JPH0743696B2 - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH0743696B2
JPH0743696B2 JP60015460A JP1546085A JPH0743696B2 JP H0743696 B2 JPH0743696 B2 JP H0743696B2 JP 60015460 A JP60015460 A JP 60015460A JP 1546085 A JP1546085 A JP 1546085A JP H0743696 B2 JPH0743696 B2 JP H0743696B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、複数の動作モードのうちのいずれかを選択し
て作動させることができるようにした電子機器に関する
ものである。
更に詳述すれば、本発明は、電子式卓上計算機やワード
プロセッサ,電子タイプライタなどにみられるように、
表示器およびデータ入力手段を備え、所定の動作モード
を選択して作動できるようにした電子機器に関するもの
である。
[従来技術] この種の電子機器の一例として電子式卓上計算機を取り
挙げ、その主要部品であるLSIおよび表示器の構成につ
いて分類すると、次のとおりである。
第1に、P-MOS型のLSIを用い、表示器には蛍光表示管を
用いる場合。
第2に、C-MOS型のLSIを用い、表示器には液晶表示器を
用いる場合である。
かかる第1の組み合せによれば、LSIおよび表示器共に
消費電力が大きいという欠点を有する反面、表示が大変
見易いという利点がある。他方、上述した第2の組み合
せによれば、LSIおよび表示器共に消費電力が大変少な
いという利点を有する反面、表示が見にくいという欠点
がある。
また、種々のモードを設定するために、第1の組み合せ
による電子式卓上計算機では四捨五入,小数点,印字等
のモードを指定するための機械的スイッチが設けられて
おり、電源が切断されたときにもモード設定状態が変化
しないように構成されている。他方、第2の組み合せに
よる廉価な電子式卓上計算機においては、データ表示部
とは異った特別のモード表示用シンボルを表示器内に備
え、タッチキーを用いてモードの設定を行うよう構成さ
れている。しかも、この場合には、消費電力の少ないC-
MOS型LSIの採用によりOFFキーの押下による動作停止時
にもそのモード状態を記憶させておき、ひとたび設定し
たモード状態が変化しないように考慮されている。
更に、近年においては、半導体技術の進歩により、C-MO
S型LSIの高耐電圧仕様が製品化され、C-MOS型のLSIと共
に表示器には蛍光表示管を用いるという第3の組み合せ
が実現しようとしている。
しかし、かかる第3の組み合せによる場合には、特別な
モード表示用シンボルを設ける必要性から、表示器の構
成が複雑かつ高価になるという欠点が生じる。
[目的] 本発明の目的は上述の点に鑑み、バッテリ電源の投入を
検出してモード記憶手段に予め定められた作動モードを
記憶させて表示させ、又作動モード指示スイッチからの
作動モード指示に応じてモード記憶手段に指示させた作
動モードを記憶させ、電子機器を作動状態にさせるスイ
ッチにより作動モード記憶手段の作動モードを表示させ
るようにして、操作されたスイッチの種類により作動モ
ードを変更して作動モードを表示して操作者に再確認し
うるようにした電子機器を提供することにある。
かかる目的を達成するために、本発明は、表示手段を備
え、複数の作動モードのいずれかに従って作動する電子
機器において、バッテリ電源の投入状態を検出する検出
手段と、前記電子機器を作動状態にさせる機能、および
前記作動モードを指示することのできる状態にさせる機
能を有する手動スイッチと、複数の作動モードの各々を
指示するモード指示スイッチと、前記バッテリ電源が投
入されていない時にも記憶を保持するメモリに記憶され
ている予め定められた作動モード、又は前記モード指示
スイッチから指示された作動モードを記憶すると共に、
作動状態でない時にも記憶内容を保持する機能を有する
モード記憶手段と、前記バッテリ電源の投入が検出され
た場合、前記電子機器を作動状態にし、前記モード記憶
手段に前記予め定められた作動モードを記憶させて、前
記モード記憶手段の内容を表示記憶手段に記憶させる第
1の記憶制御手段と、前記手動スイッチの押下に応答し
て前記モード記憶手段に記憶されている作動モードを前
記表示記憶手段に記憶させる第2の記憶制御手段と、前
記表示記憶手段の内容を前記表示手段で表示させる表示
制御手段とを備えたことを特徴とする。
[実施例] 以下、実施例に基づいて本発明を詳細に説明する。
第1図は、本発明を適用した印字装置付電子式卓上計算
機の一実施例を示す外観図である。本図において、KBは
数値キー,ファンクションキー等を配設したキーボー
ド、DISPは数値データや演算結果のほか本実施例に係る
動作モードの表示(後に詳述する)を行うための表示装
置、PRは印字出力を行うための印字装置である。
第2図は、第1図に示したキーボードKBおよび表示装置
DISPの一部を拡大して示した図である。ここで、MK1は
表示装置DISPにおける表示態様を選択するためのモード
表示指定キーである。なお、このモード表示指定キーMK
1は本実施例を動作状態にするための電源投入キーとし
ても作用する。
また、MK2,MK3,MK4はそれぞれ四捨五入指定キー、小数
点位置(TAB)指定キー、印字装置PRの紙送りあるいは
印字モードの指定を行う紙送り/印字モード指定キーで
ある。
MPは表示装置DISPの各々の桁位置に対応して描いたモー
ドパターンであり、第1桁目に対応した位置に「5/4」
を、第2桁目には「F」を、第3桁目には「0」を、第
4桁目には「2」を、第5桁目には「3」を、第6桁目
には「+」を、第8桁目には「PRT」の文字を記入して
ある。
MDは表示装置DISPを動作モード表示器として用いた場合
の表示態様を示すものである。ここで、第1桁目(D1)
については、7セグメントの内のdセグメントのみが点
灯しているので、四捨五入スイッチが“オン”の状態を
示している。また、第4桁目(D4)および第8桁目(D
8)のdセグメントがそれぞれ点灯しているので、小数
点位置(TAB)として小数点以下「2」桁を表示するよ
う指定され、且つ印字モードが指定されていることを表
している。
NDは表示装置DISPを数字表示器として用いた場合の表示
態様を示すものである。すなわち、かかる表示態様は電
子式卓上計算機としての通常表示状態を表すものであ
り、置数データや演算結果を表示する。
上述した2種の表示態様MD(モード表示),ND(数字表
示)の切換えは、モード表示指定キーMK1の押下により
切換えることができる。但し、電源投入時にはMD(モー
ド表示)の表示態様に初期設定されている(詳細は第4
図以降において説明する)。
第3図は本実施例の電気的構成全体を示すブロック図で
ある。本図において、キーボード部KBには数値・ファン
クション等を特定するためのキーや既述のモード表示指
定キーMK1,四捨五入キーMK2などのキー群を配設してあ
る。
CPUは1チップのLSIで構成した中央演算処理部であり、
次に示す各々の要素を含んでいる。
まず、キーボード部KBから入力された情報を記憶するメ
モリ部MUを備え、このメモリ部は、数値データを記憶す
るレジスタAR,BR,CRやフラグ情報を記憶するフラグ群FF
のほか種々のモード状態を記憶するための記憶部TAB,M
F,PRT,5/4、4桁のデータをカウントするためのカウン
タCT等から構成してある。なお、レジスタARは表示レジ
スタとしても使用され、レジスタARの内容を表示するこ
とが可能である。これらの各構成要素は、通常のRAM
(ランダム・アクセス・メモリ)を用いて構成する。
上記各々のレジスタに記憶された数値情報や動作モード
指定情報を演算処理するために、各種加算器や判定回路
等を用いて演算部ACを構成してある。
また、CPUには、演算部ACやメモリ部MUのほか、後述す
る入力制御部ICや出力制御部OCを制御するための情報、
ならびに、動作モードに対応した各種処理を制御するた
めの情報を記憶している固定記憶部RUを備えている。こ
の固定記憶部RUは、リード・オンリ・メモリ(ROM)お
よびインストラクション・デコーダ等により構成してあ
る。
上述した入力制御部ICは、固定記憶部RUからの命令に従
って、キーボードKBにキースキャニング信号を出力し、
その信号を受信することにより、操作された数値キー,
ファンクションキーの判別や各種モード指定キーMK1〜M
K4の判別を行う。
上述した出力制御部OCは、入力データや演算結果データ
が格納されているレジスタARの内容をセグメント・デコ
ーダ(図示せず)によってデコードし、これを表示装置
DISPに表示出力させたり、あるいは、レジスタARの内容
を印字装置PRによって印字を実行させるための印字制御
を行うものである。
表示装置DISPは、蛍光表示管により構成される数字表示
器を含んでいる。
BTは本実施例を駆動するための電源部であり、電池を含
んでいる。
ACCは電源投入検出部であり、抵抗,コンデンサ,ダイ
オードを用いて図示の如く構成してある。かかる構成に
より、電池を挿入された時に所定時間にわたってACL端
子をVssレベルに維持し、CPUに対して電源投入を知らせ
る。
Resetキーは本実施例をオール・リセットするためのリ
セットキーであり、ACL端子の電位を電源投入時と同様
の状態に強制的に設定する。
以上の如く構成した本実施例の動作を、第4図に示す表
示状態一覧表および第5図(A),(B)に示すフロー
チャートに従って説明していく。
まず、第3図示の電源部BTに電池が挿入されるか、ある
いはリセットキーが押下されてACL端子に所定の信号が
検出されると、CPUに含まれる固定記憶部RUのオート・
クリア処理番地(通常は、0番地に設定される)から処
理が開始される。かくして、第5図(A)に示すステッ
プS1の処理が実行される。
ステップS1において電源投入が検出されると、次のステ
ップS2において「0→MU」命令が実行される。これは、
メモリ部MUの内容をすべて「0」にクリアするものであ
る。
次に、ステップS3により「1→F5/4」が実行される。す
なわち、四捨五入モードを記憶するフラグを「1」にセ
ットし、四捨五入処理を行うための状態にセットする。
ステップS4では「0→FTAB」が実行される。これは小数
点位置指定状態を記憶しておくTABカウンタとしてFTAB
を用い(4ビット構成とする)、0〜4までをカウント
して小数点位置指定キー(MK3)が指定するF,0,2,3,+
の5通りを記憶するものである。ここでは、「0」にリ
セットされているのでF(フローティング)モードを記
憶する。
ステップS5では、「1→FPRT」が実行され、印字制御モ
ード・フラグFPRTを「1」にセットすることにより印字
制御モード状態が記憶される。その後、ステップS21以
降の処理ルーチン(Cルーチン)へジャンプし、モード
表示を実行するための処理が行われる。
まず、ステップS21により「F→AR」命令が実行され、
表示レジスタであるレジスタAR(第3図参照)内の全て
の桁を表示させないようにするためのブランキングコー
ド「F」を格納する。
次に、ステップS22において「F5/4=1か?」の判別命
令が実行される。いま、ステップS3によりF5/4が1にセ
ットされているので、肯定判定としてステップS23が実
行される。
ステップS23では「E→AR1」が実行される。これによ
り、データコード「E」がレジスタARの第1桁目に転送
される。レジスタAR内の「E」コードは、出力制御部OC
内のセグメントデコーダにより、表示器に含まれる7セ
グメントのうちdセグメントのみを点灯させるものであ
る。なお、かかる機能を実行するための技術は周知の技
術であり、詳細な説明を省略する。また、上記セグメン
トデコーダを変更することによって、dセグメントでな
く他のセグメントのみを点灯させることも可能である。
ステップS24では、TABカウンタFTABが「0」であるか否
かを判別する。ここではステップS4においてFTAB
「0」にリセットされているので肯定判定(YES)され
てステップS25の「E→AR2」が実行される。すなわち、
レジスタARの第2桁目に「E」コードが転送される。
次のステップS26,ステップS28,ステップS30,ステップS3
2により、TABカウンタが1もしくは2もしくは3もしく
は4であるか否かが判別されるが、いずれの場合にも否
定判定とされ(NO)、ステップS27,ステップS29,ステッ
プS31,ステップ33は実行されない。
次いで、ステップS34において「FPRT=1」であるか否
かが判定される。ここでは、ステップS5により「1」に
セットされているので(YES)、ステップS35においてレ
ジスタARの第8桁目に「E」コードを転送する。これに
よって、レジスタAR内には「FFFEFFFFFEE」が記憶さ
れ、第1,2,8桁目に「E」コードが格納される。
ステップS36では、「1→MF」が実行され、モード表示
状態であることを表わすモードフラグ(第3図参照)が
「1」にセットされる。
ステップS37において「DISP ON」命令が出力制御部OCに
出力され、そこでレジスタAR内のデータがデコードさ
れ、第4図に示す表示状態一覧表のNO.1ステップの如
く、表示装置DISPにおいて第1,2,8桁のdセグメントが
表示される。これにより、現在のモードとして四捨五入
モードが選択され且つ小数点位置であるTABはF(フロ
ーティング)モード、印字指定についてはプリントONモ
ードであることが表示可能となる。
ステップS38では「0→CT」が実行され、モード表示状
態を一定時間だけ行うためのカウンタCTが「0」にクリ
アされる。そして、次のキー操作検出ルーチンであるA
ルーチンへジャンプする。
Aルーチンにおける最初のステップS8では「KEY=ON?」
の判別命令が実行され、キーが押下されているか否かが
判定される。全てのキーが未だ押下されていない場合に
は(NO)、ステップS9においてモードフラグMFが1であ
るか否かが判別される。いまはモード表示状態にあり、
モードフラグMFが1にセットされているので(YES)、
ステップS10において「CT+1→CT」の命令が実行さ
れ、カウンタCTの内容が1だけインクリメントされる。
いま、カウンタCTは「0」にリセットされているので、
0+1が実行され、カウンタCTは「1」となる。
次にステップS11では「CT=1000」か否かの判別命令が
実行され、カウンタCTの内容が1000となっていない場合
には、1000に至るまでステップS8→ステップS9→ステッ
プS10→ステップS11→ステップS8→ステップS9…のルー
チンが繰り返される。このループを1回だけ実行するの
に約5msecの時間を費やすようフローを構成することに
よって、1000×5msec=5秒の間にわたりキーの押下が
無い場合にはカウンタCTが1000となり、ステップS11に
おいて肯定判定(YES)となる。かくして、通常表示状
態処理ルーチン(Dルーチン)へのジャンプが行われ
る。
ステップS15では、レジスタAR内にブランキングコード
「F」が再び格納される。
次のステップS16では、レジスタBR内のデータがレジス
タAR内に転送される。いまレジスタBRは「0」にリセッ
トされているので、第1桁目の「0」コードがレジスタ
AR内の第1桁に転送される。
次に、ステップS17ではカウンタCTが「0」にクリアさ
れる。
ステップS18ではモードフラグMFがリセットされる。こ
れにより、モード表示状態が解除され、次のステップS1
9における「DISP ON」命令によりレジスタAR内のデータ
が表示装置DISPに表示される(第4図に示すNO.2ステッ
プ参照)。かくして、表示装置DISPには「0.」が表示さ
れる。
このように、電源投入直後には“モード表示状態”が約
5秒間維持され、その後自動的に“通常表示状態”に戻
る。このモード表示状態時間はステップS11における判
別数を「500」に設定することにより更に短く、また、
「2000」に設定することにより更に長くし、もって所望
の時間の設定を行うことが可能である。
その後、前回と同様Aルーチンへジャンプする。すなわ
ち、ステップS8においてキーが押下されているか否かが
判別され、ステップS9ではモードフラグMFの内容が判別
される。今回はモード表示状態ではなく、モードフラグ
MFはリセットされているので(NO)、再びAルーチン処
理が実行される。かくして、何らかのキーが押下される
までステップS8,ステップS9の処理が繰り返され、
「0.」の表示が継続される。
次に、CPUをオン状態にする電源投入キーの機能を兼ね
たモード表示指定キーMK1を押下した場合について述べ
る。
まず、ステップS8によりキーの押下が検知され(YE
S)、ステップS12において以前に押下されたキーと同じ
であるか否かが判定される。この場合は初めてのキーで
あるので(NO)、ステップS13において表示装置DISPが
消灯される。
ステップS20においては、モード表示指定キーMK1である
か否かが判別される。この場合には肯定判定(YES)と
なるので、前回と同様にモード状態表示処理ルーチン
(Cルーチン)が実行される。すなわち、ステップS21
→ステップS22→ステップS23→ステップS24→ステップS
25→ステップS26→ステップS28→ステップS30→ステッ
プS32→ステップS34→ステップS35→ステップS36→ステ
ップS37→ステップS38→Aルーチンと実行され、第4図
に示すNO.3ステップのモード表示状態となる。
次に、印字装置PRの紙送りを指示する紙送りキーと、印
字モードを指定するためのプリントキーとを兼用した紙
送り/印字モード指定キーMK4が押下された場合の処理
を説明する。
まず、AルーチンのステップS8によりキーの押下が検知
され、次にステップS12において同じキーか否かが判別
される。ステップS12において否定判定(NO)がなされ
ると、ステップS13により表示が消される。
次に、ステップS20においてモード表示指定キーMK1か否
かが判別され(NO)、更にステップS39においてモード
表示状態か否かが判定される。いまMF=1のモード表示
状態であるので(YES)、ステップS40において小数点位
置指定キーMK3か否かが判定される。この場合、否定判
定(NO)が得られるので第5図(B)のBルーチンに制
御が移る。
ステップS44では紙送り/印字モード指定キーMK4である
か否かが判別され(YES)、ステップS45ではプリントフ
ラグFPRTが1であるか否かが判別される。いまは、プリ
ントON状態であり、FPRTが「1」となっているので(YE
S)、ステップS46によりFPRTは「0」にリセットされ
る。
もし、プリントフラグFPRTが「0」であるときには、ス
テップS45からステップS47に移り、FPRTが「1」にセッ
トされる。次に、モード状態表示処理ルーチン(Cルー
チン)へジャンプして、前回と同様の表示処理が実行さ
れる。すなわち、ステップS21→ステップS22→ステップ
S23→ステップS24→ステップS25→ステップS26→ステッ
プS28→ステップS30→ステップS32と進み、ステップS34
における「FPRT=1?」の判別においては、FPRTが既に
「0」にリセットされているので(NO)、ステップS35
は実行されない。従って、レジスタARの第8桁目にはブ
ランクコードが記憶されたままである。
その後、ステップS36→ステップS37→ステップS38→A
ルーチンへと進み、第4図のNO.4ステップに示される如
く、印字モードを表す第8桁のdセグメントが消灯す
る。このように、モード表示状態中に紙送り/印字モー
ド指定キーMK4を押下することにより、印字モードの変
更が可能となる。
次に、小数点位置指定キーMK3が押下された場合の動作
説明を行う。
この少数点位置指定キーMK3(以下、TABキーという)が
押下されると、前回と同様に、ステップS8→ステップS1
2→ステップS13→ステップS20→ステップS39→ステップ
S40と順に実行され、ステップS40においてTABキーか否
かが判別され(YES)、更にステップS41において「FTAB
+1=FTAB」が実行される。すなわち、4ビットのFTAB
フラグが1だけインクリメントされ、FTABの内容が
「0」から「1」に変化する。
次に、ステップS42においてFTABが「5」であるか否か
が判別され、「5」であればFTABの内容を「0」にリセ
ットする。いま、FTABは「1」であるので(NO)、モー
ド状態表示処理ルーチン(Cルーチン)へジャンプし、
前回と同様の表示処理が実行される。すなわち、ステッ
プS21→ステップS22→ステップS23→ステップS24へと移
行する。
ステップS24において、FTABの内容は「1」であるので
(NO)、次のステップS26で肯定判定(YES)となり、ス
テップS27のレジスタARの第8桁目に「E」コードが格
納される。
その後、ステップS28→ステップS30→ステップS32→ス
テップS34→ステップS36→ステップS37→ステップS38→
Aルーチンへと進み、第4図に示すNo.5ステップに示す
如く、第1桁目と第3桁目のdセグメントが点灯する。
これにより、四捨五入モードが指定されているほか、小
数点以下「0」桁を表す「0」モードが指定されている
ことが表示される。小数点位置の設定を「F」から
「0」に変更することが可能となる。
次に再びTABキーを押下すると、前回と同様にAルーチ
ンが実行される。すなわち、ステップS8→ステップS12
→ステップS13→ステップS20→ステップS39→ステップS
40→ステップS41→ステップS42→Cルーチンと実行され
る。その結果、FTABは「2」となり、Cルーチンにおけ
るステップS21→ステップS22→ステップS23→ステップS
24→ステップS26→ステップS28→ステップS29が実行さ
れる。かくして、レジスタARの第4桁目に「E」コード
が転送される。
次に、ステップS30→ステップS32→ステップS34→ステ
ップS36→ステップS37→ステップS38→Aルーチンが実
行され、第4図のNO.6ステップに示す如く、第1桁目と
第4桁目のdセグメントのみが点灯する。これにより、
小数点以下の桁数が「0」から「2」に変更されたこと
が表示される。このように、モード表示状態中にTABキ
ーを押下することにより、モード状態の変更をすること
が可能である。
その後、約5秒間にわたって何のキー押下もなされない
場合には、既に説明したように、第4図のNO.7ステップ
に示す如く、モード表示状態から通常表示状態に遷移す
る。
次に、C-MOS LSIを採用した通常の電子式卓上計算機に
も通常装備されているOFFキーが押下されると、動作オ
ン状態を指定するためのフリップ・フロップFON
「0」にリセットされる。このフリップ・フロップFON
はLSI内部にあるクロック用発振回路(図示せず)をオ
ン/オフ制御するので、リセットされることによりクロ
ック発振を停止させ、もって消費電力の節約を図ってい
る。但し、クロック発振が停止した場合にもメモリ部MU
は電源に接続されたままであるので、記憶されているデ
ータは消滅しない。
このOFFキーが押下されると、ステップS8→ステップS12
→ステップS13→ステップS20→ステップS39→ステップS
52へと進み、OFFキーか否かが判別される。次いで、ス
テップS53において「0→FON」が実行され、第4図のN
O.8ステップに示す如く、表示が消える。
引き続いてONキー(MK1が兼ねている)が押下された場
合の処理について説明する。
ステップS6によりONキーが検知されると、ステップS7に
おいてフリップ・フロップFONが「1」にセットされ
る。これによりクロック発振回路(図示せず)が発振を
開始し、次のCルーチン処理が実行される。
Cルーチンはモード状態表示処理ルーチンであり、ま
た、メモリ部MUのモード情報は保持されているので、上
述と同様にステップS21→ステップS22→ステップS23→
ステップS24→ステップS26→ステップS28→ステップS29
→ステップS30→ステップS32→ステップS34→ステップS
36→ステップS37→ステップS38と実行がなされる。かく
して、第4図のNO.9ステップに示すようなモード表示が
行われる。
次に、モード表示状態中に紙送り/印字モード指定キー
MK4が押下し続けられた場合について動作説明を行う。
まず、AルーチンのステップS8によりキーの押下が検知
され、ステップS12→ステップS13→ステップS20→ステ
ップS39→ステップS40→ステップS44→ステップS45→ス
テップS47と実行されることにより、FPRTが「1」にセ
ットされる。
その後、CルーチンにおいてステップS21→ステップS22
→ステップS23→ステップS24→ステップS26→ステップS
28→ステップS29→ステップS30→ステップS32→ステッ
プS34→ステップS35が実行され、レジスタARの第8桁に
「E」コードが転送される。
次に、ステップS36→ステップS37→ステップS38→Aル
ーチンが実行され、第4図のNO.10ステップに示すよう
なモード表示が行われる。更にそのまま紙送り/印字モ
ード指定キーMK4が押下され続けられると、Aルーチン
のステップS8で肯定判定が行われてステップS12に進
む。そこでは前回と同一のキーが押され続けているか否
かの判別が行われる。当然のことながら同一のキーであ
るので(YES)、ステップS14においてカウンタCTが
「0」にリセットされる。その後、再びAルーチンに戻
り、ステップS8の命令が実行される。
このように、紙送り/印字モード指定キーMK4が押下さ
れ続けている間はステップS8→ステップS12→ステップS
14のルーチンが繰り返され、モード表示状態が維持され
る。
その後、紙送り/印字モード指定キーMK4の押下が解か
れた場合は、AルーチンのステップS8→ステップS9→ス
テップS10→ステップS11が繰り返され、CTカウンタが0
から1000までカウントされる。その後、Dルーチンのス
テップS15→ステップS16→ステップS17→ステップS18→
ステップS19が実行され、紙送り/印字モード指定キーM
K4が離されてから約5秒後に通常表示となる。
次に、モード状態カウンタCTが1000以下となっているモ
ード表示状態中に、モード指定キー以外のキー、例えば
数値キー「5」が押下された場合についての動作説明を
行う。
まず、数値キー「5」が押下されると、Aルーチンのス
テップS8によりキー押下が検知され、続いてステップS1
2→ステップS13→ステップS20→ステップS39が実行され
る。このとき、モード表示状態中であるので、ステップ
S40→ステップS44→ステップS48→ステップS52→ステッ
プS54→ステップS55と進み、ステップS56においてレジ
スタBR内に「5」の置数処理が実行される(これは周知
の技術であるので詳細な説明は省略する)。
その後、通常表示ルーチン(Dルーチン)にジャンプし
て、ステップS15→ステップS16→ステップS17→ステッ
プS18→ステップS19が実行される。このことにより、レ
ジスタBRのデータ「5」が表示され、モード表示状態は
解除される。かくして、第4図のNO.11ステップに示す
如く、モード表示状態中にモード設定キー以外のキーが
操作されると、そのキーが実行され、モード表示状態が
瞬時にして通常表示状態に遷移することになる。
次に、通常表示状態中に各種モード設定キーMK2,MK3,MK
4が押下された場合の動作について説明する。
まず、紙送り/印字モード指定キーMK4が押下される
と、Aルーチン以下の処理が実行される。すなわち、ス
テップS8→ステップS12→ステップS13→ステップS20→
ステップS39と実行がなされる。このとき、モード表示
状態ではないので、ステップS39では否定判定(NO)が
なされ、Eルーチンの処理が実行される。
まず、ステップS52においてOFFキーであるか否かが判別
され(NO)、ステップS54において、いま押下されてい
るキーがモード設定キーであるか否かの判別がなされ
(YES)、更に、ステップS56において紙送り/印字モー
ド指定キーMK4であるか否かが判別される(YES)。よっ
てステップS57において、印字装置の紙送り処理命令が
出力制御部に出力され、記録紙の紙送りが実行される。
このように、紙送り/印字モード指定キーMK4は、通常
表示状態下では、紙送りキーとして動作する。
その後、通常表示処理ルーチン(Dルーチン)へジャン
プして、ステップS15→ステップS16→ステップS17→ス
テップS18→ステップS19の処理が実行され、第4図のN
O.12ステップに示す表示がなされると同時に紙送り処理
が実行されるが、印字モードは変化しない。
同様にして、TABキーMK3または四捨五入指定キーMK2が
押下された場合にも、ステップS8→ステップS12→ステ
ップS13→ステップS20→ステップS39→ステップS52→ス
テップS54→ステップS56→Dルーチンの通常表示処理が
実行される。よって、FTABの内容のみならずF5/4の状態
も変化せず、ノン・オペレーションとなる。
このことは、モード表示指定キーMK1の押下によって確
認することができる。すなわち、モード表示指定キーMK
1が押下されると、ステップS8→ステップS12→ステップ
S13→ステップS20→ステップS21→ステップS22→ステッ
プS23→ステップS24→ステップS26→ステップS28→ステ
ップS29→ステップS30→ステップS32→ステップS34→ス
テップS35→ステップS36→ステップS37→ステップS38→
Aルーチンの処理が実行され、もって第4図のNO.15ス
テップに示す表示が得られる。かかる表示は、第4図の
NO.10ステップにおける表示と同一であり、このことに
より、モード指定に変化のないことが確認される。
なお、本実施例ではモード表示を行うために、7セグメ
ントのうちdセグメントのみを点灯させたが、その他の
セグメントを点灯させ、あるいは、小数点表示エレメン
ト,位取り表示エレメント等を用いることも可能であ
る。
また、これまで述べてきた説明は電子式卓上計算機に関
するものであるが、複数の動作モードに応じた種々の機
能を果たすワードプロセッサ,電子タイプライタ等にも
本発明を適用し得ることは勿論である。
このように本発明の一実施例によれば、同一の表示器を
用いてモード表示と通常表示の切換え表示が可能となる
ので、汎用性ある表示器を用いた廉価な電子機器を実現
することができる。
なお、本発明を電子式卓上計算機に適用した場合には、
上記発明の効果に加えて、次に列挙する格別の効果を得
ることができる。
ONキーもしくはリセットキーを押下した場合には、
モード表示指定キーを押下することなく、表示器が自動
的にモード表示の態様に設定されるので、モード確認の
ためのキー操作を省くことができる。
また、モード表示の状態は一定時間だけ継続し、そ
の後に自動的に通常の表示状態になるよう構成すること
ができる。
モード表示を行っている最中にモード設定キーを押
下したときのみモードの設定を可能とすることができる
ので、より使い易い電子式卓上計算機を得ることができ
る。
[効果] 以上説明した通り本発明では、バッテリ電源の投入状態
を検出する検出手段と前記電子機器を作動状態にさせる
機能、および前記作動モードを指示することのできる状
態にさせる機能を有する手動スイッチと、複数の作動モ
ードの各々を指示するモード指示スイッチと、前記バッ
テリ電源が投入されていない時にも記憶を保持するメモ
リに記憶されている予め定められた作動モード、又は前
記モード指示スイッチから指示された作動モードを記憶
すると共に、作動状態でない時にも記憶内容を保持する
機能を有するモード記憶手段と、前記バッテリ電源の投
入が検出された場合、前記電子機器を作動状態にし、前
記モード記憶手段に前記予め定められた作動モードを記
憶させて、前記モード記憶手段の内容を表示記憶手段に
記憶させる第1の記憶制御手段と、前記手動スイッチの
押下に応答して前記モード記憶手段に記憶されている作
動モードを前記表示記憶手段に記憶させる第2の記憶制
御手段と、前記表示記憶手段の内容を前記表示手段で表
示させる表示制御手段とを設けて、操作されたスイッチ
の種類により作動モードを変更して作動モードを表示し
て操作者に再確認しうるようにすることにより電子機器
の作動を簡単な構成で確認を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である印字装置付電子式卓上
計算機の外観図、 第2図は本実施例に含まれるキーボード部および表示装
置の拡大図、 第3図は本実施例の電気的構成を示すブロック図、 第4図は本実施例を用いたキー操作とその表示内容との
関係を示す図、 第5図(A)および(B)は本実施例を制御するための
手順を示すフローチャートである。 KB…キーボード部、CPU…中央演算処理部、MU…メモリ
部、AC…演算部、RU…固定記憶部、IC,OC…入,出力制
御部、BT…電源部、ACC…電源投入検出部、DISP…表示
装置、PR…印字装置、MK1…モード表示指定キー、MK2…
四捨五入指定キー、MK3…小数点位置指定キー(TABキ
ー)、MK4…紙送り/印字モード指定キー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示手段を備え、複数の作動モードのいず
    れかに従って作動する電子機器において、 バッテリ電源の投入状態を検出する検出手段と、 前記電子機器を作動状態にさせる機能、および前記作動
    モードを指示することのできる状態にさせる機能を有す
    る手動スイッチと、 複数の作動モードの各々を指示するモード指示スイッチ
    と、 前記バッテリ電源が投入されていない時にも記憶を保持
    するメモリに記憶されている予め定められた作動モー
    ド、又は前記モード指示スイッチから指示された作動モ
    ードを記憶すると共に、作動状態でない時にも記憶内容
    を保持する機能を有するモード記憶手段と、 前記バッテリ電源の投入が検出された場合、前記電子機
    器を作動状態にし、前記モード記憶手段に前記予め定め
    られた作動モードを記憶させて、前記モード記憶手段の
    内容を表示記憶手段に記憶させる第1の記憶制御手段
    と、 前記手動スイッチの押下に応答して前記モード記憶手段
    に記憶されている作動モードを前記表示記憶手段に記憶
    させる第2の記憶制御手段と、 前記表示記憶手段の内容を前記表示手段で表示させる表
    示制御手段と を備えたことを特徴とする電子機器。
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