JPH0629903Y2 - メモリ−カ−ド用コネクタ - Google Patents

メモリ−カ−ド用コネクタ

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JPH0629903Y2
JPH0629903Y2 JP1987075112U JP7511287U JPH0629903Y2 JP H0629903 Y2 JPH0629903 Y2 JP H0629903Y2 JP 1987075112 U JP1987075112 U JP 1987075112U JP 7511287 U JP7511287 U JP 7511287U JP H0629903 Y2 JPH0629903 Y2 JP H0629903Y2
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JP
Japan
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memory card
connector
opening
external terminal
dustproof cover
Prior art date
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Application number
JP1987075112U
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JPS63186067U (ja
Inventor
栄 真鍋
康博 石川
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アンプ インコ−ポレ−テツド
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はIC回路を装備したメモリーカードの外部接続
用コネクタの改良に関するものである。
(従来の技術) 銀行のキャッシングカードやクレジットカード等にメモ
リー用の磁気ストライプを塗布したものが広く普及して
いるが、この磁気ストライプでは記憶容量が小さいた
め、さらに大容量の記憶容量をもったカードとして、超
高密回路を装備したいわゆるICカードが提案されてい
る。第1図,第2図および第8図にその例を示すよう
に、このようなメモリーカード10においては、メモリー
カード10内のRAM,ROM等のLSI11aを配した基
板11を外部の端子20に電気的に接続する必要があり、こ
のため、カードの端部に外部接続用のコネクタ12が固着
されている。このコネクタ12は、基板11を挟み込むスプ
リング状の接触脚13aを有するコンタクト13を多数備
え、このコンタクト13の前方には外部端子20のポストが
挿入される開口部14が設けられている。
(考案が解決しようとする課題) このコネクタ12の開口部14からはゴミやほこりが侵入
し、コンタクト13への接触を悪くすることがある。ま
た、この開口部14からは水も侵入するおそれがある。
また、第9図に示すように、コンタクト13′が外にはみ
出していると静電気を帯びたものを近づけたときLSI
11aに高電圧が流れてメモリーが破壊されてしまうとい
う問題がある。そこで、第1図,第2図,第8図のメモ
リーカード10では、コンタクト13をコネクタ12の奥に配
置し、指などがコンタクト13に触れないようにしてい
る。すなわち、第10図に拡大して示すようにコンタクト
13はコネクタハウジング15の中に収納されているので、
帯電した指を近づけても電荷は開口部14においてハウジ
ング15の方向へ(矢印A)放電し、回路の基板11の方へ
は流れないので問題ない。
しかしながら、例えばナイロン製のジュータン上を歩い
た時の人間の手のように高い静電気を帯びたものを開口
部14に近づけると、電荷は矢印Bのようにコンタクト13
の方へ放電して流れるおそれがある。
本考案は上記問題に鑑み、ゴミやほこりの侵入を防止す
るとともに防水効果を有し、さらに静電気によるIC回
路への障害を防止するメモリーカード用コネクタを提供
することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明によるメモリーカード用コネクタは、 外板を有するメモリーカードの中に保持されるメモリー
カード用コネクタであって、外部端子が挿入される複数
の開口部を嵌合面に有し、前記開口部と連通するキャビ
ティ内に前記外部端子と接続されるコンタクトが保持さ
れ、該コンタクトの前方には前記外部端子が挿通される
弾性シート状防塵カバーを有するメモリーカード用コネ
クタであって、 前記弾性シート状防塵カバーには、通常は閉じられてい
て前記外部端子が挿入される際、押開けられる個別のス
リットを前記開口部に対応する位置に設け、 前記開口部には挿入される前記外部端子を案内する傾斜
面を設け、前記開口部の背後には前記キャビティを横切
るように前記嵌合面と略平行に延びる、前記弾性シート
状防塵カバーが挿入されかつメモリーカードの外板によ
り覆われるスロットを設けることを特徴とするものであ
る。
(考案の作用および効果) 弾性シート状防塵カバーは、ストットの中に挿入・充填
されるので、接着等の追加の作業が不要となり、あるい
は固定するための他の追加の部品も不要となる。従って
メモリーカード用コネクタの組立が容易となり、部品点
数も少なく、コネクタの寸法も大型化しなくてよい。
さらに外部端子は開口部の傾斜面により案内され、個別
のスリットに挿入されるので、実装密度の高い端子でも
防塵カバーに当接して防塵カバーを破壊したりせず、ま
たスリットも最小でよいため、正確かつ円滑に接続する
ことができ、防塵・防水等の効果を損うことがない。
(実施例) 以下、図面により本考案の実施例を説明する。
第3図は本考案による外部接続用コネクタ(メモリーカ
ード用コネクタ)の実施例の防塵カバーを除いた状態を
示す斜視図、第4図は外部コネクタ40に挿入される方向
を示す断面図、第5図はコネクタハウジング32に防塵カ
バー33を挿入する様子を示す断面図であり、これらの図
から明らかなように、このコネクタ30は嵌合面35に設け
られた開口部31とコネクタ本体32との間に、外部コネク
タ40端子(外部端子;ポスト)41の挿入方向と直角方向
にシート状防塵カバー33を挿入して装填するためのスロ
ット34が形成され、このスロット34に弾性シート部材か
らなる防塵カバー33が装填され、この防塵カバー33が、
スロット34への装填時(第4図の状態)に外部端子41が
開口部31と一致する位置に外部端子41の貫入を許すスリ
ット(常閉スリット)33aを有している。外部端子41を
挿入する際、外部端子41は開口部31に設けた傾斜面37に
より案内されて常閉スリット33aに侵入する。
メモリーカード用コネクタ12は、第1図に示す如く外板
17により覆われるので、スロット34の中に装填された防
塵カバー33は外板17により覆われて、スロット34の中に
保持される。なお、外板を設けてコネクタ全体を保護し
ようとすること自体は通常行われていることであり、例
えば第8図でも外板がコネクタを覆っているのがよくわ
かる。
この防塵カバー33は第6図に示すように、開口部31と同
じ数だけそのそれぞれの開口部31に対応する位置に多数
の常閉スリット33aを有するもので、この常閉スリット3
3aの形は図示の実施例ではX字状になっているが、この
形は一状やT字状等の各種の形状をとり得ることは言う
までもない。
外部コネクタ40のポスト41をこの常閉スリット33aに挿
入すると、第7図に示すように防塵カバー33が弾性シー
ト部材からできているのでスリット33aはポスト41に押
されて開き、かつこのスリット33aの部分がポスト41の
表面に付着しているゴミやほこりを払拭する。
具体的なメモリーカードでは、例えばメモリーカードの
厚さが3ミリ程度のもので、コネクタ30の厚さが2.8ミ
リとしたとき、開口部31の上下,左右の間隔(ピッチ)
は1.27ミリであり、防塵カバー33の厚さはポスト41の径
と同程度の0.3ミリ程度、X字状の常閉スリット33aの1
辺の長さは0.8ミリ程度とするとよい。もちろん、これ
らの寸法は防塵カバー33の材質(例えばシリコンラバ
ー)やポスト41の太さ等によっても異なるもので、適宜
設計選択されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はメモリーカードと外端コネクタを示す斜視図、
第2図はメモリーカードに固着されるコネクタの一部
(第1図に点線で示した円内の部分)を示す拡大図、第
3図は本考案によるコネクタの一例を示す斜視図、第4
図は本考案によるコネクタを外部コネクタに挿入する様
子を示す断面図、第5図は本考案のコネクタのコネクタ
ハウジングの部分を示す断面図、第6図は本考案コネク
タに使用される防塵カバーの例を示す一部正面図、第7
図は防塵カバーの常閉スリットに外端コネクタのポスト
が挿入された状態を示す一部拡大断面図、第8図は従来
のメモリーカードの構造の一例を示す断面図、第9図は
従来の異なった形式のメモリーカードの放電の状態を示
す説明図、第10図は従来のメモリーカードのコネクタの
開口部における放電の状態を示す一部拡大断面図であ
る。 10……メモリーカード 12……外部接続用(メモリーカード用)コネクタ 13……コンタクト 17……外板 31……開口部 33……シート状防塵カバー 33a……常閉スリット(スリット) 34……スロット 35……嵌合面 37……傾斜面 41……外部端子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外板を有するメモリーカードの中に保持さ
    れるメモリーカード用コネクタであって、外部端子が挿
    入される複数の開口部を嵌合面に有し、前記開口部と連
    通するキャビティ内に前記外部端子と接続されるコンタ
    クトが保持され、該コンタクトの前方には前記外部端子
    が挿通される弾性シート状防塵カバーを有するメモリー
    カード用コネクタにおいて、 前記弾性シート状防塵カバーには、通常は閉じられてい
    て前記外部端子が挿入される際、押開けられる個別のス
    リットを前記開口部に対応する位置に設け、 前記開口部には挿入される前記外部端子を案内する傾斜
    面を設け、前記開口部の背後には前記キャビティを横切
    るように前記嵌合面と略平行に延びる、前記弾性シート
    状防塵カバーが挿入されかつメモリーカードの外板によ
    り覆われるスロットを設けることを特徴とするメモリー
    カード用コネクタ。
JP1987075112U 1987-05-19 1987-05-19 メモリ−カ−ド用コネクタ Expired - Lifetime JPH0629903Y2 (ja)

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JPS63186067U JPS63186067U (ja) 1988-11-29
JPH0629903Y2 true JPH0629903Y2 (ja) 1994-08-10

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KR101954725B1 (ko) * 2018-10-19 2019-03-06 주식회사 아이티엔조이 거래명세표 전산처리 장치

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JPS63186067U (ja) 1988-11-29

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