JPH0744071Y2 - 放熱板への基板取付構造 - Google Patents

放熱板への基板取付構造

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JPH0744071Y2
JPH0744071Y2 JP10664891U JP10664891U JPH0744071Y2 JP H0744071 Y2 JPH0744071 Y2 JP H0744071Y2 JP 10664891 U JP10664891 U JP 10664891U JP 10664891 U JP10664891 U JP 10664891U JP H0744071 Y2 JPH0744071 Y2 JP H0744071Y2
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JP
Japan
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board
heat sink
substrate
fixture
mounting structure
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JP10664891U
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English (en)
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JPH0548395U (ja
Inventor
幸俊 森本
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Toa Corp
Original Assignee
Toa Corp
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Publication date
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  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電気・電子機器の増幅
器において、増幅ユニット部の基板を放熱板に取り付け
る際の取付構造、とくにスペースを有効に使用でき、か
つ、強固に取り付けることができる構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の放熱板への基板取付構造は、図4
に示すように、放熱板10の左右両端に鍔部12を設
け、これらの鍔部12に略L字状の基板取付具14をネ
ジ16により固定するとともに、これらの基板取付具1
4の中央部のスリット18に、基板20の左右両端に設
けられた凸部22を挿入して取り付けていた。24は放
熱フィン、26はパワートランジスタ、28はアースラ
グである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記の従来の取付構造
においては、つぎのような問題点がある。 (1) 基板取付具14を取り付けるスペースが必要な
ため、その部分に、放熱フィンを設けることができな
い。図4において破線で示すように放熱フィンを設ける
のが望ましいが、ネジ16の先端が当接するので、実際
は設けることができない。 (2) 基板取付具14を外側から放熱板10に取り付
けなければならないので、放熱板に対する基板面積が、
その分だけ小さくなり、基板の有効面積が少なくなる。 (3) 略L字状の基板取付具14の加工精度のばらつ
きにより、基板取付具が傾斜したり、曲がったりして取
り付けられることがあり、基板が外れるおそれがある。 (4) 基板が基板取付具から電気的に浮くことがあ
り、基板からアースを落とすために、基板取付具にアー
スラグを設ける必要がある。本考案は上記の諸点に鑑み
なされたもので、上記の諸問題を解決し、パワーアンプ
(増幅器)部分のスペースが少ない場合に、スペースを
有効に使用することができ、部品点数を少なくしてコス
トダウンを図ることができる放熱板への基板取付構造を
提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案の放熱板への基板取付構造は、図1〜図3
に示すように、左右両側面に溝部32を備え、基板取付
面に溝部32に近接して基板取付具固定用穴34を設け
た放熱板30と、一端に前記溝部32に係合する曲げ部
38と前記穴34に差し込まれる突起部40とを備え、
中央部に基板20の左右両端に設けられた凸部22を挿
入するためのスリット18を設けた基板取付具36とか
らなり、基板20と基板取付具36とをネジ止めするよ
うにしたことを特徴としている。
【0005】
【作用】基板20の左右両端に設けられた凸部22を、
基板取付具36のスリット18に差し込み、基板取付具
の曲げ部38を放熱板の溝部32にひっかけながら、突
起部40を放熱板30の穴34に差し込む。この状態
で、基板20と基板取付具36とをネジ42により固定
する。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の好適な実施例
を詳細に説明する。ただし、この実施例に記載されてい
る構成機器の材質、形状、その相対配置などは、とくに
特定的な記載がない限りは、本考案の範囲をそれらのみ
に限定する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎな
い。図1〜図3において、30は放熱板で、左右両側面
に溝部32を備え、基板取付面において溝部32に近接
して基板取付具固定用穴34を有している。36は基板
取付具で、一端に前記溝部32に係合する曲げ部38と
前記穴34に差し込まれる突起部40とを備え、中央部
に基板20の左右両端に設けられた凸部22を挿入する
ためのスリット18を有している。24は放熱フィン、
26はパワートランジスタである。放熱板30は、一例
としてアルミニウム押出材で形成されている。図2に示
すように、基板20の左右の凸部22を左右対称に設け
られた基板取付具36のスリット18に差し込むととも
に、基板取付具36の曲げ部38を放熱板30の溝部3
2に係合させながら、突起部40を基板取付具固定用穴
34に挿入する。この状態で、基板20と基板取付具3
6とをネジ42により固定する。44は基板の端部に設
けられたネジ用孔、46は基板取付具に設けられたネジ
孔である。ネジ孔46は基板受け部材48に設けられて
いる。このようにして、基板取付具36は放熱板30に
強固に固定され、かつ、基板20も基板取付具36に挾
まれて強固に固定される。そして、ネジ42を外さない
限り、基板20と基板取付具36は放熱板30から外れ
ることはない。
【0007】
【考案の効果】本考案は上記のように構成されているの
で、つぎのような効果を奏する。 (1) 基板取付具を固定している放熱板部分にも放熱
フィンを設けることができる。例えば、図1において、
両側の放熱フィン24a、24bを追加することができ
る。 (2) 基板取付具は放熱板の端部に固定することがで
きるので、基板取付具の部分も基板として使え、図4に
示すような従来の構造のものよりも基板面積を多くとる
ことができる。 (3) 基板取付具の加工精度のばらつきにより、基板
が外れるおそれがなくなり、組立精度が向上する。 (4) 基板取付具に基板をネジ止めするので、直接ア
ースを落とすことができ、アースラグ等の部品が不要に
なる。 (5) 図4に示すような従来の構造に比べ、同一スペ
ースで放熱板はフィンを多く設けることができ、かつ、
基板は面積を多くとれるので、設計上の余裕ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の放熱板への基板取付構造の斜視図であ
る。
【図2】図1に示す構造の分解斜視図である。ただし、
パワートランジスタの図示を省略している。
【図3】図1に示す構造の3−3線断面説明図である。
ただし、基板及びパワートランジスタの図示を省略して
いる。
【図4】従来の放熱板への基板取付構造の一例を示す斜
視図である。
【符号の説明】
18 スリット 20 基板 22 凸部 30 放熱板 32 溝部 34 基板取付具固定用穴 36 基板取付具 38 曲げ部 40 突起部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右両側面に溝部(32)を備え、基板
    取付面に溝部(32)に近接して基板取付具固定用穴
    (34)を設けた放熱板(30)と、 一端に前記溝部(32)に係合する曲げ部(38)と前
    記穴(34)に差し込まれる突起部(40)とを備え、
    中央部に基板(20)の左右両端に設けられた凸部(2
    2)を挿入するためのスリット(18)を設けた基板取
    付具(36)とからなり、 基板(20)と基板取付具(36)とをネジ止めするよ
    うにしたことを特徴とする放熱板への基板取付構造。
JP10664891U 1991-11-29 1991-11-29 放熱板への基板取付構造 Expired - Lifetime JPH0744071Y2 (ja)

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JPH0548395U JPH0548395U (ja) 1993-06-25
JPH0744071Y2 true JPH0744071Y2 (ja) 1995-10-09

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