JP3857263B2 - 用紙後処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置に装着され、記録用紙に対してステイプル処理またはパンチ処理を施す用紙後処理装置、及びかかる後処理装置を備える画像形成装置に関するものである。
従来、画像形成装置により所定の原稿画像が形成された記録紙に対してステイプル処理やパンチ処理等の後処理を行なう用紙後処理装置が知られている。この画像形成装置及び用紙後処理装置には、感光体ドラム等の画像形成手段、搬送ローラ等の用紙搬送系,ステイプル装置等の後処理手段の駆動手段としてのDC(直流)モータが設けられると共に、予め定められた基準電流値を超えた電流がDCモータに流れるとDCモータへの電流供給を停止する過電流防止回路が設けられ、過電流によるDCモータの過発熱乃至破損を防止している。また、画像形成装置の用紙搬送ローラ等の駆動系を同時に駆動する場合、各DCモータへの供給電流の合計値が電源容量を超えないように各DCモータの供給電流を制限するものも提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2003−88185号公報
しかしながら、ステイプル装置等の後処理手段の過電流防止回路は、処理時の記録紙の枚数に関わらず駆動電流の最大値が基準電流値として設定されているため、記録紙の枚数が少ない場合でも基準電流値までは電流が供給可能なため、電源の立ち上がり時または多少の異常発生時等にDCモータに余分な電流が流れて、消費電力の増大につながるという問題点があった。また、ステイプル装置は駆動時の負荷電流が大きいため、ステイプル装置の動作時には画像形成装置及び用紙後処理装置の他の動作が制限される場合があり、画像形成処理が非効率であるという問題点があった。
本発明は、上記問題点を解消するためになされたものであり、後処理手段での節電を可能とすると共に他装置との同時処理を可能とする用紙後処理装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る用紙後処理装置は、画像が転写された複数の記録紙からなる記録紙束に対してステイプル処理またはパンチ処理を施す後処理手段と、前記後処理手段を駆動する駆動手段に流れる電流が基準値を超えたことを検出する検出手段と、前記駆動手段に流れる電流が前記基準値を超えたことが前記検出手段に検出された場合、前記駆動手段を停止させる駆動制御手段と、前記記録紙束の枚数情報を受け付ける受付手段と、前記受付手段で受け付けられた枚数情報に応じて選択される、枚数情報に示された記録紙の枚数が一定枚数を超えるときの基準値、および、枚数情報に示された記録紙の枚数が一定枚数を超えないときの、前記基準値よりも小さい別個の基準値をそれぞれ前記検出手段に設定する設定手段とを備え、前記駆動制御手段は、前記後処理手段以外の他装置に接続され、前記設定手段が前記検出手段に前記小さい基準値を設定した場合、前記駆動手段を駆動させるとともに、前記小さい基準値が前記検出手段に設定されていることにより得られる電力で前記他装置を駆動させる用紙後処理装置である。なお、「ステイプル処理またはパンチ処理を施す後処理手段」は、ステイプル処理およびパンチ処理のうち一方のみを施すものだけではなく、両方を施すものも含まれる。
請求項2に係る用紙後処理装置は、前記検出手段は、前記駆動手段に流れる電流が前記基準値を超えることを検知する検知部を複数備え、各検知部にはそれぞれ異なる前記基準値が設定されており、前記設定手段は、複数の前記検知部から検知部を選択することにより前記基準値を前記検出手段に設定する請求項1記載の用紙後処理装置である。
請求項3に係る用紙後処理装置は、請求項1又は2記載の用紙後処理装置を備える画像形成装置である。
請求項4に係る用紙後処理装置は、載置された原稿を順次読取部へと搬送する原稿搬送手段と、前記読取部により読み取られた前記原稿の画像を記録紙に転写する画像形成手段とを備え、前記読取部で読み取られる原稿の枚数を計数して前記受付手段へと前記枚数情報として出力する枚数計数手段を有する請求項3記載の画像形成装置である。
本発明によれば、設定手段は、後処理手段の駆動時に、記録紙束の枚数に応じて駆動手段に流れる電流の制限値である基準値を変化させるので、記録紙束の枚数に応じた必要な電流を駆動手段に供給することができ、特に記録紙束の枚数が少ない時の消費電流の軽減及び他装置の同時駆動が可能となり、処理の効率化を図ることができる。
以下、本発明に係る画像形成装置の一例としての複写機について図面を参照しながら説明する。図1は、複写機の内部構成を示す側断面図である。複写機は、画像形成部100、原稿給送部200,原稿読取部300,記録紙搬送部400,給紙部500及び操作表示部600を備えた複写機本体1と、複写機本体1の一側辺部に付設された後処理装置2を備えている。
原稿読取部300は、原稿の読み取りを行って当該原稿に対応する画像データを生成するものである。原稿読取部300は、光学的に取得した原稿の画像から画像データを生成するCCD(Charge Coupled Device)センサ及び露光ランプ等からなる図略のスキャナ等からなり、その上面にコンタクトガラス301とコンタクトガラス302とを備える。原稿読取部300は、コンタクトガラス301上に載置された原稿、あるいは原稿給送部200によってコンタクトガラス302に接するようにして搬送される原稿を走査しつつ取得した画像データを後述する制御部900へ出力する。
原稿給送部200は、原稿読取部300へ原稿を給送するものである。原稿給送部200は、原稿載置部201、搬入ローラ対等を備えた搬入駆動部202、搬送ローラ対203、排出ローラ対204、排紙台205及び原稿の有無を検出する原稿検出スイッチ206を備え、原稿載置部201に載置された原稿を自動的に1枚ずつコンタクトガラス302に接触させつつ搬送し、原稿の露光走査後に排紙台205に排出するものである。また、原稿給送部200は可倒式に構成されており、コンタクトガラス301の上面を開放するように上方に持ち上げることにより、コンタクトガラス301の上面に、読み取り原稿、例えば見開き状態にされた書籍等を載置することが可能に構成されている。
給紙部500は、給紙カセット501、502、及び手差しトレイ503等を備える。給紙カセット501、502は、記録紙をサイズ毎に複写機本体1内に収納するものである。手差しトレイ503は、複写機本体1の一側方部に開閉自在に構成されており、記録紙の手差し給紙を行うためのものである。
記録紙搬送部400は、給紙部500から給紙された記録紙を画像形成部100に搬送するものである。記録紙搬送部400は、給紙カセット501、502及び手差しトレイ503から、画像形成部100まで記録紙を搬送する搬送経路401〜403と、給紙カセット501、502及び手差しトレイ503それぞれに収納されている記録紙を取り出すためのピックアップローラ411〜413と、この取り出された記録紙を1枚ずつ各搬送経路401〜403に送り出す給紙ローラ対414〜416と、各搬送経路401〜403における記録紙を搬送する搬送ローラ対417〜420とを備えている。
画像形成部100は、記録紙搬送部400によって搬送されてきた記録紙に対して所定の画像を形成するものである。画像形成部100は、同図中に示す矢印方向に回転可能に支持された感光体ドラム101と、この感光体ドラム101の周囲に配設された帯電部102、現像部103、クリーニング部104、レーザ走査ユニット105、転写ローラ106及び定着ローラ対107と、転写ローラ106から定着ローラ対107まで記録紙を搬送する搬送経路108と、それぞれ転写ローラ106から排出トレイ120及び後処理装置2まで記録紙を搬送する搬送経路109、110と、それぞれ搬送経路109、110を搬送された記録紙を排出トレイ120及び後処理装置2へ排出する排出ローラ対111、112とを備えている。
帯電部102は、感光体ドラム101の表面を所定電位に均一に帯電させるものである。レーザ走査ユニット105は、原稿読取部300により読み取られた画像データに基づき、レーザービームを感光体ドラム101の表面に照射し、感光体ドラム101表面に静電潜像を形成するものである。現像部103は、静電潜像にトナーを付着させて画像(原稿画像)を顕在化させるものである。転写ローラ106は、搬送されてきた記録紙を感光体ドラム101に押し付けた状態で、感光体ドラム101上に顕在化したトナー像をこの記録紙に転写するものである。定着ローラ対107は、記録紙に転写されたトナー像を定着させるものである。クリーニング部104は、記録紙への画像の転写が終了した後、感光体ドラム101の表面に残留しているトナーを清掃するものである。
操作表示部600は、ユーザの操作に応じて所定の指示入力を行うものである。操作表示部600は、ユーザが印刷実行指示を入力するためのスタートキー601と、印刷部数等を入力するためのテンキー602と、各種複写動作の設定等を入力するための種々の操作ボタン等が表示される液晶表示器(LCD)等からなるタッチパネル603とを備える。
後処理装置2は、排出ローラ対112によって搬入された記録紙に対し、後処理としてパンチ処理を行うパンチユニット701、当該搬入された記録紙を搬送する搬入ローラ対702、搬送されてきた記録紙を記録紙束として一時的にストックする記録紙受台703、記録紙束に対し、後処理としてステイプル処理を行う2つのステイプルユニット704a,704b、昇降機構705によって昇降可能にされたソート用排出トレイ706、記録紙受台703から搬送されてきた記録紙をソート用排出トレイ706に排出する排出ローラ対707、後処理装置2の上部一側面側に配設されたノンソート用排出トレイ708、搬入ローラ対702からの記録紙の搬送方向を記録紙受台703側とノンソート用排出トレイ708側とに切り換える搬送分岐ガイド709、及びノンソート用排出トレイ708に記録紙を排出する排出ローラ対710を備えている。
また、後処理装置2には、記録紙受台703に記録紙を搬入する搬入ローラ対711,712,713と、記録紙受台703への記録紙の搬入を案内する可動案内部材714,715,716及び静止案内部717が、記録紙の搬入方向に対して異なった位置に設けられている。これにより、サイズの異なる記録紙や、記録紙の向きにより搬送方向に対して長さの異なる記録紙を、それぞれの記録紙のサイズや向きに応じて記録紙受台703に搬入する位置を変化させることにより、記録紙の搬送方向の端部が揃った状態に紙揃えして記録紙受台703に搬入することが可能にされている。
また、記録紙受台703の幅方向に間隔をおいて一対の幅寄せ板718が設けられ、記録紙受台703の裏面側に設けられた記録紙の幅寄せ機構(図示せず)によって、幅寄せ板718が記録紙受台703の表面に沿って幅方向に往復移動自在に配置されている。これにより、記録紙は、一対の幅寄せ板718によって左右から挟まれた状態で記録紙受台703に搬入され、後述する制御部900からの制御信号に応じて駆動される幅寄せ機構によって一対の幅寄せ板718が内側に移動させられることにより、記録紙を幅方向に紙揃えすることが可能にされている。
また、記録紙受台703は、記録紙受台703に搬入された記録紙の下部端を受け止めて保持する受止部材(図示せず)と、受止部材を記録紙の搬出方向に移動させる駆動部(図示せず)とを備える。そして、後述する制御部900からの制御信号に応じて駆動部が駆動することにより、受止部材で保持された記録紙は、排出ローラ対707まで搬送され、排出ローラ対707によってソート用排出トレイ706に排出される。
図2は、図1に示す記録紙受台703の斜視図であり、図3は、図1に示す記録紙受台703の側断面図である。
記録紙受台703の下方には2つのステイプルユニット704a,704bが設けられている。記録紙受台703に収容された記録紙に対しステイプル処理を行う場合、一対の幅寄せ板718が内側に移動することにより記録紙束の幅方向の端部が揃えられた後、ステイプルユニット704a,704bによって記録紙束の端部の2箇所が綴じられる。
ステイプルユニット704aは、例えばDCモータである駆動モータ720、駆動モータ720の支軸751に接し、駆動モータ720の駆動力を駆動ギヤ754に伝達する伝達ローラ752、伝達ローラ752の支軸753に接し、伝達ローラ752により伝達された駆動モータ720の駆動力により回転する駆動ギヤ754と、駆動ギヤ754に連結され、駆動ギヤの回転に連動して回転するカム755と、カム755の回転により上下に揺動自在な根元部分756を有し、カム755の回転に連動して記録紙受台703に載置される記録紙束に対しステイプル打ち込み動作を行なうステイプル部757とを備える。ステイプルユニット704bの構成も同様であるので、ここでは図示及び説明を省略する。
図4は、ステイプユニット704a,704bの駆動機構及び制御部の構成を示すブロック図である。
ステイプルユニット704aの駆動機構は、駆動モータ720、モータドライバ722、電流/電圧変換部724,及び3つの過電流検知部726〜728を備える。モータドライバ722は、駆動モータ720に電流を供給し、正方向または逆方向に回転させる。電流/電圧変換部724は、駆動モータ720からの電流を検出し、電圧に変換する。過電流検知部726〜728は、駆動モータ720への供給電流の制限値である基準電圧値を記憶する基準電圧記憶部732〜734を有し、基準電圧値と電流/電圧変換部724による検出電圧値とを比較し、検出電圧値が基準電圧値を超えた場合に、駆動制御部904に対し過電流検知信号を出力する。基準電圧記憶部732に記憶される基準電圧値は1A(アンペア)に相当する電圧値であり、基準電圧記憶部733に記憶される基準電圧値は3Aに相当する電圧値であり、基準電圧記憶部734に記憶される基準電圧値は6Aに相当する電圧値である。ステイプルユニット704bの駆動機構は、駆動モータ721、モータドライバ723、電流/電圧変換部725,及び3つの過電流検知部729〜731を備え、各部の機能はステイプルユニット704bと同一であるので、説明を省略する。なお、ここでは、各ステイプルユニット704a,704bに対し3つの過電流検知部726〜731を設けているが、ステイプルユニット及び過電流検知部の数はこれに限定されるものではなく、それぞれ変更可能である。
制御部900は、各ステイプルユニット704a,704bの駆動機構に接続されている。制御部900は、制御プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)、一時的にデータを保管するRAM(Random Access Memory)、及び制御プログラム等を上記ROMから読み出して実行するマイクロコンピュータ等から構成され、ステイプルユニット704a,704bの駆動機構を制御するステイプル制御部901及び記憶部907を備える。また、制御部900は、図1に示す画像形成部100、原稿給送部200、原稿読取部300、記録紙搬送部400、給紙部500及び操作表示部600等に接続されており、複写機本体1各部を制御する画像形成制御部906を備える。
ステイプル制御部901は、コピー部数記憶制御部902、原稿枚数カウント部903及び駆動制御部904を備える。
コピー部数記憶制御部902は、操作表示部600のテンキー602等により入力されたコピー部数をコピー部数記憶部908に記憶する。原稿枚数カウント部903は、原稿載置部201に載置された原稿が1枚ずつ搬送ローラ対203等によって原稿読取部300に搬送され、原稿読取部300により原稿からの画像データの読み取りが行なわれる毎に、カウント数を1ずつ加算していき原稿の枚数を求め、求めた原稿枚数を原稿枚数記憶部909に記憶する。駆動制御部904は、ステイプルモードが選択されている場合にモータドライバ722,723の両方またはいずれかに駆動信号を出力する。また、駆動制御部904は、ステイプルユニット704aの駆動時に、原稿枚数記憶部909に記憶される原稿枚数によって過電流検知部726〜728のいずれかを選択し、駆動信号を出力し、ステイプルユニット704bの駆動時に、原稿枚数記憶部909に記憶される原稿枚数によって過電流検知部729〜731のいずれかを選択し、駆動信号を出力する。
図5は、ステイプルモード時の制御部による処理を説明するためのフローチャートである。
タッチパネル603に表示される各種機能を選択するための機能リスト画面(図示省略)からステイプルモードが選択されると(ステップS1でYes)、ステップS3に進み、コピー部数記憶制御部902によって操作表示部600のテンキー602によりコピー部数が入力されたか否かが判断され(ステップS3)、コピー部数が入力された場合は、コピー部数記憶制御部902によって入力されたコピー部数がコピー部数記憶部908に記憶され(ステップS5)、一方、コピー部数が入力されていない場合は、コピー部数は初期値である1部と判断され、1がコピー部数記憶部908に記憶される(ステップS7)。
ステップS9においてスタートボタンが押下された場合は、ステップS11に進み、原稿検出スイッチ206により原稿が原稿載置部201にセットされているか否かが判断され、原稿が原稿載置部201にセットされている場合は、ステップS13において、画像形成制御部906から原稿給送部200及び原稿読取部300にスキャン開始指示が出力され、原稿載置部201に収納される原稿が搬送ローラ対203等によりコンタクトガラス302上に搬送されると共に、原稿読取部300により原稿の画像データの読み取り動作が順次行なわれる。原稿読取部300による原稿の画像データの読み取りと同時に、原稿枚数カウント部903によってカウント数が1ずつ加算され(ステップS15)、原稿読取部300による画像データの読み取り動作が終了すると(ステップS17でYes)、原稿枚数カウント部903によりカウントされた原稿枚数は原稿枚数記憶部909に記憶される(ステップS23)。原稿が原稿載置部201にセットされていない場合は、コンタクトガラス301上に原稿が載置されているものとして、画像形成制御部906から原稿読取部300にスキャン開始指示がなされ(ステップS19)、原稿読取部300によって原稿の画像データの読み取りが行なわれると共に、原稿枚数カウント部903により原稿枚数のカウント数として1がセットされ(ステップS21)、原稿枚数記憶部909に記憶される(ステップS23)。
次に、画像形成制御部906から画像形成部100に画像形成開始指示が出力されることによって(ステップS25)、画像形成部100により画像データに基づく画像形成処理が行なわれると共に、画像形成制御部906から記録紙を後処理装置2に搬送するための搬送路指示信号が画像形成部100に出力され(ステップS27)、画像が転写された記録紙は排出ローラ対110によって後処理装置2に順次排出され、当該記録紙は搬入ローラ対702及び受台搬入ローラ711〜713によって記録紙受台703に搬入され、ストックされる。
画像形成部100により原稿1部数分の画像形成処理が終了すると(ステップS29でYes)、駆動制御部904により原稿枚数記憶部909に記憶される原稿枚数が20枚未満であるか否かが判断され(ステップS31)、原稿枚数が20枚未満である場合は、駆動制御部904により過電流検知部721〜731の中から最小の基準電圧が設定された過電流検知部726,729が選択され、それぞれに駆動信号が出力されると共に(ステップS33)、各モータドライバ722,723に同時に駆動信号が出力される(ステップS35)。これにより、両方のステイプルユニット704a,704bは同時に駆動し、記録紙端部の2点綴じを行う。各ステイプルユニット704a,704bのステイプル打ち込み動作中に、各過電流検知部726,729は、モータドライバ722,723から駆動モータ720,721に流れる電流値に相当する電圧値を電流/電圧変換部724,725により検出し、当該検出電圧値と各基準電圧記憶部732,735に記憶される基準電圧値とを比較し、検出電圧値が基準電圧値を超えると過電流であると判断し、駆動制御部904に過電流検知信号を出力する。駆動制御部904は、過電流検知部726,729からの過電流検知信号を受信したか否かを判断し、過電流検知信号を受信すると(ステップS47)、各モータドライバ722,723から各駆動モータ720,721への電流供給をオフにするための駆動信号を各モータドライバ722,723に出力し(ステップS49)、各駆動モータ720,721の回転を停止させる。
原稿枚数が20枚を超えた場合は更に駆動制御部904により原稿枚数が40枚未満であるか否かが判断され(ステップS37)、原稿枚数が40枚未満である場合は、駆動制御部904により過電流検知部727,730が選択され、それぞれに駆動信号が出力されると共に(ステップS39)、各モータドライバ722,723に同時に駆動信号が出力される(ステップS41)。これにより、両方のステイプルユニット704a,704bは同時に駆動し、記録紙端部の2点綴じを行う。各ステイプルユニット704a,704bのステイプル打ち込み動作中に、各過電流検知部727,730は、電流/電圧変換部724,725により得られた検出電圧値と各基準電圧記憶部733,736に記憶される基準電圧値とを比較し、検出電圧値が基準電圧値を超えると過電流であると判断し、駆動制御部904に過電流検知信号を出力する。駆動制御部904は、過電流検知部727,730からの過電流検知信号を受信すると(ステップS47でYes)、各駆動モータ720,721への電流供給をオフにするための駆動信号を各モータドライバ722,723に出力し(ステップS49)、各駆動モータ720,721の回転を停止させる。
原稿枚数が40枚を超えた場合は駆動制御部904により過電流検知部721〜731の中から最大の基準電圧値が設定された過電流検知部728,731が選択され、それぞれに駆動信号が出力されると共に(ステップS43)、モータドライバ722のみに駆動信号が出力され、ステイプルユニット704aによる記録紙束端部の1箇所における綴じ処理が行なわれる。ステイプルユニット704aによる綴じ処理終了後、駆動制御部904から他方のモータドライバ723に駆動信号が出力され、ステイプルユニット704bによる記録紙束端部の綴じ処理が行なわれ、記録紙束端部の2点綴じが終了する(ステップS45)。各ステイプルユニット704a,704bのステイプル打ち込み動作時に、各過電流検知部728,731は、電流/電圧変換部724,725により得られた検出電圧値と各基準電圧記憶部734,737に記憶される基準電圧値とを比較し、検出電圧値が基準電圧値を超えると過電流であると判断し、駆動制御部904に過電流検知信号を出力する。駆動制御部904は、過電流検知部728,731から過電流検知信号を受信すると(ステップS47でYes)、各駆動モータ720,721への電流供給をオフにするための駆動停止信号を各モータドライバ722,723に出力し(ステップS49)、各駆動モータ720,721の回転を停止させる。
次に、記録紙をソート用排出トレイ706に搬送するための搬送指示信号が画像形成制御部906から後処理装置2に出力されることによって(ステップS51)、受止部材の駆動部が駆動し、記録紙受台703に収納された記録紙束は排出ローラ対707まで搬送され、排出ローラ対707によってソート用排出トレイ706に排出される。画像形成制御部906によりコピー部数記憶部908に記憶されるコピー部数分の印刷が終了したか否かが判断され(ステップS53)、全部数分の印刷が終了していない場合はステップS25に戻り、終了している場合は処理を終了する。
このように、本実施形態では、各ステイプルユニット704a,704bの駆動用モータ720,721の駆動時に、記録紙束の枚数に応じ、異なる基準電圧を有する複数の過電流検知部726〜731のうちいずれかの過電流検知部を選択的に使用するので、記録紙束の枚数に応じ各駆動用モータ720,721に流れる電流の制限値を切り替え、記録紙束の枚数に応じた必要な負荷電流を駆動モータ720,721に供給することができ、特に記録紙束の枚数が少ない時の消費電流の軽減及び他装置の同時駆動が可能となり、処理の効率化を図ることができる。また、記録紙束の枚数が多い場合はステイプルユニット704a,704bによるステイプル処理を同時に行なわずに個別に行なうことで過電流を防止すると共に他装置の同時駆動が可能となり、処理の効率化を図ることができる。
尚、本実施形態は、ステイプルユニット704a,704bの各駆動モータ720,721に対しそれぞれ複数の過電流検知部726〜731を設け、ステイプル処理を行う記録紙束の枚数に応じて各駆動モータ720,721の供給電流の制限値を切り替えているが、各ステイプルユニット704a,704bに複数の異なる基準電圧を有する一つの過電流検知部をそれぞれ設け、記録紙束の枚数に応じて基準電圧を切り替える構成にしても良い。
また、本実施形態ではステイプルユニット704a,704bを用いているが、これに限定されず、画像が転写された複数の記録紙からなる記録紙束に対してパンチ処理を施すパンチユニットその他負荷電流の変動が大きい装置についても本発明は適用可能であり、ステイプルユニット704a,704b及びパンチユニットの組み合わせにおいて各駆動電流の制限値に応じてステイプル処理及びパンチ処理の同時処理を可能としたり、禁止する等、各装置の動作タイミングを図るようにしても良い。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例である複写機の内部構成を示す側断面図である。 図1に示す記録紙受台の斜視図である。 図1に示す記録紙受台の側断面図である。 ステイプルユニットの駆動機構及び制御部の構成を示すブロック図である。 ステイプルモード時の制御部による処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
100 画像形成部
200 原稿給送部
300 原稿読取部
400 記録紙搬送部
500 給紙部
600 操作表示部
704a,704b ステイプルユニット
720,721 駆動モータ
722,723 モータドライバ
724,725 電流/電圧変換部
726〜731 過電流検知部
732〜737 基準電圧記憶部
900 制御部
901 ステイプル制御部
902 コピー部数記憶制御部
903 原稿枚数カウント部
904 駆動制御部
906 画像形成制御部
907 記憶部
908 コピー部数記憶部
909 原稿枚数記憶部

Claims (4)

  1. 画像が転写された複数の記録紙からなる記録紙束に対してステイプル処理またはパンチ処理を施す後処理手段と、
    前記後処理手段を駆動する駆動手段に流れる電流が基準値を超えたことを検出する検出手段と、
    前記駆動手段に流れる電流が前記基準値を超えたことが前記検出手段に検出された場合、前記駆動手段を停止させる駆動制御手段と、
    前記記録紙束の枚数情報を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段で受け付けられた枚数情報に応じて選択される、枚数情報に示された記録紙の枚数が一定枚数を超えるときの基準値、および、枚数情報に示された記録紙の枚数が一定枚数を超えないときの、前記基準値よりも小さい別個の基準値をそれぞれ前記検出手段に設定する設定手段とを備え、
    前記駆動制御手段は、前記後処理手段以外の他装置に接続され、前記設定手段が前記検出手段に前記小さい基準値を設定した場合、前記駆動手段を駆動させるとともに、前記小さい基準値が前記検出手段に設定されていることにより得られる電力で前記他装置を駆動させる用紙後処理装置。
  2. 前記検出手段は、前記駆動手段に流れる電流が前記基準値を超えることを検知する検知部を複数備え、各検知部にはそれぞれ異なる前記基準値が設定されており、
    前記設定手段は、複数の前記検知部から検知部を選択することにより前記基準値を前記検出手段に設定する請求項1記載の用紙後処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の用紙後処理装置を備える画像形成装置。
  4. 載置された原稿を順次読取部へと搬送する原稿搬送手段と、
    前記読取部により読み取られた前記原稿の画像を記録紙に転写する画像形成手段とを備え、
    前記読取部で読み取られる原稿の枚数を計数して前記受付手段へと前記枚数情報として出力する枚数計数手段を有する請求項3記載の画像形成装置。
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