JPH074552Y2 - 塗膜検査用カッターガイド - Google Patents

塗膜検査用カッターガイド

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JPH074552Y2
JPH074552Y2 JP1988064874U JP6487488U JPH074552Y2 JP H074552 Y2 JPH074552 Y2 JP H074552Y2 JP 1988064874 U JP1988064874 U JP 1988064874U JP 6487488 U JP6487488 U JP 6487488U JP H074552 Y2 JPH074552 Y2 JP H074552Y2
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JP
Japan
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cutter guide
coating film
coating
cutter
bent
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JP1988064874U
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English (en)
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JPH01167646U (ja
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隆吉 次原
正治 奥村
潔 遠藤
昇司 伊藤
一郎 内林
信一 泉屋
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Toa Corp
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Toa Corp
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、機器表面に塗装した塗膜面の状態を検査す
るために使用される塗膜検査用カッターガイドに関する
ものである。
[従来の技術] 従来、第5図に示す通り、この種の検査器具として、カ
ッターナイフ1の刃先を、カッターガイド1の平行線状
のスリット孔2に差し込んで引き切って、機器の塗膜表
面に碁盤目状の切り傷をつけ、塗面に現われた基板目状
傷の状態を目視判定評価する様にしたものがあった(例
えば、実願昭57-64863号マイクロフィルム参照)。
そして、塗膜面5が屈曲している場合には、第6図
(a)に示すようにカッターガイド1の押え部3を指で
屈曲した塗膜面5に押さえつけるようにすれば、スリッ
ト孔2は屈曲した塗膜面5に密着するので、屈曲した塗
膜面5に対しても平行な切傷を付けることができる。塗
膜面5に碁盤目状の切傷を付けるには、このカッターガ
イド1で平行な切傷を付けた後、このカッターガイド1
を90°回転させて、さらに切傷を付ける必要がある。
[考案が解決しようとする課題] ところが、塗膜面5が屈曲している場合、その屈曲状態
によってはカッターガイド1を90°回転させて押え部3
を押さえつけても、スリット孔2が屈曲した塗膜面5に
密着できない場合がある。
例えば、第6図のような筒状体の表面に碁盤目状の切傷
を付けようとすれば、まず最初に第6図(a)のような
方向にカッターガイド1を筒状体に当てて押え部3を指
等で押さえつけ、平行な切傷を付ける。
次に、カッターガイド1を90°回転させて、第6図
(b)に示すような方向にして筒状体に当てて押え部3
を押さえつけても、カッターガイド1の両側端部4が筒
状体表面から浮き上がってしまい、カッターガイド1が
安定せず、スリット孔2を筒状体表面に密着させること
ができない。このため、正確な碁盤目状の切傷をつける
ことが困難となる。
そこで、この考案は前記従来の問題点を解決するために
なされたものであり、屈曲した塗膜面5に対しても正確
な碁盤目状の切傷を付けることができるような塗膜検査
用カッターガイドを提供することを目的とする。
[課題を達成するための手段] 前述の目的を達成するために、この考案に係る塗膜検査
用カッターガイドは、屈曲可能な薄板で形成され、少な
くとも一対の押え部および少なくとも一対の位置決め部
を有し、一対の位置決め部を結ぶ直線と略45°の角度を
なすスリット孔を複数本平行に設けたことを特徴として
いる。
[作用] この様に構成されており、このカッターガイドの押え部
をを屈曲した塗膜面に押さえつけて位置決め部に従って
屈曲した塗膜面に印を付け、平行な切傷を付けた後、こ
のカッターガイドを裏返し、屈曲した塗膜面に付けた印
に位置決め部を一致させる。すると、スリット孔は切傷
に対して略90°の角度をなす。よって、このスリット孔
に沿って切傷を付けると碁盤目状の切傷を付けることが
できる。
このように、カッターガイドを90°回転させる必要がな
いので、屈曲した塗膜面に対して安定にカッターガイド
を密着させることのできる方向が一つでもあれば、正確
な碁盤目状の切傷を付けることができる。
[実施例] 次に、この発明の一実施例を第1図乃至第3図に基づい
て説明する。
先ず、塗装検査器10は、カッターナイフの複数枚の刃11
が一端部に於いて共通の軸12でほぼ等間隔平行に連結さ
れ、この連結された刃11の各々が相互間隔を一定に保つ
スペーサ14と互い違いに組み合わされて、それ等の刃先
15が前方斜め下方に突き出す様収容ケース13に収容さ
れ、この収容ケース13に対し開閉可能に蓋ケース18が軸
16で結合され、この蓋ケース18に複数枚の刃11を上方か
ら同時に押し付ける押し付け部17が設けられて成ってい
る。
塗装検査器10は、第1図に示す様に、複数の平行スリッ
ト孔19が規定の間隔で形成されたカッターガイド20と組
み合わせて使用される。このカッターガイド20は、全体
が一枚の薄い金属板例えばゲージ鋼で形成されており、
折り曲げ可能なので、機器の塗膜面が曲面であっても、
塗膜検査に適用し得る様になっている。
このカッターガイド20は、屈曲可能な薄板で全体がカー
ド状一体に形成されており、その材質は、ステンレス・
スチール、プラスティックなど刃先により傷を付けられ
にくく、弾力性のあるものであれば良い。
カッターガイド20には一対の押え部30が設けられてお
り、この押え部30には位置決め用の一対の開口21が設け
られている。また、カッターガイド20の両側端部には位
置決め用のV字状の切り込み22が二対設けられている。
そして、第3図に示すようにカッターガイド20に設けら
れた複数の平行なスリット孔19は、位置決め用の開口21
を結ぶ直線や、切り込み22を結ぶ直線と略45°の角度を
なすように設けられている。
そして、極めて細いスリット孔19の形成には、レーザ・
カット、化学薬品による腐食などの技術が使用される。
金型による押し抜きは、細孔である為不向きである。
蓋ケース18の押し付け部17は、ゴム製で或るいはスポン
ジ製で比較的柔軟な軟質弾性体23と硬質弾性体24とが二
層に貼り合わせられている。これはアブソーバ又はクッ
ションの役目を果たし、複数枚の刃11に対する押し付け
力が一様になるよう相互間のバラツキを吸収調整する。
収容ケース13のフレームには、刃11の連結軸12の両端部
を嵌め合わすU字状の切り欠き25が、後ろ上がりの傾斜
面に沿って段差状に連続して設けられている。連結軸12
の両端を掛け止める切り欠き26を選択変更すれば、刃11
をケース内に収容したり、刃先15の突き出し長さを調節
したりされる。
また、収容ケース13の底部には、前後左右に4個のロー
ラ25が回転可能に取り付けられている。塗装検査器10を
塗膜面に強く押し付けて引っ張っても、スムーズに動か
すためのころとして働く。
屈曲した塗膜面5に碁盤状の切傷をつけるときは、ま
ず、カッターガイド20を屈曲した塗膜面5に対して安定
に、かつ、密着して当てがうことのできる方向をさが
し、このような方向が見つかればカッターガイド20をこ
の方向にして塗膜面5に当てる。そして、押え部30を指
等で屈曲した塗膜面5に押え付けるようにすることによ
ってスリット孔19を屈曲した塗膜面5に密着させ、位置
決め用の開口21または切り込み22に従って屈曲した塗膜
面5に印を付ける。そして、塗装検査器10を使ってスリ
ット孔19に沿った複数の平行な切傷を塗膜面5に付け
る。
次に、カッターガイド20を裏返し、屈曲した塗膜面5に
付けた印に位置決め用の開口21または切り込み22が重な
るようにしてカッターガイド20を屈曲した塗膜面5に密
着させる。すると、最初に塗膜面5に付けた切傷に対し
てスリット孔19が略90°の角度をなすこととなる。これ
によって碁盤目状の切傷を塗膜面5に付けることができ
る。
このように、屈曲した塗膜面5に対してカッターガイド
20を安定して密着できる方向が一つでも見つかれば、屈
曲した塗膜面5に正確な碁盤目状の切傷を付けることが
できる。
[考案の効果] 上述のように、この考案によれば機器塗膜面5の検査を
するに当たり、塗膜面5が屈曲していても正確な碁盤目
状の切傷を付けることができるという、実用上顕著な効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を実施した塗装検査器とカッターガイ
ドの組み合わせ使用状態を示す斜視図、第2図は同じく
塗装検査器の分解斜視図、第3図はカッターガイドのス
リット孔の角度を示す図、第4図はカッターガイドの使
用状態を示す斜視図、第5図は従来のカッターガイドを
示す図、第6図は従来のカッターガイドの使用状態を示
す図である。 10……塗装検査器、11……カッターナイフの刃、12……
連結軸、13……収容ケース、14……スペーサ、15……刃
先、16……開閉軸、17……押し付け部、18……蓋ケー
ス、19……スリット孔、20……カッターガイド、21……
開口、22……切り込み、23・24……弾性体、25……ロー
ラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 内林 一郎 兵庫県神戸市兵庫区下沢通5丁目1番8号 東亞特殊電機株式会社内 (72)考案者 泉屋 信一 兵庫県神戸市兵庫区下沢通5丁目1番8号 東亞特殊電機株式会社内 審査官 鹿股 俊雄 (56)参考文献 実開 昭58−167448(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】屈曲可能な薄板で形成され、少なくとも一
    対の押え部および少なくとも一対の位置決め部を有し、
    一対の位置決め部を結ぶ直線と略45°の角度をなすスリ
    ット孔を複数本平行に設けたことを特徴とする塗膜検査
    用カッターガイド。
JP1988064874U 1988-05-16 1988-05-16 塗膜検査用カッターガイド Expired - Lifetime JPH074552Y2 (ja)

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JP1988064874U JPH074552Y2 (ja) 1988-05-16 1988-05-16 塗膜検査用カッターガイド

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JP1988064874U JPH074552Y2 (ja) 1988-05-16 1988-05-16 塗膜検査用カッターガイド

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JPH01167646U JPH01167646U (ja) 1989-11-24
JPH074552Y2 true JPH074552Y2 (ja) 1995-02-01

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ID=31290326

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JP1988064874U Expired - Lifetime JPH074552Y2 (ja) 1988-05-16 1988-05-16 塗膜検査用カッターガイド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58167448U (ja) * 1982-04-30 1983-11-08 ソニー株式会社 碁盤目カツタ−ガイド

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JPH01167646U (ja) 1989-11-24

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