JP3246591B2 - 放熱器取付金具 - Google Patents

放熱器取付金具

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JP3246591B2
JP3246591B2 JP24223095A JP24223095A JP3246591B2 JP 3246591 B2 JP3246591 B2 JP 3246591B2 JP 24223095 A JP24223095 A JP 24223095A JP 24223095 A JP24223095 A JP 24223095A JP 3246591 B2 JP3246591 B2 JP 3246591B2
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芳郎 谷部
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器に使用するト
ランジスタの放熱等に使用する、安定に取り付けのでき
る放熱器取付金具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の放熱器取付金具の1例を図3に示
す。放熱器32の基部32aに複数の放熱フィン(放熱
板)32c、32c、・・が立っている。フィン32c
の並びの1方の端の放熱フィンにはガイド32dが形成
してある。ガイド32dにL字形の放熱器取付金具31
の舌片部31aを挿入して舌片部31aに設けた突片3
1bが、放熱器32のガイド32dに圧着することで、
放熱器32を取付金具31に保持し、取付金具31の脚
部31cを回路基板等に穿設した穴に差し込み裏面より
同基板のランドにディップ半田等で固着する。放熱器3
2の基部32aに穿設したネジ穴32bにトランジスタ
等の放熱板をビス止めして放熱器として作動させる。し
かし、このような取付金具では、舌片部31aがある程
度以上長くないと放熱器32を安定に保持できない問題
がある。また、放熱器32にはガイド32dを形成する
必要があり、特に小型の放熱器ではコスト高となる問題
もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みなされたもので、取り付けのための特別な構造を
有しない放熱フィンを、安定に回路基板等に取り付ける
ことができる取付金具を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】放熱フィンに直角な基部
と、同基部から略直角に突設した前記放熱フィンに略平
行な面を有する第1の支持面と、第1の支持面と略平行
な第2の支持面と、前記基部に延設した少なくとも1の
脚部を設け、前記第1の支持面と前記第2の支持面との
先端を互いに僅かに近付けて間隔を狭めておき、前記第
1の支持面と第2の支持面の間に少なくとも1枚の前記
放熱フィンを介在して挟んで保持し、前記脚部を被取付
物に挿通して取り付けるようにする。
【0005】取付金具は1枚の金属片からなり、同金属
片の一部を切り裂いて残部の基部となる部分に対して略
直角に曲げて第1の支持面とし、同金属片の他の部分を
前記基部から延設し、同延設部の先端を同延設部に対し
て略直角に折り曲げて第2の支持面とする。
【0006】金属片の両側の一部を切り裂いて互いに平
行な2つの第1の支持面とし、同2つの第1の支持面の
中央を延設してその先端を同延設部に対して略直角に折
り曲げて第2の支持面とする。
【0007】第1の支持面と第2の支持面には、少なく
とも2枚の放熱フィンを介在させる。
【0008】第2の支持面は取付金具の基部から延設し
た金属片からなり、その延設部の少なくとも一方の側辺
を切欠いて構成する。
【0009】第1の支持面及び第2の支持面と略直角な
平面を有する第3の支持面を設け、放熱器の基部を保持
するようにする。
【0010】
【作用】放熱フィンに直角な基部と、同基部から略直角
に突設した前記放熱フィンに略平行な面を有する第1の
支持面と、第1の支持面と略平行な第2の支持面と、前
記基部に延設した少なくとも1の脚部を設け、前記第1
の支持面と前記第2の支持面との先端を互いに僅かに近
付けて間隔を狭めておき、前記第1の支持面と第2の支
持面の間に少なくとも1枚の前記放熱フィンを介在して
挟んで保持し、前記脚部を被取付物に挿通して取り付け
るようすることで、放熱器に取り付けのための特別な構
造を有しなくとも安定に基板等に取り付けができ、取付
金具で安定に放熱フィンを保持できる
【0011】取付金具は1枚の金属片からなり、同金属
片の一部を切り裂いて残部の基部となる部分に対して略
直角に曲げて第1の支持面とし、同金属片の他の部分を
前記基部から延設し、同延設部の先端を同延設部に対し
て略直角に折り曲げて第2の支持面とすることで、取付
金具が折曲加工だけで簡単に製作できる。
【0012】金属片の両側の一部を切り裂いて互いに平
行な2つの第1の支持面とし、同2つの第1の支持面の
中央を延設してその先端を同延設部に対して略直角に折
り曲げて第2の支持面とすることで、放熱器のフィンが
3点支持となり、保持が安定する。
【0013】第1の支持面と第2の支持面には、少なく
とも2枚の放熱フィンを介在させることで、放熱フィン
を支持する箇所間が離れるためフィンに無理な力が掛か
らない。
【0014】第2の支持面は取付金具の基部から延設し
た金属片からなり、その延設部の少なくとも一方の側辺
を切欠いて構成することで、放熱フィン間を塞ぐことが
無く放熱効果を損ねない。
【0015】第1の支持面及び第2の支持面と略直角な
平面を有する第3の支持面を設け、放熱器の基部を保持
するようにすることで、放熱器の保持が更に安定する。
【0016】
【実施例】以下、本発明による放熱器取付金具につい
て、図を用いて詳細に説明する。図1は、本発明による
放熱器取付金具の1実施例の(A)組立斜視図、(B)
取付斜視図である。また図2は同取付金具の(A)平面
図、(B)正面図、(C)側面図である。取付金具1は
一枚の金属片を折曲加工して作製する。先ず、金属片の
一部を切り裂いて基部1aと略直角に折り曲げて第1の
支持面1bとする。金属片の残りの一部を基部1aに延
設し、その延設部1cの先端を延設部1cに対して略直
角に折り曲げて、第2の支持面1dを設ける。第1の支
持面1bと第2の支持面1dの間に基部2aに複数のフ
ィン(放熱板)2c、2c、・・を植設した放熱器2の
幾つかの放熱フィン2c、2cを挟んで保持する。な
お、第1の支持面1bと第2の支持面1dの間に放熱フ
ィン2c、2cを挟んで保持するとき、予め第一の支持
面1bと第2の支持面1dとの先端部を互いに僅かに近
づけて間隔を狭めておき、一方の支持面を放熱フィンに
引っかけ同引っかけ点を支点に取付金具を回転するよう
にして他方の支持面で放熱フィンを挟んで保持すること
で、取付金具1で安定に放熱フィン2を保持できる。放
熱器2を保持した取付金具1の基部1aの他方に設けた
脚部1eを回路基板に穿設した穴に挿通して同基板の導
体箔に半田付け等で固定する。放熱器の基部2aに穿設
したネジ穴2bにはトランジスタの放熱板等をネジ止め
して放熱器として稼働させる。なお、このような構成は
回路基板を立てて使用するときに、放熱フィン面を垂直
方向とすることができ空気の対流を助けて放熱効果が良
くなるため、特に有効である。
【0017】本発明による放熱器取付金具の他の実施例
としては、上記のようにして金属片の片側を切り裂いて
第1の支持面1aを作ると共に、同金属片の他方の側片
を切り裂いて第1の支持面1aと同一面内にある2つ目
の第1の支持面1fを設けることもできる。このように
すると、放熱フィンは2つの第1の支持面1a及び1f
と第2の支持面1dの3箇所で押さえれるため、放熱器
2を安定に保持できる。
【0018】本発明による放熱器取付金具の別の実施例
としては、上記のようにして設けた2つ目の第1の支持
面1fから横に延びた面を第1及び第2の支持面と直角
な面となるように折り曲げて第3の支持面1gとする。
この第3の支持面1gで放熱器の基部2aを押さえて保
持する。このようにすることで、取付金具1による放熱
器2の保持が更に安定化する。
【0019】本発明による放熱器取付金具の更に別の実
施例としては、上記のようにして設けた取付金具1の基
部1aに延設する延設部1cの側辺に切欠き1hを設け
る。このような取付金具1で放熱器2を保持するとき、
放熱フィン2c間を延設部1cで塞ぐ面積が減少して、
放熱効果の減少が防止できる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、放熱フィンを2つ
の支持面で挟んで保持する放熱器取付金具とすること
で、小さい放熱器でも安定に保持でき、また放熱器に取
付のための特別な構造を必要としないために、アルミの
押し出し材を切断してそのまま放熱器とすることがで
き、安価な放熱器が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による放熱器取付金具の1実施例の
(A)組立斜視図、(B)取付斜視図である。
【図2】本発明による放熱器取付金具の1実施例の取付
金具の(A)平面図、(B)正面図、(C)側面図であ
る。
【図3】従来の放熱器取付金具の1例を示す(A)放熱
器、(B)取付金具の各斜視図である。
【符号の説明】
1 取付金具 1a 取付金具基部 1b 第1の支持面 1c 延設部 1d 第2の支持面 1e 脚部 1f 2つ目の第1の支持面 1g 第3の支持面 2 放熱器 2a 放熱器基部 2b ネジ穴 2c 放熱フィン 31 放熱器取付金具 31a 舌片部 31b 突片 31c 脚部 32 放熱器 32b ネジ穴 32c 放熱フィン 32d ガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−352391(JP,A) 特開 平7−122836(JP,A) 特開 平4−262563(JP,A) 特開 平4−282856(JP,A) 実開 昭59−29093(JP,U) 実開 昭58−135951(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 7/20 H05K 7/12

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基部に複数の放熱フィン(放熱板)を植
    設して構成した放熱器を回路基板等の被取付物に固定す
    る放熱器取付金具において、前記放熱フィン面に直角な
    面内にある基部と、同基部から略直角に突設した前記放
    熱フィンに略平行な面を有する第1の支持面と、第1の
    支持面と略平行な第2の支持面と、前記基部に延設した
    少なくとも1の脚部を設け、前記第1の支持面と前記第
    2の支持面との先端を互いに僅かに近付けて間隔を狭め
    ておき、前記第1の支持面と第2の支持面の間に少なく
    とも1枚の前記放熱フィンを介在して挟んで保持し、前
    記脚部を被取付物に挿通して取り付けるようにした放熱
    器取付金具。
  2. 【請求項2】 取付金具は1枚の金属片からなり、同金
    属片の一部を切り裂いて残部の基部となる部分に対して
    略直角に曲げて第1の支持面とし、同金属片の他の部分
    を前記基部から延設し、同延設部の先端を同延設部に対
    して略直角に折り曲げて第2の支持面とすることを特徴
    とした請求項1記載の放熱器取付金具。
  3. 【請求項3】 金属片の両側の一部を切り裂いて互いに
    平行な2つの第1の支持面とし、同2つの第1の支持面
    の中央を延設してその先端を同延設部に対して略直角に
    折り曲げて第2の支持面とすることを特徴とした請求項
    2記載の放熱器取付金具。
  4. 【請求項4】 第1の支持面と第2の支持面には、少な
    くとも2枚の放熱フィンを介在させることを特徴とした
    請求項1、請求項2又は請求項3記載の放熱器取付金
    具。
  5. 【請求項5】 第2の支持面は取付金具の基部から延設
    した金属片からなり、同延設部の少なくとも一方の側辺
    を切欠いて構成することを特徴とした請求項4記載の放
    熱器取付金具。
  6. 【請求項6】 第1の支持面及び第2の支持面と略直角
    な平面を有する第3の支持面を設け、放熱器の基部を保
    持するようにすることを特徴とした請求項1、請求項
    2、請求項3、請求項4又は請求項5記載の放熱器取付
    金具。
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