JPH0745789Y2 - 磁気カードリーダ - Google Patents
磁気カードリーダInfo
- Publication number
- JPH0745789Y2 JPH0745789Y2 JP1992004225U JP422592U JPH0745789Y2 JP H0745789 Y2 JPH0745789 Y2 JP H0745789Y2 JP 1992004225 U JP1992004225 U JP 1992004225U JP 422592 U JP422592 U JP 422592U JP H0745789 Y2 JPH0745789 Y2 JP H0745789Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- magnetic card
- card reader
- groove
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、磁気カードリーダに関
し、特に、磁気ヘッドの静電気対策を施した磁気カード
リーダに関するものである。
し、特に、磁気ヘッドの静電気対策を施した磁気カード
リーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の磁気カードリーダの場
合、静電気対策は、磁気ヘッドへ直接シールド線を半田
付けし、そのシールド線を電気回路上のGNDに接続す
ることによって行われることが多く、磁気ヘッドへ放電
した静電気は、シールド線を通り、回路上のGNDへ流
れるように成っている。
合、静電気対策は、磁気ヘッドへ直接シールド線を半田
付けし、そのシールド線を電気回路上のGNDに接続す
ることによって行われることが多く、磁気ヘッドへ放電
した静電気は、シールド線を通り、回路上のGNDへ流
れるように成っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この為、静電気が磁気
ヘッドに放電した場合、磁気ヘッドの信号線への誘導及
びGNDレベルのふらつきにより誤動作及びCMOS
ICのラッチアップ等により、物理的破壊に至ることが
あった。
ヘッドに放電した場合、磁気ヘッドの信号線への誘導及
びGNDレベルのふらつきにより誤動作及びCMOS
ICのラッチアップ等により、物理的破壊に至ることが
あった。
【0004】それ故に、本考案の課題は、これらの欠点
を除去する為に、磁気ヘッドに直接静電気が放電しない
うようにして電気回路の誤動作及び物理的破壊を防止
し、静電気耐性を向上させた磁気カードリーダを提供す
ることにある。
を除去する為に、磁気ヘッドに直接静電気が放電しない
うようにして電気回路の誤動作及び物理的破壊を防止
し、静電気耐性を向上させた磁気カードリーダを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、磁気カ
ードを挿通させる為の溝を有するフレームと、前記溝に
臨んで前記溝内を走行する前記磁気カードの磁気ストラ
イプに対向するように前記フレームに取り付けられた磁
気ヘッドとを含む磁気カードリーダにおいて、前記磁気
ヘッドの近傍及び前記磁気ストライプに対向する部位に
導電体が設けられていることを特徴とする磁気カードリ
ーダが得られる。
ードを挿通させる為の溝を有するフレームと、前記溝に
臨んで前記溝内を走行する前記磁気カードの磁気ストラ
イプに対向するように前記フレームに取り付けられた磁
気ヘッドとを含む磁気カードリーダにおいて、前記磁気
ヘッドの近傍及び前記磁気ストライプに対向する部位に
導電体が設けられていることを特徴とする磁気カードリ
ーダが得られる。
【0006】
【作用】本考案の場合、磁気ヘッドの近傍及び磁気カー
ドの磁気ストライプに対向する部位に導電体が設けられ
ているので、フレームに帯電した静電気、及び磁気カー
ドの磁気ストライプに帯電した静電気は、夫々、導電体
に放電する。この結果、磁気ヘッドに直接静電気が放電
されることがなくなるので、電気回路の誤動作及び物理
的破壊が防止される。
ドの磁気ストライプに対向する部位に導電体が設けられ
ているので、フレームに帯電した静電気、及び磁気カー
ドの磁気ストライプに帯電した静電気は、夫々、導電体
に放電する。この結果、磁気ヘッドに直接静電気が放電
されることがなくなるので、電気回路の誤動作及び物理
的破壊が防止される。
【0007】
【実施例】図1は本考案の一実施例による磁気カードリ
ーダの要部の斜視図、図2は図1に示す実施例における
導電体を示す斜視図、図3は図1に示す磁気カードリー
ダの要部の側面図である。
ーダの要部の斜視図、図2は図1に示す実施例における
導電体を示す斜視図、図3は図1に示す磁気カードリー
ダの要部の側面図である。
【0008】図1乃至図3を参照して、フレーム1は、
溝2を有する。この溝2は、磁気カード(図示せず)を
挿通させる為のものである。また、フレーム1には、開
口3が形成されている。この開口3は、溝2に臨んでお
り、また、この開口3は、溝2内を走行する磁気カード
の磁気ストライプに対向するフレーム1の部位に形成さ
れている。更に、フレーム1には、3個の窓4b,4
c,4dが形成されている。窓4cは、後述する磁気ヘ
ッド5の上方に位置するフレーム1の部位に形成され、
窓4b,4dは、溝2内を走行する磁気カードの磁気ス
トライプに対向するフレーム1の部位に形成されてい
る。
溝2を有する。この溝2は、磁気カード(図示せず)を
挿通させる為のものである。また、フレーム1には、開
口3が形成されている。この開口3は、溝2に臨んでお
り、また、この開口3は、溝2内を走行する磁気カード
の磁気ストライプに対向するフレーム1の部位に形成さ
れている。更に、フレーム1には、3個の窓4b,4
c,4dが形成されている。窓4cは、後述する磁気ヘ
ッド5の上方に位置するフレーム1の部位に形成され、
窓4b,4dは、溝2内を走行する磁気カードの磁気ス
トライプに対向するフレーム1の部位に形成されてい
る。
【0009】フレーム1には、磁気ヘッド5が取り付け
られている。この磁気ヘッド5の先端部は、開口3を通
じて、溝2内に突出している。また、この磁気ヘッド5
は、開口3を通じて溝2内を走行する磁気カードリーダ
の磁気ストライプに対向するように成っている。
られている。この磁気ヘッド5の先端部は、開口3を通
じて、溝2内に突出している。また、この磁気ヘッド5
は、開口3を通じて溝2内を走行する磁気カードリーダ
の磁気ストライプに対向するように成っている。
【0010】また、フレーム1には、導電体6が取り付
けられている。導電体6は、底板部6aと、この底板部
6aに連設された避雷針部6b,6c,6dとから成
る。底板部6aは、フレーム1の底面に固定されてい
る。また、底板部6aは、FG線に接続できるように成
っている。避雷針部6b,6c,6dは、避雷針的役目
を有し、また、避雷針部6b,6c,6dは、弾性を有
し、図2に示される矢印の方向に動くことができる。避
雷針部6cの頭部は、窓4cを通じて溝2内に突出して
いる。従って、避雷針部6cの頭部は、磁気ヘッド5の
近傍に位置するように成っている。この様にするのは、
フレーム1の上部より静電気が放電する際に、この静電
気が磁気ヘッド5を直撃しないようにする為である。避
雷針部6b,6dの頭部は、夫々、窓4b,4dを通じ
て溝2内に突出している。従って、避雷針部6b,6d
の頭部は、溝2内を走行する磁気カードの磁気ストライ
プに対向するように成っている。この様にするのは、磁
気カードの磁気ストライプが帯電している状態で磁気カ
ードを走行させた場合に、磁気ストライプの静電気が磁
気ヘッドを直撃する前に、この静電気を避雷針部6b,
6dに放電させる為である。上述の様に、避雷針部6
b,6c,6dは弾性を有するので、磁気カードが溝2
内を走行する際、避雷針部6b,6c,6dの頭部は引
き込み、磁気カードリーダの走行に影響を与えないよう
に成っている。尚、避雷針部6b,6c,6dの頭部
は、丸形と成っているが、四角形であっても構わない。
但し、この頭部の表面形状は、磁気カードと衝突して
も、読取り特性に影響を与えないように、椀状で、滑ら
かに成っている。
けられている。導電体6は、底板部6aと、この底板部
6aに連設された避雷針部6b,6c,6dとから成
る。底板部6aは、フレーム1の底面に固定されてい
る。また、底板部6aは、FG線に接続できるように成
っている。避雷針部6b,6c,6dは、避雷針的役目
を有し、また、避雷針部6b,6c,6dは、弾性を有
し、図2に示される矢印の方向に動くことができる。避
雷針部6cの頭部は、窓4cを通じて溝2内に突出して
いる。従って、避雷針部6cの頭部は、磁気ヘッド5の
近傍に位置するように成っている。この様にするのは、
フレーム1の上部より静電気が放電する際に、この静電
気が磁気ヘッド5を直撃しないようにする為である。避
雷針部6b,6dの頭部は、夫々、窓4b,4dを通じ
て溝2内に突出している。従って、避雷針部6b,6d
の頭部は、溝2内を走行する磁気カードの磁気ストライ
プに対向するように成っている。この様にするのは、磁
気カードの磁気ストライプが帯電している状態で磁気カ
ードを走行させた場合に、磁気ストライプの静電気が磁
気ヘッドを直撃する前に、この静電気を避雷針部6b,
6dに放電させる為である。上述の様に、避雷針部6
b,6c,6dは弾性を有するので、磁気カードが溝2
内を走行する際、避雷針部6b,6c,6dの頭部は引
き込み、磁気カードリーダの走行に影響を与えないよう
に成っている。尚、避雷針部6b,6c,6dの頭部
は、丸形と成っているが、四角形であっても構わない。
但し、この頭部の表面形状は、磁気カードと衝突して
も、読取り特性に影響を与えないように、椀状で、滑ら
かに成っている。
【0011】
【考案の効果】本考案の磁気カードリーダは、磁気ヘッ
ドの近傍及び磁気カードの磁気ストライプに対向する部
位に導電体が設けられているので、フレームに帯電した
静電気、及び磁気カードの磁気ストライプに帯電した静
電気は、夫々、導電体に放電するように成っており、こ
の結果、磁気ヘッドに直接静電気が放電されることがな
くなり、電気回路の誤動作及び物理的破壊を防止するこ
とができる。
ドの近傍及び磁気カードの磁気ストライプに対向する部
位に導電体が設けられているので、フレームに帯電した
静電気、及び磁気カードの磁気ストライプに帯電した静
電気は、夫々、導電体に放電するように成っており、こ
の結果、磁気ヘッドに直接静電気が放電されることがな
くなり、電気回路の誤動作及び物理的破壊を防止するこ
とができる。
【図1】図1は本考案の一実施例による磁気カードリー
ダの要部の斜視図である。
ダの要部の斜視図である。
【図2】図2は図1に示す磁気カードリーダにおける導
電体を示す斜視図である。
電体を示す斜視図である。
【図3】図3は図1に示す磁気カードリーダの要部の側
面図である。
面図である。
1 フレーム 2 溝 5 磁気ヘッド 6 導電体 6a 底板部 6b 避雷針部 6c 避雷針部 6d 避雷針部
Claims (1)
- 【請求項1】 磁気カードを挿通させる為の溝を有する
フレームと、前記溝に臨んで前記溝内を走行する前記磁
気カードの磁気ストライプに対向するように前記フレー
ムに取り付けられた磁気ヘッドとを含む磁気カードリー
ダにおいて、前記磁気ヘッドの近傍及び前記磁気ストラ
イプに対向する部位に導電体が設けられていることを特
徴とする磁気カードリーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992004225U JPH0745789Y2 (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 磁気カードリーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992004225U JPH0745789Y2 (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 磁気カードリーダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0564955U JPH0564955U (ja) | 1993-08-27 |
JPH0745789Y2 true JPH0745789Y2 (ja) | 1995-10-18 |
Family
ID=11578647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992004225U Expired - Lifetime JPH0745789Y2 (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 磁気カードリーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0745789Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2011001506A1 (ja) * | 2009-06-30 | 2012-12-10 | 富士通フロンテック株式会社 | 磁気カードリーダ |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5834166A (ja) * | 1981-08-25 | 1983-02-28 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 銅系焼鈍条コイルの変色防止方法 |
JPS60121452A (ja) * | 1983-12-06 | 1985-06-28 | Canon Inc | 光導電部材 |
JPS6267384U (ja) * | 1985-10-15 | 1987-04-27 | ||
JPS63199362U (ja) * | 1987-06-08 | 1988-12-22 |
-
1992
- 1992-02-06 JP JP1992004225U patent/JPH0745789Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2011001506A1 (ja) * | 2009-06-30 | 2012-12-10 | 富士通フロンテック株式会社 | 磁気カードリーダ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0564955U (ja) | 1993-08-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19971119 |