JPH078148Y2 - テープカッタ - Google Patents

テープカッタ

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Publication number
JPH078148Y2
JPH078148Y2 JP1989014785U JP1478589U JPH078148Y2 JP H078148 Y2 JPH078148 Y2 JP H078148Y2 JP 1989014785 U JP1989014785 U JP 1989014785U JP 1478589 U JP1478589 U JP 1478589U JP H078148 Y2 JPH078148 Y2 JP H078148Y2
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JP
Japan
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tape
cutting edge
cutting
contact surface
cut
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989014785U
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English (en)
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JPH02107488U (ja
Inventor
敏則 安宗
Original Assignee
敏則 安宗
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Filing date
Publication date
Application filed by 敏則 安宗 filed Critical 敏則 安宗
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、特に印刷及び製本業者が便利に利用できる
とともに、一般産業界等において重宝されるテープカッ
タに関するものである。
(従来の技術) 印刷業者が版下作成時に不要部分を隠すためのマスキン
グテープのカットや、製本業者が小ロット製本の場合に
手張りによる背面クロステープのカット等、テープをカ
ットする作業はまことに多く、また一般の産業界にあっ
ても例えばパッキングケースを封じるガムテープのカッ
トや、建築業におけるフロアマットの貼り付けに使用す
る両面接着テープのカット等、テープカットを必要とす
る作業は極めて多い。
このようなテープカットに従来は市販のカッターナイフ
を使用したり、適当な定規を当てて引き裂いてカットし
ていたものである。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した従来のテープカット手段は、カッターナイフ等
の刃物で主体物に傷付けないようにカットすることは簡
単なようでも中々困難なもので、正確にカットしようと
する場合は大変手数のかかるものであり、また定規を当
てて引き裂くのは切り口が粗雑になって、印刷や製本の
ように正確さや美しさを要求される場合には不適当であ
る。
そこでこの考案は、主体物に傷つけず正確で切り口の美
しいテープカットができ、手軽で使いやすく安価なテー
プカッタを提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するためのこの考案は、少なくとも前
端底面部に平らなテープ当接面を持つ本体の前端に、テ
ープ当接面と20°〜85°の傾斜角を持つ前端傾斜面を形
成し、この前端傾斜面に横長の切刃を鋭利な刃先が上記
テープ当接面より出ない状態に取り付けるとともに、こ
の切刃の刃先と上記テープ当接面との間に若干幅の間隙
を設けたテープカッタである。
(作用) 本案テープカッタをカットするテープの上に置き、刃先
をカット位置に合わせて余り側のテープを上向きに引っ
張ると、鋭利な刃先がテープのカット位置を美しく正確
にカットする。
このとき刃先をカット位置に一致させるに当たって、切
刃が傾斜して取付けてあるため刃先がよく見えて正確に
合わせることができる。
また、刃先とテープ当接面との間に間隙を形成している
ため、カットするテープがテープ当接面に邪魔されるこ
となく鋭利な刃先に直接当たるため切れ味が良好となる
とともに、カット時に発生する塵をこの間隙に逃がすこ
とができるため刃先に塵がつきにくく快適な切れ味を発
揮することができる。
刃先が切れなくななった場合、切刃が固定しているもの
は使い捨てとし、前端傾斜面にマグネットを取り付けて
切刃を磁着させる等の方法で着脱自在としたものは、新
しい切刃と取り替える。
この場合切刃に市販のカッターナイフ用のものを使用す
れば、替刃は何処でも簡単に入手できて便利である。
(実施例) 以下この考案を図面に示す実施例にもとづいて詳細説明
する。
第1図はこの考案に係わるテープカッタの全体斜視図
で、第2図、第3図にA−B線における拡大断面図を2
種類示している。
図らおいて、(1)は本体で、プラスチック、硬質ゴ
ム、金属、木材等で作られ、上面中央に把手(2)を突
設し、底面部(3)にはゴムまたはプラスチックの発泡
材からなる弾性当接材(4),(4a)が前後端部に張り
付けられていて、この弾性当接材(4),(4a)の下面
がテープ当接面(5)となる。
本体(1)の前端には、テープ当接面(5)とのなす傾
斜面(θ)を約45°とした前端傾斜面(6)が形成され
ている。
この傾斜面(θ)は20°〜85°の範囲とするもので好ま
しくは50°±10°である。
前端傾斜面(6)には、横長の切刃(7)を鋭利な刃先
(7a)がテープ当接面(5)より出ないようにして、
(図ではテープ当接面(5)と一致させている)第2図
の如く固着(接着)し、または第3図(A)の如く前端
傾斜面(6)に固着したマグネット(8)に磁着させて
着脱自在に取り付けるものである。
(9)は切刃押さえで、第2図の場合は切刃(7)の外
面と、本体(1)の本体(1)の前端傾斜面(6)とに
固着され、第3図の場合は前端傾斜面(6)に接着して
(B)図に示す如くマグネット(8)との間に切刃
(7)を挿入するための切刃ポケット(10)を形成して
いる。
この切刃押さえ(9)をマグネットとして本体(1)側
のマグネット(8)を省略する場合もある。
こうして切刃(7)を取り付けた状態で刃先(7a)とテ
ープ当接面(5)の前端との間には、第2図及び第3図
に示す如く若干(1〜3mm程度)幅の間隙(S)を設け
ている。
このテープカッタは把手(2)を持ってカットしようと
するテープの上に載せ、刃先(7a)をカットすべき位置
に一致させて押さえつけると、弾性当接材(4),(4
a)が少し圧縮されて刃先(7a)がテープに確実に接触
して食い込む傾向となるとともに滑り止めを果たすもの
で、この状態で余り側のテープを斜め上向きに引っ張れ
ば、テープの側端から切れ味よく美しく正確にカットで
きる。
なお、弾性当接材(4),(4a)は底面部(3)の前後
端に設ける場合のほか、例えば底面部(3)の全面に貼
り付けてもよく、また、弾性当接材(4),(4a)を省
略して、本体(1)の底面部(3)を直接テープ当接面
としても使用できる。
(考案の効果) 以上説明したこの考案に係わるテープカッタによれば、
切刃を本体の前端傾斜面に取り付けてあるため、刃先が
よく見えてカット位置に刃先を合わせやすく、従って正
確にカットすることができるとともに、刃先とテープ当
接面との間に若干幅の間隙を設けたことにより、刃先が
テープによく接して切れ味が向上し、同時にカット時に
生じる塵がこの間隙に逃げることによって刃先につきに
くくなるため、切れ味を保つことができて作業効率が向
上し、さらに極めて簡単な構成のため安価に提供できる
効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係わるテープカッタの一実施例を
示す全体斜視図、第2図及び第3図は第1図II-II線拡
大断面図で、そのうち第2図は切刃を固定したもの、第
3図は切刃を着脱自在としたものを示し、(A)は切刃
を挿着した状態、(B)は切刃を取り除いた状態を示す
図である。 1……本体 2……把手 3……底面部 4……弾性当接材 4a……弾性当接材 5……テープ当接面 6……前端傾斜面 7……切刃 7a……刃先 8……マグネット 9……切刃押さえ 10……切刃ポケット θ……傾斜角

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも前端底面部に平らなテープ当接
    面を持つ本体の前端に、該テープ当接面と20°〜85°の
    傾斜角を持つ前端傾斜面を形成し、該前端傾斜面に横長
    の切刃を鋭利な刃先が上記テープ当接面より出ない状態
    に取り付けるとともに、該切刃の刃先と上記テープ当接
    面との間に若干幅の間隙を設けたことを特徴とする、テ
    ープカッタ。
JP1989014785U 1989-02-09 1989-02-09 テープカッタ Expired - Lifetime JPH078148Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1989014785U JPH078148Y2 (ja) 1989-02-09 1989-02-09 テープカッタ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989014785U JPH078148Y2 (ja) 1989-02-09 1989-02-09 テープカッタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02107488U JPH02107488U (ja) 1990-08-27
JPH078148Y2 true JPH078148Y2 (ja) 1995-03-01

Family

ID=31226294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989014785U Expired - Lifetime JPH078148Y2 (ja) 1989-02-09 1989-02-09 テープカッタ

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60155475U (ja) * 1984-03-22 1985-10-16 千葉 茂雄 カツタ−
JPS6125734U (ja) * 1984-07-19 1986-02-15 セイレイ工業株式会社 バインダ−のセンタ−フレ−ム構造
JPS6240885U (ja) * 1985-08-29 1987-03-11

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Publication number Publication date
JPH02107488U (ja) 1990-08-27

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