JPH0745098Y2 - 複写機の用紙収容装置 - Google Patents

複写機の用紙収容装置

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JPH0745098Y2
JPH0745098Y2 JP19819587U JP19819587U JPH0745098Y2 JP H0745098 Y2 JPH0745098 Y2 JP H0745098Y2 JP 19819587 U JP19819587 U JP 19819587U JP 19819587 U JP19819587 U JP 19819587U JP H0745098 Y2 JPH0745098 Y2 JP H0745098Y2
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喜彦 田村
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、縮小・拡大機能を備えた複写機に関し、特
に、複写後の用紙を収容する用紙収容装置に関する。
〔従来の技術〕
縮小・拡大機能を備えた複写機においては、外部から倍
率を設定することにより露光光学系の配置等を変更し、
原稿の画像を拡大或いは縮小して用紙上に複写するよう
にしている。
この縮小・拡大機能を備えた複写機によれば、予め倍率
を設定しておけば、原稿のサイズに応じて最適のサイズ
の用紙が選択されて、無駄な余白や画像切れがない複写
を行うことができる。これは、原稿センサにより原稿の
サイズ及び向きを検知して、予め設定された倍率に応じ
た用紙を選び複写するものである(特開昭60−2938号公
報参照)。
また、逆に複写すべき用紙のサイズを予め指定してお
き、原稿のサイズ及び向きを検出して自動的に縮倍率を
変える自動縮倍率モードを備えた複写機も知られてい
る。この自動縮倍率モードによれば、複写後の用紙の大
きさが揃うので、サイズの異なる原稿を複写してファイ
ルする際に取り扱いが便利になる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、自動原稿搬送装置を使用してこの自動縮倍率
モードにより原稿を複写するとき、以下に述べるよう
に、複写後の用紙の収容の際に不都合が生じる場合があ
る。
いま、第7図(a)のようにファイルされていたA3サイ
ズの原稿DA3及びA4サイズの原稿DA4をA4サイズの用紙に
複写する場合を考える。
この場合、原稿DA3,DA4を第7図(b)のように広げ
て、自動原稿搬送装置(図示せず)に載置し、自動倍率
選択モードにより両方ともA4サイズの用紙に複写する
と、トレイに排出される複写後の用紙CA3,CA4の向きは
第7図(C)のようになる。しかしながら、このように
用紙の向きが異なると、トレイから用紙を取り出す際
に、用紙の向きを揃えなければならず、手間がかかると
いう問題が生じる。
本考案は、上述の問題点を解決するために案出されたも
のであって、自動倍率選択モードにより複写後の用紙の
サイズを揃えた場合でも、トレイに排出される用紙の向
きを常に揃えることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の複写機の用紙収容装置は、前記目的を達成する
ため、縮小・拡大機能を備え、所定の向きに用紙を揃え
て収容する複写機の用紙収容装置において、自動倍率選
択モードを設定するモード設定手段と、原稿のサイズと
向きを検出する原稿センサと、前記複写機により画像形
成され搬送される用紙の向きを変換する用紙方向変換装
置と、前記モード設定手段により自動倍率選択モードが
設定された時に、前記原稿センサの情報に基づいて前記
所定の向きに一致させるように前記用紙方向変換装置の
作動を制御する制御手段とを設けたことを特徴とする。
〔作用〕
第1図を参照して本考案の作用を具体的に説明する。
いま、複写機本体から排出された用紙の向きが第1図
(a)のように横向きの場合、用紙方向変換装置により
同図(b)のように用紙の向きが90度変換され縦向きと
されたのち、同図(C)のようにトレイに収容される。
また、複写機本体から排出された用紙の向きが同図
(d)のように縦向きの場合は、そのまま同図(e)の
ようにトレイに収容される。複写機本体から排出される
用紙の向きは、複写時に原稿センサにより原稿のサイズ
及び向きを検出して知ることができる。したがって、原
稿センサの出力に応じて用紙方向変換装置を制御すれ
ば、原稿のサイズ,向きに拘わらず、トレイに収容され
る用紙の向きは揃ったものとなる。
〔実施例〕 以下、図面を参照しながら実施例に基づいて本考案の特
徴を具体的に説明する。
第2図は本考案実施例の用紙収容装置の概略断面図を示
す。
図において、1は図示しない複写機本体から排出された
用紙の向きの変換,折り曲げ等の処理を行う変換装置で
ある。この変換装置1により所定の処理が行われた後の
用紙は、ソータ2により仕訳けされトレイ3に収容され
る。
変換装置1内には、用紙方向変換装置4及び紙折り装置
5が設けられており、必要に応じて用紙の向きが変換さ
れたり、紙折りが行われる。
用紙方向変換装置4内の用紙搬送路上には、方向変換パ
ドル部6が設けられる。この方向変換パドル部6は、第
3図に示すように円板状のホルダ6aの一面側に放射状に
4枚のパドル6bが植立されている。各パドル6bは、ゴム
等の摩擦係数の高い弾性材料により略山形に形成され、
その先端部は第4図に示すように円周方向に湾曲してい
る。そして、方向変換パドル部6の中心に穿設された透
孔6cにガイド杆(図示せず)を挿入し、軸回り方向の回
転を阻止した状態で方向変換パドル部6を軸方向に摺動
自在に支承する。方向変換パドル部6の背面には変換モ
ータ(図示せず)により回転駆動される偏心カム7が設
けられている。
この偏心カム7が回転するとき、その長半径部分では方
向変換パドル部6が第2図において左方向へ押される。
用紙搬送路の背面には背面ガイド板8(第4図参照)が
配置されているので、用紙Pは背面ガイド板8とパドル
6bの先端の間に挟持される。偏心カム7の回転に伴い方
向変換パドル部6が更に左方向(第4図においては上
方)へ押されると、パドル6bが予め形成された湾曲に沿
って弾性変形する。このとき、パドル6bと用紙Pの摩擦
は大きく、用紙Pと背面ガイド板8の摩擦は小さいの
で、用紙Pと背面ガイド板8との間で滑りが発生し、透
孔6cを中心として用紙Pが回転する。
ここで、偏心カム7の最大径部でパドル6bの先端の回転
角度が略90度になるように、方向変換パドル部6の軸方
向移動距離,パドル6bの寸法等を選んでおけば、用紙の
向きを略90度変換することができる。方向変換後の用紙
は、2軸が互いに傾斜して圧接するスキューロール装置
9a及びサイドレジストレーションガイド9bからなるスキ
ューロール部9によりその端部が揃えられて紙折り装置
5に送られる。
紙折り装置5では紙折り処理が行なわれ、処理後の用紙
は、搬送装置10により変換装置1上方まで搬送されソー
タ2によりトレイ3に排出される。なお、紙折り装置5
については本考案の要旨ではないので詳細説明は省略す
る。
なお、変換装置1の上方には、複写機本体からの用紙を
用紙方向変換装置4,紙折り装置5方向に送って用紙に対
して所定の処理を行うか、或いは、そのまま排出するか
の切換を行う切換ゲート11が設けられている。
変換装置1からの用紙はソータ2に供給され、ベルト12
により垂直方向に搬送され、インデクサ13の位置に応じ
てトレイ3の所定の位置に排出され、用紙のソーティン
グが行われる。
ここで本実施例においては、上記切換ゲート11,方向変
換パドル部6の制御を原稿センサ21(第5図参照)によ
り行うようにしている。この原稿センサは、たとえば、
自動原稿搬送装置から複写機本体への原稿搬送経路の途
中に設けられており、用紙の搬送方向に対して直交方向
に所定の間隔をもって複数個配置された光学センサ素子
から構成されている。そして、これらの光学センサ素子
上を通過する用紙のサイズ及び向きを検出するものであ
る。
用紙の搬送方向の長さは、光学センサ素子の出力の持続
時間を計数することより検出することができる。また、
直交方向の長さは、どの光学センサ素子の出力があるか
を検出することにより知ることができる。これらの用紙
のサイズ及び向きの実際の検出は、原稿センサ21の出力
が供給されるマイクロコンピュータ22の演算により行わ
れる。
更に、このマイクロコンピュータ22には、複写機本体の
複写モードを自動倍率選択モードと固定倍率モードとに
切り換えるモード設定スイッチ23からの出力及び固定倍
率モード時の縮倍率を設定する縮倍率設定スイッチ24か
らの出力が供給される。
また、マイクロコンピュータ22の出力は、自動原稿搬送
装置25,複写機構,排出機構等の動作を制御する複写機
構制御回路26,複写の際の縮倍率を制御する縮倍率制御
回路27,変換装置1の切換ゲート11の姿勢を切り換える
ゲート制御回路28,方向変換パドル部6を駆動する変換
モード29等に供給される。なお、実際にはマイクロコン
ピュータ22には更に他の周辺回路が接続され、これらの
周辺回路とマイクロコンピュータ22との間にはインター
フェース回路が設けられるが、第5図においては、説明
を簡単にするため省略している。また、各装置を共通の
マイクロコンピュータ22で制御するのではなく、各装置
毎にマイクロコンピュータを設け、各マイクロコンピュ
ータ間の通信データの交換により処理を行うようにして
もよい。
次に、本実施例の用紙収容装置の動作について第6図の
フローチャートを参照して説明する。
いま、第7図(b)に示されるような異なるサイズの原
稿DA3,DA4を、自動倍率選択モードによりA4サイズに揃
えて複写する場合を考える。なお、ここでは複写後の用
紙を縦に揃えてトレイに排出するものとする。
自動原稿搬送装置にA3サイズの原稿DA3及びA4サイズの
原稿DA4を第7図(b)に示す状態、すなわち、原稿DA3
が先に複写される状態で載置し、複写機本体に複写開始
を指示すると、マイクロコンピュータ22から自動原稿搬
送装置25に動作指示が送られ(第5図参照)、自動原稿
搬送装置25からまずA3サイズの原稿DA3が複写機本体の
原稿載置面に搬送され、複写が行われたのちの用紙CA3
が変換装置1側に排出される。
次に、用紙方向の変換が必要か否かがマイクロコンピュ
ータ22で判断される。これは、モード設定スイッチ23か
らのモード情報及び原稿センサ21からの原稿情報によっ
て決まる。すなわち、本実施例の場合、複写機本体の動
作モードが自動倍率選択モードであって縮小複写であ
り、且つ原稿が横向きのときは方向変換を行い、それ以
外のときは変換を行わない。
すなわち、横向きのA3サイズの原稿DA3の場合は、複写
後の用紙CA3の方向変換を行う必要があるので、ゲート
制御回路28により、切換ゲート11を第2図に示される姿
勢とする。これにより、複写機本体からの用紙CA3は用
紙方向変換装置4により第1図(b)に示されるよう
に、その向きが90度変えられ、紙折り装置5及び搬送装
置10を通過して、変換装置1外に排出される。この方向
変換後の用紙CA3はソータ2によりトレイの所定位置に
第1図(C)に示すように縦向きに収容される。
次に、A4サイズの原稿DA4が複写される場合は、複写後
の用紙CA4は第1図(d)に示されるように、複写機本
体から縦向きで排出される。この場合は、方向変換の必
要はないので、切換ゲート11をオフ、すなわち、切換ゲ
ート11の先端を搬入ロール14のニップ部より下方に位置
させる。これにより、用紙CA4はバイパス部15を通過
し、方向が変わることなくそのまま排出される。したが
って、トレイ3には第1図(e)に示すように縦向きに
収容される。
したがって、原稿のサイズ,向きに無関係にトレイに収
容されるコピーの向きは一方向に揃ったものとなる。
なお、上述の実施例においては、A4サイズの原稿DA4
びA3サイズの原稿DA3をA4サイズの用紙に揃えて複写す
る例について説明したが、これ以外の関係についても同
様に処理できることは勿論である。
〔考案の効果〕
以上に述べたように、本考案によれば、自動倍率選択モ
ードで複写するときは、原稿センサにより原稿のサイズ
及び向きを検出し、これに応じて複写後の用紙の向きの
変換を行う。これにより、原稿のサイズ及び向きに無関
係に、トレイに排出される用紙の向きを揃えることがで
きる。したがって、トレイに排出された用紙を取り出す
際に、再度用紙の向きを揃える等の手間が不要となり、
複写後の用紙の取り扱いが便利になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の用紙収容装置における用紙の挙動を示
す説明図、第2図は本考案実施例の用紙収容装置の概略
断面図、第3図は同用紙収容装置の用紙方向反転装置で
使用される方向変換パドル部の斜視図、第4図は同パド
ル部の動作を説明する概略断面図、第5図は複写機の動
作を制御する回路のブロック図、第6図は複写機の動作
を説明するためのフローチャート、第7図は従来の用紙
収容装置に置ける原稿と複写後の用紙との関係を示す説
明図である。 1:変換装置、2:ソータ 3:トレイ、4:用紙方向変換装置 5:紙折り装置、6:方向変換パドル部 6a:ホルダ、6b:パドル 6c:透孔、7:偏心カム 8:背面ガイド板、9:スキューロール部 9a:スキューロール装置 9b:サイドレジストレーションガイド 10:搬送装置、11:切換ゲート 12:ベルト、13:インデクサ 14:搬入ロール

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】縮小・拡大機能を備え、所定の向きに用紙
    を揃えて収容する複写機の用紙収容装置において、 自動倍率選択モードを設定するモード設定手段と、 原稿のサイズと向きを検出する原稿センサと、 前記複写機により画像形成され搬送される用紙の向きを
    変換する用紙方向変換装置と、 前記モード設定手段により自動倍率選択モードが設定さ
    れた時に、前記原稿センサの情報に基づいて前記所定の
    向きに一致させるように前記用紙方向変換装置の作動を
    制御する制御手段と を設けたことを特徴とする複写機の用紙収容装置。
JP19819587U 1987-12-25 1987-12-25 複写機の用紙収容装置 Expired - Lifetime JPH0745098Y2 (ja)

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JPH01103657U JPH01103657U (ja) 1989-07-13
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JP4735065B2 (ja) * 2005-06-13 2011-07-27 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 用紙搬送方向変更装置

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