JPH0745199B2 - プラスチツクレンズおよびその製造方法 - Google Patents
プラスチツクレンズおよびその製造方法Info
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- JPH0745199B2 JPH0745199B2 JP10678287A JP10678287A JPH0745199B2 JP H0745199 B2 JPH0745199 B2 JP H0745199B2 JP 10678287 A JP10678287 A JP 10678287A JP 10678287 A JP10678287 A JP 10678287A JP H0745199 B2 JPH0745199 B2 JP H0745199B2
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- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
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Description
発明の目的
本発明は、メガネのダミーレンズすなわちメガネフレー
ムの宣伝、展示をするときフレームに組み込んで使用す
る、表面に商品名、メーカー名等を記したレンズとし
て、またはサングラスのレンズとして使用するプラスチ
ックレンズに関し、その製造方法にも関する。
ムの宣伝、展示をするときフレームに組み込んで使用す
る、表面に商品名、メーカー名等を記したレンズとし
て、またはサングラスのレンズとして使用するプラスチ
ックレンズに関し、その製造方法にも関する。
上記のようなプラスチックレンズの製造方法として最も
簡単なものは、着色ペレットによる射出成形法や浸漬に
よるプラスチックレンズへの均一着色法であるが、これ
らは単一色の着色しかできない。 浸漬により階調模様をもって染色することも可能であ
り、直刷りによるプラスチックレンズへの絵付印刷法も
開発されているが、これらの方法は熟練技術を必要と
し、加工工程に時間がかかる。 熱転写によるプラスチックレンズへの絵付は、加工時に
熱のためプラスチックレンズが変形しやすく、やはり時
間がかかる。 プラスチックレンズに共通して、キズがつきやすいとい
う問題があり、表面に保護層を設けることが好ましい。
従来知られている浸漬によるハードコート形成は、染色
と同様に高度の技術を要し、必要な時間も長い。
簡単なものは、着色ペレットによる射出成形法や浸漬に
よるプラスチックレンズへの均一着色法であるが、これ
らは単一色の着色しかできない。 浸漬により階調模様をもって染色することも可能であ
り、直刷りによるプラスチックレンズへの絵付印刷法も
開発されているが、これらの方法は熟練技術を必要と
し、加工工程に時間がかかる。 熱転写によるプラスチックレンズへの絵付は、加工時に
熱のためプラスチックレンズが変形しやすく、やはり時
間がかかる。 プラスチックレンズに共通して、キズがつきやすいとい
う問題があり、表面に保護層を設けることが好ましい。
従来知られている浸漬によるハードコート形成は、染色
と同様に高度の技術を要し、必要な時間も長い。
本発明の目的は、上記のような従来技術を改良し、所望
の絵柄または着色層をもち、変形や傷がなく表面物性の
よいプラスチックレンズを提供することにある。そのよ
うなプラスチックレンズを熟練技術を必要とせず製造で
き、加工時間が短く、従ってコストが低廉である製造方
法を提供することも、本発明の目的に含まれる。 発明の構成
の絵柄または着色層をもち、変形や傷がなく表面物性の
よいプラスチックレンズを提供することにある。そのよ
うなプラスチックレンズを熟練技術を必要とせず製造で
き、加工時間が短く、従ってコストが低廉である製造方
法を提供することも、本発明の目的に含まれる。 発明の構成
図面を参照して説明すれば、本発明のプラスチックレン
ズ７は、第４図に示すように、レンズの形状をしたプラ
スチック成形品71の表面に、接着層14、均一着色層また
は連続階調模様、文字等の絵柄層13および透明な表面保
護層12を順次積層してなることを特徴とする。 本発明のプラスチックレンズ７の製造方法は、下記の工
程からなる。 イ） 第１図に示すように、離型性を有する基材シート
11の上に、透明な表面保護層12、均一着色層または連続
階調模様、文字等の絵柄層13および接着層14をこの順に
設けた転写シート１を準備する工程、 ロ） 上記転写シート１を、第３図に示すように、その
基材シート11側が金型に接するようにレンズ形状のキャ
ビティを有する射出成形金型5A,5B内に設置し、型を閉
鎖する工程、 ハ） 上記金型5A,5B内の接着層14側から溶融樹脂を射
出し、冷却固化する工程、 および ニ） 上記金型5A,5Bを開放し、均一着色層または絵柄
層の転写されたプラスチック成形品を基材シートから離
型して取り出す工程。 上記工程ロ）において、金型内に放置した転写シートを
確実に固定する上で必要であれば、金型の真空孔5Cから
吸引することにより転写シートを金型へ固定するとよ
い。 絵柄層の転写されたプラスチック成形品を得る場合に
は、第２図に示すように、転写シート１の走行方向に複
数のレンズに対応するよう多数の絵柄を一定のピッチで
設けることにより絵柄層13を形成した連続帯状の転写シ
ート１を使用し、絵柄模様と対応して設けた走行方向位
置決めマーク15を検出して転写シート１の搬送距離を調
節することが好ましい。これと同時に、やはり第２図に
示すように、幅方向に移動可能なガイドフレームを設け
てこれに沿って搬送し、転写シート１に設けた幅方向位
置決めマーク16を検出しながらガイドフレームの位置を
幅方向に調節することにより、転写シート１の位置決め
を行なうことが好ましい。 プラスチックレンズの本体をなす成形品の材料として
は、アクリル樹脂が最適である。このほかポリカーボネ
ート、ポリスチレン、ポリメチルペンテンなどの透明な
熱可塑性樹脂が利用できる。 離型性を有する基材シートの材料は、ポリエステル、ナ
イロン、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレ
ン、ポリカーボネート、ポリスチレンなどの比較的耐熱
性のよいプラスチックのフィルムの単体または積層体が
よい。 離型性を有する基材シートとしては、表面が離型性のも
のを単独で、または非離型性の基材シートに離型層を設
けたものを使用する。離型層の材料は、シリコーン、ポ
リエステル、ポリウレタンなどの熱可塑性樹脂、または
メラミン、エポキシ、フェノールなどの熱硬化性樹脂が
よい。 接着層の材料としては、アクリル樹脂、酢酸ビニル系、
ゴム系、シリコーン系、ポリオレフィン、塩化ビニル・
酢酸ビニル共重合体、エポキシ系、ジアリルフタレート
系の接着剤からえらんだものを使用すればよい。混合接
着剤、たとえばエポキシ・メラミン・アクリル樹脂混合
物も有用である。 均一着色層または連続階調模様、文字等の絵柄層を形成
するには、通常の印刷インキを用いて、グラビアそのほ
か任意の方法で実施すればよい。 透明な表面保護層の材料としては、アクリル樹脂が好適
である。そのほか（メタ）アクリル酸エステルとスチレ
ンまたは（メタ）アクリル酸との共重合体、塩化ビニル
・酢酸ビニル共重合体、ポリウレタン、メラミン樹脂、
シリコーンなどが利用できる。耐摩耗性などの表面物性
の向上を望むなら、電離放射線硬化樹脂が有用である。
電離放射線硬化樹脂としては、エポキシアクリレート、
ウレタンアクリレート、アクリル変性ポリエステルなど
をオリゴマーとし、これに架橋構造や粘度の調整などを
目的として、ネオペンチルグリコールアクリレート、ト
リメチロールプロパントリアクリレートなどのモノマー
を配合して使用する。紫外線で硬化させるには、上記の
樹脂に光重合開始剤を配合して使用する。
ズ７は、第４図に示すように、レンズの形状をしたプラ
スチック成形品71の表面に、接着層14、均一着色層また
は連続階調模様、文字等の絵柄層13および透明な表面保
護層12を順次積層してなることを特徴とする。 本発明のプラスチックレンズ７の製造方法は、下記の工
程からなる。 イ） 第１図に示すように、離型性を有する基材シート
11の上に、透明な表面保護層12、均一着色層または連続
階調模様、文字等の絵柄層13および接着層14をこの順に
設けた転写シート１を準備する工程、 ロ） 上記転写シート１を、第３図に示すように、その
基材シート11側が金型に接するようにレンズ形状のキャ
ビティを有する射出成形金型5A,5B内に設置し、型を閉
鎖する工程、 ハ） 上記金型5A,5B内の接着層14側から溶融樹脂を射
出し、冷却固化する工程、 および ニ） 上記金型5A,5Bを開放し、均一着色層または絵柄
層の転写されたプラスチック成形品を基材シートから離
型して取り出す工程。 上記工程ロ）において、金型内に放置した転写シートを
確実に固定する上で必要であれば、金型の真空孔5Cから
吸引することにより転写シートを金型へ固定するとよ
い。 絵柄層の転写されたプラスチック成形品を得る場合に
は、第２図に示すように、転写シート１の走行方向に複
数のレンズに対応するよう多数の絵柄を一定のピッチで
設けることにより絵柄層13を形成した連続帯状の転写シ
ート１を使用し、絵柄模様と対応して設けた走行方向位
置決めマーク15を検出して転写シート１の搬送距離を調
節することが好ましい。これと同時に、やはり第２図に
示すように、幅方向に移動可能なガイドフレームを設け
てこれに沿って搬送し、転写シート１に設けた幅方向位
置決めマーク16を検出しながらガイドフレームの位置を
幅方向に調節することにより、転写シート１の位置決め
を行なうことが好ましい。 プラスチックレンズの本体をなす成形品の材料として
は、アクリル樹脂が最適である。このほかポリカーボネ
ート、ポリスチレン、ポリメチルペンテンなどの透明な
熱可塑性樹脂が利用できる。 離型性を有する基材シートの材料は、ポリエステル、ナ
イロン、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレ
ン、ポリカーボネート、ポリスチレンなどの比較的耐熱
性のよいプラスチックのフィルムの単体または積層体が
よい。 離型性を有する基材シートとしては、表面が離型性のも
のを単独で、または非離型性の基材シートに離型層を設
けたものを使用する。離型層の材料は、シリコーン、ポ
リエステル、ポリウレタンなどの熱可塑性樹脂、または
メラミン、エポキシ、フェノールなどの熱硬化性樹脂が
よい。 接着層の材料としては、アクリル樹脂、酢酸ビニル系、
ゴム系、シリコーン系、ポリオレフィン、塩化ビニル・
酢酸ビニル共重合体、エポキシ系、ジアリルフタレート
系の接着剤からえらんだものを使用すればよい。混合接
着剤、たとえばエポキシ・メラミン・アクリル樹脂混合
物も有用である。 均一着色層または連続階調模様、文字等の絵柄層を形成
するには、通常の印刷インキを用いて、グラビアそのほ
か任意の方法で実施すればよい。 透明な表面保護層の材料としては、アクリル樹脂が好適
である。そのほか（メタ）アクリル酸エステルとスチレ
ンまたは（メタ）アクリル酸との共重合体、塩化ビニル
・酢酸ビニル共重合体、ポリウレタン、メラミン樹脂、
シリコーンなどが利用できる。耐摩耗性などの表面物性
の向上を望むなら、電離放射線硬化樹脂が有用である。
電離放射線硬化樹脂としては、エポキシアクリレート、
ウレタンアクリレート、アクリル変性ポリエステルなど
をオリゴマーとし、これに架橋構造や粘度の調整などを
目的として、ネオペンチルグリコールアクリレート、ト
リメチロールプロパントリアクリレートなどのモノマー
を配合して使用する。紫外線で硬化させるには、上記の
樹脂に光重合開始剤を配合して使用する。
本発明のプラスチックレンズは、接着層を介して着色層
または絵柄層を積層するという構成により、所望の色、
階調、絵柄をもつことができ、その表面は透明な保護層
の存在によりキズがつきにくい。 本発明のプラスチックレンズの製造方法は、転写シート
を使用した絵付成形の技術を利用することにより、所望
の絵柄または着色層を有するレンズを能率よく生産する
ことができる。
または絵柄層を積層するという構成により、所望の色、
階調、絵柄をもつことができ、その表面は透明な保護層
の存在によりキズがつきにくい。 本発明のプラスチックレンズの製造方法は、転写シート
を使用した絵付成形の技術を利用することにより、所望
の絵柄または着色層を有するレンズを能率よく生産する
ことができる。
【実施例１】 厚さ38μのポリエステルフィルム（基材シート）上に、
アクリル系樹脂、添加剤からなるインキを、乾燥重量で
3g/m2となるようにロールコーターにより塗布して、表
面保護層を形成した。 この表面保護層の上に、アクリル樹脂および塩化ビニル
・酢酸ビニル共重合体をバインダーとするインキでグラ
ビア印刷して、絵柄層を形成した。その際に、第２図に
示すように、一定のピッチの走行方向位置決めマーク15
と幅方向位置決めマーク16を印刷しておいた。 この絵柄層上に、アクリル樹脂からなるインキを乾燥重
量で2g/m2となるようにグラビア印刷して接着層を形成
し、転写シート１を得た。 第３図に示すように、転写シート１を供給側のロール２
から繰り出し、走行方向位置決めマーク15と幅方向位置
決めマーク16をセンサー3Aおよび3Bで読み取ることによ
り、転写シート１を金型5A,5B内の定位置に送った。 転写シートを定位置に停止し、転写シート固定部材（図
示してない）によりこれを固定した後、真空孔5Cを通じ
て真空吸引し、転写シートを金型5Aに吸着した。 型を閉鎖し、220〜240℃に加熱溶融したアクリル樹脂を
射出し、冷却後、型を開き、基材シートであるポリエス
テルフィルムから離型して、プラスチックレンズ７を得
た。 転写シートを走行方向位置決めマーク15の１ピッチ分送
り、巻取側のロール６で巻き取って次のサイクルを繰り
返した。
アクリル系樹脂、添加剤からなるインキを、乾燥重量で
3g/m2となるようにロールコーターにより塗布して、表
面保護層を形成した。 この表面保護層の上に、アクリル樹脂および塩化ビニル
・酢酸ビニル共重合体をバインダーとするインキでグラ
ビア印刷して、絵柄層を形成した。その際に、第２図に
示すように、一定のピッチの走行方向位置決めマーク15
と幅方向位置決めマーク16を印刷しておいた。 この絵柄層上に、アクリル樹脂からなるインキを乾燥重
量で2g/m2となるようにグラビア印刷して接着層を形成
し、転写シート１を得た。 第３図に示すように、転写シート１を供給側のロール２
から繰り出し、走行方向位置決めマーク15と幅方向位置
決めマーク16をセンサー3Aおよび3Bで読み取ることによ
り、転写シート１を金型5A,5B内の定位置に送った。 転写シートを定位置に停止し、転写シート固定部材（図
示してない）によりこれを固定した後、真空孔5Cを通じ
て真空吸引し、転写シートを金型5Aに吸着した。 型を閉鎖し、220〜240℃に加熱溶融したアクリル樹脂を
射出し、冷却後、型を開き、基材シートであるポリエス
テルフィルムから離型して、プラスチックレンズ７を得
た。 転写シートを走行方向位置決めマーク15の１ピッチ分送
り、巻取側のロール６で巻き取って次のサイクルを繰り
返した。
【実施例２】 アクリル変性ポリエステルのオリゴマーにジエチレング
リコールジアクリレートのモノマーを配合したものを、
乾燥重量で3g/m2となるようにロールコーターにより塗
布した後、電子線を7Mrad照射して架橋硬化させ、表面
保護層を形成した。これ以外は実施例１と同様にして、
プラスチックレンズを得た。 得られたプラスチックレンズの表面の鉛筆硬度は、4Hで
あった。 発明の効果 本発明のプラスチックレンズは、所望の絵柄または均一
着色層を有し、表面物性がよい。 本発明の製造方法によれば、熟練技術を必要とせず、短
縮された加工時間をもって、従って低廉なコストで、上
記のようなプラスチックレンズが得られる。
リコールジアクリレートのモノマーを配合したものを、
乾燥重量で3g/m2となるようにロールコーターにより塗
布した後、電子線を7Mrad照射して架橋硬化させ、表面
保護層を形成した。これ以外は実施例１と同様にして、
プラスチックレンズを得た。 得られたプラスチックレンズの表面の鉛筆硬度は、4Hで
あった。 発明の効果 本発明のプラスチックレンズは、所望の絵柄または均一
着色層を有し、表面物性がよい。 本発明の製造方法によれば、熟練技術を必要とせず、短
縮された加工時間をもって、従って低廉なコストで、上
記のようなプラスチックレンズが得られる。
第１図は、本発明のプラスチックレンズの製造方法に使
用する転写シートの層構成を示す、模式的な断面図であ
る。 第２図は、本発明の製造方法に使用する転写シートの絵
柄の一例を示す、部分的な平面図である。 第３図は、本発明の製造方法を説明する断面図であっ
て、第１図および第２図に示す転写シートを射出成形金
型内に置いたところを示す。 第４図は、第３図に示すようにして製造した、本発明の
プラスチックレンズの断面図である。 １……転写シート 11……基材シート、12……透明な表面保護層 13……均一着色層また絵柄層、14……接着層 15……走行方向位置決めマーク 16……幅方向位置決めマーク ２……供給側のロール、６……巻取側のロール 3A,3B……センサー 5A,5B……射出成形金型、5C……真空孔 ７……プラスチックレンズ 71……プラスチック成形品
用する転写シートの層構成を示す、模式的な断面図であ
る。 第２図は、本発明の製造方法に使用する転写シートの絵
柄の一例を示す、部分的な平面図である。 第３図は、本発明の製造方法を説明する断面図であっ
て、第１図および第２図に示す転写シートを射出成形金
型内に置いたところを示す。 第４図は、第３図に示すようにして製造した、本発明の
プラスチックレンズの断面図である。 １……転写シート 11……基材シート、12……透明な表面保護層 13……均一着色層また絵柄層、14……接着層 15……走行方向位置決めマーク 16……幅方向位置決めマーク ２……供給側のロール、６……巻取側のロール 3A,3B……センサー 5A,5B……射出成形金型、5C……真空孔 ７……プラスチックレンズ 71……プラスチック成形品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 五千郎 東京都品川区西大井１丁目６番３号 日本 光学工業株式会社大井製作所内 (72)発明者 寺内 孝夫 東京都板橋区中台１−46−６ 高田荘
Claims (5)
- 【請求項１】レンズの形状をしたプラスチック成形品の
表面に、接着層、均一着色層または連続階調模様、文字
等の絵柄層および透明な表面保護層を順次積層してなる
ことを特徴とするプラスチックレンズ。 - 【請求項２】透明な表面保護層が電離放射線硬化樹脂で
ある特許請求の範囲第１項に記載のプラスチックレン
ズ。 - 【請求項３】下記の工程からなるプラスチックレンズの
製造方法 イ） 離型性を有する基材シートの上に、透明な表面保
護層、均一着色層または連続階調模様、文字等の絵柄層
および接着層をこの順に設けた転写シートを準備する工
程、 ロ） 上記転写シートを、その基材シート側が金型に接
するようにレンズ形状のキャビティを有する射出成形金
型内に設置し、型を閉鎖する工程、 ハ） 上記金型内の接着層側から溶融樹脂を射出し、冷
却固化する工程、および ニ） 上記金型を開放し、均一着色層または絵柄層の転
写されたプラスチック成形品を基材シートから離型して
取り出す工程。 - 【請求項４】転写シートの走行方向に一定のピッチで絵
柄層を形成した転写シートを使用し、絵柄模様と対応し
て設けた走行方向位置決めマークを検出して転写シート
の搬送距離を調節しつつ実施する特許請求の範囲第３項
に記載のプラスチックレンズの製造方法。 - 【請求項５】連続帯状の転写シートを使用し、これを金
型内へ搬送するに当り、幅方向に移動可能なガイドフレ
ームを設けてこれに沿って搬送し、転写シートに設けた
幅方向位置決めマークを検出しながらガイドフレームの
位置を幅方向に調節することにより転写シートの位置を
調節しつつ実施する特許請求の範囲第３項に記載のプラ
スチックレンズの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10678287A JPH0745199B2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | プラスチツクレンズおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10678287A JPH0745199B2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | プラスチツクレンズおよびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63270123A JPS63270123A (ja) | 1988-11-08 |
| JPH0745199B2 true JPH0745199B2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=14442471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10678287A Expired - Fee Related JPH0745199B2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | プラスチツクレンズおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0745199B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5275764A (en) * | 1991-03-04 | 1994-01-04 | Siebolt Hettinga | Method of molding a vehicle lamp assembly |
| JPH0531755A (ja) * | 1991-07-17 | 1993-02-09 | Kouno Plast Kogyo Kk | 加飾フイルムを表面加工した三次元成形物の製造方法 |
| NL9401029A (nl) * | 1994-06-22 | 1996-02-01 | Kanga Toys B V | Werkwijze en inrichting voor het decoreren van thermoplastische producten. |
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1987
- 1987-04-30 JP JP10678287A patent/JPH0745199B2/ja not_active Expired - Fee Related
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