JPH0745658Y2 - 配管セット治具 - Google Patents

配管セット治具

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JPH0745658Y2
JPH0745658Y2 JP7984091U JP7984091U JPH0745658Y2 JP H0745658 Y2 JPH0745658 Y2 JP H0745658Y2 JP 7984091 U JP7984091 U JP 7984091U JP 7984091 U JP7984091 U JP 7984091U JP H0745658 Y2 JPH0745658 Y2 JP H0745658Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
floor panel
water supply
positioning
jig
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP7984091U
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English (en)
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JPH0527170U (ja
Inventor
俊明 加藤
文雄 内田
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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  • Domestic Plumbing Installations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、配管セット治具に関
し、特に床パネル上に給水や排水のための配管を行う場
合に管の位置決めを行うための配管セット治具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】いわゆる建築物のパネル工法において、
床部は複数の床パネルを組み合せることによって構成さ
れる。そして、建築現場における作業をより簡略化する
ため、その床部上に種々の住居用設備等を設置し、工場
段階でユニットルーム化する作業が行われている。
【0003】また、住居用設備が洗面台や防水パンなど
の場合には、床パネル上に給排水を行うための管を設置
する必要がある。
【0004】この場合、従来では、床パネル上における
管の設置位置を計測し、その位置に管を設置するように
していた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】前記従来の床パネル上
への管の設置にあっては、作業者が逐一床パネル上にお
ける管の設置位置を計測して行わなければならず、その
計測に多大な手間を要し、作業時間も長くかかってしま
うという問題があった。
【0006】特に、アパート等のユニットルームにおい
ては同一のユニットルームを多数形成するもので、その
場合に同じ管の設置位置の計測を繰り返すのではあまり
にも無駄が多いものであった。
【0007】考案の目的 本考案は、上記問題点を解決することを課題としてなさ
れたものであり、その目的は床パネル上における給排水
管の設置位置の位置決めを極めて簡単かつ迅速な動作に
よって行うことのできる配管セット治具を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案に係る配管セット治具は、建築物の床パネル
上に配管を行うに際し管の位置決めを行う配管セット治
具であって、床パネルの隣接する2つの端面に位置合わ
せされる基準位置設定部と、該基準位置設定部を位置合
わせした状態にて床パネル上面に沿って伸長するように
形成され、管を設置すべき位置で管を位置決め可能な端
面又は溝が形成された位置決め部と、を有することを特
徴とする。
【0009】
【作用】上記構成の配管セット治具によれば、基準位置
設定部を床パネルの端部に位置合わせすることによっ
て、位置決め部に形成された端面、すなわち管を当接可
能な端面或いは溝が床パネル上面の管を設置すべき位置
に位置している。上記端面又は溝は基準位置設定部を床
パネルの端部に位置合わせした状態において床パネル上
面に沿って伸長し、その端面が管の設置位置に位置する
ように形成されているので、作業者は例えば上記基準位
置設定部を床パネルの端部に当接することによって管の
設置位置を知ることができる。そして、管をその端面又
は溝に合わせて位置決めして設置することにより床パネ
ル上の正確な位置に配管を行うことができる。
【0010】このように、本考案に係る配管セット治具
によって極めて正確に給排水管の床パネル上への設置を
行うことができる。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づいて本考案の実施例につい
て詳細に説明する。
【0012】図3はバスルームなどを含むユニットルー
ムを上方から見た説明図であり、洗面台10,防水パン
12,ユニットバス14,トイレ16及び配管スペース
17がユニット化されて設置されている。
【0013】このようなユニットルームにおいて、例え
ば防水パン12の部分については、給水のための直立す
る管や排水のための管を設置する必要がある。このよう
な配管は、その管に所定の傾斜を与え、所定方向、例え
ば配管スペース17の方向へ流すように行う必要があ
る。そのため、床下ではなくユニットルームの床部を構
成する床パネル上面に配管を行い、良好な排水作用及び
給水作用を行うことができるように構成する必要があ
る。
【0014】図4は床パネル上に上記防水パン12の部
分の配管を行った例が示されている。すなわち、給水の
ための立設された給水用管18や排水のための排水用管
20等の給排水用管36が床パネル22上にセッティン
グされている。
【0015】このように、床パネル22上に配管を行っ
た場合、管が表面に露出するため、美観を損ねることの
ないよう覆い隠すためのかさ上げパネルが用いられる。
すなわち、図5に示したように床パネル22上の配管部
分に一段高くしたかさ上げパネル24を設置しこれらを
覆い隠すようにしている。このようなかさ上げパネル2
4は、その底面側に排水管20を通すような溝が形成さ
れて、その溝内に排水管20を装填した状態で取り付け
が行われる。従って、給排水管の設置は、対応する防水
パン12の位置に対応させるだけでなく、上記かさ上げ
パネル24の設置位置にも適合させる必要があり、その
ために配管セット治具を用いるようにしている。
【0016】図1(A)及び(B)は本考案の第1の実
施例及び第2の実施例をそれぞれ示している。
【0017】同図(A)の実施例では、基準位置設定部
として、床部を構成する床パネルの直交する外側端面に
それぞれ当接係止可能な係止部26a及び26bを有し
ており、更にこの係止部26a側からほぼ直交して2つ
の突出した位置決め部28a及び28bが形成されてい
る。そして、この突出した位置決め部28a及び28b
の先端部には、設置すべき管を当接させることのできる
端面30a及び30bがそれぞれ形成されている。
【0018】この端面30a及び30bは、係止部26
a及び26bを床パネルの端部に当接係止させたとき
に、床パネル上面の管の設置位置に正確に位置するよう
に形成されている。
【0019】次に、同図(B)の実施例は、その治具本
体32がプレート状に形成され、その治具本体32の直
交する端部32a,32bが床パネルの端部に位置合せ
される基準位置設定部として機能するものである。
【0020】そして、その治具本体32の所定位置には
給排水管を設置することのできる溝34が形成されてい
る。すなわち、治具本体32の端部を床パネルの端部に
位置合せして設置すると、その状態で溝34は、床パネ
ル上の給排水管の設置位置に正確に位置している。すな
わち、溝34の内周端面が管を当接させる端面として機
能するものである。
【0021】次に、図2(A)〜(C)に基づいて、上
記図1(A)に示した実施例の作用について説明する。
【0022】まず同図(A)では、複数の床パネル22
を組み合せて構成された床部の一方の直交する側端部に
係止部26a及び26bが当接されている。この状態で
位置決め部28a及び28bは床パネル上面に沿って伸
長している。ここで、端面30a及び30bは床パネル
22上に設置すべき給排水管の位置を示している。すな
わち、一方の係止部26aの当接動作によって図上10
0方向の位置が決定され、同じく係止部26bの当接動
作によって図上200方向の位置決めが行われる。これ
によって、床パネル22上における正確な給排水管の設
置位置が決定される。
【0023】そして、作業者は同図(B)に示すように
給排水管36を各端面30a及び30bにそれぞれ所定
位置を当接させるようにして設置する。これにより、給
排水管36は床パネル22上の正確な位置に設置された
こととなる。そして、この状態で給排水管36を固定金
具38(同図(C)参照)等を用いて床パネル22に固
定する作業を行う。
【0024】そして、最後に同図(C)に示すように本
実施例に係る配管セット治具を取り外して給排水管36
の設置作業が終了する。
【0025】なお、上記図1(B)に示した実施例にお
いても、図2(A)〜(C)の動作と同様に治具本体3
2を位置合せ設置して溝34の部分に給排水管36を設
置しその状態で固定金具38による固定作業を行い、最
後に治具本体32を取り外すという動作によって同様の
機能を奏することができる。
【0026】このように、上記各実施例によれば、治具
を床パネルの端部に位置合せするという動作によって自
動的に給排水管36を設置すべき床パネル22上の位置
を知ることができる。すなわち、端面30a及び30b
あるいはそのような端面を有する溝34が給排水管36
の設置位置を示しており、その位置に給排水管36を位
置させることによって正確な位置決め作業を行うことが
できる。
【0027】なお、本考案は上記各実施例に限定される
ものではなく、考案の要旨の範囲内で種々の変形を行う
ことが可能である。例えば、上記各実施例では、1個の
給排水管の設置位置のみを設定するセット治具の例を示
したが、このようなものに限られず、1つの基準位置設
定部に対し複数の給排水管の設置位置を位置決めするよ
うな端面を形成することも可能である。
【0028】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係る配管
セット治具によれば、床パネルの組合せによって床部を
構成した段階で給排水管の正確な位置決めを直ちに行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)及び(B)は本考案の第1実施例及び第
2実施例をそれぞれ示す斜視図である。
【図2】(A)、(B)及び(C)は図1(A)に示し
た実施例の作用説明図である。
【図3】床パネル上に給排水管を設置する必要のあるユ
ニットルームの例を示す説明図である。
【図4】床パネル上への給排水管の設置説明図である。
【図5】床パネル上に設置された給排水管を覆うための
かさ上げパネルの説明図である。
【符号の説明】
22 床パネル 26 係止部 28 位置決め部 30 端面 32 治具本体 34 溝 36 給排水管
MH017002

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物の床パネル上に配管を行うに際し
    管の位置決めを行う配管セット治具であって、 床パネルの隣接する2つの端面に位置合わせされる基準
    位置設定部と、 該基準位置設定部を位置合わせした状態にて床パネル上
    面に沿って伸長するように形成され、管を設置すべき位
    置で管を位置決め可能な端面又は溝が形成された位置決
    め部と、 を有することを特徴とする配管セット治具。
JP7984091U 1991-09-06 1991-09-06 配管セット治具 Expired - Lifetime JPH0745658Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7984091U JPH0745658Y2 (ja) 1991-09-06 1991-09-06 配管セット治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7984091U JPH0745658Y2 (ja) 1991-09-06 1991-09-06 配管セット治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0527170U JPH0527170U (ja) 1993-04-09
JPH0745658Y2 true JPH0745658Y2 (ja) 1995-10-18

Family

ID=13701405

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JP7984091U Expired - Lifetime JPH0745658Y2 (ja) 1991-09-06 1991-09-06 配管セット治具

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JPH0527170U (ja) 1993-04-09

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