JP4235263B2 - 制御装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、マルチメディア機器等の被制御装置を制御する制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来アナログ技術を中心としていたオーディオ・ビデオ・TV等のAV機器においては、近年急速にデジタル化が進んできている。また、文字・静止画情報のデジタル化の普及と合わせて、いわゆるマルチメディアとして文字・音声・静止画・動画情報がコンピュータの中で統括的に取り扱われるようになってきた。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】
しかしながら、現在マルチメディア機器(デジタルカメラ、CD−ROMプレーヤ、スキャナ、サウンドボード、ビデオボード等の音声入出力機器、映像入出力機器等)をコンピュータで利用する場合、それを駆動する専用のアプリケーションソフトまたはデバイスドライバというソフトウェアをコンピュータにインストールしなければならなかった。
【0004】
したがつてこの方法では、新しいマルチメディア機器に対しては新たなアプリケーションソフトまたはデバイスドライバをコンピュータごとにあるいはOS(Operating System)ごとに用意しなければないため、ソフトウェアの開発負荷が大きく、効率的かつ高速の制御が不可能であるという問題があった。
【0005】
またこの方法では、一般的にはLANに接続された他のコンピュータから、そのマルチメディア機器を透過的に使用することが出来ないため、LANを介して各コンピユータから各周辺機器にアクセスできるようなマルチメデイアシステムのコンセプトを実現することができないものであつた。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る制御装置は、ネットワークに接続された被制御装置を制御する制御装置であって、前記被制御装置を制御するのに必要な第1のオブジェクトを生成するための情報を含むオブジェクト記述ファイルを、前記被制御装置から取得する取得手段と、前記オブジェクト記述ファイルを用いて、前記第1のオブジェクトを生成するオブジェクト生成手段とを有し、前記第1のオブジェクトは、前記被制御装置を制御するのに必要なコントロールパネルを表示手段に表示させる第1の機能と、前記表示手段に表示されている前記コントロールパネルの構成要素が操作された場合において、前記操作に対応する動作を前記被制御装置に行わせるためのメッセージを、前記被制御装置内の前記被制御装置を制御するための第2のオブジェクトに送信する第2の機能とを有するものであることを特徴とする。
【0009】
【実施例】
以下本発明の実施例を各図を参照しながら詳細に説明する。
【0010】
まず本発明の実施例では、マルチメディア機器を、個々にオブジェクトとしてとらえ、コントローラはそれらのオブジェクトを統合的に管理するというシステム制御手法を用いている。
【0011】
個々のオブジェクトは、コントローラに管理される為に、自身が持っている機能・コントロール手段をコントローラに送りだす機能を有している。これによつて今までの様に予めコントローラ側に制御プログラムを準備する必要がなくなり、単にコントローラと接続するだけで制御を実現することが出来る。
【0012】
またコントローラは、接続されているオブジェクトから送られた上記制御手段を、実際に制御を指示する人間に表示・操作させる為の手段を有しており、これによつてコントローラは集中的にマルチメディア機器を管理出来る様になり、また新しいマルチメディア機器に対しても新たな準備をすることなく対応出来るという柔軟性・拡張性を実現することができる。
【0013】
尚、本発明の実施例で用いられるオブジエクト指向の概念自体は、例えば、『石塚:オブジェクト指向プログラミング、アスキー出版、1988。』、『酒井:オブジェクト指向入門、オーム社、1990。』、『B.J.コックス:オブジェクト指向のプログラミング、トッパン、1988。』等の参考文献に詳しく説明されているため、以下の本発明の実施例の説明においては、基本的な技術説明は省略する。
【0014】
このオブジェクト指向は、近年のプログラミング開発環境の効率化といった観点で注目を集めているが、更にOSやマルチメディアデータベースにも広く活用することができ、特にオブジェクト指向で特徴的な概念は、
(1) カプセル化
(2) 継承
(3) メッセージング
の3点にあり、これらの概念をベースに、本発明はマルチメディア機器の制御に適用できるよう発展・拡張を図ったものである。
【0015】
図1は、オブジェクト指向の概念を取り入れた、マルチメディアコントローラとマルチメディア機器の論理的な接続形態を示す。1のマルチメディアコントローラを中心に、2の各マルチメディア機器はそれぞれ1対1で各種情報の直接対話が行えるように通信路が確立されていて、その通信路を介してメッセージを相互に通信する事により制御を行うものである。マルチメディア機器は、具体的にはCDプレーヤー・デジタルVTR・デジタルカメラ・デジタルTV等のAV機器やデジタルFAX・デジタルコピー機・プリンター等のOA機器など、すべてのマルチメディアデータを取り扱う機器を対象としている。
【0016】
またコントローラは、ここでは専用の機器を想定しているが、パソコンやワードプロセツサWSの汎用コンピュータ上に専用OSとアプリケーションソフトウェアを搭載して実現する事もできる。
【0017】
次に図2に、マルチメディアコントローラとマルチメディア機器の双方向性通信路の確立の為の物理的接続形態を(a) 〜(c) に示す。
【0018】
同図(a) は、SCSIバス(ANSI X3.131-1986)で採用しているデージーチェイン接続方式を、同図(b) はEthernet(IEEE 802.3) 10BaseTで採用されているスター型接続方式を、同図(c) はEthernet 10Base2/5で採用されている直列型接続方式をそれぞれ示すものである。
【0019】
また接続形態では、GPIB(IEEE 488 )の様な(a) 〜(c) の混合方式や、Ethernetでも(b) , (c) の混合方式がある。また通信方式でも、光ケーブルやISDNを用いる方式など、図2以外にも様々な組み合わせや選択が出来る。
【0020】
本発明の実施例では、この双方向性の通信路の確立方法やどれを選択するかは特に言及しない。但し、通信方式の違いによる物理的制限(転送速度・接続台数・接続長さ・コネクタ形状等)は、メッセージの相互通信にはプロトコルの階層が違うため問題にはならないが、周辺機器の相互結線を確実に行うためには、最低限一種類の物理的(メカ的・電気的)に共通なインターフェースを持つ必要がある。
【0021】
また動画像のような高速なデータ通信を実現する為には、Ethernetより高速なFDDI(Fiber Distributed Data Interface)やB-ISDN等の光通信を用いる方法が考えられるが、ここでは説明の為に、廉価で普及しているEthernet 10Base2(/T)を共通の通信コネクタとして持っているものとして説明を進めることにする。
【0022】
次に一般的なマルチメディア機器のハードウェア面での内部ブロック図を図3に示す。
【0023】
複数のマルチメデイア機器はそれぞれ4のLANを介して、コントローラと接続されている。今LAN はEthernetであるので、その通信プロトコル(TCP/IP)を処理するインターフェース部20が設けられている。これは専用LSI 等の利用で実現出来る。ここでは送られてきたメッセージそのものが取り出されたり、逆にコントローラへメッセージが送りだされる。メッセージの例として、Objective-C では、一般形は、以下で表現される。
【0024】
[対象オブジェクト メソッド名:引数]
他の言語では表現が異なるが、基本的には同様で、以下の指定が行われる。
【0025】
(1) 対象オブジェクトの指定
(2) メソッド( 実行させる処理) の指定
(3) 引数( パラメータ) があれば、その指定
このメッセージの取り扱いは図3のソフトウェアの流れで説明する。
【0026】
マルチメディア機器の内部には、10の内部バスを介して、すべてのソフトウェア処理・ハードウェア制御を行う11のCPUと、プログラムや初期値や固有情報が格納された12のROMと、一時データや機器状態等の内部パラメータを格納したりプログラムの実行に際してワーク領域として使われる13のRAMと、内部媒体あるいは外部媒体に格納されている15のマルチメディアデータをアクセスする14のデータI/Oと、17のモーター等の機構部分を制御する16のメカ系駆動部と、19のスイツチSWやLED等の表示系の電気部分を制御する18の電気系駆動部がある。また、15のマルチメディアデータは、画像・音声・文字等のデジタルデータが格納されている部分であるが、CD-ROM・MD等の光ディスクやDCC ・DAT 等の磁気テープ媒体あるいは半導体メモリカードなど種々の形態があり得る。
【0027】
次にマルチメディアコントローラのハードウェア面での内部ブロック図を図4に示す。同図において4のLANを介して、マルチメディア機器と接続されている。今LANはEthernetであるので、その通信プロトコル(TCP/IP)を処理するインターフェース部31がある。これは専用LSI等の利用で実現出来る。ここで送られてきたメッセージそのものが取り出されたり、逆にマルチメディア機器へメッセージが送りだされる。
【0028】
マルチメディアコントローラの内部には、30の内部バスを介して、すべてのソフトウェア処理・ハードウェア制御を行う21のCPUと、プログラムや初期値や固有情報が格納された22のROMと、一時データや機器状態等の内部パラメータを格納したりプログラムの実行に際してワーク領域として使われる23のRAMがある。25のマルチメディアファイリング装置は、内部媒体あるいは外部媒体のいずれによらずマルチメディアデータの格納・検索・再生・編集等を行う。そのアクセスコントロールを行うのが24のデータI/Oで、29のスイツチSWやLED等の表示系の電気部分を制御する28の電気系駆動部と、マンマシンインターフェースを構成する為の27のディスプレーと、その表示制御を行う26のディスプレーコントローラと、図示しないマウス等のポインティングデバイスがある。
【0029】
図6は、マルチメディア機器のソフトウェア面でのシステム階層図を示す。図3で示した内部ブロック図が57のハードウェアにあたる。これらのハードウェアを制御する為の基本的制御を行うのが58のOSである。OS自体は特に限定されないが、リアルタイム性と同時に複数のプログラムを並行して実行するマルチタスクの機能を持ち合わせていることが望ましい。このOSの上に、マルチメディア機器のオブジェクト化を実現するために、マルチメディア機器毎に固有のクラスライブラリー59を持っている。
【0030】
また図示していないがコントローラから制御されるための、自身コントロールパネルやコントロールに関するライブラリーを持っていて、これをコントローラと接続時に送信することにより、マルチメディア機器固有の制御をコントローラ側から実現させる。またタイマーや算術演算を行うC関数60がある。
【0031】
最上位の階層には、マルチメディア機器本体のコントロールと、マルチメディアコントローラとの通信やユーザーインターフェースを受け持つ61のアプリケーションソフトウェアがある。このアプリケーションにより、マルチメディア機器本体が一つのオブジェクトとしてコントローラからメッセージのやり取りで種々の制御や実行を行なうことができ、また内部パラメータはインスタンス変数として読みだしや変更が行える。
【0032】
図5は、マルチメディアコントローラのソフトウェア面でのシステム階層図を示す。図4で示した内部ブロック図が50のハードウェアにあたる。これらのハードウェアを制御する為の基本的制御を行うのが51のOSである。ここでもOS自体は特に限定されないが、リアルタイム性とマルチタスクの機能を持ち合わせていることが望ましい。
【0033】
このOSの上に、接続された複数のマルチメディア機器のコントロール画面の表示や全体のシステム接続状態の表示や制御及びデータ入出力の切り替えなどのGUI(Graphical Users Interface )全般を行なう52のWindow Server がある。53の共通クラスライブラリーは、あらかじめコントローラ側で用意している、ボタン、スライドボリューム、テキスト表示エリア等のユーザーインターフェースやコントロールに関する基本的で共通的な部品群(オブジェクト群)が格納されている。
【0034】
逆に55の固有クラスライブラリーは、接続されているマルチメディア機器固有のパネル表示やコントロールに関する部品群(オブジェクト群)が格納されている。この固有ライブラリーは先に説明したように、マルチメディア機器がシステムに接続される毎にその機器から送られてきて増加していく。これらの具体的手順は後述する。またタイマーや算術演算を行うC関数54がある。最上位の階層には、接続されているマルチメディア機器全体のコントロールと、マルチメディア機器との通信やユーザーインターフェースを受け持つ56のアプリケーションソフトウェアがある。
【0035】
このコントローラとマルチメディア機器間の具体的制御の流れとメッセージのやり取りについてこれから説明を行う。
【0036】
図7はマルチメディア機器をマルチメディアコントローラに接続する前の状態を示す図である。図7において4はデジタルデータの通信を行うためのLAN、1はシステム全体の動作を制御するマルチメディアコントローラである。2はLAN4に接続されるマルチメディア機器の構造を一般化したものである。205はマルチメディアコントローラ1に常駐し、システム全体の管理を行うソフトウェアオブジェクト(以後オブジェクトと略す)であるシステムディレクターオブジェクトである。
【0037】
1064はLAN4上の他のオブジェクトにとってオブジェクト化されたマルチメディア機器として機能するオブジェクトであるマルチメディア機器オブジェクトである。マルチメディア機器オブジェクト1064はさらに3つのオブジェクト1065,1066,1067から構成されている。
【0038】
1065はマルチメディア機器2の大部分の機能を実現するためにハードウェアの制御を行うマルチメディア機器コントローラオブジェクト、1066は他の機器からのデジタルデータのLAN4を介した入力を受け持つマルチメディア機器データ入力オブジェクト、1067は他の機器へのデジタルデータのLAN4を介した出力を受け持つマルチメディア機器データ出力オブジェクトである。
【0039】
1061はマルチメディア機器2をマルチメディアコントローラ1にLAN4を介して接続した際にマルチメディアコントローラ1内に生成されるマルチメディア機器代理オブジェクトの仕様を記述するマルチメディア機器代理オブジェクト記述ファイルである。マルチメディア機器代理オブジェクト記述ファイル1061はマルチメディア機器2の操作パネルの仕様を記述するマルチメディア機器コントロールパネルオブジェクト記述部1062とマルチメディア機器2へのデータ入出力の代理を行うデータ入出力代理オブジェクトの仕様を記述するデータ入出力代理オブジェクト記述部1063から構成されている。特にマルチメディア機器コントロールパネルオブジェクト記述部はマルチメディア機器2の操作をGUIで行うためのコントロールパネルを記述するGUI記述言語の機能を実現している。
【0040】
図8はLAN4にマルチメディア機器2が接続されたときの状態を説明する図である。図8において1068はマルチメディアコントローラ1内に生成されるオブジェクトでありマルチメディアコントローラ1内においてマルチメディア機器2の代理として機能するマルチメディア機器代理オブジェクト1068である。マルチメディア機器代理オブジェクト1068はマルチメディア機器2のコントロールパネルとして機能するマルチメディア機器コントロールパネルオブジェクト1069、データ入力の際にマルチメディア機器データ入力オブジェクト1066の代理として機能するマルチメディア機器データ入力代理オブジェクト1070、同様にマルチメディア機器データ出力オブジェクト1067の代理として機能するマルチメディア機器データ出力代理オブジェクト1071から構成される。
【0041】
図9は一般的なクラスライブラリーの構成を示す図である。図9において1079は同様な性質を持ったオブジェクトに共通な性質や機能を定義しオブジェクト生成のためのテンプレートとして機能するクラスの1つである第1クラスである。第1クラス1079から第pクラス1085までのp個のクラスをライブラリーとしてまとめたものをクラスライブラリー1086と称し、すべてのオブジェクトは特定のクラスに所属する。1080はクラスに属するオブジェクトが持つ内部変数のデータ型と名称、データ処理手段をあらわす内部関数(一般的にクラスメソッドと称する)のデータ型と名称を定義するクラス定義部、1081はクラスメソッドのアクセスを可能にするためにクラスメソッドの各コードへのポインターをテーブル化したクラスメソッドテーブル、1082は第1関数コード1083から第k関数コード1084までのk個のクラスメソッドの関数コードを格納するコード部である。
【0042】
図10は一般的なオブジェクトの構造を示した図である。図10において234はオブジェクトであり、クラスメソッドテーブルへのポインター格納部244、メッセージ通信手段245、処理検索手段246、メソッド部239、内部データ部235によって構成される。メソッド部239は第1データ処理手段240、第2データ処理手段241をはじめとする第mデータ処理手段242までのm個のデータ処理手段で構成されている。235は内部データ部であり、第1内部データ236、第2内部データ237をはじめとする第n内部データ238までのn個の内部データで構成されている。
【0043】
内部データ部235を構成する個々の内部データは個々のオブジェクトに固有であるためオブジェクト内部に持っているがメソッド部が持つデータ処理手段はクラスが同じであればオブジェクト間で共有できるため第1データ処理手段240から第mデータ処理手段242までのデータ処理手段はクラスメソッドテーブル243によってクラス毎に管理され、同じクラスに属する複数のオブジェクトから共有される。クラスメソッドテーブル243はクラスメソッドテーブルへのポインター格納部244に格納されるポインターによって各オブジェクトから参照される。
【0044】
メッセージ通信手段245は他のオブジェクトからのメッセージを受け取り処理検索手段246に送る。処理検索手段246は該メッセージを解析し該メッセージに対応するデータ処理手段をメソッド部239(実際にはクラスメソッドテーブル243から)検索し実行させる。データ処理手段はメッセージに添付されたデータ、内部データ部235に存在する内部データ、外部データに対し所定の処理を実行する。処理によっては他のオブジェクトに対しメッセージを送出するものもあるが、その場合該メッセージはメッセージ通信手段245を介して他のオブジェクトに送出される。
【0045】
図11はシステムディレクターオブジェクト205の構造を示す図である。同図において1072はクラスメソッドテーブルへのポインター格納部であり、システムディレクタークラスクラスメソッドテーブル1073を指し示す。1047はマルチメディア機器代理オブジェクト記述ファイル1061の記述に基づき、マルチメディア機器代理オブジェクト1068を生成するマルチメディア機器代理オブジェクト生成手段である。343はオブジェクト間のデータ入出力を管理するデータ入出力管理手段、380は種々の目的のアプリケーションオブジェクトを生成するアプリケーションオブジェクト生成手段である。1074はメッセージ通信手段、342は処理検索手段、1075はメソッド部である。1076は内部データ部であり、オブジェクトID、344は複数のマルチメディア機器を用いてある動作を行わせる際の機器間リンク情報管理データ、1078は接続されたマルチメディア機器、生成したオブジェクトに関するオブジェクト登録情報である。
【0046】
システムディレクターオブジェクト205はマルチメディア機器代理オブジェクト生成手段1047を用いてマルチメディア機器2がLAN4に接続されるとマルチメディア機器代理オブジェクト記述ファイル1061を読み込み、マルチメディア機器代理オブジェクト記述ファイル1061に記述された情報から生成すべきオブジェクトの属するクラスを選択し、クラスライブラリー1081中、該当するクラスのクラス定義部1080に基づきマルチメディア機器代理オブジェクト1068を生成する。
【0047】
図12は代理オブジェクト記述ファイルのコントロールパネル記述部の構成を示した図である。図12において247はコントロールパネルオブジェクト記述部であり、第1オブジェクト記述情報248から第iオブジェクト記述部249までのi個のオブジェクト記述情報より構成されている。1つのオブジェクト記述情報はオブジェクト認識情報250、オブジェクト描画情報254、オブジェクトリンク情報260から構成される。
【0048】
オブジェクト認識情報250はオブジェクトが所属するクラスを示すクラス名251、第iオブジェクト固有のIDであるオブジェクトID252、第iオブジェクトが直属するオブジェクトのIDを示す所属オブジェクトID253から構成される。
【0049】
オブジェクト描画情報254は、コントロールパネル表示画面231を構成するボタン等のオブジェクトの描画を行うための情報であり、第1オブジェクト描画情報255から第jオブジェクト描画情報259までのj個のオブジェクト描画情報から構成される。1つのオブジェクト描画情報は描画位置・大きさ情報256、形状・色情報257、オブジェクト画像258から構成される。
【0050】
オブジェクトリンク情報261はコントローラオブジェクト207等コントロールパネルオブジェクトを構成するオブジェクトが対応するオブジェクトとのリンク情報を提供する記述であり、第1オブジェクトリンク情報261から、第kオブジェクトリンク情報264までのk個のオブジェクトリンク情報から構成される。1つのオブジェクトリンク情報は対応オブジェクトID262と対応オブジェクトへの送出メッセージ263から構成される。
【0051】
図13は代理オブジェクト記述ファイルのデータ入出力代理オブジェクト記述部の構成を示している。図13において、650はデータ入出力代理オブジェクト記述部、651は第1入力代理オブジェクト情報であり655は第m入力代理オブジェクト情報である。各入力代理オブジェクト情報は自己のオブジェクトID652、リンク先のデータ入力オブジェクトのIDを示すリンク先対応データ入力オブジェクトID653、入力することができるファイルタイプのリストである整合ファイルタイプリスト654から構成されている。659は第1出力代理オブジェクト情報、663は第n出力代理オブジェクト情報である。各出力代理オブジェクトは自己のオブジェクトID660、対応するデータ出力オブジェクトのIDを示す対応データ出力オブジェクトID、出力することができるファイルタイプのリストである整合ファイルタイプリスト662で構成されている。
【0052】
次に上述のシステム制御方式に基づいた具体的なマルチメディア機器2の制御系の例としてデジタルVTRを例にとって本発明の実施例の動作を説明する。
【0053】
図14はオブジェクト化されたデジタルVTRをマルチメディアコントローラに接続する前の状態を示す図である。図14において、203はデジタルVTR、206はデジタルVTR203に常駐しLAN上の他の機器から見てオブジェクト化されたデジタルVTRとして機能するデジタルVTRオブジェクトである。デジタルVTRオブジェクト206はさらに3つのオブジェクトから構成されている。207はデジタルVTR203のハードウェアの制御を行うデジタルVTRコントローラオブジェクトである。
【0054】
208は他の機器からのデジタルデータのLAN4を介した入力を受け持つデジタルVTRデータ入力オブジェクトである。209は他の機器へのデジタルデータのLAN4を介した出力を受け持つデジタルVTRデータ出力オブジェクトである。210はデジタルVTR203をマルチメディアコントローラ1にLAN4を介して接続した際にマルチメディアコントローラ1内に生成されるデジタルVTR代理オブジェクトの仕様を記述するデジタルVTR代理オブジェクト記述ファイルである。
【0055】
デジタルVTR代理オブジェクト記述ファイル210はデジタルVTR203の操作パネルの仕様を記述するデジタルVTRコントロールパネルオブジェクト記述部211とデジタルVTR203へのデータ入出力の代理を行うデジタルVTRデータ入出力代理オブジェクトの仕様を記述するデジタルVTRデータ入出力代理オブジェクト記述部212から構成されている。
【0056】
図15はVTRコントローラオブジェクト207の構造を示す図である。同図において1009はクラスメソッドテーブルへのポインター格納部でありクラスメソッドテーブル1018へのポインターを格納する。クラスメソッドテーブル1018はデジタルVTR203のハードウェアを制御し再生動作を実行する再生実行手段1019、録画動作を実行する録画実行手段1020等多数のデータ処理手段から構成されている。1010はメッセージ通信手段であり、1011は処理検索手段である。1012はメソッド部であるが実際のデータ処理手段はクラスメソッドテーブル1018によって示される。1015は内部データ部であり、テープの走行状態1016、テープ現在位置1017などデジタルVTR203の制御に必要な多数の変数及びステータス情報により構成されている。
【0057】
まず、デジタルVTR203がLAN4に接続されたときの動作について説明する。図16はデジタルVTR203をLAN4に接続した際の動作のフローを示した図である。図17はマルチメディアコントローラ1の画面を示した図である。図17において228はマルチメディアコントローラ1のディスプレー、229はデジタルVTR203が接続されたことを示すアイコン表示であり、230はマウスなどのポインティングデバイスが指示する位置を示すカーソルである。ポインティングデバイスは図示しないが、ポインティングデバイスはボタンを備えており、該ボタンを利用者が押して放す動作を一般的にクリックすると称し、所定間隔で2回クリックする動作をダブルクリックすると称する。尚、他の接続機器としては、カメラ(静止画入力)、チユーナ、テレビジヨン、各種データベース、CD等、種々の機器との接続が可能であり、それらの機器の選択、制御も画面228上のアイコン表示にて行うことができる。
【0058】
図18はLAN4にマルチメディア機器の例であるオブジェクト化されたデジタルVTR203が接続されたときの状態を説明する図である。図18において220はマルチメディアコントローラ1内に生成されるオブジェクトでありマルチメディアコントローラ1内においてデジタルVTR203の代理として機能するデジタルVTR代理オブジェクト220である。デジタルVTR代理オブジェクト220はデジタルVTR203のコントロールパネルとして機能するデジタルVTRコントロールパネルオブジェクト221、データ入力の際にデータ入力オブジェクト208の代理として機能するデジタルVTRデータ入力代理オブジェクト222、同様にデータ出力オブジェクト209の代理として機能するデジタルVTRデータ出力代理オブジェクト223から構成される。
【0059】
図16、図17、図18に従ってLAN4にマルチメディア機器の例であるオブジェクト化されたデジタルVTR203が接続されたときの動作を説明する。デジタルVTR203をLANに接続すると(636)システムディレクターオブジェクト205がデジタルVTR203の接続を認識する(637)。次にシステムディレクターオブジェクト205はデジタルVTR203にデバイスIDを発送する(638)。
【0060】
次にシステムディレクターオブジェクト205はマルチメディア機器代理オブジェクト生成手段1047を用いてデジタルVTR203よりデジタルVTR代理オブジェクト記述ファイル210をロードする(639)。次にシステムディレクターオブジェクト205はマルチメディア機器代理オブジェクト生成手段1047を用いてデジタルVTR代理オブジェクト記述ファイル210に基づきデジタルVTR代理オブジェクト220をマルチメディアコントローラ1中に生成する(640)。その結果図18で示した接続状態になる。次にデジタルVTR代理オブジェクト220はマルチメディアコントローラ1のディスプレー228にデジタルVTR203のアイコン表示229を表示する(641)。その後利用者の指示を待つ(642)。
【0061】
以後、操作者は、マルチメデイアコントローラのデジタルVTRコントロールパネルオブジエクト221に基づいて表示された操作画面に基づいてデジタルVTRを操作することにより、マルチメデイアコントローラ1内のデジタルVTR代理オブジエクト220を介してデジタルVTRを制御することができる。
【0062】
次にデジタルVTR代理オブジェクト記述ファイル210の記述と生成されるオブジェクトの関連についてさらに詳細に説明する。
【0063】
図19はデジタルVTR203のアイコン、図20はコントロールパネル表示画面の例を示した図である。図19はデジタルVTR203がLAN4に接続する際に表示されるアイコン229を示している。図20はデジタルVTRコントロールパネルオブジェクト221が描画するデフォルトの表示画面であり、同図において232はデイスプレー上に表示されるコントロールパネルの表示選択メニュー、265はテープの経過時間を表示するタイムカウンター表示、266はデジタルVTR203の制御モードを選択するコントロールモード選択部267はデフォルトの制御モードに設定するための第1のスイッチボタン表示、268はより詳細な制御モードを選択するための第2のスイッチボタン表示、269は巻き戻しボタン表示、270は逆転再生ボタン表示、271は一時停止ボタン表示、272は再生ボタン表示、273は早送りボタン表示、274は停止ボタン表示、275は録画ボタン表示である。
【0064】
図21はオブジェクトの所属するクラスとデジタルVTRコントロールパネルオブジェクト221の構成要素の対応を説明する図である。各基本的な構成要素が所属するクラスはあらかじめクラスライブラリー1081に定義されており、マルチメディアコントローラ1中に保持されている。図21が示すとおりデジタルVTRコントロールパネルオブジェクト221の各構成要素個々がデジタルVTRコントロールパネルオブジェクト221を構成するオブジェクトとして機能する。
【0065】
図21においてコントロールパネル表示画面231のフレームはパネルクラスのVTRコントロールパネルオブジェクト284(ID=1)に対応している。コントロールパネルの表示選択メニュー232はメニュークラスのパネルビュー設定メニューオブジェクト285(ID=2)に対応している。タイムカウンター表示265はフォームクラスのタイムカウンターオブジェクト286(ID=3)に対応している。巻き戻しボタン表示269はボタンクラスの巻き戻しボタンオブジェクト287(ID=4)に対応している。逆転再生ボタン表示270はボタンクラスの逆転再生ボタンオブジェクト288(ID=5)に対応している。一時停止ボタン表示271はボタンクラスの一時停止ボタンオブジェクト289(ID=6)に対応している。再生ボタン表示272はボタンクラスの再生ボタンオブジェクト290(ID=7)に対応している。早送りボタン表示273はボタンクラスの早送りボタンオブジェクト291(ID=8)に対応している。停止ボタン表示274はボタンクラスの停止ボタンオブジェクト292(ID=9)、録画ボタン表示275はボタンクラスの録画ボタンオブジェクト293(ID=10)に対応している。
【0066】
コントロールモード選択部266はボタングループクラスのコントロールモード切り替えオブジェクト294(ID=11)に対応している。第1のスイッチボタン267はラジオボタンクラスのデフォルトボタンオブジェクト295(ID=12)に対応している。第2のスイッチボタン268はラジオボタンクラスの上級ボタンオブジェクト296(ID=13)に対応している。
【0067】
次に図21に示したデジタルVTRコントロールパネルオブジェクト221を構成するオブジェクトのうち、例として再生ボタンオブジェクト再生ボタンオブジェクト290の生成に関して説明する。
【0068】
図22は再生ボタンオブジェクト290の生成に関する説明図である。図22において297、298、299、300、601、602、603、604、605、606、607、608、609、610、611はデジタルVTR代理オブジェクト記述ファイル210のオブジェクトコントロールパネルオブジェクト記述部247に記述された要素を示している。
【0069】
297はオブジェクト認識情報であり、クラス名298、オブジェクトID299、所属オブジェクトID300から構成される。601は第1オブジェクト描画情報であり、描画位置・大きさ情報602、形状・色情報603、オブジェクト画像604から構成される。605は第2オブジェクト描画情報であり、描画位置・大きさ情報606、形状・色情報607、オブジェクト画像608から構成される。609はオブジェクトリンク情報であり、リンク先オブジェクトID610と送出メッセージ611から構成される。
【0070】
290はクラスとデジタルVTR代理オブジェクト記述ファイル210のオブジェクトコントロールパネルオブジェクト記述部247の情報から生成されるボタンオブジェクト再生ボタンオブジェクトである。613はクラスメソッドテーブルへのポインター格納部であり、ボタンクラスクラスメソッドテーブル625をポイントするポインターを格納している。ボタンクラスクラスメソッドテーブルはボタンクラスのオブジェクトが生成される際にボタンオブジェクトの内部変数を初期化するボタン初期化手段626とボタンオブジェクトの表示を描画するボタン描画手段627、利用者がボタンオブジェクトの描画位置をマウス等のポインティングデバイスのカーソル230で指示してクリック動作を行ったときにその動作に反応してボタンオブジェクトがクリックされたことをボタンの表示を一時的に変えるなどで示すとともに他のオブジェクトにメッセージを送出するクリック反応手段から構成されている。
【0071】
これらのボタンクラスメソッドテーブルが保持する各データ処理手段の定義はクラスに記載されており、再生ボタンオブジェクト290だけでなく他のボタンクラスに属するすべてのオブジェクトから共通に参照されもちいられる。614はメッセージ通信手段、615は処理検索手段である。616はメソッド部であり、620は内部データ部である。内部データ部620はオブジェクトID621、ボタン状態データ622、描画パラメータ623、リンクデータ624から構成されている。再生ボタンオブジェクト290だけでなくボタンクラスに属するすべてのボタンオブジェクトが持つべき内部データの型はクラスに記載されている。
【0072】
システムディレクターオブジェクト205はデジタルVTR代理オブジェクト記述ファイル210を読み込んで各オブジェクトを生成するが、図22の例ではオブジェクト認識情報297のクラス名298の記述によってボタンクラスのオブジェクトを生成する。再生ボタンオブジェクト290をシステムディレクターオブジェクト205が生成する際、ボタン初期化手段626によって内部データ部620の初期化が行われる。図22の例によれば、オブジェクトIDはオブジェクトID299の記述によってID=7に設定される。所属オブジェクトID300の記述によってシステムディレクターオブジェクト205は再生ボタンオブジェクト290がデジタルVTRコントロールパネルオブジェクト221に属することがわかる。このような各オブジェクトの所属オブジェクト情報をもとにシステムディレクターオブジェクト205はオブジェクト間の包含関係を知り、複数のオブジェクトから構成されるオブジェクトを複合オブジェクトとして生成する。
【0073】
ボタン描画手段627は描画パラメータ623とボタン状態データ622にもとづいて再生ボタンオブジェクト290を描画する。ボタン描画手段627はボタンオブジェクト生成時と所属オブジェクトの移動時に自動的に実行される。
【0074】
第1オブジェクト描画情報601は押されていない時のボタンの描画情報625を記述している。描画位置・大きさ情報602は再生ボタンオブジェクト290を描画する際のデジタルVTRコントロールパネルオブジェクト221における描画位置と大きさを示す矩形枠情報が記述されている。該矩形枠情報は押されていない時のボタンの描画情報625の(X1、Y1)、(X2、Y2)のようにデジタルVTRコントロールパネルオブジェクト221の座標系において該矩形情報を規定する座標情報、例として左上と右下の座標によって表現される。押されていないときの再生ボタンオブジェクトの描画は形状・色情報603もしくはオブジェクト画像604にもとづいて行われる。形状・色情報603は線の書き方色の塗り方などオブジェクトを描画するための言語で記述されている。オブジェクト画像604はビットマップデータで表現されている。一般に前者で表現したほうがデータ量は少なくてすむが後者の方が自由度が高い。
【0075】
第2オブジェクト描画情報605は第1オブジェクト描画情報601と同様の方法で押されたときのボタンの描画情報626を記述している。第1オブジェクト描画情報601と第2オブジェクト描画情報605をもとにして描画パラメータ623が決定される。リンクデータ624はオブジェクトリンク情報609にもとづいて設定され、送出メッセージとして’play’が、リンク先オブジェクトIDとしてリンク先オブジェクトIDが設定されるが、メッセージを送出する際に受取先のオブジェクトがシステム全体で一意に決定される目的で、デジタルVTR203をLAN4に接続した際にシステムディレクターオブジェクト205がデジタルVTRに割り当てたデバイスIDをリンク先オブジェクトIDに付加した形で設定される。
【0076】
そのため機器間でオブジェクトが重複したIDを用いてもメッセージを正しく伝えることが可能になる。ボタン状態データはボタンが押されているか否かの状態を保持する。
【0077】
図23は利用者がデジタルVTR203のアイコン表示229にカーソル230を合わせてダブルクリックした際の動作を示すのフローチヤートおよびコントロールパネルを操作した際の動作のフローチヤートを示した図である。
【0078】
図24は利用者がデジタルVTR203のアイコン表示229をダブルクリックした際のマルチメディアコントローラ1の表示画面を示す図である。図24において231はデジタルVTR203のデフォルトのコントロールパネル表示画面、272は再生ボタンである。
【0079】
図29はパネルクラスのデジタルVTRコントロールパネルオブジェクトの構造とオブジェクト記述情報の関係を示した図である。
【0080】
図29において1401はクラスメソッドテーブルへのポインター格納部でありパネルクラスクラスメソッドテーブル1402を示す。パネルクラスクラスメソッドテーブルはパネルオブジェクトを初期化するパネル初期化手段1403、パネルを描画するパネル描画手段1404、パネルをダブルクリックされたときの動作を示すクリック反応手段1405から構成される。1406はメッセージ通信手段、1407は処理検索手段、1410は内部データ部であり、1411はオブジェクトID、1412はパネル状態データ、1413は描画パラメータである。内部データ部1410はデジタルVTR代理オブジェクト記述ファイル210の記述に従い、初期化されるが、デジタルVTR代理オブジェクト記述ファイル210のデジタルVTRコントロールパネルオブジェクト記述部211はオブジェクト認識情報1414、デジタルVTR203のアイコン画像1426を示す第1オブジェクト描画情報、デジタルVTRのコントロールパネルのフレーム1427を示す第2オブジェクト描画情報1422から成り立つ。オブジェクト認識情報1414はクラス名1415(パネルクラス)、オブジェクトID1416(ID=1)、所属オブジェクトIDから構成される。第1オブジェクト描画情報1418は描画位置・大きさ情報1419、形状・色情報1420、オブジェクト画像1421から構成される。第2オブジェクト画像1422は描画位置・大きさ情報1423、形状・色情報1424、オブジェクト画像1425から構成される。
【0081】
図23と図29にしたがってデジタルVTR203のコントロールパネル表示動作と再生動作の指示方法を説明する。図16で説明した動作においてシステムディレクターオブジェクト205がデジタルVTR代理オブジェクト220を生成した時点でデジタルVTR代理オブジェクト220はアイコン表示229をアイコン画像1426に基づいて表示するが、利用者がデジタルVTRのアイコン229をカーソル230で指示してダブルクリックすると(643)、デジタルVTR代理オブジェクト220のコントロールパネルオブジェクト221はコントロールパネルオブジェクト221を構成するすべてのオブジェクトにたいして描画を指示するメッセージを送出する。該メッセージにしたがって図21に示したすべてのオブジェクトが描画手段を実行し、コントロールパネルオブジェクトはその際、第2オブジェクト描画情報に基づいてデジタルVTRのコントロールパネルのフレームを描画する。その結果、デジタルVTR203を操作するためのデジタルVTRコントロールパネル表示231が図24のように表示され(644)、利用者の指示を待つ(645)。この状態で利用者が該コントロールパネル231の再生ボタン272をカーソル230で指示してクリックすると(646)、コントロールパネルオブジェクト221はデジタルVTR203のコントローラオブジェクト214にメッセージ’PLAY’を送出する(647)。これによつてデジタルVTR203のコントローラオブジェクト214は該メッセージに反応して再生実行手段を起動する(648)。再生実行手段の起動によってデジタルVTR203の再生動作が開始される。
【0082】
以上説明したように本発明の実施例によれば、マルチメディア機器をマルチメディアコントローラにLANを介して接続するだけでマルチメディア機器の操作に必要なマルチメディア機器代理オブジェクトがマルチメディアコントローラに自動的に生成され、さらにマルチメディア機器の操作に必要なコントロールパネルがマルチメディアコントローラのディスプレーに自動的に表示され、該コントロールパネルに対して利用者が操作を行うとマルチメディア機器のコントローラオブジェクトに適切なメッセージが送出され所望の操作を行うことができる。マルチメディア機器の操作に必要なマルチメディア機器代理オブジェクトを生成するために必要な情報はマルチメディア機器から読み込んだマルチメディア機器代理オブジェクト記述ファイルから取得するため、マルチメディアコントローラには基本的なクラスライブラリーがあるだけでよく、特定のマルチメディア機器に関する情報をあらかじめ持っている必要はない。
【0083】
図25はデジタルVTRデータ入力代理オブジェクトの構造とオブジェクト記述情報の関係を示した図である。図25において、222はデジタルVTRデータ入力代理オブジェクト、668はクラスメソッドテーブルへのポインター格納部であり、データ入力代理クラスクラスメソッドテーブル679を示す。データ入力代理クラスクラスメソッドテーブル679はデータ入力代理オブジェクト初期化手段680、リンク情報更新手段681、整合ファイルタイプ返答手段678より構成される。
【0084】
669はメッセージ通信手段、670は処理検索手段、671はメソッド部である。674は内部データ部であり、675はオブジェクトID、676は対応するデータ入力オブジェクトのIDである対応データ入力オブジェクトIDである。677は入力することができるデータのファイルタイプを示す整合ファイルタイプ、1006はデータ出力オブジェクトとのリンク情報である。
【0085】
デジタルVTR代理オブジェクト記述ファイル210のデジタルVTRデータ入出力代理オブジェクト記述部212に基づきデジタルVTRデータ入力代理オブジェクトは生成されるが、682はデジタルVTRデータ入出力代理オブジェクト記述部212に記述された入力代理オブジェクト情報であり、オブジェクトID(本例ではID=1)683、対応データ入力オブジェクトID(本例ではID=1)684、整合ファイルタイプリスト685(本例ではAV1、AV2と称するフォーマットとする)から構成される。これらの記述によって入力代理オブジェクト初期化手段680は内部データ部674のデータを初期化する。
【0086】
図26はデジタルVTRデータ出力代理オブジェクトの構造とオブジェクト記述情報の関係を示した図である。図26において、223はデジタルVTRデータ出力代理オブジェクト、690はクラスメソッドテーブルへのポインター格納部であり、データ出力代理クラスクラスメソッドテーブル1048を示す。データ出力代理クラスクラスメソッドテーブル1048はデータ出力代理オブジェクト初期化手段694、リンク情報更新手段695、整合ファイルタイプ返答手段700より構成される。
【0087】
691はメッセージ通信手段、692は処理検索手段、693はメソッド部である。696は内部データ部であり、697はオブジェクトID、698は対応するデータ出力オブジェクトのIDである対応データ出力オブジェクトIDである。699は出力することができるデータのファイルタイプを示す整合ファイルタイプ、688はデータ出力オブジェクトとのリンク情報である。
【0088】
デジタルVTR代理オブジェクト記述ファイル210のデジタルVTRデータ入出力代理オブジェクト記述部212に基づきデジタルVTRデータ出力代理オブジェクトは生成されるが、1001はデジタルVTRデータ入出力代理オブジェクト記述部212に記述されたデータ出力代理オブジェクト情報であり、オブジェクトID(本例ではID=1)1002、対応データ出力オブジェクトID(本例ではID=1)1003、整合ファイルタイプリスト1004(本例ではAV1、AV2と称するフォーマットとする)から構成される。これらの記述によってデータ出力代理オブジェクト初期化手段694は内部データ部696のデータを初期化する。
【0089】
図27はデジタルVTRデータ入力オブジェクトの構造を示した図である。図22において、208はデジタルVTRデータ入力オブジェクト、1022はクラスメソッドテーブルへのポインター格納部であり、データ入力クラスクラスメソッドテーブル1031を示す。データ入力クラスクラスメソッドテーブル1031はファイル書き込み手段1032、データ受信手段1033、リンク情報更新手段686より構成される。1023はメッセージ通信手段、1024は処理検索手段、1025はメソッド部である。1028は内部データ部であり、1029はオブジェクトID、1030はリンク情報である。
【0090】
図28はデジタルVTRデータ出力オブジェクトの構造を示した図である。図28において、209はデジタルVTRデータ出力オブジェクト、1035はクラスメソッドテーブルへのポインター格納部であり、データ出力クラスクラスメソッドテーブル1044を示す。データ出力クラスクラスメソッドテーブル1044はファイル読みだし手段1045、データ送信手段1046、リンク情報更新手段687より構成される。また1036はメッセージ通信手段、1037は処理検索手段、1038はメソッド部である。1041は内部データ部であり、1042はオブジェクトID、1043はリンク情報である。
【0091】
デジタルVTR203のデータ入力代理オブジェクト222とデータ出力代理オブジェクト223がマルチメディアコントローラ中に生成されるとあたかもデジタルVTRデータ入力オブジェクト208やデジタルVTRデータ出力オブジェクト209であるかのように機能する。例えば他のマルチメディア機器のファイルをデジタルVTRにコピーする場合システムディレクターオブジェクト205はデジタルVTRデータ入力代理オブジェクト222に入力することができるファイルのタイプを問い合わせる。システムディレクターオブジェクト205の問い合わせにたいしデジタルVTRデータ入力代理オブジェクト222の整合ファイルタイプ返答手段は、デジタルVTR203が受け付けることのできるファイルタイプを返答する。
【0092】
コピーしようとするファイルのファイルタイプがその中に存在すればコピーしようとしているファイルを有するマルチメディア機器の出力代理オブジェクトからデジタルVTRデータ入力代理オブジェクト222へのリンクが設定される。デジタルVTRデータ入力代理オブジェクト222のリンク情報更新手段681はデジタルVTRデータ入力オブジェクト208にメッセージを送ってデジタルVTRデータ入力オブジェクト208のリンク更新手段を起動しデジタルVTRデータ入力オブジェクト208のリンク情報688を更新する。
【0093】
同時にコピーしようとしているファイルを有するマルチメディア機器のデータ出力代理オブジェクトがデータ出力オブジェクトのリンク情報を更新するメッセージを送出しリンク情報が更新されることでコピーしようとしているファイルを有するマルチメディア機器のデータ出力オブジェクトとデジタルVTRデータ入力オブジェクト208のリンクが設定される。
【0094】
その後、コピーしようとしているファイルを有するマルチメディア機器のデータ出力オブジェクトのデータ送信手段が起動され、コピーしようとしているファイルを有するマルチメディア機器のデータ出力オブジェクトはデジタVTRデータ入力オブジェクトにメッセージを送り、データ受信手段1033とファイル書き込み手段1032を起動することでファイルのコピーが行われる。すなわちコピーの指示等をマルチメディアコントローラ内のデータ入力代理オブジェクトとデータ出力代理オブジェクトに指示すると、データ入力代理オブジェクトとデータ出力代理オブジェクトはそれぞれマルチメディア機器本体のデータ入力オブジェクトとデータ出力オブジェクトにメッセージを送出し、マルチメディア機器間のデータのリンクを設定するため実際のデータのコピーなどに関してマルチメディアコントローラが直接関与する必要はない。
【0095】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ネットワークに接続された被制御装置を制御するためのデバイスドライバなどを制御装置にユーザ自身がインストールしなくてもよくなり、操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】マルチメデイアコントローラとマルチメデイア機器の論理的接続形態を示す図である。
【図2】マルチメデイアコントローラとマルチメデイア機器の物理的接続形態を示す図である。
【図3】オブジエクト化されたマルチメデイア機器の内部構造を示す図である。
【図4】オブジエクト化されたマルチメデイアコントローラの内部構造を示す図である。
【図5】マルチメデイアコントローラのシステム階層図である。
【図6】マルチメデイア機器のシステム階層図である。
【図7】マルチメデイア機器をマルチメデイアコントローラに接続する前の状態を示す図である。
【図8】LANにマルチメデイア機器が接続されたときの状態を示す図である。
【図9】一般的なクラスライブラリーの構成を示す図である。
【図10】オブジエクトの構造を示す図である。
【図11】システムデイレクターオブジエクトの構造を示す図である。
【図12】代理オブジエクト記述フアイルのコントロールパネル記述部の構成を示す図である。
【図13】代理オブジエクト記述フアイルのデータ入出力オブジエクト記述部の構成を示す図である。
【図14】オブジエクト化されたデジタルVTRをマルチメデイアコントローラに接続する前の状態を示す図である。
【図15】VTRコントローラオブジエクトの構造を示す図である。
【図16】デジタルVTRをLANに接続した際の動作のフローチヤートである。
【図17】マルチメデイアコントローラの画面を示す図である。
【図18】LANにマルチメデイア機器としてオブジエクト化されたデジタルVTRが接続されたときの状態を示す図である。
【図19】デジタルVTRのアイコンを示す図である。
【図20】コントロールパネル表示画面を示す図である。
【図21】オブジエクトの所属するクラスとデジタルVTRコントロールパネルオブジエクトの構成要素の対応を説明する図である。
【図22】再生ボタンオブジエクトの生成に関する説明図である。
【図23】デジタルVTRのアイコン表示にカーソルを合わせて制御を選択した際の動作のフローチヤートである。
【図24】操作者がデジタルVTRのアイコン表示から制御を選択した際のマルチメデイアコントローラの表示画面を示す図である。
【図25】デジタルVTRデータ入力代理オブジエクトの構造とオブジエクト記述情報の関係を示した図である。
【図26】デジタルVTRデータ出力代理オブジエクトの構造とオブジエクト記述情報の関係を示した図である。
【図27】デジタルVTRデータ入力オブジエクトの構造を示す図である。
【図28】デジタルVTRデータ出力オブジエクトの構造を示す図である。
【図29】パネルクラスのデジタルVTRコントロールパネルオブジエクトの構造とオブジエクト記述情報の関係を示した図である。
Claims (3)
- ネットワークに接続された被制御装置を制御する制御装置であって、
前記被制御装置を制御するのに必要な第1のオブジェクトを生成するための情報を含むオブジェクト記述ファイルを、前記被制御装置から取得する取得手段と、
前記オブジェクト記述ファイルを用いて、前記第1のオブジェクトを生成するオブジェクト生成手段とを有し、
前記第1のオブジェクトは、前記被制御装置を制御するのに必要なコントロールパネルを表示手段に表示させる第1の機能と、前記表示手段に表示されている前記コントロールパネルの構成要素が操作された場合において、前記操作に対応する動作を前記被制御装置に行わせるためのメッセージを、前記被制御装置内の前記被制御装置を制御するための第2のオブジェクトに送信する第2の機能とを有するものであることを特徴とする制御装置。 - 前記コントロールパネルは、前記被制御装置で実行可能な機能に対応する操作ボタンを複数個有することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
- 前記第1のオブジェクトは、前記被制御装置を示すアイコンを前記表示手段に表示させる第3の機能をさらに有し、
前記第1のオブジェクトは、前記アイコンに対して所定の操作が行われた場合に、前記コントロールパネルを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載の制御装置。
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