JPH0743833U - 針取り外し器 - Google Patents
針取り外し器Info
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- JPH0743833U JPH0743833U JP1606593U JP1606593U JPH0743833U JP H0743833 U JPH0743833 U JP H0743833U JP 1606593 U JP1606593 U JP 1606593U JP 1606593 U JP1606593 U JP 1606593U JP H0743833 U JPH0743833 U JP H0743833U
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- blood
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 採血後及び注射後、採血針及び注射針を簡便
に取り外すことができる針取外し器を提供すること。 【構成】 使用済みの採血針をホルダーに装着した状態
で穴11aに差し込む。次にホルダーを1/2〜1回転
程度させると採血針の支持部が穴11bの壁面に当接
し、支持部とホルダーとの螺合が緩んだ状態となる。次
にホルダーを穴11cの凹凸状部11d側に押さえなが
ら移動させると採血針の支持部と凹凸状部11dとの間
のラックとピニオンの機構により支持部が回動し、採血
針がホルダーから離脱する。注射器に注射針を装着した
状態で注射針を穴11aに差し込み、そのまま穴11b
の下方側に押し出す。これによって注射針は注射器から
離脱する。取り外された採血針及び注射針は収集ボック
ス27に溜まる。収集ボックス27は本体26から取り
外され、排棄される。
に取り外すことができる針取外し器を提供すること。 【構成】 使用済みの採血針をホルダーに装着した状態
で穴11aに差し込む。次にホルダーを1/2〜1回転
程度させると採血針の支持部が穴11bの壁面に当接
し、支持部とホルダーとの螺合が緩んだ状態となる。次
にホルダーを穴11cの凹凸状部11d側に押さえなが
ら移動させると採血針の支持部と凹凸状部11dとの間
のラックとピニオンの機構により支持部が回動し、採血
針がホルダーから離脱する。注射器に注射針を装着した
状態で注射針を穴11aに差し込み、そのまま穴11b
の下方側に押し出す。これによって注射針は注射器から
離脱する。取り外された採血針及び注射針は収集ボック
ス27に溜まる。収集ボックス27は本体26から取り
外され、排棄される。
Description
【0001】
本考案は針取り外し器に係り、特に採血後及び注射後の採血針及び注射針を採 血管のホルダー及び注射器から簡便に取り外すための針取り外し器に関する。
【0002】
一般に採血針は図4に示すように、採血針1a及び採血針1bの間にネジ部2 と中心部より各々90°の角度で放射状に突出片3a〜3dが形成された4山タ イプの支持部3とを備えており、支持部2と支持部3との間には鍔部4が形成さ れている。また、突出片は中心部より各々60°の角度で放射状に形成された6 山タイプの支持部を備えたものもある。この採血針は図5に示すようにネジ部2 を採血管のホルダー5の突端部に形成されたネジ部に螺合した状態で装着される 。
【0003】 また、注射針は図6に示すように注射針6の後端部に採血管同様に90°の角 度でそれぞれ突出片7a〜7dが形成された支持部7と筒状の円錐状部8と鍔部 9とを備えている。また、突出片は中心部より各々60°の角度で放射状に形成 された6山タイプの支持部を備えたものもある。この注射針6は図7に示すよう に注射器10の先端部に設けられた管10aが円錐状部8に嵌合された状態で装 着される。採血管の場合、採血した後、採血管のホルダー5から図4(A)に示 す状態の採血針が取り外され、また注射した後、注射器10から図6(A)に示 す注射針が取り外される。
【0004】
従来、このような採血針及び注射針を取り外す場合、各々採血管のホルダー5 又は注射器10を片手に持ち、片方の手に図示してないキャップを持って、キャ ップ内に針の先端部から差し込み、支持部3及び支持部7の部分でそれぞれ採血 管及び採血針及び注射針が装着される。そして、採血後および注射後、針をキャ ップに装填する際に誤って針の先端部で指等を刺す事故が起こるおそれがある。 特に近年、種々の感染により医療従事者が感染する虞れがあり、特にエイズ等の 感染に際しては医療従事者にとっては極めて重要な問題であり、極めて神経をつ かう作業であり、大きな社会問題となっている。
【0005】 本考案の目的は、上記した従来技術の課題を解決し、採血針及び注射針を取り 外す際における事故を完全に防ぎ、採血後及び注射後の採血針及び注射針を採血 管のホルダー及び注射器から簡便に取り外すことができる針取り外し器を提供す ることにある。
【0006】
上記した目的を達成するために、本考案の第1は、使用済の採血針が挿通され る略円形状の第1の穴と、第1の穴に連通し第1の穴に延設され穴の幅が採血針 の支持部の直径より僅かに大きい第2の穴と、第2の穴に連通し採血針の支持部 に形成された突出片が係合可能な凹凸状部を所定の長さ有する第3の穴とからな る採血針取り外し用穴と、使用済の注射針が挿通される第4の穴と、第4の穴に 連通し第4の穴に延設され注射針を移動させるときに注射器の先端部から注射針 の円錐状部を離脱可能な形状を有する第5の穴とからなる注射針取り外し用穴と を設けたことを特徴とする。 また、本考案の第2は、使用済の採血針および使用済の注射針が挿通される略 円形状の第1の穴と、第1の穴に連通し第1の穴に延設され穴の幅が採血針の支 持部の直径より僅かに大きく、かつ、注射針を移動させるときに注射器の先端部 から注射針の円錐状部を離脱可能な形状を有する第2の穴と、第2の穴に連通し 採血針の支持部に形成された突出片が係合可能な凹凸状部を所定の長さ有する第 3の穴とからなる採血針および注射針取り外し用穴を設けたことを特徴とする。
【0007】
本考案の第1においては、使用済の血のり等が付着した採血針を装着したホル ダーを片手に持ち、第1の穴に採血針を挿通させ、第2の穴でホルダーを1/2 回転〜1回転程度させると、採血針の支持部とホルダー先端部との螺合が緩んだ 状態となる。この後、採血針の支持部を第3の穴の凹凸状部に当接した状態でホ ルダーを第3の穴に沿って移動させると、採血針の支持部が回動し、採血針はホ ルダーの先端部より離脱し、本体内に落下する。使用済の注射針を装着した注射 器を片手に持ち、第4の穴に注射針を挿通させ、第5の穴で注射針を下方に移動 させると、注射針は注射器から離脱し、本体内に落下する。離脱した採血針およ び注射針は収納用のボックスや袋等に収納され、所定の容器等に排棄される。 本考案の第2においては、採血針の取り外し操作は、本考案の第1と同様である 。注射針の取り外しの場合、第2の穴で注射器から注射針を離脱させる。
【0008】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は本考案の針取り外し器の一実施例を示す正面図、図2は図1の右側面図 、図3は図1の平面図である。この針取り外し器は、採血針取り外し用穴11と 注射針取り外し用穴12とを備えた箱型の本体13と、取り外された採血針及び 注射針を収納するための引出し型の収納ケース14とから主として構成されてい る。また、本体13には半円形状の切欠部15aを有する採血管載置具15が所 定の間隔をおいて一対設けられている。また本体13の側面には採血管や注射針 を一時的に収納するための収納ボックス16が設けられている。
【0009】 採血針取り外し用穴11の上端部は図5におけるホルダー5の上端部5aがほ ぼ入り込む程度の略円形状の穴11aが形成され、この穴11aより本体13の 外部側になるにしたがって穴径が大きくなるようなテーパー部を備えており、こ の下端部より垂直下方向に垂直穴11bが形成され、この垂直穴11bの下端部 より下方に傾斜した傾斜穴11cが設けられている。垂直穴11bの幅は採血針 の支持部3の径よりも僅かに大きくなっている。また、傾斜穴11cの下側は凹 凸状部11dが設けられている。
【0010】 注射針取り外し用穴12の上端部は図7における注射器10の先端部10bが ほぼ嵌合できる程度の径からなる穴12aが形成され、この穴12aより垂直下 方向に垂直穴12bが設けられている。穴12aおよび垂直穴12bより本体1 3の外部側になるにしたがって穴径が大きくなるようなテーパー部を備えている 。収納ケース14には取手14aが設けられており、この取手14aを介して収 納ケース14を本体13から必要に応じて取り外し可能となっている。更に本体 13の上面には採血管のホルダー5が貫通でき、採血針の鍔部4よりも径の小さ い径からなるホルダー収納用穴17が設けられている。また、本体13の底部に は滑り止め用のゴム部材18が固着されている。
【0011】 次に上記のように構成される針取り外し器の作用について説明する。 まず、ホルダー5から採血針を取り外す場合、図5に示すホルダー5を手に持 ち、採血針1aの先端より採血針取り外し用穴11の上端部の穴11aに差し込 み、ホルダー5の5a部分が穴11aの周囲に形成されたテーパー部で係止する 。この状態でホルダー5をそのまま下方に押し出す。この時の状態を図9(A) に示す。図9(A)は図8におけるの部分の横断面図であり、採血針の支持部 3における突出片3a〜3dが穴11bの壁に接する状態となっており、この状 態でホルダー5を1/2〜1回転程度回動させると、採血針のネジ部2がホルダ ー5のネジ部分より緩めた状態となる。
【0012】 次に採血針を傾斜穴11cに移動させた時の状態を図9(B)に示す。図9( B)は図8のの部分における縦断面図であり、採血針の支持部3に形成された 突出片3a〜3dが凹凸状部11bに形成された溝に係合しながら移動する。し たがってホルダー5を手に持ち、このホルダー5を傾斜穴11cに沿って下方に 押さえながら移動させると支持部3が回動し、ネジ部2がホルダー5の先端内部 に設けられたネジ部より離脱し、の部分で注射針はホルダー5から取り外され 、本体13内で落下して収納ケース14内に収納される。因みに〜の各操作 により採血針を取り外すのに要する時間は2〜5秒程度である。
【0013】 次に注射器10から注射針6を取り外す場合を説明する。まず図7に示す注射 器10を持って注射針6の先端より注射針取り外し用穴12の上端部の穴12a に差し込む。この場合、穴12aの周囲に形成されたテーパー部に注射器10の 10b部分が係止された状態となっており、この状態で注射器を持ったまま垂直 穴12bに向かって下方に押し出す。この時の状態を図10に示す。図10に示 すように垂直穴12bの両サイドの肉厚は下方になるにしたがって厚くなってお り、注射器10を持って下方に押し出すと注射針の円錐状部8が注射針10の1 0a部分より徐々に嵌合状態が解除され、注射針は注射器10から離脱する。因 みに、注射針を取り外すのに要する時間は2秒前後である。
【0014】 このように採血針及び注射針は片手にホルダー5及び注射針10を持ってそれ ぞれの取り外し用穴11及び12内で移動させるのみで簡単に取り外すことがで きる。この際、本体13の下端部にはすべり止め用のゴム部材18aが設けられ ているので、上記した採血針及び注射針の取り外し操作の際に本体13が動くこ とがなく安定して取り外し作業を行うことができる。
【0015】 このようにして本体13内の収納ケース14内に図4(A)に示す状態の採血 針及び図6(B)に示す状態の注射針がそれぞれ収納され、所定の量が溜まった 時に取手14aを持って引出し型の収納ケース14を開け、図示していない排棄 用容器等に排棄される。この場合、従来の採血針の場合、鍔部4の両サイドにそ れぞれキャップをし、また注射針の場合、図6(A)に示す針6側にキャップを してそれぞれ排棄しているために従来は針とキャップの両方を同時に排棄するこ とになり、排棄容量が大きくなる。しかしながら、本考案における針取り外し器 によって取り外された採血針及び注射針は図4及び図6に示す状態であるのでキ ャップを必要とせず、したがって排棄容量を小さくすることができる。
【0016】 上記した実施例においては、凹凸状部11dでは断面略三角形状の溝部が形成 されているが、この凹凸状部11dの変わりに図11に示すような凹凸状部とす ることもできる。すなわち、図11(A)においては、断面矩形状の溝が多数形 成された凹凸状部19とすることができる。
【0017】 図11(B)に示すように上端部は略円形状に形成され、その脚部分は縮径さ れ、所定の間隔をもって多数形成された凹凸状部20とすることもできる。特に 図11(B)に示す凹凸状部20の場合、採血針の支持部3に形成された突出片 3a〜3dが凹凸状部20の凹部21に確実に係止され、支持部3の回動動作を より確実に行うことができる。
【0018】 図12は本考案における採血針取り外し用穴の他の例を示し、図1に示す採血 針取り外し用穴と異なる点は垂直穴11bの垂直方向の長さが短くなっており、 その下端部に窪み状穴が形成され、かつ、この窪み状穴の下端部より右方向にや や上昇した構造となっていることである。この採血針取り外し用穴の場合、の 部分における支持部3を回動させる操作が簡便、かつ確実なものとなり、一連の 採血針取り外し操作が簡便、かつ確実となる。
【0019】 図13は、採血針取り外し用の他の機構を示し、凹凸状部22が形成された穴 23は円弧状に形成され揺動棹24の一端は凹凸状部22を円とした時の中心軸 に相当する部分にピン25が設けられ、揺動棹24はピン25を支点として回動 可能となっている。揺動棹24の先端部には採血針の支持部3が遊嵌される穴が 設けられ、この穴に採血針の支持部3を収納し、揺動棹24を図中矢印で示す方 向に回動させると採血針はホルダー5から離脱する。
【0020】 図14〜図17は本考案の針取り外し器の更に他の実施例を示し、図14はこ の実施例における針取り外し器の斜視図を示している。この針取り外し器は本体 26と収集ボックス27とからなっており、本体26の斜面部には採血針及び注 射針取り外し用穴28が設けられている。この採血針及び注射針取り外し用穴2 8は穴11a、11b及び穴11cがそれぞれ連通されて設けられており、穴1 1cには凹凸状部11dが設けられている。穴11bの部分の構造は、例えば、 図8のの部分の本体の厚みを図1の垂直穴12bの両サイドと同様な構造とす れば、この部分で注射針を注射器10から取り外すことができる。
【0021】 収集ボックス27は、図16に示すようにそれぞれの各内壁面上部には先端部 が底辺と平行に切り欠けされた形状からなる三角形状の折曲片29がそれぞれ設 けられており、また、側壁上端部の一部には円形状の穴27aが設けられている 。本体26の4つの各内壁面には係合片30が各々設けられている。
【0022】 この係合片30は図17(B)に示すように、その底辺部には本体内部側に沿 って下方に傾斜する傾斜端面30aが形成されている。また本体26には本体2 6に収集ボックス27を嵌合する際に収集ボックス27に設けられた穴27aに 対応するように略半球状の突起部26aが設けられている。
【0023】 上記した各折曲片29は収集ボックス27を本体26に嵌合する前の状態では 各折曲片29によって収集ボックス27の上端面が閉鎖された状態になっており 、本体26に収集ボックス27を嵌合させる際には本体26に設けられた各係合 片30に設けられた傾斜端面30aにより各折曲片29が収集ボックス27の内 部側になるにつれて下方に傾斜するようになり、図16に示すように開口部31 が形成される。この状態で採血針及び注射針取り外し用穴28において、前述し たような操作で採血針及び注射針を取り外すと、それぞれ取り外された採血針及 び注射針は折曲片29の傾斜面に沿って下方に移動し、開口部31より収集ボッ クス27内に落下する。
【0024】 このようにしてホルダーから取り外された採血針及び注射器から取り外され た注射針が収集ボックス27内に溜まった場合、収集ボックス27を押さえ、本 体26を上方に引き上げると突起部26aが設けられた部分の本体26が外側に 変形し本体26から収集ボックス27を容易に取り外すことができる。この動作 において、折曲片29の上端面を押圧している係合片30から折曲片29が離脱 するために、折曲片29の変形に応じて折曲片29はそれぞれ元の状態に復帰し 、収集ボックス27の上部は折曲片29によって閉鎖されることになる。この状 態で収集ボックス27を排棄する場合、取り外された採血針及び注射針が外部に 露出されることなく、収集ボックス27内に密封されるので、この収集ボックス 27を排棄する作業中、針が指に刺さる等の事故を回避することができる。
【0025】 このように収集ボックスは取り外された針が溜まると収集ボックス毎排棄する ものであるので、収集ボックス27はプラスチックで形成してもよいが、コスト 的に安価な紙製であってもよい。
【0026】 なお、本体13、26及び収納ケース14、収集ボックス27は各々透明な樹 脂で形成してもよいが、血のり等の付着した針が外部から目視するのを避けるた めには、それぞれ、例えばスリガラス状のように収納ケース14、収集ボックス 27内の取り外された針の量をぼけた状態で目視できるのがよい。また、必要に 応じて本体13の外面に雰囲気を和ませるような模様を現出させてもよい。
【0027】 図1〜図3における凹凸状部11dに対応する傾斜穴11c、図13における 凹凸状部11dに対応する穴11dの片面にゴム等からなる帯状の弾性体を設け ると、傾斜穴11c、穴11c内で採血針を通過させる際、採血針の支持部3を 凹凸状部11d側に押圧することになり、支持部3の回動動作が確実となる。凹 凸状部は本体13、26と同一の材質に限定されるものでなく、例えば、耐摩耗 性のゴム、タイミングベルト等を用いることもでき、これらの材質の場合、採血 針の支持部3に形成される突出片の数が変動する場合、例えば、4山タイプ、6 山タイプ場合にも好適に対応できる。また、ゴム場合、表面を凹凸状に形成して もよく、また、粗面加工したものであってもよく、かつ、摩耗したときに交換可 能なように本体13の傾斜穴11c、本体26の穴11cの部分に着脱自在に装 着することが望ましい。
【0028】 更に、図1〜図3に示す実施例においては、採血針取り外し用穴と注射針取り 外し用穴をそれぞれ別個に設けているが、採血針取り外し用穴と注射針取り外し 用穴とを兼用することもできる。この場合、例えば、図8のの部分の本体の厚 みを図1の垂直穴12bの両サイドと同様な構造とすれば、この部分で注射針を 注射器10から取り外すことができる。
【0029】 また、上記した実施例においては、本体13に引出し型の収納ケース14を着 脱自在に設けているが、例えば、底部が開口した本体の下部に収納袋を着脱自在 に設けてもよい。更に、図1における採血針取り外し用穴11の傾斜穴11cは 必ずしも直線的に設ける必要はなく、円弧状に形成してもよい。また、本体26 の穴11cも同様である。
【0030】 また、採血針取り外し用穴11の穴11aおよび垂直穴11b、注射針取り外 し用穴12の穴12aと垂直穴12bおよび採血針及び注射針取り外し用穴28 の穴11a、11bに形成されるテーパー状部の変わりに段差を形成してもよい 。さらに上記した実施例においては、採血針取り外し用穴11、注射針取り外し 用穴12および採血針及び注射針取り外し用穴28はそれぞれ本体13、本体2 6の側面に設けられているが、本体13、本体26の上面に設けられてもよい。
【0031】 また、箱型の本体13、本体26の代わりに円筒状の本体とすることもでき、 この場合においても、採血針取り外し用穴11と注射針取り外し用穴12、採血 針及び注射針取り外し用穴28は本体の側面又は上面に設けることができる。
【0032】
以上のように本考案によれば、採血後および注射後の採血針および注射針を採 血管のホルダーおよび注射器から取り外す際、ホルダーおよび注射器を片手に持 ち、所定の取り外し用穴に沿って移動させるのみで簡単に取り外すことができる ため、針をキャップに装着する作業を必要としないので指等に針が刺さる等の事 故を未然に防止でき、感染の防止を確実に行うことができる。
【図1】本考案の針取り外し器の一実施例を示す正面図
である。
である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】(A)は本考案の針取り外し器に適用される採
血針を示す説明図、(B)は(A)のA−A矢視図であ
る。
血針を示す説明図、(B)は(A)のA−A矢視図であ
る。
【図5】採血針をホルダーに装着した状態を示す説明図
である。
である。
【図6】(A)は本考案の針取り外し器に適用される注
射針を示す説明図、(B)は(A)のB−B矢視図であ
る。
射針を示す説明図、(B)は(A)のB−B矢視図であ
る。
【図7】注射針を注射器に装着したときの状態を示す説
明図である。
明図である。
【図8】本考案における採血取り取り外し用穴における
採血針の取り外し操作を示すための説明図である。
採血針の取り外し操作を示すための説明図である。
【図9】(A)は図8のの部分における状態を示す状
態図、(B)は図8のの部分における状態を示す状態
図である。
態図、(B)は図8のの部分における状態を示す状態
図である。
【図10】本考案の注射器取り外し用穴における操作例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図11】(A)は採血針取り外し用穴の凹凸状部の他
の例を示す要部断面図、(B)は採血針取り外し用穴の
凹凸状部の更に他の例を示す要部断面図である。
の例を示す要部断面図、(B)は採血針取り外し用穴の
凹凸状部の更に他の例を示す要部断面図である。
【図12】本考案における採血針取り外し用穴の他の例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図13】採血針取り外し用の他の機構を示す説明図で
ある。
ある。
【図14】本考案の針取り外し器の更に他の実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図15】図14の右側面を一部断面で示す要部断面図
である。
である。
【図16】図14の収集ボックス装着時の状態を一部断
面で示す平面図である。
面で示す平面図である。
【図17】(A)は図14の左側面を一部断面で示す要
部断面図、(B)は図16のC−C線断面図である。
部断面図、(B)は図16のC−C線断面図である。
11 採血針取り外し用穴 12 注射針取り外し用穴 13 本体 14 収納ケース 15 ホルダー載置具 16 収納ボックス 17 ホルダー収納用穴 18 ゴム部材 26 本体 27 収集ボックス 28 採血針及び注射針取り外し用穴 29 折曲片 30 係合片 31 開口部
Claims (2)
- 【請求項1】 針の後端部に外周半径方向に突出する複
数の突出片を有する支持部を備えた採血針と、針の後端
部に円錐状に形成され注射針の先端部が嵌合される円錐
状部を備えた注射針とを採血管のホルダーおよび注射器
から採血後および注射後取り外す針取り外し器におい
て、使用済の採血針が挿通される略円形状の第1の穴
と、第1の穴に連通し第1の穴に延設され穴の幅が採血
針の前記支持部の直径より僅かに大きい第2の穴と、第
2の穴に連通し採血針の前記支持部に形成された前記突
出片が係合可能な凹凸状部を所定の長さ有する第3の穴
とからなる採血針取り外し用穴と、使用済の注射針が挿
通される第4の穴と、第4の穴に連通し第4の穴に延設
され注射針を移動させるときに注射器の先端部から注射
針の前記円錐状部を離脱可能な形状を有する第5の穴と
からなる注射針取り外し用穴とを設けたことを特徴とす
る針取り外し器。 - 【請求項2】 針の後端部に外周半径方向に突出する複
数の突出片を有する支持部を備えた採血針と、針の後端
部に円錐状に形成され注射針の先端部が嵌合される円錐
状部を備えた注射針とを採血管のホルダーおよび注射器
から採血後および注射後取り外す針取り外し器におい
て、使用済の採血針および使用済の注射針が挿通される
略円形状の第1の穴と、第1の穴に連通し第1の穴に延
設され穴の幅が採血針の前記支持部の直径より僅かに大
きく、かつ、注射針を移動させるときに注射器の先端部
から注射針の前記円錐状部を離脱可能な形状を有する第
2の穴と、第2の穴に連通し採血針の前記支持部に形成
された前記突出片が係合可能な凹凸状部を所定の長さ有
する第3の穴とからなる採血針および注射針取り外し用
穴を設けたことを特徴とする針取り外し器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1606593U JPH0743833U (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 針取り外し器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1606593U JPH0743833U (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 針取り外し器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0743833U true JPH0743833U (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=11906179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1606593U Pending JPH0743833U (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 針取り外し器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0743833U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020092984A (ja) * | 2018-12-14 | 2020-06-18 | 株式会社エーワンテクニカ | 注射針取り外し容器 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6040060A (ja) * | 1983-08-08 | 1985-03-02 | シユイ チン−ロン | ミニ形注射針廃棄器 |
JPH026056B2 (ja) * | 1984-10-19 | 1990-02-07 | Canon Kk |
-
1993
- 1993-03-09 JP JP1606593U patent/JPH0743833U/ja active Pending
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JP2020092984A (ja) * | 2018-12-14 | 2020-06-18 | 株式会社エーワンテクニカ | 注射針取り外し容器 |
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