JPH0745376B2 - 酵素的に枝切りされたスターチを含む化粧品 - Google Patents
酵素的に枝切りされたスターチを含む化粧品Info
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- JPH0745376B2 JPH0745376B2 JP3303525A JP30352591A JPH0745376B2 JP H0745376 B2 JPH0745376 B2 JP H0745376B2 JP 3303525 A JP3303525 A JP 3303525A JP 30352591 A JP30352591 A JP 30352591A JP H0745376 B2 JPH0745376 B2 JP H0745376B2
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Description
【0001】本発明は、酵素的に枝切りされたスターチ
を含んで成る化粧品、及び特に、安定した、滑らかなき
めの油中水エマルジョンである化粧品に関する。保湿性
及び触質性、たとえば皮膚及び唇上での柔かな感覚、及
び滑らかな、容易に分散できるきめが、化粧品にひじょ
うに所望される。スティック製品、たとえば口紅、リッ
プ香油、スティック消臭剤及び他の類似する化粧品にお
いては、保湿性及び触質性の他に、安定した硬質形を提
供する配合物がひじょうに所望される。これらの触質性
は、疎水性成分、たとえばロウ、油及び脂肪により従来
の化粧用組成物においては、提供されて来た。
を含んで成る化粧品、及び特に、安定した、滑らかなき
めの油中水エマルジョンである化粧品に関する。保湿性
及び触質性、たとえば皮膚及び唇上での柔かな感覚、及
び滑らかな、容易に分散できるきめが、化粧品にひじょ
うに所望される。スティック製品、たとえば口紅、リッ
プ香油、スティック消臭剤及び他の類似する化粧品にお
いては、保湿性及び触質性の他に、安定した硬質形を提
供する配合物がひじょうに所望される。これらの触質性
は、疎水性成分、たとえばロウ、油及び脂肪により従来
の化粧用組成物においては、提供されて来た。
【0002】改良された保湿性は、組成物に親水性成分
を添加し、そして安定した油中水のエマルジョンを形成
することによって提供される。当業界に知られているエ
マルジョン組成物は、いくつかの欠点、たとえばエマル
ジョン、特にスティック組成物における安定性の欠乏、
及び特にクリーム、ローション及び化粧用石ケン組成物
における高い成分費用(たとえばハルロン酸の費用)を
有する。
を添加し、そして安定した油中水のエマルジョンを形成
することによって提供される。当業界に知られているエ
マルジョン組成物は、いくつかの欠点、たとえばエマル
ジョン、特にスティック組成物における安定性の欠乏、
及び特にクリーム、ローション及び化粧用石ケン組成物
における高い成分費用(たとえばハルロン酸の費用)を
有する。
【0003】ある酵素的に枝切りされたスターチを含む
化粧用組成物が安定性及び卓越した保湿性及び触質性に
より特徴づけられることが発見された。油を含まないロ
ーションが、酵素的に枝切りされたスターチにより配合
され得ることが発見された。酵素的に枝切りされたスタ
ーチは、水性分散体において、独得なゲル化、潤滑性及
びフィルム形成性質を有するものとして特徴づけられた
〔1990年11月20日に公開されたアメリカ特許第
4,971,723号(Chiu)及び1989年12
月12日に公開されたアメリカ特許第4,886,67
8号(Chie,など.,);及び1990年6月26
日に公開されたアメリカ特許第4,937,091号
(Zallieなど.,)〕。1976年5月18日に
公開されたアメリカ特許第3,957,969号(Fu
jiyamaなど.,)は、化粧用スティック配合物へ
の種々のポリヒドロキシル化合物、たとえばスターチの
使用を開示する。酵素的に枝切りされたスターチのみ
が、一般的に枝切りされていないスターチよりも、化粧
用スティック配合物において有用であることが発見され
た。
化粧用組成物が安定性及び卓越した保湿性及び触質性に
より特徴づけられることが発見された。油を含まないロ
ーションが、酵素的に枝切りされたスターチにより配合
され得ることが発見された。酵素的に枝切りされたスタ
ーチは、水性分散体において、独得なゲル化、潤滑性及
びフィルム形成性質を有するものとして特徴づけられた
〔1990年11月20日に公開されたアメリカ特許第
4,971,723号(Chiu)及び1989年12
月12日に公開されたアメリカ特許第4,886,67
8号(Chie,など.,);及び1990年6月26
日に公開されたアメリカ特許第4,937,091号
(Zallieなど.,)〕。1976年5月18日に
公開されたアメリカ特許第3,957,969号(Fu
jiyamaなど.,)は、化粧用スティック配合物へ
の種々のポリヒドロキシル化合物、たとえばスターチの
使用を開示する。酵素的に枝切りされたスターチのみ
が、一般的に枝切りされていないスターチよりも、化粧
用スティック配合物において有用であることが発見され
た。
【0004】スターチは、コンパクト顆粒構造に構成さ
れる、約20〜25%のアミロース及び約75〜80%
のアミロペクチンの混合物を典型的に含んで成る多糖で
ある。アミロースは、α−1,4−D−グルコシド結合
により結合されるD−アンヒドログルコース単位の線状
ポリマーである。アミロペクチンは、樹木のような構造
でα−1,6−D−グルコシド結合により結合されるア
ミロース鎖の大きな枝分れ鎖のポリマーである。スター
チが得られる植物の種類に依存して、アミロースは通
常、250〜12,500個のD−アンヒドログルコー
ス単位を含み、そしてアミロペクチンは、400,00
0〜3,125,000個のD−アンヒドログルコース
単位を含む。本明細書で使用される場合、“短鎖アミロ
ース”とは、α−1,4−D−グルコシド結合により結
合される約15〜65個のアンヒドログルコース単位を
含む線状ポリマーを言及する。
れる、約20〜25%のアミロース及び約75〜80%
のアミロペクチンの混合物を典型的に含んで成る多糖で
ある。アミロースは、α−1,4−D−グルコシド結合
により結合されるD−アンヒドログルコース単位の線状
ポリマーである。アミロペクチンは、樹木のような構造
でα−1,6−D−グルコシド結合により結合されるア
ミロース鎖の大きな枝分れ鎖のポリマーである。スター
チが得られる植物の種類に依存して、アミロースは通
常、250〜12,500個のD−アンヒドログルコー
ス単位を含み、そしてアミロペクチンは、400,00
0〜3,125,000個のD−アンヒドログルコース
単位を含む。本明細書で使用される場合、“短鎖アミロ
ース”とは、α−1,4−D−グルコシド結合により結
合される約15〜65個のアンヒドログルコース単位を
含む線状ポリマーを言及する。
【0005】多糖化し、そして枝切りする、酵素又は酵
素の混合物が、低分子量オリゴ糖及び糖類、たとえばデ
キストロース(グルコース)の商業的な製造のためにス
ターチ転換方法に使用されて来た。スターチ転換は、
酸、酸化剤、加熱、アルカリ又はα−アミラーゼ酵素に
よる処理による低分子量成分へのスターチの分解であ
る。スターチの酵素的転換は、典型的には、α−1,4
−D−グルコシド結合の選択的な加水分解及び単に限定
するなら、α−1,6−D−グルコシド結合(枝分れ
点)の加水分解を包含する。
素の混合物が、低分子量オリゴ糖及び糖類、たとえばデ
キストロース(グルコース)の商業的な製造のためにス
ターチ転換方法に使用されて来た。スターチ転換は、
酸、酸化剤、加熱、アルカリ又はα−アミラーゼ酵素に
よる処理による低分子量成分へのスターチの分解であ
る。スターチの酵素的転換は、典型的には、α−1,4
−D−グルコシド結合の選択的な加水分解及び単に限定
するなら、α−1,6−D−グルコシド結合(枝分れ
点)の加水分解を包含する。
【0006】グルコアミラーゼは、α−1,4−D−グ
ルコシド結合を急速に加水分解し、そしてα−1,6−
D−グルコシド結合をゆっくりと加水分解し、グルコー
スを開放する。対照的に、枝切り酵素、たとえばプルラ
ナーゼ又はイソアミラーゼは、α−1,6−D−グルコ
シド結合のみを急速に加水分解し、短鎖アミロースを開
放する。
ルコシド結合を急速に加水分解し、そしてα−1,6−
D−グルコシド結合をゆっくりと加水分解し、グルコー
スを開放する。対照的に、枝切り酵素、たとえばプルラ
ナーゼ又はイソアミラーゼは、α−1,6−D−グルコ
シド結合のみを急速に加水分解し、短鎖アミロースを開
放する。
【0007】枝切り酵素(スターチから短鎖アミロース
を開放する酵素)が、高デキストロースシロップの製造
の効率を改良するためにグルコアミラーゼ及びα−アミ
ラーゼと共に、枝分れスターチフラグメントの発酵能力
を改良するために低カロリーのアルコール性飲料水製造
に;α−アミラーゼと共にスターチからマルトースの製
造に;水性エマルジョンにおいてタンパク質の凝集を誘
発せしめるために低DEマルトデキストリン(30〜5
5個のグルコース単位)製造に;及び多量の二糖類及び
三糖類を有する可溶性シロップへのスターチの酵素的転
換に使用するために提案されて来た。これらの枝切り酵
素の適用は、スターチ転換工程に続いて、枝分れ鎖のス
ターチ又はデキストリンフラグメントの存在から発生す
る問題に向けられる。個々の適用において、枝切り酵素
は、種々の低分子量フラグメント、たとえば糖又はマル
トデキストリンへのスターチの完全な転換に使用され
る。スターチの増粘性、付着性及びゲル化特徴が失なわ
れる。
を開放する酵素)が、高デキストロースシロップの製造
の効率を改良するためにグルコアミラーゼ及びα−アミ
ラーゼと共に、枝分れスターチフラグメントの発酵能力
を改良するために低カロリーのアルコール性飲料水製造
に;α−アミラーゼと共にスターチからマルトースの製
造に;水性エマルジョンにおいてタンパク質の凝集を誘
発せしめるために低DEマルトデキストリン(30〜5
5個のグルコース単位)製造に;及び多量の二糖類及び
三糖類を有する可溶性シロップへのスターチの酵素的転
換に使用するために提案されて来た。これらの枝切り酵
素の適用は、スターチ転換工程に続いて、枝分れ鎖のス
ターチ又はデキストリンフラグメントの存在から発生す
る問題に向けられる。個々の適用において、枝切り酵素
は、種々の低分子量フラグメント、たとえば糖又はマル
トデキストリンへのスターチの完全な転換に使用され
る。スターチの増粘性、付着性及びゲル化特徴が失なわ
れる。
【0008】純粋な又はアミロペクチンを含まない低分
子量アミロースを得るために、実質的にすべてのα−
1,6−D−グルコシド結合の加水分解により、スター
チを十分に枝切るためへの枝切り酵素の使用が、アメリ
カ特許第3,730,840号(Sugimoto,な
ど.,)、アメリカ特許第3,881,991号(Ku
rimoto,など.,)及びアメリカ特許第3,87
9,212号(Yoshida)に教授されている。こ
れらの特許の目的は、純粋な短鎖アミロースを製造する
ことである。いづれかの残留アミロペクチンの存在は、
不適切であると教授する。化粧用配合物の分野内でのい
づれかの潤滑又は保湿性質又は利用性は開示されていな
い。
子量アミロースを得るために、実質的にすべてのα−
1,6−D−グルコシド結合の加水分解により、スター
チを十分に枝切るためへの枝切り酵素の使用が、アメリ
カ特許第3,730,840号(Sugimoto,な
ど.,)、アメリカ特許第3,881,991号(Ku
rimoto,など.,)及びアメリカ特許第3,87
9,212号(Yoshida)に教授されている。こ
れらの特許の目的は、純粋な短鎖アミロースを製造する
ことである。いづれかの残留アミロペクチンの存在は、
不適切であると教授する。化粧用配合物の分野内でのい
づれかの潤滑又は保湿性質又は利用性は開示されていな
い。
【0009】酵素関連のスターチ技法の背景は、化粧用
組成物における成分として有用なスターチが、スターチ
の実質的な転換を伴って、又は伴わないで、スターチの
アミロペクチン成分を枝切りし、短鎖のアミロース及び
場合によっては、一部枝切りされたアミロペクチン、天
然のアミロース又はアミロペクチンを得るために枝切り
酵素を用いることによって調製され得ることを示唆して
いない。これらのスターチ及び酵素方法は、化粧品にお
ける他の製品及び方法よりも有意な利点を提供し、ここ
で“天然”及び“低いアレルギー性(hypoallergeni
c)”の要求が時々、製品のマーケッティングプログラ
ムに現われる。
組成物における成分として有用なスターチが、スターチ
の実質的な転換を伴って、又は伴わないで、スターチの
アミロペクチン成分を枝切りし、短鎖のアミロース及び
場合によっては、一部枝切りされたアミロペクチン、天
然のアミロース又はアミロペクチンを得るために枝切り
酵素を用いることによって調製され得ることを示唆して
いない。これらのスターチ及び酵素方法は、化粧品にお
ける他の製品及び方法よりも有意な利点を提供し、ここ
で“天然”及び“低いアレルギー性(hypoallergeni
c)”の要求が時々、製品のマーケッティングプログラ
ムに現われる。
【0010】本発明は、化粧品に使用するために、短鎖
アミロース15〜100重量%を含んで成る酵素的に枝
切りされたスターチを提供する。これらの枝切りされた
スターチの水性分散体は、化粧品に有用である、油状か
らクリーム状又はロウ状の種々の脂肪様きめにより特徴
づけられる。これらのスターチは、水性分散体において
高い強度のスターチゲル又は熱可逆性スターチゲルを供
給するために選択され得る。熱可逆性スターチゲルは、
加熱により溶融し、そして冷却により再形成するゲルで
ある。変性されていないスターチから調製されたゲル
は、熱的に可逆性でない。
アミロース15〜100重量%を含んで成る酵素的に枝
切りされたスターチを提供する。これらの枝切りされた
スターチの水性分散体は、化粧品に有用である、油状か
らクリーム状又はロウ状の種々の脂肪様きめにより特徴
づけられる。これらのスターチは、水性分散体において
高い強度のスターチゲル又は熱可逆性スターチゲルを供
給するために選択され得る。熱可逆性スターチゲルは、
加熱により溶融し、そして冷却により再形成するゲルで
ある。変性されていないスターチから調製されたゲル
は、熱的に可逆性でない。
【0011】本発明はまた、酵素的に枝切りされたスタ
ーチを配合する、油中水エマルジョン及び油を含まない
化粧用組成物、及び化粧用スティック組成物を提供す
る。エマルジョン含有化粧用組成物が本発明において提
供され、ここで前記エマルジョンは、短鎖アミロース1
00重量%までを生成するために、α−1,6−D−グ
ルカノヒドロラーゼによる処理により枝切りされている
酵素的に分解されたスターチ15〜40重量の水性分散
体を含んで成ることを特徴とする。
ーチを配合する、油中水エマルジョン及び油を含まない
化粧用組成物、及び化粧用スティック組成物を提供す
る。エマルジョン含有化粧用組成物が本発明において提
供され、ここで前記エマルジョンは、短鎖アミロース1
00重量%までを生成するために、α−1,6−D−グ
ルカノヒドロラーゼによる処理により枝切りされている
酵素的に分解されたスターチ15〜40重量の水性分散
体を含んで成ることを特徴とする。
【0012】また、短鎖アミロース15〜100重量%
までを生成するために酵素的に枝切りされているスター
チ1〜16重量%;水2〜35重量%;油、ロウ及び脂
肪から選択された疎水性基材35〜90重量%;乳化剤
5〜20重量%;及び染料、保存剤、香料、風味剤、遮
光剤、不透明剤及び充填剤から選択された1又は複数の
添加剤を含んで成る化粧用スティック組成物が提供され
る。
までを生成するために酵素的に枝切りされているスター
チ1〜16重量%;水2〜35重量%;油、ロウ及び脂
肪から選択された疎水性基材35〜90重量%;乳化剤
5〜20重量%;及び染料、保存剤、香料、風味剤、遮
光剤、不透明剤及び充填剤から選択された1又は複数の
添加剤を含んで成る化粧用スティック組成物が提供され
る。
【0013】また、化粧用スティック組成物を配合する
ための方法が提供され、ここで前記方法は、 a)15〜40重量%の固形分で水性溶媒中に酵素的に
枝切りされたスターチを分散し; b)その分散されたスターチを70〜100℃に加熱
し; c)少なくとも1つの疎水性成分及び少なくとも1つの
乳化剤を含んで成る疎水性相を前記分散されたスターチ
に70〜100℃で添加し; d)エマルジョンを供給するために前記疎水性相中に前
記分散されたスターチをブレンドし;そして e)前記エマルジョンから化粧用スティックを形成する (それによって、エマルジョンは均質になり、そして化
粧用スティック組成物が安定する)ことを含んで成る。
ための方法が提供され、ここで前記方法は、 a)15〜40重量%の固形分で水性溶媒中に酵素的に
枝切りされたスターチを分散し; b)その分散されたスターチを70〜100℃に加熱
し; c)少なくとも1つの疎水性成分及び少なくとも1つの
乳化剤を含んで成る疎水性相を前記分散されたスターチ
に70〜100℃で添加し; d)エマルジョンを供給するために前記疎水性相中に前
記分散されたスターチをブレンドし;そして e)前記エマルジョンから化粧用スティックを形成する (それによって、エマルジョンは均質になり、そして化
粧用スティック組成物が安定する)ことを含んで成る。
【0014】本発明において使用するために酵素的に枝
切りされるスターチは、トウモロコシ、ポテト、サツマ
イモ、小麦、米、サゴヤシ、タピオカ、ロウ状トウモロ
コシ、サトウモロコシ及び同様のものを包含するいづれ
かの源から誘導され得る。また、上記スターチのいづれ
か、たとえば酸化、α−アミラーゼ転換、緩酸加水分解
又は加熱デキストリン化により調製された流動性又は低
粘性スターチのいづれかに由来する転換生成物も包含さ
れる。架橋され、そして誘導体化されたスターチ、たと
えばエーテル及びエステル、及び他の変性されたスター
チもまた使用され得る。
切りされるスターチは、トウモロコシ、ポテト、サツマ
イモ、小麦、米、サゴヤシ、タピオカ、ロウ状トウモロ
コシ、サトウモロコシ及び同様のものを包含するいづれ
かの源から誘導され得る。また、上記スターチのいづれ
か、たとえば酸化、α−アミラーゼ転換、緩酸加水分解
又は加熱デキストリン化により調製された流動性又は低
粘性スターチのいづれかに由来する転換生成物も包含さ
れる。架橋され、そして誘導体化されたスターチ、たと
えばエーテル及びエステル、及び他の変性されたスター
チもまた使用され得る。
【0015】スターチは、好ましくは、ゲル化されたス
ターチ(プレクックされた冷水膨潤性スターチ)であ
り、そして緩酸分解、加熱デキストリン化又は当業界に
おいて良く知られているいくつかの方法のいづれかによ
り転換された流動性スターチでもあり得る。たとえばM.
W.Rutenberg, "Starch and Its Modifications" 22〜36
ページ、Handbook of Water-Soluble Gums and Resins
, R.L.Davidson出版、 McGraw Hill, Inc., New York,
New York, 1980を参照のこと。所望により、スターチ
は、アメリカ特許第4,726,957号(Lacou
rse,など.,)に開示される態様で流動性スターチ
を製造するためにα−アミラーゼによる処理により転換
され得る。1又は複数のこれらの転換技法の組合せが使
用され得る。転換は典型的には、誘導体化又は架橋の前
に行なわれるが、しかし酵素処理の前又は後でも行なわ
れ得る。高粘度の枝切りされたスターチが所望される場
合、スターチを転換することは所望されない。
ターチ(プレクックされた冷水膨潤性スターチ)であ
り、そして緩酸分解、加熱デキストリン化又は当業界に
おいて良く知られているいくつかの方法のいづれかによ
り転換された流動性スターチでもあり得る。たとえばM.
W.Rutenberg, "Starch and Its Modifications" 22〜36
ページ、Handbook of Water-Soluble Gums and Resins
, R.L.Davidson出版、 McGraw Hill, Inc., New York,
New York, 1980を参照のこと。所望により、スターチ
は、アメリカ特許第4,726,957号(Lacou
rse,など.,)に開示される態様で流動性スターチ
を製造するためにα−アミラーゼによる処理により転換
され得る。1又は複数のこれらの転換技法の組合せが使
用され得る。転換は典型的には、誘導体化又は架橋の前
に行なわれるが、しかし酵素処理の前又は後でも行なわ
れ得る。高粘度の枝切りされたスターチが所望される場
合、スターチを転換することは所望されない。
【0016】低粘度のスターチが所望される場合、約6
0までの水流動性(WF)に転換されたスターチ、たと
えばロウ状トウモロコシスターチが好ましい。水流動性
は、0〜90の尺度に基づいての粘度の実験的な測定で
あり、ここで流動性は粘度の逆数である。他の生成物に
関しては、所望する粘度及び機能的な特徴をもたらす置
換の程度又は転換のレベルへの誘導体化が、酵素的枝切
りの前、又はそれに続いて使用され得る。たとえば、枝
切りされたスターチが化粧品に(たとえばここにおいて
は、保湿剤、遮光剤配合物)おける乳化剤、として使用
される場合、乳化スターチ、たとえばオクテニル琥珀酸
誘導体(OSAスターチ)が好ましい。スターチはオク
テニル琥珀酸無水物により処理され、オクテニルスクシ
ネート0.25〜3.0重量%を含むスターチエステル
誘導体が形成される。
0までの水流動性(WF)に転換されたスターチ、たと
えばロウ状トウモロコシスターチが好ましい。水流動性
は、0〜90の尺度に基づいての粘度の実験的な測定で
あり、ここで流動性は粘度の逆数である。他の生成物に
関しては、所望する粘度及び機能的な特徴をもたらす置
換の程度又は転換のレベルへの誘導体化が、酵素的枝切
りの前、又はそれに続いて使用され得る。たとえば、枝
切りされたスターチが化粧品に(たとえばここにおいて
は、保湿剤、遮光剤配合物)おける乳化剤、として使用
される場合、乳化スターチ、たとえばオクテニル琥珀酸
誘導体(OSAスターチ)が好ましい。スターチはオク
テニル琥珀酸無水物により処理され、オクテニルスクシ
ネート0.25〜3.0重量%を含むスターチエステル
誘導体が形成される。
【0017】好ましい態様において、スターチ誘導体調
製した後の次の段階は、誘導体化されたスターチをゲル
化するために誘導体化されたスターチの水性分散体を加
熱することである。ゲル化方法は、原料スターチ顆粒内
のスターチ分子の会合結合を全体的に又は一部破壊し、
それによって分子の酵素への接近を可能にし、そして酵
素のスターチ分子のより容易且つ均等な枝切りを可能に
する。スターチのスラリーがゲル化された後、その分散
体の温度及びpHが調節され、最適な酵素活性を提供され
る。
製した後の次の段階は、誘導体化されたスターチをゲル
化するために誘導体化されたスターチの水性分散体を加
熱することである。ゲル化方法は、原料スターチ顆粒内
のスターチ分子の会合結合を全体的に又は一部破壊し、
それによって分子の酵素への接近を可能にし、そして酵
素のスターチ分子のより容易且つ均等な枝切りを可能に
する。スターチのスラリーがゲル化された後、その分散
体の温度及びpHが調節され、最適な酵素活性を提供され
る。
【0018】酵素活性のための最適なパラメーターは、
種々の要因、たとえば酵素濃度、基質濃度、pH、温度、
インヒビターの存在又は不在及び他の要因に依存して変
化するであろう。酵素のタイプ又はその源に依存して、
種々のパラメーターが調節され、最適な枝切り速度が達
成され得る。一般的に、酵素枝切りは、スターチの続く
乾燥を促進せしめるために、最適な枝切り速度を維持し
ながら、最高の実施可能な固形分で実施される。たとえ
ば、脂肪置換体として使用するために適当なスターチを
製造するために本発明で使用されるプルラナーゼに関し
ては、28%までの固形分のプレクックされたスターチ
分散体が好ましい。
種々の要因、たとえば酵素濃度、基質濃度、pH、温度、
インヒビターの存在又は不在及び他の要因に依存して変
化するであろう。酵素のタイプ又はその源に依存して、
種々のパラメーターが調節され、最適な枝切り速度が達
成され得る。一般的に、酵素枝切りは、スターチの続く
乾燥を促進せしめるために、最適な枝切り速度を維持し
ながら、最高の実施可能な固形分で実施される。たとえ
ば、脂肪置換体として使用するために適当なスターチを
製造するために本発明で使用されるプルラナーゼに関し
ては、28%までの固形分のプレクックされたスターチ
分散体が好ましい。
【0019】実施者は、高い固形分スターチシステム
(たとえば50%以上の固形分)が、スターチが酵素及
びスターチを高い固形分で均質にブレンドするために適
切な混合を生む方法によりゲル化される場合に使用され
得ることを理解するであろう。実施者はまた、酵素枝切
り方法の温度、処理時間及び他のパラメーターが高い固
形分に調節されるべきであることを理解するであろう。
高い固形分のスターチ分散体を用いる方法は、本発明の
範囲内に存在し、そして短鎖アミロースを調製するため
に使用され得る。
(たとえば50%以上の固形分)が、スターチが酵素及
びスターチを高い固形分で均質にブレンドするために適
切な混合を生む方法によりゲル化される場合に使用され
得ることを理解するであろう。実施者はまた、酵素枝切
り方法の温度、処理時間及び他のパラメーターが高い固
形分に調節されるべきであることを理解するであろう。
高い固形分のスターチ分散体を用いる方法は、本発明の
範囲内に存在し、そして短鎖アミロースを調製するため
に使用され得る。
【0020】短鎖アミロースの調製は、酵素としてプル
ラナーゼ(E.C.3.2.1.41;プルラン6−グ
ルカノヒドロラーゼ)を使用するが、他のエンド−α−
1,6−グルカノヒドロラーゼ、たとえばイソアミラー
ゼ(E.C.3.2.1.68)又はスターチ分子の
1,6−結合の分解において選択性を示し、1,4−結
合を実質的に損なわれないままに保持し、そして短鎖ア
ミロースを開放するいづれか他のエンド−酵素が使用さ
れ得る。
ラナーゼ(E.C.3.2.1.41;プルラン6−グ
ルカノヒドロラーゼ)を使用するが、他のエンド−α−
1,6−グルカノヒドロラーゼ、たとえばイソアミラー
ゼ(E.C.3.2.1.68)又はスターチ分子の
1,6−結合の分解において選択性を示し、1,4−結
合を実質的に損なわれないままに保持し、そして短鎖ア
ミロースを開放するいづれか他のエンド−酵素が使用さ
れ得る。
【0021】好ましい態様において、使用される酵素
は、バシラス(Bacillus)の新規種から得られ
た熱安定性プルラナーゼである。このプルラナーゼは、
側鎖に少なくとも2つのグルコース単位が存在する場
合、プルラン及びアミロペクチンにおけるα−1,6−
結合の加水分解を触媒するであろう。プルラナーゼは、
α−1,6結合により結合されるD−グルコピラノシル
トリホス単位から実質的に成る線状ポリマーである。
は、バシラス(Bacillus)の新規種から得られ
た熱安定性プルラナーゼである。このプルラナーゼは、
側鎖に少なくとも2つのグルコース単位が存在する場
合、プルラン及びアミロペクチンにおけるα−1,6−
結合の加水分解を触媒するであろう。プルラナーゼは、
α−1,6結合により結合されるD−グルコピラノシル
トリホス単位から実質的に成る線状ポリマーである。
【0022】酵素及び基質の最適濃度は、酵素源、酵素
供給者及び市販のバッチで供給される酵素の濃度に依存
して異なるであろう酵素活性のレベルにより支配され
る。本発明の方法は溶液での酵素を使用するが、固体支
持体上に固定された酵素を使用する方法も、本発明の範
囲内である。反応は、pHが分解を通して最適レベルで存
在することを確保するために緩衝液の存在下で進行す
る。緩衝液、たとえば酢酸塩、クエン酸塩又は他の弱酸
の塩が許容できる。他の物質も、酵素活性を最適化する
ために使用され得る。反応は、約3.0〜7.5のpH範
囲で行なわれ、そして好ましい範囲は4.5〜5.5の
間であり、そして最適pHは、温度が60℃であり、そし
て酵素がバシラスプルラナーゼである場合、5.0であ
る。
供給者及び市販のバッチで供給される酵素の濃度に依存
して異なるであろう酵素活性のレベルにより支配され
る。本発明の方法は溶液での酵素を使用するが、固体支
持体上に固定された酵素を使用する方法も、本発明の範
囲内である。反応は、pHが分解を通して最適レベルで存
在することを確保するために緩衝液の存在下で進行す
る。緩衝液、たとえば酢酸塩、クエン酸塩又は他の弱酸
の塩が許容できる。他の物質も、酵素活性を最適化する
ために使用され得る。反応は、約3.0〜7.5のpH範
囲で行なわれ、そして好ましい範囲は4.5〜5.5の
間であり、そして最適pHは、温度が60℃であり、そし
て酵素がバシラスプルラナーゼである場合、5.0であ
る。
【0023】水性スターチ分散体は、酵素枝切りの間、
約25〜100℃の温度で維持されるべきであり、好ま
しい範囲は、55〜65℃であり、そして最適温度は、
バシラスプルラナーゼに関して、pH5.0で60℃であ
る。しかしながら、より短い処理時間が所望される場
合、60〜65℃の温度範囲又はより高い酵素濃度が使
用され得る。他方、スターチから短鎖アミロースを生成
する熱安定性枝切り酵素が選択される場合、より高い温
度が使用され得る。酵素反応の他のパラメーターによく
あることだが、好ましく且つ最適な温度範囲は、他のパ
ラメーター、たとえば基質濃度、pH及び酵素活性に影響
を及ぼす他の要因の変化に伴って変化し、そして実施者
により決定され得る。
約25〜100℃の温度で維持されるべきであり、好ま
しい範囲は、55〜65℃であり、そして最適温度は、
バシラスプルラナーゼに関して、pH5.0で60℃であ
る。しかしながら、より短い処理時間が所望される場
合、60〜65℃の温度範囲又はより高い酵素濃度が使
用され得る。他方、スターチから短鎖アミロースを生成
する熱安定性枝切り酵素が選択される場合、より高い温
度が使用され得る。酵素反応の他のパラメーターによく
あることだが、好ましく且つ最適な温度範囲は、他のパ
ラメーター、たとえば基質濃度、pH及び酵素活性に影響
を及ぼす他の要因の変化に伴って変化し、そして実施者
により決定され得る。
【0024】酵素処理は、所望する量の短鎖アミロース
が生成されるまで、続けられる。酵素処理の進行は、種
々の方法により測定され得る。すべての臨界的パラメー
ターが特定のスターチ組成物を達成するために確立され
る場合、その処理は、予定された相対的エンドポイント
への進行を可能にされる。エンドポイントは、スターチ
分散体の粘度の変化により、ゲル透過クロマトグラフィ
ーにより、還元基含有率により、沃素反応により又はス
ターチ分子の酵素的枝切りの程度を測定するために当業
界において知られているいづれか他の方法により決定さ
れ得る。
が生成されるまで、続けられる。酵素処理の進行は、種
々の方法により測定され得る。すべての臨界的パラメー
ターが特定のスターチ組成物を達成するために確立され
る場合、その処理は、予定された相対的エンドポイント
への進行を可能にされる。エンドポイントは、スターチ
分散体の粘度の変化により、ゲル透過クロマトグラフィ
ーにより、還元基含有率により、沃素反応により又はス
ターチ分子の酵素的枝切りの程度を測定するために当業
界において知られているいづれか他の方法により決定さ
れ得る。
【0025】好ましい態様において、枝切りのエンドポ
イントは、下記例1に示される漏斗粘度法を用いて、7
2°F(22℃)でスターチ分散体の粘度を決定するこ
とによって測定される。その漏斗粘度法は、粘度を測定
するための早く且つ単純な方法であり、ここで標準の大
きさの漏斗を通してスターチスラリーの標準量が流れる
ために必要とされる時間が記録される。
イントは、下記例1に示される漏斗粘度法を用いて、7
2°F(22℃)でスターチ分散体の粘度を決定するこ
とによって測定される。その漏斗粘度法は、粘度を測定
するための早く且つ単純な方法であり、ここで標準の大
きさの漏斗を通してスターチスラリーの標準量が流れる
ために必要とされる時間が記録される。
【0026】第2の好ましい態様においては、スターチ
枝切りの程度は、ゲル透過クロマトグラフィーにより測
定される。スターチをその異なった分子量画分に分離し
た後、短鎖アミロースの百分率が、一部枝切りされたス
ターチの低分子量画分の重量%を計算することによって
決定される。これらの百分率は、枌切り酵素によりアミ
ロペクチンから生成された短鎖アミロースの量にほぼ等
しいことが実施者により理解されるであろう。ゲル透過
クロマトグラフィーにおける実験誤差(たとえば、酵素
又はスターチと共に導入される糖又はデキストラン、酵
素溶液、緩衝液又は他の工程の成分による汚染による)
は、スターチサンプルの%短鎖アミロースよりも5%高
いか又は低い範囲である%低分子量画分をもたらす。
枝切りの程度は、ゲル透過クロマトグラフィーにより測
定される。スターチをその異なった分子量画分に分離し
た後、短鎖アミロースの百分率が、一部枝切りされたス
ターチの低分子量画分の重量%を計算することによって
決定される。これらの百分率は、枌切り酵素によりアミ
ロペクチンから生成された短鎖アミロースの量にほぼ等
しいことが実施者により理解されるであろう。ゲル透過
クロマトグラフィーにおける実験誤差(たとえば、酵素
又はスターチと共に導入される糖又はデキストラン、酵
素溶液、緩衝液又は他の工程の成分による汚染による)
は、スターチサンプルの%短鎖アミロースよりも5%高
いか又は低い範囲である%低分子量画分をもたらす。
【0027】特定の適用のために必要とされるスターチ
枝切りの程度は、使用されるスターチのタイプ、いづれ
かの置換基の存在及び性質及びもしあるなら、転換の程
度に依存する。高い百分率の短鎖アミロースは一般的
に、実施者は、適切なスターチを選択でき、そして最少
の実験により、特定の化粧品のために必要な枝切りを決
定することができる。
枝切りの程度は、使用されるスターチのタイプ、いづれ
かの置換基の存在及び性質及びもしあるなら、転換の程
度に依存する。高い百分率の短鎖アミロースは一般的
に、実施者は、適切なスターチを選択でき、そして最少
の実験により、特定の化粧品のために必要な枝切りを決
定することができる。
【0028】いづれかのアミロペクチン含有スターチが
使用され得るが、酵素枝切りの効果は、スターチのアミ
ロペクチン含有率が上昇するにつれて、より劇的になる
であろう。従って、すべての市販のスターチが本発明に
おいて使用され得るが、約100%のアミロペクチンを
含むロウ状トウモロコシが好ましい。好ましい態様にお
いては、ロウ状トウモロコシスターチ又はいくつかの他
のロウ状スターチ(たとえばロウ状米又は大麦スター
チ)が枝切りされ、短鎖アミロース12〜100重量%
及び好ましくは短鎖アミロース35〜100重量%を含
んで成る混合物を製造するために十分な短鎖アミロース
が生成される。ロウ状スターチの枝切りのこの程度が、
水性スターチ分散体における脂肪様潤滑きめを創造する
ために好ましい。脂肪様性質は一般的に、%短鎖アミロ
ースが上昇するにつれて増強される。転換された、枝切
りされたロウ状スターチ(たとえば50WF酸転換され
たロウ状トウモロコシ又はロウ状米)がまた、熱可逆性
ゲルを調製し、そして水性スターチ分散体に脂肪様品質
を付与するために好ましい。
使用され得るが、酵素枝切りの効果は、スターチのアミ
ロペクチン含有率が上昇するにつれて、より劇的になる
であろう。従って、すべての市販のスターチが本発明に
おいて使用され得るが、約100%のアミロペクチンを
含むロウ状トウモロコシが好ましい。好ましい態様にお
いては、ロウ状トウモロコシスターチ又はいくつかの他
のロウ状スターチ(たとえばロウ状米又は大麦スター
チ)が枝切りされ、短鎖アミロース12〜100重量%
及び好ましくは短鎖アミロース35〜100重量%を含
んで成る混合物を製造するために十分な短鎖アミロース
が生成される。ロウ状スターチの枝切りのこの程度が、
水性スターチ分散体における脂肪様潤滑きめを創造する
ために好ましい。脂肪様性質は一般的に、%短鎖アミロ
ースが上昇するにつれて増強される。転換された、枝切
りされたロウ状スターチ(たとえば50WF酸転換され
たロウ状トウモロコシ又はロウ状米)がまた、熱可逆性
ゲルを調製し、そして水性スターチ分散体に脂肪様品質
を付与するために好ましい。
【0029】高い強度のスターチゲルを調製するために
は、短鎖アミロース10〜45重量%及び好ましくは短
鎖アミロース15〜40重量%を含んで成る部分的に枝
切りされたコーンスターチが好ましい。所望する程度の
スターチ枝切りが達成された後、酵素は不活性化され得
る。プルラナーゼは約70℃以上の温度で急速に不活性
化され、従って、その反応は、約15分間、少なくとも
75℃にスターチ分散体の温度を上げることによって便
利に止められ得る。
は、短鎖アミロース10〜45重量%及び好ましくは短
鎖アミロース15〜40重量%を含んで成る部分的に枝
切りされたコーンスターチが好ましい。所望する程度の
スターチ枝切りが達成された後、酵素は不活性化され得
る。プルラナーゼは約70℃以上の温度で急速に不活性
化され、従って、その反応は、約15分間、少なくとも
75℃にスターチ分散体の温度を上げることによって便
利に止められ得る。
【0030】化粧品における使用が枝切りされたスター
チの精製を必要とする場合、反応の不純物及び副生成物
は、透析、濾過、イオン交換方法、遠心分離又はスター
チの単離及び回収のために当業界において知られている
いづれか他の方法により除去され得る。乾燥されたスタ
ーチが化粧品適用のために所望される場合、スターチは
当業界において知られているいづれかの方法により脱水
され得る。
チの精製を必要とする場合、反応の不純物及び副生成物
は、透析、濾過、イオン交換方法、遠心分離又はスター
チの単離及び回収のために当業界において知られている
いづれか他の方法により除去され得る。乾燥されたスタ
ーチが化粧品適用のために所望される場合、スターチは
当業界において知られているいづれかの方法により脱水
され得る。
【0031】本発明は、短鎖アミロース15〜100重
量%を含むスターチブレンドを包含することが理解され
るべきである。従って、本発明は、枝切りされたスター
チ及び他の成分、たとえば化学的に変性されたスターチ
及び他のポリマーのブレンドを包含し、そして酵素がス
ターチを枝切りするために1段階で使用される複数段階
工程を包含する。たとえば、本発明は、複数段階工程及
びスターチブレンドを包含し、ここでスターチは、酵素
的枝切りにゆだねられ、又は短鎖アミロースと共にブレ
ンドされる他に、転換され、誘導体化され、架橋され、
又は変性される。
量%を含むスターチブレンドを包含することが理解され
るべきである。従って、本発明は、枝切りされたスター
チ及び他の成分、たとえば化学的に変性されたスターチ
及び他のポリマーのブレンドを包含し、そして酵素がス
ターチを枝切りするために1段階で使用される複数段階
工程を包含する。たとえば、本発明は、複数段階工程及
びスターチブレンドを包含し、ここでスターチは、酵素
的枝切りにゆだねられ、又は短鎖アミロースと共にブレ
ンドされる他に、転換され、誘導体化され、架橋され、
又は変性される。
【0032】枝切りされたスターチは、いづれかの化粧
品配合物に単独で又はスターチブレンドとして使用され
得る。その化粧品配合物の性質は、本明細書に開示され
るスターチからの適切な枝切りされたスターチの選択を
指図するであろう。好ましい態様において、化粧用ステ
ィック配合物は、短鎖アミロース15〜100重量%を
生成するために、酵素的に枝切りされているスターチ1
〜16重量%;水2〜35重量%;油、ロウ及び脂肪か
ら成る群から選択された疎水性基材35〜90重量%;
乳化剤5〜20重量%;及び染料、保存剤、香料、風味
剤、遮光剤、不透明剤及び充填剤から選択された1又は
複数の添加剤を含んで成る。
品配合物に単独で又はスターチブレンドとして使用され
得る。その化粧品配合物の性質は、本明細書に開示され
るスターチからの適切な枝切りされたスターチの選択を
指図するであろう。好ましい態様において、化粧用ステ
ィック配合物は、短鎖アミロース15〜100重量%を
生成するために、酵素的に枝切りされているスターチ1
〜16重量%;水2〜35重量%;油、ロウ及び脂肪か
ら成る群から選択された疎水性基材35〜90重量%;
乳化剤5〜20重量%;及び染料、保存剤、香料、風味
剤、遮光剤、不透明剤及び充填剤から選択された1又は
複数の添加剤を含んで成る。
【0033】もう1つの好ましい態様においては、酵素
的に枝切りされたスターチが、1990年11月13日
に公開されたアメリカ特許第4,970,220号(引
用により本明細書に組込まれる)に開示される化粧用組
成物に使用される。次の例は本発明の態様を十分に例示
するであろう。これらの例において、すべての部及び百
分率は乾量基礎により与えられ、そしてすべての温度
は、特にことわらない限り、度Cで示される。
的に枝切りされたスターチが、1990年11月13日
に公開されたアメリカ特許第4,970,220号(引
用により本明細書に組込まれる)に開示される化粧用組
成物に使用される。次の例は本発明の態様を十分に例示
するであろう。これらの例において、すべての部及び百
分率は乾量基礎により与えられ、そしてすべての温度
は、特にことわらない限り、度Cで示される。
【0034】
【実施例】例1 この例は、本発明の方法による代表的な一部枝切りされ
たスターチの調製を例示する。スターチは、適用可能な
場合、プルラナーゼによるゲル化及び処理の前、転換さ
れ、誘導体化され又は架橋された。スターチを転換する
ために、水150部中、スターチ100部のスラリーを
52℃に加熱し、塩酸(1.75%)の示された量を添
加し、そしてその混合物を52℃で16時間攪拌した。
加水分解を、アルカリ(3%水酸化ナトリウム溶液)に
より前記混合物を5.5のpHに中和することによって停
止した。転換されたスターチを、濾過により回収し、洗
浄し、そして乾燥せしめた。
たスターチの調製を例示する。スターチは、適用可能な
場合、プルラナーゼによるゲル化及び処理の前、転換さ
れ、誘導体化され又は架橋された。スターチを転換する
ために、水150部中、スターチ100部のスラリーを
52℃に加熱し、塩酸(1.75%)の示された量を添
加し、そしてその混合物を52℃で16時間攪拌した。
加水分解を、アルカリ(3%水酸化ナトリウム溶液)に
より前記混合物を5.5のpHに中和することによって停
止した。転換されたスターチを、濾過により回収し、洗
浄し、そして乾燥せしめた。
【0035】スターチ誘導体化 オクテニルスクシネート誘導体を調製するために、スタ
ーチ100部を水150部中にスラリーし、pHを水酸化
ナトリウムにより7.5に調整し、そして無水オクテニ
ル琥珀酸の指示量を、そのpHをアルカリにより7.5に
維持しながら、ゆっくりと添加した。反応は、追加のア
ルカリの添加が必要でない場合、完結した。pHを4.0
〜6.5に調整し、そして得られた誘導体を濾過により
回収し、洗浄し、そして乾燥せしめた。
ーチ100部を水150部中にスラリーし、pHを水酸化
ナトリウムにより7.5に調整し、そして無水オクテニ
ル琥珀酸の指示量を、そのpHをアルカリにより7.5に
維持しながら、ゆっくりと添加した。反応は、追加のア
ルカリの添加が必要でない場合、完結した。pHを4.0
〜6.5に調整し、そして得られた誘導体を濾過により
回収し、洗浄し、そして乾燥せしめた。
【0036】アセテート誘導体を調製するために、スタ
ーチ100部を水150部中にスラリーし、3%水酸化
ナトリウム溶液によりpHを8.3に調整し、そして上記
アルカリによりpHを8.3に維持しながら、指示量の無
水酢酸をゆっくりと添加した。反応は、追加のアルカリ
の添加が必要でない場合、完結した。pHを4.0〜6.
5に調整し、そして得られた誘導体を上記のようにして
回収した。
ーチ100部を水150部中にスラリーし、3%水酸化
ナトリウム溶液によりpHを8.3に調整し、そして上記
アルカリによりpHを8.3に維持しながら、指示量の無
水酢酸をゆっくりと添加した。反応は、追加のアルカリ
の添加が必要でない場合、完結した。pHを4.0〜6.
5に調整し、そして得られた誘導体を上記のようにして
回収した。
【0037】架橋されたスターチを、水150部にスタ
ーチ100部をスラリーし、水酸化ナトリウム0.8部
及び塩化ナトリウム1.0部を添加し、そして次に指示
量のオキシ塩化リンを添加することによって調製した。
そのスラリーを室温で3時間攪拌した。反応が完結され
た場合、pHを酸により5.5に調整した。スターチを濾
過により回収し、洗浄し、そして乾燥せしめた。
ーチ100部をスラリーし、水酸化ナトリウム0.8部
及び塩化ナトリウム1.0部を添加し、そして次に指示
量のオキシ塩化リンを添加することによって調製した。
そのスラリーを室温で3時間攪拌した。反応が完結され
た場合、pHを酸により5.5に調整した。スターチを濾
過により回収し、洗浄し、そして乾燥せしめた。
【0038】スターチ枝切り 水性スラリー(20〜30%の固形分)を、所望するス
ターチを用いて調製した。その水性スターチスラリーを
約300°F(149℃)でジェットクックし、スター
チをゲル化せしめた。クックされたスターチ分散体を、
一定の攪拌下で58〜60℃で一定温度の槽に配置し
た。そのpHを3%塩酸により5に調整した。
ターチを用いて調製した。その水性スターチスラリーを
約300°F(149℃)でジェットクックし、スター
チをゲル化せしめた。クックされたスターチ分散体を、
一定の攪拌下で58〜60℃で一定温度の槽に配置し
た。そのpHを3%塩酸により5に調整した。
【0039】使用されるスターチのタイプ及びそのアミ
ロペクチン含有率に依存して、スターチ100g当たり
プルラナーゼ0.5〜10.0モルを、クックされたス
ターチ分散体に添加した。使用されるプルラナーゼ
(E.C.3.2.141、ブルラン6−グルカノ−ヒ
ドロラーゼ)は、バシラスの新規種により製造される。
この酵素(PromozymeR )はデンマークのNovo
Industri A/Sから得られた。1.25g/mlの溶液に
おけるPromozymeの酵素活性を、200PUN
/mlの溶液で標準化する。1PUN(プルラナーゼ Uni
t Novo)は、標準の条件下で、プルランを加水分解し、
1μモルのグルコース/分に相当する還元力を有する還
元炭水化物を生成する酵素の量である。PUNを決定す
るための方法は、 Novo Industri A/Sから入手できる。
ロペクチン含有率に依存して、スターチ100g当たり
プルラナーゼ0.5〜10.0モルを、クックされたス
ターチ分散体に添加した。使用されるプルラナーゼ
(E.C.3.2.141、ブルラン6−グルカノ−ヒ
ドロラーゼ)は、バシラスの新規種により製造される。
この酵素(PromozymeR )はデンマークのNovo
Industri A/Sから得られた。1.25g/mlの溶液に
おけるPromozymeの酵素活性を、200PUN
/mlの溶液で標準化する。1PUN(プルラナーゼ Uni
t Novo)は、標準の条件下で、プルランを加水分解し、
1μモルのグルコース/分に相当する還元力を有する還
元炭水化物を生成する酵素の量である。PUNを決定す
るための方法は、 Novo Industri A/Sから入手できる。
【0040】従って、コーンスターチを使用するスター
チ分散体において、コーンスターチ100g当たり12
5PUNのプルラナーゼがその分散体に添加された。ロ
ウ状トウモロコシスターチのスラリー(高いアミロペク
チン含有率を有する)に関しては、ロウ状トウモロコシ
スターチ100g当たり750PUNのプルラナーゼが
分散体に添加された。
チ分散体において、コーンスターチ100g当たり12
5PUNのプルラナーゼがその分散体に添加された。ロ
ウ状トウモロコシスターチのスラリー(高いアミロペク
チン含有率を有する)に関しては、ロウ状トウモロコシ
スターチ100g当たり750PUNのプルラナーゼが
分散体に添加された。
【0041】枌切りの量は、まず漏斗粘度試験により及
び続いて、ゲル透過クロマトグラフィーにより測定され
た。漏斗粘度測定 19%固形分で漏斗粘度を測定するために、スターチ
(無水基礎)38gを、温度計を含む250mlのビーカ
ー(ステンレス銅)中に入れ、そして蒸留水により合計
重量を200gにした。サンプルを、すべてのかたまり
を溶解するために混合し、そして加熱し又は72°F
(22℃)に冷却した。合計100mlのクックドスター
チ分散体をメスシリンダーで測定した。次に、オリフィ
スを閉じるために指を用いて、それを目盛を定められた
漏斗中に注いだ。少量がその計量容器中に流れ、すべて
の閉じ込められた空気を除去し、そしてその計量容器に
残存する完全な残りを漏斗中に注ぎ戻した。タイマーを
用いて、100mlのサンプルが漏斗の先端を通して流れ
るのに必要な時間を記録した。
び続いて、ゲル透過クロマトグラフィーにより測定され
た。漏斗粘度測定 19%固形分で漏斗粘度を測定するために、スターチ
(無水基礎)38gを、温度計を含む250mlのビーカ
ー(ステンレス銅)中に入れ、そして蒸留水により合計
重量を200gにした。サンプルを、すべてのかたまり
を溶解するために混合し、そして加熱し又は72°F
(22℃)に冷却した。合計100mlのクックドスター
チ分散体をメスシリンダーで測定した。次に、オリフィ
スを閉じるために指を用いて、それを目盛を定められた
漏斗中に注いだ。少量がその計量容器中に流れ、すべて
の閉じ込められた空気を除去し、そしてその計量容器に
残存する完全な残りを漏斗中に注ぎ戻した。タイマーを
用いて、100mlのサンプルが漏斗の先端を通して流れ
るのに必要な時間を記録した。
【0042】漏斗は標準58°の厚い壁の耐性ガラス漏
斗であり、その先端直径は約9〜10cmであり、ステム
の内径は約0.381cmであった。漏斗は、上記方法を
用いて、水100mlの6秒での流れを可能にするように
目盛を定められた。コーンスターチ(苛性アルカリ)漏斗粘度 コーンスターチを用いる場合に生じるスターチの劣化の
ために、漏斗粘度測定は、枝切りされたコーンスターチ
のために次のように改良された: 1.スターチサンプル重量を15g(無水基礎)に減
じ; 2.十分な熱水(少なくとも90℃)をスターチに添加
し、それを全体の重量150gにし; 3.25%(w/v)の水酸化ナトリウム溶液15gを
熱いスターチスラリーに添加し;そして 4.攪拌しながら、そのスラリーを72°F(22℃)
に冷却し、 そして測定を上記のようにして行なった。
斗であり、その先端直径は約9〜10cmであり、ステム
の内径は約0.381cmであった。漏斗は、上記方法を
用いて、水100mlの6秒での流れを可能にするように
目盛を定められた。コーンスターチ(苛性アルカリ)漏斗粘度 コーンスターチを用いる場合に生じるスターチの劣化の
ために、漏斗粘度測定は、枝切りされたコーンスターチ
のために次のように改良された: 1.スターチサンプル重量を15g(無水基礎)に減
じ; 2.十分な熱水(少なくとも90℃)をスターチに添加
し、それを全体の重量150gにし; 3.25%(w/v)の水酸化ナトリウム溶液15gを
熱いスターチスラリーに添加し;そして 4.攪拌しながら、そのスラリーを72°F(22℃)
に冷却し、 そして測定を上記のようにして行なった。
【0043】ゲル透過クロマトグラフィー 分析のためのスターチを、0.03Mの硝酸ナトリウム
を含むジメチルスルホキシド(“DMSO”)溶液4ml
中にスターチ5mgをスラリーし、そしてそのスラリーを
少なくとも30分間80℃に加熱し、そのスターチを溶
解することによって調製した。サンプル(200μl)
を、ALC/GPC−150Cクロマトグラフ(Waters
Associates, Milford, Massachusetts)〔Nelson 3000
Series Chromatography Data System 及び移動相として
0.03Mの硝酸ナトリウムを含むDMSOを用いる2
つのPLゲル混合10μmカラム(Polymer Laborator
y,Amherst, Massachusettsから得られた)を備える〕中
に注入し、そして1ml/分の速度で溶出した。カラム
を、デキストラン対照(2,000;20,000;8
0,000;500,000;及び2,000,000
の分子量を有し; Pharmacia Fine Chemicals, Piscatw
ay, New Jerseyから得られた)を用いて検量した。%短
鎖アミロースを、500〜20,000の分子量範囲内
に得られたピークの相対面積から計算した。
を含むジメチルスルホキシド(“DMSO”)溶液4ml
中にスターチ5mgをスラリーし、そしてそのスラリーを
少なくとも30分間80℃に加熱し、そのスターチを溶
解することによって調製した。サンプル(200μl)
を、ALC/GPC−150Cクロマトグラフ(Waters
Associates, Milford, Massachusetts)〔Nelson 3000
Series Chromatography Data System 及び移動相として
0.03Mの硝酸ナトリウムを含むDMSOを用いる2
つのPLゲル混合10μmカラム(Polymer Laborator
y,Amherst, Massachusettsから得られた)を備える〕中
に注入し、そして1ml/分の速度で溶出した。カラム
を、デキストラン対照(2,000;20,000;8
0,000;500,000;及び2,000,000
の分子量を有し; Pharmacia Fine Chemicals, Piscatw
ay, New Jerseyから得られた)を用いて検量した。%短
鎖アミロースを、500〜20,000の分子量範囲内
に得られたピークの相対面積から計算した。
【0044】枝切りされたOSAロウ状トウモロコシス
ターチの調製 上記方法を用いて、OSAスターチ誘導体を、1%無水
オクテニル琥珀酸とロウ状トウモロコシスターチとを反
応せしめることによって調製した。次にスターチをpH
5.0でジェットクックし、23%のスターチ分散体を
得た。プルラナーゼ(80ml)を、攪拌しながら58℃
でその分散体に添加した。24時間後、漏斗粘度は19
%固形分及び72°F(22℃)で35秒であった。
ターチの調製 上記方法を用いて、OSAスターチ誘導体を、1%無水
オクテニル琥珀酸とロウ状トウモロコシスターチとを反
応せしめることによって調製した。次にスターチをpH
5.0でジェットクックし、23%のスターチ分散体を
得た。プルラナーゼ(80ml)を、攪拌しながら58℃
でその分散体に添加した。24時間後、漏斗粘度は19
%固形分及び72°F(22℃)で35秒であった。
【0045】枝切りを、追加の80mlのプルラナーゼを
58℃で添加し、そしてさらに3時間その分散体を攪拌
することによって続けた。プルラナーゼを、分散体を約
80℃に加熱することによって不活性化した。漏斗粘度
は、19%固形分及び72°F(22℃)で12秒であ
った。スターチ分散体を、200〜210℃の入口温度
及び80〜90℃の出口温度で噴霧乾燥せしめた。噴霧
乾燥されたスターチを#40のメッシュスクリーンを通
してスクリーンした。
58℃で添加し、そしてさらに3時間その分散体を攪拌
することによって続けた。プルラナーゼを、分散体を約
80℃に加熱することによって不活性化した。漏斗粘度
は、19%固形分及び72°F(22℃)で12秒であ
った。スターチ分散体を、200〜210℃の入口温度
及び80〜90℃の出口温度で噴霧乾燥せしめた。噴霧
乾燥されたスターチを#40のメッシュスクリーンを通
してスクリーンした。
【0046】OSAロウ状トウモロコシスターチの第2
サンプル(4,000g)を調製し、そして上記第1サ
ンプルと同じ方法で枝切りし、但し、20mlのプルラナ
ーゼが1回の添加で使用された。枝切りを2時間続けた
後、漏斗粘度は10%固形分及び72°F(22℃)で
50秒であった。このサンプルを、第1サンプルと同じ
方法で噴霧乾燥せしめた。
サンプル(4,000g)を調製し、そして上記第1サ
ンプルと同じ方法で枝切りし、但し、20mlのプルラナ
ーゼが1回の添加で使用された。枝切りを2時間続けた
後、漏斗粘度は10%固形分及び72°F(22℃)で
50秒であった。このサンプルを、第1サンプルと同じ
方法で噴霧乾燥せしめた。
【0047】例2 この例は、酵素イソアミラーゼ(グリコーゲン6−グル
カノ−ヒドロラーゼ;E.C.3.2.1.68)を用
いての一部枝切りされたスターチの調製を例示する。ロ
ウ状トウモロコシスターチのクックドされ、24%の固
形分の水性分散体(2,500g)を、プソイドモナス
アミロデラモサ(Pseudomonas amyloderamosa )イ
ソアミラーゼ(Sigma Chemical Company, St. Louis, M
issouri から得られた)により処理した。このイソアミ
ラーゼ1単位は、基質として米スターチを用いて1時間
で0.1の吸光度(A610 )の上昇を引き起こす。
カノ−ヒドロラーゼ;E.C.3.2.1.68)を用
いての一部枝切りされたスターチの調製を例示する。ロ
ウ状トウモロコシスターチのクックドされ、24%の固
形分の水性分散体(2,500g)を、プソイドモナス
アミロデラモサ(Pseudomonas amyloderamosa )イ
ソアミラーゼ(Sigma Chemical Company, St. Louis, M
issouri から得られた)により処理した。このイソアミ
ラーゼ1単位は、基質として米スターチを用いて1時間
で0.1の吸光度(A610 )の上昇を引き起こす。
【0048】スターチ分散体をpH4.0で45℃に加熱
し、酵素を添加し、そして混合物を26時間攪拌した。
その混合物の一部を取り出し、酵素を不活性化するため
に80℃に加熱し、そして噴霧乾燥せしめ、そして例1
におけるようにしてスクリーンした。残るスターチ混合
物の部分を合計43時間、酵素処理し、この時点で、酵
素は不活性化され、そしてスターチを上記のようにして
乾燥せしめ、そしてスクリーンした。
し、酵素を添加し、そして混合物を26時間攪拌した。
その混合物の一部を取り出し、酵素を不活性化するため
に80℃に加熱し、そして噴霧乾燥せしめ、そして例1
におけるようにしてスクリーンした。残るスターチ混合
物の部分を合計43時間、酵素処理し、この時点で、酵
素は不活性化され、そしてスターチを上記のようにして
乾燥せしめ、そしてスクリーンした。
【0049】イソアミラーゼ加水分解から得られた短鎖
アミロースの量を、ゲル透過クロマトグラフィーにより
測定した。その26時間サンプルは短鎖アミロース2
1.9%を含み、そして43時間サンプルは28.4%
を含んだ。例3 この例は、本発明のスターチの処理時間、漏斗粘度(又
はWater Fluidity)及び%短鎖アミロースの間の関係を
例示する。
アミロースの量を、ゲル透過クロマトグラフィーにより
測定した。その26時間サンプルは短鎖アミロース2
1.9%を含み、そして43時間サンプルは28.4%
を含んだ。例3 この例は、本発明のスターチの処理時間、漏斗粘度(又
はWater Fluidity)及び%短鎖アミロースの間の関係を
例示する。
【0050】例1の部分酵素枝切り方法を、表1に列挙
されるスターチに対して行なった。漏斗粘度及び%短鎖
アミロースを、上記のような方法により測定した。結果
は表1に示される。
されるスターチに対して行なった。漏斗粘度及び%短鎖
アミロースを、上記のような方法により測定した。結果
は表1に示される。
【0051】
【表1】
【0052】その結果は、反応時間が長くなるにつれ
て、%短鎖アミロースが上昇し、そして漏斗粘度が非直
線的に低下することを一般的に示す。従って、1又は複
数回のこれらの測定を用いて、酵素的枝切りの進行を測
定することができる。例4 この例は、本発明のスターチが水性スターチ分散体にお
いて潤滑性及び脂肪様きめを創造するために使用され得
ることを例示する。
て、%短鎖アミロースが上昇し、そして漏斗粘度が非直
線的に低下することを一般的に示す。従って、1又は複
数回のこれらの測定を用いて、酵素的枝切りの進行を測
定することができる。例4 この例は、本発明のスターチが水性スターチ分散体にお
いて潤滑性及び脂肪様きめを創造するために使用され得
ることを例示する。
【0053】ロウ状トウモロコシスターチを、72°F
(22℃)で10〜12秒の漏斗粘度及び10%の固形
分(約50%の短鎖アミロース)を有するように例1の
方法により部分的に枝切りした。スターチの脂肪様又は
潤滑性質を、蒸留水75g中に無水スターチ25gを分
散することによって評価した。その分散体を蒸留槽上で
20分間加熱し、ペトリ皿中に注ぎ、1時間冷蔵に入
れ、そして主観的に評価した。部分的に枝切りされたス
ターチゲルを、手のひら上に広げ、そして潤滑性のクリ
ーム状感触を有することが観察された。そのゲルは光沢
があり且つ不透明であった。
(22℃)で10〜12秒の漏斗粘度及び10%の固形
分(約50%の短鎖アミロース)を有するように例1の
方法により部分的に枝切りした。スターチの脂肪様又は
潤滑性質を、蒸留水75g中に無水スターチ25gを分
散することによって評価した。その分散体を蒸留槽上で
20分間加熱し、ペトリ皿中に注ぎ、1時間冷蔵に入
れ、そして主観的に評価した。部分的に枝切りされたス
ターチゲルを、手のひら上に広げ、そして潤滑性のクリ
ーム状感触を有することが観察された。そのゲルは光沢
があり且つ不透明であった。
【0054】追加のスターチ及びスターチブレンドを、
水性分散体における脂肪様性質について同じ方法により
試験した。これらのスターチ及びスターチブレンドの試
験結果は下記表2に示される。すべてのサンプル、たと
えば枝切りされたロウ状トウモロコシとタピオカマルト
デキストリン又は転換されたロウ状トウモロコシ又は転
換されたタピオカとのブレンドは、脂肪様性質を示し
た。枝切りされたロウ状トウモロコシスターチの短鎖ア
ミロース含有率は、15〜75重量%の範囲であった。
水性分散体における脂肪様性質について同じ方法により
試験した。これらのスターチ及びスターチブレンドの試
験結果は下記表2に示される。すべてのサンプル、たと
えば枝切りされたロウ状トウモロコシとタピオカマルト
デキストリン又は転換されたロウ状トウモロコシ又は転
換されたタピオカとのブレンドは、脂肪様性質を示し
た。枝切りされたロウ状トウモロコシスターチの短鎖ア
ミロース含有率は、15〜75重量%の範囲であった。
【0055】
【表2】
【0056】例5 この例は、酵素的に枝切りされたスターチの水性分散体
を用いて口紅配合物の調製を例示する。口紅を、次の配
合表及び方法を用いて調製した。
を用いて口紅配合物の調製を例示する。口紅を、次の配
合表及び方法を用いて調製した。
【0057】
【表3】
【0058】スターチを例1の方法により調製した。そ
のスターチを、攪拌しながら、水中に移し、80℃に加
熱し、そして30分間維持した。相Bの成分を組合し、
そして混合しながら、80℃に加熱した。両相が完全に
分散された時、相Bを、混合しながら相Aに添加し、そ
して80℃で30分間維持した。この配合物を、混合し
ながら40℃に冷却し、そして相Cを添加した。
のスターチを、攪拌しながら、水中に移し、80℃に加
熱し、そして30分間維持した。相Bの成分を組合し、
そして混合しながら、80℃に加熱した。両相が完全に
分散された時、相Bを、混合しながら相Aに添加し、そ
して80℃で30分間維持した。この配合物を、混合し
ながら40℃に冷却し、そして相Cを添加した。
【0059】この方法を用いて、一連の口紅サンプル
を、下記表4に示される枝分れされたスターチ及び対照
スターチから調製した。サンプルを、次の触質性及び視
覚性について評価した:唇への柔らかな感触、良好な拡
散性質、滑らかなきめ、及び硬質スティック形。
を、下記表4に示される枝分れされたスターチ及び対照
スターチから調製した。サンプルを、次の触質性及び視
覚性について評価した:唇への柔らかな感触、良好な拡
散性質、滑らかなきめ、及び硬質スティック形。
【0060】口紅を、促進された保存期間をシミュレー
トするために、高温にゆだねた。配合物を調製し、そし
てガラスジャーに密封した。サンプルを49℃(120
°F)での密封されたオーブンに置き、そして定期的に
試験した。品質評価及び貯蔵試験の結果を、表4に示
す。
トするために、高温にゆだねた。配合物を調製し、そし
てガラスジャーに密封した。サンプルを49℃(120
°F)での密封されたオーブンに置き、そして定期的に
試験した。品質評価及び貯蔵試験の結果を、表4に示
す。
【0061】
【表4】
【0062】a.OSAはスターチのオクテニル琥珀酸
無水物誘導体であり;Quab342はスターチの3−
クロロ−2−ヒドロキシプロピル−N,N,N−ジメチ
ルドデクチルクロリド誘導体であり;Quab426は
スターチの3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル−N,
N,N−ジメチルナクチデクチルアンモニウムクロリド
であり;そしてオキシ塩化リンは架橋のために使用され
た。すべてのスターチの誘導体化及び転換は例1に示さ
れる方法により行なわれた。 b.これらのスターチは、水性相の高い粘度のために、
10%で示唆された配合で調製され得なかった。スター
チは5%で導入され、そしてほとんどの酸−転換された
高アミロース(50%)コーンスターチは調製され得な
かった。
無水物誘導体であり;Quab342はスターチの3−
クロロ−2−ヒドロキシプロピル−N,N,N−ジメチ
ルドデクチルクロリド誘導体であり;Quab426は
スターチの3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル−N,
N,N−ジメチルナクチデクチルアンモニウムクロリド
であり;そしてオキシ塩化リンは架橋のために使用され
た。すべてのスターチの誘導体化及び転換は例1に示さ
れる方法により行なわれた。 b.これらのスターチは、水性相の高い粘度のために、
10%で示唆された配合で調製され得なかった。スター
チは5%で導入され、そしてほとんどの酸−転換された
高アミロース(50%)コーンスターチは調製され得な
かった。
【0063】酸−転換された高アミロース(50%)コ
ーンスターチは、49℃(120°F)で2週間後、相
分離するなめらかな風合の配合物を提供した。 c.%短鎖アミロース。 プルラナーゼにより枝切りされたスターチのみが、所望
する特徴を有する安定した配合物を生成した。2か月
後、枝切りされたスターチ含有配合物は、不安定性の徴
候、すなわち汗のような液滴又は液体分離(相分離を示
す)を示した。また、亀裂又は脱色の徴候は生じなかっ
た。
ーンスターチは、49℃(120°F)で2週間後、相
分離するなめらかな風合の配合物を提供した。 c.%短鎖アミロース。 プルラナーゼにより枝切りされたスターチのみが、所望
する特徴を有する安定した配合物を生成した。2か月
後、枝切りされたスターチ含有配合物は、不安定性の徴
候、すなわち汗のような液滴又は液体分離(相分離を示
す)を示した。また、亀裂又は脱色の徴候は生じなかっ
た。
【0064】従って、油中水スティック化粧用組成物の
利用性は、本明細書においては、枝切りされたスターチ
に限定された。他の変性された及び変性されていないス
ターチは、これらの化粧品には許容できなかった。例6 この例は、酵素的に枝切りされたスターチを用いての種
々の皮膚用ローションの調製を例示する。
利用性は、本明細書においては、枝切りされたスターチ
に限定された。他の変性された及び変性されていないス
ターチは、これらの化粧品には許容できなかった。例6 この例は、酵素的に枝切りされたスターチを用いての種
々の皮膚用ローションの調製を例示する。
【0065】皮膚用ローションを、次の配合表及び方法
に従って調製した。
に従って調製した。
【0066】
【表5】
【0067】相Bにおける成分を混合し、そして80℃
に加熱した。相Aの成分を混合し、80℃に加熱し、そ
して相Bに添加した。その配合物を80℃で15分間混
合し、35℃に冷却し、そして相Cを添加した。その配
合物を室温に冷却し、そして包装した。その配合物は、
ひじょうに白色で、クリーム状で且つ粘性のものである
が、しかし皮膚にこするには困難であった(すなわち、
皮膚上に多量の薬物をこするには困難であった)。配合
物はハンドローションとしては許容できなかった。配合
部はナイトクリームに典型的な触質性を有した。
に加熱した。相Aの成分を混合し、80℃に加熱し、そ
して相Bに添加した。その配合物を80℃で15分間混
合し、35℃に冷却し、そして相Cを添加した。その配
合物を室温に冷却し、そして包装した。その配合物は、
ひじょうに白色で、クリーム状で且つ粘性のものである
が、しかし皮膚にこするには困難であった(すなわち、
皮膚上に多量の薬物をこするには困難であった)。配合
物はハンドローションとしては許容できなかった。配合
部はナイトクリームに典型的な触質性を有した。
【0068】
【表6】
【0069】水、monoquat及びアラントイン
を、50℃に加熱した。Celquat SC-240を水中に十分に
分散し、そして80℃に加熱した。プロピレングリコー
ル及びスターチをスラリー化し、そして水相に添加し
た。相Bを混合し、80℃に加熱し、相Aを相Bに80
℃で添加し、そして15分間80℃で混合し、35℃に
冷却し、そして相C及び相Dを添加した。その配合物を
室温に冷却し、そして包装した。
を、50℃に加熱した。Celquat SC-240を水中に十分に
分散し、そして80℃に加熱した。プロピレングリコー
ル及びスターチをスラリー化し、そして水相に添加し
た。相Bを混合し、80℃に加熱し、相Aを相Bに80
℃で添加し、そして15分間80℃で混合し、35℃に
冷却し、そして相C及び相Dを添加した。その配合物を
室温に冷却し、そして包装した。
【0070】その配合物は初め、皮膚上に湿った感覚を
残したが、しかし絹状の残留物に乾燥した。配合物は、
白色且つクリーム状であり、そして皮膚上に使用される
場合、許容できた。
残したが、しかし絹状の残留物に乾燥した。配合物は、
白色且つクリーム状であり、そして皮膚上に使用される
場合、許容できた。
【0071】
【表7】
【0072】Carbopalを水中に分散し、そして
80℃に加熱した。残る相Bの成分を添加し、そして十
分に混合した。相Aを混合し、80℃に加熱し、そして
相Bに添加した。その配合物を80℃で15分間混合
し、40℃に冷却し、そして相Cを添加した。配合物を
室温に冷却し、そして包装した。配合物は、べとべとし
てなく、且つ非粘着性であり、そして皮膚上に使用され
る場合、許容できた。
80℃に加熱した。残る相Bの成分を添加し、そして十
分に混合した。相Aを混合し、80℃に加熱し、そして
相Bに添加した。その配合物を80℃で15分間混合
し、40℃に冷却し、そして相Cを添加した。配合物を
室温に冷却し、そして包装した。配合物は、べとべとし
てなく、且つ非粘着性であり、そして皮膚上に使用され
る場合、許容できた。
【0073】例7 この例は、酵素的に枝切りされたスターチを用いての種
々のエマルジョン含有化粧用組成物の調製を例示する。
化粧用組成物は、次の配合表及び方法に従って調製され
る。
々のエマルジョン含有化粧用組成物の調製を例示する。
化粧用組成物は、次の配合表及び方法に従って調製され
る。
【0074】
【表8】
【0075】べとつかないローションの調製は、しなや
かなローションについて例6に示される方法によってで
ある。
かなローションについて例6に示される方法によってで
ある。
【0076】
【表9】
【0077】乾燥皮膚用ローションは、べとつかないロ
ーションと同じ方法により調製される。
ーションと同じ方法により調製される。
【0078】
【表10】
【0079】幼児用ローションは、べとつかないローシ
ョンと同じ方法により調製される。
ョンと同じ方法により調製される。
【0080】
【表11】
【0081】保湿性遮光剤配合物は、べとつかないロー
ションと同じ方法により調製される。
ションと同じ方法により調製される。
【0082】
【表12】
【0083】顔面用マスク剤配合物は、べとつかないロ
ーションと同じ方法により調製される(但し、相Cは使
用されない)。
ーションと同じ方法により調製される(但し、相Cは使
用されない)。
【0084】
【表13】
【0085】洗浄用クリーム配合物は、べとつかないロ
ーションと同じ方法により調製される。
ーションと同じ方法により調製される。
【0086】
【表14】
【0087】この油を含まない配合物は、べとつかない
ローションと同じ方法により調製される(但し、相Aは
使用されない)。油を含まないエマルジョン様ローショ
ンは、不透明で且つ粘性である。それは、薬理学的に活
性な物質のためのキャリヤー又は基材として使用され得
る。
ローションと同じ方法により調製される(但し、相Aは
使用されない)。油を含まないエマルジョン様ローショ
ンは、不透明で且つ粘性である。それは、薬理学的に活
性な物質のためのキャリヤー又は基材として使用され得
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 7/50 // C08B 30/20 7433−4C C12P 19/16 7432−4B (72)発明者 ゲイリー マーティノ アメリカ合衆国,ニュージャージー 08536,プレインズボロ,ブラッドフォー ド レーン 52 (72)発明者 チャン−ワイ チュウ アメリカ合衆国,ニュージャージー 08840,ウェストフィールド,ウッズ エ ンド ロード 305
Claims (4)
- 【請求項1】 皮膚用ローション、クリーム、化粧用ス
ティック、ロールオン保湿剤、ロールオン消臭剤、ステ
ィック消臭剤、口紅、リップ香油、顔面クリーナー、化
粧用石鹸及び遮光剤から選択されたエマルジョン含有化
粧用組成物であって、前記エマルジョンが短鎖アミロー
ス100重量%までを生成するために、α−1,6−D
−グルカノヒドロラーゼによる処理により枝切りされて
いる酵素的に分解されたスターチ15〜40重量の水性
分散体を含んで成ることを特徴とする組成物。 - 【請求項2】 短鎖アミロース15〜100重量%まで
を生成するために酵素的に枝切りされているスターチ1
〜16重量%;水2〜35重量%;油、ロウ及び脂肪か
ら選択された疎水性基材35〜90重量%;乳化剤5〜
20重量%;及び染料、保存剤、香料、風味剤、遮光
剤、不透明剤及び充填剤から選択された1又は複数の添
加剤を含んで成る化粧用スティック組成物。 - 【請求項3】 化粧用スティック組成物を配合するため
の方法であって: a)15〜40重量%の固形分で水性溶媒中に酵素的に
枝切りされたスターチを分散し; b)その分散されたスターチを70〜100℃に加熱
し; c)少なくとも1つの疎水性成分及び少なくとも1つの
乳化剤を含んで成る疎水性相を前記分散されたスターチ
に70〜100℃で添加し; d)エマルジョンを供給するために前記疎水性相中に前
記分散されたスターチをブレンドし;そして e)前記エマルジョンから化粧用スティックを形成する
ことを含んで成る方法。 - 【請求項4】 油を含まない化粧用組成物であって、短
鎖アミロース100重量%までを生成するためにα−
1,6−D−グルカノヒドロラーゼによる処理により枝
切りされている酵素的に分解されたスターチ15〜40
重量%;乳化剤0.5〜15重量%;保存剤0.5〜5
重量%;及び染料、香料、遮光剤、充填剤及び薬理学的
に活性な物質から選択された1又は複数の添加剤を含ん
で成る組成物。
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