JPH0743453U

JPH0743453U - 無剥離紙巻両面粘着テープ

Info

Publication number: JPH0743453U
Application number: JP7673093U
Authority: JP
Inventors: 志仁葛
Original assignee: 志仁葛
Priority date: 1993-12-31
Filing date: 1993-12-31
Publication date: 1995-08-22

Abstract

(57)【要約】【目的】剥離紙がないでも、くっつかなくて巻状に仕
上げ可能の、無剥離紙巻両面粘着テープを提供すること
にある。【構成】軟らかく、帯状薄い基材１の片面に、粘着剤
２をきわ４の平行線で並列塗布し、粘着剤２が塗布され
ない部分に剥離剤３を塗布する。粘着剤２を塗布した部
分の裏面対称位置に剥離剤３を。剥離剤３を塗布した部
分の裏面対称位置に粘着剤２を、きわ４の平行線で塗布
する。それを巻状に捲くとき、正面の粘着剤２の部分
は、ちょうど捲いた粘着テープ裏面の剥離剤３にあた
る。くっつかなくて巻状に仕上げた無剥離紙巻両面粘着
テープが実現した。【効果】従来の巻両面粘着テープと比べ、本考案は、
剥離紙がないので、貴重な資源が節約する。使い易さが
増えるので、家庭生活にも、オフィスにも、欠かせなく
貴重な道具になる。構造の原因ので、巻状の形が崩れに
くい、粘合したものは、ソフトで、曲がりやすい、子供
の塗り絵製作、写真葉書製作など分野の大活躍を予想さ
れる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案の無剥離紙巻両面粘着テープは、従来の巻両面粘着テープと同じく、多分野に利用されるのものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の巻両面粘着テープは、両面に粘着剤があったので、帯状テープをくっつかないように巻状にするのため、剥離紙が付いてあった。使用に当たって、巻両面粘着テープを片面粘着して、切断したの後、剥離紙を除かなければ、反対面に粘着することができない。しかし、切断圧力を受けたの切断目から、剥離紙を指でなかなかうまく取らない。薄い剥離紙を気が長くて、爪で取ったり、ナイフで取ったりした。外されたの剥離紙が一面散らし、それを見も、片付けも気が腐る。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の巻両面粘着テープは、このような欠点があるので、家庭用品ならとにかく使えるが、オフィス用品や産業用品なら、敬遠されるの原因になり、または、大事な資源が障り物とゴミになるの面もあった。従って、無剥離紙の巻両面粘着テープが要望されたものである。本考案は、この要望を応えて、もっと使い易い、もっと実用的な無剥離紙巻両面粘着テープを開発しようとしたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

いま、その解決手段を図面に追いながら説明する。軟らかい材料で作られ、適当幅の帯状薄い基材１の正面に、適当幅の粘着剤２をきわ４の平行線で、適当幅の空きを空けながら並列塗布し、空き部分に剥離剤３を適当幅で塗布する。粘着剤２を塗布した部分の裏面対称位置に剥離剤３を、剥離剤３を塗布した部分の裏面対称位置に粘着剤２を、適当幅で塗布する。それを端から巻状に捲いて、出来上がったの無剥離紙巻両面粘着テープである。

【０００５】

【作用】

本考案は、以上のような構造であるから、それを巻状に捲くとき、正面の粘着剤２の部分は、ちょうど捲いた粘着テープ裏面の剥離剤３の部分にあたる。即ち、剥離紙がないでも、くっつかなくて巻状に仕上げることが実現した。

【０００６】

【実施例】

なお、本考案は実施に当たって、次のようなことができる。（ａ）本考案の基材１の幅、長さ、厚さについて、特定それることがないが、家庭とオフィスの普通用なら、幅３ｍｍ〜１００ｍｍ、長さ３ｍ〜１００ｍ、厚さ０．００１ｍｍ〜１ｍｍの範囲であれば、充分であるが、産業分野の特別用度なら、範囲を広げることができる。（ｂ）現在の巻粘着テープの基材に使用されている材料は、本考案の基材１として、使用できるが、構造の原因ので、伸び縮みがきかないの材料は最適である。現在の粘着テープに使用されるの粘着剤は、本考案の粘着剤２として使用できるが、構造の原因ので、粘着力強いの粘着剤は最適である。現在の両面粘着テープの剥離紙に使用されるの剥離剤は、本考案の剥離剤３として使用できる。（ｃ）本考案の構造要点は、次の通りである。粘着剤２と剥離剤３を、きわ４の平行実線で、片面あたり六本以上の線が交替で、がっちり並べて塗布したものである。片面あたりの線が多いほど性能良好であり、用途によって、実線、破線、点線を善用することができる。各線の間に、きわ４の脇に、線の中に、空きが開くことができるが、性能がいくぶん悪くなる。正面の材料は、裏面の相克の材料と、位置も幅もきちんと対称すること。位置がずれるほど、性能が悪くなる。粘着剤２の幅は、対称位置の剥離剤３と同じ、それより細いのほうが、性能良好であり、それより広いほど、性能が悪くなる。粘着剤２も、剥離剤３も、幅１ｍｍの等幅線である。用途によって、幅が０．２ｍｍ〜１０ｍｍの範囲に設定することができ、更に、各線の幅が異なるも可能が、反対面相克の材料との位置、幅が対称ないと、性能が悪くなる。（ｄ）本考案の無剥離紙巻両面粘着テープは、実願平５−６１０８２の巻粘着テープ貼り切り器と併用すれば、または、適当の貼り切り器と併用すれば、更に使い易くなる。

【０００７】

【考案の効果】

本考案の無剥離紙巻両面粘着テープは、従来の両面粘着テープと比べ、構造の原因ので、巻状の形が崩れにくい。剥離紙ないので、貴重な自然資源が節約。使い易さが増えるので、家庭生活にも、オフィスにも、欠かせないな道具になる。本考案で粘合したものは、ソフトで、曲がりやすいので、子供の塗り絵製作、写真はがき製作など分野の大活躍が予想される。

【０００８】

【図面の簡単な説明】

【図１】この図は、本考案の要部拡大断面図である。

【図２】この図は、本考案の斜視図である。

【図３】この図は、本考案の実施例（ｃ）の例示要部拡
大図である

【符号の説明】

１…基材２…粘着剤３…剥離剤
４…きわ

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】軟らかい帯状基材１の正面に、粘着剤２
をきわ４の平行線で、空きを空けながら並列塗布し、空
き部分に剥離剤３を塗布布する。粘着剤２を塗布した部
分の裏面対称位置に剥離剤３を、剥離剤３を塗布した部
分の裏面対称位置に粘着剤２を、きわ４の平行線で塗布
する。それを巻状に捲いて、出来上がったの無剥離紙巻
両面粘着テープ。