JPH074497U - ブームの制御装置 - Google Patents

ブームの制御装置

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Publication number
JPH074497U
JPH074497U JP3976493U JP3976493U JPH074497U JP H074497 U JPH074497 U JP H074497U JP 3976493 U JP3976493 U JP 3976493U JP 3976493 U JP3976493 U JP 3976493U JP H074497 U JPH074497 U JP H074497U
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JP
Japan
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boom
angle
extension
undulation angle
contraction length
Prior art date
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Pending
Application number
JP3976493U
Other languages
English (en)
Inventor
健一 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Corp
Original Assignee
Aichi Corp
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Publication date
Application filed by Aichi Corp filed Critical Aichi Corp
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Publication of JPH074497U publication Critical patent/JPH074497U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 クレーン車あるいは高所作業車等に備えられ
たブームが、ブーム操作をしていないときでもシリンダ
の油のリークや油温の変化により、シリンダが自然に収
縮し、ブームが移動するのを防止する。 【構成】 ブーム位置検出手段41からの検出信号と記
憶手段42からの信号により、ブームの伸縮長さあるい
は起伏角度と記憶したブームの伸縮長さあるいは起伏角
度とを比較する比較器43の信号と操作検出手段40か
らの信号により操作手段36が非操作状態を継続してい
る間、検出したブームの伸縮長さあるいは起伏角度が記
憶した伸縮長さあるいは起伏角度と異なるときに、ブー
ムの伸縮長さあるいは起伏角度を記憶した伸縮長さある
いは起伏角度に一致するように、制御手段35コントロ
ールバルブ30を制御して油圧シリンダ10を伸縮作動
させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は,油圧シリンダの伸縮により作動するブームの制御装置に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来、クレーン車あるいは高所作業車等に備えられたブームは旋回台に起伏自 在に基端を枢着した基端ブームと、この基端ブーム内に伸縮自在に嵌挿された中 間ブームと、この中間ブームに伸縮自在に嵌挿された先端ブームとにより構成さ れ、旋回台と基端ブーム間に取り付けられた起伏シリンダと、ブームに内蔵され た伸縮シリンダの伸縮により、ブームの起伏及び伸縮作動を行っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のクレーン車あるいは高所作業車等に備えられたブームでは、ブームの起 伏または伸縮操作をしていないときにも、起伏シリンダあるいは伸縮シリンダの 油のリークや油温の変化により、起伏シリンダあるいは伸縮シリンダが自然に収 縮し、ブームを起伏あるいは伸長させた状態で長時間放置しておくとブームが自 然降下して他の物と干渉したり、高所作業車の作業中においては、ブーム先端に 備えた作業台に搭乗した作業者に不快感を与えたり、またマニピュレータをブー ム先端に備えた高所作業車ではブームの自然降下によりマニピュレータ位置が少 しでもずれてしまうと作業に支障を来すという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の問題点を解決するために、ブームの作動を操作する操作手段と 、この操作手段により制御されるコントロールバルブと、このコントロールバル ブにより伸縮作動が制御されブームを伸縮作動あるいは起伏作動させる油圧シリ ンダと、前記操作手段の操作を検出する操作検出手段と、前記ブームの伸縮長さ あるいは起伏角度を検出するブーム位置検出手段と、操作検出手段及びブーム位 置検出手段からの検出信号により、前記操作手段が非操作状態になったときのブ ームの伸縮長さあるいは起伏角度を記憶する記憶手段と、前記ブーム位置検出手 段からの検出信号と記憶手段からの信号により、ブームの伸縮長さあるいは起伏 角度と記憶したブームの伸縮長さあるいは起伏角度とを比較する比較器と、この 比較器の信号と操作検出手段からの信号により操作手段が非操作状態を継続して いる間、検出したブームの伸縮長さあるいは起伏角度が記憶した伸縮長さあるい は起伏角度と異なるときに、ブームの伸縮長さあるいは起伏角度を記憶している 伸縮長さあるいは起伏角度に一致するように前記コントロールバルブを制御して 前記油圧シリンダを伸縮作動させる制御手段により構成される。
【0005】
【作用】
以上の手段から、操作手段によりブームを操作し終えた時点のブーム伸縮長さ あるいは起伏角度をブーム位置検出手段により検出し、記憶手段に記憶する。こ の時点より次に操作手段によりブームを操作するまでの間に、常にブーム位置検 出手段により検知した現状のブームの伸縮長さあるいは起伏角度と、前記記憶手 段に記憶しているブームの伸縮長さあるいは起伏角度を比較器により比較するこ とによりブーム操作を行っていないのにブームの伸縮長さあるいは起伏角度が変 化したときに、ブームの伸縮長さあるいは起伏角度を記憶手段に記憶している位 置までコントロールバルブを制御し、ブームを移動させる。以上の制御によりブ ームを操作していないときは常に一定の位置を保つ様になる。
【0006】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の好ましい実施例について説明する。 本考案に係わるブームの制御装置を備えた高所作業車を図2に示している。この 高所作業車は車体1上に旋回自在に旋回台2が設けられており、この旋回台2に 起伏シリンダ10により起伏自在にブーム3が取り付けられている。ブーム3は 基端ブーム3a、中間ブーム3b及び先端ブーム3cからなり、内蔵した伸縮シ リンダ6により伸縮自在である。基端ブーム3aの基端は旋回台2に枢支され、 先端ブーム3cの先端には作業台5が取り付けられている。
【0007】 図1に起伏シリンダの伸縮作動のために、起伏シリンダへの作動油の給排を行 わせるブームの制御装置を示す。 この回路はタンク20内の作動油を起伏シリンダ10に供給するための作動油 供給源としての油圧ポンプ21と、起伏シリンダ10への作動油の給排を制御す るコントロールバルブ30と、コントロールバルブ30の作動制御を行うコント ローラ35(制御手段)とを有する。さらにブームの起伏角を検出するセンサ4 1及び、ブーム起伏操作手段の起伏操作を検出するセンサ40、さらにブームの 起伏角度を記憶する記憶手段42、前記記憶手段42に記憶された起伏角度とブ ームの起伏角を検出するセンサ41により検出された起伏角とを比較する比較器 43とにより構成されている。 上記の構成により、コントローラ35は起伏操作36を操作することにより起 伏操作装置36より受けた信号をコントロールバルブ30に送り、起伏ソレノイ ド31、32を励持させて作動油を起伏シリンダ10へ送り、起伏作動を行わせ ている。また起伏操作装置36を操作すると起伏装置の操作を検出するセンサ4 0より信号を送るようになっており、ここで起伏操作装置の操作を停止したとき に、ブームの起伏角を検出するセンサ41により検出した起伏角を記憶しておき 、その後起伏操作をしていない状態でブームの起伏角が変化したときに、記憶し ていた起伏角に戻るようにコントロールバルブ30の起伏ソレノイド31または 32を励持させて、ブームの起伏を行わせる。このようにしてブームの起伏操作 をしていないときにブームが移動しても元の位置に復帰するため、常にブームの 位置は支持される様になる。
【0008】 また伸縮シリンダの制御も同様に行う事ができ、この場合は油圧ポンプ、コン トロールバルブ、コントローラの他にブームの伸長量を検出するセンサとブーム 伸縮手段の伸縮操作を検出するセンサ、さらにブームの伸縮量を記憶する記憶手 段と、この記憶手段に記憶された伸長量とブームの伸縮量を検出するセンサによ り検出された伸縮量とを比較する比較器とにより構成される。 上記の構成により、コントローラ35は伸縮操作装置を操作することにより、 伸縮操作装置より受けた信号をコントロールバルブに送り、伸縮ソノレイドを励 持させて、作動油を伸縮シリンダへ送り、伸縮作動を行わせている。また伸縮操 作装置を操作すると、伸縮操作装置の操作を検出するセンサより信号を送る様に なっており、ここで伸縮操作装置の操作を停止したときにブームの伸縮量を検出 するセンサにより検出した伸縮量を記憶しておき、その後伸縮操作をしていない 状態でブームの伸縮量が変化したときに、記憶していた伸縮量に戻るようにコン トロールバルブの伸縮ソノレイドを励持させて、ブームの伸縮を行なわせる。こ のようにしてブームの伸縮操作をしていないときにブームが移動しても、元の位 置に復帰する為、起伏シリンダの制御と同様に常にブームの位置は一定に支持さ れるようになる。
【0009】
【考案の効果】
起伏操作または伸縮操作を行っていない間は、ブームの位置は常に一定の位置 を保持する為、ブームの自然降下といった現象がなくなり、ブームの先端に取り 付けた作業台に乗る乗員に不快感を与えたり、正確な動作を要求されるマニピュ レータをブームの先端に取り付けた車両においては、ブームの自然降下等により 作業に支障をきたすといった事がなくなる。
【0010】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る高所作業車の起伏シリンダ油圧回
路図
【図2】上記高所作業車の側面図
【符号の説明】
1 高所作業車 3 ブーム 5 作業台 10起伏シリンダ 30コントロールバルブ 35コントローラ 40起伏操作検出スイッチ 41起伏角検出センサ 42記憶手段 43比較手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブームの作動を操作する操作手段と、この操作手段によ
    り制御されるコントロールバルブと、このコントロール
    バルブにより伸縮作動が制御されブームを伸縮作動ある
    いは起伏作動させる油圧シリンダと、前記操作手段の操
    作を検出する操作検出手段と、前記ブームの伸縮長さあ
    るいは起伏角度を検出するブーム位置検出手段と、操作
    検出手段及びブーム位置検出手段からの検出信号によ
    り、前記操作手段が非操作状態になったときのブームの
    伸縮長さあるいは起伏角度を記憶する記憶手段と、前記
    ブーム位置検出手段からの検出信号と記憶手段からの信
    号により、ブームの伸縮長さあるいは起伏角度と記憶し
    たブームの伸縮長さあるいは起伏角度とを比較する比較
    器と、この比較器の信号と操作検出手段からの信号によ
    り操作手段が非操作状態を継続している間、検出したブ
    ームの伸縮長さあるいは起伏角度が記憶した伸縮長さあ
    るいは起伏角度と異なるときに、ブームの伸縮長さある
    いは起伏角度を記憶している伸縮長さあるいは起伏角度
    に一致するように、前記コントロールバルブを制御して
    前記油圧シリンダを伸縮作動させる制御手段とを備えた
    ことを特徴とするブームの制御装置。
JP3976493U 1993-06-25 1993-06-25 ブームの制御装置 Pending JPH074497U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3976493U JPH074497U (ja) 1993-06-25 1993-06-25 ブームの制御装置

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JP3976493U JPH074497U (ja) 1993-06-25 1993-06-25 ブームの制御装置

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Publication Number Publication Date
JPH074497U true JPH074497U (ja) 1995-01-24

Family

ID=12562013

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JP3976493U Pending JPH074497U (ja) 1993-06-25 1993-06-25 ブームの制御装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4970432U (ja) * 1972-10-02 1974-06-19

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4970432U (ja) * 1972-10-02 1974-06-19
JPS5652757Y2 (ja) * 1972-10-02 1981-12-09

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