JPH0744908A - 情報記録再生装置 - Google Patents
情報記録再生装置Info
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- JPH0744908A JPH0744908A JP19041393A JP19041393A JPH0744908A JP H0744908 A JPH0744908 A JP H0744908A JP 19041393 A JP19041393 A JP 19041393A JP 19041393 A JP19041393 A JP 19041393A JP H0744908 A JPH0744908 A JP H0744908A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 情報の書き込みを継続しながら既に書き込ま
れている情報を自由に再生できるようにすること。 【構成】 複数の情報メモリ手段と、上記それぞれの情
報メモリ手段に書き込み、読み出しアドレスを制御し、
該複数メモリ手段間で、読み出し、書き込みの連係動作
によって書き込みと読み出しを同時に制御するアドレス
制御手段を有し、前記アドレス制御手段は、所定のデー
タレートにて書き込み情報が転送されてきた場合には、
書き込んだ情報を所定のデータレートにて情報を読み出
して再生し、上記所定のデータレートよりも大きなデー
タレートにて書き込み情報が転送されてきた場合には、
書き込んだ情報を上記所定のデータレートよりも小さな
データレートにて再生する。
れている情報を自由に再生できるようにすること。 【構成】 複数の情報メモリ手段と、上記それぞれの情
報メモリ手段に書き込み、読み出しアドレスを制御し、
該複数メモリ手段間で、読み出し、書き込みの連係動作
によって書き込みと読み出しを同時に制御するアドレス
制御手段を有し、前記アドレス制御手段は、所定のデー
タレートにて書き込み情報が転送されてきた場合には、
書き込んだ情報を所定のデータレートにて情報を読み出
して再生し、上記所定のデータレートよりも大きなデー
タレートにて書き込み情報が転送されてきた場合には、
書き込んだ情報を上記所定のデータレートよりも小さな
データレートにて再生する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報を記録しながら、す
でに記録された情報を再生する、情報記録再生装置に関
するものである。
でに記録された情報を再生する、情報記録再生装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、メモリ材料の用途は、コンピュー
タ及びその関連機器、ビデオディスク、ディジタルオー
ディオディスク等のエレクトロニクス産業の中核をなす
ものであり、その材料開発も極めて活発に進んでいる。
メモリ材料に要求される性能は用途により異なるが記録
再生の応答速度が早いことは必要不可欠である。従来ま
では磁性体や半導体を素材とした半導体メモリや磁気メ
モリが主であったが、近年レーザー技術の進展にともな
い、有機色素、フォトポリマーなどの有機薄膜を用いた
光メモリによる安価で高密度な記録媒体が登場してき
た。
タ及びその関連機器、ビデオディスク、ディジタルオー
ディオディスク等のエレクトロニクス産業の中核をなす
ものであり、その材料開発も極めて活発に進んでいる。
メモリ材料に要求される性能は用途により異なるが記録
再生の応答速度が早いことは必要不可欠である。従来ま
では磁性体や半導体を素材とした半導体メモリや磁気メ
モリが主であったが、近年レーザー技術の進展にともな
い、有機色素、フォトポリマーなどの有機薄膜を用いた
光メモリによる安価で高密度な記録媒体が登場してき
た。
【0003】一方、最近、導体の表面面原子の電子構造
を直接観察できる走査型トンネル顕微鏡(以後、STM
と略す)が開発されている[G.Binnig et
al. Phys.Rev.Lett, 49,57
(1982)]。STMは、単結品、非晶質を問わず実
空間像の高い分解能の測定ができるようになり、しかも
試料に電流による損傷を与えずに低電力で観測できる利
点も有し、更に大気中でも動作し、種々の材料に対して
用いることができるため広範囲な応用が期待されてい
る。
を直接観察できる走査型トンネル顕微鏡(以後、STM
と略す)が開発されている[G.Binnig et
al. Phys.Rev.Lett, 49,57
(1982)]。STMは、単結品、非晶質を問わず実
空間像の高い分解能の測定ができるようになり、しかも
試料に電流による損傷を与えずに低電力で観測できる利
点も有し、更に大気中でも動作し、種々の材料に対して
用いることができるため広範囲な応用が期待されてい
る。
【0004】STMは金属の探針(プローブ電極)と導
電性物質間に電圧を加えて1nm程度の距離まで近づけ
るとトンネル電流が流れることを利用している。この電
流は両者の距離変化に指数関数的に応答するため非常に
敏感である。トンネル電流を一定に保つように探針を走
査することにより実空間の全電子雲に関する種々の情報
をも読み取ることができる。この際、面内方向の分解能
は0.1nm程度である。
電性物質間に電圧を加えて1nm程度の距離まで近づけ
るとトンネル電流が流れることを利用している。この電
流は両者の距離変化に指数関数的に応答するため非常に
敏感である。トンネル電流を一定に保つように探針を走
査することにより実空間の全電子雲に関する種々の情報
をも読み取ることができる。この際、面内方向の分解能
は0.1nm程度である。
【0005】したがって、STMの原理を応用すれば十
分に原子オーダー(サブ・ナノメートル)での高密度記
録再生を行なうことが可能である。例えば、特開昭61
−80536号公報に開示されている情報処理装置で
は、電子ビーム等によって媒体表面に吸着した原子粒子
を取り除いて書き込みを行ない、STMによりこのデー
タを再生している。記録層として電圧電流のスイッチン
グ特性に対してメモリ効果を持つ材料、例えば共役π電
子系をもつ有機化合物やカルコゲン化合物類の薄膜層を
用いて、記録・再生をSTMで行なう方法が提案されて
いる[特開昭63−161552号公報、特開昭63−
161553号公報参照]。この方法によれば、記録の
ビットサイズを10nmとすれば、1012bit/cm
もの大容量記録再生が可能である。またプローブ電極の
走査機構としてはカンチレバータイプのもの(特開昭6
2−281138号公報)があり、Si基板上にSiO
2からなる、長さ100μm、幅10〜20μm、厚さ
0.5μm程度の大きさのカンチレバー型の機構を数十
個作り込むことが可能となっており、同一の基板上に書
き込み読み出し回路も集積化されている。
分に原子オーダー(サブ・ナノメートル)での高密度記
録再生を行なうことが可能である。例えば、特開昭61
−80536号公報に開示されている情報処理装置で
は、電子ビーム等によって媒体表面に吸着した原子粒子
を取り除いて書き込みを行ない、STMによりこのデー
タを再生している。記録層として電圧電流のスイッチン
グ特性に対してメモリ効果を持つ材料、例えば共役π電
子系をもつ有機化合物やカルコゲン化合物類の薄膜層を
用いて、記録・再生をSTMで行なう方法が提案されて
いる[特開昭63−161552号公報、特開昭63−
161553号公報参照]。この方法によれば、記録の
ビットサイズを10nmとすれば、1012bit/cm
もの大容量記録再生が可能である。またプローブ電極の
走査機構としてはカンチレバータイプのもの(特開昭6
2−281138号公報)があり、Si基板上にSiO
2からなる、長さ100μm、幅10〜20μm、厚さ
0.5μm程度の大きさのカンチレバー型の機構を数十
個作り込むことが可能となっており、同一の基板上に書
き込み読み出し回路も集積化されている。
【0006】また、近年、テレビジョンやVTRのデイ
ジタル化が進んでいる。その理由として挙げられるもの
に最近のディジタル技術の進歩と、民生品レベルでの高
画質・高音質化の追求が挙げられる。
ジタル化が進んでいる。その理由として挙げられるもの
に最近のディジタル技術の進歩と、民生品レベルでの高
画質・高音質化の追求が挙げられる。
【0007】従来のアナログ方式の再生信号のSN比や
波形歪には限界があり、再生画質に制約を与えていた。
ディジタル記録によれば、画質はA−D、D−A変換特
性のみで決まるため、テープやヘッドの特性の影響をじ
かに受けないため、その画質・音質は飛躍的に向上す
る。また、数値データの演算が基本となっているため、
メモリがあれば信号の遅延等が容易に行なえるため、ゴ
ースト等のノイズ除去やノンインターレス方式等の画質
向上が可能となった。
波形歪には限界があり、再生画質に制約を与えていた。
ディジタル記録によれば、画質はA−D、D−A変換特
性のみで決まるため、テープやヘッドの特性の影響をじ
かに受けないため、その画質・音質は飛躍的に向上す
る。また、数値データの演算が基本となっているため、
メモリがあれば信号の遅延等が容易に行なえるため、ゴ
ースト等のノイズ除去やノンインターレス方式等の画質
向上が可能となった。
【0008】デジタル技術の進歩では、半導体技術の進
歩によって回路の高速化が進んできた。A−D変換速度
は飛躍的に向上し、数100MHzのサンプリングが可
能となり、それにともなった素子の演算速度もゲートあ
たり1nsと非常に速く、より複雑な画像処理を高速に
行うことができるようになっている。
歩によって回路の高速化が進んできた。A−D変換速度
は飛躍的に向上し、数100MHzのサンプリングが可
能となり、それにともなった素子の演算速度もゲートあ
たり1nsと非常に速く、より複雑な画像処理を高速に
行うことができるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来より、家庭用VT
Rはタイムシフトという概念の下に録画再生を行う。具
体的にこのタイムシフトとしては、タイマー設定による
留守録画、中座によりテレビ視聴を中断するときに便利
なワンタッチタイマー等がある。
Rはタイムシフトという概念の下に録画再生を行う。具
体的にこのタイムシフトとしては、タイマー設定による
留守録画、中座によりテレビ視聴を中断するときに便利
なワンタッチタイマー等がある。
【0010】周知の一般例として、タイマー設定による
留守録画の概略を説明する。これはテレビチユーナとテ
レビ信号記録再生装置と、これらを制御するためのタイ
マー手段とから成るVTR装置により、所望の時刻に所
望のテレビ局からの放送番組を受信して録画することで
あり、これによりある番組が放送される時間とその番組
を視聴する時間とをシフト可能とするものである。
留守録画の概略を説明する。これはテレビチユーナとテ
レビ信号記録再生装置と、これらを制御するためのタイ
マー手段とから成るVTR装置により、所望の時刻に所
望のテレビ局からの放送番組を受信して録画することで
あり、これによりある番組が放送される時間とその番組
を視聴する時間とをシフト可能とするものである。
【0011】このように、VTR装置は番組が放送され
る時間、すなわち、或る情報が伝送される時間とそれを
視聴する時間とをシフト可能とするものであるが、記録
媒体としてテープを用いている従来のVTR装置の場合
には、上記シフト時間を自由に選択することができなか
った。
る時間、すなわち、或る情報が伝送される時間とそれを
視聴する時間とをシフト可能とするものであるが、記録
媒体としてテープを用いている従来のVTR装置の場合
には、上記シフト時間を自由に選択することができなか
った。
【0012】何故ならば、記録媒体としてテープを用い
ている従来のVTR装置の場合にはデータ転送時間とこ
れに伴うテープの巻き戻し時間とが必要なので、上記デ
ータ転送開始直後から即時モニタを行うことが不可能だ
からである。
ている従来のVTR装置の場合にはデータ転送時間とこ
れに伴うテープの巻き戻し時間とが必要なので、上記デ
ータ転送開始直後から即時モニタを行うことが不可能だ
からである。
【0013】また、今後発達することが予想される大容
量通信網にて高速配信される情報を記録・再生する場合
には、記録と再生の速度が異なるために、記録媒体にテ
ープを用いている従来のVTR装置の場合には、即時モ
ニタを行うことができない不都合があった。
量通信網にて高速配信される情報を記録・再生する場合
には、記録と再生の速度が異なるために、記録媒体にテ
ープを用いている従来のVTR装置の場合には、即時モ
ニタを行うことができない不都合があった。
【0014】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
のであって、情報の書き込みを継続しながら既に書き込
まれている情報を自由に再生できるようにすることを目
的とする。
のであって、情報の書き込みを継続しながら既に書き込
まれている情報を自由に再生できるようにすることを目
的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の情報記録再生装
置は、複数の情報メモリ手段と、上記それぞれの情報メ
モリ手段に書き込み、読み出しアドレスを制御し、該複
数メモリ手段間で、読み出し、書き込みの連係動作によ
って書き込みと読み出しを同時に制御するアドレス制御
手段を有し、前記アドレス制御手段は、所定のデータレ
ートにて書き込み情報が転送されてきた場合には、書き
込んだ情報を所定のデータレートにて情報を読み出して
再生し、上記所定のデータレートよりも大きなデータレ
ートにて書き込み情報が転送されてきた場合には、書き
込んだ情報を上記所定のデータレートよりも小さなデー
タレートにて再生することを特徴とする。
置は、複数の情報メモリ手段と、上記それぞれの情報メ
モリ手段に書き込み、読み出しアドレスを制御し、該複
数メモリ手段間で、読み出し、書き込みの連係動作によ
って書き込みと読み出しを同時に制御するアドレス制御
手段を有し、前記アドレス制御手段は、所定のデータレ
ートにて書き込み情報が転送されてきた場合には、書き
込んだ情報を所定のデータレートにて情報を読み出して
再生し、上記所定のデータレートよりも大きなデータレ
ートにて書き込み情報が転送されてきた場合には、書き
込んだ情報を上記所定のデータレートよりも小さなデー
タレートにて再生することを特徴とする。
【0016】この場合、複数のプロ−ブと、前記複数の
プローブを記録媒体に近接させる手段と、プローブ、記
録媒体間に所定の波形の電圧を印加し、画像情報を記録
する手段と、プローブ、記録媒体間に所定の大きさの電
圧を印加し、このときに流れる電流を検知して画像情報
を再生する手段と、画像入出力ポートと、を設けてもよ
い。
プローブを記録媒体に近接させる手段と、プローブ、記
録媒体間に所定の波形の電圧を印加し、画像情報を記録
する手段と、プローブ、記録媒体間に所定の大きさの電
圧を印加し、このときに流れる電流を検知して画像情報
を再生する手段と、画像入出力ポートと、を設けてもよ
い。
【0017】この場合、電流がトンネル電流または電界
放射電流であってもよい。
放射電流であってもよい。
【0018】
【作用】上記本発明によれば、記録中であっても情報メ
モリに既に記録されている任意の情報にアクセス可能な
構造とすることにより、現在の記録を継続しながら、既
に記録済の情報を任意の記録位置から再生処理すること
が可能となる。
モリに既に記録されている任意の情報にアクセス可能な
構造とすることにより、現在の記録を継続しながら、既
に記録済の情報を任意の記録位置から再生処理すること
が可能となる。
【0019】また、情報再生処理時の標準的なデータレ
ートと比べて大きなのデータレートにて転送される情報
を受信して記録処理する場合でも、大きなデータレート
にて転送された情報を記録処理しながら標準的なデータ
レートよりも小さなデータレートにて情報を再生処理す
ることで、見た目の再生情報が標準的なデータレートで
転送および再生されたものと同等となり、送信リクエス
トが出されてから再生モニタを開始するまでの待ち時間
が大幅に減少する。
ートと比べて大きなのデータレートにて転送される情報
を受信して記録処理する場合でも、大きなデータレート
にて転送された情報を記録処理しながら標準的なデータ
レートよりも小さなデータレートにて情報を再生処理す
ることで、見た目の再生情報が標準的なデータレートで
転送および再生されたものと同等となり、送信リクエス
トが出されてから再生モニタを開始するまでの待ち時間
が大幅に減少する。
【0020】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0021】[実施例1]図1はの本発明の情報記録再
生装置の一実施例の構成を示す図であり、同図を用いて
本実施例の構成及び動作を以下に説明する。
生装置の一実施例の構成を示す図であり、同図を用いて
本実施例の構成及び動作を以下に説明する。
【0022】図1に示したように、AVレシーバ11等
から与えられるアナログの入力映像信号を映像入力端子
12を介して受け入れるとともに、音声信号を音声入力
端子14より受け入れる。
から与えられるアナログの入力映像信号を映像入力端子
12を介して受け入れるとともに、音声信号を音声入力
端子14より受け入れる。
【0023】これらの入力端子12、14から入力され
たアナログの映像信号及び音声信号はA/D変換器1
3、15によりそれぞれデジタル信号に変換される。そ
して、その後データを圧縮するための画像圧縮器31、
及び音声圧縮器30にて各々データが圧縮され、データ
量が削減される。
たアナログの映像信号及び音声信号はA/D変換器1
3、15によりそれぞれデジタル信号に変換される。そ
して、その後データを圧縮するための画像圧縮器31、
及び音声圧縮器30にて各々データが圧縮され、データ
量が削減される。
【0024】次いで、合成器16にて映像データと音声
データとが合成され、複合データとして所定単位ごとに
データブロック化されてバッファメモリ17に一旦書き
込まれる。なお、本実施例に於いては、STMの原理を
用いたメモリを2ユニット使用しており、片方の書き込
み中にもう片方が独立して読み書きできる構成になって
いる。
データとが合成され、複合データとして所定単位ごとに
データブロック化されてバッファメモリ17に一旦書き
込まれる。なお、本実施例に於いては、STMの原理を
用いたメモリを2ユニット使用しており、片方の書き込
み中にもう片方が独立して読み書きできる構成になって
いる。
【0025】また、ここで用いられるデータ圧縮器は、
映像情報ならばDCT等をべ一スとしたものである。例
えば、JPEG推奨の静止画処理を各画面ごとに行うも
のや、MPEG推奨の高度な可変長符号化の他に、シン
プルな固定長符号化を用いても良い。また、音声情報な
らば聴覚特性を考慮した符号化や、エントロピー符号化
等の理論に基づく適応変換符号化、及び32〜1024
の周波数帯域に細分化して各々の帯域で音楽信号を分析
する手法の帯域分割符号化等のMPEGにて検討されて
いるものが現在では良好な圧縮特性を示している。
映像情報ならばDCT等をべ一スとしたものである。例
えば、JPEG推奨の静止画処理を各画面ごとに行うも
のや、MPEG推奨の高度な可変長符号化の他に、シン
プルな固定長符号化を用いても良い。また、音声情報な
らば聴覚特性を考慮した符号化や、エントロピー符号化
等の理論に基づく適応変換符号化、及び32〜1024
の周波数帯域に細分化して各々の帯域で音楽信号を分析
する手法の帯域分割符号化等のMPEGにて検討されて
いるものが現在では良好な圧縮特性を示している。
【0026】ちなみに、JPEGとMPEGは画像の国
際標準化の検討グループのことであり、JPEGはJo
int Photographic Expert G
roupの略である。また、MPEGはMoving
Picture Expert Groupの略であ
り、各々静止画像と動画像を検討対象としている。
際標準化の検討グループのことであり、JPEGはJo
int Photographic Expert G
roupの略である。また、MPEGはMoving
Picture Expert Groupの略であ
り、各々静止画像と動画像を検討対象としている。
【0027】なお、このような画像圧縮に関しては、日
経ニューメデイア1991年3月4日特別版の1〜32
頁に詳細が紹介されている。
経ニューメデイア1991年3月4日特別版の1〜32
頁に詳細が紹介されている。
【0028】その後、所定の制御の下に上記のバッファ
メモリ17より読み出されたデータが分離器18に与え
られ、ここで映像信号と音声信号とに再び分離される。
そして、これらの信号が画像伸長器33、音声伸長器3
2に各々与えられ、圧縮前の情報量にそれぞれ復号され
る。
メモリ17より読み出されたデータが分離器18に与え
られ、ここで映像信号と音声信号とに再び分離される。
そして、これらの信号が画像伸長器33、音声伸長器3
2に各々与えられ、圧縮前の情報量にそれぞれ復号され
る。
【0029】この復号データが、D/A変換器19、2
2によってアナログ信号に変換されることにより、任意
の時間遅れを生じた映像信号及び音声信号として、出力
端子20、23から出力される。この出力信号が、映像
モニタ21とスピーカ24へそれぞれ供給されることに
より、所望の放送番組の映像と音声とが再現される。こ
のような所定の制御は、システムコントローラ28を中
心として行われるものであり、このシステムコントロー
ラ28に指示された書き込み制御器25と読み出し制御
器26とにより、上述したバッファメモリ17や合成器
16、及び分離器18等の動作が制御される。
2によってアナログ信号に変換されることにより、任意
の時間遅れを生じた映像信号及び音声信号として、出力
端子20、23から出力される。この出力信号が、映像
モニタ21とスピーカ24へそれぞれ供給されることに
より、所望の放送番組の映像と音声とが再現される。こ
のような所定の制御は、システムコントローラ28を中
心として行われるものであり、このシステムコントロー
ラ28に指示された書き込み制御器25と読み出し制御
器26とにより、上述したバッファメモリ17や合成器
16、及び分離器18等の動作が制御される。
【0030】データ送信側は高能率符号化したデータを
送信するためにデータ圧縮を行い、データ転送のスタン
バイをしている。実際には10〜100分の1程度のデ
ータ圧縮が可能であるが、本実施例では1/2圧縮とし
て説明して行く。データ読み出し時間をTとすると、
1/Nのデータ圧縮の場合には、T/Nの時間でデータ
転送が完了する(Tは総データを標準再生したときの時
間を示す)。
送信するためにデータ圧縮を行い、データ転送のスタン
バイをしている。実際には10〜100分の1程度のデ
ータ圧縮が可能であるが、本実施例では1/2圧縮とし
て説明して行く。データ読み出し時間をTとすると、
1/Nのデータ圧縮の場合には、T/Nの時間でデータ
転送が完了する(Tは総データを標準再生したときの時
間を示す)。
【0031】送信リクエストが送られデータ転送が開始
されると、バッファメモリ17は受信した圧縮AVデー
タの記録処理を開始する。記録処理の最小処理単位に必
要な最低限の時間(△t)が経過したならば、即座に再
生モニタの開始が可能になる。
されると、バッファメモリ17は受信した圧縮AVデー
タの記録処理を開始する。記録処理の最小処理単位に必
要な最低限の時間(△t)が経過したならば、即座に再
生モニタの開始が可能になる。
【0032】そして、モニタを実行しているときもデー
タの書き込みは行われており、上記のとおりN=2とす
れば、再生データ量を差し引いても初期の記録時問(△
t)の2倍プラス再生時間と同等の書き込みが追加的に
行われる。本実施例ではN=2としたので上記の通りで
あるが、上述したように現在の画像圧縮技術ではN=1
0程度そも十分に実用に供する画像品質を提供可能であ
るので、この場合も上記と同様の差引き追加記録(記
憶)量は、初期△tの10倍プラス再生時間の9倍に相
当する。
タの書き込みは行われており、上記のとおりN=2とす
れば、再生データ量を差し引いても初期の記録時問(△
t)の2倍プラス再生時間と同等の書き込みが追加的に
行われる。本実施例ではN=2としたので上記の通りで
あるが、上述したように現在の画像圧縮技術ではN=1
0程度そも十分に実用に供する画像品質を提供可能であ
るので、この場合も上記と同様の差引き追加記録(記
憶)量は、初期△tの10倍プラス再生時間の9倍に相
当する。
【0033】このN=10で、例えば2時間の映画情報
を伝送する場合には12分のデータ転送時間を要するの
で、ディジタルVTRにて受信すると、 12分の時間
経過後(正確にはテープ巻き戻し後)に始めてモニタが
可能となる。このシステム構成にて時間短縮を追求して
いくと、画像のデータ圧縮率を上げて行く方向に拍車が
かかるので、画像品質面では決して好ましくなく、根本
問題の解決には結びついていなかったが、本発明ではこ
のような根本問題を解決することができるようになっ
た。
を伝送する場合には12分のデータ転送時間を要するの
で、ディジタルVTRにて受信すると、 12分の時間
経過後(正確にはテープ巻き戻し後)に始めてモニタが
可能となる。このシステム構成にて時間短縮を追求して
いくと、画像のデータ圧縮率を上げて行く方向に拍車が
かかるので、画像品質面では決して好ましくなく、根本
問題の解決には結びついていなかったが、本発明ではこ
のような根本問題を解決することができるようになっ
た。
【0034】記録処理は、データ転送開始から継続され
ており、メモリの記憶容量を全て使用してメモリ・フル
の状態となったときか、さもなくば視聴を終了する指示
がシステムコントローラー28へキー入力部29より入
力されたときに始めて記録終了となる。或いは、送り出
し側データの終了(EOD=end of data)
時である。
ており、メモリの記憶容量を全て使用してメモリ・フル
の状態となったときか、さもなくば視聴を終了する指示
がシステムコントローラー28へキー入力部29より入
力されたときに始めて記録終了となる。或いは、送り出
し側データの終了(EOD=end of data)
時である。
【0035】次に、バッファメモリ17の内部構成につ
いて図2を用いて説明する。
いて図2を用いて説明する。
【0036】書き込み制御器25、読み込み制御器26
から出される書き込み・読み出し指示信号は動作制御回
路201に入力される。動作制御回路201はバッファ
メモリユニットの状態に応じてバッファメモリユニット
間で動作の交替を行なうように制御する。また動作制御
回路201は書き込み状態の場合は書き込みデータを受
取り、どちらかのユニットの情報記録回路に送って記録
動作を命じ、あわせて記録開始アドレス・記録終了アド
レスの生成などを行なっている。読み出しの場合には情
報再生回路に読み出し動作を命じ、読み出されたデータ
を分離器18に送出している。
から出される書き込み・読み出し指示信号は動作制御回
路201に入力される。動作制御回路201はバッファ
メモリユニットの状態に応じてバッファメモリユニット
間で動作の交替を行なうように制御する。また動作制御
回路201は書き込み状態の場合は書き込みデータを受
取り、どちらかのユニットの情報記録回路に送って記録
動作を命じ、あわせて記録開始アドレス・記録終了アド
レスの生成などを行なっている。読み出しの場合には情
報再生回路に読み出し動作を命じ、読み出されたデータ
を分離器18に送出している。
【0037】情報記録回路205a(または205b)
は記録情報を、後段の1920個のプローブユニット2
08a(または208b)に応じた順番に分散させる。
プローブユニットの各々は割り当てられた上記情報を記
録する。また、情報読出回路204a(または204
b)は1920本のプローブユニツト208a(または
208b)に読み出し動作を指示し、読み出されたデー
タをまとめて再構築し、動作制御回路201に送出する
働きを行なう。
は記録情報を、後段の1920個のプローブユニット2
08a(または208b)に応じた順番に分散させる。
プローブユニットの各々は割り当てられた上記情報を記
録する。また、情報読出回路204a(または204
b)は1920本のプローブユニツト208a(または
208b)に読み出し動作を指示し、読み出されたデー
タをまとめて再構築し、動作制御回路201に送出する
働きを行なう。
【0038】アドレスメモリ202は動作制御回路20
1が生成した記録開始、記録終了アドレスを時間的にシ
ーケンシャルに蓄えておくことができるように構成され
ており、必要に応じて動作制御回路201によりアクセ
スされる。動作制御回路201はそのアドレスを走査制
御回路206a(または206b)に送り、走査制御回
路206a(または206b)はそのアドレスに応じた
ステージ位置を算出し、走査信号等を生成しステージユ
ニット207a(または207b)へ送る。
1が生成した記録開始、記録終了アドレスを時間的にシ
ーケンシャルに蓄えておくことができるように構成され
ており、必要に応じて動作制御回路201によりアクセ
スされる。動作制御回路201はそのアドレスを走査制
御回路206a(または206b)に送り、走査制御回
路206a(または206b)はそのアドレスに応じた
ステージ位置を算出し、走査信号等を生成しステージユ
ニット207a(または207b)へ送る。
【0039】記録原理は後に詳述するが、ステージユニ
ット207a(または207b)は、実際に媒体上のビ
ットをアクセスする位置の位置決めをしている。アドレ
スに応じた位置にステージを制御することによって書き
込み位置を設定したり、読み込み位置を設定したりす
る。積層型ピエゾ素子をアクチュエータとして用いてお
り、ナノメートルオーダーの正確な位置決め制御を行な
っている。また、このステージユニットには読み出し用
の所定のバイアスを媒体基板に印加するためのバイアス
印加回路も設けられている。
ット207a(または207b)は、実際に媒体上のビ
ットをアクセスする位置の位置決めをしている。アドレ
スに応じた位置にステージを制御することによって書き
込み位置を設定したり、読み込み位置を設定したりす
る。積層型ピエゾ素子をアクチュエータとして用いてお
り、ナノメートルオーダーの正確な位置決め制御を行な
っている。また、このステージユニットには読み出し用
の所定のバイアスを媒体基板に印加するためのバイアス
印加回路も設けられている。
【0040】ここで、ステージとプローブユニットの関
係、記録原理および動作を図3、図4を用いて説明す
る。
係、記録原理および動作を図3、図4を用いて説明す
る。
【0041】図3は書き込み原理を示している。301
〜306がプローブ信号系を示しており、307〜31
2がステージユニット部を示している。実際にはプロー
ブユニット1920個に対し、ステージユニットは1つ
である。ステージ310は、走査制御回路206a,2
06b(図2参照)から送られてきた走査制御信号を受
け取ったステージ動作制御回路312によって、読み込
み時、書き込み時の主走査・副走査、および位置決め等
が制御される。なお、走査速度も制御されるが、走査速
度は情報の書き込み読み出し速度を決める重要なパラメ
ータである。311はステージの駆動を行なっているア
クチュエータである積層型圧電体素子へのドライブ信号
を出力するアンプである。
〜306がプローブ信号系を示しており、307〜31
2がステージユニット部を示している。実際にはプロー
ブユニット1920個に対し、ステージユニットは1つ
である。ステージ310は、走査制御回路206a,2
06b(図2参照)から送られてきた走査制御信号を受
け取ったステージ動作制御回路312によって、読み込
み時、書き込み時の主走査・副走査、および位置決め等
が制御される。なお、走査速度も制御されるが、走査速
度は情報の書き込み読み出し速度を決める重要なパラメ
ータである。311はステージの駆動を行なっているア
クチュエータである積層型圧電体素子へのドライブ信号
を出力するアンプである。
【0042】まず、探針305を電極基板309あるい
は記録媒体308と数ナノメートル以下の距離まで接近
させ、読み出しバイアス印加回路309で探針305と
電極基板309あるいは記録媒体308の間に電圧を印
加することによって探針305はトンネル電流を検出す
る。検出されたトンネル電流はI−V変換回路306に
よってI−V変換され、電圧情報としてZ方向位置制御
回路302、A/D変換回路303に送られる。Z方向
位置制御回路302は探針305と電極基板309ある
いは記録媒体308との距離をトンネル電流が一定にな
るように制御している。
は記録媒体308と数ナノメートル以下の距離まで接近
させ、読み出しバイアス印加回路309で探針305と
電極基板309あるいは記録媒体308の間に電圧を印
加することによって探針305はトンネル電流を検出す
る。検出されたトンネル電流はI−V変換回路306に
よってI−V変換され、電圧情報としてZ方向位置制御
回路302、A/D変換回路303に送られる。Z方向
位置制御回路302は探針305と電極基板309ある
いは記録媒体308との距離をトンネル電流が一定にな
るように制御している。
【0043】記録情報は記録ビットデータとして書き込
みパルス印加回路301に送られてくる。書き込みパル
ス印加回路301はビット列に応じて電圧パルスを探針
305と基板電極309あるいは記録媒体308の間に
印加する。例えば、特開昭63−161552号公報及
び特開昭63−161553号公報に開示されている記
録媒体であるAu電極上に積層されたSOAZ・ラング
ミュアーブロジェット(LB)膜(2層膜)を試料とし
て用いて記録を行なう場合、記録パルスの条件として波
高値−6V及び+1.5Vの連続したパルス波を重畳し
た電圧を試料・探針間に印加することでビットを記録で
きる。この時、媒体上でパルスを印加した部分は導電性
が上昇する。図3では記録媒体308中の斜線部分がパ
ルス印加によって導電性が高くなったところを示してい
る。一例として、この導電性の高くなった微小部分をビ
ットのON状態(1)とし、その他の部分をOFF状態
(0)と決めることで情報の記録が可能である。本実施
例では、この方法によって1本のプローブ当り100k
ビット/秒の転送速度で記録が可能であった。
みパルス印加回路301に送られてくる。書き込みパル
ス印加回路301はビット列に応じて電圧パルスを探針
305と基板電極309あるいは記録媒体308の間に
印加する。例えば、特開昭63−161552号公報及
び特開昭63−161553号公報に開示されている記
録媒体であるAu電極上に積層されたSOAZ・ラング
ミュアーブロジェット(LB)膜(2層膜)を試料とし
て用いて記録を行なう場合、記録パルスの条件として波
高値−6V及び+1.5Vの連続したパルス波を重畳し
た電圧を試料・探針間に印加することでビットを記録で
きる。この時、媒体上でパルスを印加した部分は導電性
が上昇する。図3では記録媒体308中の斜線部分がパ
ルス印加によって導電性が高くなったところを示してい
る。一例として、この導電性の高くなった微小部分をビ
ットのON状態(1)とし、その他の部分をOFF状態
(0)と決めることで情報の記録が可能である。本実施
例では、この方法によって1本のプローブ当り100k
ビット/秒の転送速度で記録が可能であった。
【0044】一方、再生は探針305からI−V変換回
路303及びA/D変換回路303を通ってビットデー
タ抽出回路304に送られたトンネル電流の情報によっ
て行なわれる。上述したように、例えば導電性の高い部
分がONビットであることを検出し、情報として取り出
す。ここで、Z方向距離制御はビットのような数ナノメ
ータの大きさ(径)の構造物による電流変化には追従せ
ず、あくまでも基板の凹凸にのみ追従する周波数帯域で
制御されている。
路303及びA/D変換回路303を通ってビットデー
タ抽出回路304に送られたトンネル電流の情報によっ
て行なわれる。上述したように、例えば導電性の高い部
分がONビットであることを検出し、情報として取り出
す。ここで、Z方向距離制御はビットのような数ナノメ
ータの大きさ(径)の構造物による電流変化には追従せ
ず、あくまでも基板の凹凸にのみ追従する周波数帯域で
制御されている。
【0045】上述したのはビットアクセスの原理であ
り、実際のプローブユニットとは異る。図4に示したも
のがマルチプレクスによって制御されるプローブユニッ
トの1つである。401は探針であり、Z方向の位置制
御は圧電体バイモルフカンチレバー402によって行な
われている。書き込み、読み出し、位置制御それぞれの
動作は、タイミング制御信号が行なうスイッチ403〜
405の開閉によって時分割(マルチプレクス)で行な
われている。タイミング制御・Z方向位置制御用ドライ
ブ・書き込みパルスのそれぞれの信号は情報記録回路2
05aまたは205b(図2参照)及び情報再生回路2
04aまたは204b(図2参照)によって生成されて
いる。このようなプローブユニットが一つのバッファメ
モリユニットに1920個存在している。なお、これら
のプローブユニットは半導体プロセスによって作製され
ている。
り、実際のプローブユニットとは異る。図4に示したも
のがマルチプレクスによって制御されるプローブユニッ
トの1つである。401は探針であり、Z方向の位置制
御は圧電体バイモルフカンチレバー402によって行な
われている。書き込み、読み出し、位置制御それぞれの
動作は、タイミング制御信号が行なうスイッチ403〜
405の開閉によって時分割(マルチプレクス)で行な
われている。タイミング制御・Z方向位置制御用ドライ
ブ・書き込みパルスのそれぞれの信号は情報記録回路2
05aまたは205b(図2参照)及び情報再生回路2
04aまたは204b(図2参照)によって生成されて
いる。このようなプローブユニットが一つのバッファメ
モリユニットに1920個存在している。なお、これら
のプローブユニットは半導体プロセスによって作製され
ている。
【0046】次に、媒体上にどのような配置で記録する
かについて図5に示す。一つのバッファメモリユニット
は図に示したような縦14.4mm、横16.0mmの
媒体を持っており横8個、縦240個のプローブユニッ
トによってアクセスする。図に示す斜線部分のエリア
が、1つのプローブユニットが書き込み読み出しをする
エリアである。
かについて図5に示す。一つのバッファメモリユニット
は図に示したような縦14.4mm、横16.0mmの
媒体を持っており横8個、縦240個のプローブユニッ
トによってアクセスする。図に示す斜線部分のエリア
が、1つのプローブユニットが書き込み読み出しをする
エリアである。
【0047】上記の書き込み読出しを行うエリアの中に
ビットを書き込む走査について図6に示す。図5の斜線
部を拡大すると1本のプローブの読み書きするエリアは
60μm×2mmの大きさのエリアとなる。図6の太い
矢印は副走査方向であり、主走査は所々ギザギザの線で
示してある。一箇所(走査開始位置)からスタートし
て、予め半導体プロセスなどで作製してあるトラック溝
に沿って走査して行き、走査開始位置に戻ってくるよう
に制御しながら、情報の書き込み読み出しを行なってい
る。もちろん、ステージの制御をすることで媒体上任意
の場所にプローブを移動させ、そこから情報記録再生を
行なうことも可能である。
ビットを書き込む走査について図6に示す。図5の斜線
部を拡大すると1本のプローブの読み書きするエリアは
60μm×2mmの大きさのエリアとなる。図6の太い
矢印は副走査方向であり、主走査は所々ギザギザの線で
示してある。一箇所(走査開始位置)からスタートし
て、予め半導体プロセスなどで作製してあるトラック溝
に沿って走査して行き、走査開始位置に戻ってくるよう
に制御しながら、情報の書き込み読み出しを行なってい
る。もちろん、ステージの制御をすることで媒体上任意
の場所にプローブを移動させ、そこから情報記録再生を
行なうことも可能である。
【0048】次に、データ転送開始に基づき制御される
記録・再生処理の実行手順を図7、8を用いて説明す
る。
記録・再生処理の実行手順を図7、8を用いて説明す
る。
【0049】図7はバッフアメモリユニットA・Bのメ
モリマツプを示しており、AB1〜3、AE1〜3、B
B1〜2、BE1〜2、BM2はそれぞれマップ上のア
ドレスを示している。図8は横軸を時間軸としたときの
各バッファメモリユニットの動作を示している。T0〜
T5はある時刻を示している。両図ともに、実線は記録
を破線は再生を示している。
モリマツプを示しており、AB1〜3、AE1〜3、B
B1〜2、BE1〜2、BM2はそれぞれマップ上のア
ドレスを示している。図8は横軸を時間軸としたときの
各バッファメモリユニットの動作を示している。T0〜
T5はある時刻を示している。両図ともに、実線は記録
を破線は再生を示している。
【0050】T0以前では、装置は予めデータ転送準備
のスタンバイ状態であり、受信側から送信リクエスト、
回線や転送モードの設定、データ圧縮のプロトコル、及
び圧縮率などの設定がされている。また、この情報処理
装置は休止状態でバッファメモリュニットA、Bともに
動作はしていない。
のスタンバイ状態であり、受信側から送信リクエスト、
回線や転送モードの設定、データ圧縮のプロトコル、及
び圧縮率などの設定がされている。また、この情報処理
装置は休止状態でバッファメモリュニットA、Bともに
動作はしていない。
【0051】時刻T0(図8)のタイミングで送信側が
データ転送を開始し、受信側ではAV情報の受信データ
の記録を開始する。ここで、メモリ初期状態では全て未
記録状態であるとする。システムコントローラ28は書
き込み制御部25に書き込み指示を与える。書き込み制
御部25はシステムコントローラ28の書き込み開始命
令を受けて、合成器16によるデータ供給を開始させ、
同時にバッファメモリの書き込み動作も開始させる。
データ転送を開始し、受信側ではAV情報の受信データ
の記録を開始する。ここで、メモリ初期状態では全て未
記録状態であるとする。システムコントローラ28は書
き込み制御部25に書き込み指示を与える。書き込み制
御部25はシステムコントローラ28の書き込み開始命
令を受けて、合成器16によるデータ供給を開始させ、
同時にバッファメモリの書き込み動作も開始させる。
【0052】書き込み指示信号は図2のバッファメモリ
の中の動作制御回路201に入力される。動作制御回路
201は情報記録回路205aに書き込み開始指示を送
ると同時にアドレスAB1(図7)を生成し、アドレス
メモリ203に記憶させる。そして走査制御回路206
aに書き込み開始を知らせ、アドレスAB1(図7)を
送出する。走査制御回路206はステージユニットにア
ドレスAB1に相当するステージ位置決め信号を送り、
走査を開始する。走査開始と同時に動作制御回路201
は書き込みデータの受信を開始し、情報記録回路205
aは動作制御回路201が送りだすデータを受けとって
各プローブユニットに振り分け、各プローブユニットは
記録を開始する。その後T1までの間(△t時間)はバ
ツファメモリユニットAのみが記録動作を行なう。図8
の○0の部分はバツファメモリユニットAのみが記録動
作を行なっていることを示している。
の中の動作制御回路201に入力される。動作制御回路
201は情報記録回路205aに書き込み開始指示を送
ると同時にアドレスAB1(図7)を生成し、アドレス
メモリ203に記憶させる。そして走査制御回路206
aに書き込み開始を知らせ、アドレスAB1(図7)を
送出する。走査制御回路206はステージユニットにア
ドレスAB1に相当するステージ位置決め信号を送り、
走査を開始する。走査開始と同時に動作制御回路201
は書き込みデータの受信を開始し、情報記録回路205
aは動作制御回路201が送りだすデータを受けとって
各プローブユニットに振り分け、各プローブユニットは
記録を開始する。その後T1までの間(△t時間)はバ
ツファメモリユニットAのみが記録動作を行なう。図8
の○0の部分はバツファメモリユニットAのみが記録動
作を行なっていることを示している。
【0053】次に時刻T1においてモニタが開始された
とする。システムコントローラ28は、モニタ指示信号
を生成し、読み出し制御部26へ送る。読み出し制御部
26はそれをバッファメモリ17の動作制御回路201
に送る。動作制御回路201はモニタ指示信号を認識す
るとその時の記録中断アドレス(AE1)をアドレスメ
モリ202に記憶させる。そして同時に動作制御回路2
01は書き込み動作をバッファメモリユニットBに移
す。
とする。システムコントローラ28は、モニタ指示信号
を生成し、読み出し制御部26へ送る。読み出し制御部
26はそれをバッファメモリ17の動作制御回路201
に送る。動作制御回路201はモニタ指示信号を認識す
るとその時の記録中断アドレス(AE1)をアドレスメ
モリ202に記憶させる。そして同時に動作制御回路2
01は書き込み動作をバッファメモリユニットBに移
す。
【0054】その後、動作制御回路201はアドレスメ
モリから記録開始アドレスAB1を取り出し走査制御回
路206aに送りステージを記録開始アドレスAB1に
対応する位置にセットし、走査開始を指示、情報再生回
路204aに読み出し開始を指示、情報再生回路204
aがプローブユニット208aから読み出すデータを受
けとって、読み出しデータとして後段の分離器18(図
1)に送る。なお、読み出しの場合の主走査速度は圧縮
率が1/2なので1/2になるように設定されている。
モリから記録開始アドレスAB1を取り出し走査制御回
路206aに送りステージを記録開始アドレスAB1に
対応する位置にセットし、走査開始を指示、情報再生回
路204aに読み出し開始を指示、情報再生回路204
aがプローブユニット208aから読み出すデータを受
けとって、読み出しデータとして後段の分離器18(図
1)に送る。なお、読み出しの場合の主走査速度は圧縮
率が1/2なので1/2になるように設定されている。
【0055】一方、書き込み制御を任されたバッファメ
モリBは、バッファメモリAの書き込み制御と全く同様
に動作し、書き込みを行なう。この時の書き込み開始ア
ドレスはBB1(図7)でこの位置から記録が開始され
た。
モリBは、バッファメモリAの書き込み制御と全く同様
に動作し、書き込みを行なう。この時の書き込み開始ア
ドレスはBB1(図7)でこの位置から記録が開始され
た。
【0056】図8の○1、□1の部分がこの時間を示し
ており、バッファメモリユニットAは再生、バツファメ
モリユニットBは録画を行なっている。
ており、バッファメモリユニットAは再生、バツファメ
モリユニットBは録画を行なっている。
【0057】ここで、2×△tの時間が経過すると時刻
はT2(図8)となる。この時、バッファメモリAの書
き込み済みの情報は全て再生が完了となる。1/2倍に
圧縮しているため○0で記録された領域を再生するには
初期記録時間△tの2倍の時間が必要である)。動作制
御回路201は、先ほどの記録中断アドレスAE1を現
在読み出し中のアドレスと比較しアドレスが記録中断ア
ドレスAE1に等しくなったときに、バッファメモリユ
ニットBに読み出し制御を移行する。同時に、動作制御
回路201は新しい書き込み開始アドレスAB2(図
7)を生成しバッファメモリユニットAに書き込み動作
を開始させる。
はT2(図8)となる。この時、バッファメモリAの書
き込み済みの情報は全て再生が完了となる。1/2倍に
圧縮しているため○0で記録された領域を再生するには
初期記録時間△tの2倍の時間が必要である)。動作制
御回路201は、先ほどの記録中断アドレスAE1を現
在読み出し中のアドレスと比較しアドレスが記録中断ア
ドレスAE1に等しくなったときに、バッファメモリユ
ニットBに読み出し制御を移行する。同時に、動作制御
回路201は新しい書き込み開始アドレスAB2(図
7)を生成しバッファメモリユニットAに書き込み動作
を開始させる。
【0058】また、動作制御回路201は、生成した記
録中断アドレスBE1をアドレスメモリ202に記録
し、記録開始アドレスBB1を取り出してバッファメモ
リユニットAと全く同様の動作を行なってバッファメモ
リユニットBからの再生を開始する。
録中断アドレスBE1をアドレスメモリ202に記録
し、記録開始アドレスBB1を取り出してバッファメモ
リユニットAと全く同様の動作を行なってバッファメモ
リユニットBからの再生を開始する。
【0059】図8の○2、□2のところが上記の動作時
であり、前の△tの間の動作と逆転して、バツファメモ
リユニットAが記録動作、Bが再生動作を行なってい
る。
であり、前の△tの間の動作と逆転して、バツファメモ
リユニットAが記録動作、Bが再生動作を行なってい
る。
【0060】以下、全く同様な切り換えがバッファメモ
リユニットA・Bの間で行なわれていく。この時の時間
間隔は△tの2倍、4倍、8倍と増加していく。
リユニットA・Bの間で行なわれていく。この時の時間
間隔は△tの2倍、4倍、8倍と増加していく。
【0061】図7及び図8では、○1から○9はバツフ
ァメモリユニットAの動作の順を示しており、□1から
□8はバツフアメモリユニットBの動作の順を示してい
るが、○と□の番号が同じところは同時に行なわれてお
り、例えはバッファメモリユニットAの動作が○2(書
き込み)の時、バッファメモリユニットBの動作は□2
(読み出し)であり、各々の△tの時間の問は異った
動作を同時に行なっていることがわかる。
ァメモリユニットAの動作の順を示しており、□1から
□8はバツフアメモリユニットBの動作の順を示してい
るが、○と□の番号が同じところは同時に行なわれてお
り、例えはバッファメモリユニットAの動作が○2(書
き込み)の時、バッファメモリユニットBの動作は□2
(読み出し)であり、各々の△tの時間の問は異った
動作を同時に行なっていることがわかる。
【0062】上記の動作を時間軸に沿って並べたものが
図8に示すもので動作を交互に行なって記録と再生を同
時に行なっていることが示されている。これはSTMを
応用したメモリが特徴として持つデータのランダムアク
セスによって可能となっている。
図8に示すもので動作を交互に行なって記録と再生を同
時に行なっていることが示されている。これはSTMを
応用したメモリが特徴として持つデータのランダムアク
セスによって可能となっている。
【0063】また、この方法によるとスロー再生や倍速
再生など、再生速度は自由にできる。つまり、再生時の
走査速度を制御することによって、記録時よりもゆっく
り走査の場合はスロー再生、記録時の2倍速い走査の場
合は倍速再生が可能である。この場合は、前記実施例中
の△tの値は一定ではなく、再生速度に反比例の形で増
減することになる。
再生など、再生速度は自由にできる。つまり、再生時の
走査速度を制御することによって、記録時よりもゆっく
り走査の場合はスロー再生、記録時の2倍速い走査の場
合は倍速再生が可能である。この場合は、前記実施例中
の△tの値は一定ではなく、再生速度に反比例の形で増
減することになる。
【0064】また、再生のユニットと録画のユニットが
各々の時間で別になっているため、この方法によると録
画や再生速度を自由に設定できる。データの転送速度に
合わせて録画速度を決め、さらにその再生時にはスロー
再生や倍速再生なども可能である。例えば、1/5に圧
縮した情報を2倍の転送レートによって転送してきた情
報は、通常再生速度の2倍の速度で記録し、1/5の速
度で再生する必要がある。そういった対応も可能であ
る。
各々の時間で別になっているため、この方法によると録
画や再生速度を自由に設定できる。データの転送速度に
合わせて録画速度を決め、さらにその再生時にはスロー
再生や倍速再生なども可能である。例えば、1/5に圧
縮した情報を2倍の転送レートによって転送してきた情
報は、通常再生速度の2倍の速度で記録し、1/5の速
度で再生する必要がある。そういった対応も可能であ
る。
【0065】なお、以上の実施例はバッファメモリユニ
ットが2つの場合を示しているが、3つ以上の場合でも
有用である。たとえば、複数チャンネルの同時録画再生
なども可能となる。
ットが2つの場合を示しているが、3つ以上の場合でも
有用である。たとえば、複数チャンネルの同時録画再生
なども可能となる。
【0066】
【発明の効果】本発明は以上詳細に説明した通り、記録
中であっても、情報メモリに既に記録されている情報に
アクセス可能な構造とするとともに、方法再生処理時の
データレートと比べて同等以上のデータレートにて転送
される情報を受信して記録しても、上記記録処理開始直
後から標準的な情報再生処理時のデータレートにて情報
再生処理を行うことができるようにしたので、現在の記
録を継続しながら、既に記録済の情報を再生することが
可能となる。また、送信リクエストが出されてから再生
モニタを開始するまでの待ち時間を大幅に減少させるこ
とができる。
中であっても、情報メモリに既に記録されている情報に
アクセス可能な構造とするとともに、方法再生処理時の
データレートと比べて同等以上のデータレートにて転送
される情報を受信して記録しても、上記記録処理開始直
後から標準的な情報再生処理時のデータレートにて情報
再生処理を行うことができるようにしたので、現在の記
録を継続しながら、既に記録済の情報を再生することが
可能となる。また、送信リクエストが出されてから再生
モニタを開始するまでの待ち時間を大幅に減少させるこ
とができる。
【0067】したがって、大容量のデータ通信回線を利
用して、短時間に映像および音声の情報を転送可能なシ
ステムを提供できるとともに、上記データ転送開始後に
所定の時間が経過するとモニタが可能となり、送信リク
エストが出されてから再生モニタを開始するまでの待ち
時問を大幅に短縮することができる。
用して、短時間に映像および音声の情報を転送可能なシ
ステムを提供できるとともに、上記データ転送開始後に
所定の時間が経過するとモニタが可能となり、送信リク
エストが出されてから再生モニタを開始するまでの待ち
時問を大幅に短縮することができる。
【0068】そしてまた、記録処理は−定速度にて継続
しながら、再生処理は可変速とすることが可能である。
このため、例えば民放のTVコマーシャルの飛ばし見
や、バラエティー番組中の所望するコーナーを高速サー
チしたり、スポーツニュースをスローモーションで見る
ことも可能であり、視聴者の要望に合わせて種々の態様
の再生を実現できる。
しながら、再生処理は可変速とすることが可能である。
このため、例えば民放のTVコマーシャルの飛ばし見
や、バラエティー番組中の所望するコーナーを高速サー
チしたり、スポーツニュースをスローモーションで見る
ことも可能であり、視聴者の要望に合わせて種々の態様
の再生を実現できる。
【図1】本発明の一実施例を示す情報記録再生装置の構
成図である。
成図である。
【図2】メモリ部分の構成図である。
【図3】記録再生動作を説明する図である。
【図4】時分割制御の動作説明のための概念図である。
【図5】実媒体上の記録領域の配置図である。
【図6】一本のプローブが記録していくエリアにおける
アドレスの流れを示す図である。
アドレスの流れを示す図である。
【図7】2つのバッファメモリユニットの記憶領域の使
用例である。
用例である。
【図8】2つのバッファメモリユニットの動作切り換え
の一例を示す図である。
の一例を示す図である。
11 AVレシーバー 13,15 A/D変換器 16 合成器 17 バッファメモリ 18 分離器 19,22 D/A変換回路 21 モニタ 24 スピーカ 25 書き込み制御器 26 読み出し制御器 27 タイマ 28 システムコントローラ 29 キー入力部 30 音声圧縮器 31 画像圧縮器 32 音声伸長器 33 画像伸長器 201 動作制御回路 202 アドレスメモリ 203a バッファメモリユニットA 203b バッファメモリユニットB 204a,204b 情報読出回路 205a,205b 情報記録回路 206a,206b 走査制御回路 207a,207b ステージユニット 208a,208b プローブユニット 301 書き込みパルス印加回路 302 Z方向位置制御回路 303 A/D変換回路 304 ビットデータ抽出回路 305 探針 306 I−V変換回路 307 読み出しバイアス印加回路 308 記録媒体 309 電極基板 310 ステージ 312 ステージ動作制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井 邦裕 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 ▲高▼橋 宏爾 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の情報メモリ手段と、 上記それぞれの情報メモリ手段に書き込み、読み出しア
ドレスを制御し、該複数メモリ手段間で、読み出し、書
き込みの連係動作によって書き込みと読み出しを同時に
制御するアドレス制御手段を有し、 前記アドレス制御手段は、所定のデータレートにて書き
込み情報が転送されてきた場合には、書き込んだ情報を
所定のデータレートにて情報を読み出して再生し、 上記所定のデータレートよりも大きなデータレートにて
書き込み情報が転送されてきた場合には、書き込んだ情
報を上記所定のデータレートよりも小さなデータレート
にて再生することを特徴とする情報記録再生装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の記録再生装置におい
て、 複数のプロ−ブと、 前記複数のプローブを記録媒体に近接させる手段と、 プローブ、記録媒体間に所定の波形の電圧を印加し、画
像情報を記録する手段と、 プローブ、記録媒体間に所定の大きさの電圧を印加し、
このときに流れる電流を検知して画像情報を再生する手
段と、 画像入出力ポートと、 を有することを特徴とする情報記録再生装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の情報記録再生装置にお
いて、 電流がトンネル電流または電界放射電流であることを特
徴とする情報記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19041393A JPH0744908A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 情報記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19041393A JPH0744908A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 情報記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0744908A true JPH0744908A (ja) | 1995-02-14 |
Family
ID=16257731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19041393A Pending JPH0744908A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 情報記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0744908A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008301094A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Sony Corp | デジタル信号伝送装置,デジタル信号伝送方法及びデジタル信号伝送システム |
WO2022102140A1 (ja) * | 2020-11-16 | 2022-05-19 | 株式会社日立ハイテク | 荷電粒子ビーム装置およびレポート作成方法 |
-
1993
- 1993-07-30 JP JP19041393A patent/JPH0744908A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008301094A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Sony Corp | デジタル信号伝送装置,デジタル信号伝送方法及びデジタル信号伝送システム |
WO2022102140A1 (ja) * | 2020-11-16 | 2022-05-19 | 株式会社日立ハイテク | 荷電粒子ビーム装置およびレポート作成方法 |
JPWO2022102140A1 (ja) * | 2020-11-16 | 2022-05-19 |
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