JPS594528Y2 - 磁気近接スイツチ - Google Patents

磁気近接スイツチ

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Publication number
JPS594528Y2
JPS594528Y2 JP1617979U JP1617979U JPS594528Y2 JP S594528 Y2 JPS594528 Y2 JP S594528Y2 JP 1617979 U JP1617979 U JP 1617979U JP 1617979 U JP1617979 U JP 1617979U JP S594528 Y2 JPS594528 Y2 JP S594528Y2
Authority
JP
Japan
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detection
proximity switch
magnetic proximity
case
circuit
Prior art date
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Expired
Application number
JP1617979U
Other languages
English (en)
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JPS55116446U (ja
Inventor
直史 古田
Original Assignee
サンクス株式会社
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Publication date
Application filed by サンクス株式会社 filed Critical サンクス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は雑音遮蔽用の金属部材をその検出部に備えた
磁気近接スイッチに関する。
磁気近接スイッチとして、検出用コイル等を内蔵した検
出用ヘッドと、その検出用コイルを使って発振させる発
振回路及びこの回路の出力振幅を弁別回路等を内蔵する
検出回路とを離れた場所に設置できるように同軸ケーブ
ルで接続する形式のものがある。
この種の磁気近接スイッチは、電気的、電磁的なノズル
を遮断するために同軸ケープが使用され、信号線路をシ
ールドしているが、コイルとコアからなる検出部が電気
的にシールドされてないためにここからノイズをひろう
欠点があった。
一方、上記の検出部を電気的に遮蔽するために検出用ヘ
ッドのケースを金属とし、この金属ケースを検出回路の
接地ラインに接続する磁気近接スイッチもあるが、その
取付場所において他の装置の誘導電流が金属ケースに流
れたり、また、その場所が溶接作業中の溶接電流の通路
となった場合、金属ケースや検出回路の接続ラインを含
む電流ループが形成され、回路や検出ヘッドを破損した
り作動不能にする。
さらに、誘導電流等の異常電流に対処する手段として、
金属ケースと共通接地ラインとの間にコンデンサを挿入
し、高周波ノイズ等はこのコンテ゛ンサを通してアース
へにがし、直流的には電流ループの形成を阻止するシー
ルド方式もあるが、コンテ゛ンサの耐圧以上の電圧が印
加された場合にはコンデンサの劣化や損壊をきたす問題
点があった。
この考案は、上記の点にかんがみなされたもので、検出
器の感度を低下させることなく検出器を電気的及び磁気
的に外部のノズルから遮蔽すると共に、誘導電流等の異
常電流ループを検出回路の接地ラインに形成せず、安定
した動作で被検出体を検知し得る磁気近接スイッチの提
供を目的とし、その要旨とするところは、磁気近接スイ
ッチヘッド部の検出コイルとコアからなる検出部を先端
の検出用開口部を除いて金属部材により包囲し、その金
属部材を検出用電子回路の共通接地ラインに接続すると
共に、金属部材を磁気近接スイッチヘッド部のケース本
体に対し電気的絶縁状態で装着したことにある。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は磁気近接スイッチヘッド部の断面図を示し、1
は両端部を開口したヘッド部の金属製のケースである。
ケース1の内部には絶縁板2を介して金属部材3が、検
出部4を先端の検出開口部を除いて包囲するように配設
されている。
検出部4はE字状断面のポットコア5を検出コイル6か
らなり、その検出コイル6が位置する側の検出開口部に
は絶縁体である表カバー7が取付けられている。
ここで、ケース1に対して電気的に絶縁された金属部材
3は検出部4の周囲で検出コイル6に接近して取付けら
れているが、その磁気回路に影響を与えたり、検出部4
の検出感度が低下することはない。
8は検出部4と外部設置の発振回路9を接続する同軸ケ
ーブルであり、その心線と外皮シールド線10は検出部
4側において検出コイル6に接続され、さらに、外皮シ
ールド線10は金属部材3に接続されている。
一方、外部に設置された検出回路側において、同軸ケー
ブル8の心線は発振回路9に接続され、その外皮シール
ド線10は検出回路の共通接地ライン11に接続される
なお、12は発振回路9の次段回路である発振振幅弁別
回路、13はヘッド部のケース1内に充填されたエポキ
シ樹脂製の充填材、14はケース1の後端部に取付けた
樹脂製の端板である。
このように構成された磁気近接スイッチのヘッド部は、
機械装置等の上で被検出体を検出可能な位置に固定され
、同軸ケーブル8により接続された検出回路は別置のケ
ース内に収納され、回路はその共通接地ライン11によ
り接地される。
磁気近接スイッチは次のように動作する。
被検出体がヘッド部へ接近すると、検出コイルをふくむ
共振回路のQが変化して被検出体を感知し、検出回路か
ら開閉出力として導出される。
磁気近接スイッチのこのような設置状態において、検出
部4を包囲した金属部材3は外部からの電気的、磁気的
影響を遮断し、安定した検出動作を行なう。
一方、ヘッド部のケース1が金属製であって機械装置等
に直接固定されていても、共通接地ライン11に接続さ
れた同軸ケーブル8の外皮シールド線はケース1に対し
絶縁されているから、誘導電流等の異常電流ループが形
成されず、異常電流により検出回路等が破壊されること
はない。
なお、上記実施例では検出部のコアとして、遮蔽を行な
う金属部材の磁力線に対する影響を少なくするためにポ
ットコアを使用したが、他の形式のコアであっても検出
動作に影響を与えない程度であれば使用可能である。
以上のように、この考案に係る磁気近接スイッチによれ
ば、そのヘッド部の検出部を先端の検出開口部を除いて
金属部材により包囲し、金属部材をヘッド部のケースか
ら絶縁させた状態で、検出回路の共通接地ラインに接続
して構成したから、電気的、磁気的ノズルによる誤動作
を防止し、検出器の感度を低下させるこのなく安定した
動作を行ない得ると共に、誘導電流や溶接電流等の電流
ループの形成を阻止し、異常電流による検出回路の焼損
を防止することができる等の効果をもつものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は磁気近接スイ
ッチヘッド部の断面図、第2図はこのヘッド部と検出回
路の接続状態を示すブロック図である。 1・・・・・・ケース、3・・・・・・金属部材、4・
・・・・・検出部、5・・・・・・ポットコア(コア)
、6・・・・・・検出コイル、11・・・・・・共通接
地ライン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コアに検出コイルを巻装した検出部をもつヘッド部の外
    周を金属製のケースで包囲した磁気近接スイッチであっ
    て、該ケースの内側に絶縁板を介して金属部材が検出開
    口部と後端部を除いて前記検出部を包囲するように配設
    され、前記検出部に接続される同軸ケーブルの外皮シー
    ルド線を前記金属部材に接続し、該外皮シールド線の他
    端を検出回路の共通接地ラインに接続したことを特徴と
    する磁気近接スイッチ。
JP1617979U 1979-02-12 1979-02-12 磁気近接スイツチ Expired JPS594528Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1617979U JPS594528Y2 (ja) 1979-02-12 1979-02-12 磁気近接スイツチ

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JP1617979U JPS594528Y2 (ja) 1979-02-12 1979-02-12 磁気近接スイツチ

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Publication Number Publication Date
JPS55116446U JPS55116446U (ja) 1980-08-16
JPS594528Y2 true JPS594528Y2 (ja) 1984-02-09

Family

ID=33046883

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JP1617979U Expired JPS594528Y2 (ja) 1979-02-12 1979-02-12 磁気近接スイツチ

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