JPH0446713Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0446713Y2
JPH0446713Y2 JP9508888U JP9508888U JPH0446713Y2 JP H0446713 Y2 JPH0446713 Y2 JP H0446713Y2 JP 9508888 U JP9508888 U JP 9508888U JP 9508888 U JP9508888 U JP 9508888U JP H0446713 Y2 JPH0446713 Y2 JP H0446713Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter
blade
piece
cutting
edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9508888U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0218379U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9508888U priority Critical patent/JPH0446713Y2/ja
Publication of JPH0218379U publication Critical patent/JPH0218379U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0446713Y2 publication Critical patent/JPH0446713Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Knives (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、シート状部材、特に厚手のプラスチ
ツクフイルムの帯状材等の切断に使用するハンド
カツタに関する。
[従来の技術] 従来シート状部材の切断、例えばプラスチツク
フイルム製袋の開封等に使用するハンドカツタに
は、例えば、第7図に示すように、一辺にV字形
切込み23を有する2枚の各形板材21の間に、
刃先をV字形の切込み部分に露出するように刃片
22を挟み込み、一体化したものなどが知られて
いる。
[考案が解決しようとする問題] 前述のような従来のハンドカツタは、シート状
部材の切断に使用でき、便利であるが、手にもつ
てカツタを移動させるため、シート状部材に対す
る刃片の傾きは不足であり、そのためシート状部
材に対して刃片がほぼ直角をなして当切すると、
切断抵抗が大きくなつて切断しにくく、またガイ
ドするものがないため切断方向も不定で直線状に
はならず、さらに切断されたシート状部材の切断
端部がハンドカツタ本体をなす板材部分にひつか
かるため抵抗を生じ、切断の継続に支障をきたし
易かつた。
[課題を解決するための手段] 本考案は、従来技術の前述の如き課題を解決
し、特に厚手のプラスチツクフイルムの帯状材の
良好な切断を簡易に行えるようにしたもので、本
考案のハンドカツタの構成を実施例に対応する第
1〜5図を用いて説明すると、僅かな間隙3を隔
てて互いに平行する対向端面を有する左右の厚手
平板状刃物支持体1,2と、該刃物支持体1,2
の対向端面の厚み方向中間部間に橋絡状に支持さ
れた板状刃物片4とからなり、前記刃物片4の前
後の少なくとも一方の端縁に切刃5を設け、左右
の刃物支持体1,2の前記対向端面にはそれぞれ
刃物片4の面に対してほぼ45度の傾斜をなす斜面
6を表裏に平行して設けたものである。
[作用] 本考案は以上のような構成を有しているので、
シート状部材を支持した直角状端縁に左右の刃物
支持体の裏面側の両斜面を当接し、端縁より延出
したシート状部材を横切るように本考案のハンド
カツタを直角状端縁に沿つて動かせば、端縁をガ
イドとしてハンドカツタは刃物片を端縁の支持面
に対して約45°傾けた安定した状態で動き、きわ
めて容易にシート状部材の切断加工を行なうこと
ができる。
[実施例] 本考案のハンドカツタの実施例を図面に基づい
て説明すると、第1図は正面図、第2図は平面図
で、本考案は僅かな間隙3を隔てて、厚手平板状
の刃物支持体1,2を有し両刃物支持体1,2の
間を板状刃物片4が橋絡状に連結する。本実施例
においては、刃物支持体1,2はそれぞれ雄型刃
物支持片1A,2Aと雌型刃物支持片1B,2B
とから構成され、第1図に示すように、雌雄の各
片が間隙3を中心にして点対称をなし、上下が逆
になつて、前記刃物片4の両側部を挟持してい
る。雄型刃物支持片1A,2Aは、、第3図に示
すように、底部8を有する中空円筒状突部7を大
端部内側に有し、小端部には段付穴13を有し、
中間部内側に2つの柱状凹部11を、外側の間隙
側端片に45°の傾斜をなす斜面6をそれぞれ有し
ている。
また、雌型刃物支持片1B,2Bは、第4図に
示すように、大端部に丸穴9を、小端部に小穴1
4をそれぞれ有し、又内側に2つの柱状凸部12
を、外側の間隙側端辺に45°の傾斜をなす斜面6
を有している。
さらに、刃物片4は、第5図に示すように、4
個の孔15と、少なくとも一方の端縁に切刃5と
を有している。そして、雌雄の各刃物支持片はそ
の間に刃物片4を挟んで重ね合わされ、第1、2
図のように各斜面6を表裏に平行に対向させて構
成される。その際、雄型刃物支持片1A,2Aの
円筒状突部7は雌型刃物支持片1B,2Bの丸穴
9に嵌入し、また支持片1B,2Bの凸部12は
刃物片4の孔15を通つて支持片1A,2Aの凹
部11にそれぞれ嵌入し、さらに、タツピンネジ
(タツピングスクリユー)20が支持片1A,2
Aの段付穴13に挿入され、支持片1B,2Bの
小穴14に螺入される。
以上のようにして、雌雄の刃物支持片1A,1
B,2A,2Bと刃物片4が一体化され、本考案
のハンドカツタが構成される。
なお、前記丸穴9の周縁に係合凹部を設け、円
筒状凸部7の円筒状周壁の一部を前記係合凹部に
係合する爪状先端を有する独立弾性爪片として構
成し、突部7と丸穴9の嵌合時に爪片の爪状先端
を係合凹部に係合させて容易に外れ難いものにす
ると有利である。
また、刃物片4の切刃5は図示のように一端縁
のみでなく、両端縁に設けてもよいものである。
本実施例のハンドカツタは、このように構成さ
れているので、表裏の互いに平行する斜面6,6
によつて形成されるV溝が90°の角度をなし、例
えば第6図に示すフイルムロール17を収容する
箱16からフイルム18を引き出し、箱16の上
端のほぼ直角をなす外側端縁19に、切刃5をフ
イルム側に向けてV溝を形成するハンドカツタの
斜面6,6を当接し、前記外側端縁19をガイド
としてフイルム18を横断する方向にハンドカツ
タを摺動させれば、フイルム18を切刃5によつ
て45°の傾斜をなして容易に切断することができ
る。
[考案の効果] 本考案は、以上のような構成と作用を有してい
るので、フイルム18のようなやや厚手のシート
状部材を箱16の上端の外側端縁19のような直
角状端縁に支持し、その端縁に本考案のハンドカ
ツタのいずれか一方の面のほぼ90°のV溝をなす
斜面6,6を当接し、前記端縁をガイドとしてカ
ツタを移動させ、間隙3に露出する切刃5によつ
てシート状部材を正確に切断することができる。
しかも、本考案では切刃5がシート状部材に対し
て45°の傾斜をなして切込み、かつ間隙3の部分
には刃物片4が存在するのみであるので、切断抵
抗が少なく、きわめて楽に切断加工を行うことが
できる。
なお、前記実施例のように構成すれば、第2図
において右側の刃物支持体2の円筒状突部7の中
空部によつて生じる従来の上面の凹みに右手親指
を係止し、刃物支持体2を右手で把持して作業を
すれば、切断作業を簡易に行えるとともに、切刃
5の切れ味が悪くなつたときには、タツピンネジ
20を外すことによつて全体を分解し、刃物片4
の新品との交換、或は両側に切刃5がある場合の
刃物片4の方向変換を容易に行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の正面図、第2図は
同平面図、第3図は雄型刃物支持片の内側を示す
平面図、方4図は雌型刃物支持片の内側を示す平
面図、第5図は板状刃物片の平面図、第6図は本
考案の使用説明断面図、第7図は従来のハンドカ
ツタの平面図である。 1,2……刃物支持体、3……間隙、4……刃
物片、5……切刃、6……斜面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 僅かな間隙を隔てて互いに平行する対向端面を
    有する左右の厚手平板状刃物支持体と、該刃物支
    持体の対向端面の厚み方向中間部間に橋絡状に支
    持された板状刃物片とからなり、前記刃物片の前
    後の少なくとも一方の端縁に切刃を設け、左右の
    刃物支持体の前記対向端面にはそれぞれ刃物片の
    面に対してほぼ45度の傾斜をなす斜面を表裏に平
    行して設けたことを特徴とするハンドカツタ。
JP9508888U 1988-07-20 1988-07-20 Expired JPH0446713Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9508888U JPH0446713Y2 (ja) 1988-07-20 1988-07-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9508888U JPH0446713Y2 (ja) 1988-07-20 1988-07-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0218379U JPH0218379U (ja) 1990-02-07
JPH0446713Y2 true JPH0446713Y2 (ja) 1992-11-04

Family

ID=31319706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9508888U Expired JPH0446713Y2 (ja) 1988-07-20 1988-07-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0446713Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0218379U (ja) 1990-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4495697A (en) Plasterboard trimming tool
GB2029696A (en) Electric shaver bracket
US4250619A (en) Pinking scissors with replaceable blades
JPH0446713Y2 (ja)
CA1079052A (en) Cutting tool
JPS61170473U (ja)
US4870756A (en) Strip cutter
JPS6330386Y2 (ja)
KR940005957Y1 (ko) 종이 캇터가 형성된 자
JPS6339011Y2 (ja)
JPH074552Y2 (ja) 塗膜検査用カッターガイド
KR102102598B1 (ko) 커터
US6412178B1 (en) Wallpaper cutting tool for corners
JP3346681B2 (ja) 切断具
JPS62874Y2 (ja)
JPH0657Y2 (ja) カッターの刃の結合体、カッターの刃及びその刃を用いたカッターナイフ
JPH0339202Y2 (ja)
JPH0610944Y2 (ja) 空き缶取り付け式カッターナイフ刃折り具
JPH09131676A (ja) カッター台
JPH0747179A (ja) 石膏ボード端部切断用の石膏ボードカッター
JPH078148Y2 (ja) テープカッタ
JPH0349063U (ja)
JP3047699U (ja) ボード用面取りカッターナイフ
JP3042676B2 (ja) 捨て刃収納ケース付き替刃ケース
JPS62172339U (ja)