JPH0744007Y2 - トランス - Google Patents
トランスInfo
- Publication number
- JPH0744007Y2 JPH0744007Y2 JP1990022688U JP2268890U JPH0744007Y2 JP H0744007 Y2 JPH0744007 Y2 JP H0744007Y2 JP 1990022688 U JP1990022688 U JP 1990022688U JP 2268890 U JP2268890 U JP 2268890U JP H0744007 Y2 JPH0744007 Y2 JP H0744007Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output terminal
- holding portion
- transformer
- insertion hole
- terminal holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は出力端子を有するトランスに関する。
従来の技術 最近トランスの信頼性の向上について、製品設計および
製造工程の両面から多くの配慮がなされている。本考案
は特に製造工程における信頼性の向上とその確認を容易
にするための部品構造の改良に関するものである。
製造工程の両面から多くの配慮がなされている。本考案
は特に製造工程における信頼性の向上とその確認を容易
にするための部品構造の改良に関するものである。
従来の出力端子を有するトランスの出力端子保持部にお
いては、第3図にその側断面図を示す通り、出力端子保
持部11に設けた出力端子挿入孔11cの上部開口部の周囲
には出力端子12の挿入を容易に行なう為に面取り部11b
が施され、出力端子12は面取部11bに沿って出力端子挿
入孔11cへ挿入されていた。巻線された銅線の端線13は
この出力端子12の基部に、巻きつけされるが、この時1
つの出力端子12に巻き付けられる端線13は複数になる事
が多く、出力端子12に先に巻き付けられた端線13の順次
外側に向って巻きつけられる。その後半田ディップなど
を施して端線13と出力端子12の接続が行なわれる。
いては、第3図にその側断面図を示す通り、出力端子保
持部11に設けた出力端子挿入孔11cの上部開口部の周囲
には出力端子12の挿入を容易に行なう為に面取り部11b
が施され、出力端子12は面取部11bに沿って出力端子挿
入孔11cへ挿入されていた。巻線された銅線の端線13は
この出力端子12の基部に、巻きつけされるが、この時1
つの出力端子12に巻き付けられる端線13は複数になる事
が多く、出力端子12に先に巻き付けられた端線13の順次
外側に向って巻きつけられる。その後半田ディップなど
を施して端線13と出力端子12の接続が行なわれる。
考案が解決しようとする課題 しかしながら従来の構成では、端線13の巻き付け時およ
び半田ディップ時に初期に巻き付けられた端線13が出力
端子保持部11の面取り部11bに入り込み半田付け不良が
発生しやすく、その上その確認が難しいという問題があ
った。
び半田ディップ時に初期に巻き付けられた端線13が出力
端子保持部11の面取り部11bに入り込み半田付け不良が
発生しやすく、その上その確認が難しいという問題があ
った。
本考案は従来の課題を解決するもので出力端子挿入が容
易にできるとともに、出力端子に巻き付けた端線の半田
付けを確実に行なう事ができるトランスを提供する事を
目的としている。
易にできるとともに、出力端子に巻き付けた端線の半田
付けを確実に行なう事ができるトランスを提供する事を
目的としている。
課題を解決するための手段 本考案のトランスはこの課題を解決するために、端子保
持部の挿入孔の開口部は面取りによって他の部分よりも
径が大きくなっているとともに端子に当接する凸部を前
記端子保持部に設けたものである。
持部の挿入孔の開口部は面取りによって他の部分よりも
径が大きくなっているとともに端子に当接する凸部を前
記端子保持部に設けたものである。
作用 この構成により端線の巻き付け時および半田ディップ時
には端線が前記凸部より下へ行く事がなく、しかも出力
端子の挿入を容易に行うことができる。
には端線が前記凸部より下へ行く事がなく、しかも出力
端子の挿入を容易に行うことができる。
実施例 以下本考案のトランスの一実施例について図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
第1図,第2図は本考案の一実施例におけるトランスの
出力端子保持部の上面図および側断面図を示す、出力端
子保持部1には、出力端子挿入孔1cに挿入した出力端子
2が設けてある。出力端子保持部1に設けた出力端子挿
入孔1cの上部開口部周囲の一部に出力端子2の基部の一
部に当接する凸部1aが設けてあり、他の出力端子挿入孔
1cの周囲には面取り1bを設けてある。
出力端子保持部の上面図および側断面図を示す、出力端
子保持部1には、出力端子挿入孔1cに挿入した出力端子
2が設けてある。出力端子保持部1に設けた出力端子挿
入孔1cの上部開口部周囲の一部に出力端子2の基部の一
部に当接する凸部1aが設けてあり、他の出力端子挿入孔
1cの周囲には面取り1bを設けてある。
以上の構成で出力端子2は面取り部1bによって容易に出
力端子挿入孔1cに挿入する事ができ、また出力端子2に
巻き付けられる複数の端線3は凸部1aによって面取り部
1bへ入り込まないようにする事ができる。
力端子挿入孔1cに挿入する事ができ、また出力端子2に
巻き付けられる複数の端線3は凸部1aによって面取り部
1bへ入り込まないようにする事ができる。
考案の効果 以上の実施例の説明で明らかなように本考案のトランス
では出力端子に巻き付けた端線を出力端子保持部に設け
た出力端子挿入孔の上部開口部周囲の一部に設けた凸部
以外の部分で、出力端子保持部より浮かす事により、半
田ディップを確実に行ない、その確認も容易に行なう事
ができる。しかも前記凸部以外の部分には面取り部を設
けているので出力端子の挿入を容易に行なう事ができ
る。
では出力端子に巻き付けた端線を出力端子保持部に設け
た出力端子挿入孔の上部開口部周囲の一部に設けた凸部
以外の部分で、出力端子保持部より浮かす事により、半
田ディップを確実に行ない、その確認も容易に行なう事
ができる。しかも前記凸部以外の部分には面取り部を設
けているので出力端子の挿入を容易に行なう事ができ
る。
第1図は本考案のトランスの一実施例における出力端子
保持部の上面図、第2図は同側断面図、第3図は従来の
トランスの出力端子保持部の側断面図を示す。 1……出力端子保持部、1a……凸部、1b……面取り部、
1c……出力端子挿入孔、2……出力端子。
保持部の上面図、第2図は同側断面図、第3図は従来の
トランスの出力端子保持部の側断面図を示す。 1……出力端子保持部、1a……凸部、1b……面取り部、
1c……出力端子挿入孔、2……出力端子。
Claims (1)
- 【請求項1】端子と、前記端子を挿着する挿入孔を有す
る端子保持部とを備えたトランスであって、前記端子保
持部の挿入孔の開口部は面取りによって他の部分よりも
径が大きくなっているとともに前記端子に当接する凸部
を前記端子保持部に設けたことを特徴とするトランス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990022688U JPH0744007Y2 (ja) | 1990-03-07 | 1990-03-07 | トランス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990022688U JPH0744007Y2 (ja) | 1990-03-07 | 1990-03-07 | トランス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03113808U JPH03113808U (ja) | 1991-11-21 |
JPH0744007Y2 true JPH0744007Y2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=31525697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990022688U Expired - Lifetime JPH0744007Y2 (ja) | 1990-03-07 | 1990-03-07 | トランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0744007Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007207788A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-16 | Tdk Corp | コイル部品の製造方法及び筒状ボビン |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56167525U (ja) * | 1980-05-13 | 1981-12-11 | ||
JPS62174317U (ja) * | 1986-04-25 | 1987-11-05 |
-
1990
- 1990-03-07 JP JP1990022688U patent/JPH0744007Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03113808U (ja) | 1991-11-21 |
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