JPH074454Y2 - オーガ式製氷機 - Google Patents

オーガ式製氷機

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JPH074454Y2
JPH074454Y2 JP1988114964U JP11496488U JPH074454Y2 JP H074454 Y2 JPH074454 Y2 JP H074454Y2 JP 1988114964 U JP1988114964 U JP 1988114964U JP 11496488 U JP11496488 U JP 11496488U JP H074454 Y2 JPH074454 Y2 JP H074454Y2
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JP
Japan
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ice
auger
cross
compression chamber
sectional area
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JP1988114964U
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JPH0238064U (ja
Inventor
進 立松
靖光 築山
順一 樋田
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は、オーガ式製氷機、特に得られる氷の氷質およ
び形状を容易に変更できるオーガ式製氷機に関するもの
である。
b.従来の技術 従来、オーガ式製氷機において、得られる氷の氷質と大
きさを調節するために、着脱自在の複数の截頭円錐盤
(抵抗体)を使用して氷の圧縮通路の断面積を変更する
ものは既に知られており(例えば、米国特許第3,276,22
3号明細書参照。)、また、第8図および第9図に示さ
れるように、オーガの上端部に押圧片(抵抗体)を螺着
し、その押圧面を変更しまたは押圧片自体を変更して、
硬軟のチップ状の氷片またはフレーク状の氷片を得るも
のも知られている(例えば、実公昭62−6451号公報参
照。)。
すなわち、図において、1は冷凍ケーシング、2はオー
ガ、3は押圧頭であって、冷凍ケーシング1の内壁に生
成した氷をオーガ2で剥離し、同時に上方へ移送して押
圧頭3で圧縮脱水する。オーガ2の上端部には押圧片14
が着脱自在に螺着され、その押圧片14の押圧部14aで押
圧頭3から送り出される氷を直接押えるように螺着する
場合(第8図)には硬いチップ状の氷が作られ、押圧片
14を反転させて螺着する場合(図示せず)には硬さの少
ないチップ状の氷が作られる。第9図で示されるよう
に、押圧部14aを有さない押圧片14を螺着する場合には
フレーク状の氷が得られるものである。
また、オーガを下端部のみにて支持する製氷機におい
て、オーガの先端を円錐形にするとともに、押圧頭に設
けた圧縮通路の横断面を多角形状としかつその断面積を
上方にいくにしたがって減少するように構成し、多角形
状の柱状氷塊を得るものも知られている(実開昭54−10
2745号公報参照)が、トルクおよびトラスト荷重の大き
な変動に耐えられず、充分に固い氷を作ることは殆ど不
可能であった。
c.考案が解決しようとする課題 従来の氷質の変更が可能なオーガ式製氷機にあつては、
截頭円錐盤あるいは押圧片のようないわゆる抵抗体がオ
ーガに固着されているので、氷通路が冷凍ケーシングの
内壁と抵抗体の外面とで形成されることとなって必然的
に得られる氷の形状の制約があった。
また、異なった形状の氷の得られるものにあっては、オ
ーガの上部軸受を省略した押圧頭を使用するので、オー
ガに対するトルクおよびスラスト荷重の変動が大きく、
充分固い氷を作ることが困難であるという問題点があっ
た。
本考案は、このような問題点を解決するためになされた
もので、得られる氷の氷質と形状とを広範囲にわたって
容易に変更できるオーガ式製氷機を提供することを目的
としている。
d.課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本考案は、冷凍ケーシング
と、この冷凍ケーシング内に装着されたオーガと、前記
冷凍ケーシングの上端部に、前記オーガの軸受部を有す
る弾圧頭とともに固着された氷圧縮室と、この氷圧縮室
内に配設され、前記オーガと接続する円錐オーガとから
なるオーガ式製氷機において、氷圧縮室における所定の
断面積を有する円筒状吐出口部の内側に凹所を形成し、
この凹所内に、その中央部に設けられた圧縮通路の断面
積を前記吐出口部の断面積と同じ大きさから先端に向け
て減少させるとともに、先端に向けてその断面形状を徐
々に変えた抵抗体を着脱自在に固着したものである。
なお、円筒状吐出口部の所定の断面積とは、そのオーガ
式製氷機に要求される最も軟質の氷を基準として定めら
れるものである。
e.作用 オーガ式製氷機の氷圧縮室の吐出口部の内側に凹所を形
成し、この凹所内に、通路の断面積を先端に向けて減少
させるとともに、必要に応じてその断面形状を徐々に変
えた抵抗体を着脱自在に固着したので、断面積の減少の
程度の異なる抵抗体に取り換えれば、オーガによって削
って移送された氷に対する圧縮脱水の程度を異ならせる
こととなって、得られる氷の氷質を充分固い氷まで広範
囲にわたって変更できるとともに、その通路の断面形状
の所望のものに変更する場合には所望の断面形状の氷を
得ることができる。また、抵抗体の通路の断面積を吐出
口部の断面積の大きさから先端に向けて減少させたの
で、弾圧頭、氷圧縮室で既に圧縮されていることと相俟
って、氷圧縮室から抵抗体への氷の移行も連続的かつ円
滑に行なわれ、オーガに対するトルクおよびスラスト荷
重の変動も最低限に抑えることができる。
f.実施例 以下、本考案の実施例を図に示されたオーガ式製氷機に
ついて説明する。
第1図において、1は内壁に氷を生成する冷凍ケーシン
グで、その内部にはオーガ2が装着されている。オーガ
2は冷凍ケーシング1の上部に固定されている押圧頭3
内の軸受部および下部に固定されているハウジング4内
の軸受部に回転自在に軸支されている。オーガ2の下端
部はスプライン継手5で駆動モータ11に接続されてお
り、上部には円錐オーガ6が螺着により接続され、オー
ガ2とともに駆動モータ11により駆動されて回動する。
冷凍ケーシング1の上端部には、その外側に氷圧縮室7
がその内側に押圧頭3がいずれも嵌着され、ボルト12に
より固着されている。さらに、氷圧縮室7の上部には、
氷放出口9とともに、その内側に抵抗体8がねじ10によ
り固着されている。
以上の構成において、冷凍ケーシング1内に生成した氷
は、オーガ2で剥離されて上方に移送され、押圧頭3に
よる圧縮を経て氷圧縮室7内に押送され、円錐オーガ6
でさらに上方に移送され、氷圧縮室7の上部にねじ10で
固着された抵抗体8でさらに圧縮脱水し、氷放出口9で
ほぼ所定の大きさに折られて機外に放出される。
氷圧縮室7は、第2図および第3図に示されるように、
円錐状の吐出口部7aを有し、この吐出口部7a出口の断面
積がオーガ2および円錐オーガ6によって移送される氷
の量に比して充分大きい場合には、フレーク状の氷片が
得られ、小さい場合には圧縮されて硬い柱状氷が得られ
ることとなる。今、その製氷機がフレーク状の氷片を必
要とするものである場合には、この吐出口部7a出口の断
面積は、その製氷機について定まるフレーク状の氷片の
得られる所定の大きさに定められる。
吐出口部7の内面には凹所7bが設けられ、第2図の例に
おいては、この凹所7bにねじ7dが刻設されている。な
お、7cは氷放出口9を固着するためのねじ10のためのね
じ穴である。
したがって、円筒状の抵抗体8は、吐出口部7aの凹所7b
に嵌入され、ねじ10で氷放出口9とともに氷圧縮室7に
固着されるか、または、抵抗体8の外周に刻設されたね
じ8aと凹所7bのねじ7dとを螺合させることによって固着
されるものであって、必要がある場合には容易に取外す
ことができるものである。なお、抵抗体8をねじ10によ
って氷圧縮室7に固着する場合には、抵抗体8の外周に
おけるねじ10の作用する部分に溝部8fを設けて抵抗体の
抜け止めとすることができる(第6図)。
氷圧縮室7の吐出口部7aの凹所7bに固着される抵抗体8
の構造は、第4図から第6図に見られるように、ほぼ円
筒状であって、その内側の上部にストレート部8d、下部
にテーパ部8eを有している。このストレート部8dの断面
積の大きさが得られる氷の氷質を決定し、同時にその断
面形状が得られる氷の形状を決定するものである。
今、あるオーガ式製氷機について、フレーク状の氷質と
なるストレート部8dの内径8b(断面積は内径の2乗に比
例する。)に設定されている抵抗体8(第4図)を、ス
トレート部8dの内径8c(0.974×8b)の抵抗体8(第5
図)に変更すると、通路の断面積を約5%変更(減少)
されることとなり、得られる氷の氷質はチップ状アイス
(硬質)となる。この氷質の変化に対応するトルク、ス
ラスト荷重の変動は、平均値において、前者は数%、後
者は10〜15%で、それぞれの氷質に対する荷重としては
正常な値であって、氷づまりの前段階で見られる各荷重
変動の振幅、周期における乱れも認められなかった。
なお、得られる氷の断面形状を変化させるには、第7図
に示されるように、抵抗体8の通路の断面形状を、先端
に向けて徐々に4角形状8gに形成することにより4角柱
の氷が得られる。
g.考案の効果 本考案によれば、オーガ式製氷機の氷圧縮室の吐出口部
の内側に凹所を形成し、この凹所内に固着される抵抗体
を着脱自在としたので、通路の断面積の減少の程度の異
なる抵抗体に取り換えれば、氷に対する圧縮脱水の程度
を異ならせることとなつて、充分固い氷を含めた広い範
囲で氷質の異なる氷を得ることができるとともに、その
通路の断面形状を選ぶことによってその断面形状をした
形状の氷を得ることもできる。
また、抵抗体の通路の断面積が吐出口部の断面積の大き
さから先端に向けて減少しているので、氷圧縮室から抵
抗体への氷の移行も弾圧頭、氷圧縮室で既に圧縮されて
いることと相俟って、連続的かつ円滑で、氷づまり等の
トラブルが発生することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すオーガ式製氷機の一部断
面とした側面図、第2図は同じく氷圧縮室の一部断面と
した正面図、第3図は同じく氷圧縮室の一部断面とした
部分正面図、第4図(A)および(B)は同じく抵抗体
を示し、(A)図は断面図、(B)図は平面図、第5図
(A)および(B)は同じく他の抵抗体を示し、(A)
図は断面図、(B)図は平面図、第6図は同じく他の抵
抗体の断面図、第7図は通路の断面形状の異なる抵抗体
の平面図、第8図は従来のオーガ式製氷機の要部分解斜
視図、第9図は同じく押圧片(抵抗体)の斜視図であ
る。 1…冷凍ケーシング、2…オーガ、3…押圧頭、6…円
錐オーガ、7…氷圧縮室、7a…吐出口部、7b…凹所、7c
…ねじ穴、7d…ねじ、8…抵抗体、8a…ねじ部、8d…ス
トレート部、8e…テーパ部、8f…溝部、8g…4角形状。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 樋田 順一 愛知県豊明市栄町南館3番の16 星崎電機 株式会社内 (56)参考文献 実開 昭54−102745(JP,U) 実公 昭46−19884(JP,Y1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷凍ケーシングと、この冷凍ケーシング内
    に装着されたオーガと、前記冷凍ケーシングの上端部
    に、前記オーガの軸受部を有する押圧頭とともに固着さ
    れた氷圧縮室と、この氷圧縮室内に配設され、前記オー
    ガと接続する円錐オーガとからなるオーガ式製氷機にお
    いて、前記氷圧縮室における所定の断面積を有する円筒
    状吐出口部の内側に凹所を形成し、この凹所内に、その
    中央部に設けられた通路の断面積を前記吐出口部の断面
    積と同じ大きさから先端に向けて減少させるとともに、
    先端に向けてその断面形状を徐々に変えた抵抗体を着脱
    自在に固着したことを特徴とするオーガ式製氷機。
JP1988114964U 1988-09-02 1988-09-02 オーガ式製氷機 Expired - Lifetime JPH074454Y2 (ja)

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JPH0238064U JPH0238064U (ja) 1990-03-13
JPH074454Y2 true JPH074454Y2 (ja) 1995-02-01

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