JPH062313Y2 - 調光器用放熱器 - Google Patents

調光器用放熱器

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JPH062313Y2
JPH062313Y2 JP1988149603U JP14960388U JPH062313Y2 JP H062313 Y2 JPH062313 Y2 JP H062313Y2 JP 1988149603 U JP1988149603 U JP 1988149603U JP 14960388 U JP14960388 U JP 14960388U JP H062313 Y2 JPH062313 Y2 JP H062313Y2
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JP
Japan
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fins
resin cover
heat
radiation fin
dimmer
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JP1988149603U
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English (en)
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JPH0270498U (ja
Inventor
孝一 中馬
Original Assignee
クロイ電機株式会社
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Publication date
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  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この考案は、発熱電気部品から発生した熱を外気に放熱
する放熱装置に関し、特に複数のフィンによって構成さ
れた調光器用放熱器に関する。
(b)従来の技術 例えば、一般住宅や小規模店舗用の壁面取付型の調光装
置では、位相制御回路を構成するトライアックなどのサ
イリスタや電波雑音を吸収するチョークコイルなどの電
気部品を備えている。このようなサイリスタやチョーク
コイルは大容量の調光装置では大きな熱源となり、壁面
内において熱を発生する。この熱を調光装置の背面にお
いて放熱するために従来の調光装置では、Alなどの熱
伝導率の高い材料を素材とした平板状の取付板の背面に
電気部品を固定し、取付板の表面に化粧パネルなどを固
定していた。ところが、平板状に形成された取付板で
は、スペースの制約上大きな表面積を得られないため、
調光装置の背面側において十分な放熱効果を得ることが
できず、電気部品から発生した熱が取付板の表面に伝わ
り、化粧パネル等が過熱されて変色および変質を生じる
問題があった。そこで、本出願人は取付板の背面に、A
lなどの材料により構成した複数のフィンを固定し、こ
の固定位置において取付板の表面積を拡大して取付板背
面における放熱効果を向上し、多大な熱が取付板の表面
側に伝わらないようにし、化粧パネル等に過熱による変
色や変質を生じることのないようにした放熱装置を提案
した。このように複数のフィンを設けて表面積を拡大
し、放熱効果を向上する方法は、他の電気機器において
も行われている。
(c)考案が解決しようとする課題 しかしながら、電気機器における電気部品の取付位置付
近には接続用のリード線が位置し、このリード線がフィ
ンの角部に接触し、リード線カバーの破損を生じて内部
の導線が露出し、フィンを介して短絡を生じる問題があ
った。
この考案の目的は、樹脂製カバーにより複数のフィンを
被覆してフィンとリード線との当接を防止するととも
に、この樹脂製カバーの内壁にリブを形成し、一対のフ
ィンの間にリブを挟持させて樹脂製カバーを容易に取り
付けられるようにした調光器用放熱器を提供することに
ある。
(d)課題を解決するための手段 この考案の調光器用放熱器は、発熱電気部品から発生し
た熱を外気に放熱する複数のフィンを備えた調光器用放
熱器(放熱フィン)において、 前記複数のフィンに外嵌し、開口部を有する箱型形状を
呈し、内壁面に前記フィンの間隙の少なくとも1つに対
向するとともに前記間隙の間隔に略同一寸法のリブを形
成した樹脂製カバーを設けたことを特徴とする。
(e)作用 この考案においては、複数のフィンに箱型形状を呈する
樹脂製カバーを外嵌すると、樹脂製カバーの内壁面に形
成されたリブがフィンの間隙の少なくとも1つに対向す
る。このリブはフィンの間隙の間隔と略同一寸法にされ
ており、リブはフィンの間隙に挟持される。したがっ
て、樹脂製カバーは複数のフィンに外嵌することによっ
てその状態を固定される。
(f)実施例 第2図および第3図は、この考案の実施例である放熱器
(放熱フィン7)を備えた調光装置1のそれぞれ背面方
向の組立図および正面方向の外観図である。
調光装置1は、取付板11の表面に枠体4、化粧パネル
5およびスイッチパネル6を固定している。スイッチパ
ネル6からは調光ツマミ2およびスイッチ3が表面から
外部に露出している。取付板11は熱伝導率の高いAl
などの材料により平板状に構成されており、取付板11
の背面にはトライアック12、ボリューム13、チョー
クコイル14およびスイッチ15が基板16を介して固
定されている。このトライアック12、ボリューム13
およびチョークコイル14が位相制御回路を構成してい
る。この位相制御回路の両側部に放熱フィン7が固定さ
れている。放熱フィン7は複数のフィンを有し、その固
定位置において取付板11の表面積を拡大している。ま
た、スイッチ15を含む位相制御回路はカバー17によ
り被覆され、放熱フィン7は樹脂製カバー8により被覆
される。
以上のように構成された調光装置において、主な発熱源
であるトライアック12およびチョークコイル14から
発生した熱は取付板11に伝わり、この取付板11内を
拡散する。トライアック12およびチョークコイル14
の近傍には放熱フィン7が固定されており、取付板11
に伝わった熱は放熱フィン7に伝導する。放熱フィン7
は複数のフィンによって大きな面積で外気と接触するた
め、トライアック12およびチョークコイル14が発生
した熱の多くは放熱フィン7から外気に放熱される。し
たがって、取付板11の背面において多くの熱が放熱さ
れ、取付板11の表面には一部の熱のみが伝わる。
第1図は、上記放熱装置に設けられた樹脂製カバーの部
分切欠外観図である。
樹脂製カバー8は中空箱型形状に形成されており、放熱
フィン7に外嵌する。互いに対向する2側面には3箇所
にスリット8aが形成されている。このスリット8aの
それぞれは放熱フィン7の間隙のそれぞれに対向する。
また、このスリット8aを設けられた2側面に直交する
側面には孔部8bが形成されている。この孔部8bも放
熱フィン7の間隙に対向する。樹脂製カバー8の内壁面
にはリブ8cが2箇所に形成されている。このリブ8c
は放熱フィン7の中央部の間隙に対向する。また、リブ
8cは放熱フィン7の間隙の寸法に略一致して形成され
ている。
第4図は、放熱フィン7に対する樹脂製カバー8の取付
状態を示す側面断面図である。
放熱フィン7に樹脂製カバー8を外嵌すると、放熱フィ
ン7の間隙のそれぞれにスリット8aが対向する。この
ため、樹脂製カバー8を外嵌しても放熱フィン7の各フ
ィンの間隙にはスリット8aおよび孔部8bから空気が
流通し、放熱フィン7は常に空気と接触する。また、リ
ブ8cは放熱フィン7の中央の間隙に対向するととも
に、この間隙と略同一の寸法にされているため、樹脂製
カバー8を放熱フィン7に外嵌すると、リブ8cは中央
の間隙においてこの間隙を構成する上下のフィンに挟持
される。したがって、放熱フィン7に樹脂製カバー8を
外嵌するだけで、その状態を固定することができる。
(g)考案の効果 この考案によれば、樹脂製カバーをフィンに外嵌するこ
とによってフィンの一部の間隙に樹脂製カバーのリブが
嵌入し、リブは間隙を構成するフィンに挟持され、樹脂
製カバーの外嵌状態が維持される。したがって、樹脂製
カバーの複数のフィンに対する外嵌状態を固定するため
にネジ止めなどの作業を必要とせず、極めて簡単に取り
付けることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案の実施例である調光装置用の放熱フィ
ンに設けられた樹脂製カバーの一部切欠外観図、第2図
および第3図は同放熱フィンが備えられる調光装置のそ
れぞれ背面方向の組立図および正面方向の外観図、第4
図は同放熱フィンにおける樹脂製カバーの取付状態を示
す側面断面図である。 7−放熱フィン、8−樹脂製カバー、 8c−リブ、11−取付板、 12−トライアック(発熱電気部品)、 14−チョークコイル(発熱電気部品)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】発熱電気部品から発生した熱を外気に放熱
    する複数のフィンを備えた調光器用放熱器において、 前記複数のフィンに外嵌し、開口部を有する箱型形状を
    呈し、内壁面に前記フィンの間隙の少なくとも1つに対
    向するとともに前記間隙の間隔と略同一寸法のリブを形
    成した樹脂製カバーを設けたことを特徴とする調光器用
    放熱器。
JP1988149603U 1988-11-16 1988-11-16 調光器用放熱器 Expired - Lifetime JPH062313Y2 (ja)

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JP1988149603U JPH062313Y2 (ja) 1988-11-16 1988-11-16 調光器用放熱器

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JPH0270498U JPH0270498U (ja) 1990-05-29
JPH062313Y2 true JPH062313Y2 (ja) 1994-01-19

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ID=31421982

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2595962Y2 (ja) * 1991-08-12 1999-06-02 池田電機株式会社 放電灯用調光器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5594093U (ja) * 1978-12-25 1980-06-30
JPS6320492U (ja) * 1986-07-24 1988-02-10

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