JPH0743820A - データ写し込み方法および装置 - Google Patents

データ写し込み方法および装置

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JPH0743820A
JPH0743820A JP18953893A JP18953893A JPH0743820A JP H0743820 A JPH0743820 A JP H0743820A JP 18953893 A JP18953893 A JP 18953893A JP 18953893 A JP18953893 A JP 18953893A JP H0743820 A JPH0743820 A JP H0743820A
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JP
Japan
Prior art keywords
film
imprinting
data
date
cartridge
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP18953893A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Inomata
浩 猪股
Keisuke Uchida
敬介 内田
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Fujifilm Holdings Corp
Fujifilm Microdevices Co Ltd
Original Assignee
Fujifilm Microdevices Co Ltd
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fujifilm Microdevices Co Ltd, Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fujifilm Microdevices Co Ltd
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Publication of JPH0743820A publication Critical patent/JPH0743820A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮影済フィルムに日時データを写し込むデー
タ写し込み装置に関し、レンズ付フィルムに付加機能を
追加することなく、撮影済フィルムの全撮影駒に同一の
日時写し込みを可能とする簡易なデータ写し込み装置を
提供することを目的とする。 【構成】 撮影レンズとシャッタ機構とを有し、初期状
態においてフィルムがパトローネから引き出され巻き上
げられた状態から所定距離巻き戻されており、撮影する
毎にパトローネ中に巻き戻されるレンズ付フィルムで撮
影された撮影済フィルムに撮影日時情報を写し込むデー
タ写し込み方法であって、レンズ付フィルムからフィル
ムを取り出し、フィルムに日時情報を写し込む機能を有
するデータ写し込み装置にフィルムを装填する工程と、
装填されたフィルムをパトローネの中から引き出して巻
き上げ、巻き上げ完了後所定距離巻き戻して撮影駒の位
置合わせを行う工程と、フィルムに駒毎に日時情報を写
し込み、パトローネ中にフィルムを巻き戻す工程とを有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮影済フィルムに日時
データを写し込むデータ写し込み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】撮影日時を写し込む機能を有するカメラ
は、既に市販されており公知である。この種のカメラに
おける撮影日時を写し込む方法は、たとえば各駒の撮影
終了後に行われるフィルム巻き上げ時点で、撮影済の撮
影駒に年月日の情報を写し込むものが一般的である。し
たがって、カメラ毎に日時写し込み機構が必要である。
【0003】一方、レンズ付フィルムとよばれるカメラ
が提供されている。この種のカメラは、取扱いが簡便で
低価格であることを最大の特徴としている。日時写し込
み機構は比較的高価であるため、この機構をレンズ付フ
ィルムに設けることは、本体価格の上昇につながる。し
たがって、日時写し込み機能を有するレンズ付フィルム
は未だ提供されていない。
【0004】レンズ付フィルムで撮影した撮影済のフィ
ルムを日時写し込み機能を有するカメラに装填し、日時
情報を写し込む方法が考えられない訳ではない。しか
し、一般にレンズ付フィルムと通常のカメラではフィル
ムの装填方向が逆である。
【0005】通常のカメラにおいては、パトローネをカ
メラの左側に収納し、撮影の進行と共にカメラ右側に巻
き取り、全駒の撮影終了後パトローネ内に巻き戻す。こ
れに対してレンズ付フィルムでは、初期状態ではフィル
ムはカメラ右側に収納されたパトローネから引き出され
てカメラ左側に収納され、撮影の進行と共にカメラ右側
のパトローネ中に巻き戻される。
【0006】すなわち、レンズ付フィルムで撮影された
フィルムと、通常のカメラで撮影されたフィルムとでは
像の上下関係が互に逆の関係になっている。したがっ
て、上記方法で日時を写し込むと、上下逆の位置に数字
の上下が転倒して日時が写し込まれることになる。ま
た、撮影駒ごとの位置合わせが困難であり、撮影駒ごと
に日時を変更するには操作が煩雑になるという問題もあ
る。
【0007】フィルムに所望のデータを写し込む装置に
関する発明が公告昭62−51456号に開示されてい
る。本開示例について図3を参照して説明する。図3
は、前記開示例によるデータ写し込み装置のブロック図
である。開示例によるデータ写し込み装置は、データ入
力部50、データ記憶部51、駒数検出部52、データ
読出部53、表示部54、写し込み部55およびレリー
ズスイッチ56から構成されている。このように構成さ
れたデータ写し込み装置の動作を次に説明する。
【0008】駒数検出部52は、撮影駒数の次の撮影駒
番号を指定している。データ入力部50から入力された
データは、データ記憶部51の駒数検出部52で指定さ
れた撮影駒番号に対応する領域に記憶される。データを
連続投入することにより、連続した撮影駒番号に対応す
る領域に事前に異なるデータを記憶させておくことも可
能である。
【0009】データ読出部53は、駒数検出部52が指
定している撮影駒番号に対応する領域のデータを記憶部
51から読出し、表示部54および写し込み部55へ供
給する。カメラのレリースボタンが押されると、レリー
ズスイッチ56が閉成され、写し込み部56がフィルム
57にデータ読出部53から供給されたデータを被写体
と共に写し込む。レリーズスイッチ56は、カメラのレ
リーズボタンに連動させないで被写体写し込み後に閉成
してデータを写し込んでもよい。
【0010】このような装置は、内視鏡カメラ等のよう
に、予め撮影対象が知られている被写体の撮影時に関連
データを同時に写し込む場合等に適している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】レンズ付フィルムに日
時写し込み機能を設けると、本体価格が高価になり、低
価格であるという最大の特徴が失われる。
【0012】一方、図3に示す開示例によると、1駒撮
影する毎にデータを写し込むことは可能である。しか
し、全ての撮影済フィルムにデータを写し込むことは、
撮影駒の位置合わせ等の問題があり困難である。
【0013】レンズ付フィルムは、価格の制限から日時
写し込み装置を備えることは困難である。また通常は、
撮影する時まで被写体と共に写し込みたい日時等のデー
タは定まっていない。
【0014】本発明の目的は、レンズ付フィルムに付加
機能を追加することなく、撮影済フィルムの全撮影駒に
同一の日時写し込みを可能とする簡易なデータ写し込み
装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ写し込み
装置は、撮影レンズとシャッタ機構とを有し、初期状態
においてフィルムがパトローネから引き出され巻き上げ
られた状態から所定距離巻き戻されており、撮影する毎
にパトローネ中に巻き戻されるレンズ付フィルムで撮影
された撮影済フィルムに撮影日時情報を写し込むデータ
写し込み方法であって、レンズ付フィルムからフィルム
を取り出し、フィルムに日時情報を写し込む機能を有す
るデータ写し込み装置にフィルムを装填する工程と、装
填されたフィルムをパトローネの中から引き出して巻き
上げ、巻き上げ完了後所定距離巻き戻して撮影駒の位置
合わせを行う工程と、フィルムに駒毎に日時情報を写し
込み、パトローネ中にフィルムを巻き戻す工程とを有す
る。
【0016】
【作用】設定手段に設定されたデータを写し込み手段で
レンズ付フィルムで撮影した撮影済フィルムへ写し込む
ことにより、全撮影駒に同一の日時を写し込むことが可
能になる。日時以外のデータを写し込むことも可能であ
る。
【0017】
【実施例】以下、図1を参照して本発明の実施例による
データ写し込み装置について説明する。図1は、本実施
例によるデータ写し込み装置のブロック図である。
【0018】入力手段1は、フィルムに写し込むデー
タ、たとえば撮影日時を入力するためのテンキー等の手
段である。記憶手段2は、写し込みを行うデータを記憶
する。フィルムにデータ写し込みを行う都度、入力手段
1から写し込みデータを入力し、記憶手段2に記憶させ
てもよい。また、入力手段1は現在日時を計時する時計
を有し、データ写し込みを行う時に、現在日時を記憶手
段2に転送してもよい。この方法は、撮影した当日にデ
ータ写し込みを行う場合にはデータ写し込みを行う都度
写し込みデータを入力する必要がないため便利である。
【0019】フィルム駆動制御手段4は、撮影済のフィ
ルムを装填し、フィルムの巻き上げ、巻き戻しおよび撮
影駒の位置合わせを行う。本実施例で使用したフィルム
駆動制御手段は、通常のカメラのフィルム駆動系と同等
のものである。たとえばデート写し込み機能を有するカ
メラボディを利用することができる。
【0020】レンズ付フィルムは、パトローネからフィ
ルムの全長が引き出され、所定長パトローネに巻き戻さ
れた状態で工場から出荷される。フィルム駆動制御手段
4は、この初期状態を再現するように、まずパトローネ
からフィルムを巻き上げ、全長を巻き上げた後、所定長
をパトローネ中に巻き戻す。撮影駒の位置合わせを行う
時は、フィルムに開けられているパーコレーションの数
を計数し、所望の長さだけ巻き戻すことによって位置合
わせを行う。
【0021】データ写し込み手段3は、ランプと液晶表
示素子を含み、制御手段5からデータ写し込み信号を受
信することにより、データの写し込みを行う。本実施例
で使用したデータ写し込み手段3は、通常のカメラの日
時写し込み装置と同等のものである。ただし、前述した
ように、レンズ付フィルムで撮影されたフィルムの像
は、通常のカメラで撮影された場合と上下が逆になって
いる。そのため日時写し込み部は通常のカメラと上下逆
の位置に配置されている。
【0022】表示手段6は、入力手段1から入力した写
し込みデータまたは入力手段1が有する時計の現在日時
を表示する。スイッチ7は、写し込み開始を指示するた
めのボタンである。このように構成されたデート写し込
み装置を使用して、撮影済フィルムにデートを写し込む
方法について以下に説明する。
【0023】まず最初に、写し込みデータを入力手段1
から入力し、記憶手段2に記憶する。現在日時を写し込
む場合には、この操作は不要である。フィルム駆動制御
手段4の裏蓋を開け、撮影済フィルムを装填する。レン
ズ付フィルムから取り出された撮影済フィルムは、通常
パトローネの中に巻き取られている。したがって、フィ
ルムピッカーでフィルム先端部をパトローネから引き出
して装填する。フィルムの先端を所定の位置に合わせ、
裏蓋を閉じる。
【0024】ここで、スイッチ7を押下する。フィルム
駆動制御手段4がフィルム8を自動的に巻き上げる。巻
き上げが終了すると、駆動手段の回転方向が反転し、1
枚目の撮影駒まで巻き戻す。レンズ付フィルムに内蔵さ
れているフィルムは工場出荷時に全て巻き上げられた
後、一定の長さだけ巻き戻されている。そのため、上記
操作によって正確に1枚目の撮影駒の位置合わせをする
ことができる。
【0025】撮影駒の位置合わせが完了すると、制御手
段5は記憶手段2に記憶された写し込みデータを読み出
し、データ写し込み信号に変換してデータ写し込み手段
3に送出する。
【0026】データ写し込み手段3は、データ写し込み
信号を受信し、データの写し込みを行う。写し込みが完
了すると、フィルム駆動制御手段4がフィルム8を1駒
分巻き戻す。
【0027】制御手段5は、前記と同一のデータ写し込
み信号をデータ写し込み手段3に送出し、データの写し
込みを行う。前記写し込み工程と、フィルム巻き戻し工
程をフィルムの駒数分繰り返す。全駒数分の写し込みが
終了すると、フィルム駆動制御手段4がフィルム8を全
てパトローネの中に巻き戻す。巻き戻しが完了すると、
表示手段6に写し込み終了の表示を行う。
【0028】フィルム駆動制御手段4の裏蓋を開けてフ
ィルムを取り出す。上述の方法により、日時写し込み機
能のないレンズ付フィルムで撮影された撮影済フィルム
の各撮影駒に同一のデータを写し込むことができる。
【0029】図2は、日時写し込み機能を有するカメラ
ボディを利用して作成した日時写し込み装置の構成例を
示す。メインスイッチ11は電源スイッチである。裏蓋
開放レバー12はパトローネを装填、取り出し時に裏蓋
を開放するレバーである。シャッターボタン13は、機
能を変更し、押し下げると日付写し込み開始信号を発生
する。
【0030】図示されていない制御装置は、写し込み開
始信号を受けると、まずフィルムを最後まで巻き上げ、
次に所定長巻き戻して初期状態を設定する。続いて、や
はり図示されていない時計装置からその時の日時を読み
出し、1駒毎巻き戻しながら全撮影駒に同一日時を写し
込む。最後にフィルム全長をパトローネ中に巻き戻す。
【0031】なお、写し込み機構はレンズ付フィルムに
合せて上下を逆に取り付け直してある。また、当日の日
付と異なる日付を写し込む時は、修正用の日付ボタンを
用いる。
【0032】レンズ付フィルムは、一日のうちに全撮影
駒を撮影してしまうような使用形態も多い。このため、
本実施例のような各撮影駒に同一のデータを写し込む簡
易なデータ写し込み装置が適用される場合は多いと考え
られる。
【0033】以上実施例に沿って本発明を説明したが、
本発明はこれらに制限されるものではない。たとえば、
種々の変更、改良、組合せ等が可能なことは当業者に自
明であろう。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
レンズ付フィルム本体に何等付加機能を追加することな
く、各撮影駒に同一のデータを写し込むことが可能とな
る。レンズ付フィルムは、1日の内に全撮影駒を撮影し
てしまうような使用形態が多いと思われるため、本発明
の利用範囲は広いと考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるデータ写し込み装置のブ
ロック図である。
【図2】日時写し込み装置の構成例を示す斜視図であ
る。
【図3】従来例によるデータ写し込み装置のブロック図
である。
【符号の説明】
1 入力手段 2 記憶手段 3 データ写し込み手段 4 フィルム駆動制御手段 5 制御手段 6 表示手段 7 スイッチ 8 フィルム 11 メインスイッチ 12 裏ぶた開放レバー 13 シャッターボタン 50 データ入力部 51 データ記憶部 52 駒数検出部 53 データ読出部 54 表示部 55 写し込み部 56 レリーズボタン 57 フィルム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズとシャッタ機構とを有し、初
    期状態においてフィルムがパトローネから引き出され巻
    き上げられた状態から所定距離巻き戻されており、撮影
    する毎にパトローネ中に巻き戻されるレンズ付フィルム
    で撮影された撮影済フィルムに撮影日時情報を写し込む
    データ写し込み方法であって、 レンズ付フィルムからフィルムを取り出し、フィルムに
    日時情報を写し込む機能を有するデータ写し込み装置に
    フィルムを装填する工程と、 装填されたフィルムをパトローネの中から引き出して巻
    き上げ、巻き上げ完了後所定距離巻き戻して撮影駒の位
    置合わせを行う工程と、 フィルムに駒毎に日時情報を写し込み、パトローネ中に
    フィルムを巻き戻す工程とを有するデータ写し込み方
    法。
  2. 【請求項2】 写し込みデータを設定するための設定手
    段と、 フィルムに前記写し込みデータの写し込みを行うための
    写し込み手段と、 装填されたパトローネからフィルムを巻き上げ、初期状
    態に駆動した後、フィルムをパトローネ中に巻き戻しな
    がら各撮影駒の位置合わせを行い、前記設定手段に設定
    された写し込みデータを前記写し込み手段に転送し、フ
    ィルムの各撮影駒に写し込む制御手段とを有するデータ
    写し込み装置。
  3. 【請求項3】 前記設定手段が時計機構を有し、写し込
    みデータとしてカレンダ上の日付を自動設定できる請求
    項2記載のデータ写し込み装置。
  4. 【請求項4】 前記設定手段に設定された日付を表示す
    るための表示手段と日付を変更できる編集手段を有する
    請求項3記載のデータ写し込み装置。
JP18953893A 1993-07-30 1993-07-30 データ写し込み方法および装置 Withdrawn JPH0743820A (ja)

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Effective date: 20001003