JPH0617276Y2 - カセットテーププレーヤ - Google Patents

カセットテーププレーヤ

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JPH0617276Y2
JPH0617276Y2 JP12023388U JP12023388U JPH0617276Y2 JP H0617276 Y2 JPH0617276 Y2 JP H0617276Y2 JP 12023388 U JP12023388 U JP 12023388U JP 12023388 U JP12023388 U JP 12023388U JP H0617276 Y2 JPH0617276 Y2 JP H0617276Y2
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JP
Japan
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cassette
cassette case
tape player
static electricity
cassette tape
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JP12023388U
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JPH0242295U (ja
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充 金成
康雄 石井
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Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、磁気テープのカセットケースをカセットテ
ーププレーヤの本体の外部からその内部の定位置にセッ
トして、磁気テープの再生および/または録音をするカ
セットテーププレーヤに関する。
[従来の技術] 近年、電子部品の高精度化に伴って、電子部品に対する
静電気の悪影響、つまり静電気による電子部品の誤動作
や破壊などが問題となってきている。
ところで、カセットテーププレーヤの場合には、磁気テ
ープのカセットケースが樹脂等によって成型されている
ことから、そのカセットケース自体に静電気が帯電しや
すい。したがって、カセットテーププレーヤにあって
は、カセットケースに帯電した静電気から電子部品を守
る必要がある。
従来例として、カセットテーププレーヤのノーズ部分に
備わるLCD(液晶表示素子)を静電気から守るための
構成を第6図および第7図に表す。図において、1はカ
セットテーププレーヤの本体であり、その前面のノーズ
部分に備わるフロントプリント基板2には、種々の情報
を表示するLCD3が取り付けられている。LCD3は
ブラケットシールド4によって磁気シールドされてい
る。このブラケットシールド4はフロントプリント基板
2の後方側に延在され、その両端の部分は、LCD3に
備わる複数の端子の中のグランド端子3a,3aにハン
ダ付けされている。図においては、そのハンダ付けの箇
所に符号Pを付している。また、グランド端子3a,3
aは、フロントプリント基板2上のプリントパターンを
通して本体1にボディーアースされている。
このような構成において、カセットケースCは第6図中
の矢印の方向に移動してセットされる。すなわち、まず
本体1の前面のカセット挿入口(図示せず)から同図中
の右方に移動して本体1の内部に入り、その後、下方に
移動して所定のセット位置に位置決めされる。このセッ
ト位置において、カセットケースC内の磁気テープに対
する再生および/または録音の動作がなされる。また、
このセット位置においては、カセットケースCがブラケ
ットシールド4の後方部分(第6図中の右方部分)と対
向する。したがって、カセットケースCがカセット位置
にセットされるときに、カセットケースCに帯電した静
電気Sがブラケットシールド4の後方部分に向かって放
電する。
[考案が解決しようとする課題] 上述したように、従来のカセットテーププレーヤは、カ
セットケースCからブラケットシールド4の後方部分に
静電気Sを放電させるため、そのブラケットシールド4
をフロントプリント基板2の後方側に延在させなければ
ならず、またブラケットシールド4の後方部分は、局所
的に後方に突出する形状ではないため、静電気Sが集中
して放電せずに、フロントプリント基板2などに向かっ
て放電してLCD3に悪影響を与えるおそれがあった。
この考案は、このような問題を解決課題とし、カセット
ケースの静電気を特定箇所に集中して放電させることに
よって、静電気による電子部品への悪影響を回避するこ
とができると共に、カセットケースに蓄電させないカセ
ットテーププレーヤを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案のカセットテーププレーヤは、 磁気テープのカセットケースをカセットテーププレーヤ
の本体の外部からその本体の内部の定位置にセットし
て、磁気テープの録音および/または再生をするカセッ
トテーププレーヤにおいて、 前記プレーヤ本体の定位置に、前記カセットケースに外
周面と向かい合いかつ前記プレーヤ本体にアース接続さ
れた避雷針を配備したことを特徴とする。
[作用] この考案のカセットテーププレーヤは、カセットケース
がセットされる所定のセット位置に設けた避雷針に向か
って、カセットケースに帯電した静電気を集中的に放電
させることにより、電子部品に対する静電気の悪影響を
完全に回避する。
[実施例] 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図は、この考案の第1の実施例を説明
するための図である。なお、前述した従来例と同様の部
分には同一符号を付して説明を省略する。
本実施例においては、フロントプリント基板2にハンダ
付けしたLCD3のグランド端子3a,3aの先端を切
断せずに、そのままフロントプリント基板2の後方(第
1図中の右方)へ延在させている。したがって、グラン
ド端子3a,3aの先端はカセットケースCとの対向方
向に突出している。グランド端子3a,3aは、前述し
た従来例と同様に、フロントプリント基板2のプリント
パターンを通して本体1にボディーアースされている。
その他の構成は従来のものと同様であって、カセットケ
ースCは、第1図中の矢印の方向に移動してセットされ
る。カセットケースCは、所定のセット位置にセットさ
れるときにグランド端子3a,3aの先端に接近する。
このとき、カセットケースCに帯電している静電気S
は、グランド端子3a,3aの先端を避雷針として、そ
の先端に向かって集中的に放電される。このような特定
箇所からの集中的な放電によって、LCD3に対する静
電気Sの悪影響が完全に回避される。
なお、本実施例の変形として、フロントプリント基板2
の後方に延在するグランド端子3a,3aの部分を別部
材の導電体としてもよい。この場合には、その別部材の
導電体をグランド端子3a,3aの先端にハンダ付けし
て、避雷針とする。
第3図および第4図は、この考案の第2の実施例を説明
するための図である。
本実施例においては、本体1のシャーシ1aの前方(第
4図中の左方)部分に、導電板5を取り付けている。こ
の導電板5の上側部分はコ字状に折曲され、その上縁部
5aには三角形の山形が連続的に形成されて、鋸歯状の
避雷針となっている。
その他の構成は従来のものと同様であって、カセットケ
ースCは、所定のセット位置にセットされるときに導電
板5の上縁部5aに接近する。このとき、カセットケー
スCに帯電している静電気Sは、導電板5の上縁部5a
を避雷針として、その先端に向かって集中的に放電され
る。
第5図は、上述した第2の実施例におけるフロントプリ
ント基板2の上下方向の幅を小さくして、そのフロント
プリント基板2とシャーシ1aとの間の距離(<
)を小さくした場合の構成例である。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案のカセットテーププレー
ヤは、カセットケースがセットされる所定のセット位置
に、カセットケースに向かって突出する避雷針を設けた
構成であるから、その避雷針に向かって、カセットケー
スに帯電した静電気を集中的に放電させて、電子部品に
対する静電気の悪影響を完全に回避することができる。
また、カセットケースが装着されている時は常に放電さ
せるため、カセットケースに静電気が帯電せず、カセッ
トケースを排出する時に、カセットケースをつかんでも
静電気による衝撃を手に与えるようなことをなくすこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案の第1の実施例を説明す
るための図であって、第1図は要部の概略側面図、第2
図は第1図のII矢視図である。 第3図および第4図はこの考案の第2の実施例を説明す
るための図であって、第3図は要部の斜視図、第4図は
要部の概略側面図である。 第5図は、この考案の第2の実施例の変形を説明するた
めの要部の側面図である。 第6図および第7図は従来例を説明するための図であっ
て、第6図は要部の概略側面図、第7図は第6図のVII
矢視図である。 1……カセットテーププレーヤの本体、 1a……シャーシ、 2……フロントプリント基板、 3……LCD(液晶表示素子)、 3a……グランド端子(避雷針)、 5……導電板、5a……上縁部(避雷針)、 C……カセットケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープのカセットケースをカセットテ
    ーププレーヤの本体の外部からその本体の内部の定位置
    にセットして、磁気テープの再生および/または録音を
    するカセットテーププレーヤにおいて、 前記プレーヤ本体の定位置に、前記カセットケースと向
    かい合う方向に突出しかつ前記プレーヤ本体にアース接
    続された避雷針を設けたことを特徴とするカセットテー
    ププレーヤ。
JP12023388U 1988-09-13 1988-09-13 カセットテーププレーヤ Expired - Lifetime JPH0617276Y2 (ja)

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JP12023388U JPH0617276Y2 (ja) 1988-09-13 1988-09-13 カセットテーププレーヤ

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JP12023388U JPH0617276Y2 (ja) 1988-09-13 1988-09-13 カセットテーププレーヤ

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Publication Number Publication Date
JPH0242295U JPH0242295U (ja) 1990-03-23
JPH0617276Y2 true JPH0617276Y2 (ja) 1994-05-02

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