JPH0535952U - 床かさ上げパネル - Google Patents

床かさ上げパネル

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JPH0535952U
JPH0535952U JP9255991U JP9255991U JPH0535952U JP H0535952 U JPH0535952 U JP H0535952U JP 9255991 U JP9255991 U JP 9255991U JP 9255991 U JP9255991 U JP 9255991U JP H0535952 U JPH0535952 U JP H0535952U
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JP
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floor
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frame body
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JP9255991U
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俊明 加藤
文雄 内田
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 床パネル上に行われた配管を覆い隠すための
床かさ上げパネルの製造の容易化並びに設置作業の簡略
化を達成すること。 【構成】 所定形状に組まれた外枠体13の内側でその
外枠体間に補強のために設けられる芯材15を覆い隠す
べき配管に重ならない位置でかつ配管の伸長方向に沿っ
た方向で伸長するように外枠体に固定取り付けした。こ
れによって、芯材15と配管が交差しないので、芯材1
5に配管を通すための切欠部を設ける必要がなく、正確
な位置調整の下での切欠部の形成作業を行う必要がな
い。また、ある程度余裕をもった間隔にて芯材15を設
置することができるので、床かさ上げパネル11の設置
作業も極めて簡単に行うことが可能である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建築物の床パネル上に給水や排水のための配管を行う場合にその配 管を覆い隠すための床かさ上げパネルの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
建築物のパネル工法において、床部は複数の床パネルを組み合わせることによ って構成される。そして、更にこの床部上に種々の住居用設備などを設置し、工 場段階でのユニットルーム化などの作業が行われている。このような床部上への 種々の設備の取付けにおいて、例えば洗面台や防水パンなどの取付けを行う場合 には、床パネル上に給排水を行うための管を設置する必要がある。
【0003】 図4は床パネル22上に上記防水パン12などの部分の配管を行った例が示さ れている。すなわち、給水や排水のための管が床パネル22の面上で伸長するよ うに固定取付けされている。
【0004】 このような配管を行った場合、床パネル22上に管が露出する状態となるため 、ルームの美観を損ねるおそれがある。そこで、これらを覆い隠すための床かさ 上げパネル11が床パネル22上に重ねて設置される。
【0005】 図5はこのようなかさ上げパネルの構成の一例を示す概略斜視図であり、図示 のように長方形状に組まれた外枠体13及びこの外枠体13の内側にほぼ直交す る状態で設けられた芯材15a及び15bによって枠部が形成され、その枠部の 上面にプレート材17を固定して形成されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記図5に示したような従来のかさ上げパネルの場合、外枠体 13の内側に設けられる芯材15a及び15bは、その床かさ上げパネル11内 に収納される配管を何ら考慮することなく形成されている。
【0007】 従って、床パネル22上に設置された配管に対応して芯材15aあるいは15 bに切欠部を構成し、その切欠部に配管された管を装填させつつ床かさ上げパネ ル11を設置する必要がある。
【0008】 しかし、その切込部を形成する作業は極めて面倒であり、また配管の位置は、 取り付けられる防水パンなどの位置によって正確に位置決めされなければならず 、移動させることが困難である。
【0009】 従って、その切込部の形成にあたっては、その位置を正確に調整して行う必要 があり、その作業は極めて煩雑なものとなり、床部構築の迅速性を妨げるという 問題があった。
【0010】 本考案は、上記問題点を解決することを課題としてなされたものであり、その 目的は床パネル上の配管を覆いつつ、簡単に適正位置に設置することのできる床 かさ上げパネルを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案に係る床かさ上げパネルは、所定の平面輪郭 形状を構成するように組まれた外枠体と、該外枠体の内側でその外枠体間に固定 取付けされ外枠体の補強を行う芯材と、前記外枠体の上面に固定されたプレート 材とを有し、建築物の床パネル上に配管された管を覆い隠すため床パネル上に重 ねて設置される床かさ上げパネルにおいて、前記芯材は、前記配管の伸長方向に 沿った方向でかつ配管と非交差状態で固定取付けされたことを特徴とする。
【0012】
【作用】
上記構成の床かさ上げパネルによれば、外枠体を補強するための芯材は、床パ ネル上に設置される配管の伸長する方向で、かつ配管と重複しないように取り付 けられる。
【0013】 従って、配管の設置されている部分について管を通すための芯材に切欠部を形 成する必要がなく、床かさ上げパネルの取付けは極めて容易なものとなる。
【0014】 すなわち、床パネル上に設置される配管の位置は予め予測されるので、その部 分を除外した位置で、かつ配管の伸長方向に沿った方向で芯材を取り付けておく ことによって、外枠体の部分にのみ管を通過させる切欠部を形成すればそのまま 床かさ上げパネルを設置することができる。
【0015】 これによって、配管の行われる床パネル部分の床部の構築を簡単かつ迅速に行 うことができる。
【0016】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0017】 図3はバスルームなどを含むユニットルームを上方から見た説明図であり、洗 面台10、防水パン12、ユニットバス14及びトイレ16などがユニット化さ れて設置されている。
【0018】 このようなユニットルームにおいて、例えば防水パン12の部分やトイレ16 の部分については給水用の管や排水用の管を設置する必要があるが、このような 配管は、その管に所定の傾斜を与え、所定方向、例えばユニットバス14の方向 へ水を流すように行う必要がある。従って、高低差を得るため、床下ではなくユ ニットルームの床部を構成する床パネル上面に配管を行い、良好な排水作用及び 給水作用を確保することが行われる。
【0019】 図1は、本考案の実施例の構成を示す説明図であり、前記床パネル上面の配管 を覆うために床かさ上げパネルを用いるもので、床かさ上げパネル11のプレー ト材17の非装着側から見た概略平面図が示されている。
【0020】 本図では、床パネル22上への配管に対応する床かさ上げパネル11の構成例 が示されており、3個の床かさ上げパネル11a〜11cを結合することによっ てその床かさ上げ部分を構成している。
【0021】 図示のように床かさ上げパネル11a及び11cが設置される床パネル22上 には、排水管24、26や給水管28が設置されており、これらは図上矢印10 0方向、すなわち床かさ上げパネル11の長辺側の伸長方向とほぼ同一方向に伸 長するように設置されている。
【0022】 すなわち、各床かさ上げパネル11の芯材15は、その床かさ上げパネル11 の長辺方向とほぼ平行に伸長するように取り付けられ、かつ、各給排水管24、 26及び28と重複しないように取り付けられている。従って、各芯材15には 給排水管を通すための切欠部を何ら形成する必要がない。給排水管を外部へ引き 出すために外枠体13の部分に所定の切欠部13aを形成するのみで足り、正確 な位置決め作業を要する切欠部の形成を芯材15に関しては全く行う必要がない 。
【0023】 図2は、このようにして構成した床かさ上げパネル11を床パネル22上に設 置した状態が示されており、上記のような簡単な設置作業により床パネル22上 に配置された配管を覆い隠すことができる。
【0024】 なお、本考案は、上記実施例のような構成に限定されるものではなく、考案の 要旨の範囲内で種々の変形が可能である。
【0025】 例えば、芯材15の取り付ける伸長方向は、その床かさ上げパネル11の設置 されるべき箇所の配管の伸長方向によって種々変更されるものであり、例えば図 1の実施例において各床かさ上げパネル11a〜11cの短辺方向に配管が伸長 するような場合には、図1の例とは異なり、芯材15も同じく短辺方向に伸長す るように取り付けられることとなる。また、それぞれの芯材の取付け位置は相応 する配管に合わせて種々その間隔が調整されるものである。
【0026】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る床かさ上げパネルによれば、覆い隠すべき 配管に重ならない位置でかつ配管の伸長方向に沿った方向に芯材が形成されてい るので、各芯材に配管を通すための切欠部の構成を行う必要がなく、その製造を 極めて簡単に行うことができ、かつ設置時においても微妙な位置調整を行うこと なく簡単に設置することができる。
【0027】 これにより、床パネルを用いた床部の構築の迅速性を向上させることができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の構成を示す説明図である。
【図2】実施例に係る床かさ上げパネルの設置された状
態を示す概略斜視図である。
【図3】床パネル上に配管するユニットルームの説明図
である。
【図4】床パネル上への配管の一例を示す概略斜視図で
ある。
【図5】従来の床かさ上げパネルの構成の一例を示す概
略斜視図である。
【符号の説明】
11 床かさ上げパネル 13 外枠体 15 芯材 17 プレート材 24,26 排水管 28 給水管
MH017502

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の平面輪郭形状を構成するように組
    まれた外枠体と、 該外枠体の内側でその外枠体間に固定取付けされ外枠体
    の補強を行う芯材と、 前記外枠体の上面に固定されたプレート材とを有し、 建築物の床パネル上に配管された管を覆い隠すため床パ
    ネル上に重ねて設置される床かさ上げパネルにおいて、 前記芯材は、前記配管の伸長方向に沿った方向でかつ配
    管と非交差状態で固定取付けされたことを特徴とする床
    かさ上げパネル。
JP1991092559U 1991-10-15 1991-10-15 床配管構造 Expired - Lifetime JP2543026Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1991092559U JP2543026Y2 (ja) 1991-10-15 1991-10-15 床配管構造

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0535952U true JPH0535952U (ja) 1993-05-18
JP2543026Y2 JP2543026Y2 (ja) 1997-08-06

Family

ID=14057782

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5756859U (ja) * 1980-09-20 1982-04-03
JPS60116934A (ja) * 1983-10-24 1985-06-24 フイヒテル・アンド・ザツクス・インダストリ−ズ・インコ−ポレイテツド 長さ調節可能な支持コラム及びこの支持コラム用の支えスリ−ブと空気ばねとから成るユニツト
JPS61194058U (ja) * 1985-05-27 1986-12-03

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS61194058U (ja) * 1985-05-27 1986-12-03

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