出して前記収納筒に振分けると共に、前記オーバーフロ
    ーセンサの検出結果に基づいて、硬貨が満杯に収納され
    た収納筒に対応する金種の硬貨を金庫に振分ける選別手
    段とを備えた硬貨処理装置において、 前記収納筒のそれぞれの入口付近の硬貨通路に硬貨が詰
    まったことを検出する詰まり検出手段を設けると共に、 前記選別手段は前記詰まり検出手段が硬貨を検出してい
    る間に投入された該硬貨詰まりに対応する金種の硬貨を
    金庫に振分けるようにした、 ことを特徴とする硬貨処理装置。
JP1989043896U 1989-04-14 1989-04-14 硬貨処理装置 Expired - Lifetime JPH0745807Y2 (ja)

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JP1989043896U JPH0745807Y2 (ja) 1989-04-14 1989-04-14 硬貨処理装置

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JPH02138374U JPH02138374U (ja) 1990-11-19
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