JP2516838Y2 - 磁気ヘッド - Google Patents
磁気ヘッドInfo
- Publication number
- JP2516838Y2 JP2516838Y2 JP1989136315U JP13631589U JP2516838Y2 JP 2516838 Y2 JP2516838 Y2 JP 2516838Y2 JP 1989136315 U JP1989136315 U JP 1989136315U JP 13631589 U JP13631589 U JP 13631589U JP 2516838 Y2 JP2516838 Y2 JP 2516838Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic head
- current value
- circuit board
- printed circuit
- resistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Magnetic Heads (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はテープレコーダー,ビデオカセットレコーダ
ー)以下単に「VTR」という)などの磁気記録再生装置
に使用される磁気ヘッドに関する。
ー)以下単に「VTR」という)などの磁気記録再生装置
に使用される磁気ヘッドに関する。
〈従来の技術〉 テープレコーダー,VTRなどの磁気記録再生装置におい
て磁気テープに磁気ヘッドで記録を行なう場合周波数特
性の安定化,低歪率化の目的で記録する信号電流ととも
に交流バイアス電流を磁気ヘッドに重畳印加し磁気記録
を行なっている。
て磁気テープに磁気ヘッドで記録を行なう場合周波数特
性の安定化,低歪率化の目的で記録する信号電流ととも
に交流バイアス電流を磁気ヘッドに重畳印加し磁気記録
を行なっている。
これらの印加電流は磁気ヘッドに対して適正値が設定
されており第3図に示す回路にて印加電流の測定及び調
整が行なわれている。電流値の測定は電流値確認用抵抗
1の両端に電圧計2を接続し測定を行なう。
されており第3図に示す回路にて印加電流の測定及び調
整が行なわれている。電流値の測定は電流値確認用抵抗
1の両端に電圧計2を接続し測定を行なう。
電流値確認用抵抗1は通常1Ωまたは10Ωが使用され
ている。
ている。
V:抵抗両端子間電圧,Rs:電流値確認用抵抗値電流値が
適正値よりズレている場合には電流調整用可変抵抗3,4
で調整を行なう。なお5はバイアス電流用発振器,6は信
号電流用発振器,8は磁気記録再生用磁気テープである。
第3図の回路は当初テープレコーダー,VTRともに機器回
路の一部として回路が形成されるため、機器側のプリン
ト基板に組込まれていた。ところが第4図はVTR用の磁
気ヘッドを示したもので、11は音声コントロール用録再
ヘッド,12は消去ヘッドで該ヘッド11,12の接続端子13に
は外部の信号線を接続するための中継端子の目的でプリ
ント基板9が使用されるようになった。
適正値よりズレている場合には電流調整用可変抵抗3,4
で調整を行なう。なお5はバイアス電流用発振器,6は信
号電流用発振器,8は磁気記録再生用磁気テープである。
第3図の回路は当初テープレコーダー,VTRともに機器回
路の一部として回路が形成されるため、機器側のプリン
ト基板に組込まれていた。ところが第4図はVTR用の磁
気ヘッドを示したもので、11は音声コントロール用録再
ヘッド,12は消去ヘッドで該ヘッド11,12の接続端子13に
は外部の信号線を接続するための中継端子の目的でプリ
ント基板9が使用されるようになった。
このプリント基板9において、第2図のように電流値
確認用抵抗1を装着するスペースを有することにより、
個別部品である電流値確認用抵抗1がプリント基板9に
装着され銅箔の電極14,15の間に電圧計2を接続し印加
電流の測定が行なわれるようになってきた。なお16〜21
はコネクターが挿入され半田付されるスルーホール,22
〜25は音声コントロール用録再ヘッドの各接続端子13が
挿入され半田付されるスルーホール,26,27は消去ヘッド
の各接続端子が挿入された半田付されるスルールホール
である。
確認用抵抗1を装着するスペースを有することにより、
個別部品である電流値確認用抵抗1がプリント基板9に
装着され銅箔の電極14,15の間に電圧計2を接続し印加
電流の測定が行なわれるようになってきた。なお16〜21
はコネクターが挿入され半田付されるスルーホール,22
〜25は音声コントロール用録再ヘッドの各接続端子13が
挿入され半田付されるスルーホール,26,27は消去ヘッド
の各接続端子が挿入された半田付されるスルールホール
である。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながらこのような従来の磁気ヘッドにあっては
電流値確認用抵抗1をプリント基板9に装着しなければ
ならなく、磁気ヘッドの製造コストにおいて、抵抗その
ものの部品費,装着での組立費が加えられるためコスト
の上昇を招いていた。
電流値確認用抵抗1をプリント基板9に装着しなければ
ならなく、磁気ヘッドの製造コストにおいて、抵抗その
ものの部品費,装着での組立費が加えられるためコスト
の上昇を招いていた。
〈課題を解決するための手段〉 このような問題点を解決するために本考案によればプ
リント基板9上に抵抗パターンを形成し、該パターンに
より磁気ヘッドへの印加電流を測定し得るようにしたも
のである。
リント基板9上に抵抗パターンを形成し、該パターンに
より磁気ヘッドへの印加電流を測定し得るようにしたも
のである。
〈作用〉 プリント基板9に個別の電流値確認用抵抗を装着する
ことなく磁気ヘッドの印加電流値の検出が可能となる。
ことなく磁気ヘッドの印加電流値の検出が可能となる。
〈実施例〉 以下本考案の1実施例を第1図に基づいて説明する。
第1図は本考案の磁気ヘッド用プリント基板の正面図
である。プリント基板9の表面には所定の銅箔パターン
が形成され、前記従来例と同様にコネクターが挿入され
半田付される。スルーホール16〜21,音声コントロー
ル,消去ヘッド11,12の各端子13が挿入され半田付され
るスルーホール22〜27,電圧計2が接続される電極14,15
がそれぞれ形成されている。更に本考案は前記電極14,1
5を橋絡するように微細な銅箔から成る抵抗パターン28
が形成されている該抵抗パターン28は他の銅箔パターン
と同時に形成される。
である。プリント基板9の表面には所定の銅箔パターン
が形成され、前記従来例と同様にコネクターが挿入され
半田付される。スルーホール16〜21,音声コントロー
ル,消去ヘッド11,12の各端子13が挿入され半田付され
るスルーホール22〜27,電圧計2が接続される電極14,15
がそれぞれ形成されている。更に本考案は前記電極14,1
5を橋絡するように微細な銅箔から成る抵抗パターン28
が形成されている該抵抗パターン28は他の銅箔パターン
と同時に形成される。
該抵抗パターン28は、たとえば微細の銅箔で0.05Ω/c
mのパターン幅を形成し20cmの長さをプリント基板9に
パターン化すれば1Ωの抵抗体が形成される。パターン
幅はより微細にすることによりパターンを短かくでき
る。なお、前記抵抗パターン28はカーボン抵抗体で形成
しても良い。このプリント基板9を用い、前記電極14,1
5に電圧計2を接続することにより磁気ヘッドの印加電
流値を測定することが出来る。なおプリント基板9の材
質としては紙フェノール,ガラスエポキシなどの硬質基
板のみではなくフレキシブル基板も用いることができ
る。
mのパターン幅を形成し20cmの長さをプリント基板9に
パターン化すれば1Ωの抵抗体が形成される。パターン
幅はより微細にすることによりパターンを短かくでき
る。なお、前記抵抗パターン28はカーボン抵抗体で形成
しても良い。このプリント基板9を用い、前記電極14,1
5に電圧計2を接続することにより磁気ヘッドの印加電
流値を測定することが出来る。なおプリント基板9の材
質としては紙フェノール,ガラスエポキシなどの硬質基
板のみではなくフレキシブル基板も用いることができ
る。
〈考案の効果〉 以上説明してきたように、本考案によれば、プリント
基板上に抵抗パターンを形成し、抵抗パターンにより、
磁気ヘッドの印加電流値を測定し得るようにしたもので
あり、個別の電流値確認用抵抗が不要となり、部品費お
よび組立費のコスト低減が可能となり廉価な磁気ヘッド
を提供できる。また本考案の磁気ヘッドはプリント基板
上に電流値確認用電極を磁気ヘッドから最も遠い位置に
形成し、該電極と隣り合った位置に印加電流値確認用抵
抗パターンを形成することにより、プリント基板上のパ
ターンを機能別かつ工程毎に集約し、組立工程上の混乱
を招くことなく、組立作業効率を向上し得ると同時にプ
リント基板を小型化することができる。
基板上に抵抗パターンを形成し、抵抗パターンにより、
磁気ヘッドの印加電流値を測定し得るようにしたもので
あり、個別の電流値確認用抵抗が不要となり、部品費お
よび組立費のコスト低減が可能となり廉価な磁気ヘッド
を提供できる。また本考案の磁気ヘッドはプリント基板
上に電流値確認用電極を磁気ヘッドから最も遠い位置に
形成し、該電極と隣り合った位置に印加電流値確認用抵
抗パターンを形成することにより、プリント基板上のパ
ターンを機能別かつ工程毎に集約し、組立工程上の混乱
を招くことなく、組立作業効率を向上し得ると同時にプ
リント基板を小型化することができる。
第1図は本考案の磁気ヘッド用プリント基板の正面図、
第2図は従来の磁気ヘッド用プリント基板の正面図、第
3図は一般的な磁気記録電流値測定・調整を示す概略回
路図、第4図は従来のVTR用磁気ヘッドの斜視図であ
る。 1……電流値確認用抵抗、2……電圧計、3……バイア
ス電流調整用可変抵抗、4……信号電流調整用可変抵
抗、5……バイアス電流用発振器、6……信号電流用発
振器、7……磁気ヘッド、8……磁気テープ、9……プ
リント基板、10……VTR用磁気ッド、11……音声コント
ロール用ヘッド、12……消去用ヘッド、13……ヘッド端
子、14,15……電流値確認用銅箔電極、16〜21……コネ
クター挿入用銅箔電極及びスルーホール、22〜27……音
声コントロールヘッド端子接続用銅箔電極及びスルーホ
ール、28……電流値確認用抵抗代替抵抗パターン。
第2図は従来の磁気ヘッド用プリント基板の正面図、第
3図は一般的な磁気記録電流値測定・調整を示す概略回
路図、第4図は従来のVTR用磁気ヘッドの斜視図であ
る。 1……電流値確認用抵抗、2……電圧計、3……バイア
ス電流調整用可変抵抗、4……信号電流調整用可変抵
抗、5……バイアス電流用発振器、6……信号電流用発
振器、7……磁気ヘッド、8……磁気テープ、9……プ
リント基板、10……VTR用磁気ッド、11……音声コント
ロール用ヘッド、12……消去用ヘッド、13……ヘッド端
子、14,15……電流値確認用銅箔電極、16〜21……コネ
クター挿入用銅箔電極及びスルーホール、22〜27……音
声コントロールヘッド端子接続用銅箔電極及びスルーホ
ール、28……電流値確認用抵抗代替抵抗パターン。
Claims (1)
- 【請求項1】磁気ヘッドの接続端子に外部接続用のプリ
ント基板が付設した磁気ヘッドにおいて、 前記プリント基板上で磁気ヘッドから最も遠い電極と隣
り合う位置に 磁気ヘッドの印加電流値確認用抵抗パターンを形成した
ことを特徴とする磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989136315U JP2516838Y2 (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | 磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989136315U JP2516838Y2 (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | 磁気ヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0376211U JPH0376211U (ja) | 1991-07-31 |
JP2516838Y2 true JP2516838Y2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=31683527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989136315U Expired - Lifetime JP2516838Y2 (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | 磁気ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2516838Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58123475A (ja) * | 1982-01-19 | 1983-07-22 | Canon Inc | プリント基板 |
JPS63257912A (ja) * | 1987-04-15 | 1988-10-25 | Mitsubishi Electric Corp | 磁気ヘツド評価装置 |
JP2712206B2 (ja) * | 1987-11-30 | 1998-02-10 | 株式会社デンソー | 電流検出装置 |
-
1989
- 1989-11-24 JP JP1989136315U patent/JP2516838Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0376211U (ja) | 1991-07-31 |
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