JP2543694Y2 - 磁気カードリーダ - Google Patents

磁気カードリーダ

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JP2543694Y2
JP2543694Y2 JP1992024833U JP2483392U JP2543694Y2 JP 2543694 Y2 JP2543694 Y2 JP 2543694Y2 JP 1992024833 U JP1992024833 U JP 1992024833U JP 2483392 U JP2483392 U JP 2483392U JP 2543694 Y2 JP2543694 Y2 JP 2543694Y2
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JP
Japan
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card
magnetic card
magnetic
slit
card reader
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JP1992024833U
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English (en)
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JPH0586197U (ja
Inventor
暉 遠山
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Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、磁気カードに帯電した
静電気を除去するようにした磁気カードリーダに関す
る。
【0002】
【従来の技術】磁気カードを正常に走行させたとき、磁
気カードに帯電した電荷を逃すための除電部材を設けた
技術がある(実開昭62−67384号参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、前記従来技術
では、除電部材が通路の奥寄りにあるので、カードリー
ダ入口側の帯電や、帯電した人の手の接近により、磁気
ヘッド、金属部品、回路等との間で放電が発生し、これ
らの要因によるノイズを除去できない。
【0004】本考案は、前記問題を解消し、耐放電ノイ
ズ性の向上を図ることのできる磁気カードリーダを提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本考案は、カード走行始端側の端部が閉じた状態でカ
ード挿入部からカード走行方向に延設されたスリットを
フロント面に有する非導電体のケースと、カード走行路
中に磁気ヘッドを有してこのカード走行路が上記スリッ
トと一致するように上記ケース内に固定された非導電体
の磁気カードリーダ本体とからなり、上記フロント面の
内側スリット周辺であって、上記カード挿入部から上記
磁気ヘッドが位置する地点にかけて導体テープを設け、
この導体テープをアースと接続した構成とした。
【0006】
【作用】導体テープにより磁気カード自体が除電される
他、磁気カードリーダ本体内へ侵入する他のノイズ要因
も除去される。
【0007】
【実施例】磁気カードリーダは大別して、ケースと、こ
のケース内に組み付けられた磁気カードリーダ本体から
成る。
【0008】図4に磁気カードリーダ本体を符号1で示
す。この磁気カードリーダ本体1は、非導電体、例えば
プラスチック等合成樹脂の成型品で構成されていて、間
隔をおいて対向する2つの面間にカード走行路2が形成
されている。この走行路は後述するケースのスリットと
合致するようにして組み立てられる。
【0009】このカード走行路2の長手方向の略中央に
は磁気ヘッドHD(図1参照)が設けられている。符号
6はこの磁気ヘッド用の窓を示す。
【0010】図4において、磁気カードリーダ本体1の
長手方向左側のカード挿入部(三角印で示すカード挿入
位置マークで囲まれた領域)から矢印3の向きに磁気カ
ードKが挿入され、カード案内金属板(図示省略)で構
成されるカード案内面4に突き当てた状態で、矢印5の
向きに走行させる過程で情報の読み取りが行われる。
【0011】カード挿入部の部材前面7のうち、カード
走行路の始端に相当するカード挿入部における稜線部分
は、磁気カードKの挿入を容易にするため、面取りされ
てR面を形成している。
【0012】前記磁気カードリーダ本体1をケース内に
収めた状態を、図1ないし図4に示す。これら図におい
て、このケース10は、非導電体、例えばプラスチック
等の合成樹脂で形成されている。
【0013】ケース10のフロント面11には、該面の
途中から片端に至るまで磁気カードKの走行方向にスリ
ット12が形成されている。このスリット12は走行部
の始端に相当するカード挿入部については幅広に形成さ
れ、該幅広の部分は、幅狭なカード走行部とつながって
いる。
【0014】このケース10に対する磁気カードリーダ
本体1の組み立てに際しては、スリット12の内側に相
当する内側スリットの周辺部13に、当該スリットの長
手方向にわたって、導体テープ14Uと導体テープ下1
4Dを貼り付け、かつ、それぞれにアース線15を接続
してアースする。導体テープは、導体であればよく、例
えば、銅テープを使用する。なお、導体テープ14U、
14Dは、図1および図2に示すように、少なくともカ
ード挿入部から磁気ヘッドHDが位置する地点にかけて
貼設されている。
【0015】ここで、図1に示すように、スリット12
の幅広の部分について、導体テープ上14U,導体テー
プ下14D間の間隔をスリットの幅狭の部分に合わせて
狭く設けることが除電機能の点では好ましい。
【0016】但し、本例では、外観をよくするべく、ス
リットの幅広の間隔に合わせてカットしている。このカ
ット部分を図1にハッチングで示す。よって、本例で
は、ハッチング部分については導体テープは存在してい
ない。除電機能を重視する場合には、ハッチング部分に
ついても導体テープを残しておく。
【0017】次いで、これら導体テープをカード挿入部
の部材前面7で挾圧するようにして、かつ、カード走行
路2とスリット12とが一致するようにして磁気カード
リーダ本体1をケース10内に、ねじ等の手段により組
み付ける。
【0018】これにより、ケース10内へは導体テープ
の間を通過しないと進入できないことになる。かかる構
成において、磁気カードKはカード挿入位置マーク16
の付されたカード挿入位置にて矢印3方向に差し込まれ
るが、その際、導体テープ間を通過するので、カードが
帯電していても導体テープを介して外部に放電アースさ
れ、ノイズは生じない。又、帯電した人の手の接近や、
他の放電源等によるノイズ要因がケース内に侵入しよう
としても導体テープによりアースされるので、装置への
影響を防止することができる。
【0019】本例では、導体テープは、貼るだけでよい
ので、その工程が簡単である。又、導体テープをケース
と磁気カードリーダ本体とで挾むようにしているので、
導体テープの保持が強固になされる。
【0020】以上の例で、導体テープはスリットの上下
に設けたが、上、或いは、下のみに設けることもでき
る。
【0021】
【考案の効果】本考案により、耐放電ノイズ性の向上を
図ることのできる磁気カードリーダを提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す磁気カードリーダの正
面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1のIII−III断面図である。
【図4】磁気カードリーダ本体の斜視図である。
【符号の説明】
1 磁気カードリーダ本体 2 カード走行路 10 ケース 11 フロント面 12 スリット 14U 導体テープ上 14D 導体テープ下

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カード走行始端側の端部が閉じた状態でカ
    ード挿入部からカード走行方向に延設されたスリットを
    フロント面に有する非導電体のケースと、カード走行路
    中に磁気ヘッドを有してこのカード走行路が上記スリッ
    トと一致するように上記ケース内に固定された非導電体
    の磁気カードリーダ本体とからなり、 上記フロント面の内側スリット周辺であって、上記カー
    ド挿入部から上記磁気ヘッドが位置する地点にかけて導
    体テープを設け、 この導体テープをアースと接続したことを特徴とする磁
    気カードリーダ。
JP1992024833U 1992-04-17 1992-04-17 磁気カードリーダ Expired - Lifetime JP2543694Y2 (ja)

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JPH0586197U JPH0586197U (ja) 1993-11-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6267384U (ja) * 1985-10-15 1987-04-27
JPH02125946U (ja) * 1989-03-27 1990-10-17
JPH0727599Y2 (ja) * 1989-04-29 1995-06-21 アキレス株式会社 除電ブラシ
JP3063982U (ja) * 1999-05-18 1999-12-10 台灣光寶電子股▲ふん▼有限公司 レ―ザ―ダイオ―ド装置

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