JP3042676B2 - 捨て刃収納ケース付き替刃ケース - Google Patents
捨て刃収納ケース付き替刃ケースInfo
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- JP3042676B2 JP3042676B2 JP10718096A JP10718096A JP3042676B2 JP 3042676 B2 JP3042676 B2 JP 3042676B2 JP 10718096 A JP10718096 A JP 10718096A JP 10718096 A JP10718096 A JP 10718096A JP 3042676 B2 JP3042676 B2 JP 3042676B2
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- Japan
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45D—HAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
- A45D27/00—Shaving accessories
- A45D27/22—Containers or carriers for storing shaving appliances
- A45D27/24—Containers or carriers for storing shaving appliances for storing thin flat razor blades, e.g. after use
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- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、替刃収納ケース
内に積層した替刃を使用時に一枚ずつ押し出すことがで
きるようにした替刃ケースにおいて、使用後の捨て刃を
収納するためのケースを付設する構造に関するものであ
る。
内に積層した替刃を使用時に一枚ずつ押し出すことがで
きるようにした替刃ケースにおいて、使用後の捨て刃を
収納するためのケースを付設する構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】実開平7−2279号公報や実開平7−
6185号公報に示す従来の替刃ケースにおいては、替
刃収納ケースと捨て刃収納ケースとが互いに隣接して並
設され、捨て刃収納ケースの上壁とこれに隣接する替刃
収納ケースの右壁との間が段差状に形成されてこの上壁
からこの右壁が上方へ延設されている。
6185号公報に示す従来の替刃ケースにおいては、替
刃収納ケースと捨て刃収納ケースとが互いに隣接して並
設され、捨て刃収納ケースの上壁とこれに隣接する替刃
収納ケースの右壁との間が段差状に形成されてこの上壁
からこの右壁が上方へ延設されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記捨て刃
収納ケースの上壁が前記替刃収納ケースの右壁に対し直
角に交差しているため、それらの間の交差部分の外側で
大きく切り込まれた空間が生じる。使用時に替刃ケース
を把持する場合、この上壁及び右壁に任意の指が当てが
われる。しかし、この指は前記交差部切り込み空間まで
くい込まずに同空間から浮いた状態になり易いので、た
いへん持ちにくくなって把持状態が不安定になる。
収納ケースの上壁が前記替刃収納ケースの右壁に対し直
角に交差しているため、それらの間の交差部分の外側で
大きく切り込まれた空間が生じる。使用時に替刃ケース
を把持する場合、この上壁及び右壁に任意の指が当てが
われる。しかし、この指は前記交差部切り込み空間まで
くい込まずに同空間から浮いた状態になり易いので、た
いへん持ちにくくなって把持状態が不安定になる。
【0004】本発明は、捨て刃収納ケースの形状を改良
して、把持状態を安定させることを目的としている。
して、把持状態を安定させることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】後記実施形態の図面(図
1〜8)の符号を援用して本発明を説明する。本発明に
かかる替刃ケースは、下記のように構成されている。
1〜8)の符号を援用して本発明を説明する。本発明に
かかる替刃ケースは、下記のように構成されている。
【0006】替刃収納ケース(1)内に替刃(5)を積
層して同収納ケース(1)の出口(8)側へ付勢し、こ
の出口(8)側で替刃収納ケース(1)に対し移動可能
に取り付けた操作部材(9)により、替刃(5)を同収
納ケース(1)の出口(8)から押し出すようになって
いる。
層して同収納ケース(1)の出口(8)側へ付勢し、こ
の出口(8)側で替刃収納ケース(1)に対し移動可能
に取り付けた操作部材(9)により、替刃(5)を同収
納ケース(1)の出口(8)から押し出すようになって
いる。
【0007】替刃収納ケース(1)内で替刃(5)を積
層する方向に沿う高さ方向(A)と、同替刃(5)を押
し出す方向に沿う長さ方向(B)とに対しそれぞれ直交
する幅方向(C)に沿って、替刃収納ケース(1)と捨
て刃収納ケース(13)とを一方のケース(1)の側壁
(1f)が他方のケース(13)の側壁(13e)を兼
用するように互いに隣接して並設している。この替刃収
納ケース(1)の高さ(H1 )よりもこの捨て刃収納ケ
ース(13)の高さ(H2 )を低くしている。
層する方向に沿う高さ方向(A)と、同替刃(5)を押
し出す方向に沿う長さ方向(B)とに対しそれぞれ直交
する幅方向(C)に沿って、替刃収納ケース(1)と捨
て刃収納ケース(13)とを一方のケース(1)の側壁
(1f)が他方のケース(13)の側壁(13e)を兼
用するように互いに隣接して並設している。この替刃収
納ケース(1)の高さ(H1 )よりもこの捨て刃収納ケ
ース(13)の高さ(H2 )を低くしている。
【0008】さらに、捨て刃収納ケース(13)の上壁
(13a)とこれに隣接する替刃収納ケース(1)の前
記兼用する側壁(1f)との間を段差状に形成してこの
上壁(13a)からこの側壁(1f)を上方へ延設して
いる。この上壁(13a)の外面(P)を替刃(5)の
積層重合面(Q)に対し傾斜させて捨て刃収納ケース
(13)の高さ(H2 )を替刃(5)から前記幅方向
(C)へ離れるほど低くしている。
(13a)とこれに隣接する替刃収納ケース(1)の前
記兼用する側壁(1f)との間を段差状に形成してこの
上壁(13a)からこの側壁(1f)を上方へ延設して
いる。この上壁(13a)の外面(P)を替刃(5)の
積層重合面(Q)に対し傾斜させて捨て刃収納ケース
(13)の高さ(H2 )を替刃(5)から前記幅方向
(C)へ離れるほど低くしている。
【0009】
【発明の実施形態】まず、本発明の第一実施形態にかか
る替刃ケースを図1〜4を参照して説明する。
る替刃ケースを図1〜4を参照して説明する。
【0010】(図1〜3に示す替刃収納ケース1につい
て)替刃収納ケース1は、上壁1aと下壁1bと前壁1
cと後壁1dと左壁1eと右壁1fとを有している。後
壁1dよりも若干前方で下壁1b上に仕切壁1gが左右
両壁1e,1f間に渡り形成され、この仕切壁1gの前
方で各壁1a,1b,1c,1e,1f間に収納室2が
形成されている。なお、下壁1bに対し、上壁1aがほ
ぼ平行になっているとともに、前壁1cと後壁1dと左
壁1eと右壁1fと仕切壁1gとがほぼ垂直になってい
る。
て)替刃収納ケース1は、上壁1aと下壁1bと前壁1
cと後壁1dと左壁1eと右壁1fとを有している。後
壁1dよりも若干前方で下壁1b上に仕切壁1gが左右
両壁1e,1f間に渡り形成され、この仕切壁1gの前
方で各壁1a,1b,1c,1e,1f間に収納室2が
形成されている。なお、下壁1bに対し、上壁1aがほ
ぼ平行になっているとともに、前壁1cと後壁1dと左
壁1eと右壁1fと仕切壁1gとがほぼ垂直になってい
る。
【0011】この収納室2内で下壁1b上に板ばね3が
載せられ、この板ばね3上には複数の替刃5が積層され
て板ばね3の弾性力により上壁1aに圧接されている。
この上壁1aには案内孔6が仕切壁1g上から前壁1c
上に渡り前後方向に延びるように形成されている。前壁
1c上において上壁1aから支持板7が前方へ突設され
ている。前壁1cと上壁1aとの間の隅部において出口
8が最上部の替刃5に対応して形成されている。
載せられ、この板ばね3上には複数の替刃5が積層され
て板ばね3の弾性力により上壁1aに圧接されている。
この上壁1aには案内孔6が仕切壁1g上から前壁1c
上に渡り前後方向に延びるように形成されている。前壁
1c上において上壁1aから支持板7が前方へ突設され
ている。前壁1cと上壁1aとの間の隅部において出口
8が最上部の替刃5に対応して形成されている。
【0012】操作部材9は上板10と左右側板11とか
らなり、上板10の下側に押え爪12が突設されてい
る。上板10は替刃収納ケース1の後壁1dと仕切壁1
gとの間で上壁1a上に重合され、上板10の押え爪1
2が案内孔6に係合されて最上部の替刃5に対応してい
る。左右両側板11は替刃収納ケース1の左右両壁1
e,1fに重合されている。そして、この操作部材9を
案内孔6に沿って前方に移動させると、押え爪12が最
上部の替刃5に当接し、同替刃5が出口8から押し出さ
れて支持板7の下面に接する。
らなり、上板10の下側に押え爪12が突設されてい
る。上板10は替刃収納ケース1の後壁1dと仕切壁1
gとの間で上壁1a上に重合され、上板10の押え爪1
2が案内孔6に係合されて最上部の替刃5に対応してい
る。左右両側板11は替刃収納ケース1の左右両壁1
e,1fに重合されている。そして、この操作部材9を
案内孔6に沿って前方に移動させると、押え爪12が最
上部の替刃5に当接し、同替刃5が出口8から押し出さ
れて支持板7の下面に接する。
【0013】(図1〜3に示す捨て刃収納ケース13に
ついて)替刃収納ケース1内の替刃5の積層方向に沿う
高さ方向Aと、同替刃5の押し出し方向に沿う長さ方向
Bとに対しそれぞれ直交する幅方向Cに沿って、替刃収
納ケース1と捨て刃収納ケース13とが互いに隣接して
並設されている。この捨て刃ケース13は上壁13aと
下壁13bと前壁13cと後壁13dと左壁13eと右
壁13fとを有している。上壁13aは替刃収納ケース
1の上壁1aよりも低い位置で右壁1fに対し段差状を
なすように交差している。下壁13bと前壁13cと後
壁13dはそれぞれ替刃収納ケース1の下壁1bと前壁
1cと後壁1dに対し面一になっている。左壁13eは
替刃収納ケース1の右壁1fも兼ねている。上壁13a
には刃捨て口14が形成されている。なお、下壁13b
に対し、前壁13cと後壁13dと左壁13eと右壁1
3fとがほぼ垂直になっている。
ついて)替刃収納ケース1内の替刃5の積層方向に沿う
高さ方向Aと、同替刃5の押し出し方向に沿う長さ方向
Bとに対しそれぞれ直交する幅方向Cに沿って、替刃収
納ケース1と捨て刃収納ケース13とが互いに隣接して
並設されている。この捨て刃ケース13は上壁13aと
下壁13bと前壁13cと後壁13dと左壁13eと右
壁13fとを有している。上壁13aは替刃収納ケース
1の上壁1aよりも低い位置で右壁1fに対し段差状を
なすように交差している。下壁13bと前壁13cと後
壁13dはそれぞれ替刃収納ケース1の下壁1bと前壁
1cと後壁1dに対し面一になっている。左壁13eは
替刃収納ケース1の右壁1fも兼ねている。上壁13a
には刃捨て口14が形成されている。なお、下壁13b
に対し、前壁13cと後壁13dと左壁13eと右壁1
3fとがほぼ垂直になっている。
【0014】前記支持板7は替刃収納ケース1の前壁1
c上ばかりではなく、捨て刃ケース13の前壁13c上
にも延設されている。図4(b)に示すように、この前
壁13cには支持板7の下方で支軸15が前方へ突設さ
れている。
c上ばかりではなく、捨て刃ケース13の前壁13c上
にも延設されている。図4(b)に示すように、この前
壁13cには支持板7の下方で支軸15が前方へ突設さ
れている。
【0015】(上記捨て刃収納ケース13の改良につい
て)前記替刃収納ケース1の高さH1 よりもこの捨て刃
収納ケース13の高さH2を低くしている。さらに、捨
て刃収納ケース13の上壁13aとこれに隣接する替刃
収納ケース1の右壁1fとの間が段差状に形成され、こ
の上壁13aからこの右壁1fが上方へ延設されてい
る。
て)前記替刃収納ケース1の高さH1 よりもこの捨て刃
収納ケース13の高さH2を低くしている。さらに、捨
て刃収納ケース13の上壁13aとこれに隣接する替刃
収納ケース1の右壁1fとの間が段差状に形成され、こ
の上壁13aからこの右壁1fが上方へ延設されてい
る。
【0016】特に、この上壁13aの外面Pが各替刃5
の積層重合面Qに対し傾斜し、捨て刃収納ケース13の
高さH2 は替刃5から前記幅方向Cへ離れるほど次第に
低くなっている。ちなみに、図3に示すように積層重合
面Qに対する外面Pの傾斜角度θは、ほぼ30度であ
る。
の積層重合面Qに対し傾斜し、捨て刃収納ケース13の
高さH2 は替刃5から前記幅方向Cへ離れるほど次第に
低くなっている。ちなみに、図3に示すように積層重合
面Qに対する外面Pの傾斜角度θは、ほぼ30度であ
る。
【0017】(替刃5を刃保持具に移し換える手段につ
いて)図4(a)に示す刃保持具は、医療用ミクロトー
ムに装着されて試料片を切断するためのものである(特
開昭54−79098号公報の第6図参照)。
いて)図4(a)に示す刃保持具は、医療用ミクロトー
ムに装着されて試料片を切断するためのものである(特
開昭54−79098号公報の第6図参照)。
【0018】この刃保持具の刃保持台16上には刃載置
部17が腹縁16aに沿って両側縁16c,16d間に
渡り形成されている。刃保持台16上には刃押え18が
螺着されている。図示しないが、この刃押え18によ
り、刃載置部17上の替刃5が挾持されるようになって
いる。刃保持台16の一側縁16cにおいて、腹縁16
aから背縁16bへ所定距離だけ離れた支持孔19が形
成されている。
部17が腹縁16aに沿って両側縁16c,16d間に
渡り形成されている。刃保持台16上には刃押え18が
螺着されている。図示しないが、この刃押え18によ
り、刃載置部17上の替刃5が挾持されるようになって
いる。刃保持台16の一側縁16cにおいて、腹縁16
aから背縁16bへ所定距離だけ離れた支持孔19が形
成されている。
【0019】この刃保持台16に替刃収納ケース1内の
替刃5を装着する場合には、図4(b)及び図4(c)
に示すように、刃保持台16の一側縁16cを支持板7
の下方で前壁1c,13cに当てがって支軸15を支持
孔19に挿入するとともに、刃載置部17を出口8の外
側に合わせる。そして、最上部の替刃5を出口8から押
し出すと、替刃5は刃載置部17上に載ってこれと刃押
え18との間に挾入される。
替刃5を装着する場合には、図4(b)及び図4(c)
に示すように、刃保持台16の一側縁16cを支持板7
の下方で前壁1c,13cに当てがって支軸15を支持
孔19に挿入するとともに、刃載置部17を出口8の外
側に合わせる。そして、最上部の替刃5を出口8から押
し出すと、替刃5は刃載置部17上に載ってこれと刃押
え18との間に挾入される。
【0020】第一実施形態は下記(イ)〜(ロ)の特徴
を有する。 (イ) 捨て刃収納ケース13においてその上壁13a
の外面Pを各替刃5の積層重合面Qに対し傾斜させた。
従って、この上壁13aの外面Pに任意の指を当てがっ
たいろいろな状態で替刃ケースを各指により把持して使
用する場合、たいへん持ち易くなって把持状態が安定
し、替刃5の移し換えを円滑に行うことができる。
を有する。 (イ) 捨て刃収納ケース13においてその上壁13a
の外面Pを各替刃5の積層重合面Qに対し傾斜させた。
従って、この上壁13aの外面Pに任意の指を当てがっ
たいろいろな状態で替刃ケースを各指により把持して使
用する場合、たいへん持ち易くなって把持状態が安定
し、替刃5の移し換えを円滑に行うことができる。
【0021】(ロ) 上記(イ)の傾斜により、捨て刃
収納ケース13内の容積が大きくなり、より多くの捨て
刃を収納することができる。 〔他の実施形態〕前記第一実施形態以外にも下記(イ)
〜(ハ)のように構成してもよい。
収納ケース13内の容積が大きくなり、より多くの捨て
刃を収納することができる。 〔他の実施形態〕前記第一実施形態以外にも下記(イ)
〜(ハ)のように構成してもよい。
【0022】(イ) 図1〜4に示す前記第一実施形態
の替刃ケースは、医療用ミクロトームに装着されて試料
片を切断するための刃保持具に替刃5を移し換えるもの
である。図5〜8に示す第二実施形態の替刃ケースは、
散髪用長柄剃刀20の刃保持部21に替刃5を移し換え
るものである。この第二実施形態においては、第一実施
形態と比較して、替刃収納ケース1及び捨て刃収納ケー
ス13の全体形状、並びに替刃5を刃保持部21に移し
換える部分を変更しているが、基本的構成は同様である
ため、詳細な説明は省略する。ちなみに、図7に示すよ
うに積層重合面Qに対する外面Pの傾斜角度θは、ほぼ
10度であり、第一実施形態の場合よりも小さい。な
お、第一実施形態及び第二実施形態ともに、替刃ケース
の幅Wはほぼ等しい。このように傾斜角度θを小さくす
れば、替刃収納ケース1の高さH1については、第一実
施形態の場合よりも小さくすることができる。
の替刃ケースは、医療用ミクロトームに装着されて試料
片を切断するための刃保持具に替刃5を移し換えるもの
である。図5〜8に示す第二実施形態の替刃ケースは、
散髪用長柄剃刀20の刃保持部21に替刃5を移し換え
るものである。この第二実施形態においては、第一実施
形態と比較して、替刃収納ケース1及び捨て刃収納ケー
ス13の全体形状、並びに替刃5を刃保持部21に移し
換える部分を変更しているが、基本的構成は同様である
ため、詳細な説明は省略する。ちなみに、図7に示すよ
うに積層重合面Qに対する外面Pの傾斜角度θは、ほぼ
10度であり、第一実施形態の場合よりも小さい。な
お、第一実施形態及び第二実施形態ともに、替刃ケース
の幅Wはほぼ等しい。このように傾斜角度θを小さくす
れば、替刃収納ケース1の高さH1については、第一実
施形態の場合よりも小さくすることができる。
【0023】(ロ) 前記第一実施形態及び第二実施形
態において、積層重合面Qに対する外面Pの傾斜角度θ
を変更する。この場合、所定幅Wの替刃ケースにあって
替刃収納ケース1の高さH1 を必要以上に高くすると、
替刃ケースの載置状態で不安定になるので、10°≦θ
≦60°が適当であると考えられる。
態において、積層重合面Qに対する外面Pの傾斜角度θ
を変更する。この場合、所定幅Wの替刃ケースにあって
替刃収納ケース1の高さH1 を必要以上に高くすると、
替刃ケースの載置状態で不安定になるので、10°≦θ
≦60°が適当であると考えられる。
【0024】(ハ) 前記第一実施形態及び第二実施形
態では、各替刃5の積層重合面Qに対し傾斜する上壁1
3aの外面Pが平面状になっている。この外面Pを上方
へ湾曲する凸曲面または下方へ湾曲する凹曲面にする。
態では、各替刃5の積層重合面Qに対し傾斜する上壁1
3aの外面Pが平面状になっている。この外面Pを上方
へ湾曲する凸曲面または下方へ湾曲する凹曲面にする。
【0025】
【発明の効果】本発明にかかる替刃ケースによれば、捨
て刃収納ケース(13)においてその上壁(13a)の
外面(P)を替刃(5)の積層重合面(Q)に対し傾斜
させたので、たいへん持ち易くなって把持状態を安定さ
せることができる。
て刃収納ケース(13)においてその上壁(13a)の
外面(P)を替刃(5)の積層重合面(Q)に対し傾斜
させたので、たいへん持ち易くなって把持状態を安定さ
せることができる。
【図1】 第一実施形態にかかる替刃ケースを示す斜視
図である。
図である。
【図2】 図1のX1 −X1 線断面図である。
【図3】 図1のX2 −X2 線断面図である。
【図4】 (a)は第一実施形態にかかる替刃ケースか
ら替刃が移し換えられる刃保持具を示す斜視図であり、
(b)は第一実施形態の替刃ケースから刃保持具に替刃
を移し換える途中状態を示す一部切欠部分平面図であ
り、(c)は(b)のX3 −X3 線断面図である。
ら替刃が移し換えられる刃保持具を示す斜視図であり、
(b)は第一実施形態の替刃ケースから刃保持具に替刃
を移し換える途中状態を示す一部切欠部分平面図であ
り、(c)は(b)のX3 −X3 線断面図である。
【図5】 第二実施形態にかかる替刃ケースを示す斜視
図である。
図である。
【図6】 図5のY1 −Y1 線断面図である。
【図7】 図5のY2 −Y2 線断面図である。
【図8】 (a)は第二実施形態の替刃ケースから刃保
持部に替刃を移し換える途中状態を示す一部切欠部分平
面図であり、(b)は(a)のY3 −Y3 線断面図であ
る。
持部に替刃を移し換える途中状態を示す一部切欠部分平
面図であり、(b)は(a)のY3 −Y3 線断面図であ
る。
1…替刃収納ケース、1f…右壁、5…替刃、Q…替刃
の積層重合面、8…出口、9…操作部材、13…捨て刃
収納ケース、13a…上壁、P…上壁の外面、H1 …替
刃収納ケースの高さ、H2 …捨て刃収納ケースの高さ、
A…高さ方向、B…長さ方向、C…幅方向。
の積層重合面、8…出口、9…操作部材、13…捨て刃
収納ケース、13a…上壁、P…上壁の外面、H1 …替
刃収納ケースの高さ、H2 …捨て刃収納ケースの高さ、
A…高さ方向、B…長さ方向、C…幅方向。
Claims (1)
- 【請求項1】 替刃収納ケース(1)内に替刃(5)を
積層して同収納ケース(1)の出口(8)側へ付勢し、
この出口(8)側で替刃収納ケース(1)に対し移動可
能に取り付けた操作部材(9)により、替刃(5)を同
収納ケース(1)の出口(8)から押し出すようにした
替刃ケースにおいて、 替刃収納ケース(1)内で替刃(5)を積層する方向に
沿う高さ方向(A)と、同替刃(5)を押し出す方向に
沿う長さ方向(B)とに対しそれぞれ直交する幅方向
(C)に沿って、替刃収納ケース(1)と捨て刃収納ケ
ース(13)とを一方のケース(1)の側壁(1f)が
他方のケース(13)の側壁(13e)を兼用するよう
に互いに隣接して並設するとともに、この替刃収納ケー
ス(1)の高さ(H1 )よりもこの捨て刃収納ケース
(13)の高さ(H2 )を低くし、 さらに、捨て刃収納ケース(13)の上壁(13a)と
これに隣接する替刃収納ケース(1)の前記兼用する側
壁(1f)との間を段差状に形成してこの上壁(13
a)からこの側壁(1f)を上方へ延設するとともに、
この上壁(13a)の外面(P)を替刃(5)の積層重
合面(Q)に対し傾斜させて捨て刃収納ケース(13)
の高さ(H2 )を替刃(5)から前記幅方向(C)へ離
れるほど低くしたことを特徴とする捨て刃収納ケース付
き替刃ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10718096A JP3042676B2 (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 捨て刃収納ケース付き替刃ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10718096A JP3042676B2 (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 捨て刃収納ケース付き替刃ケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09289916A JPH09289916A (ja) | 1997-11-11 |
JP3042676B2 true JP3042676B2 (ja) | 2000-05-15 |
Family
ID=14452505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10718096A Expired - Fee Related JP3042676B2 (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 捨て刃収納ケース付き替刃ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3042676B2 (ja) |
-
1996
- 1996-04-26 JP JP10718096A patent/JP3042676B2/ja not_active Expired - Fee Related
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