JPH0744477A - マルチメディア機器の制御システム - Google Patents

マルチメディア機器の制御システム

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JPH0744477A
JPH0744477A JP5189636A JP18963693A JPH0744477A JP H0744477 A JPH0744477 A JP H0744477A JP 5189636 A JP5189636 A JP 5189636A JP 18963693 A JP18963693 A JP 18963693A JP H0744477 A JPH0744477 A JP H0744477A
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Japan
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data
multimedia
digital vtr
devices
controller
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Application number
JP5189636A
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Fumiaki Takahashi
史明 高橋
Akira Mamiya
明 間宮
Akira Suga
章 菅
Hideaki Kawamura
秀明 河村
Takashi Aizawa
隆志 相澤
Kenji Hatori
健司 羽鳥
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マルチメデイア機器において、特別なソフト
ウエアを必要とせず、またLANを介して他のコントロ
ーラから透過的に共通的にンマルチメデイア機器を利用
できる環境を提供することにある。 【構成】 複数のマルチメディア機器及びこれらを制御
するための制御機器がネットワーク上に接続され、該ネ
ットワークを介して前記複数のマルチメディア機器及び
制御装置が互いにオブジェクト指向に基づいたメッセー
ジ及びデータの送受信が可能なシステムにおいて、前記
制御装置には表示手段及びポインティング手段が付随
し、前記表示手段により、前記複数のマルチメディア機
器それぞれを象徴する図柄が表示され、利用者が該ポイ
ンティング手段により、これらの図柄の間にリンクを張
ることによりマルチメディア機器間のデータの入出力関
係を指定するように構成したマルチメディア機器の制御
システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字・音声・静止画・
動画等の各種情報を取り扱うマルチメディア機器のシス
テム制御に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来アナログ技術を中心としていたオー
ディオ・ビデオ・TV等のAV機器においては、近年急
速にデジタル化が進んできている。また、文字・静止画
情報のデジタル化の普及と合わせて、いわゆるマルチメ
ディアとして文字・音声・静止画・動画情報がコンピュ
ータの中で統括的に取り扱われるようになってきた。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、現
在マルチメディア機器(デジタルカメラ、CD−ROM
プレーヤ、スキャナ、サウンドボード、ビデオボード等
の音声入出力機器、映像入出力機器等)をコンピュータ
で利用する場合、それを駆動する専用のアプリケーショ
ンソフトまたはデバイスドライバというソフトウェアを
コンピュータにインストールしなければならなかった。
【0004】したがつてこの方法では、新しいマルチメ
ディア機器に対しては新たなアプリケーションソフトま
たはデバイスドライバをコンピュータごとにあるいはO
S(Operating System)ごとに用意しなければないた
め、ソフトウェアの開発負荷が大きく、効率的かつ高速
の制御が不可能であるという問題があった。
【0005】またこの方法では、一般的にはLANに接
続された他のコンピュータから、そのマルチメディア機
器を透過的に使用することが出来ないため、LANを介
して各コンピユータから各周辺機器にアクセスできるよ
うなマルチメデイアシステムのコンセプトを実現するこ
とができないものであつた。
【0006】本発明の課題は、上述の問題点を解決する
ことにあり、これらのマルチメデイア機器において、上
記アプリケーシヨンソフトやデバイスドライバ等の特別
なソフトウエアを必要とせず、またLANを介して他の
コントローラから透過的に共通的にマルチメデイア機器
を利用できる環境を提供し、特にマルチメデイア機器間
でデータの送受信を行う際に利用者に簡易なユーザーイ
ンターフエースをもつてマルチメデイア機器間のデータ
送受信関係を構築できるようにし、実際のデータ送受信
の際には、コントローラを介さずに、マルチメデイア機
器間のみでデータ送受信を行うことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するためになされたもので、その特徴とするところ
は、複数のマルチメディア機器及びこれらを制御するた
めの制御機器がネットワーク上に接続され、該ネットワ
ークを介して前記複数のマルチメディア機器及び制御装
置が互いにオブジェクト指向に基づいたメッセージ及び
データの送受信が可能なシステムにおいて、前記制御装
置には表示手段及びポインティング手段が付随し、前記
表示手段により、前記複数のマルチメディア機器それぞ
れを象徴する図柄が表示され、利用者が該ポインティン
グ手段により、これらの図柄の間にリンクを張ることに
よりマルチメディア機器間のデータの入出力関係を指定
するように構成したマルチメディア機器の制御システム
にある。
【0008】
【作用】これによつて、オーディオビジュアル機器間で
のデータ送受信関係を構築・修正する際に物理的結線を
つなぎかえる必要はなく、データ送受信関係の構築・修
正にかかわるオブジェクトの内部データを変更するのみ
で実現することが可能となる。
【0009】また各オブジェクトは、予めコントローラ
側に制御プログラムを準備する必要がなくなり、単にコ
ントローラと接続するだけで制御を実現出来る様にし
た。
【0010】またコントローラは、接続されているオブ
ジェクトから送られた上記制御手段を、実際に制御を指
示する人間に表示・操作させることにより、一つのイン
ターフェース上でネットワークに接続されている全ての
オーディオビジュアル機器を操作することが可能とな
る。
【0011】またコントローラ内に機器間の接続を管理
する手段を設け、この管理手段が上記表示手段を用いて
機器間の接続状況を表示することにより、多数の接続関
係が構築されていても、利用者が接続状況を容易に認識
することができる。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例を各図を参照しながら詳
細に説明する。
【0013】まず本発明では、マルチメディア機器を、
個々にオブジェクトとしてとらえ、コントローラはそれ
らのオブジェクトを統合的に管理するというシステム制
御手法を用いている。
【0014】個々のオブジェクトは、コントローラに管
理される為に、自身が持っている機能・コントロール手
段をコントローラに送りだす機能を有している。これに
よつて今までの様に予めコントローラ側に制御プログラ
ムを準備する必要がなくなり、単にコントローラと接続
するだけで制御を実現することが出来る。
【0015】またコントローラは、接続されているオブ
ジェクトから送られた上記制御手段を、実際に制御を指
示する人間に表示・操作させる為の手段を有しており、
これによつてコントローラは集中的にマルチメディア機
器を管理出来る様になり、また新しいマルチメディア機
器に対しても新たな準備をすることなく対応出来るとい
う柔軟性・拡張性を実現することができる。
【0016】尚、本発明に用いられるオブジエクト指向
の概念自体は、例えば、『石塚: オブジェクト指向プロ
グラミング、アスキー出版、1988。』、『酒井: オブジ
ェクト指向入門、オーム社、1990。』、『B.J.コック
ス: オブジェクト指向のプログラミング、トッパン、19
88。』等の参考文献に詳しく説明されているため、以下
の本発明に実施例の説明においては、基本的な技術説明
は省略する。
【0017】このオブジェクト指向は、近年のプログラ
ミング開発環境の効率化といった観点で注目を集めてい
るが、更にOSやマルチメディアデータベースにも広く
活用することができ、特にオブジェクト指向で特徴的な
概念は、 (1) カプセル化 (2) 継承 (3) メッセージング の3点にあり、これらの概念をベースに、本発明はマル
チメディア機器の制御に適用できるよう発展・拡張を図
ったものである。
【0018】そして本発明ではオーディオビジュアル機
器及び、コントローラをネットワーク上に接続し、それ
らオーディオビジュアル機器を、個々にオブジェクトと
してとらえ、コントローラはそれらのオブジェクトを統
合的に管理するという手法を用いている。オーディオビ
ジュアル機器はネットワーク上に接続されるとオブジェ
クト指向に基づいたメッセージ及びデータを送信する際
に送信の宛て先として用いられるオブジェクトIDが与え
られ、このオブジェクトIDに基づいてデータの送受信を
行うことにより、論理的にデータの送信先が決定される
為、オーディオビジュアル機器間でのデータ送受信関係
を構築・修正する際に物理的結線をつなぎかえる必要は
なく、データ送受信関係の構築・修正にかかわるオブジ
ェクトの内部データを変更するのみでよいことになる。
【0019】また各オブジェクトは、コントローラに管
理される為に、自身が持っている機能・コントロール手
段をコントローラに送りだす機能を有している。これに
より、今までの様に予めコントローラ側に制御プログラ
ムを準備する必要がなくなり、単にコントローラと接続
するだけで制御を実現出来る様にした。コントローラ
は、接続されているオブジェクトから送られた上記制御
手段を、実際に制御を指示する人間に表示・操作させる
為の手段を有する。このことにより、一つのインターフ
ェース上でネットワークに接続されている全てのオーデ
ィオビジュアル機器を操作することが可能となる。さら
にコントローラ内に機器間の接続を管理する手段を設
け、この管理手段が上記表示手段を用いて機器間の接続
状況を表示することにより、多数の接続関係が構築され
ていても、利用者が接続状況を容易に認識することがで
きる。
【0020】また、上記操作手段により、利用者は接続
の編集作業を行うことができ、この内容を前記管理手段
にメッセージングすることにより前記管理手段は利用者
の意図を理解し、各機器のデータ入出力に関する情報を
保有するオブジェクトに対して、データ入出力に関する
情報を問い合わせ、機器間のデータの整合性を判別し、
表示手段にこの判別結果を表示することにより、利用者
は機器間のデータ送受信可/ 不可を容易に知ることがで
きる。
【0021】また上記表示手段により、各オーディオビ
ジュアル機器を象徴するオブジェクトが表示され、利用
者がこれらの表示されているオブジェクト同士を上記操
作手段により結線して接続関係を構築することによっ
て、利用者による過った接続も起こりえない。
【0022】図1は、本発明のオブジェクト指向の概念
を取り入れた、マルチメディアコントローラとマルチメ
ディア機器の論理的な接続形態を示す。1のマルチメデ
ィアコントローラを中心に、2の各マルチメディア機器
はそれぞれ1対1で各種情報の直接対話が行えるように
通信路が確立されていて、その通信路を介してメッセー
ジを相互に通信する事により制御を行うものである。マ
ルチメディア機器は、具体的にはCDプレーヤー・デジ
タルVTR・デジタルカメラ・デジタルTV等のAV機
器やデジタルFAX・デジタルコピー機・プリンター等
のOA機器など、すべてのマルチメディアデータを取り
扱う機器を対象としている。
【0023】またコントローラは、ここでは専用の機器
を想定しているが、パソコンやワードプロセツサWSの
汎用コンピュータ上に専用OSとアプリケーションソフ
トウェアを搭載して実現する事もできる。
【0024】次に図2に、マルチメディアコントローラ
とマルチメディア機器の双方向性通信路の確立の為の物
理的接続形態を(a) 〜(c) に示す。
【0025】同図(a) は、SCSIバス(ANSI X3.131-1986)
で採用しているデージーチェイン接続方式を、同図(b)
はEthernet(IEEE 802.3) 10BaseTで採用されているスタ
ー型接続方式を、同図(c) はEthernet 10Base2/5で採用
されている直列型接続方式をそれぞれ示すものである。
【0026】また接続形態では、GPIB(IEEE 488 )
の様な(a) 〜(c) の混合方式や、Ethernetでも(b) ,
(c) の混合方式がある。また通信方式でも、光ケーブル
やISDNを用いる方式など、図2以外にも様々な組み合わ
せや選択が出来る。
【0027】本発明では、この双方向性の通信路の確立
方法やどれを選択するかは特に言及しない。但し、通信
方式の違いによる物理的制限( 転送速度・接続台数・接
続長さ・コネクタ形状等) は、メッセージの相互通信に
はプロトコルの階層が違うため問題にはならないが、周
辺機器の相互結線を確実に行うためには、最低限一種類
の物理的(メカ的・電気的)に共通なインターフェース
を持つ必要がある。
【0028】また動画像のような高速なデータ通信を実
現する為には、Ethernetより高速なFDDI(Fiber Distrib
uted Data Interface)やB-ISDN等の光通信を用いる方法
が考えられるが、ここでは説明の為に、廉価で普及して
いるEthernet 10Base2(/T)を共通の通信コネクタとして
持っているものとして説明を進めることにする。
【0029】次に一般的なマルチメディア機器のハード
ウェア面での内部ブロック図を図3に示す。
【0030】複数のマルチメデイア機器はそれぞれ4の
LANを介して、コントローラと接続されている。今LA
N はEthernetであるので、その通信プロトコル(TCP/IP)
を処理するインターフェース部20が設けられている。
これは専用LSI 等の利用で実現出来る。ここでは送られ
てきたメッセージそのものが取り出されたり、逆にコン
トローラへメッセージが送りだされる。メッセージの例
として、Objective-Cでは、一般形は、以下で表現され
る。
【0031】[対象オブジェクト メソッド名:引数]
他の言語では表現が異なるが、基本的には同様で、以下
の指定が行われる。
【0032】(1) 対象オブジェクトの指定 (2) メソッド( 実行させる処理) の指定 (3) 引数( パラメータ) があれば、その指定 このメッセージの取り扱いは図3のソフトウェアの流れ
で説明する。
【0033】マルチメディア機器の内部には、10の内
部バスを介して、すべてのソフトウェア処理・ハードウ
ェア制御を行う11のCPUと、プログラムや初期値や
固有情報が格納された12のROMと、一時データや機
器状態等の内部パラメータを格納したりプログラムの実
行に際してワーク領域として使われる13のRAMと、
内部媒体あるいは外部媒体に格納されている15のマル
チメディアデータをアクセスする14のデータI/O
と、17のモーター等の機構部分を制御する16のメカ
系駆動部と、19のスイツチSWやLED等の表示系の
電気部分を制御する18の電気系駆動部がある。また、15
のマルチメディアデータは、画像・音声・文字等のデジ
タルデータが格納されている部分であるが、CD-ROM・MD
等の光ディスクやDCC ・DAT 等の磁気テープ媒体あるい
は半導体メモリカードなど種々の形態があり得る。
【0034】次にマルチメディアコントローラのハード
ウェア面での内部ブロック図を図4に示す。同図におい
て4のLANを介して、マルチメディア機器と接続され
ている。今LANはEthernetであるので、その通信プロ
トコル(TCP/IP)を処理するインターフェース部31があ
る。これは専用LSI等の利用で実現出来る。ここで送
られてきたメッセージそのものが取り出されたり、逆に
マルチメディア機器へメッセージが送りだされる。
【0035】マルチメディアコントローラの内部には、
30の内部バスを介して、すべてのソフトウェア処理・
ハードウェア制御を行う21のCPUと、プログラムや
初期値や固有情報が格納された22のROMと、一時デ
ータや機器状態等の内部パラメータを格納したりプログ
ラムの実行に際してワーク領域として使われる23のR
AMがある。25のマルチメディアファイリング装置
は、内部媒体あるいは外部媒体のいずれによらずマルチ
メディアデータの格納・検索・再生・編集等を行う。そ
のアクセスコントロールを行うのが24のデータI/O
で、29のスイツチSWやLED等の表示系の電気部分
を制御する28の電気系駆動部と、マンマシンインター
フェースを構成する為の27のディスプレーと、その表
示制御を行う26のディスプレーコントローラと、図示
しないマウス等のポインティングデバイスがある。
【0036】図6は、マルチメディア機器のソフトウェ
ア面でのシステム階層図を示す。図3で示した内部ブロ
ック図が57のハードウェアにあたる。これらのハード
ウェアを制御する為の基本的制御を行うのが58のOS
である。OS自体は特に限定されないが、リアルタイム
性と同時に複数のプログラムを並行して実行するマルチ
タスクの機能を持ち合わせていることが望ましい。この
OSの上に、マルチメディア機器のオブジェクト化を実
現するために、マルチメディア機器毎に固有のクラスラ
イブラリー59を持っている。
【0037】また図示していないがコントローラから制
御されるための、自身コントロールパネルやコントロー
ルに関するライブラリーを持っていて、これをコントロ
ーラと接続時に送信することにより、マルチメディア機
器固有の制御をコントローラ側から実現させる。またタ
イマーや算術演算を行うC関数60がある。
【0038】最上位の階層には、マルチメディア機器本
体のコントロールと、マルチメディアコントローラとの
通信やユーザーインターフェースを受け持つ61のアプリ
ケーションソフトウェアがある。このアプリケーション
により、マルチメディア機器本体が一つのオブジェクト
としてコントローラからメッセージのやり取りで種々の
制御や実行を行なうことができ、また内部パラメータは
インスタンス変数として読みだしや変更が行える。
【0039】図5は、マルチメディアコントローラのソ
フトウェア面でのシステム階層図を示す。図4で示した
内部ブロック図が50のハードウェアにあたる。これら
のハードウェアを制御する為の基本的制御を行うのが5
1のOSである。ここでもOS自体は特に限定されない
が、リアルタイム性とマルチタスクの機能を持ち合わせ
ていることが望ましい。
【0040】このOSの上に、接続された複数のマルチ
メディア機器のコントロール画面の表示や全体のシステ
ム接続状態の表示や制御及びデータ入出力の切り替えな
どのGUI(Graphical Users Interface )全般を行な
う52のWindow Server がある。53の共通クラスライ
ブラリーは、あらかじめコントローラ側で用意してい
る、ボタン、スライドボリューム、テキスト表示エリア
等のユーザーインターフェースやコントロールに関する
基本的で共通的な部品群(オブジェクト群)が格納され
ている。
【0041】逆に55の固有クラスライブラリーは、接
続されているマルチメディア機器固有のパネル表示やコ
ントロールに関する部品群(オブジェクト群)が格納さ
れている。この固有ライブラリーは先に説明したよう
に、マルチメディア機器がシステムに接続される毎にそ
の機器から送られてきて増加していく。これらの具体的
手順は後述する。またタイマーや算術演算を行うC関数
54がある。最上位の階層には、接続されているマルチ
メディア機器全体のコントロールと、マルチメディア機
器との通信やユーザーインターフェースを受け持つ56
のアプリケーションソフトウェアがある。
【0042】このコントローラとマルチメディア機器間
の具体的制御の流れとメッセージのやり取りについてこ
れから説明を行う。
【0043】図7はマルチメディア機器をマルチメディ
アコントローラに接続する前の状態を示す図である。図
7において4はデジタルデータの通信を行うためのLA
N、1はシステム全体の動作を制御するマルチメディア
コントローラである。2はLAN4に接続されるマルチ
メディア機器の構造を一般化したものである。205は
マルチメディアコントローラ1に常駐し、システム全体
の管理を行うソフトウェアオブジェクト(以後オブジェ
クトと略す)であるシステムディレクターオブジェクト
である。
【0044】1064はLAN4上の他のオブジェクト
にとってオブジェクト化されたマルチメディア機器とし
て機能するオブジェクトであるマルチメディア機器オブ
ジェクトである。マルチメディア機器オブジェクト10
64はさらに3つのオブジェクト1065,1066,
1067から構成されている。
【0045】1065はマルチメディア機器2の大部分
の機能を実現するためにハードウェアの制御を行うマル
チメディア機器コントローラオブジェクト、1066は
他の機器からのデジタルデータのLAN4を介した入力
を受け持つマルチメディア機器データ入力オブジェク
ト、1067は他の機器へのデジタルデータのLAN4
を介した出力を受け持つマルチメディア機器データ出力
オブジェクトである。
【0046】1061はマルチメディア機器2をマルチ
メディアコントローラ1にLAN4を介して接続した際
にマルチメディアコントローラ1内に生成されるマルチ
メディア機器代理オブジェクトの仕様を記述するマルチ
メディア機器代理オブジェクト記述ファイルである。マ
ルチメディア機器代理オブジェクト記述ファイル106
1はマルチメディア機器2の操作パネルの仕様を記述す
るマルチメディア機器コントロールパネルオブジェクト
記述部1062とマルチメディア機器2へのデータ入出
力の代理を行うデータ入出力代理オブジェクトの仕様を
記述するデータ入出力代理オブジェクト記述部1063
から構成されている。特にマルチメディア機器コントロ
ールパネルオブジェクト記述部はマルチメディア機器2
の操作をGUIで行うためのコントロールパネルを記述
するGUI記述言語の機能を実現している。
【0047】図8はLAN4にマルチメディア機器2が
接続されたときの状態を説明する図である。図8におい
て1068はマルチメディアコントローラ1内に生成さ
れるオブジェクトでありマルチメディアコントローラ1
内においてマルチメディア機器2の代理として機能する
マルチメディア機器代理オブジェクト1068である。
マルチメディア機器代理オブジェクト1068はマルチ
メディア機器2のコントロールパネルとして機能するマ
ルチメディア機器コントロールパネルオブジェクト10
69、データ入力の際にマルチメディア機器データ入力
オブジェクト1066の代理として機能するマルチメデ
ィア機器データ入力代理オブジェクト1070、同様に
マルチメディア機器データ出力オブジェクト1067の
代理として機能するマルチメディア機器データ出力代理
オブジェクト1071から構成される。
【0048】図9は一般的なクラスライブラリーの構成
を示す図である。図9において1079は同様な性質を
持ったオブジェクトに共通な性質や機能を定義しオブジ
ェクト生成のためのテンプレートとして機能するクラス
の1つである第1クラスである。第1クラス1079か
ら第pクラス1085までのp個のクラスをライブラリ
ーとしてまとめたものをクラスライブラリー1086と
称し、すべてのオブジェクトは特定のクラスに所属す
る。1080はクラスに属するオブジェクトが持つ内部
変数のデータ型と名称、データ処理手段をあらわす内部
関数(一般的にクラスメソッドと称する)のデータ型と
名称を定義するクラス定義部、1081はクラスメソッ
ドのアクセスを可能にするためにクラスメソッドの各コ
ードへのポインターをテーブル化したクラスメソッドテ
ーブル、1082は第1関数コード1083から第k関
数コード1084までのk個のクラスメソッドの関数コ
ードを格納するコード部である。
【0049】図10は一般的なオブジェクトの構造を示
した図である。図10において234はオブジェクトで
あり、クラスメソッドテーブルへのポインター格納部2
44、メッセージ通信手段245、処理検索手段24
6、メソッド部239、内部データ部235によって構
成される。メソッド部239は第1データ処理手段24
0、第2データ処理手段241をはじめとする第mデー
タ処理手段242までのm個のデータ処理手段で構成さ
れている。235は内部データ部であり、第1内部デー
タ236、第2内部データ237をはじめとする第n内
部データ238までのn個の内部データで構成されてい
る。
【0050】内部データ部235を構成する個々の内部
データは個々のオブジェクトに固有であるためオブジェ
クト内部に持っているがメソッド部が持つデータ処理手
段はクラスが同じであればオブジェクト間で共有できる
ため第1データ処理手段240から第mデータ処理手段
242までのデータ処理手段はクラスメソッドテーブル
243によってクラス毎に管理され、同じクラスに属す
る複数のオブジェクトから共有される。クラスメソッド
テーブル243はクラスメソッドテーブルへのポインタ
ー格納部244に格納されるポインターによって各オブ
ジェクトから参照される。
【0051】メッセージ通信手段245は他のオブジェ
クトからのメッセージを受け取り処理検索手段246に
送る。処理検索手段246は該メッセージを解析し該メ
ッセージに対応するデータ処理手段をメソッド部239
(実際にはクラスメソッドテーブル243から)検索し
実行させる。データ処理手段はメッセージに添付された
データ、内部データ部235に存在する内部データ、外
部データに対し所定の処理を実行する。処理によっては
他のオブジェクトに対しメッセージを送出するものもあ
るが、その場合該メッセージはメッセージ通信手段24
5を介して他のオブジェクトに送出される。
【0052】図11はシステムディレクターオブジェク
ト205の構造を示す図である。同図において1072
はクラスメソッドテーブルへのポインター格納部であ
り、システムディレクタークラスクラスメソッドテーブ
ル1073を指し示す。1047はマルチメディア機器
代理オブジェクト記述ファイル1061の記述に基づ
き、マルチメディア機器代理オブジェクト1068を生
成するマルチメディア機器代理オブジェクト生成手段で
ある。343はオブジェクト間のデータ入出力を管理す
るデータ入出力管理手段、380は種々の目的のアプリ
ケーションオブジェクトを生成するアプリケーションオ
ブジェクト生成手段である。1074はメッセージ通信
手段、342は処理検索手段、1075はメソッド部で
ある。1076は内部データ部であり、オブジェクトI
D、344は複数のマルチメディア機器を用いてある動
作を行わせる際の機器間リンク情報管理データ、107
8は接続されたマルチメディア機器、生成したオブジェ
クトに関するオブジェクト登録情報である。
【0053】システムディレクターオブジェクト205
はマルチメディア機器代理オブジェクト生成手段104
7を用いてマルチメディア機器2がLAN4に接続され
るとマルチメディア機器代理オブジェクト記述ファイル
1061を読み込み、マルチメディア機器代理オブジェ
クト記述ファイル1061に記述された情報から生成す
べきオブジェクトの属するクラスを選択し、クラスライ
ブラリー1081中、該当するクラスのクラス定義部1
080に基づきマルチメディア機器代理オブジェクト1
068を生成する。
【0054】図12は代理オブジェクト記述ファイルの
コントロールパネル記述部の構成を示した図である。図
12において247はコントロールパネルオブジェクト
記述部であり、第1オブジェクト記述情報248から第
iオブジェクト記述部249までのi個のオブジェクト
記述情報より構成されている。1つのオブジェクト記述
情報はオブジェクト認識情報250、オブジェクト描画
情報254、オブジェクトリンク情報260から構成さ
れる。
【0055】オブジェクト認識情報250はオブジェク
トが所属するクラスを示すクラス名251、第iオブジ
ェクト固有のIDであるオブジェクトID252、第i
オブジェクトが直属するオブジェクトのIDを示す所属
オブジェクトID253から構成される。
【0056】オブジェクト描画情報254は、コントロ
ールパネル表示画面231を構成するボタン等のオブジ
ェクトの描画を行うための情報であり、第1オブジェク
ト描画情報255から第jオブジェクト描画情報259
までのj個のオブジェクト描画情報から構成される。1
つのオブジェクト描画情報は描画位置・大きさ情報25
6、形状・色情報257、オブジェクト画像258から
構成される。
【0057】オブジェクトリンク情報261はコントロ
ーラオブジェクト207等コントロールパネルオブジェ
クトを構成するオブジェクトが対応するオブジェクトと
のリンク情報を提供する記述であり、第1オブジェクト
リンク情報261から、第kオブジェクトリンク情報2
64までのk個のオブジェクトリンク情報から構成され
る。1つのオブジェクトリンク情報は対応オブジェクト
ID262と対応オブジェクトへの送出メッセージ26
3から構成される。
【0058】図13は代理オブジェクト記述ファイルの
データ入出力代理オブジェクト記述部の構成を示してい
る。図13において、650はデータ入出力代理オブジ
ェクト記述部、651は第1入力代理オブジェクト情報
であり655は第m入力代理オブジェクト情報である。
各入力代理オブジェクト情報は自己のオブジェクトID
652、リンク先のデータ入力オブジェクトのIDを示
すリンク先対応データ入力オブジェクトID653、入
力することができるファイルタイプのリストである整合
ファイルタイプリスト654から構成されている。65
9は第1出力代理オブジェクト情報、663は第n出力
代理オブジェクト情報である。各出力代理オブジェクト
は自己のオブジェクトID660、対応するデータ出力
オブジェクトのIDを示す対応データ出力オブジェクト
ID、出力することができるファイルタイプのリストで
ある整合ファイルタイプリスト662で構成されてい
る。
【0059】次に上述のシステム制御方式に基づいた具
体的なマルチメディア機器2の制御系の例としてデジタ
ルVTRを例にとって本発明の動作を説明する。
【0060】図14はオブジェクト化されたデジタルV
TRをマルチメディアコントローラに接続する前の状態
を示す図である。図14において、203はデジタルV
TR、206はデジタルVTR203に常駐しLAN上
の他の機器から見てオブジェクト化されたデジタルVT
Rとして機能するデジタルVTRオブジェクトである。
デジタルVTRオブジェクト206はさらに3つのオブ
ジェクトから構成されている。207はデジタルVTR
203のハードウェアの制御を行うデジタルVTRコン
トローラオブジェクトである。
【0061】208は他の機器からのデジタルデータの
LAN4を介した入力を受け持つデジタルVTRデータ
入力オブジェクトである。209は他の機器へのデジタ
ルデータのLAN4を介した出力を受け持つデジタルV
TRデータ出力オブジェクトである。210はデジタル
VTR203をマルチメディアコントローラ1にLAN
4を介して接続した際にマルチメディアコントローラ1
内に生成されるデジタルVTR代理オブジェクトの仕様
を記述するデジタルVTR代理オブジェクト記述ファイ
ルである。
【0062】デジタルVTR代理オブジェクト記述ファ
イル210はデジタルVTR203の操作パネルの仕様
を記述するデジタルVTRコントロールパネルオブジェ
クト記述部211とデジタルVTR203へのデータ入
出力の代理を行うデジタルVTRデータ入出力代理オブ
ジェクトの仕様を記述するデジタルVTRデータ入出力
代理オブジェクト記述部212から構成されている。
【0063】図15はVTRコントローラオブジェクト
207の構造を示す図である。同図において1009は
クラスメソッドテーブルへのポインター格納部でありク
ラスメソッドテーブル1018へのポインターを格納す
る。クラスメソッドテーブル1018はデジタルVTR
203のハードウェアを制御し再生動作を実行する再生
実行手段1019、録画動作を実行する録画実行手段1
020等多数のデータ処理手段から構成されている。1
010はメッセージ通信手段であり、1011は処理検
索手段である。1012はメソッド部であるが実際のデ
ータ処理手段はクラスメソッドテーブル1018によっ
て示される。1015は内部データ部であり、テープの
走行状態1016、テープ現在位置1017などデジタ
ルVTR203の制御に必要な多数の変数及びステータ
ス情報により構成されている。
【0064】まず、デジタルVTR203がLAN4に
接続されたときの動作について説明する。図16はデジ
タルVTR203をLAN4に接続した際の動作のフロ
ーを示した図である。図17はマルチメディアコントロ
ーラ1の画面を示した図である。図17において228
はマルチメディアコントローラ1のディスプレー、22
9はデジタルVTR203が接続されたことを示すアイ
コン表示であり、230はマウスなどのポインティング
デバイスが指示する位置を示すカーソルである。ポイン
ティングデバイスは図示しないが、ポインティングデバ
イスはボタンを備えており、該ボタンを利用者が押して
放す動作を一般的にクリックすると称し、所定間隔で2
回クリックする動作をダブルクリックすると称する。
尚、他の接続機器としては、カメラ(静止画入力)、チ
ユーナ、テレビジヨン、各種データベース、CD等、種
々の機器との接続が可能であり、それらの機器の選択、
制御も画面228上のアイコン表示にて行うことができ
る。
【0065】図18はLAN4にマルチメディア機器の
例であるオブジェクト化されたデジタルVTR203が
接続されたときの状態を説明する図である。図18にお
いて220はマルチメディアコントローラ1内に生成さ
れるオブジェクトでありマルチメディアコントローラ1
内においてデジタルVTR203の代理として機能する
デジタルVTR代理オブジェクト220である。デジタ
ルVTR代理オブジェクト220はデジタルVTR20
3のコントロールパネルとして機能するデジタルVTR
コントロールパネルオブジェクト221、データ入力の
際にデータ入力オブジェクト208の代理として機能す
るデジタルVTRデータ入力代理オブジェクト222、
同様にデータ出力オブジェクト209の代理として機能
するデジタルVTRデータ出力代理オブジェクト223
から構成される。
【0066】図16、図17、図18に従ってLAN4
にマルチメディア機器の例であるオブジェクト化された
デジタルVTR203が接続されたときの動作を説明す
る。デジタルVTR203をLANに接続すると(63
6)システムディレクターオブジェクト205がデジタ
ルVTR203の接続を認識する(637)。次にシス
テムディレクターオブジェクト205はデジタルVTR
203にデバイスIDを発送する(638)。
【0067】次にシステムディレクターオブジェクト2
05はマルチメディア機器代理オブジェクト生成手段1
047を用いてデジタルVTR203よりデジタルVT
R代理オブジェクト記述ファイル210をロードする
(639)。次にシステムディレクターオブジェクト2
05はマルチメディア機器代理オブジェクト生成手段1
047を用いてデジタルVTR代理オブジェクト記述フ
ァイル210に基づきデジタルVTR代理オブジェクト
220をマルチメディアコントローラ1中に生成する
(640)。その結果図18で示した接続状態になる。
次にデジタルVTR代理オブジェクト220はマルチメ
ディアコントローラ1のディスプレー228にデジタル
VTR203のアイコン表示229を表示する(64
1)。その後利用者の指示を待つ(642)。
【0068】以後、操作者は、マルチメデイアコントロ
ーラのデジタルVTRコントロールパネルオブジエクト
221に基づいて表示された操作画面に基づいてデジタ
ルVTRを操作することにより、マルチメデイアコント
ローラ1内のデジタルVTR代理オブジエクト220を
介してデジタルVTRを制御することができる。
【0069】次にデジタルVTR代理オブジェクト記述
ファイル210の記述と生成されるオブジェクトの関連
についてさらに詳細に説明する。
【0070】図19はデジタルVTR203のアイコ
ン、図20はコントロールパネル表示画面の例を示した
図である。図19はデジタルVTR203がLAN4に
接続する際に表示されるアイコン229を示している。
図20はデジタルVTRコントロールパネルオブジェク
ト221が描画するデフォルトの表示画面であり、同図
において232はデイスプレー上に表示されるコントロ
ールパネルの表示選択メニュー、265はテープの経過
時間を表示するタイムカウンター表示、266はデジタ
ルVTR203の制御モードを選択するコントロールモ
ード選択部267はデフォルトの制御モードに設定する
ための第1のスイッチボタン表示、268はより詳細な
制御モードを選択するための第2のスイッチボタン表
示、269は巻き戻しボタン表示、270は逆転再生ボ
タン表示、271は一時停止ボタン表示、272は再生
ボタン表示、273は早送りボタン表示、274は停止
ボタン表示、275は録画ボタン表示である。
【0071】図21はオブジェクトの所属するクラスと
デジタルVTRコントロールパネルオブジェクト221
の構成要素の対応を説明する図である。各基本的な構成
要素が所属するクラスはあらかじめクラスライブラリー
1081に定義されており、マルチメディアコントロー
ラ1中に保持されている。図21が示すとおりデジタル
VTRコントロールパネルオブジェクト221の各構成
要素個々がデジタルVTRコントロールパネルオブジェ
クト221を構成するオブジェクトとして機能する。
【0072】図21においてコントロールパネル表示画
面231のフレームはパネルクラスのVTRコントロー
ルパネルオブジェクト284(ID=1)に対応してい
る。コントロールパネルの表示選択メニュー232はメ
ニュークラスのパネルビュー設定メニューオブジェクト
285(ID=2)に対応している。タイムカウンター
表示265はフォームクラスのタイムカウンターオブジ
ェクト286(ID=3)に対応している。巻き戻しボ
タン表示269はボタンクラスの巻き戻しボタンオブジ
ェクト287(ID=4)に対応している。逆転再生ボ
タン表示270はボタンクラスの逆転再生ボタンオブジ
ェクト288(ID=5)に対応している。一時停止ボ
タン表示271はボタンクラスの一時停止ボタンオブジ
ェクト289(ID=6)に対応している。再生ボタン
表示272はボタンクラスの再生ボタンオブジェクト2
90(ID=7)に対応している。早送りボタン表示2
73はボタンクラスの早送りボタンオブジェクト291
(ID=8)に対応している。停止ボタン表示274は
ボタンクラスの停止ボタンオブジェクト292(ID=
9)、録画ボタン表示275はボタンクラスの録画ボタ
ンオブジェクト293(ID=10)に対応している。
【0073】コントロールモード選択部266はボタン
グループクラスのコントロールモード切り替えオブジェ
クト294(ID=11)に対応している。第1のスイ
ッチボタン267はラジオボタンクラスのデフォルトボ
タンオブジェクト295(ID=12)に対応してい
る。第2のスイッチボタン268はラジオボタンクラス
の上級ボタンオブジェクト296(ID=13)に対応
している。
【0074】次に図21に示したデジタルVTRコント
ロールパネルオブジェクト221を構成するオブジェク
トのうち、例として再生ボタンオブジェクト再生ボタン
オブジェクト290の生成に関して説明する。
【0075】図22は再生ボタンオブジェクト290の
生成に関する説明図である。図22において297、2
98、299、300、601、602、603、60
4、605、606、607、608、609、61
0、611はデジタルVTR代理オブジェクト記述ファ
イル210のオブジェクトコントロールパネルオブジェ
クト記述部247に記述された要素を示している。
【0076】297はオブジェクト認識情報であり、ク
ラス名298、オブジェクトID299、所属オブジェ
クトID300から構成される。601は第1オブジェ
クト描画情報であり、描画位置・大きさ情報602、形
状・色情報603、オブジェクト画像604から構成さ
れる。605は第2オブジェクト描画情報であり、描画
位置・大きさ情報606、形状・色情報607、オブジ
ェクト画像608から構成される。609はオブジェク
トリンク情報であり、リンク先オブジェクトID610
と送出メッセージ611から構成される。
【0077】290はクラスとデジタルVTR代理オブ
ジェクト記述ファイル210のオブジェクトコントロー
ルパネルオブジェクト記述部247の情報から生成され
るボタンオブジェクト再生ボタンオブジェクトである。
613はクラスメソッドテーブルへのポインター格納部
であり、ボタンクラスクラスメソッドテーブル625を
ポイントするポインターを格納している。ボタンクラス
クラスメソッドテーブルはボタンクラスのオブジェクト
が生成される際にボタンオブジェクトの内部変数を初期
化するボタン初期化手段626とボタンオブジェクトの
表示を描画するボタン描画手段627、利用者がボタン
オブジェクトの描画位置をマウス等のポインティングデ
バイスのカーソル230で指示してクリック動作を行っ
たときにその動作に反応してボタンオブジェクトがクリ
ックされたことをボタンの表示を一時的に変えるなどで
示すとともに他のオブジェクトにメッセージを送出する
クリック反応手段から構成されている。
【0078】これらのボタンクラスメソッドテーブルが
保持する各データ処理手段の定義はクラスに記載されて
おり、再生ボタンオブジェクト290だけでなく他のボ
タンクラスに属するすべてのオブジェクトから共通に参
照されもちいられる。614はメッセージ通信手段、6
15は処理検索手段である。616はメソッド部であ
り、620は内部データ部である。内部データ部620
はオブジェクトID621、ボタン状態データ622、
描画パラメータ623、リンクデータ624から構成さ
れている。再生ボタンオブジェクト290だけでなくボ
タンクラスに属するすべてのボタンオブジェクトが持つ
べき内部データの型はクラスに記載されている。
【0079】システムディレクターオブジェクト205
はデジタルVTR代理オブジェクト記述ファイル210
を読み込んで各オブジェクトを生成するが、図22の例
ではオブジェクト認識情報297のクラス名298の記
述によってボタンクラスのオブジェクトを生成する。再
生ボタンオブジェクト290をシステムディレクターオ
ブジェクト205が生成する際、ボタン初期化手段62
6によって内部データ部620の初期化が行われる。図
22の例によれば、オブジェクトIDはオブジェクトI
D299の記述によってID=7に設定される。所属オ
ブジェクトID300の記述によってシステムディレク
ターオブジェクト205は再生ボタンオブジェクト29
0がデジタルVTRコントロールパネルオブジェクト2
21に属することがわかる。このような各オブジェクト
の所属オブジェクト情報をもとにシステムディレクター
オブジェクト205はオブジェクト間の包含関係を知
り、複数のオブジェクトから構成されるオブジェクトを
複合オブジェクトとして生成する。
【0080】ボタン描画手段627は描画パラメータ6
23とボタン状態データ622にもとづいて再生ボタン
オブジェクト290を描画する。ボタン描画手段627
はボタンオブジェクト生成時と所属オブジェクトの移動
時に自動的に実行される。
【0081】第1オブジェクト描画情報601は押され
ていない時のボタンの描画情報625を記述している。
描画位置・大きさ情報602は再生ボタンオブジェクト
290を描画する際のデジタルVTRコントロールパネ
ルオブジェクト221における描画位置と大きさを示す
矩形枠情報が記述されている。該矩形枠情報は押されて
いない時のボタンの描画情報625の(X1、Y1)、
(X2、Y2)のようにデジタルVTRコントロールパ
ネルオブジェクト221の座標系において該矩形情報を
規定する座標情報、例として左上と右下の座標によって
表現される。押されていないときの再生ボタンオブジェ
クトの描画は形状・色情報603もしくはオブジェクト
画像604にもとづいて行われる。形状・色情報603
は線の書き方色の塗り方などオブジェクトを描画するた
めの言語で記述されている。オブジェクト画像604は
ビットマップデータで表現されている。一般に前者で表
現したほうがデータ量は少なくてすむが後者の方が自由
度が高い。
【0082】第2オブジェクト描画情報605は第1オ
ブジェクト描画情報601と同様の方法で押されたとき
のボタンの描画情報626を記述している。第1オブジ
ェクト描画情報601と第2オブジェクト描画情報60
5をもとにして描画パラメータ623が決定される。リ
ンクデータ624はオブジェクトリンク情報609にも
とづいて設定され、送出メッセージとして’play’
が、リンク先オブジェクトIDとしてリンク先オブジェ
クトIDが設定されるが、メッセージを送出する際に受
取先のオブジェクトがシステム全体で一意に決定される
目的で、デジタルVTR203をLAN4に接続した際
にシステムディレクターオブジェクト205がデジタル
VTRに割り当てたデバイスIDをリンク先オブジェク
トIDに付加した形で設定される。
【0083】そのため機器間でオブジェクトが重複した
IDを用いてもメッセージを正しく伝えることが可能に
なる。ボタン状態データはボタンが押されているか否か
の状態を保持する。
【0084】図23は利用者がデジタルVTR203の
アイコン表示229にカーソル230を合わせてダブル
クリックした際の動作を示すのフローチヤートおよびコ
ントロールパネルを操作した際の動作のフローチヤート
を示した図である。
【0085】図24は利用者がデジタルVTR203の
アイコン表示229をダブルクリックした際のマルチメ
ディアコントローラ1の表示画面を示す図である。図2
4において231はデジタルVTR203のデフォルト
のコントロールパネル表示画面、272は再生ボタンで
ある。
【0086】図29はパネルクラスのデジタルVTRコ
ントロールパネルオブジェクトの構造とオブジェクト記
述情報の関係を示した図である。
【0087】図29において1401はクラスメソッド
テーブルへのポインター格納部でありパネルクラスクラ
スメソッドテーブル1402を示す。パネルクラスクラ
スメソッドテーブルはパネルオブジェクトを初期化する
パネル初期化手段1403、パネルを描画するパネル描
画手段1404、パネルをダブルクリックされたときの
動作を示すクリック反応手段1405から構成される。
1406はメッセージ通信手段、1407は処理検索手
段、1410は内部データ部であり、1411はオブジ
ェクトID、1412はパネル状態データ、1413は
描画パラメータである。内部データ部1410はデジタ
ルVTR代理オブジェクト記述ファイル210の記述に
従い、初期化されるが、デジタルVTR代理オブジェク
ト記述ファイル210のデジタルVTRコントロールパ
ネルオブジェクト記述部211はオブジェクト認識情報
1414、デジタルVTR203のアイコン画像142
6を示す第1オブジェクト描画情報、デジタルVTRの
コントロールパネルのフレーム1427を示す第2オブ
ジェクト描画情報1422から成り立つ。オブジェクト
認識情報1414はクラス名1415(パネルクラ
ス)、オブジェクトID1416(ID=1)、所属オ
ブジェクトIDから構成される。第1オブジェクト描画
情報1418は描画位置・大きさ情報1419、形状・
色情報1420、オブジェクト画像1421から構成さ
れる。第2オブジェクト画像1422は描画位置・大き
さ情報1423、形状・色情報1424、オブジェクト
画像1425から構成される。
【0088】図23と図29にしたがってデジタルVT
R203のコントロールパネル表示動作と再生動作の指
示方法を説明する。図16で説明した動作においてシス
テムディレクターオブジェクト205がデジタルVTR
代理オブジェクト220を生成した時点でデジタルVT
R代理オブジェクト220はアイコン表示229をアイ
コン画像1426に基づいて表示するが、利用者がデジ
タルVTRのアイコン229をカーソル230で指示し
てダブルクリックすると(643)、デジタルVTR代
理オブジェクト220のコントロールパネルオブジェク
ト221はコントロールパネルオブジェクト221を構
成するすべてのオブジェクトにたいして描画を指示する
メッセージを送出する。該メッセージにしたがって図2
1に示したすべてのオブジェクトが描画手段を実行し、
コントロールパネルオブジェクトはその際、第2オブジ
ェクト描画情報に基づいてデジタルVTRのコントロー
ルパネルのフレームを描画する。その結果、デジタルV
TR203を操作するためのデジタルVTRコントロー
ルパネル表示231が図24のように表示され(64
4)、利用者の指示を待つ(645)。この状態で利用
者が該コントロールパネル231の再生ボタン272を
カーソル230で指示してクリックすると(646)、
コントロールパネルオブジェクト221はデジタルVT
R203のコントローラオブジェクト214にメッセー
ジ’PLAY’を送出する(647)。これによつてデ
ジタルVTR203のコントローラオブジェクト214
は該メッセージに反応して再生実行手段を起動する(6
48)。再生実行手段の起動によってデジタルVTR2
03の再生動作が開始される。
【0089】以上説明したように本発明によればマルチ
メディア機器をマルチメディアコントローラにLANを
介して接続するだけでマルチメディア機器の操作に必要
なマルチメディア機器代理オブジェクトがマルチメディ
アコントローラに自動的に生成され、さらにマルチメデ
ィア機器の操作に必要なコントロールパネルがマルチメ
ディアコントローラのディスプレーに自動的に表示さ
れ、該コントロールパネルに対して利用者が操作を行う
とマルチメディア機器のコントローラオブジェクトに適
切なメッセージが送出され所望の操作を行うことができ
る。マルチメディア機器の操作に必要なマルチメディア
機器代理オブジェクトを生成するために必要な情報はマ
ルチメディア機器から読み込んだマルチメディア機器代
理オブジェクト記述ファイルから取得するため、マルチ
メディアコントローラには基本的なクラスライブラリー
があるだけでよく、特定のマルチメディア機器に関する
情報をあらかじめ持っている必要はない。
【0090】図25はデジタルVTRデータ入力代理オ
ブジェクトの構造とオブジェクト記述情報の関係を示し
た図である。図25において、222はデジタルVTR
データ入力代理オブジェクト、668はクラスメソッド
テーブルへのポインター格納部であり、データ入力代理
クラスクラスメソッドテーブル679を示す。データ入
力代理クラスクラスメソッドテーブル679はデータ入
力代理オブジェクト初期化手段680、リンク情報更新
手段681、整合ファイルタイプ返答手段678より構
成される。
【0091】669はメッセージ通信手段、670は処
理検索手段、671はメソッド部である。674は内部
データ部であり、675はオブジェクトID、676は
対応するデータ入力オブジェクトのIDである対応デー
タ入力オブジェクトIDである。677は入力すること
ができるデータのファイルタイプを示す整合ファイルタ
イプ、1006はデータ出力オブジェクトとのリンク情
報である。
【0092】デジタルVTR代理オブジェクト記述ファ
イル210のデジタルVTRデータ入出力代理オブジェ
クト記述部212に基づきデジタルVTRデータ入力代
理オブジェクトは生成されるが、682はデジタルVT
Rデータ入出力代理オブジェクト記述部212に記述さ
れた入力代理オブジェクト情報であり、オブジェクトI
D(本例ではID=1)683、対応データ入力オブジ
ェクトID(本例ではID=1)684、整合ファイル
タイプリスト685(本例ではAV1、AV2と称する
フォーマットとする)から構成される。これらの記述に
よって入力代理オブジェクト初期化手段680は内部デ
ータ部674のデータを初期化する。
【0093】図26はデジタルVTRデータ出力代理オ
ブジェクトの構造とオブジェクト記述情報の関係を示し
た図である。図26において、223はデジタルVTR
データ出力代理オブジェクト、690はクラスメソッド
テーブルへのポインター格納部であり、データ出力代理
クラスクラスメソッドテーブル1048を示す。データ
出力代理クラスクラスメソッドテーブル1048はデー
タ出力代理オブジェクト初期化手段694、リンク情報
更新手段695、整合ファイルタイプ返答手段700よ
り構成される。
【0094】691はメッセージ通信手段、692は処
理検索手段、693はメソッド部である。696は内部
データ部であり、697はオブジェクトID、698は
対応するデータ出力オブジェクトのIDである対応デー
タ出力オブジェクトIDである。699は出力すること
ができるデータのファイルタイプを示す整合ファイルタ
イプ、688はデータ出力オブジェクトとのリンク情報
である。
【0095】デジタルVTR代理オブジェクト記述ファ
イル210のデジタルVTRデータ入出力代理オブジェ
クト記述部212に基づきデジタルVTRデータ出力代
理オブジェクトは生成されるが、1001はデジタルV
TRデータ入出力代理オブジェクト記述部212に記述
されたデータ出力代理オブジェクト情報であり、オブジ
ェクトID(本例ではID=1)1002、対応データ
出力オブジェクトID(本例ではID=1)1003、
整合ファイルタイプリスト1004(本例ではAV1、
AV2と称するフォーマットとする)から構成される。
これらの記述によってデータ出力代理オブジェクト初期
化手段694は内部データ部696のデータを初期化す
る。
【0096】図27はデジタルVTRデータ入力オブジ
ェクトの構造を示した図である。図22において、20
8はデジタルVTRデータ入力オブジェクト、1022
はクラスメソッドテーブルへのポインター格納部であ
り、データ入力クラスクラスメソッドテーブル1031
を示す。データ入力クラスクラスメソッドテーブル10
31はファイル書き込み手段1032、データ受信手段
1033、リンク情報更新手段686より構成される。
1023はメッセージ通信手段、1024は処理検索手
段、1025はメソッド部である。1028は内部デー
タ部であり、1029はオブジェクトID、1030は
リンク情報である。
【0097】図28はデジタルVTRデータ出力オブジ
ェクトの構造を示した図である。図28において、20
9はデジタルVTRデータ出力オブジェクト、1035
はクラスメソッドテーブルへのポインター格納部であ
り、データ出力クラスクラスメソッドテーブル1044
を示す。データ出力クラスクラスメソッドテーブル10
44はファイル読みだし手段1045、データ送信手段
1046、リンク情報更新手段687より構成される。
また1036はメッセージ通信手段、1037は処理検
索手段、1038はメソッド部である。1041は内部
データ部であり、1042はオブジェクトID、104
3はリンク情報である。
【0098】デジタルVTR203のデータ入力代理オ
ブジェクト222とデータ出力代理オブジェクト223
がマルチメディアコントローラ中に生成されるとあたか
もデジタルVTRデータ入力オブジェクト208やデジ
タルVTRデータ出力オブジェクト209であるかのよ
うに機能する。例えば他のマルチメディア機器のファイ
ルをデジタルVTRにコピーする場合システムディレク
ターオブジェクト205はデジタルVTRデータ入力代
理オブジェクト222に入力することができるファイル
のタイプを問い合わせる。システムディレクターオブジ
ェクト205の問い合わせにたいしデジタルVTRデー
タ入力代理オブジェクト222の整合ファイルタイプ返
答手段は、デジタルVTR203が受け付けることので
きるファイルタイプを返答する。
【0099】コピーしようとするファイルのファイルタ
イプがその中に存在すればコピーしようとしているファ
イルを有するマルチメディア機器の出力代理オブジェク
トからデジタルVTRデータ入力代理オブジェクト22
2へのリンクが設定される。デジタルVTRデータ入力
代理オブジェクト222のリンク情報更新手段681は
デジタルVTRデータ入力オブジェクト208にメッセ
ージを送ってデジタルVTRデータ入力オブジェクト2
08のリンク更新手段を起動しデジタルVTRデータ入
力オブジェクト208のリンク情報688を更新する。
【0100】同時にコピーしようとしているファイルを
有するマルチメディア機器のデータ出力代理オブジェク
トがデータ出力オブジェクトのリンク情報を更新するメ
ッセージを送出しリンク情報が更新されることでコピー
しようとしているファイルを有するマルチメディア機器
のデータ出力オブジェクトとデジタルVTRデータ入力
オブジェクト208のリンクが設定される。
【0101】その後、コピーしようとしているファイル
を有するマルチメディア機器のデータ出力オブジェクト
のデータ送信手段が起動され、コピーしようとしている
ファイルを有するマルチメディア機器のデータ出力オブ
ジェクトはデジタVTRデータ入力オブジェクトにメッ
セージを送り、データ受信手段1033とファイル書き
込み手段1032を起動することでファイルのコピーが
行われる。すなわちコピーの指示等をマルチメディアコ
ントローラ内のデータ入力代理オブジェクトとデータ出
力代理オブジェクトに指示すると、データ入力代理オブ
ジェクトとデータ出力代理オブジェクトはそれぞれマル
チメディア機器本体のデータ入力オブジェクトとデータ
出力オブジェクトにメッセージを送出し、マルチメディ
ア機器間のデータのリンクを設定するため実際のデータ
のコピーなどに関してマルチメディアコントローラが直
接関与する必要はない。
【0102】以上の様に、本発明によれば、複数のマル
チメディア機器が接続されたシステム全体の制御を行な
う際に、今までの様にあらかじめコントローラ側にその
制御を行なう為のデバイスドライバやアプリケーション
ソフトウェアなどをインストールして準備する必要がな
くなり、マルチメディア機器をLAN上に接続するだけ
で自動的にコントロールパネル及び機器状態がコントロ
ーラの画面上に表示され、電源のON/OFF・本体の制御・
入出力の切り替えを画面において行い易くなる等の大き
な効果がある。
【0103】また、マルチメディア機器がコントローラ
側に送ったコントロールパネルの部品群の中で、コント
ローラ側であらかじめ持っていた同一に定義されている
部品群とはユーザーの好みで交換することができ、メー
カー毎に異なるユーザーインターフェースを統一するこ
とが可能である。
【0104】さらに、LANを介して遠隔地のコントロ
ーラからの制御やマルチメディア機器のアクセスを透過
的に行なうことが出来るようになった。
【0105】以下、上記のようなマルチメディア機器及
びコントローラがLAN で接続されたシステムにおいて、
利用者がデジタルカメラよりデジタルVTR へとデータを
コピーする際のシステム内でのメッセージングについて
より具体的に説明する。本実施例のデジタルカメラはハ
ンディータイプで屋外等で動画及び音声を記録すること
ができ、さらに、上記システムとの通信手段をゆうする
ものとする。
【0106】図30 (a)は前記マルチメディアコントロ
ーラーディスプレイ上に表示されるコントロールパネル
であり、301 はデジタルカメラ機器を制御するためのコ
ントロールパネル、310 はデジタル 機器を制御するた
めのコントロールパネルである。各コントロールパネル
は前述したマルチメディア機器コントロールパネルオブ
ジェクト記述部( 図7の1062) を各機器よりシステ
ムディレクターによりマルチメディアコントローラ内に
読み込まれることによりマルチメディアコントローラデ
ィスプレイ上に表示され利用者からのイベント待ち状態
となる。
【0107】図30 (a)において、302 , 311 はテープ
挿入表示部であり各装置内にテープが挿入されているか
否かを表示している。303 , 312 はカウンターであり各
装置に挿入されているテープの走行時間が表示される。
304 , 313 は各装置に挿入されているテープの内容一覧
を表示するためのボタンオブジェクトでありこのボタン
オブジェクトをマウスでクリックすることによりテープ
の内容一覧が表示される。305 , 314 Playボタンオブジ
ェクトでありこのボタンオブジェクトをマウスでクリッ
クすることにより各機器は再生を行う。
【0108】306 , 315 はFFボタンオプジェクトであり
このボタンオブジェクトをマウスでクリックすることに
より各機器はテープを早送りする。また307 , 316 はRW
D ボタンでありこのボタンオブジェクトをマウスでクリ
ックすることにより各機器はテープを巻き戻す。308 ,
317 はStopボタンでありこのボタンオブジェクトをマウ
スでクリックすることにより各機器はPlay, FF, RWD, R
ec機能を停止させる。309 , 318 はRec ボタンオブジェ
クトでありこのボタンオブジェクトをマウスでクリック
することにより各機器は、LAN 等の通信媒体を介して外
部より入力される映像及び音声データの記録を開始する
ものである。
【0109】以下、図30を用いて、このようなユーザ
ーインターフェースを操作してデジタルカメラ301 よ
り、デジタルVTR310へと映像及び音声データをダビング
する際の手順について説明する。
【0110】利用者は図30(a) のユーザインターフェ
ースに対してコントロールパネル301 内よりドラッグ動
作を開始すると図30(b) に示すように319 の黒枠が表
示される。表示部上でそのままドラッグしてゆくと、31
9 の黒枠の外に出た時点より、321 の矢印が表示され、
矢の先端がマウスカーソルの位置まで表示された状態と
なる、そのままマウスを移動し310 の枠内にマウスカー
ソルが入った時点で320 の黒枠が表示されそこでドラッ
グ動作を終了すると、301 から310 へのオブジェクト間
のリンクが張られる。
【0111】この時点で、マルチメディアコントローラ
内部ではリンクの有効/ 無効判断を開始し、リンクが無
効であるときには図30(a) の状態に戻り、リンクが有
効であるときには図30(b) の状態を維持する。
【0112】以下、利用者の操作によりリンクが張られ
た際のマルチメディアコントローラ内での処理について
図31、図32、図33を用いて説明する。
【0113】図31は本実施例でのマルチメディアコン
トローラ322 、VTR 機器338 及びデジタルカメラ機器33
9 の内部のオブジェクトの構成と、各機器の接続状況を
示すものである。各機器内のオブジェクトは全て、互い
にメッセージ及びデータを送受信することができる。ま
た、各機器の通信手段336 、406 、407 により、LANを
介して、他の機器内に存在するオブジェクトともメッセ
ージを送受信することができるので、図31内のオブジ
ェクトは全て、他の任意のオブジェクトとメッセージ及
びデータの送受信を行うことができる。
【0114】図31に図示されるのオブジェクト同士の
包含関係は前記オブジェクトの基本構造における所属オ
ブジェクトIDにより表現されるものである。323 は前記
システムディレクターオブジェクトである。システムデ
ィレクターオブジェクト323はそのメソッド部に、機器
間のデータ入出力の際、データ入出力の整合性を判断す
るための手段( データ入出力管理手段)324を有する。接
続機器代理オブジェクト格納部335 は前述の接続機器代
理オブジェクト初期化手段によりシステム立ち上げ時及
び所定の時間毎にLAN341に接続されている各機器から初
期化に必要な所定の情報を読み込んで作成される各機器
の代理オブジェクトを格納する部分である。
【0115】本実施例ではLAN337上に接続されているデ
ジタルVTR 機器338 、デジタルカメラ機器339 及び図3
1に図示されていない他の機器よりの初期化情報を読み
込んでデジタルVTR 代理オブジェクト326 、デジタルカ
メラ代理オブジェクト331 及び図31に図示されていな
い他の機器のオブジェクトを作成するものとする。325
はデジタルVTR データ入力代理オブジェクトでありデジ
タルVTR 機器のデータ入力に関する問い合わせに対する
返答手段を有する。330 のデジタルカメラデータ出力代
理オブジェクトはデジタルカメラ機器のデータ出力に関
する問い合わせに対する返答手段を有する。デジタルVT
R 機器コントローラオブジェクト340 は他のオブジェク
トからのメッセージに対応して、デジタルVTR 機器のハ
ードウェアを制御する。デジタルカメラ機器コントロー
ラオブジェクト341 は他のオブジェクトからのメッセー
ジに対応して、デジタルカメラ機器のハードウェアを制
御する。デジタルVTR 機器入力オブジェクト408 はデー
タ受信手段を有し、自身のオブジェクトIDに送信されて
くるデータを受信することができる。デジタルカメラ出
力オブジェクト409 はデータ送信手段を有し、図示され
ていないデジタルカメラ機器内の再生装置が再生したデ
ータにデータ送信先ID等の情報を付加して通信手段407
よりデータを送信するものである。通信手段336 、406
及び407 はLAN 上に接続されている各機器との通信を行
うための通信手段である。
【0116】図11はシステムディレクターオブジェク
トの構造を示している。処理検索手段342 は、利用者の
入力によって機器間にリンクが張られたことを通知する
メッセージをWindowServerより受け取ると、データ入出
力管理手段343 を起動する。データ入出力管理手段343
は利用者がリンクを張った機器間でのデータの整合性を
判断するための一連の処理を行う。
【0117】図32はデータ入出力管理手段の処理手順
を示すフローチャートである。利用者が機器A より、機
器B へと、図30のようなユーザインターフェースより
リンクを張ると、Window Server は機器A より機器B へ
とリンクが張られた事を示すメッセージ(Linked Messag
e)をシステムディレクターオブジェクト( 図11の205)
に対して通知する。この通知を受けた処理検索手段( 図
11の342)はメソッド部よりデータ入出力管理手段を起
動する。
【0118】以下、利用者が機器A より機器B へとリン
クを張った際の、データ入出力管理手段による処理手順
を図32のフローチャートを用いて説明する。
【0119】まず、S1では、機器A の出力代理オブジェ
クトに対して、整合ファイルタイプを問い合わせる( 整
合ファイルタイプが複数あるときには、そのリストが返
答される) 。
【0120】次にS2では機器B の入力代理オブジェクト
に対して、整合ファイルタイプを問い合わせる。機器B
の整合ファイルタイプ( 整合フォーマット) が複数ある
時には、機器B の入力代理オブジェクトは各ファイルタ
イプの優先順位を示す情報も同時に通知する。ここで、
優先順位は利用者または機器B 製造元によって指定され
た機器B が入力するのに好ましいファイルタイプの順を
示し、この優先順位の最も高いファイルタイプを機器B
の最優先ファイルタイプと呼ぶことにする。次に、S3で
は機器B の優先順位に従って、機器A の整合ファイルタ
イプ( または整合ファイルタイプリスト) をサーチす
る。つまり、S1で読み込んだ機器A 持つ整合ファイルタ
イプの中で、機器B の優先順位の最も高いファイルタイ
プを探す。この処理によって得られたファイルタイプを
機器A と機器B との最適整合ファイルタイプと呼ぶこと
にする。
【0121】S4では、S3でのサーチに失敗した時には(
機器A 整合ファイルタイプリストと機器B 整合フィイル
タイプリストに同一のファイルタイプが存在しなかった
時)S8 へ、成功した時にはS5へ処理を進める。
【0122】S5では、S3で得られた最適整合ファイルタ
イプのデータ属性が機器B の最優先ファイルタイプのデ
ータ属性と一致しているかを判断し、一致している時に
はS6へと処理を進める。
【0123】S6では、当リンクが有効と判断し、システ
ムディレクターオブジェクト内部データ部に存在する機
器間リンク情報管理データ( 図11中344)に機器A より
機器B へと有効なリンクが張られたこと、及び当リンク
のデータ属性とファイルタイプを保存する。
【0124】S7では、LinkedMessage 送信元オブジェク
ト、機器A の出力代理オブジェクト及び機器B の入力代
理オブジェクトに、機器A から機器B へと有効リンクが
張られたこと、及び当リンクのファイルタイプを通知し
て、( 各機器内の入力代理オブジェクト及び出力オブジ
ェクトへの通知も書かなければ) 一連の処理を終了す
る。
【0125】また、S4にて、整合ファイルタイプの一致
が得られずS8へと処理が進むと、当リンクは無効と判断
され、LinkedMassage 送信元オブジェクトに対し、共通
フォーマットがない為リンクが無効であることを通知す
る。S11 では、LinkedMessage 送信元オブジェクトに対
してリンクの消去を要求するメッセージを通知し処理を
終了する。
【0126】また、S5にて、最適整合ファイルタイプと
最優先ファイルタイプのデータ属性が一致しなかった時
にはS9にて、警告表示の要求を示すメッセージをLinked
Message 送信元オブジェクトに対して通知する。この警
告の内容は、最適整合ファイルタイプのデータ属性での
データ送受信で利用者が満足するか否かを、利用者に対
して問い合わせる内容のものであり、当リンクの接続を
続行するかキャンセルするかを利用者が入力するのを待
つイベントループとなる。S10 では利用者が続行の指示
をした時にはS6へ、キャンセルの指示をした時にはS11
へと処理を進め、リンクの消去要求メッセージを通知し
た後、一連の処理を終了する。
【0127】以下、図30、図11、図33を用いて、
利用者がデジタルカメラコントロールパネル( 図30
(a) の301)よりデジタルVTR コントロールパネル( 図3
0(a)の310)間にリンクを張った際のマルチメディアコ
ントローラ内の処理手順について、より具体的に説明す
る。
【0128】利用者が図30のごときユーザーインター
フェース上で、図30(b) のように、デジタルカメラコ
ントロールパネルより、デジタルVTR コントロールパネ
ルへとリンク321 を張ると、WindowServerはデジタルカ
メラコントロールパネルより、デジタルVTR コントロー
ルパネルへとリンクが張られたことを通知するメッセー
ジを図11のシステムディレクターオブジェクトへと送
る。
【0129】システムディレクターオブジェクト内の処
理検索手段342 はこのメッセージを受け取ると、メソッ
ド部よりデータ入出力管理手段343 を起動する。データ
入出力管理手段343 は図33のフローチャートのように
処理を行いデジタルカメラコントロールパネル、デジタ
ルVTR コントロールパネル間に張られたリンクの有効/
無効判断処理行う。
【0130】まずS1では、デジタルカメラ出力代理オブ
ジェクトに対して、整合ファイルタイプを問い合わせ
る。図45(a)に示す表は本実施例のデジタルカメラ
整合ファイルタイプであるが、整合ファイルタイプが複
数あるためリストで示されている。整合ファイルタイプ
は表1 に示すように、データ属性とともに示される。こ
こで、Audio は音声データ、Movie は動画データ、Audi
o&Movie は同期の取られた音声及び動画データのデータ
属性を示している。
【0131】次にS2ではデジタルVTR の入力代理オブジ
ェクトに対して、整合ファイルタイプを問い合わせる。
本実施例のデジタルVTR は図45(b)に示す表のごと
く、整合ファイルタイプが複数あり、各ファイルタイプ
は優先順位とともに知らされる。本実施例では表2 のよ
うに、データ属性Audio&Movie のファイルタイプAM4がV
TR 機器の最優先ファイルタイプとなっている。
【0132】次に、S3では図45(b)に示す表の優先
順位に従って、図45(a)に示す表より一致するファ
イルタイプを検索する。図45(b)の表より、AM4 が
優先順位1であるのでまず、図45(a)の表よりAM4
フォーマットをサーチする。図45(a)の表にはAM4
フォーマットがないので、優先順位2のAM5 を図45
(a)の表よりサーチする。
【0133】これも失敗した場合は、以下同様にして、
一致するファイルタイプを優先順位に従ってサーチして
ゆき、優先順位4 のMovie2で始めて一致するファイルタ
イプが見つかることになり、これをデジタルカメラから
デジタルVTR へのリンクにおける最適整合ファイルタイ
プとする。
【0134】S4では、S3でのサーチで一致するファイル
タイプが見つかったので、S5へと処理を進める。
【0135】S5では、S3で得られた最適整合ファイルタ
イプであるMovie2のデータ属性Movie デジタルVTR の最
優先ファイルタイプのデータ属性Audio&Movie と一致し
ていないのでS8へと処理を進める。
【0136】S8ではWindowServerに図34のような警告
の表示を要求するメッセージを通知し、利用者からの入
力待ちループS12 へと入る。
【0137】本実施例では利用者が図34のパネル上で
YES をクリックしたものとし、S10よりS6へと処理を進
める。
【0138】S6ではシステムディレクター内部データ部
内の機器間リンク情報管理データ(図34の344)にデジ
タルカメラからデジタルVTR へとデータ属性Movie ファ
イルフォーマットMovie2の有効なリンクが張られたこと
を保存する。
【0139】最後にS7にて、デジタルカメラ出力代理オ
ブジェクトとデジタルVTR 入力代理オブジェクトに対し
てメッセージングし、デジタルカメラからデジタルVTR
へとデータ属性Movie2のリンクが張られたことを通知し
て、データ入出力管理手段343 一連の処理を終了する。
【0140】S7にて、データ入出力管理オブジェクトよ
りメッセージを受けたデジタルカメラ出力代理オブジェ
クト( 図41の410)はメソッド部のリンク情報更新手段
( 図41の413)を起動する。起動されたリンク情報更新
手段( 図41の413)は内部データ部のリンク情報( 図4
1の419)に、Movie2フォーマットでデジタルVTR 機器へ
とリンクが張られたことを格納するとともに対応データ
入力オブジェクトIDであるデジタルカメラのデータ出力
オブジェクト( 図42の420)に対して、リンク情報の更
新があったこととその内容を通知する。これを受けたデ
ジタルカメラデータ出力オブジェクト( 図42の420)は
リンク情報更新手段( 図42の425)を起動してリンクの
更新内容をリンク情報( 図42の428)に保存する。
【0141】デジタルカメラ出力代理オブジェクト( 図
41の410)は更に、デジタルカメラコントロールパネル
オブジェクト( 図31の333)に属する全てのオブジェク
トに対し、データ出力に関与しないオブジェクトはグレ
イアウトし、利用者からの入力不可となるように命令す
るメッセージを送る。このメッセージにより、図30
(b) のRec ボタン309 はグレイアウトし、利用者のマウ
スクリックを受けつけない状態となっている。
【0142】また、システムディレクターオブジェクト
よりメッセージを受けたデジタルVTR 入力代理オブジェ
クト( 図25の222)はリンク情報更新手段681 を起動す
る。起動されたリンク情報更新手段681 は内部データ部
のリンク情報1006に、Movie2フォーマットでデジタルカ
メラ機器からのリンクが張られたことを格納するととも
に、対応データ入力オブジェクトIDであるデジタルVTR
のデータ入力オブジェクト( 図27の208)に対して、リ
ンク情報の更新内容を通知する。これを受けたデジタル
VTR データ入力オブジェクト( 図27の208)はリンク情
報更新手段( 図27の686)を起動してリンクの更新内容
をリンク情報( 図27の1030) に保存する。デジタルVT
R 入力代理オブジェクト( 図25の222)は更に、デジタ
ルVTR コントロールパネルオブジェクト( 図31の328)
に属する全てのオブジェクトに対し、データ入力に関与
しないオブジェクトはグレイアウトし、利用者からの入
力不可となるように命令するメッセージを送る。
【0143】このメッセージにより、図30(b) のPlay
ボタン314 、FFボタン315 、及びRWD ボタン316 はグレ
イアウトし、利用者のマウスクリックを受けつけない状
態となり、図61(b) のごとく有効なリンクが張られた状
態が維持される。
【0144】第30(b) のように有効リンクが張られた
状態での、内部データの様子を図44に示す。図44に
おいて、(a) はデジタルカメラ出力代理オブジェクト、
(b)はデジタルVTR 入力代理オブジェクト、(c) はデジ
タルカメラデータ出力オブジェクト、(d) はデジタルVT
R データ入力オブジェクト、(e) はシステムディレクタ
ーオブジェクトの内部データを示す。利用者がリンクを
張ったことにより更新された内部変数は[ ]内に斜体
で示されている。
【0145】図30(b) のように有効なリンクが張ら
れ、図44のような内部データの状態より、利用者が30
7 のPlayボタン305 をクリックすると、デジタルカメラ
301 はデジタルVTR に対してMovie2フォーマットのデー
タの転送を始める。
【0146】更に、利用者がRec ボタン318 をクリック
することにより、デジタルVTR は310 はデジタルカメラ
301 より自身に送られているMovie2フォーマットデータ
の記録を開始し、機器間のダビングが行われる。この
時、マルチメディアコントローラ内部と各機器間で送受
信されるメッセージングについて、以下に説明する。
【0147】まず、利用者がPlayボタン( 図30の305)
がクリックすると、WindowServerはクリックされた座標
( コントロールパネル内での座標) をコントロールパネ
ルオブジェクト( 図32の333)に通知する。これを受け
たコントロールパネルオブジェクトは自身の内部データ
を参照し、この座標にPLayButtonが表示されていること
を知り、PlayButtonがクリックされたことを解釈し、デ
ジタルカメラ機器コントローラオブジェクト341 に対し
て、利用者からのデータ送出命令(PlayMessage) があっ
たことを通知する。デジタルカメラコントローラオブジ
ェクト( 図43の429)内の処理検索手段431 はメソッド
部より、このメッセージに対応する再生実行手段433 を
起動する。再生実行手段433 はデジタルカメラ機器のハ
ードウェアを制御して、デジタルカメラ機器の機械部分
をすぐにでも再生可能な状態とする一方、デジタルカメ
ラデータ出力オブジェクト( 図31の409)に対して再生
しているデータの出力要求メッセージを送信する。この
メッセージを受けたデジタルカメラデータ出力オブジェ
クト内の処理検索手段( 図42の421)はメソッド部より
データ読み出し手段423 及びデータ送信手段424 を起動
する。起動されたデータ読み出し手段は、記録媒体より
情報を読み出す。
【0148】また、起動されたデータ送信手段は、まず
リンク情報428 を参照する。このとき、リンク情報428
内の内容は図44の430 のように、データ送信先オブジ
ェクトID = 120、ファイルタイプ=Movie2 であるので、
データ送信手段424 は読み出されたデータをMovie2ファ
イルタイプにしたのち、ID = 120に対してデータ送信を
行う。実施例では、Movie2データは動画データであり、
図36に示すように、データの先頭部分に、ファイルタ
イプや縦横の画素数等の動画再生に必要なデータをヘッ
ダー部分として持ち、本体部は、時間情報をしるしたタ
イムスタンプによって細分化されていて、このタイムス
タンプ単位で編集作業を行うことができるものである。
【0149】ID=120のデジタルVTR 機器データ入力オブ
ジェクト( 図27の208)はID=110のオブジェクトより、
Movie2データが送信されてきた事を検知すると、自身の
リンク情報( 図27の1030) を参照する。図44の431
のように、ID = 110のデータ出力オブジェクトとのMovi
e2ファイルタイプでのリンクがあることを確認すると、
送信されてくるデータののヘッダ部分( 図36の364)を
メモリ( 図37の370)に蓄えておく。
【0150】利用者がある時点で、デジタルVTR コント
ロールパネルのRec ボタン( 図30の318 )をクリック
すると、WindowServerはクリックされた座標( コントロ
ールパネル内での座標) をコントロールパネルオブジェ
クト( 図31の328)に通知する。これを受けたコントロ
ールパネルオブジェクトは自身の内部データを参照し、
この座標にRecButton が表示されていることを知り、Re
cButton がクリックされたことを解釈し、デジタルVTR
機器コントローラオブジェクト341 に対して、利用者か
らのデータ記録命令(RecMessage)があったことを通知す
る。これを受けたデジタルVTR コントローラオブジェク
ト内の処理検索手段( 図15の1011) はメソッド部より
録画実行手段( 図15の1020) を起動する。起動された
録画実行手段( 図15の1020) はデジタルVTR 機器のハ
ードウェアを制御して、デジタルVTR 機器の機械部分を
すぐにでも録画可能な状態としたのち、デジタルVTR デ
ータ入力オブジェクト( 図27の208)に対して、入力さ
れているデータの記録要求を示すメッセージを送信す
る。データの記録要求をうけたデジタルVTR データ入力
オブジェクト( 図27の208)はデジタルVTR 機器のハー
ドウェアを制御し、RAM(図37の370)に保存されている
ヘッダー情報( 図36の364)を読み込み、ヘッダー情報
の後に、次に送信されてくるタイムスタンプ以降のデー
タを繋ぎ合わせて、磁気記録媒体374 への記録を開始す
る。このようにして記録されたMovie2動画データは動画
再生に必要なヘッダー情報をもつので再生が可能とな
る。
【0151】《第二の実施例》以下、本発明の第2の実
施例について説明する。本実施例におけるマルチメディ
アコントローラは第1の実施例での特徴を有すると共
に、アプリケーションソフト( ユーティリティーソフ
ト) 動作環境を有する。
【0152】以下本実施例におけるマルチメディアコン
トローラについて説明する。( 本発明においては、アプ
リケーションソフトとユーティリティーソフトは本質的
に差異はなく、以下ユーティリティーソフトも含めてア
プリケーションソフトと呼ぶ事とする) 。
【0153】図39に本発明の第2の実施例におけるマ
ルチメディアコントローラの内部のオブジェクトの構成
を示す。本発明の第二の実施例におけるマルチメディア
コントローラは、マルチメディアコントローラのアプリ
ケーションソフト( ユーティリティーソフト) インスト
ール手段及びアプリケーションソフトの動作環境を有す
る。( 本発明においては、アプリケーションソフトとユ
ーティリティーソフトは本質的に差異はなく、以下ユー
ティリティーソフトも含めてアプリケーションソフトと
呼ぶ事とする) 。
【0154】本実施例のマルチメディアコントローラに
おいては、アプリケーションソフトはフロッピーディス
クや通信手段等からマルチメディアコントローラ内のア
プリケーションクラス格納部( 図39の388)にインスト
ールされる。アプリケーションクラス格納部に格納され
たアプリケーションソフトの内容はオブジェクト指向に
基づいたクラスの記述ファイルであり、システムディレ
クター内のアプリケーションオブジェクト生成手段( 図
39の386)はこのクラスを用いることにより、アプリケ
ーションソフトの実行可能なオブジェクトをアプリケー
ションオブジェクト動作エリア( 図39の389)に生成す
ることによりアプリケーションソフトは実行可能な状態
となる。アプリケーションオブジェクトがマルチメディ
アコントローラディスプレイ上に描画する可視化された
ウィンドウオブジェクト上での利用者からのマウス等の
ポインティング手段による操作は、WindowServerによ
り、ウィンドウ上のどの座標でどのような操作が行われ
たかを通知するメッセージとして、アプリケーションオ
ブジェクトに伝えられる。アプリケーションオブジェク
トは自身の内部データに、ウィンドウ上のどの座標にど
のようなグラフィクスが存在するのかといった情報を保
有しているので、WindowServerからの情報を用いて、ア
プリケーションウィンドウ上のアイコンのクリックやア
イコン間のドラッグ動作等を認識することができる。
【0155】以下、マルチメディアコントローラのアプ
リケーションソフトの具体例の一つとして、コネクショ
ンコンストラクターアプリケーションについて説明す
る。
【0156】図38はコネクションコンストラクターの
ユーザインタフェースを示すものである。図38におい
て、370 はコネクションコンストラクターウィンドウ、
379は利用者の入力手段であるマウスのカーソル。371
乃至378 及び383 はそれぞれ、CD-Player 、VTR 、ディ
スプレイ、CA-TV デコーダ、DAT デッキ、音声信号を増
幅し図示されていないスピーカより音声を発生させるア
ンプ、光磁気ディスクの再生記録をおこなうMO-Player
、マルチメディアコントローラ、及びLD-Player のア
イコンである。各機器間のデータ送受信関係( コネクシ
ョン) は矢印によってしめされ、利用者はこれらの矢印
により、容易に機器間のデータ送受信関係を知ることが
できる。
【0157】本実施例ではLD-Player(図38の383)には
コネクションが張られていないが、このような状態でLD
-Player を再生状態とすると映像及び音声データはデフ
ォルトのリンク先であるところのマルチメディアコント
ローラ内の映像表示及び音声出力を司るオブジェクトへ
と送信される。
【0158】以上のごとく表示されたコネクションコン
ストラクターウィンドウは、コネクションの表示のみで
はなく、ウィンドウ上でコネクションの編集作業を行う
ことができる。利用者はマウスにより各アイコン間をド
ラッグすることにより、コネクションをはることができ
る。図38では利用者がマウスをドラッグすることによ
りCD Player371よりアンプ376 へとコネクションを張ろ
うとしている途中段階を示している。
【0159】利用者がマルチメディアコントローラディ
スプレイ( 図4の27) 上に表示されているコネクション
コンストラクターのアイコン( コネクションコンストラ
クターのオブジェクト) をクリックすると、WindowServ
erはコネクションコンストラクターオブジェクト( 図3
9の390)に対して、アイコンがクリックされたことを通
知するメッセージを送信する。この通知を受け取ったコ
ネクションコンストラクターオブジェクトは図39に図
示されていない処理検索手段により、コネクションコン
ストラクターウィンドウ表示手段( 図39の391)を起動
する。
【0160】以下、図40のフローチャートを用いて、
利用者がコネクションコンストラクターのアイコンをク
リックした時の、マルチメディアコントローラ内のオブ
ジェクト間でやり取りされるコネクションコンストラク
ターオブジェクト364 中心としたメッセージングについ
て説明する。
【0161】コネクションコンストラクターウィンドウ
表示手段( 図39の391)は、まずS1で、システムディレ
クターオブジェクト( 図11の205)に対して現在ネット
ワーク上に接続されている機器のオブジェクトID一覧表
を要求する。S2のステップにて、メッセージに対応する
データが送られて来るまで待ち状態となる。システムデ
ィレクターオブジェクトが自身の内部データ部内のオブ
ジェクト登録情報( 図11の1078) を参照して、登録さ
れている機器オブジェクトの一覧を返答してくると、こ
のデータは内部データ部に格納され、S3へと処理を進め
る。
【0162】S3では、内部データ部を参照し、この中に
格納されている接続機器オブジェクトID一覧表に記載さ
れている全てのオブジェクトIDに対して、アイコンのグ
ラフィクスデータ送信要求メッセージを送る。S4にてデ
ータ送信待ちとなり、全てのオブジェクトIDより、グラ
フィクスデータが送られると、これを内部データ部に格
納した後、S5へと処理を進める。S5では、データ入出力
管理オブジェクトに対して、どのオブジェクトIDからど
のオブジェクトIDへとどのようなデータ属性のリンクが
張られているのかと言った、機器間リンク情報送信要求
メッセージを送る。機器間リンク情報をS6で受信する
と、コネクションコンストラクターオブジェクトは図3
8の370 のようなコネクションコンストラクターウィン
ドウを表示するのに十分な情報を得た事となり、S7に
て、コネクションコンストラクターウィンドウの描画処
理を行う。描画する際にはリンク同士ができるだけ交わ
らないようなアイコン表示位置を算出してから描画を行
うものとする。
【0163】本実施例では図38のように、機器間に張
られたリンクは、直線で各機器のアイコン同士が結ばれ
る事によって表現され、利用者が容易に接続状況を知る
ことができるようになっている。( しかしながら、この
リンクは直線である必要はなく、接続関係を見やすくす
る為に、曲線等を用いてもいっこうにかまわない) 。ま
た、それぞれのリンクにおいて有効なデータの属性は線
の種類( または色) によって区別されている。
【0164】本実施例では、図38のように、Visualデ
ータは実線、Audio データは点線、アプリケーションプ
ログラムは一点鎖線、そしてテキストデータは2 点鎖線
にて表示されている。
【0165】たとえば、図38では、VTR 機器のアイコ
ン372 とDisplay 機器のアイコン373 が実線の矢印379
で結ばれているが、これはVTR 機器を再生すればVTR 器
が再生している映像データは自動的にDisplay 機器へと
送信されることを意味している。また、利用者がCA-TV
を見たい時には、利用者はCA-TV のコントロールパネル
を開きチャンネルを設定するのみで、CA-TV の映像デー
タは自動的にディスプレイ機器373 のID宛てに送信さ
れ、またCA-TV の音声データは自動的にアンプ機器376
のID宛てに送信される。
【0166】また、本実施例では、MO-Player からのデ
ータはプログラムデータであり、プログラムデータはマ
ルチメディアコントローラへと転送されると、マルチメ
ディアコントローラはデータのヘッダー部分に記述され
ているデータ属性にプログラムと記述されているのを検
知して、これをアプリケーションプログラムと認識し、
自動的にこのプログラムが起動される。この機能はマル
チメディアコントローラに限らず他の機器でも実現でき
る。例えばディスプレイ機器内にOperatingSystem を設
け、ディスプレイ機器がプログラムを受け取った時には
このプログラムを実行するようにする。
【0167】本実施例ではこのプログラムは内部に映像
データが埋め込まれていて、このプログラムを実行する
ことにより、ディスプレイ上に映像が映し出される。こ
の方式の利点は映像データがプログラムに埋め込まれて
いる為、機器間でのデータのフォーマットを意識せずに
すむことである。
【0168】このようなウィンドウ上で、利用者はマウ
ス等の入力手段によりウィンドウ上に表示されている各
機器のアイコン間にリンクを張ることにより、各機器間
のデータ送受信関係を編集することができる。アイコン
間にコネクションが張られると、コネクション編集手段
394 はシステムディレクターオブジェクトに対して、Li
nkedMessage を送信する。LinkedMessage を受け取った
システムディレクターオブジェクトは実施例1と同様に
して図33のフローに従って処理を行う。システムディ
レクター内データ入出力管理手段によりリンクが有効で
あると判断されたときには、リンクに関与するオブジェ
クトの内部データは実施例1と同様にして更新される。
【0169】また、コネクションコンストラクターオブ
ジェクトは図33のS7て、システムディレクターオブジ
ェクトより張られたリンクのデータ属性を通知され、コ
ネクションコンストラクターオブジェクトはこのデータ
属性に合わせてリンクの線種を選択し、表示するので、
リンクの変更に関与するオブジェクトの内部データとコ
ネクションコンストラクターウィンドウ上での表示とは
常に一致することとなる。
【0170】
【発明の効果】以上の様に、本発明によるシステム機器
制御方式によれば、複数のマルチメディア機器が接続さ
れたシステム全体の制御を行なう際に、今までの様にあ
らかじめコントローラ側にその制御を行なう為のデバイ
スドライバやアプリケーションソフトウェアなどをイン
ストールして準備する必要がなくなり、マルチメディア
機器をLAN上に接続するだけで自動的にコントロール
パネル及び機器状態がコントローラの画面上に表示さ
れ、電源のON/OFF・本体の制御・入出力の切り替えを等
を行なうことができる。さらに、利用者は簡易なユーザ
ーインターフェースをもって、マルチメディア機器間で
のデータの送受信関係を構築する事ができる。また、デ
ータ送受信の際のファイルフォーマットの調整はマルチ
メディアコントローラが自動的に行うので、利用者はフ
ァイルフォーマットの調整といった面倒な作業を行わず
にすむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】マルチメデイアコントローラとマルチメデイア
機器の論理的接続形態を示す図である。
【図2】マルチメデイアコントローラとマルチメデイア
機器の物理的接続形態を示す図である。
【図3】オブジエクト化されたマルチメデイア機器の内
部構造を示す図である。
【図4】オブジエクト化されたマルチメデイアコントロ
ーラの内部構造を示す図である。
【図5】マルチメデイアコントローラのシステム階層図
である。
【図6】マルチメデイア機器のシステム階層図である。
【図7】マルチメデイア機器をマルチメデイアコントロ
ーラに接続する前の状態を示す図である。
【図8】LANにマルチメデイア機器が接続されたとき
の状態を示す図である。
【図9】一般的なクラスライブラリーの構成を示す図で
ある。
【図10】オブジエクトの構造を示す図である。
【図11】システムデイレクターオブジエクトの構造を
示す図である。
【図12】代理オブジエクト記述フアイルのコントロー
ルパネル記述部の構成を示す図である。
【図13】代理オブジエクト記述フアイルのデータ入出
力オブジエクト記述部の構成を示す図である。
【図14】オブジエクト化されたデジタルVTRをマル
チメデイアコントローラに接続する前の状態を示す図で
ある。
【図15】VTRコントローラオブジエクトの構造を示
す図である。
【図16】デジタルVTRをLANに接続した際の動作
のフローチヤートである。
【図17】マルチメデイアコントローラの画面を示す図
である。
【図18】LANにマルチメデイア機器としてオブジエ
クト化されたデジタルVTRが接続されたときの状態を
示す図である。
【図19】デジタルVTRのアイコンを示す図である。
【図20】コントロールパネル表示画面を示す図であ
る。
【図21】オブジエクトの所属するクラスとデジタルV
TRコントロールパネルオブジエクトの構成要素の対応
を説明する図である。
【図22】再生ボタンオブジエクトの生成に関する説明
図である。
【図23】デジタルVTRのアイコン表示にカーソルを
合わせて制御を選択した際の動作のフローチヤートであ
る。
【図24】操作者がデジタルVTRのアイコン表示から
制御を選択した際のマルチメデイアコントローラの表示
画面を示す図である。
【図25】デジタルVTRデータ入力代理オブジエクト
の構造とオブジエクト記述情報の関係を示した図であ
る。
【図26】デジタルVTRデータ出力代理オブジエクト
の構造とオブジエクト記述情報の関係を示した図であ
る。
【図27】デジタルVTRデータ入力オブジエクトの構
造を示す図である。
【図28】デジタルVTRデータ出力オブジエクトの構
造を示す図である。
【図29】パネルクラスのデジタルVTRコントロール
パネルオブジエクトの構造とオブジエクト記述情報の関
係を示した図である。
【図30】マルチメデイアコントローラーデイスプレイ
上に表示されるコントロールパネル及びその動作を示す
図である。
【図31】本発明におけるマルチメデイアコントロー
ラ、VTR機器及びデジタルカメラ機器の内部オブジエ
クトの構成と、各機器の接続状況を示すものである。
【図32】データ入出力管理手段の処理手順を示すフロ
ーチヤートである。
【図33】デジタルカメラからデジオタルVTRへとリ
ンクを張った際の、データ入出力管理手段の処理手順の
フローチオヤートである。
【図34】警告パネルのデザインを示す図である。
【図35】デジタルカメラ出力代理オブジエクトのメソ
ツド部及び内部データ、デジタルVTR入力代理オブジ
エクトのメソツド部及び内部データをそれぞれ示す図で
ある。
【図36】動画データのデータ形式を示す図である。
【図37】デジタルVTR機器の内部構成を示す図であ
る。
【図38】コネクシヨンコンストラクターウインドウの
ユーザーインターフエースを説明するための図である。
【図39】本発明の第2の実施例におけるマルチメデイ
アコントローラ内部のオブジエクトの構成を表すブロッ
ク図である。
【図40】コネクシヨンコンストラクターオブジエクト
のコネクシヨンコンストラクターウインドウ表示手段の
処理フローを示す図である。
【図41】デジタルカメラ出力代理オブジエクトの内部
の構造を示す図である。
【図42】デジタルカメラデータ出力オブジエクトの内
部の構造を示す図である。
【図43】デジタルVTRCameraコントローラオ
ブジエクトの内部の構造を示す図である。
【図44】デジタルカメラよりデジタルVTRへとリン
クを張った後の各オブジエクト内部データ部を示す図で
ある。
【図45】デジタルカメラ整合フアイルタイプリスト及
びデジタルVTR整合フアイルタイプリストをそれぞれ
説明するための図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/28 H04N 5/00 A 5/445 Z 5/765 5/907 B 7734−5C // G06F 9/44 530 M 9193−5B 12/00 547 D 8944−5B (72)発明者 河村 秀明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 相澤 隆志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 羽鳥 健司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のマルチメディア機器及びこれらを
    制御するための制御機器がネットワーク上に接続され、
    該ネットワークを介して前記複数のマルチメディア機器
    及び制御装置が互いにオブジェクト指向に基づいたメッ
    セージ及びデータの送受信が可能なシステムにおいて、
    前記制御装置には表示手段及びポインティング手段が付
    随し、前記表示手段により、前記複数のマルチメディア
    機器それぞれを象徴する図柄が表示され、利用者が該ポ
    インティング手段により、これらの図柄の間にリンクを
    張ることによりマルチメディア機器間のデータの入出力
    関係を指定することを特徴としたマルチメディア機器の
    制御システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ネットワーク上
    に接続されているマルチメディア機器を象徴する図柄お
    よびリンクを表示するためのユーザインターフェース及
    びその表示手段を備えたことを特徴とする備えたことを
    特徴とするマルチメディア機器の制御システム。
  3. 【請求項3】 複数のマルチメディア機器及びこれらを
    制御するための制御機器がネットワーク上に接続され、
    該ネットワークを介して、該複数のマルチメディア機器
    及び制御装置が互いにオブジェクト指向に基づいたメッ
    セージ及びデータの送受信が可能なシステムにおいて、
    前記複数のマルチメディア機器を制御するための制御装
    置に、利用者からのデータ入出力関係指定手段、データ
    フォーマットの整合性判別手段を備え、利用者が複数の
    マルチメディア機器間でのデータ入出力関係を指定する
    と、該データフォーマットの整合性判別手段によりデー
    タフォーマットの整合性を判別するように構成したこと
    を特徴とするシステム制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項4において、前記整合性判別手段
    により、データフォーマットの整合性が得られない時
    に、データフォーマットの整合性が得られないためにデ
    ータの送受信が不可能であることをことを利用者に通知
    する手段を備えたことを特徴とするしたシステム制御装
    置。
  5. 【請求項5】 複数のマルチメディア機器及びこれらを
    制御するための制御機器がネットワーク上に接続され、
    該ネットワークを介して、該複数のマルチメディア機器
    及び制御装置が互いにオブジェクト指向に基づいたメッ
    セージ及びデータの送受信が可能なシステムを構成する
    マルチメディア機器において、前記制御装置から送信さ
    れる出力または入力可能なファイルフォーマットに関す
    る問い合わせに対する返答手段を備えるとともに、返答
    する際に複数のデータフォーマットが入力または出力可
    能であるときにこれらデータフォーマットの優先順位を
    前記制御装置に通知する手段を備えたことを特徴とする
    マルチメディア機器。
  6. 【請求項6】 複数のマルチメディア機器及びこれらを
    制御するための制御機器がネットワーク上に接続され、
    前記ネットワークを介して、該複数のマルチメディア機
    器及び制御装置が互いにオブジェクト指向に基づいたメ
    ッセージ及びデータの送受信が可能なシステムにおける
    該複数のマルチメディア機器を制御するための制御装置
    において、オブジェクト指向に基づくクラスが記述され
    たデータを外部より導入する手段を有し、更に、該クラ
    スよりオブジェクトを生成する手段を有することを特徴
    とするシステム制御装置。
  7. 【請求項7】 複数の機器がネットワークを介して互い
    にデータを送受信できるシステムにおいて、時系列デー
    タがリアルタイムで送信されてきた時に、データ記録モ
    ードでない時には、該時系列データのヘッダー部分の情
    報を一時的に記憶する手段を有し、データ記録モードと
    なった時に該ヘッダー部分を記憶手段より読み出し、該
    ヘッダー部を時系列データの先頭に配置して記録媒体へ
    と記録する手段を備えたことを特徴とするデータ記録装
    置。
  8. 【請求項8】 複数の機器がネットワークを介して互い
    にデータを送受信できるシステムにおいて、該ネットワ
    ークを介してプログラムデータが送信されてきたことを
    判定する判定手段と、前記判定手段により前記プログラ
    ムデータの受信が判定された場合に前記プログラムデー
    タに基づき自動的にそのプログラムを起動する起動手段
    とを備えたことを特徴とする制御装置。
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