JPH0744854Y2 - 密封装置 - Google Patents
密封装置Info
- Publication number
- JPH0744854Y2 JPH0744854Y2 JP1990003786U JP378690U JPH0744854Y2 JP H0744854 Y2 JPH0744854 Y2 JP H0744854Y2 JP 1990003786 U JP1990003786 U JP 1990003786U JP 378690 U JP378690 U JP 378690U JP H0744854 Y2 JPH0744854 Y2 JP H0744854Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seal lip
- fluid
- groove
- sealing device
- sealed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この考案は、各種装置の回転軸封部等に用いられる密封
装置に関し、特にシールリップの摺動面にねじ溝を設け
たものに関する。
装置に関し、特にシールリップの摺動面にねじ溝を設け
たものに関する。
（従来技術） 従来のこの種の密封装置としては、たとえば第４図に示
すようなものがある。すなわち、100は密封装置全体を
示しており、この密封装置100は互いに同心的に相対回
転自在に組み付けられるハウジング101と回転軸102間に
装着されている。密封装置100はハウジング101の軸孔10
3内に流体密に嵌着固定される環状のシール本体104と、
このシール本体104の内径側に一体的に設けられる主シ
ールリップ105と副シールリップ106とから構成されてい
る。そして主シールリップ106の回転軸102との摺動面に
は、回転軸102との相対回転によってねじポンプ作用を
なすねじ溝107が設けられ、シール性の向上が図られて
いた。
すようなものがある。すなわち、100は密封装置全体を
示しており、この密封装置100は互いに同心的に相対回
転自在に組み付けられるハウジング101と回転軸102間に
装着されている。密封装置100はハウジング101の軸孔10
3内に流体密に嵌着固定される環状のシール本体104と、
このシール本体104の内径側に一体的に設けられる主シ
ールリップ105と副シールリップ106とから構成されてい
る。そして主シールリップ106の回転軸102との摺動面に
は、回転軸102との相対回転によってねじポンプ作用を
なすねじ溝107が設けられ、シール性の向上が図られて
いた。
（考案が解決しようとする課題） しかしながら上記従来技術の場合には、ねじ溝107が一
方向のねじであるために、回転方向が一方向である箇所
にしか使用することができず不便であった。また、ねじ
溝107の両端が密封対象流体側から大気側に貫通してい
るために、静止時に密封対象流体がねじ溝107を伝って
大気側に漏洩するという問題もあった。
方向のねじであるために、回転方向が一方向である箇所
にしか使用することができず不便であった。また、ねじ
溝107の両端が密封対象流体側から大気側に貫通してい
るために、静止時に密封対象流体がねじ溝107を伝って
大気側に漏洩するという問題もあった。
本考案は上記した従来技術の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、左右いづれの回
転でも同様にねじポンプ機能を果し、しかも静止時にお
いても良好なシール性能が得られる密封装置を提供する
ことにある。
れたもので、その目的とするところは、左右いづれの回
転でも同様にねじポンプ機能を果し、しかも静止時にお
いても良好なシール性能が得られる密封装置を提供する
ことにある。
（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために、本考案にあっては、互いに
同心的に相対回転自在に組み付けられる２回転部材間を
シールするものであって、一方の部材に流体密に固定さ
れる環状のシール本体と、該シール本体に一体的に設け
られ他方の部材に摺動自在に密封接触するシールリップ
とを備え、該シールリップの摺動面にねじ溝を設けた密
封装置において、 前記ねじ溝は、両端が密封対象流体側に連通している弧
状溝をシールリップの円周方向に複数設けることによっ
て構成され、各弧状溝はそれぞれ独立しており交差しな
いことを特徴としている。
同心的に相対回転自在に組み付けられる２回転部材間を
シールするものであって、一方の部材に流体密に固定さ
れる環状のシール本体と、該シール本体に一体的に設け
られ他方の部材に摺動自在に密封接触するシールリップ
とを備え、該シールリップの摺動面にねじ溝を設けた密
封装置において、 前記ねじ溝は、両端が密封対象流体側に連通している弧
状溝をシールリップの円周方向に複数設けることによっ
て構成され、各弧状溝はそれぞれ独立しており交差しな
いことを特徴としている。
（作用） 上記構成の密封装置にあっては、弧状溝はその頂点部位
を境にして密封対象流体側に向かって互いに逆向きに傾
斜しているために、左右いづれに回転しても、弧状溝の
左右いづれか半部によって密封対象流体を押し戻す作用
をする。また、弧状溝の両端は密封対象流体側に開いて
おり、大気側とは連通していないので、静止時において
弧状溝に流入した密封流体が大気側に漏洩することはな
い。
を境にして密封対象流体側に向かって互いに逆向きに傾
斜しているために、左右いづれに回転しても、弧状溝の
左右いづれか半部によって密封対象流体を押し戻す作用
をする。また、弧状溝の両端は密封対象流体側に開いて
おり、大気側とは連通していないので、静止時において
弧状溝に流入した密封流体が大気側に漏洩することはな
い。
（実施例） 以下に本考案を図示の実施例に基いて説明する。本考案
の一実施例に係る密封装置を示す第１図において、１は
密封装置を示しており、概略環状のシール本体２と、こ
のシール本体２に一体的に設けられる主シールリップ３
と副シールリップ４とから構成される。この実施例では
主シールリップ３は板状に成形した四フッ化エチレン樹
脂等の樹脂部材で、シール本体２に一体的に組み付けら
れている。
の一実施例に係る密封装置を示す第１図において、１は
密封装置を示しており、概略環状のシール本体２と、こ
のシール本体２に一体的に設けられる主シールリップ３
と副シールリップ４とから構成される。この実施例では
主シールリップ３は板状に成形した四フッ化エチレン樹
脂等の樹脂部材で、シール本体２に一体的に組み付けら
れている。
シール本体２は、金属製の外環５および内環６と、内環
６に一体的に焼き付けられたゴム状弾性体７とから構成
され、副シールリップ４はゴム状弾性体７によって一体
成形されている。
６に一体的に焼き付けられたゴム状弾性体７とから構成
され、副シールリップ４はゴム状弾性体７によって一体
成形されている。
外環５は、その大気側端縁が内向きに折曲された断面Ｌ
字状の環状部材で、内向きフランジ部51の内端に副シー
ルリップ４が設けられ、副シールリップ４の先端41は密
封対象流体側ＯにＵ字状に曲げられている。また、この
外環５の大気側端縁の内向きフランジ部51との角部は傾
斜面52となっており、この傾斜面52とハウジング８の軸
孔81内周間にはゴム状弾性体53が介装され、外周嵌合部
のシールを図っている。
字状の環状部材で、内向きフランジ部51の内端に副シー
ルリップ４が設けられ、副シールリップ４の先端41は密
封対象流体側ＯにＵ字状に曲げられている。また、この
外環５の大気側端縁の内向きフランジ部51との角部は傾
斜面52となっており、この傾斜面52とハウジング８の軸
孔81内周間にはゴム状弾性体53が介装され、外周嵌合部
のシールを図っている。
内環６も、その大気側端縁が内向きに折曲された断面Ｌ
字状の環状部材で、外環５の内周に嵌合され、外環５と
内環６の各内向きフランジ部51,61間に樹脂製の主シー
ルリップ３の外端部を挟持して、外環５の密封対象流体
側端縁54をかしめて一体的に設けてある。そして、主シ
ールリップ３の外端部31と外環５の内向きフランジ部51
の隙間にはゴム状弾性体７によって流体密にシールされ
ている。
字状の環状部材で、外環５の内周に嵌合され、外環５と
内環６の各内向きフランジ部51,61間に樹脂製の主シー
ルリップ３の外端部を挟持して、外環５の密封対象流体
側端縁54をかしめて一体的に設けてある。そして、主シ
ールリップ３の外端部31と外環５の内向きフランジ部51
の隙間にはゴム状弾性体７によって流体密にシールされ
ている。
主シールリップ３は軸方向密封対象流体Ｏ側に向かって
徐々に小径となるように傾斜して筒状に延びており、そ
の先端内周面が回転軸に９に摺動自在に密封接触してい
る。そして、この主シールリップ３の内周面には、ねじ
溝10が刻設されており、回転軸９との相対回転によるポ
ンプ作用によって摺動面間に漏れ出す密封対象流体を押
し戻すようになっている。
徐々に小径となるように傾斜して筒状に延びており、そ
の先端内周面が回転軸に９に摺動自在に密封接触してい
る。そして、この主シールリップ３の内周面には、ねじ
溝10が刻設されており、回転軸９との相対回転によるポ
ンプ作用によって摺動面間に漏れ出す密封対象流体を押
し戻すようになっている。
ねじ溝10は円弧状溝11を主シールリップ３の円周方向に
部分的に複数設けることによって構成されている。各円
弧状溝11は図示例では第１から第３溝11a,11b,11cを同
心的に設けて構成されるもので、最も外側の第１溝11a
の頂点部位ａは主シールリップ３の摺動部Ｓの中途に位
置していて、第１溝11aの外側、すなわち大気側Ａにお
いて主シールリップ３は全周的に回転軸９外周に流体密
に接触している。円弧状溝11は主シールリップ３の円周
方向に均等に配置しており、互いに隣接する円弧状溝11
間は所定間隔だけ離して設けられている。従って、各弧
状溝はそれぞれ独立しており交差していない。
部分的に複数設けることによって構成されている。各円
弧状溝11は図示例では第１から第３溝11a,11b,11cを同
心的に設けて構成されるもので、最も外側の第１溝11a
の頂点部位ａは主シールリップ３の摺動部Ｓの中途に位
置していて、第１溝11aの外側、すなわち大気側Ａにお
いて主シールリップ３は全周的に回転軸９外周に流体密
に接触している。円弧状溝11は主シールリップ３の円周
方向に均等に配置しており、互いに隣接する円弧状溝11
間は所定間隔だけ離して設けられている。従って、各弧
状溝はそれぞれ独立しており交差していない。
この例では弧状溝の形状として円弧を選択しているが、
円弧に限定されるものでは無く、要するに、主シールリ
ップ３の先端から大気側に向かって凸となるような弧状
の溝であればよい。
円弧に限定されるものでは無く、要するに、主シールリ
ップ３の先端から大気側に向かって凸となるような弧状
の溝であればよい。
このような密封装置は、たとえば第２図に示すように主
シールリップ３を構成すべきワッシャ状の樹脂シート30
の内径側端部に予め円弧状溝11を成形しておき、その後
に主シールリップ３となるべき樹脂シート30の内径側端
部を円弧状溝11が内側となるように筒状に曲げ出して成
形される。
シールリップ３を構成すべきワッシャ状の樹脂シート30
の内径側端部に予め円弧状溝11を成形しておき、その後
に主シールリップ３となるべき樹脂シート30の内径側端
部を円弧状溝11が内側となるように筒状に曲げ出して成
形される。
樹脂シート30の曲げ出し工程は、この樹脂シートをシー
ル本体２に組み付けた後で行なっても良く、また曲げ出
した後で組み付けてもよい。
ル本体２に組み付けた後で行なっても良く、また曲げ出
した後で組み付けてもよい。
上記実施例の密封装置にあっては、円弧状溝11はその頂
点部位ａを通る中心線を境にして密封対象流体側Ｏに向
かって互いに逆向きに傾斜しているために、左右いづれ
に回転しても、円弧状溝11の左右いづれかの半部11L,11
Rによって密封対象流体を押し戻す作用をする。
点部位ａを通る中心線を境にして密封対象流体側Ｏに向
かって互いに逆向きに傾斜しているために、左右いづれ
に回転しても、円弧状溝11の左右いづれかの半部11L,11
Rによって密封対象流体を押し戻す作用をする。
すなわち、第２図を参照して説明すると、各円弧状溝11
の頂点部位ａを通る中心軸を境にして、樹脂シート30の
内側から見て左側半部11Lと右側半部11Rがそれぞれ左回
転あるいは右回転方向の際にポンピング作用をし、密封
対象流体を押し戻すようになっている。
の頂点部位ａを通る中心軸を境にして、樹脂シート30の
内側から見て左側半部11Lと右側半部11Rがそれぞれ左回
転あるいは右回転方向の際にポンピング作用をし、密封
対象流体を押し戻すようになっている。
また、円弧状溝11の両端は密封対象流体側Ｏに開いてお
り、大気側Ａとは連通していないので、静止時において
円弧状溝11の左側および右側半部11L,11Rのいづれの側
から密封対象流体が流入しても、流入した密封対象流体
が大気側Ａに漏洩することはない。
り、大気側Ａとは連通していないので、静止時において
円弧状溝11の左側および右側半部11L,11Rのいづれの側
から密封対象流体が流入しても、流入した密封対象流体
が大気側Ａに漏洩することはない。
上記実施例では、円弧状溝11のパターンとして複数の溝
11a,11b…を同心的に形成する例について説明したが、
第３図に示すように円弧状溝11′を単数の溝によって形
成するようにしてもよい。この場合円弧状溝11′の効果
を高めるために数を増やして、円弧状溝11′間の間隔を
狭くしている。もっとも、円弧状溝11を複数の溝を同心
的に配置した方が多段階にシールを図る点でシール性に
優れている。
11a,11b…を同心的に形成する例について説明したが、
第３図に示すように円弧状溝11′を単数の溝によって形
成するようにしてもよい。この場合円弧状溝11′の効果
を高めるために数を増やして、円弧状溝11′間の間隔を
狭くしている。もっとも、円弧状溝11を複数の溝を同心
的に配置した方が多段階にシールを図る点でシール性に
優れている。
尚、この例では４フッ化エチレン樹脂等の樹脂製のシー
ルリップにねじ溝を設ける場合について説明したが、樹
脂製のシールリップに限られるものでは無く、ゴム状弾
性体のものでも同様に適用することができる。
ルリップにねじ溝を設ける場合について説明したが、樹
脂製のシールリップに限られるものでは無く、ゴム状弾
性体のものでも同様に適用することができる。
また、この例では環状のシール本体の内径側にシールリ
ップを備えたものを例示したが、内周が回転軸に固定さ
れたハウジング内周に密封接触するシールリップを備え
た密封装置にも同様に適用することができる。
ップを備えたものを例示したが、内周が回転軸に固定さ
れたハウジング内周に密封接触するシールリップを備え
た密封装置にも同様に適用することができる。
（考案の効果） 本考案は以上の構成および作用を有するもので、シール
リップの回転摺動面に設けられるねじ溝をその両端が密
封対象流体側に開く複数の弧状溝によって構成したの
で、左右両回転時において弧状溝の頂点部を境にして左
右半部がそれぞれねじポンプ作用を営むので、左右いづ
れの方向の回転部に装着しても同等のシール性能を得る
ことができる。
リップの回転摺動面に設けられるねじ溝をその両端が密
封対象流体側に開く複数の弧状溝によって構成したの
で、左右両回転時において弧状溝の頂点部を境にして左
右半部がそれぞれねじポンプ作用を営むので、左右いづ
れの方向の回転部に装着しても同等のシール性能を得る
ことができる。
また、この弧状溝の両端は密封対象流体側に開いている
ので、静止時に弧状溝に入り込んだ密封流体が大気側に
漏洩するおそれはなく、静止時のシール性向上を図るこ
ともできる。
ので、静止時に弧状溝に入り込んだ密封流体が大気側に
漏洩するおそれはなく、静止時のシール性向上を図るこ
ともできる。
第１図は本考案の一実施例に係る密封装置の要部縦断面
図、第２図は第１図の樹脂製シールリップの組み付け前
の弧状溝のパターンを形成した状態の樹脂シートの平面
図、第３図は他のパターンの弧状溝を形成した状態の樹
脂シートの平面図、第４図は従来の密封装置の要部縦断
面図である。 符号の説明 １…密封装置、２…シール本体 ３…主シールリップ、４…副シールリップ ５…外環、６…内環 ７…ゴム状弾性体、８…ハウジング ９…回転軸、10…ねじ溝 11…円弧状溝 11L,11R…円弧状溝の左右半部 11a,11b,11c…第１乃至第３溝 Ｏ…密封流体側、Ａ…大気側 ａ…頂点部位
図、第２図は第１図の樹脂製シールリップの組み付け前
の弧状溝のパターンを形成した状態の樹脂シートの平面
図、第３図は他のパターンの弧状溝を形成した状態の樹
脂シートの平面図、第４図は従来の密封装置の要部縦断
面図である。 符号の説明 １…密封装置、２…シール本体 ３…主シールリップ、４…副シールリップ ５…外環、６…内環 ７…ゴム状弾性体、８…ハウジング ９…回転軸、10…ねじ溝 11…円弧状溝 11L,11R…円弧状溝の左右半部 11a,11b,11c…第１乃至第３溝 Ｏ…密封流体側、Ａ…大気側 ａ…頂点部位
Claims (1)
- 【請求項１】互いに同心的に相対回転自在に組み付けら
れる２回転部材間をシールするものであって、一方の部
材に流体密に固定される環状のシール本体と、該シール
本体に一体的に設けられ他方の部材に摺動自在に密封接
触するシールリップとを備え、該シールリップの摺動面
にねじ溝を設けた密封装置において 前記ねじ溝は、両端が密封対象流体側に連通している弧
状溝をシールリップの円周方向に複数設けることによっ
て構成され、各弧状溝はそれぞれ独立しており交差しな
いことを特徴とする密封装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990003786U JPH0744854Y2 (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | 密封装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990003786U JPH0744854Y2 (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | 密封装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0394469U JPH0394469U (ja) | 1991-09-26 |
| JPH0744854Y2 true JPH0744854Y2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=31507587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990003786U Expired - Lifetime JPH0744854Y2 (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | 密封装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0744854Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4118856A (en) * | 1974-12-02 | 1978-10-10 | Garlock Inc | Bi-directional hydrodynamic shaft seal method |
| US4451050A (en) * | 1981-11-18 | 1984-05-29 | Microdot Inc. | Bi-directional hydrodynamic slitted seal |
-
1990
- 1990-01-19 JP JP1990003786U patent/JPH0744854Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0394469U (ja) | 1991-09-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |