JPH0351116Y2 - - Google Patents

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JPH0351116Y2
JPH0351116Y2 JP1986173379U JP17337986U JPH0351116Y2 JP H0351116 Y2 JPH0351116 Y2 JP H0351116Y2 JP 1986173379 U JP1986173379 U JP 1986173379U JP 17337986 U JP17337986 U JP 17337986U JP H0351116 Y2 JPH0351116 Y2 JP H0351116Y2
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fixed
blade
rotary
fixed blade
plate
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JP1986173379U
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JPS6379194U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 産業上の利用分野 本考案はロール紙のような長尺のシートを切断
するもので、特にフアクシミリに内蔵し、装填し
たロール紙を所要の長さに切断するに適したもの
である。
従来の技術 回転刃、固定刃双方の刃先を真直とし、かつ、
双方の刃先線をシヤー角を有するごとく交差して
配置した回転式カツター装置は、特公昭29−6849
号等に示され、刃先の加工が直線状で簡単である
という特徴がある。同公報には、回転刃は大型の
ホルダーに固着され、固定刃はその刃先が常に回
転刃の刃先に圧接し、歯噛みしないようにコイル
ばねで付勢されたものが示されている。近年は、
事務機器の軽薄化の要請から、ホルダーおよびコ
イルばねを使用しないものが考案されている。
第4図に示すのは、従来最も普通に使用されて
いるこの種の回転式カツター装置20である。こ
の回転式カツター装置は、切り始め側側板24、
切り終り側側板21、固定刃25、回転刃26か
ら成る。シヤーシーやホルダーを有しないから固
定刃25および回転刃26はやや頑丈に作られて
いる。また、側板21,24の先端はY字状に枝
分かれしており、特に切り終り側側板21は枝2
2,23に顕著に枝分かれし、枝22には固定刃
25が固定され、枝23には回転刃26が軸着さ
れている。双方の刃はこれら枝の弾性により常に
相互に圧接され、歯噛みしないのである。固定刃
を取付けるためのビス穴は、やや大きなばか穴と
なつており、固定刃の位置を正確に調節した後ビ
スで堅固に締め付け固定する。
考案が解決しようとする問題点 カツター装置20は、固定刃25および回転刃
26をやや頑丈にしなければならず、硬金属を肉
厚に切削して製作されるため、材料費、製造手間
とも相当なコストとなつていた。また、組立に際
しては、固定刃25を極めて正確な位置に固定し
ないと歯噛み、または不切断域を生じ易いため、
慎重に行わざるを得ず、生産性もやや悪かつた。
また、今日では更に軽薄化の要請が強くなつてい
る。
本考案は、上記問題点を解決し、更に軽薄化、
コスト減、生産性向上を実現する回転式カツター
装置を提供するためになされたものである。
考案の構成 問題点を解決するための手段 本考案は、回転刃、固定刃双方の刃先を真直と
し、かつ、双方の刃先をシヤー角を有するごとく
交差して配置した回転式カツター装置において、
板状の中央部2とその両側から起立する側板部3
4から成るシヤーシー1と、金属板を折り曲げ断
面〓状とし下板部9aをシヤーシー中央部2上に
固着した固定刃ホルダー9と、固定刃ホルダー9
の斜板部9bに固着された固定刃11と、金属板
の一側方を管状に丸め他側方は平板状として断面
P字状に形成され管状部12aで軸14を抱持し
シヤーシー1の側板部3,4に軸着された回転刃
ホルダー12と、回転刃ホルダー12の平板部1
2bに固着された回転刃15とから成ることを特
徴とする回転式カツター装置である。
作 用 固定刃10、回転刃15共ホルダーを設けたた
め極めて薄くすることができる。
固定刃ホルダー9は、金属板を折り曲げ断面〓
状としたため大変軽く、弾性と強度の双方を有す
る。すなわち、下板部9aおよび上板部9Cは固
定刃10の曲がりを防ぎ強度を保つ働きをし、斜
板部9bは固定刃10に作用する圧接力により下
板部9aとの角度が変化するごとき弾性変形を
し、これにより固定刃10はその刃先が常に回転
刃の刃先に圧接し、歯噛みすることがないのであ
る。
また、上板部9Cは紙ガイドの働きを兼ねる。固
定刃ホルダー9は下板部9aでシヤーシー1に固
着されるので、切断の際に固定刃中央部に有害な
しなりを生じず切り損じのおそれがない。
回転刃ホルダー12は、最も機能的な、かつ計
量化された形状、すなわち断面P字状に形成され
ている。管状部12aは軸14を抱持し、かつ、
ホルダーの断面二次モーメントを高めて剛性を確
保している。
シヤーシー1、固定刃ホルダー9、固定刃1
0、回転刃ホルダー12、回転刃15すべて板金
により、即ち、板材を切断、曲げることにより製
作することができるので、容易、安価に製造でき
る。
また、これら板材は弾性変形しやすいから、固定
刃と回転刃が歯噛みする恐れが少なく、組立に際
して、従来ほど双方の刃物の位置関係に神経を使
う必要が無い。
実施例 第1図〜第3図は本考案の実施例たる回転式カ
ツター装置に関し、第1図は分解斜視図、第2図
は断面図、第3図は固定刃と回転刃の位置関係を
示す説明図である。
シヤーシー1はSECC×1.6tの板金製で、板状
の中央部2とその両側から起立する側板部3,4
および中央部側方に起立する補強部8から成る。
補強部は必要に応じて設けられる。側板部3,4
には回転刃ホルダー12を軸着する孔5,6が、
切り始め側の側板部3には回転刃ホルダー12の
駆動片13を突出させる窓7が設けられている。
固定刃ホルダー9はSWPA×0.2tの板金製で、
下板部9a、斜板部9b、上板部9Cが断面〓状
に形成され、下板部9aはスポツト溶接によりシ
ヤーシー1に固定されている。固定方法はビス止
め、接着でもよい。斜板部9bの角度は、切り始
め側の回転刃の軌跡円に接する程度が良い。
固定刃10はSKS×1.0tの板金材でスポツト溶
接により固定刃ホルダー9の斜板部9bに固定さ
れている。固定刃10の切り始め側には、案内片
11が一体に形成され、切り始めの際の歯噛みを
防止している。
回転刃ホルダー12はSECC×1.9tの板金製で、
金属板の一側方を管状に丸めた管状部12aと他
側方の平板部12bにより断面P字状に形成され
管状部12aの両端には軸14を挿入して接着に
より固定している。軸14はシヤーシー1の側板
3,4の孔5,6に軸着されている。回転刃ホル
ダー12の切り始め側には駆動片13が一体に形
成され、これは側板3の窓7から外側に突出し、
フアクシミリ等の駆動系に連結され、これにより
回転刃が作動する。
回転刃15はSKS×1.0tの板金材でスポツト溶
接により回転刃ホルダー12の平板部12bに固
定されている。
回転刃と固定刃の位置関係は第3図に示す。固
定刃10は回転刃15の回転軸に対して交差して
配置され、固定刃の切り始め側端部10aおよび
切り終り側端部10Cは回転刃の軌跡円Rにほぼ
接し、中央部10bは内側に干渉してる。ただ
し、主に固定刃ホルダー9および案内片11の作
用により、固定刃の切り始め側端部10aおよび
切り終り側端部10Cは軌跡円Rより多少内側に
干渉していても差支えなく、組立を容易に行い得
る。
考案の効果 本考案の回転式カツター装置は、各部材が板材
から適宣形状に加工されるものであり、小型軽量
にして十分機能を果たすことがでる。板金加工で
あるから、部品の加工が容易であることはもちろ
んであるが、ホルダーおよび刃の弾性により、組
立の際の刃の位置関係に従来ほどの精度を必要と
しないため生産効率が良く、安価に製造すること
ができる。
また、小型軽量化したにもかかわらず、切断の
際に固定刃中央部に有害なしなりを生じないから
切り損じのおそれがない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の実施例たる回転式カ
ツター装置に関し、第1図は分解斜視図、第2図
は断面図、第3図は固定刃と回転刃の位置関係を
示す説明図である。第4図は従来の回転式カツタ
ー装置の斜視図である。 1……シヤーシー、2……中央部、3……側板
部、4……側板部、5……孔、6……孔7……
窓、8……補強部、9……固定刃ホルダー、10
……固定刃、11……案内片、12……回転刃ホ
ルダー、13……駆動片、14……軸、15……
回転刃、20……回転式カツター装置、21……
側板、22……枝、23……枝、24……側板、
25……固定刃、26……回転刃。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転刃、固定刃双方の刃先を真直とし、かつ、
    双方の刃先線をシヤー角を有するごとく交差して
    配置した回転式カツター装置において、板状の中
    央部2とその両側から起立する側板部3,4から
    成るシヤーシー1と、金属板を折り曲げ断面〓状
    とし下板部9aをシヤーシー中央部2上に固着し
    た固定刃ホルダー9と、固定刃ホルダー9の斜板
    部9bに固着された固定刃11と、金属板の一側
    方を管状に丸め他側方は平板状として断面P字状
    に形成され管状部12aで軸14を抱持しシヤー
    シー1の側板部3,4に軸着された回転刃ホルダ
    ー12と、回転刃ホルダー12の平板部12bに
    固着された回転刃15とから成ることを特徴とす
    る回転式カツター装置。
JP1986173379U 1986-11-13 1986-11-13 Expired JPH0351116Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986173379U JPH0351116Y2 (ja) 1986-11-13 1986-11-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986173379U JPH0351116Y2 (ja) 1986-11-13 1986-11-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6379194U JPS6379194U (ja) 1988-05-25
JPH0351116Y2 true JPH0351116Y2 (ja) 1991-10-31

Family

ID=31110786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986173379U Expired JPH0351116Y2 (ja) 1986-11-13 1986-11-13

Country Status (1)

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JP (1) JPH0351116Y2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59143695U (ja) * 1983-03-14 1984-09-26 東洋刃物株式会社 切断装置
JPS60103692U (ja) * 1983-12-19 1985-07-15 株式会社リコー 切断装置
JPS61148590U (ja) * 1985-03-06 1986-09-12
JPS61154694U (ja) * 1985-03-16 1986-09-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6379194U (ja) 1988-05-25

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